JP2007086141A - 撮像光学ユニットおよび撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】反射部材を使用状態から退避状態に切り換える場合、全長が長くなる。又複雑な機構を必要とし、部品点数が多くなる。又製造コストが高くなる。これらを、簡素であり、小型であり、光学部材の偏芯誤差の小さい撮像光学ユニットと撮像装置を提供する。
【解決手段】第1の光軸(76)に沿って撮影対象側から入射する光束を第2の方向に折り曲げる反射部材(81)保持する第1保持部材と、第2の光軸に沿って後続レンズ群(86)を保持する後続群保持部材と、第1保持部材を回転させる回転軸と、回転させる駆動部とを備え、使用状態から退避状態に回転軸の周りに回転自在に構成する。
【選択図】図3

Description

本発明は、光を撮像素子に導く撮像光学ユニットに関し、特に、折り曲げ光学系の光学部材を沈胴させる撮像光学ユニットに関する。
近年、パーソナルコンピュータの普及に伴い、手軽に画像をパーソナルコンピュータに取り込めるデジタルカメラが普及している。また、モバイルコンピュータ、携帯電話、情報携帯端末(PDA:Parsonal Digital Assistant)等の情報処理機器にデジタルカメラを組み込むことも一般化している。このようなデジタルカメラの普及にともない、より小型であるデジタルカメラが要望されるようになり、撮像光学ユニットも一層の小型化する必要がある。
そこで、撮像光学ユニットを小型にするために、撮像光学系を光路の途中で折り曲げ、変倍しても光路長を変化させずに小型化を図る提案がされている。(特許文献1,2)これらは光路上に反射部材を設けて、光路を略90度折り曲げた後、後続レンズ群で撮像素子上に光学像を形成させるものである。
しかしながら、上記2件の文献においては、反射部材より撮像物側にレンズが配置されるために、デジタルカメラの奥行き方向の大きさが、反射部材と撮像物側のレンズとの長さにより規制されていた。
この課題を解決するために、反射部材を移動させ、反射部材の移動により生じた空間にレンズを退避させて、未使用時に小型化する提案がされている。(特許文献3、4)
特開2000−131610号公報 特開2004−69808号公報 特開2003−43354号公報 特開2003−169236号公報
ところが、特許文献3、4においては、反射部材を使用状態から退避状態に切り換える場合に、反射部材を後続レンズ群の可動範囲位置に案内軸に沿って移動させることになり、また、退避状態から使用状態に切り換える場合に、反射部材を光軸上の所定位置に移動させ、レンズを別の移動手段により光軸上の所定位置に移動させることになる。
しかし、この構成では、撮像光学系の後続レンズ群のズームによる移動量を確保するのに全長が長くなるか、または、反射部材の収納空間を確保するのに後続レンズ群を沈胴させる複雑な機構が必要となる。さらに、撮像する使用状態において、レンズと反射部材を個別の移動手段で移動させ、また、レンズと反射部材を個別の保持部材で保持するために、レンズと反射部材との間で光軸の偏芯が発生し、撮像光学系の画質が低下する。また、レンズと反射部材を個々の保持部材で保持し、個々の移動手段が必要であるために、部品点数が多く、機構が複雑になり、製造コストが高くなる。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、退避機構が簡素であり、小型であり、光学部材の偏芯誤差の小さい撮像光学ユニットと撮像装置を提供することを目的とする。
上記の課題は次の構成により解決される。
(1) 撮像素子に光を導く撮像光学ユニットにおいて、
第1の光軸に沿って撮像対象側から入射する光束を略直角の第2の光軸方向に折り曲げる反射部材と、
前記反射部材を保持する第1保持部材と、
第2の光軸に沿って前記反射部材からの光束を撮像素子に結像させる後続レンズ群を保持する後続群保持部材と、
前記第1保持部材に係合して前記第1保持部材を回転させる回転軸と、
前記回転軸を回転させる駆動部とを備え、
前記第1保持部材は、前記撮像光学ユニットの鏡枠に収納する位置と突出する使用位置との間を前記回転軸の周りに回転自在に構成されていることを特徴とする撮像光学ユニット。
(2) 前記第1保持部材は、前記反射部材とともにレンズを一体に保持し、前記後続群保持部材とは別体で前記鏡枠に保持されることを特徴とする(1)に記載の撮像光学ユニット。
(3) 前記回転軸は、第1の光軸に対して垂直であり、かつ第2の光軸に対して垂直であり、前記第1保持部材を収納位置と使用位置とに移動させるように前記回転軸の周りに回転させることを特徴とする(1)または(2)に記載の撮像光学ユニット。
(4) 前記回転軸は、第2の光軸の方向に移動し、前記第1保持部材を第2の光軸に沿って前記後続レンズ群に向かって移動させることを特徴とする(3)に記載の撮像光学ユニット。
(5) 前記回転軸は、第2の光軸に対して平行であり、前記第1保持部材を収納位置と使用位置とに移動させるように前記回転軸の周りに回転させることを特徴とする(1)または(2)に記載の撮像光学ユニット。
(6) 前記反射部材は、第1の光軸の方向からみて矩形の形状であり、折り曲げる方向を矩形の長手方向とすることを特徴とする(5)に記載の撮像光学ユニット。
(7) 前記第1保持部材は、円形状の外形の一部を光軸から所定高さ位置で切り欠いた形状を有するレンズを保持することを特徴とする(1)乃至(6)のいずれか1項に記載の撮像光学ユニット。
(8) 前記後続群保持部材は、複数のレンズ群を変倍可能であるように第2の光軸方向に移動自在に保持することを特徴とする(1)乃至(7)のいずれか1項に記載の撮像光学ユニット。
(9) (1)乃至(8)のいずれか1項に記載の前記撮像光学ユニットと、前記撮像光学ユニットによって導かれた光を受けて画像を撮像する撮像素子を備えることを特徴とする撮像装置。
(10) 電源をオンとオフに切り換えることができる電源ボタンを備え、前記第1保持部材が使用位置にある状態で、前記電源ボタンをオフにしたとき、前記駆動部を制御して前記第1保持部材を使用位置から収納位置へ移動させる制御手段を有することを特徴とする(9)記載の撮像装置。
本発明は、反射部材を保持する保持部材を収納する位置と突出する使用位置との間を回転軸の周りに回転自在に構成することにより、撮像光学ユニットの小型化、機構の簡素化、製造コストの低減化をすることができる。また、反射部材とともにレンズを一体に保持して、保持部材を回転軸の周りに回転させることにより、光学部材の偏芯誤差の小さい高画質の撮像光学ユニットとすることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。デジタルカメラ1の外観を図1に模式的に示す。図1において、(a)は正面図、(b)は背面図であり、点線部は後述するデジタルカメラ1の内部にある撮像光学ユニットを表している。
デジタルカメラ1は、概ね直方体状の筐体10を有しており、通常の撮像時には筐体10の最も短い辺の方向である、図1の紙面に垂直な方向を奥行き方向、図1の左右方向を横方向、図1の上下方向を縦方向と定める。なお、デジタルカメラ1が撮像する画面は、横方向に長く、縦方向に短い矩形の範囲である。
デジタルカメラ1は、前面に、対物窓11、フラッシュ発光部13、セルフタイマーランプ14、背面に、表示部15、モード設定スイッチ16、十字キー17、複数の操作キー18、上面に、レリーズボタン19、電源ボタン20を備えている。
対物窓11は開閉可能であり、対物窓11を開くと、撮像光学ユニットに含まれる後述の第1レンズ群が現れる。フラッシュ発光部13は撮像対象を照明するフラッシュ光を発する。セルフタイマーランプ14は、セルフタイマー撮像の準備が進行中であることを点灯により示す。
表示部15は、液晶表示器から成り、撮像した画像のほか、デジタルカメラ1の設定状況、操作案内等の諸情報を表示する。モード設定スイッチ16は、スライド式であり、デジタルカメラ1の動作モードの設定に用いられる。
十字キー17は、上下左右に4つの接点を有しており、表示部15に表示されるカーソルの移動に用いられる。デジタルカメラ1は、撮像光学ユニットとしてズームレンズを備えており、十字キー17はその焦点距離の調節にも使用される。操作キー18は、表示部15に表示する項目の切り換え、表示した項目の選択等、デジタルカメラ1の機能に関する設定に用いられる。レリーズボタン19は2段階で動作し、記録する画像の撮像準備の指示と、記録する画像の撮像の指示に用いられる。
図2にデジタルカメラ1の構成を模式的に示す。デジタルカメラ1は、撮像光学系12および表示部15のほか、撮像素子26、信号処理部22、記録部23、操作部24、撮像光学系駆動部25および制御部26を有している。撮像素子26はCCDエリアセンサであり、画素ごとの受光量を表す信号を出力する。信号処理部22は、撮像素子26の出力信号を処理して、撮像した画像を表す画像データを生成する。記録部23は、信号処理部22が生成した画像データを着脱可能な記録媒体23aに記録し、また、画像の再生表示のために、記録媒体23aから画像データを読み出す。操作部24は、前述の諸ボタン16〜20の総称であり、使用者が操作したボタンに関する情報を制御部26に伝達する。
撮像光学系駆動部25は、いくつかのモータとその駆動力を撮像光学系12のレンズ群に伝達する伝達機構を有しており、撮像光学系12の所望の焦点距離と焦点位置にするためにレンズ群を駆動させる。制御部26は操作部24を介して与えられる指示に応じて各部を制御する。
図3を参照しながら第1の実施形態を説明する。図3は、鏡枠70に保持される撮像光学系の透視図であり、(a)は撮像光学系が使用状態にある場合を模式的に示し、(b)は撮像光学系を収納した状態を模式的に示し、(c)は撮像光学系をさらに収納した状態を模式的に示す。
第1の光軸76は、図1において紙面に垂直な方向に相当し、デジタルカメラ1の奥行き方向にある。第2の光軸77は、図1において左右方向であり、デジタルカメラ1の横方向にある。第1の光軸76と第2の光軸77は略直角に配置されている。
撮像光学系12は、撮像対象側から順に、第1レンズ群81と後続レンズ群86からなり、図3(a)において、撮像対象を撮像素子88に結像させる。
第1レンズ群81は、撮像対象側から順に、レンズ81a、プリズム85、レンズ81bを有し、レンズ81a、81bとプリズム85は、後述する保持部材に一体に固定保持される。
レンズ81aは、撮像光学系12の最も撮像対象側で第1の光軸上にあり、鏡枠70から外に突出しており、レンズ81bは、第2の光軸上にある。
プリズム85は、断面が直角二等辺三角形の三角プリズムであり、互いに直交する2つの面85a、85bの一方の面85aがレンズ81aに対向し、他方の面85bがレンズ81bに対向し、さらに、斜面85cが、第1の光軸76と第2の光軸77との交点上に位置し、かつ、第1の光軸76と第2の光軸77に対して45°を成すように配置され、第1の光軸76を第2の光軸77の方向に略直角に折り曲げる。
後続レンズ群86は、第1レンズ群81の像面側にあり、少なくとも2つのレンズ群からなり、各レンズ群が移動することにより、撮像光学系12が変倍される。
回転軸27は、プリズム85の面85bと斜面85cの頂点の近傍にあり、第1の光軸76に対して垂直であり、かつ第2の光軸77に対して垂直である位置にあり、第1レンズ群81の保持枠に設けられている。また、回転軸27は、回転可能であり、第2の光軸の方向に移動可能であるように鏡枠70に軸支されている。
バリア21は、鏡枠70に移動可能に保持され、対物窓11を開閉し、使用状態では第1の光軸76からから退避して、第2の光軸に対してレンズ81aと並ぶように配置され、収納状態では第1の光軸76上にあり、第1レンズ群81を覆う位置にある。
撮像光学ユニットの使用状態と収納状態に至る動作を説明する。使用状態である図3(a)において、回転軸27がプリズム85を後続レンズ群86から遠ざける方向(矢印方向)に回転して、プリズム85の斜面85cが第2の光軸77とほぼ並行になるまで回転されると、レンズ81a、81bとプリズム85を保持する保持枠が、図3(b)に示す位置に至り、鏡枠70から突出するレンズ81aが鏡枠70内に収納される。レンズ81aが収納されると、バリア21が第1の光軸76に向かう方向に移動可能である状態となる。
次に、図3(b)の状態において、回転軸27が、矢印で示すように、第2の光軸77の方向において像面側に駆動されると、第1レンズ群81は、第2の光軸77の方向において像面側に移動し、後続レンズ群86に近接して配置され、図3(c)に示す位置に至り、鏡枠70内に収納される。このとき、バリア21は、第1の光軸76に向かう方向に駆動され、第1の光軸76上に至り、第1レンズ群81を覆う。
このことにより、使用しない状態において、撮像光学ユニットをデジタルカメラ1の奥行き方向に小さくすることができる。
なお、第1レンズ群81の使用状態から収納状態への移動は、回転して平行移動する回転軸に替えて、カム機構を用いても良い。
次に、カム機構を用いた撮像光学ユニットを、図4、5を参照しながら説明する。図4は撮像光学ユニットの内部構成を模式的に示す正面透視図。図5は撮像光学ユニットの動作を示し、(a)は撮像光学ユニットの使用状態を示す模式図、(b)は収納途上を示す模式図、(c)は収納状態を示す模式図である。
撮像光学ユニットは、鏡枠70内に、第1レンズ群81と、第2レンズ群82、第3レンズ群83、および第4レンズ群84より成る後続レンズ群86とを有する撮像光学系12を備え、撮像光学ユニットの後方に、CCDエリアセンサ等の撮像素子88と、光学的ローパスフィルタ87を備えていて、撮像対象からの光を撮像光学ユニットによって撮像素子88上に結像させる。撮像光学ユニットおよび撮像素子88は、デジタルカメラの筐体10の横方向において中央付近に配設されている。撮像素子88は筐体10に固定されており、ローパスフィルタ87は、撮像素子88に固定されている。
第2レンズ群82と第3レンズ群83の移動によってズーミングすなわち焦点距離の変更が行われ、第3レンズ群83の移動によってフォーカシングすなわち撮像対象に対する焦点の調節が行われる。ズーミングとフォーカシング時に、第1レンズ群81と第4レンズ群84は固定である。撮像時と非撮像時の切り換えにおいて、第1レンズ群81は移動可能である。
撮像光学系12の詳しい構成を図6に示す。撮像光学系12は、撮像対象側から順に正の屈折力の第1レンズ群G1、負の屈折力の第2レンズ群G2、正の屈折力の第3レンズ群G3、負の屈折力の第4レンズ群G4を有する。開口径可変の絞りSが第2レンズ群G2と共に移動する。第2レンズ群G2、第3レンズ群G3及び第4レンズ群G4が図3、図4に示す後続レンズ群86である。
また、図6は、撮像光学系の広角端における無限遠合焦状態を示し、矢印はズーミングに際してのレンズ群G1〜G4の位置を表している。矢印の基端が広角端、先端が望遠端に対応する。なお、ズーミングに際し固定であるレンズ群には矢印を示していない。
ズーミングは第2レンズ群G2、第3レンズ群G3を移動させて行い、広角端から望遠端へのズーミングは、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の間隔が減少し、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の間隔が増大し、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4の間隔が減少するように変化することによって行われる。
広角端および望遠端での焦点距離はそれぞれ7.1mmおよび20.8mmであり、したがって、変倍比は3である。広角端および望遠端でのF数はそれぞれ2.7および5.1である。また、中間焦点距離が14.6mmであるときのF数は4.16である。
撮像光学系12のコンストラクションデータを表1に示す。表1において、曲率半径をrで示し、撮像対象側から順に番号を付し、軸上間隔をdで示し、撮像対象側からの軸上間隔を表の上から順に表している。ズーミングにより変化する軸上間隔については、広角端と中間の焦点距離と望遠端での値を、左から順に表している。屈折率、アッベ数をN、νで示し、撮像対象側からの屈折率、アッベ数を表の上から順に表している。また、屈折率およびアッベ数はd線に対するものであり、屈折率およびアッベ数は空気については省略してある。なお、非球面については面番号の末尾にアスタリスク(*印)を付している。撮像素子が最終面の後ろに配置されている。距離の単位はmmである。
Figure 2007086141
非球面は次の式1で定義している。
X(H)=C・H2/{1+(1−ε・C2・H21/2}+ΣAk・Hk ・・・式1
ここで、Hは光軸に対して垂直な方向の高さ、X(H)は高さHの位置での光軸方向の変位量(面頂点基準)、Cは近軸曲率、εは2次曲面パラメータ、kは非球面の次数、Akはk次の非球面係数である。非球面に関するデータを表2に示す。
Figure 2007086141
撮像光学系12の収差を図7に示す。球面収差の線dはd線の収差、線gはg線の収差、線cはc線の収差である。線SCは正弦条件不満足量を表している。また、非点収差の線DMおよび線DSはそれぞれメリジオナル面およびサジタル面での収差である。単位は、歪曲の横軸のみ百分率であり、他の軸については全てmmである。
次に、図4、図5に戻って、撮像光学系12の保持構成、移動機構構成を説明する。第1レンズ群81(図6のG1)は第1保持枠71に保持されており、第2レンズ群82(図6のG2)は第2保持枠72に保持されており、第3レンズ群83(図6のG3)は第3保持枠73に保持されている。第4レンズ群84(図6のG4)は第4保持枠74に保持されている。
ガイド軸36は、その端部が鏡枠70に固定され、第2保持枠72,第3保持枠73の光軸方向への移動を案内する。
ガイド軸37は、光軸77に対してガイド軸36と対向する位置に設けられ、その端部が鏡枠70に固定され、第2保持枠72,第3保持枠73が回転しないように係合している。
駆動軸47は、ガイド軸36,37と平行であり、モータ42の回転軸と結合し、その外周面に螺旋状のねじが形成され、第1保持枠71の後述する係合部、第2保持枠72の後述する係合部のねじに螺合している。
駆動軸48は、ガイド軸36,37と平行であり、モータ43の回転軸と結合し、その外周面に螺旋状のねじが形成され、第3保持枠73の後述する係合部のねじに螺合している。
第3保持部材73は、ガイド軸37に接する直進ガイド部33bが設けられ、第3保持部材73がガイド軸36に対して回転しないように、ガイド軸37に係合している。
また、第3保持部材73は、ガイド軸36に嵌合する摺動ガイド部33aが設けられ、第3保持部材73が摺動時に傾かないように嵌合している。
また、第3保持部材73は、モータ43の駆動軸48に螺合する係合部33cが設けられ、駆動軸48が回転すると、直進ガイド部33bとの連係により、第3保持部材73が光軸方向に直進移動する。
第2保持部材72は、ガイド軸37に接する直進ガイド部32bが設けられ、第2保持部材72がガイド軸36に対して回転しないように、ガイド軸37に係合している。
また、第2保持部材72は、ガイド軸36に嵌合する摺動ガイド部32aが設けられ、第2保持部材72が摺動時に傾かないように嵌合している。
また、第2保持部材72は、モータ42の駆動軸47に螺合する係合部32cが設けられ、駆動軸47が回転すると、直進ガイド部32bとの連係により、第2保持部材72が光軸方向に直進移動する。
また、第2保持部材72は、鏡枠70のストッパ63に当接する当接部32dが設けられ、また、鏡枠70との間に圧縮ばね61が架設され、焦点距離の広角端から収納端の間では、圧縮ばね61に付勢され、常に当接部32dがストッパ63に当接し、広角端から望遠端の間では、第2保持部材72が圧縮ばね61に抗して移動可能になっている。
鏡枠70は、第2の光軸77と平行であるガイドスロット55、収納の移動を案内する形状のカムスロット57が設けられ、第1保持枠71をガイドスロット55、カムスロット57に沿って移動させる。
また、鏡枠70は、ストッパ64が設けられ、使用状態である撮像時に、第1保持枠71の当接部65が常にストッパ64に当接して、第1レンズ群81の第1の光軸76方向の位置決めをしているとともに、径方向において保持している。
第1保持部材71は、鏡枠70のガイドスロット55に係合して移動するガイド軸54、鏡枠70のカムスロット57に係合して移動するカム軸56が設けられ、第1保持部材71がガイドスロット55、カムスロット57に沿って移動して、使用位置と収納位置に至る。
連動部31は、第1保持枠71のガイド軸54が固定されて係合するとともに、モータ42の駆動軸47に螺合する係合部34cが設けられ、係合部34cが駆動軸47の回転に際し回転を規制して直進する構成であり、駆動軸47が回転すると、連動部31が光軸方向に直進移動する。
また、連動部31は、鏡枠70との間に引っ張りばね60が架設され、焦点距離の広角端から望遠端の間では、引っ張りばね60に付勢され、第1保持部材71の当接部65がストッパ64に常に当接し、広角端から収納端の間では、引っ張りばね60に抗して、連動部31とともに第1保持部材71が移動可能になっている。
また、撮像対象からの光を遮断して撮像素子88の露光を制御するシャッタユニット50を備えている。
以上のように構成された本実施形態のデジタルカメラ1の撮像光学ユニットの動作を、以下に説明する。
デジタルカメラ1が使用状態にあるときには、図4、図5(a)に示すように第1保持枠71が鏡枠70から突出している。
次に、撮像を終了するために、使用者が電源ボタン20の操作を行うと、制御部26は、電源の状態をオン状態からオフ状態に切換える制御を実行する。制御部26は、第1保持枠71を使用位置から収納位置へと移動させ、次にバリア21を閉じるための制御を行う。
即ち、電源ボタン20からの信号を受けて制御部26は、モータ42、43を駆動制御して、第2保持枠72、第3保持枠73を広角端である初期位置へと移動させる。
次に、制御部26は、モータ42をさらに駆動制御して、駆動軸47を回転駆動させる。
これにより、連動部31は、引っ張りバネ60の付勢力に抗して、第2の光軸77に沿って撮像素子88の方向に移動する。連動部31の撮像素子88の方向への移動に伴い、第1保持枠71に備えられたガイド軸54がガイドスロット55に沿って案内されるとともに、カム軸56がカムスロット57沿って回転移動して、第1保持部材71が第2の光軸77に沿って撮像素子88の方向に移動しながら回転して、図5(a)から(b)に至る。
さらに移動して、図5(c)に示す、第1保持枠71が所定の退避位置に到着したときに、第1保持枠71が位置検出部(不図示)により退避位置を検出されると、モータ42を停止すべく信号が発生する。これを受けて制御部26は、モータ42の回転駆動を停止する制御を行う。また、第1保持枠71の退避位置を検出すると、バリア21を閉じ方向に駆動すべく信号が発生し、制御部26は、バリア21駆動用モータ(不図示)を駆動制御して、バリア21を駆動させ、バリア21は、第1保持枠71が退避した空間を遮蔽する。
このようにして、使用状態において鏡枠70から突出していた第1保持枠71は、鏡枠70内に収められるのと同時に、後続レンズ群86の特定の焦点距離において、後続レンズ群86に近接する空間に収納される。
なお、使用可能状態にしてズーミングするには、電源ボタン20をオフ状態からオン状態に切り換えると、制御部26は、バリア21を開くための制御を行って、その後、モータ42を駆動制御して、第1保持枠71を収納位置から広角端である初期位置に移動させる。次に、十字キー17で所望の焦点距離を設定すると、十字キー17からの信号を受けて制御部26は、モータ42、43を駆動制御して、第2保持枠72、第3保持枠73を設定された焦点距離に対応する位置に移動させる。
以上説明したように、光軸を折り曲げる光学系を備えた撮像光学ユニットにおいて、プリズム85を有する第1保持部材71を光軸に垂直である軸の周りに回転させる構成にすることにより、第1保持部材71が使用位置と収納位置に移動可能であり、収納位置において撮像光学ユニットをデジタルカメラ1の奥行き方向に小さくすることができる。
使用位置と収納位置に至る機構を、第1保持部材71のカムスロット57とガイドスロット55を有する連動部31を用い、回転移動と平行移動とを同時に行う構成にすることにより、部品点数が削減し、作動機構の簡素化、製造コストの低減をすることができる。
第1保持部材71に、第1レンズ群81を構成する光学部材のすべて、つまりプリズム85、レンズ81a、81bを一体に保持させて、使用位置と収納位置との間を移動させる構成とすることにより、作動機構の簡素が図れるとともに、使用位置において、特に繰り返しの切り換えにおける使用位置において、光学部材の位置が安定して、偏芯誤差が小さくなり、高画質の撮像光学ユニットとすることができる。
以下、第2の実施形態のデジタルカメラについて説明するが、デジタルカメラの外観、構成および撮像光学系の構成は第1の実施形態のものと同様であり、撮像光学ユニットの機構構成についてのみ述べる。また、撮像光学ユニットの機構構成において、第1実施形態と同じ機能の部材には同じ番号を付し、重複する説明は省略する。
図8乃至11を参照しながら第2の実施形態を説明する。第2の実施形態は、第1レンズ群81を第2の光軸77を中心にして回転させることにより、使用状態と収納状態に至るものである。
図8(a)は、撮像光学系の使用状態を模式的に示す側面図、図8(b)は収納状態を模式的に示す側面図である。
撮像素子88の撮像画面は、デジタルカメラ1の横方向に長く、縦方向に短い矩形である。図8では、撮像画面は、上下方向に長く、紙面の垂直方向に短い矩形である。撮像光学系12を通過する光線は、撮像画面に至る位置に応じて、光軸からの高さが異る。つまり、デジタルカメラ1の横方向の画面に至る光線は光軸から高く、その縦方向の画面に至る光線は光軸から低くなる。そこで、プリズム85は、第1の光軸76の方向からみて矩形の形状で、折り曲げる方向を矩形の長手方向として、折り曲げ方向に直交する方向を矩形の短手方向となる構成にしてある。
図9は、撮像光学ユニットが使用状態にある内部構成の側面透視図であり、透視図の上面が望遠端を示し、透視図の下面が広角端を示す。
第1レンズ群81は第1保持枠71に保持されており、第2レンズ群82は第2保持枠72に保持されており、第3レンズ群83は第3保持枠73に保持されている。第4レンズ群84は第4保持枠74に保持されている。
第1保持枠71は、鏡枠70と後述する直進ガイド筒に保持され、第2の光軸77を中心に回転可能である。
第2保持枠72は、その外周には、後述するズームカム環に設けられたカム溝に係合するカムフォロア104が3箇所に設けられている。
第3保持73は、撮像対象側に伸びる腕部を介して、その外周には、後述するズームカム環に設けられたカム溝に係合するカムフォロア108が3箇所に設けられている。
直進ガイド筒114は、鏡枠70に固定され、第2保持枠72のカムフォロア104と第3保持枠73のカムフォロア108を嵌めるガイド溝が設けられ、第2保持枠72と第3保持枠73の光軸方向への直進移動をガイドする。
また、直進ガイド筒114は、第1保持枠71の嵌合部71bに嵌合する嵌合部114aが設けられ、第1保持枠71を鏡枠70ととも第2の光軸77と同軸で回転可能に保持している。
ズームカム環103は、固定である直進ガイド筒114の外周に回転可能であるように嵌合し、第2保持枠72を駆動するためのカム溝103a、第3保持枠73を駆動するためのカム溝103bが設けられている。
また、ズームカム環103は、第1保持枠71に有する突起状のガイド部71aに当接する係合部103fが設けられ、広角端からさらにズームカム環103の回転を伝達して第1保持枠71を回転させる。
図10に、ズームカム環103の展開図を示し、図10に沿って説明をする。ズームカム環103には、第2保持枠72を駆動するための3本のカム溝103aと、第3保持枠73を駆動するための3本のカム溝103bが設けられ、各カム溝103a、103bの広角端において、その延長上に第2の光軸77と垂直である沈胴溝103d、103eが設けられている。沈胴溝103d、103eでは、ズームカム環103が広角端からさらに回転しても、第2保持枠72、第3保持枠73が移動しない。
また、ズームカム環103には、係合部103fを有する溝がズームカム環103の第1保持枠71側の端面にあり、係合部103fは、望遠から広角のズーミング中では、第1保持枠71のガイド部71aとは当接することがなく、広角端において、第1保持枠71のガイド部71aに当接する。これにより、広角端からさらにズームカム環103の回転を伝達して第1保持枠71を回転させる。
さらに、ズームカム環103には、その外周面上に、ギア部103cが設けられて、モータを含むズーム駆動系からの駆動力がギア部103cに伝達されることで、ズームカム環103が光軸を中心に回転する。カム環が回転すると、それぞれのカム溝103a、103bに係合されているカムフォロア104、108がそれぞれのカム溝に沿って移動する。
以上のように構成された本実施形態の撮像光学ユニットの動作を、以下に説明する。デジタルカメラ1が使用状態にあるときに、図8(a)、図9に示すように第1保持枠71が鏡枠70から突出し、撮像可能状態にある。
使用者が撮像を終了するために、電源ボタン20の操作を行うと、電源ボタン20からの信号を受けて制御部26がズーム駆動用モータを駆動制御して、駆動力がズームカム環103のギア部103cに伝達されて、ズームカム環103が回転し、第2保持枠72、第3保持枠73がカム溝103a、103bに沿って広角端である初期位置へと移動する。
さらに、ズームカム環103が回転すると、第2保持枠72のカムフォロア104、第3保持枠73のカムフォロア108がズームカム環103の沈胴溝103d、103eに嵌り、第2保持枠72、第3保持枠73が広角端に停止している。一方、ズームカム環103の係合部103fが第1保持枠71のガイド部71aに当接し、ズームカム環103の回転が第1保持枠71に伝達され、第1保持枠71が直進ガイド筒114に嵌合した状態で、第2の光軸77を中心にして90度ほど回転する。
これにより、図8(b)に示す、第1保持枠71が所定の退避位置に到着し、第1保持枠71が位置検出部(不図示)により退避位置を検出されると、ズーム駆動用モータの回転駆動を停止する。
このようにして、使用状態において鏡枠70から突出していた第1保持枠71のレンズ81aは、鏡枠70内に収納される。
以上説明したように、光軸を折り曲げる光学系を備えた撮像光学ユニットにおいて、プリズム85を有する第1保持部材71を、第2の光軸77を中心に回転させる構成にすることにより、第1保持部材71が使用位置と収納位置に移動可能であり、収納位置において撮像光学ユニットをデジタルカメラ1の奥行き方向に小さくすることができる。
また、使用位置と収納位置に至る機構を、第1保持部材71を鏡枠70に回転可能に嵌合保持し、ズームカム環103のズーミング動作の延長において、第1保持枠71を回転させる構成にすることにより、部品点数が削減し、作動機構の簡素化、製造コストの低減をすることができる。
また、第1保持部材71に、第1レンズ群81を構成する光学部材のすべて、つまりプリズム85、レンズ81a、81bを一体に保持させて、使用位置と収納位置との間を移動させる構成とすることにより、作動機構の簡素が図れるとともに、使用位置において、特に繰り返しの切り換えにおける使用位置においても、光学部材の位置が安定して、偏芯誤差が小さくなり、高画質の撮像光学ユニットとすることができる。
また、プリズム85は、第1の光軸の方向からみて矩形の形状であり、折り曲げる方向を矩形の長手方向として、折り曲げ方向に直交する方向を矩形の短手方向となる構成にすることにより、収納状態において、撮像光学ユニットをデジタルカメラ1の奥行き方向に小さくすることができる。
なお、第1レンズ群81の最も撮像対象側のレンズ81aは、図11に示す外周形状にしても良い。図11(a)および(b)は、図3、図8のレンズ81aの正面図、下側面図、左側面図を示す。
撮像素子88の撮像画面は、デジタルカメラ1の横方向に長く、その縦方向に短い矩形である。レンズ81aを通過する光線は、撮像画面に至る位置に応じて、光軸からの高さが異なる。デジタルカメラ1の横方向の画面に至る光線は光軸から高く、その縦方向の画面に至る光線は光軸から低くなるため、レンズ81aは、通過する光線の高さに応じて、円形状の外形の一部を切り欠いた形状にしてある。
つまり、図11(a)では、レンズ81aの形状は、横方向に長く、縦方向に短い矩形である。レンズ81aの四隅は、円形状として、第1保持枠71に嵌合保持させる。図11(b)では、レンズ81aは、横方向を円形状として第1保持枠71に嵌合保持させ、縦方向を直線状に切断している。
このように、通常は円形状であるレンズの一部を切断する構成にすることにより、収納状態において、撮像光学ユニットをデジタルカメラ1の奥行き方向に一層小さくすることができる。
なお、上記の各実施形態ではスチル画像を撮像するデジタルカメラの例を掲げたが、本発明の撮像光学ユニットは、動画を撮像するデジタルビデオカメラや、モバイルコンピュータ、携帯電話、情報携帯端末等の情報処理機器に組み込まれるカメラに採用することも可能である。
各実施形態のデジタルカメラの外観を模式的に示す正面図(a)および背面図(b)。 各実施形態のデジタルカメラの構成を模式的に示す図。 第1の実施形態の撮像光学系の使用状態を示す模式図(a)、撮像光学系の収納状態を示す模式図(b)、さらに収納した状態を示す模式図(c)。 第1の実施形態の変形例を模式的に示す正面透視図。 第1の実施形態の変形例の使用状態を示す模式図(a)、収納途上を示す模式図(b)、収納状態を示す模式図(c)。 第1の実施形態の撮像光学ユニットの撮像光学系の構成を示す図。 第1の実施形態の撮像光学ユニットの撮像光学系の広角端(a)、中間焦点距離(b)、望遠端(c)での収差を示す図。 第2の実施形態の撮像光学系の使用状態を示す模式図(a)、収納した状態を示す模式図(b)。 第2の実施形態の撮像光学ユニット内部構成を模式的に示す側面透視図。 第2の実施形態の撮像光学ユニットのズームカム環の展開図。 第1レンズ群のレンズ形状を示す図。
符号の説明
10 筐体
11 対物窓
12 撮像光学系
15 表示部
19 レリーズボタン
20 電源ボタン
21 バリア
27 回転軸
31 連動部
32d 当接部
36、37 ガイド軸
42、43 モータ
47、48 駆動軸
50 シャッタユニット
54 ガイドスロット
55 ガイドスロット
56 カム軸
57 カムスロット
60 引っ張りばね
61 圧縮ばね
63 ストッパ
64 ストッパ
65 当接部
70 鏡枠
71 第1保持枠
71a ガイド部
71b 嵌合部
72 第2保持枠
73 第3保持枠
74 第4保持枠
76 第1光軸
77 第2光軸
81 第1レンズ群
81a、81b 第1レンズ群レンズ
82 第2レンズ群
83 第3レンズ群
84 第4レンズ群
85 プリズム
86 後続レンズ群
88 撮像素子
103 ズームカム環
103a 第2レンズ群用カム溝
103b 第3レンズ群用カム溝
103c ギア部
103d、103e 沈胴溝
103f 係合部
104、108 カムフォロア
114 直進ガイド筒
114a 嵌合部

Claims (10)

  1. 撮像素子に光を導く撮像光学ユニットにおいて、
    第1の光軸に沿って撮像対象側から入射する光束を略直角の第2の光軸方向に折り曲げる反射部材と、
    前記反射部材を保持する第1保持部材と、
    第2の光軸に沿って前記反射部材からの光束を撮像素子に結像させる後続レンズ群を保持する後続群保持部材と、
    前記第1保持部材に係合して前記第1保持部材を回転させる回転軸と、
    前記回転軸を回転させる駆動部とを備え、
    前記第1保持部材は、前記撮像光学ユニットの鏡枠に収納する位置と突出する使用位置との間を前記回転軸の周りに回転自在に構成されていることを特徴とする撮像光学ユニット。
  2. 前記第1保持部材は、前記反射部材とともにレンズを一体に保持し、前記後続群保持部材とは別体で前記鏡枠に保持されることを特徴とする請求項1に記載の撮像光学ユニット。
  3. 前記回転軸は、第1の光軸に対して垂直であり、かつ第2の光軸に対して垂直であり、前記第1保持部材を収納位置と使用位置とに移動させるように前記回転軸の周りに回転させることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像光学ユニット。
  4. 前記回転軸は、第2の光軸の方向に移動し、前記第1保持部材を第2の光軸に沿って前記後続レンズ群に向かって移動させることを特徴とする請求項3に記載の撮像光学ユニット。
  5. 前記回転軸は、第2の光軸に対して平行であり、前記第1保持部材を収納位置と使用位置とに移動させるように前記回転軸の周りに回転させることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像光学ユニット。
  6. 前記反射部材は、第1の光軸の方向からみて矩形の形状であり、折り曲げる方向を矩形の長手方向とすることを特徴とする請求項5に記載の撮像光学ユニット。
  7. 前記第1保持部材は、円形状の外形の一部を光軸から所定高さ位置で切り欠いた形状を有するレンズを保持することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像光学ユニット。
  8. 前記後続群保持部材は、複数のレンズ群を変倍可能であるように第2の光軸方向に移動自在に保持することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の撮像光学ユニット。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の前記撮像光学ユニットと、前記撮像光学ユニットによって導かれた光を受けて画像を撮像する撮像素子を備えることを特徴とする撮像装置。
  10. 電源をオンとオフに切り換えることができる電源ボタンを備え、前記第1保持部材が使用位置にある状態で、前記電源ボタンをオフにしたとき、前記駆動部を制御して前記第1保持部材を使用位置から収納位置へ移動させる制御手段を有することを特徴とする請求項9記載の撮像装置。
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