JP5400915B2 - デファレンシャル - Google Patents

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Description

本発明は、デフケースの2つのサイドボス部と2つのサイドギヤとの軸方向対向面間に前記サイドギヤを複数のピニオンギヤに押し付けるためのプレロードを付与するばねが圧縮状態で介装された構成のデファレンシャルに関する。このデファレンシャルは、例えば自動車等の車両に搭載される。
例えば特許文献1に示されている従来例のデファレンシャルでは、デフケースの2つのサイドボス部と2つのサイドギヤとの軸方向対向面間に、皿ばねを圧縮状態で介装することにより、この皿ばねの弾性復元力で前記サイドギヤをピニオンギヤに押し付けて当該両ギヤ間のバックラッシを低減するようにしている。
ところで、このようなプレロードタイプのデファレンシャルの場合、それを組み立てる作業が困難である。具体的には、特許文献1には記載がないが、デフケース内に一方のサイドギヤと複数のピニオンギヤとを組み込んだ後、前記ピニオンギヤにピニオンシャフトを組み付ける前段階で、デフケースの一方のサイドボス部と前記一方のサイドギヤとの軸方向対向面間に介装される皿ばねを圧縮させる必要がある。
というのは、皿ばねを圧縮させていないと、自然状態の皿ばねでもってサイドギヤがピニオンギヤ側に押し上げられてしまうために、このピニオンギヤの中心孔の中心がデフケースのピニオンシャフト挿入用の貫通孔の中心に対してずれてしまう。そのために、ピニオンシャフトをデフケースの貫通孔とピニオンギヤの中心孔とに跨らせて差し入れることができなくなるのである。
実開平6−80943号公報
上記従来例では、前記皿ばねを何らかの方法で圧縮させておいて、ピニオンシャフトをピニオンギヤに組み付けるようにしなければならず、その作業が困難で、時間がかかることが懸念される。
このような事情に鑑み、本発明は、デフケースの2つのサイドボス部と2つのサイドギヤとの軸方向対向面間に前記サイドギヤを複数のピニオンギヤに押し付けるためのプレロードを付与するばねが圧縮状態で介装された構成のデファレンシャルにおいて、前記ピニオンギヤにピニオンシャフトを組み付ける前段階で前記ばねを圧縮させたうえで当該圧縮状態を保持するために用いられる補助具を使用可能とし、デファレンシャルの組立作業を簡単かつ迅速に行えるようにすることを目的としている。
本発明は、デフケースの2つのサイドボス部と2つのサイドギヤとの軸方向対向面間に前記サイドギヤを複数のピニオンギヤに押し付けるためのプレロードを付与するばねが圧縮状態で介装された構成のデファレンシャルであって、前記ピニオンギヤの中心孔と前記デフケースに設けられる貫通孔とに跨って前記デフケースの外側から挿入されるピニオンシャフトと、前記各ピニオンギヤで囲む内径側空間に収納配置されかつ前記ピニオンシャフトの軸方向内端側が嵌合される貫通孔を有するピニオンシャフトホルダとを備え、前記ピニオンシャフトホルダには、前記ピニオンシャフトを前記ピニオンギヤに組み付ける前段階で補助具を用いて前記ばねを圧縮させるとともに当該圧縮状態を保持するようにした状態で、前記補助具との干渉を避けるための凹部が設けられている、ことを特徴としている。
この構成では、前記ピニオンシャフトを前記ピニオンギヤに組み付ける前段階で一方のサイドギヤとデフケースのサイドボス部との軸方向対向間に配置されるばねを補助具でもって圧縮するとともに、この圧縮状態を保持するようにしたときに、前記補助具が前記一方のサイドギヤ上の前記ピニオンシャフトホルダに干渉せずに済むようになる。
そのため、前記補助具を用いることによって、前記デフケースの貫通孔の中心に対して前記ピニオンギヤの中心孔の中心および前記ピニオンシャフトホルダの貫通孔の中心を同軸に並べるように位置合わせすることが可能になる。
これにより、前記デフケースの貫通孔と前記ピニオンギヤの中心孔と前記ピニオンシャフトホルダの貫通孔との三者に跨って前記ピニオンシャフトを簡単に組み付けることが可能になる。その結果、デファレンシャルの組立作業を簡単かつ迅速に行うことが可能になる。
好ましくは、前記ピニオンシャフトホルダは、前記各ピニオンギヤの内接円より小径の円筒形部材とされ、前記ピニオンシャフトホルダの前記貫通孔は、当該ピニオンシャフトホルダの円筒部分に径方向に貫通するように設けられるものであり、前記凹部は、前記ピニオンシャフトホルダの軸方向両端部において前記2つのサイドギヤの各中心孔にそれぞれ対応する領域に軸方向中心へ向けて凹むように設けられる。ここでは、ピニオンシャフトホルダの構成を明確にしている。
好ましくは、前記補助具は、前記デフケースの外側から一方のサイドボス部の中心孔および一方のサイドギヤの中心孔に差し入れられる可動片を有し、この可動片は、前記一方のサイドボス部の中心孔および前記一方のサイドギヤの中心孔に差し入れられた後で径方向外向きに傾動させられるものであって、その状態で前記一方のサイドギヤの内端面に引っ掛けられる突起を有し、前記ピニオンシャフトホルダの凹部は、前記一方のサイドギヤの内端面に引っ掛けられた状態の突起との干渉を避けるものとされる。
ここでは、補助具の構成とピニオンシャフトホルダの凹部に必要とされる要件を明確にしている。
本発明は、デフケースの2つのサイドボス部と2つのサイドギヤとの軸方向対向面間に前記サイドギヤをピニオンギヤに押し付けるためのプレロードを付与するばねが圧縮状態で介装された構成のデファレンシャルにおいて、前記ピニオンギヤにピニオンシャフトを組み付ける前段階で補助具でもって前記ばねを圧縮させたうえで当該圧縮状態を保持するようにしたときに、前記補助具が前記ピニオンシャフトホルダに干渉せずに済むようになる。
そのため、前記ピニオンシャフトを比較的簡単に組み付けることが可能になるので、デファレンシャルの組立作業を簡単かつ迅速に行うことが可能となるなど、デファレンシャルの製造コストの低減に貢献できるようになる。
本発明に係るデファレンシャルの一実施形態を示す断面図である。 図1のピニオンシャフトホルダの斜視図である。 図1のデフケースのボディとピニオンギヤとピニオンシャフトとピニオンシャフトホルダとを分離した状態で示す斜視図である。 図1のデファレンシャルの組み立てに用いる補助具を分解して示す斜視図である。 図4の補助具において内筒に対する可動片の取り付け構造を説明するための斜視図である。 図1のデファレンシャルの組立方法の第1段階を示す図である。 図1のデファレンシャルの組立方法の第2段階を示す図である。 図1のデファレンシャルの組立方法の第3段階を示す図である。 図1のデファレンシャルの組立方法の第4段階を示す図である。 図1のデファレンシャルの組立方法の第5段階を示す図である。
以下、本発明を実施するための最良の実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1から図10に本発明の一実施形態を示している。図1を参照して、本発明に係るデファレンシャルの概略構成を説明する。
図中、1はデファレンシャルの全体を示している。このデファレンシャル1は、図示していない変速機構などから入力される回転動力を、図示していないが、左右一対のドライブシャフトを介して左右の駆動輪に伝達するものである。
この実施形態に示すデファレンシャル1は、一般的に公知のスリーピニオンタイプとされており、主として、デフケース2、3つのピニオンギヤ3(図1には2つしか見えていない)、ピニオンギヤ3と同数のピニオンシャフト4(図1には2つしか見えていない)、1つのピニオンシャフトホルダ5、2つのサイドギヤ6,7等を備えている。
デフケース2は、球形空間を有する箱体であり、ボディ21とカバー22とをボルト(図示省略)などで結合したツーピース構造とされている。
ボディ21のサイドボス部21aとカバー22のサイドボス部22aとには、図示していないが、前記した左右一対のドライブシャフトが転がり軸受を介してそれぞれ回転自在に挿入支持されるようになる。
ボディ21の結合面寄りの外周数ヶ所(この実施形態では3ヶ所)には、ピニオンシャフト4の軸方向外端が嵌合支持される貫通孔21bが設けられている。
ピニオンシャフト4は、ピニオンギヤ3の支持軸であって、その軸方向外端がボディ21の貫通孔21bに挿入され、軸方向内端がピニオンシャフトホルダ5の貫通孔5aに挿入されることによって、両持ち状態で支持されるようになっている。このピニオンシャフト4はピニオンギヤ3の中心孔3aに挿入される。
このピニオンシャフト4は、ピン8によって軸方向に抜け止めされるとともに、回り止めされるようになっている。このピン8は、ボディ21に貫通孔21bを横切るように設けられるピン挿入穴21cとピニオンシャフト4の貫通孔4aとに跨って挿入される。このピン8は、カバー22の結合面によって抜け止めされる。
ピニオンシャフトホルダ5は、3つのピニオンギヤ3と2つのサイドギヤ6,7とで囲まれる内径側空間内に収納配置されている。このピニオンシャフトホルダ5は、図2および図3に示すように、3つのピニオンギヤ3の内接円より小径の円筒形部材とされており、その円筒部分の円周数ヶ所(この実施形態では3ヶ所)に径方向に貫通する貫通孔5aが設けられている。この貫通孔5aは、ピニオンシャフト3の軸方向内端側が例えばルーズフィット状態で嵌合される。
第1サイドギヤ6は、その中心孔の中心がデフケース2のボディ21のサイドボス部21aの中心孔の中心に同軸となるようにボディ21のサイドボス部21aの内側に組み込まれる。
第2サイドギヤ7は、その中心孔の中心がデフケース2のカバー22のサイドボス部22aの中心孔の中心に同軸となるようにカバー22のサイドボス部22aの内側に組み込まれる。
第1サイドギヤ6の外端面とボディ21のサイドボス部21aの内端面との軸方向対向間、および第2サイドギヤ7の外端面とカバー22のサイドボス部22aの内端面との軸方向対向間には、それぞれ皿ばね9およびスラストワッシャ10が介装されている。
この皿ばね9は、第1、第2のサイドギヤ6,7とデフケース2の左右のサイドボス部21a,22aとの間に圧縮状態で介装されることにより、この皿ばね9の弾性復元力でもって第1、第2のサイドギヤ6,7を3つのピニオンギヤ3に押し付けて、それらの間のバックラッシを低減するものである。
スラストワッシャ10は、すべり軸受であり、第1、第2のサイドギヤ6,7の回転時にデフケース2の左右のサイドボス部21a,22aとの摩擦抵抗を低減して当該摩擦部分の焼付きを防止するものである。
なお、第1、第2のサイドギヤ6,7は、中空軸部61,71の軸方向一端側にかさ歯車からなるギヤ部62,72を設けた構成である。第1、第2のサイドギヤ6,7のギヤ部62,72が3つのピニオンギヤ3にそれぞれ噛合されている。
そして、中空軸部61,71は、デフケース2のサイドボス部21a,22aの中心孔の内周面において内側開口寄りに微小隙間を介して回転可能に挿入されている。この中空軸部61,71内に、前記した左右一対のドライブシャフト(図示省略)の軸方向内端部分がスプライン嵌合されるようになっている。
このような構成のデファレンシャル1の動作については基本的に公知のとおりであるので、ここでは簡単に説明する。
まず、例えば車両が直進している場合には、デフケース2に回転動力が入力されると、このデフケース2と一体的に3つのピニオンギヤ3が公転することにより、第1、第2のサイドギヤ6,7および左右のドライブシャフト(図示省略)が回転駆動されるので、左右の駆動輪が同一回転数で駆動される。
一方、車両のカーブ走行等によって、左右の後輪間に回転抵抗差が生じたときに、3つのピニオンギヤ3が自転することになって、第1、第2サイドギヤ6,7が差動回転することになるので、デフケース2に入力される回転動力が左右のドライブシャフトを介して左右の駆動輪に差動分配されるようになる。
次に、図4および図5を参照して、皿ばね9を用いたプリロードタイプのデファレンシャル1の組立方法の説明に先立ち、当該組み立てに用いる補助具30の構成および動作を詳細に説明する。
補助具30は、ガイドピン31、スライダ32などを備えている。ガイドピン31は、外筒33に倒立する状態で固定される。スライダ32は、ガイドピン31の外径側に軸方向に相対変位可能に嵌め合わされている。
スライダ32は、内筒34、複数(この実施形態では2つ)の可動片35、可動片35と同数のねじりコイルスプリング36などを備えている。
内筒34は、外筒33の内周に軸方向および円周方向に相対変位可能となるような状態で嵌合されている。内筒34の軸方向内端側の円周数ヶ所(可動片35と同数)には、凹部34aが設けられている。可動片35は、内筒34の各凹部34aに内筒34の中心軸線に対して遠近変位可能となるように、言い換えると径方向内外に傾動可能となるように取り付けられている。また、内筒34に設けられる各凹部34aの間には、軸方向に延びるガイド片34bが設けられている。
なお、ガイド片34bは、後の説明で明らかになるが、第1サイドギヤ6の中心孔に2つの可動片35を差し込んだ状態で当該可動片35を径方向外向きに傾動させる際に可動片35の爪状突起35aを第1サイドギヤ6のギヤ部62における内端面に引っ掛けやすくするために設けられている。
この可動片35は、帯板形状とされており、その長手方向一端側には当該長手方向と直交する方向に突出する爪状突起35aが設けられている。この可動片35の長手方向他端側が、内筒34の凹部34aに取り付けられている。
詳しくは、可動片35の軸方向他端側の幅方向両端には、支軸部35bが設けられている。この支軸部35bには、ねじりコイルスプリング36が巻き掛けられている。このねじりコイルスプリング36の一端側は、内筒34側に引っ掛けられ、他端側は可動片35に引っ掛けられることによって、このねじりコイルスプリング36が圧縮される状態にされている。このねじりコイルスプリング36の圧縮による弾性復元力でもって2つの可動片35が内筒34の中心軸線に近づけられるように、言い換えると径方向内向きに傾動させられるように付勢されている。
つまり、2つの可動片35は、ねじりコイルスプリング36のばね力によって常時において径方向内向きに傾動させられるように付勢されることによって、2つの可動片35の各爪状突起35aの外接円径が内筒34の内径および第1、第2サイドギヤ6,7の中心孔の内径よりも小さくなるように設定されている(例えば図6参照)。
そして、内筒34内に挿入されているガイドピン31の先端側を2つの可動片35および1つのガイド片34bで囲む空間内に押し込むと、ねじりコイルスプリング36のばね力に抗して可動片35が内筒34の中心軸線から離れるように、言い換えると径方向外向きに傾動させられるようになって、2つの可動片35の各爪状突起35aの外接円径が内筒34の内径および第1、第2サイドギヤ6,7の中心孔の内径よりも大きくなるように設定されている(例えば図8参照)。
なお、2つの可動片35の内側面には、ガイドピン31の押し込みを容易にするために、テーパ状ガイド面35cが設けられている。また、ガイドピン31の長手方向途中と内筒34の長手方向途中とには、ガイドピン31を軸方向に位置決めするための位置決め手段(符号省略)が設けられている。
この位置決め手段は、ガイドピン31の長手方向途中に設けられる周溝31aと、スライダ32の内筒34の長手方向途中に径方向に沿うように設けられかつ外径側開口が拡径された貫通孔34cと、貫通孔34c内に挿入されるボール41および圧縮コイルスプリング42とで構成されている。
具体的に、内筒34の貫通孔34cには、その内径側から外径側にボール41、圧縮コイルスプリング42がその記載順に収納されている。圧縮コイルスプリング42が外筒33で径方向外向きに飛び出さないように押さえられていて、圧縮された状態になっているので、この圧縮コイルスプリング42の弾性復元力でもってボール41が径方向内向きに付勢されるようになっている。
ここで、ボール41の一部がガイドピン31の周溝31aに係合されている状態では、ガイドピン31とスライダ32とが軸方向に相対変位しないように位置決めされる。このように位置決めされている場合には、2つの可動片35および1つのガイド片34bで囲む内径側空間内にガイドピン31が押し込まれていない状態(例えば図6参照)になるとともに、2つの可動片35の各爪状突起35aの外接円径が内筒34の内径および第1、第2サイドギヤ6,7の中心孔の内径よりも小さくなる。この図6に示す状態を「非作動状態」と言うことにする。
そして、少し強い力でガイドピン31とスライダ32とを軸方向に相対変位させるようにすると、周溝31aの開口縁でボール41が径方向外向きに押されるので、このボール41によって圧縮コイルスプリング42がさらに圧縮されることになって、ボール41が周溝31aから抜け出るようになる。それにより、ガイドピン31と内筒34とが軸方向に相対変位可能になる。このように相対変位可能になっている場合には、2つの可動片35および1つのガイド片34bで囲む内径側空間内にガイドピン31が押し込まれる状態(例えば図8参照)になるとともに、ねじりコイルスプリング36のばね力に抗して2つの可動片35の各爪状突起35aの外接円径が内筒34の内径および第1、第2サイドギヤ6,7の中心孔の内径よりも大きくなる。この図8に示す状態を「作動状態」と言うことにする。
次に、図6から図10を参照して、前記した補助具30の使い方を、デファレンシャル1の組立方法と併せて詳細に説明する。
まず、図6に示すように、デフケース2のボディ21内のサイドボス部21aの内側面に皿ばね9およびスラストワッシャ10を配置してから第1サイドギヤ6を組み込むとともに、この第1サイドギヤ6に3つのピニオンギヤ3を噛み合わせるように組み込み、さらにその後、3つのピニオンギヤ3で囲む内径側空間にピニオンシャフトホルダ5を組み込む。
この段階では、皿ばね9が圧縮していない自然状態になっているために、第1サイドギヤ6が上側に持ち上げられた状態になっている。そのため、ボディ21の貫通孔21bの中心100に対してピニオンギヤ3の中心孔3aの中心200およびピニオンシャフトホルダ5の貫通孔5aの中心300が径方向にずれて同軸に並んでいない状態になっている。
このような状態において、図6に示す非作動状態の補助具30における2つの可動片35および1つのガイド片34bを、デフケース2のボディ21におけるサイドボス部21aの中心孔に外側から差し入れる。このとき、図7に示すように、2つの可動片35の各爪状突起35aを第1サイドギヤ6のギヤ部62における内端面よりも上側に離したような状態にしておく。
次に、補助具30を作動状態にする。つまり、ガイドピン31を固定しておいて図7の矢印で示すようにスライダ32を下側にスライドさせることにより、ガイドピン31の先端を2つの可動片35のテーパ状ガイド面35cにガイドされて2つの可動片35および1つのガイド片34bで囲む内径側空間内に押し込むようにする。
これにより、図8に示すように、2つの可動片35がねじりコイルスプリング36のばね力に抗して径方向外向きに傾動させられるようになるとともに、2つの可動片35の各爪状突起35aが第1サイドギヤ6のギヤ部62における内端面に引っ掛けられるようになる。
このような状態において、図8の矢印で示すようにスライダ32をさらに下側にスライドさせることによって、このスライダ32と一体に第1サイドギヤ6を下げると、この第1サイドギヤ6によって皿ばね9が圧縮させられるようになる。
これにより、図9に示すように、第1サイドギヤ6に噛み合っている3つのピニオンギヤ3およびピニオンシャフトホルダ5が自重にて下がるようになるので、ボディ21の貫通孔21bの中心100に対してピニオンギヤ3の中心孔3aの中心200およびピニオンシャフトホルダ5の貫通孔5aの中心300が、同軸に並ぶように位置合わせされた状態になる。
このような状態になると、図9の矢印で示すように、ピニオンシャフト4をボディ21の貫通孔21bに外側から差し入れれば、このピニオンシャフト4をピニオンギヤ3の中心孔3aおよびピニオンシャフトホルダ5の貫通孔5aの両方に跨って差し入れることが可能になる。
そして、図10に示すように、ボディ21の貫通孔21bを横切るように設けられるピン挿入穴21cおよびピニオンシャフト4の貫通孔4aに跨ってピン8を挿入し、さらにボディ21に第2サイドギヤ7と皿ばね9とスラストワッシャ10とを組み込み、このボディ21にカバー22をボルト留めによって取り付ける。
この後、図10の矢印で示すように、補助具30においてガイドピン31をスライダ32に対して下側にスライドさせることにより、ガイドピン31の先端を2つの可動片35および1つのガイド片34bで囲む内径側空間から引き出す。これにより、2つの可動片35がねじりコイルスプリング36の弾性復元力でもって径方向内向きに傾動されることになって、2つの可動片35の各爪状突起35aが第1サイドギヤ6のギヤ部62における内端面から離れて第1サイドギヤ6の中心孔の内径側に引っ込むことになる。
このようにしてから、補助具30の全体を下側に引っ張ることにより、第1サイドギヤ6およびボディ21のサイドボス部21aから外側に取り出す。
このように、補助具30は、デファレンシャル1を組み立てる際において3つのピニオンギヤ3にピニオンシャフト4を組み付ける前段階で、デフケース2のボディ21のサイドボス部21aと第1サイドギヤ6のギヤ部62との軸方向対向面間に介装される皿ばね9を圧縮させたうえで、当該圧縮状態を保持するために用いられる。特に、この実施形態で説明したような構成の補助具30であれば、皿ばね9を圧縮させたうえで、当該圧縮状態を保持することを比較的簡単に行うことが可能になる。
ところで、この実施形態では、上記組立過程において補助具30の2つの可動片35の爪状突起35aを第1サイドギヤ6のギヤ部62における内端面に引っ掛けた状態で、ピニオンシャフトホルダ5を組み込んだときに、当該ピニオンシャフトホルダ5に補助具30の前記爪状突起35aを干渉させないようにするために、凹部5bを設けるようにしている。
この凹部5bは、図2および図3に示すように、円筒形のピニオンシャフトホルダ5の軸方向両端部において第1、第2サイドギヤ6,7の中心孔にそれぞれ対応する領域に軸方向中心へ向けて凹むように設けられている。特に、この実施形態では、凹部5bを、ピニオンシャフトホルダ5に設けられる3つの貫通孔5aそれぞれの間の領域、つまりの三ケ所の領域に設けている。
このように凹部5bを設けると、ピニオンシャフトホルダ5は、その軸方向中央から左右対称な形状になる。このような左右対称形状にしているのは、デフケース2のボディ21内にピニオンシャフトホルダ5を組み込むときに組み込み方向や貫通孔5aの配置位相が限定されないようにする他、3つのピニオンギヤ3の公転に伴いピニオンシャフトホルダ5が回転するときに当該ピニオンシャフトホルダ5の重量バランスを高めるようにするためである。
なお、凹部5bの軸方向長さは、例えば図8に示すように、第1サイドギヤ6の中心孔に2つの可動片35と1つのガイド片34bとを差し入れて第1サイドギヤ6を下側にスライドさせたときに、2つの可動片35の先端(爪状突起35a)がピニオンシャフトホルダ5に干渉しないような寸法に設定されている。
また、凹部5bの円周方向長さは、例えば図8に示すように、補助具30の2つの可動片35を径方向外向きに傾動させることによって動く爪状突起35aに干渉しないような寸法に設定されている。
このように設定することにより、補助具30でもって皿ばね9を圧縮させたまま保持している状態において、当該補助具30がピニオンシャフトホルダ5に干渉することを確実に回避することが可能になる。
以上説明したように、本発明を適用した実施形態では、デファレンシャル1を組み立てる過程において補助具30の2つの可動片35の爪状突起35aを第1サイドギヤ6のギヤ部62における内端面に引っ掛けた状態で、第1サイドギヤ6の前記内端面上に載せられるピニオンシャフトホルダ5に前記爪状突起35aを干渉させないようにするために、ピニオンシャフトホルダ5に凹部5bを設けている。
これにより、3つのピニオンギヤ3にピニオンシャフト4を組み付ける前段階で第1サイドギヤ6とボディ21のサイドボス部21aとの軸方向対向間に配置される皿ばね9を補助具30でもって圧縮するとともに、この圧縮状態を保持するときに、ピニオンシャフトホルダ5に補助具30の各可動片35の各爪状突起35aが干渉せずに済むようになる。
そのため、補助具30を用いることによって、ボディ21の3つの貫通孔21bの中心100に対して3つのピニオンギヤ3の中心孔3aの中心200およびピニオンシャフトホルダ5の3つの貫通孔5aの中心300を同軸に並べるように位置合わせすることが可能になる。
これにより、ボディ21の貫通孔21bとピニオンギヤ3の中心孔3aとピニオンシャフトホルダ5の貫通孔5aとの三者に跨ってピニオンシャフト4を簡単に組み付けることが可能になるなど、組立作業を簡単かつ迅速に行うことが可能になる。その結果、デファレンシャル1の製造コストを低減することが可能になる。
なお、本発明は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲内および当該範囲と均等の範囲で包含されるすべての変形や応用が可能である。以下、本発明の他の実施形態を例に挙げる。
(1)上記実施形態では、デファレンシャル1を3つのピニオンギヤ3を用いるタイプを例に挙げているが、本発明はこれに限定されるものではなく、前記ピニオンギヤ3の使用数は2つ以上であれば任意に設定することが可能である。
(2)上記実施形態では、補助具30として2つの可動片35を備えるタイプを例に挙げているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば皿ばね9を圧縮するときに第1サイドギヤ6のギヤ部62における内端面に可動片35の爪状突起35aを引っ掛ける構成を備えるものであれば、補助具30の細部の構成は特に限定されない。
(3)上記実施形態では、デファレンシャル1にプリロードを付与するために用いるばねを皿ばね9とする場合を例に挙げているが、本発明はこれに限定されるものではなく、前記ばねの種類については特に限定されるものではない。
本発明は、デフケースの2つのサイドボス部と2つのサイドギヤとの軸方向対向面間に前記サイドギヤを複数のピニオンギヤに押し付けるためのプレロードを付与するばねが圧縮状態で介装された構成のデファレンシャルに好適に利用することが可能である。
1 デファレンシャル
2 デフケース
21 デフケースのボディ
22 デフケースのカバー
21a ボディのサイドボス部
21b ボディの貫通孔
22a カバーのサイドボス部
3 ピニオンギヤ
3a ピニオンギヤの中心孔
4 ピニオンシャフト
5 ピニオンシャフトホルダ
5a ピニオンシャフトホルダの貫通孔
5b ピニオンシャフトホルダの凹部
6 第1サイドギヤ
7 第2サイドギヤ
9 皿ばね
30 補助具
31 補助具のガイドピン
32 補助具のスライダ
34 スライダの内筒
34b 内筒のガイド片
35 スライダの可動片
35a 可動片の爪状突起
36 可動片のねじりコイルスプリング

Claims (3)

  1. デフケースの2つのサイドボス部と2つのサイドギヤとの軸方向対向面間に前記サイドギヤを複数のピニオンギヤに押し付けるためのプレロードを付与するばねが圧縮状態で介装された構成のデファレンシャルであって、
    前記ピニオンギヤの中心孔と前記デフケースに設けられる貫通孔とに跨って前記デフケースの外側から挿入されるピニオンシャフトと、
    前記各ピニオンギヤで囲む内径側空間に収納配置されかつ前記ピニオンシャフトの軸方向内端側が嵌合される貫通孔を有するピニオンシャフトホルダとを備え、
    前記ピニオンシャフトホルダには、前記ピニオンシャフトを前記ピニオンギヤに組み付ける前段階で補助具を用いて前記ばねを圧縮させるとともに当該圧縮状態を保持するようにした状態で、前記補助具との干渉を避けるための凹部が設けられている、ことを特徴とするデファレンシャル。
  2. 請求項1に記載のデファレンシャルにおいて、
    前記ピニオンシャフトホルダは、前記各ピニオンギヤの内接円より小径の円筒形部材とされ、
    前記ピニオンシャフトホルダの前記貫通孔は、当該ピニオンシャフトホルダの円筒部分に径方向に貫通するように設けられるものであり、
    前記凹部は、前記ピニオンシャフトホルダの軸方向両端部において前記2つのサイドギヤの各中心孔にそれぞれ対応する領域に軸方向中心へ向けて凹むように設けられる、ことを特徴とするデファレンシャル。
  3. 請求項1または2に記載のデファレンシャルにおいて、
    前記補助具は、前記デフケースの外側から一方のサイドボス部の中心孔および一方のサイドギヤの中心孔に差し入れられる可動片を有し、
    この可動片は、前記一方のサイドボス部の中心孔および前記一方のサイドギヤの中心孔に差し入れられた後で径方向外向きに傾動させられるものであって、その状態で前記一方のサイドギヤの内端面に引っ掛けられる突起を有し、
    前記ピニオンシャフトホルダの凹部は、前記一方のサイドギヤの内端面に引っ掛けられた状態の突起との干渉を避けるものとされる、ことを特徴とするデファレンシャル。
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