JPH08312753A - 自動車の車軸駆動装置用差動装置 - Google Patents

自動車の車軸駆動装置用差動装置

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JPH08312753A
JPH08312753A JP7118698A JP11869895A JPH08312753A JP H08312753 A JPH08312753 A JP H08312753A JP 7118698 A JP7118698 A JP 7118698A JP 11869895 A JP11869895 A JP 11869895A JP H08312753 A JPH08312753 A JP H08312753A
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JP
Japan
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differential
axle
cage
gear
holes
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Pending
Application number
JP7118698A
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English (en)
Inventor
Edmund Sander
エドムント・サンデル
Peter Meffert
ペーター・メフエルト
Peter Hoebel
ペーター・ヘーベル
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Dr Ing HCF Porsche AG
Original Assignee
Dr Ing HCF Porsche AG
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/08General details of gearing of gearings with members having orbital motion

Landscapes

  • Retarders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 自動車の車軸駆動装置用差動装置は保持器2
0を備えている。この保持器の内部では車軸歯車7,8
が案内され、この車軸歯車が保持器に支持されている。
車軸5,6の方向に作用する力を受け止めるための保持
器は、管部分から作られ、車軸を収容および通すための
直径方向の少なくとも二つの穴を備えている。 【効果】 差動装置は強度が大きいと共に、軽量かつ低
コストで作ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、駆動歯車を支持する差
動装置ケースを備え、この差動装置ケースに、差動歯車
を支持する軸ピンが支承され、この差動歯車が車軸に設
けられた車軸歯車とかみあい、この車軸歯車がかさ歯車
として形成され、車軸歯車が車軸の方向に作用する力を
受け止める保持器に支承されている、特願平6−850
28号(ドイツ連邦共和国特許出願第4313322.
3号)記載の自動車の車軸駆動装置用差動装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】特願平6−85028号には、車軸歯車
が保持器に支承された、自動車の車軸駆動装置用差動装
置が図示および記載されている。この保持器は車軸の方
向に作用する力を受け止める。それによって、差動装置
のケースはこの力から解放され、小さな寸法に形成する
ことができる。この別個の保持器は、差動装置全体を組
立てる前の車軸歯車と軸ピンの挿入を可能にする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の根底をなす課
題は、保持器を剛性上最適に、軽量に、低コストでおよ
び簡単に製作および組立てることができるように、差動
装置を改良することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題は本発明に従
い、保持器が管部分からなり、この管部分の壁が車軸を
通すための直径方向の少なくとも二つの穴を備えている
ことによって解決される冒頭に述べた差動装置の場合に
保持器が管部分からなり、この管部分の壁が車軸を通す
ための直径方向の少なくとも二つの穴を備えていると、
この保持器は、予め製作されたまたは市販の管の一部に
よって、大きな材料損失を生じないで、特に大量生産に
よって製作可能である。このような管部分の壁厚は所望
の応力状態に基づいて比較的に薄くすることができるの
で、保持器は比較的に軽量である。この管部分には、付
加的なまたは平行な加工段階で、車軸を通すための少な
くとも二つの直径方向の穴が形成されている。特願平6
−85028号の保持器の場合のような保持器の継ぎ目
または連結部が不要であるので、付加的な製作段階が省
略され、強度が変化する連結個所が回避される。
【0005】有利な実施形において、保持器が、変形に
よって球の形にもたらされる円筒状の管部分からなって
いると、差動装置またはその保持器が改良される。この
変形は好ましくは拡開または転造によって非切削状態で
行うことができる。この変形工程により、保持器の応力
状態が改善される。なぜなら、小さな曲率半径または角
の半径を避けることにより、応力集中が回避されるから
である。同時に、車軸歯車を球欠の形で保持器に支持す
ることができるので、車軸歯車の支承が改善される。こ
の形状および応力の改善によって、保持器の壁厚が薄く
なるので、重量が一層軽くなる。
【0006】特に、差動装置の駆動出力が平均的で、こ
れに相応して駆動力または反力が小さい場合には、中心
線が車軸の軸線に対してほぼ直角で、軸ピンを通過案内
する、直径方向の他の二つの穴が保持器に設けられてい
ると、保持器の重量が一層軽くなる。
【0007】差動装置の駆動出力が大きく、これに相応
して反力が大きい場合には、保持器が丸められた角と応
力に適合した壁厚を有する長方形プロフィルを備えてい
ると、差動装置または保持器が改良される。保持器の壁
厚が応力に対して最適化されたことにより、保持器の重
量と強度が最適化される。応力に適合した壁厚と、角丸
め部は、最適な強度または最適な応力状態を生じると共
に、応力集中を回避する。このような長方形プロフィル
または正方形プロフィルは、押出し成形品から簡単かつ
有利に製作可能である。
【0008】長方形または正方形の横断面を有するこの
ような保持器は、組み込み状態で車軸を収容する穴を有
する保持器の壁が、予め内側へアーチ状に湾曲させられ
ていると、更に改良される。それによって、改善された
所定の支持状態と、負荷集中を低減させるための弾性作
用が生じる。更に、内側へのこの湾曲によって、負荷が
小さくなり、これに相応して反力または支持力が小さく
なり、そして潤滑媒体をかさ歯車案内範囲に導く潤滑隙
間が生じる。
【0009】軸ピンが案内リングによって取り囲まれ、
この案内リングが差動かさ歯車と当接面の間に設けら
れ、かつ案内アームを備え、この案内アームが保持器に
支持されてこの保持器と軸ピンを相対的に案内すると、
差動装置の組立が容易になる。この案内リングによっ
て、一方では軸ピンの当接面とかさ歯車の間に滑り面が
形成され、他方では軸ピンと保持器を正しい位置に付設
することにより、この軸ピンと保持器の摺動が阻止され
る。従って、組立時に付加的な位置決めコストが不要で
ある。
【0010】差動装置ケースにそれぞれ一つのセンタリ
ングスリーブが支持され、このセンタリングスリーブが
保持器内に達し、この保持器と車軸歯車を正しい位置に
センタリングしていると、差動装置の組立が一層容易に
なる。それによって、一方では保持器の回転が回避さ
れ、他方では中間構造ユニットがケースへの組み込み後
に既に正しい位置にかつ回転しないように配置され、従
って車軸の組み込みを容易にする。
【0011】保持器と車軸歯車の間に球欠滑り部材を配
置することにより、摩擦の低減によって保持器と車軸歯
車の回転状態が改善される。同時に、車軸歯車が保持器
に面で良好に支持される。
【0012】
【実施例】次に、図に基づいて本発明を例示的に詳しく
説明する。自動車の車軸駆動装置用差動装置は、差動装
置ケース2に固定連結された駆動歯車1を備えている。
この差動装置ケース2は2個の鍋状部材3,4からなっ
ている。この鍋状部材は2個の軸線A−Aに対して回転
対称に形成され、同一であってもよい。差動装置ケース
2内には、互いに対向する第2の車軸5,6の自由端部
分が挿入されている。この車軸の長手軸線は回転軸線A
−A上にある。差動装置ケース内にある車軸5,6の自
由端部にはそれぞれ、車軸歯車7,8が軸方向に摺動可
能にかつ相対回転不能に支承されている。この車軸歯車
7,8はかさ歯車として形成され、同様にかさ歯車とし
て形成された互いに対向する2個の差動歯車9,10に
かみあっている。この差動歯車9,10は軸ピン11に
支承されている。この軸ピンの長手軸線B−Bは回転軸
線A−Aに対してほぼ垂直に延びている。軸ピン11は
その上側に、大径のフランジ12を備えている。このフ
ランジは案内要素13によって取り囲まれ、案内要素は
両鍋状部材3,4と駆動歯車1の間に形成された凹部1
4内で遊びをもって案内されている。軸ピン11のフラ
ンジ12には支持リング15が接触している。この支持
リングには差動歯車9が支持されている。反対側の差動
歯車10は第2の支持リング16に接触している。この
支持リングは軸ピン11の自由端に溶接されている。こ
の支持リング16はカラー状突起17のところで案内要
素18によって取り囲まれている。この案内要素は差動
装置ケース2の両鍋状部材3,4と駆動歯車1の間の凹
部19内で遊びをもって案内されている。凹部14,1
9または案内要素13,18はそれぞれ、軸ピン11が
回転軸線A−Aおよび長手軸線B−Bの方向に少しだけ
摺動可能に形成されている。
【0013】車軸歯車7,8と差動歯車9,10の一部
は、例えば図3〜6に示すように、保持器20によって
取り囲まれている。車軸歯車7,8は差動装置の運転中
に発生する力に基づいて、回転軸線A−Aの方向におい
て保持器20に支持される。良好な接触のため、および
摩擦の低減のために、車軸歯車7,8と保持器20の間
に、それぞれ一つの球欠滑り材21,22が設けられて
いる。この球欠滑り材は保持器20に固定されている。
【0014】図3〜6に詳しく示した保持器20は管部
分からなっている。この管部分の長手軸線は本実施例で
は回転軸線A−Aまたは軸ピンの長手軸線B−Bに対し
て垂直な軸線C−C上にある。管部分の外周面は非切削
変形、例えば転造または拡開によって、球の形に形成さ
れる。保持器20には4個の穴23〜26が貫通形成さ
れている。この穴のうち、それぞれ穴23と24または
穴25と26は対をなして対向している。その際、両穴
23,24は回転軸線A−A上にあり、車軸5または6
の自由端部を通すために役立つ。それに対して直角に設
けられた穴25,26はそれぞれ長手軸線B−B上にあ
り、軸ピン11を収容または通過させるために役立つ。
【0015】図2に示すような差動装置の変形では、差
動歯車(そのうち、ここでは差動歯車9だけが示してあ
る)と所属の支持リング15または16の間に、案内リ
ング27が設けられている。この案内リングの環状面は
差動歯車と支持リングの間の走行面としての働きをす
る。この案内リング27は軸ピン11を取り囲み、この
軸ピンに接触している。この案内リングの外周から、曲
げられた複数の弾性アーム28が延びている。この弾性
アームは一方では保持器20の穴25または26の壁に
接触し、他方では支持リング15または16に接触して
いる。この案内リング27は例えば合成樹脂で作ること
ができ、差動歯車と支持リングの間の走行面としておよ
び案内要素またはセンタリング要素としての働きをす
る。この案内要素またはセンタリング要素によって、軸
ピン11と保持器20が組立時に正しい位置にもたらさ
れて保持される。
【0016】穴23または24を通ってセンタリングス
リーブ29が延びている。このセンタリングスリーブは
それぞれ車軸5または6を取り囲み、軸通過部の範囲に
おいて差動装置ケース2に接触している。このセンタリ
ングスリーブ29は保持器20の内部まで達し、係止突
起30が球欠滑り材21または22の円筒状突起31に
係合している。このセンタリングスリーブ29により、
保持器、差動歯車および軸ピンを含む車軸歯車からなる
組立ユニットが、車軸5または6の組立前に差動装置ケ
ース2内で正しい位置にセンタリングされる。車軸5ま
たは6は他の調節や位置決めを行わずに、差動装置ケー
ス2、保持器20内の穴およびそれぞれの差動歯車内に
挿入可能である。車軸5または6の溝33内に配置され
た保持リング32によって、それぞれの車軸は不意に外
れないように保持される。
【0017】差動装置ケース2に固有の潤滑媒体を充填
できるようにするために、車軸5または6はそれぞれ、
小さな遊びをもって軸受ブッシュ34によって取り囲ま
れている。この軸受ブッシュはそれぞれ差動装置ケース
2内に設けられ、シール唇部35を備えている。このシ
ール唇部は車軸5または6に接触している。それによっ
て、周囲に対してシールされた内室が差動装置ケース2
内に形成される。
【0018】保持器20の外径と壁厚がほぼ同じである
ときに大きな駆動出力または負荷を支持できるようにす
るために、保持器は図7〜10に示すように変形するこ
とができる。図7〜10に示す保持器20aは同様に円
筒状の管部分からなっている。この管部分の外周面は球
形に拡開または転造される。前述の実施例と異なり、保
持器20aの長手軸線は長手軸線B−Bに一致してい
る。保持器20aの外周面には、直径方向の二つの穴2
3a,24aが形成されている。この穴はそれぞれ回転
軸線A−A上にあり、車軸5または6を収容または通過
させるために役立つ。差動装置ケース2内への保持器の
組み込みは、この保持器20aを前述の場合に対して9
0°ずらして組み込み、軸ピン11を管穴36または3
7に挿入することによって行われる。保持器20aのこ
の形状および配置により、直径方向の二つの穴だけが外
周面を貫通し、従って外周面は強度があまり弱くならな
い。それによって、外径が同じで壁厚が同じ場合、大き
な負荷を受けることができる。保持器20aの場合に図
2の回転防止を保証するために、案内リング27が変形
されて案内アーム28の少なくとも一部が長く形成さ
れ、そしてこの一部が曲げられて管穴36または37に
接触して保持器20aを正しい位置に案内および位置決
めしている。
【0019】図11〜14に示した保持器20bは、管
プロフィルすなわち管横断面が変形されている点が、前
述の両保持器と異なる。保持器20bはほとんど正方形
の横断面を有する管部分からなっている。このような管
部分、すなわちプロフィル管は、例えば押出し成形品と
して形成および製作される。使用中の応力集中を避ける
ために、管プロフィルの角が丸められている。差動装置
ケース2の構造寸法を小さくするために、エッジまたは
角を破断または面取りすることができる。管の壁厚は均
一ではなく、使用中に発生する負荷に合わせて連続的に
減少または増大するよう形成されている。保持器20b
には保持器20aのように、直径方向の2個の穴23
b,24bが貫通形成されている。この両穴は車軸5ま
たは6を収容または通過させるために役立つ。軸ピン1
1の通過および収容は保持器20aの場合のように、管
穴36または37によって行われる。差動装置ケース2
内への保持器20bの配置は、前述の実施例の場合と同
様に行われる。穴23b,24bを有する対向する両壁
38または39は、内側へ湾曲している。このように壁
が内側へ湾曲していることにより、使用中に或る程度の
弾性作用が生じ、軸駆動歯車の支持状態または回転状態
が改善され、同時に保持器によって受け止められる支持
力が小さくなると共に回転する潤滑くさびが形成され
る。
【0020】
【発明の効果】本発明による差動装置は、保持器が管部
分からなり、この管部分の壁が車軸を通すための直径方
向の少なくとも二つの穴を備えているので、この保持器
を、予め製作されたまたは市販の管の一部によって、大
きな材料損失を生じないで、特に大量生産によって製作
可能である。このような管部分の壁厚は所望の応力状態
に基づいて比較的に薄くすることができるので、保持器
は比較的に軽量である。この管部分には、付加的なまた
は平行な加工段階で、車軸を通すための少なくとも二つ
の直径方向の穴が形成されている。更に、保持器の継ぎ
目または連結部が不要であるので、付加的な製作段階が
省略され、強度が変化する連結個所が回避される。従っ
て、本発明の差動装置は、保持器を剛性上最適に、軽量
に、低コストでおよび簡単に製作および組立てることが
できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】差動装置の断面図である。
【図2】変形された差動装置の部分断面図である。
【図3】保持器の第1の例を示す図である。
【図4】保持器の第1の例を示す図である。
【図5】保持器の第1の例を示す図である。
【図6】保持器の第1の例を示す図である。
【図7】保持器の第2の例を示す図である。
【図8】保持器の第2の例を示す図である。
【図9】保持器の第2の例を示す図である。
【図10】保持器の第2の例を示す図である。
【図11】保持器の第3の例を示す図である。
【図12】保持器の第3の例を示す図である。
【図13】保持器の第3の例を示す図である。
【図14】保持器の第3の例を示す図である。
【符号の説明】
1 駆動歯車 2 差動装置ケース 5,6 車軸 7,8 車軸歯車 9,10 差動歯車 11 軸ピン 15,16 支持面 20,20a,20b 保持器 21,22 球欠滑り部材 23,23a,23b,24,24a,24b 穴 25 穴 27 案内リング 28 案内アーム 29 センタリングスリーブ 38,39 壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ペーター・メフエルト ドイツ連邦共和国、75233 テイーフエン ブローン、ブラウエンストラーセ、3/1 (72)発明者 ペーター・ヘーベル ドイツ連邦共和国、75242 ノイハウゼン − シエルブローン、ウイーゼンストラー セ、5

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動歯車を支持する差動装置ケースを備
    え、この差動装置ケースに、差動歯車を支持する軸ピン
    が支承され、この差動歯車が車軸に設けられた車軸歯車
    にかみあい、この車軸歯車がかさ歯車として形成され、
    車軸歯車が車軸の方向に作用する力を受け止める保持器
    に支承されている、自動車の車軸駆動装置用差動装置に
    おいて、保持器(20,20a,20b)が管部分から
    なり、この管部分の壁が車軸(5,6)を通すための直
    径方向の少なくとも二つの穴(23,23a,23b;
    24,24a,24b)を備えていることを特徴とする
    差動装置。
  2. 【請求項2】 保持器(20,20a)が、変形によっ
    て球の形にもたらされる円筒状の管部分からなっている
    ことを特徴とする請求項1の差動装置。
  3. 【請求項3】 保持器(20)が軸ピン(11)を収容
    するための直径方向の他の二つの穴(25,26)を備
    えていることを特徴とする請求項1または2の差動装
    置。
  4. 【請求項4】 保持器(20b)が長方形プロフィルと
    丸められた角を有する管部分からなり、かつ応力に適合
    した壁厚を有することを特徴とする請求項1の差動装
    置。
  5. 【請求項5】 組み込み状態で車軸(5,6)を収容す
    る穴(23b,24b)を有する保持器(20b)の壁
    (38,39)が、予め内側へアーチ状に曲げられてい
    ることを特徴とする請求項4の差動装置。
  6. 【請求項6】 軸ピン(11)がそれぞれ一つの案内リ
    ング(27)によって取り囲まれ、この案内リングが差
    動歯車(9,10)と支持面(15,16)の間に設け
    られ、かつ案内アーム(28)を備え、この案内アーム
    が保持器(20,20a,20b)に作用してこの保持
    器と軸ピン(11)を相対的に案内することを特徴とす
    る請求項1〜5のいずれか一つの差動装置。
  7. 【請求項7】 保持器(20,20a,20b)の内部
    に球欠滑り部材(21,22)が設けられ、この球欠滑
    り部材に差動歯車(9,10)が滑動支持されているこ
    とを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つの差動装
    置。
  8. 【請求項8】 差動ケース(2)内にそれぞれ一つのセ
    ンタリングスリーブ(29)が支持され、このセンタリ
    ングスリーブが保持器(20,20a,20b)内に達
    し、この保持器と車軸歯車(7,8)を正しい位置にセ
    ンタリングしていることを特徴とする請求項1〜7のい
    ずれか一つの差動装置。
  9. 【請求項9】 センタリングスリーブ(29)が保持器
    (20,20a,20b)の内部において係止手段(3
    0)に引っ掛けられていることを特徴とする請求項8の
    差動装置。
JP7118698A 1995-05-17 1995-05-17 自動車の車軸駆動装置用差動装置 Pending JPH08312753A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8932172B2 (en) 2012-02-27 2015-01-13 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Differential and differential assembly method

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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