JP5400250B2 - 老弱者用シャワーキャリア - Google Patents

老弱者用シャワーキャリア Download PDF

Info

Publication number
JP5400250B2
JP5400250B2 JP2013502512A JP2013502512A JP5400250B2 JP 5400250 B2 JP5400250 B2 JP 5400250B2 JP 2013502512 A JP2013502512 A JP 2013502512A JP 2013502512 A JP2013502512 A JP 2013502512A JP 5400250 B2 JP5400250 B2 JP 5400250B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bed
housing
headrest
support member
elderly
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013502512A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013523254A (ja
Inventor
ウン コウ,チェル
ジン チュン,キョン
テク キム,スー
ヨン チョ,ドク
チャン クァク,ヨン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Korea Academy of Industrial Technology
Original Assignee
Korea Academy of Industrial Technology
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from KR1020100120321A external-priority patent/KR101057756B1/ko
Priority claimed from KR1020110077388A external-priority patent/KR101155369B1/ko
Priority claimed from KR1020110098005A external-priority patent/KR101171243B1/ko
Priority claimed from KR1020110118317A external-priority patent/KR101284738B1/ko
Application filed by Korea Academy of Industrial Technology filed Critical Korea Academy of Industrial Technology
Publication of JP2013523254A publication Critical patent/JP2013523254A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5400250B2 publication Critical patent/JP5400250B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61GTRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
    • A61G7/00Beds specially adapted for nursing; Devices for lifting patients or disabled persons
    • A61G7/0005Means for bathing bedridden persons
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61GTRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
    • A61G7/00Beds specially adapted for nursing; Devices for lifting patients or disabled persons
    • A61G7/002Beds specially adapted for nursing; Devices for lifting patients or disabled persons having adjustable mattress frame
    • A61G7/012Beds specially adapted for nursing; Devices for lifting patients or disabled persons having adjustable mattress frame raising or lowering of the whole mattress frame
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61GTRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
    • A61G7/00Beds specially adapted for nursing; Devices for lifting patients or disabled persons
    • A61G7/05Parts, details or accessories of beds
    • A61G7/0507Side-rails
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61GTRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
    • A61G7/00Beds specially adapted for nursing; Devices for lifting patients or disabled persons
    • A61G7/05Parts, details or accessories of beds
    • A61G7/065Rests specially adapted therefor
    • A61G7/07Rests specially adapted therefor for the head or torso, e.g. special back-rests
    • A61G7/072Rests specially adapted therefor for the head or torso, e.g. special back-rests for the head only
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61GTRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
    • A61G7/00Beds specially adapted for nursing; Devices for lifting patients or disabled persons
    • A61G7/10Devices for lifting patients or disabled persons, e.g. special adaptations of hoists thereto
    • A61G7/104Devices carried or supported by
    • A61G7/1046Mobile bases, e.g. having wheels
    • A61G7/1048Mobile bases, e.g. having wheels having auxiliary drive means

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Nursing (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Otolaryngology (AREA)
  • Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
  • Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)

Description

本発明は、老弱者用シャワーキャリアに関し、より詳しくは、複数の昇降アクチュエータを効果的に配置して空間活用度を向上させ、上下移動変位を大きくすることができるシャワーキャリアに関する。
老弱者、重症の被看護人および身体障害者など一人で沐浴することができない被看護人の場合、看護人の介助を受けて沐浴をする。最近、老弱者の増加により、一人で沐浴できない被看護人が増えてきており、看病人の業務が加重している。このため、被看護人および看護人の利便性を向上させた様々な装備が紹介されている。
このうち、シャワーキャリアは、被看護人の身体を洗うときに被看護人を横たえたままで移動または洗浄可能な装備である。
従来のシャワーキャリアでは、洗浄のために被看護人をシャワーキャリアに移すとき、より効果的に被看護人を移動させるためにベッドが昇降可能になっていた。
図1に示す昇降用アクチュエータによって、ベッドの昇降は様々な方式で具現することができる。一般的に昇降用アクチュエータは、上下方向に長さが伸縮するように駆動する昇降アクチュエータ40と、この昇降アクチュエータ40が固定される固定ハウジング30と、昇降アクチュエータ40に結合して昇降アクチュエータ40の長さの伸縮により上下方向に移動する移動ハウジング50とを備えている。また、移動ハウジング50上にベッドが設けられ、移動ハウジング50の昇降に伴ってベッドを昇降させる。
図2に示すように、昇降アクチュエータ40は、長手方向に長く形成され、周りにねじ山が形成された固定部43と、前記ねじ山に噛み合い固定部43の回転にしたがって昇降する移動部44とを備えている。
また、駆動モータ41は、固定部43の下側で固定部43を直接回転させることができるが、一般的に重い荷重が加わるベッドを昇降させるためにシャワーキャリアに使用される駆動モータ41は固定部43の一側に設けられ、減速機などの多様なギアアセンブリーで具現される動力伝達部42が固定部43と駆動モータ41との間を連結して駆動モータ41の回転力を固定部43に伝達している。
したがって、被看護人およびベッドの重さが直接駆動モータ41に加わらないので、重い荷重による駆動モータ41の破損を防止することができる。また、駆動モータ41を固定部43の下側に直接連結される場合よりも小さな容量のモータを使用してベッドを昇降させることができる。
しかし、従来のシャワーキャリアの昇降アクチュエータ40では、固定部43が形成する長さに基づいて昇降距離が決定されるので、上下移動変位を大きくするためには、固定部43の長さを長くする必要がある。
また、効果的な駆動などを得るために駆動モータ41を固定部43の側部に配置すると、一般的に駆動モータ41の長さよりも長く形成された固定部43によって駆動モータ41の上側に不必要な空き空間が形成されてしまう。
本発明は上記のような従来の問題を解決するためになされたものであり、複数の昇降アクチュエータを効果的に配置することにより、ハウジング内部の空間活用度を向上させ、ベッドの上下方向の移動量を大きくすることができるシャワーキャリアを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る老弱者用電動シャワーキャリアは、被看護人を横たえるベッドと、第2ハウジング、前記ベッドの下部に結合されて前記第2ハウジングの上部に昇降するように設けられた第1ハウジングおよび前記第2ハウジングの下部に昇降するように設けられた第3ハウジングを含むハウジング部と、回転軸が設けられた駆動モータ、前記回転軸と異なる回転軸を中心として回転する固定部、前記回転軸の回転力を前記固定部に伝達する動力伝達部および前記固定部の回転にしたがって上下方向に昇降しながら前記第1ハウジングを上部に昇降させる移動部を含み、前記第2ハウジングの内部に設けられる第1昇降アクチュエータと、回転軸が設けられた駆動モータ、前記回転軸と異なる回転軸を中心として回転する固定部、前記回転軸の回転力を前記固定部に伝達する動力伝達部および前記固定部の回転にしたがって上下方向に昇降しながら前記第3ハウジングを下部に昇降させる移動部を含み、前記第2ハウジングの内部に設けられた第2昇降アクチュエータとによって構成した。
前記第1昇降アクチュエータおよび前記第2昇降アクチュエータのそれぞれの固定部の長さは、前記第1昇降アクチュエータおよび前記第2昇降アクチュエータのモータの長さよりも長く形成され、前記第1昇降アクチュエータおよび前記第2昇降アクチュエータのそれぞれの駆動部は、前記それぞれの固定部の下部一側に設けられ、前記第1昇降アクチュエータおよび前記第2昇降アクチュエータは、前記それぞれの駆動モータが前記それぞれの固定部の間の空間に設けられ、前記移動部が互いに逆方向に昇降するように配置されている。
前記第1ハウジングは下面が開放され、内部に前記第2ハウジングを収容できる空間が形成されている。
前記第3ハウジングは上面が開放され、内部に前記第2ハウジングを収容できる空間が形成されている。
前記第1ハウジングは下面が開放され、内部に前記第2ハウジングを収容できる空間が形成され、前記第3ハウジングは上面が開放され、内部に前記第1ハウジングを収容できる空間が形成されている。
前記第3ハウジングは上面が開放され、内部に前記第2ハウジングを収容できる空間が形成され、前記第1ハウジングは上面が開放され、内部に前記第3ハウジングを収容できる空間が形成されている。
前記ベッドは洗浄水が円滑に排水されるように一側に傾けて形成されている。
前記ベッドに横たわった被看護人の頭部を支持しつつ、被看護人の身体的な特性に対応するように角度または突出量が可変するヘッドレストと、前記ベッドの両側にそれぞれ選択的に立ち上がるように設けられ、前記ベッドに横たわった被看護人がベッドの外側に落下することを防止する安全ガイド部とを備えている。
前記ヘッドレストとベッドの間に設けられ、前記ヘッドレストの急激な回転を防止する緩衝部材をを設けた。
前記ヘッドレストの角度または突出量を調節する駆動ユニットを設けた。
前記駆動ユニットは、前記ヘッドレストをベッドに回転可能に結合させるヒンジ部と、選択的に伸縮するアクチュエータと、前記アクチュエータに結合してアクチュエータの伸長によって押されたり引かれたりするアームと、一端は前記ベッドの下側に回転可能に結合され、他端は前記ヘッドレストの前記ヒンジ部と離間した位置にヒンジ結合され、前記一端と他端の間に前記アームの先端がヒンジ結合され、前記他端は前記一端より高い位置に形成され、前記アームが結合する部分は前記一端より低い位置に形成されて、前記アームによって前記一端を中心として回転しながら前記ヘッドレストの角度および突出量を調節するブラケットとを含んでいる。
前記安全ガイド部は、前記ベッドの一側に選択的に立ち上がることができる第1安全ガイドと、この第1安全ガイドが設けられた側と対向する側に選択的に立ち上がることができる第2安全ガイドとを含んでおり、前記第1安全ガイドおよび前記第2安全ガイドは互いに独立して駆動するように設けられている。
前記第1安全ガイドおよび前記第2安全ガイドは、回転しながらかがんだり立ち上がったりするように設けられている。
前記第1安全ガイドおよび前記第2安全ガイドは、前記ベッドの上側に立ち上がったり前記ベッドの下側にかがんだりするように上下方向に摺動しながら選択的に立ち上がる。
前記安全ガイド部は、前記第1安全ガイドおよび前記第2安全ガイドが互いに独立してかがんだり立ち上がったりするように安全ガイド駆動部を備えている。
前記ベッド上に設けられて被看護人が横たわった状態で被看護人の頭部が位置し、前記ベッドの一側がヒンジ結合されて前記ベッドに対して上方または下方へ回転するヘッドレストと、前記ベッドの一側に突出して形成され一部に結合孔が形成された第1ベッド結合部、前記ヘッドレストの一側に突出して形成され前記結合孔に挿入された第1軸が形成されたヘッド結合部、前記ベッドの一側に突出して形成され一部に第2軸が形成された第2ベッド結合部、前記第2軸上に結合され前記ヘッドレストが上方へのみ回転可能に形成された特殊ベアリング、前記特殊ベアリングの外側に結合したスプロケット、および前記ヘッドレストの一側に設けられ一側が前記スプロケットと噛み合う角度調節把持部を含む結合ユニットとを含んでなる。
前記角度調節把持部は、一側が手で引っ張れるように形成され、前記ヘッドレストが上方に回転するときは、前記スプロケットに噛み合って共に回転し、前記ヘッドレストを下方に回転しようとするときには、前記角度調節把持部を上部に引っ張って前記スプロケットと前記角度調節把持部との噛み合いを解除し、前記ヘッドレストが下方へ回転可能に構成されている。
前記角度調節把持部は、一側に前記角度調節把持部と前記スプロケットが常に噛み合う方向に弾性力を与える弾性部材を備えている。
前記ベッドの先端に回転可能に結合され、ユーザの操作によって互いに独立してティルト可能な複数の部材を有するヘッドレストを含んでいる。
前記ヘッドレストは、外側先端部が長手方向に沿って内側に落ち込むように形成された開口部を含んでいる。
前記ヘッドレストは、前記ベッドの一側に設けられて回転可能に結合され、被看護人の頸部を支持する頸部支持部材と、前記頸部支持部材の長手方向に沿う外側に設けられ、一側が前記頸部支持部材と回転可能に結合される補助支持部材とを含んでいる。
前記ヘッドレストの中央部に設けられ、前記ヘッドレスト自体がティルトするか否かを操作するティルト操作部を含んでいる。
前記ティルト操作部は、前記頸部支持部材と前記補助支持部材の結合領域に設けられ、前記頸部支持部材と前記補助支持部材とのティルト操作できる。
前記ティルト操作部は、前記頸部支持部材の長手方向に沿う外側先端部の下面に設けられる固定部材と、前記補助支持部材の下面に設けられ、幅方向に沿って移動可能に結合した操作フレームと、前記操作フレームの中央部に設けられ、前記固定部材に対応して接触可能に設けられる移動部材とを含んでいる。
前記ティルト操作部は、前記補助支持部材の下面に設けられ、長手方向に沿って長く形成され、内側先端部が外力によって前記頸部支持部材の下面まで摺動可能に構成された移動リンクと、前記補助支持部材の外側先端部に設けられ、前記移動リンクに連結されて摺動を調節する制御把持部とを含んでいる。
前記ティルト操作部は、前記頸部支持部材と前記補助支持部材の結合領域に設けられて、外力による回転により前記補助支持部材のティルトを調節するギアボックスと、前記ギアボックスに連結されてユーザによって選択的に回転力が与えられるように前記ギアボックスの側面に突出して設けられる操作ハンドルとを含んでいる。
前記ハウジング部の下部に結合して地面から一定の高さに前記ベッドを支持し、一側に設けられて前記ベッドを移動可能にする複数の移動輪を有するベースフレームと、地面に接地する駆動輪および前記駆動輪に駆動力を与える作動モータを有し、ユーザの操作によって地面に選択的に接地する走行補助ユニットとを含んでいる。
前記走行補助ユニットは、前記ベッドおよび前記ベースフレームのうち少なくとも一方に結合され、下側先端部に前記駆動輪が設けられて、前記駆動輪を支持し、動作によって前記駆動輪および前記動作モータの位置を移動させる駆動リンクを有する。
前記駆動輪は、シャワーキャリアの移動に邪魔にならないように移動輪の間に配設されている。
前記駆動リンクは、前記駆動輪に結合されて前記駆動輪が地面に接地する場合に弾性支持する。
前記走行補助ユニットは、前記ベッドの先端部に設けられてユーザが把持可能なグリップ部に一部が前記グリップ部を囲んだ形態で貫通固定するように設けられるワイヤーガイドと、前記駆動リンクおよび前記ワイヤーガイドに両先端が連結されてユーザからの外力を前記駆動リンクに伝達するワイヤーとを含んでいる。
前記駆動リンクは、外側先端部に設けられて前記駆動リンクの回転運動を調節し、前記作動モータの駆動を操作する操作部を有する操作レバーを含んでいる。
前記動作モータは、前記移動輪の回転速度を計測して対応する速度で前記駆動輪の回転速度を調節する。
前記走行補助ユニットは、前記駆動リンクの動作に基づいて前記駆動輪を動作するか否かを決定する作動制御部を含んでいる。
また、前記作動制御部は、前記駆動リンクと前記ベッドとの離間距離を感知して作動するか否かを決定する近接センサーを含んでいる。
前記動作制御部は、前記駆動リンクの回転状態に基づいて動作するか否かを決定する回転感知センサーを含んでいる。
上記課題を解決するための本発明のシャワーキャリアは、以下のような効果を有する。
長手方向に長く形成される固定部および固定部の長さより短い長さで固定部の側面に設けられて固定部に動力を伝達する駆動モータが備えられた一対の昇降アクチュエータの形態を効果的に移動して、限定されたハウジング内部の空間を効果的に活用し、さらに2つの昇降アクチュエータが設けられたハウジング駆動部をコンパクト化することができる。
また、限定された空間に2つの昇降アクチュエータを効果的に配設して、各昇降アクチュエータの長さ伸長方向を互いに逆にしてハウジング駆動部のサイズをほぼ同じく維持しながら、シャワーキャリアの上下移動変位量を大きくすることができる。
また、被看護人の体型に合わせてヘッドレストの角度および突出量の調節が可能であり、被看護人の安楽感が向上し、看護人が被看護人の髪を洗うとき、無理に手で頭部を支える必要がなく、ヘッドレストの角度および突出量を調節することにより頭部を支えることができるので看護人の利便性が向上する。
また、安全ガイド部が互いに独立してかがんだり立ち上がったりすることができ、被看護人の背中の洗浄のために体を回す側の安全ガイド部は、被看護人が掴んで支持できるように立ち上がり、反対側の安全ガイド部は、被看護人の背中の洗浄に容易にかがむので、被看護人の安全性が向上するとともに、看護人の洗浄の利便性も向上する。
また、一方向のみに回転する特殊ベアリングおよびヘッドレストの一側に設けられてスプロケットと係合する角度調節把持部により、前記ヘッドレストが下方に急速に回転することを防止することができ、被看護人の安全事故を予防することができる。
また、前記ヘッドレストとベッドの間に緩衝部材を設けて柔らかな作動が可能になり、前記ヘッドレストが急速に回転することを防止することができる。
また、前記ヘッドレストが複数の部材で構成され、別々にティルトできるようにすることによって、被看護人の頭部を安定した状態で支持できるだけではなく、被看護人の頸部に無理にならない状態で水が被看護人の顔面に流れることを防止することができる。
また、ヘッドレストは、外側先端部の一部が内側に落ち込むように形成された開口部を備えていることにより、被看護人の髪を洗うとき、水が開口部を介して排出されて被看護人側に不要な水が流れることを防止するとともに、開口部を介して看護人が被看護人の髪を容易に洗うことができる。
また、ユーザの選択によって地面に接地する駆動輪および駆動輪を駆動する動作モータを有する走行補助ユニットが設けられているので、シャワーキャリアが移動する場合、駆動輪が駆動してシャワーキャリアの移動を補助することにより、ユーザが小さい力でも容易にシャワーキャリアを移動することができる。ここで、走行補助ユニットは駆動リンクを介して駆動輪の位置を調節することができ、ユーザの必要によって走行補助ユニットを使用するか否かを決定することができる。
また、駆動輪を駆動リンクで弾性支持して、シャワーキャリアが移動するとき、地面との接地力増加および地面状態による衝撃緩和などの効果がある。
また、さらに移動輪に速度計測装置を設けて移動輪の回転速度を計測し、計測された回転速度に基づいて動作モータの回転速度を調節できるようにすることによって、シャワーキャリアの移動速度が不安定であっても走行補助ユニットが使用可能である。
また、さらに走行補助ユニットは作動制御部を含み、駆動リンクの作動によって作動モータの駆動を決定するように構成されている。これにより、駆動リンクによって駆動輪が地面に接地しないと作動モータが作動せず、駆動リンクによって駆動輪が地面に接地すると作動モータが作動するようにすることにより、不要な電力浪費を低減することができ、作動モータの作動時間も短くなって経済的にも浪費が減らす。
なお、本発明の効果は上記したものに限られず、言及していないさらなる効果が請求範囲の記載から当業者に明らかであろう。
従来のシャワーキャリアのハウジング駆動部および昇降アクチュエータを示す斜視図。 従来の昇降アクチュエータの断面を示す断面図。 本発明の第1の実施形態による概略構成を示す斜視図。 図3のハウジング駆動部の一部構成を示す分解斜視図。 図4の第1昇降アクチュエータおよび第2昇降アクチュエータの伸長前のハウジング駆動部の断面図。 図4の第1昇降アクチュエータおよび第2昇降アクチュエータの伸長後のハウジング駆動部の断面図。 図3の駆動ユニットによってヘッドレストが上方へティルトした状態を示す状態図。 図3の駆動ユニットによってヘッドレストが下方へティルトした状態を示す状態図。 図3の走行補助ユニットの側面走行状態および停止状態を示す状態図。 図3の走行補助ユニットの直線走行状態を示す状態図。 図3の駆動リンクが駆動輪を弾性支持する構造を示す断面図。 図3の安全ガイド部が回転によって独立して動作する状態を示す状態図。 安全ガイド部が上下にスライドする構成のシャワーキャリアを示す図。 本発明の第2実施形態によるヘッドレストの構成を示す斜視図。 図14の結合ユニットに設けられた第1ベッド結合部の分解斜視図。 図14のヘッドレストの上方への回転時、スプロケットが配設された部分を簡略して示した断面図。 図14のヘッドレストの下方への回転時、スプロケットが配設された部分を簡略して示した断面図。 図14の結合ユニットに設けられたスプロケットの拡大側面図。 本発明の第3実施形態による概略構成を示す斜視図。 図19に示すヘッドレストの動作状態を示す状態図。 図19に示すティルト操作部の構成を示す斜視図。 図21に示すティルト操作部によるヘッドレストの動作状態を示す斜視図。 図20に示すティルト操作部の変更した形態の構成を示す斜視図。 図23に示すティルト操作部によるヘッドレストの動作状態を示す斜視図。 図20に示すティルト操作部の他の変更例の構造を示す斜視図。 図25に示すティルト操作部によるヘッドレストの動作状態を示す斜視図。
以下、上記目的を具体的に実現する本発明の好ましい実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。なお、実施形態の説明において、同一又は相当部分は同一名称および符合を付してその説明を省略する。
第1実施形態
図3は本発明の第1実施形態による概略構成を示す斜視図である。
本発明のシャワーキャリアは、図3に示すように、ベースフレーム100と、ハウジング駆動部110と、走行補助ユニット300と、ベッド200と、ヘッドレスト400とから概ね構成されている。
前記ベースフレーム100は前記ハウジング駆動部110および前記ベッド200を安定して支持する様々な構造で形成され、シャワーキャリアの移動の利便性を考慮して複数の移動輪101を備えている。
前記ハウジング駆動部110は、前記ベースフレーム100に結合されており、後述するように、複数のハウジング111,112,113(図4を参照)および昇降アクチュエータ120,130(図4を参照)によって上下方向に伸縮して前記ベッド200の高さを調節することができる。したがって、被看護人を沐浴する環境または場所に応じて前記ベッド200の高さを調整することによって、より楽な状態で被看護人を沐浴することができる。
前記ベッド200は、洗浄する被看護人の位置をより楽にするために横たわった状態または座った状態に形成することができ、この実施形態では被看護人が横たわった状態で被看護人を洗浄できるように形成されている。また、被看護人を洗浄するとき、洗浄済みの水がベッド200の一側から排水されるように一定角度傾けたり、傾斜角度を調節可能に形成したりすることができる。
また、前記ベッド200は、さらに被看護人の両側に設けられて被看護人の落下を防止する安全ガイド部210を備えている。さらに、前記安全ガイド部210がない一側にはユーザが把持することができるグリップ部220が設けられている。
前記安全ガイド部210は、前記ベッド200の両側に対応して一対設けられており、被看護人を支持することによって落下事故を予防することができる。
前記走行補助ユニット300は、前記ベッド200および前記ベースフレーム100のうち少なくとも一方に結合して回転運動する駆動リンク380と、この駆動リンク380に連結されて前記移動輪101とともに移動を補助する駆動輪311と、この駆動輪311に動力を与える動作モータ(図示せず)とから構成されている。
前記走行補助ユニット300は、前記駆動リンク380の駆動によって前記駆動輪311および前記動作モータの位置が決定される。したがって、前記駆動リンク380の位置を調節することにより前記駆動輪311および前記動作モータが動作し、シャワーキャリアの走行時に走行を補助することができる。
また、前記ヘッドレスト400は、前記ベッド200一側の先端部に設けられており、前記ベッド200に横たわった被看護人の頭部を支持する。このとき、前記ヘッドレスト400はその角度および突出量の調整が可能であるが、かかる調整は図7、8に示す駆動ユニット410によって行われる。
前記ヘッドレスト400の動作および構成については、図7および図8を参照して後述する。
図4は図3のハウジング部の一部の構成を示す分解斜視図、図5は図4の第1昇降アクチュエータおよび第2昇降アクチュエータの伸長前のハウジング駆動部を示す断面図、また図6は図4の第1昇降アクチュエータおよび第2昇降アクチュエータの伸長後のハウジング駆動部を示す断面図である。
図4ないし図6に示すように、この実施形態では前記ハウジング駆動部110が、第1ハウジング111、第2ハウジング112および第3ハウジング113を含み、本発明のシャワーキャリアは、第1昇降アクチュエータ120および第2昇降アクチュエータ130を含む。
前記ハウジング駆動部110は、第2ハウジング112と、上部が前記ベッド200の下部に結合され、前記第2ハウジング112の上部に昇降するように設けられた第1ハウジング111と、前記第2ハウジング112の下部に昇降するように設けられ、下部が前記ベースフレーム100に結合された第3ハウジング113とを含む。すなわち、前記ハウジング駆動部110は、複数のハウジングが互いに重なりながら係止する構造であり、具体的には、この実施形態では3つのハウジング111,112,113が互いに重なって係止している。
それぞれのハウジング111,112,113は、前記ベッド200を安定して支持できる様々な形態で形成することができ、この実施形態では四角形の箱状に形成されている。前記第1ハウジング111の下面は開放しており、内部に前記第2ハウジング112が収容される空間S1が形成されている。前記第3ハウジング113は上面が開放しており、内部に前記第2ハウジング112が収容される空間S2が形成されている。
したがって、前記第2ハウジング112の一部は前記第1ハウジング111の空間S1に収容され、その他の部分は前記第3ハウジング113の空間S2に収容される。この実施形態では、前記第1ハウジング111の空間S1が前記第3ハウジング113の空間S2より大きく形成されている。したがって、前記第3ハウジング113の空間S2に前記第2ハウジング112が収容され、前記第1ハウジング111の空間S1に前記第3ハウジング113が収容される。
すなわち、前記第1ハウジング111および前記第3ハウジング113の高さを前記第2ハウジング112と同じ高さで形成することができ、これにより、全ハウジング駆動部110が伸長可能な長さを長くすることができる。なお、逆に前記第3ハウジング113の空間S2が前記第1ハウジング111の空間S1より大きく形成され、前記第3ハウジング113の空間に前記第1ハウジング111を位置させることもできる。
また、前記第1ハウジング111の空間S1および前記第3ハウジング113の空間S2は、これらの空間S1,S2に収容されるハウジングの形状に対応する形状に形成する。したがって、前記空間S1,S2に収容されるハウジングは、前記第1ハウジング111および前記第3ハウジング113の上部または下部への昇降を導くガイドの役割を果たすことになる。
具体的には、この実施形態では前記第1ハウジング111の空間S1は前記第2ハウジング112の形状に対応する四角形の箱状に形成され、前記第2ハウジング112は前記第1ハウジング111の上部への昇降を案内するガイドの役割を果たす。また、前記第3ハウジング113の空間S2は、前記第1ハウジング111の形状に対応する四角形の箱状に形成され、前記第1ハウジング111は前記第3ハウジング113の下部への昇降を案内するガイドの役割を果たす。
さらに、前記第1ハウジング111、前記第2ハウジング112および前記第3ハウジング113の周縁部には、前記第1ハウジング111および前記第3ハウジング113のより安定した昇降を案内するガイドレールなどの案内手段が様々な形態で設けることができる。
昇降アクチュエータ120,130は、駆動モータ121,131、動力伝達部122,132、固定部123,133および移動部124,134を含む。この実施形態では、前記第1昇降アクチュエータ120および前記第2昇降アクチュエータ130が多様な方式によって前記第2ハウジング112の内部に固定される。また、前記第1昇降アクチュエータ120および前記第2昇降アクチュエータ130のそれぞれは、前記第1ハウジング111および前記第3ハウジング113を移動させる。なお、それぞれの昇降アクチュエータ120,130の全体構成は同様であるので、以下では第1昇降アクチュエータ120を中心として説明する。
前記駆動モータ121は回転軸を備えており、回転軸の回転を前記動力伝達部122に伝達する。この動力伝達部122は、前記駆動モータ121の回転軸の回転力を前記固定部123に伝達する。ところで、前記駆動モータ121は、前記固定部123の下部で前記固定部123を直接回転させるように設けることもできるが、このようにすると、被看護人が位置する前記ベッド200の荷重が前記固定部123の下部に設けられた前記駆動モータ121に直接伝達される。また、前記駆動モータ121の駆動力を大きくする必要があり、さらに上部の荷重によって前記駆動モータ121が破損する恐れがある。このため、本発明では、下部に一定値以上の荷重が加えらることを考慮して、通常前記駆動モータ121を回転する前記固定部123の側部に設け、減速機などの前記動力伝達部122を介して前記駆動モータ121の回転力を前記固定部123に伝達する構成とした。
前記動力伝達部122は、前記駆動モータ121の回転軸の回転力を前記固定部123に伝達し、前記駆動モータ121の回転数、後述する移動部124の昇降速度、上部に印加される荷重などを考慮した多様な形態の減速機で具現することができる。
前記固定部123は、前記駆動モータ121の回転力を受けて前記駆動モータ121の回転軸とは別の回転軸を中心として回転する。すなわち、上述したように、前記駆動モータ121が前記固定部123の一側面に設けられることによって前記固定部123の回転軸は前記駆動モータ121の回転軸と一直線上に位置せず、前記固定部123は前記駆動モータ121の回転軸とは別の回転軸を中心として回転する。
具体的には、この実施形態における前記駆動モータ121の回転軸と前記固定部123の回転軸は平行に配置され、前記動力伝達部122は前記駆動モータ121および前記固定部123の端部で連結することによって、前記駆動モータ121の回転軸の回転を前記固定部123に伝達する。
前記固定部123は長手方向に長い円柱状に形成されており、前記固定部123の周面にはねじ山が形成されている。また、後述する前記移動部124が前記固定部123の回転にしたがって前記固定部123上を上下方向に移動する。したがって、前記固定部123の長さによって全体昇降アクチュエータ120の伸縮長さが決定される。
前記移動部124には、前記固定部123のねじ山に噛み合うねじ山が形成されたナットを有し、前記固定部123の回転にしたがって前記固定部123上を上下方向に昇降する。また、前記移動部124の先端には前記第1ハウジング111が固定されており、前記移動部124の移動にしたがって前記第1ハウジング111が前記第3ハウジング113上を上下方向に昇降する。
一方、前記第1昇降アクチュエータ120の前記固定部123の長さが昇降アクチュエータ120のストロークが決定されるので、前記固定部123の長さは前記駆動モータ121の上下方向の長さよりも長く形成されている。また、前記駆動モータ121が前記固定部123の下部一側で結合しているので、全体として前記第1昇降アクチュエータ120は下部の左右方向の幅が上部の左右方向の幅より大きく形成される。したがって、前記駆動モータ121の上部には空き空間が形成される。
これにより、前記駆動モータ121,131上の空き空間を活用するために、前記第1昇降アクチュエータ120および前記第2昇降アクチュエータ130は、各駆動モータ121,131が固定部123,133間の空間に設けられ、各移動部124,134が互いに逆方向に昇降するように配置されている。
したがって、この実施形態では被看護人が横たわる前記ベッド200の荷重などによる前記駆動モータ121の破損および容量を考慮して、前記駆動モータ121を固定部123の側部に配置したことで生じた駆動モータ121上の空き空間に、前記第2昇降アクチュエータ130を逆方向に配置し、前記第2昇降アクチュエータ130の前記駆動モータ131を位置させて空間活用度を増大させている。
さらに、前記第1昇降アクチュエータ120と前記第2昇降アクチュエータ130とを逆に配置することによって、前記第2ハウジング112を基準として移動部124,134を上部および下部方向に昇降させることができ、結局、昇降アクチュエータ120,130の形状を最大に活用して従来のハウジングと同様のサイズおよび高さを有する前記ハウジング駆動部110を用いて、上下方向のストロークを大きくすることができる。したがって、前記ベッド200の昇降距離を大きく延ばすことができ、多様な環境で看護人が被看護人を効果的に沐浴することができる。
以下、本発明によるシャワーキャリアの第1昇降アクチュエータ120および第2昇降アクチュエータ130の駆動によるハウジング駆動部110の全体的な駆動について説明する。
移動部124,134が移動せず前記第1昇降アクチュエータ120および第2昇降アクチュエータ130が伸長しないと、前記第2ハウジング112は前記第3ハウジング113の空間S2に収容されているから外部に露出せず、前記第3ハウジング113は前記第1ハウジング111の空間S1に収容されているから外部に露出しない。結局、全体として前記第3ハウジング113のみが外部に露出している。
また、前記第1昇降アクチュエータ120の前記駆動モータ121の回転力が前記動力伝達部122を介して前記固定部123に伝達され、これにより前記固定部123が回転する。また、前記移動部124は前記固定部123の回転にしたがって上方へ移動する。また、前記移動部124の先端に連結された前記第1ハウジング111は上方に移動しながら前記ベッド200が上昇する。
また、前記第2昇降アクチュエータ130は、前記第1昇降アクチュエータ120のような方式の駆動により、前記移動部134の先端に連結された前記第3ハウジング113が下方に移動する。具体的には、前記第3ハウジング113の下部は前記ベースフレーム100に固定されているので、前記第2昇降アクチュエータ130の駆動によって前記第2ハウジング112が上方に移動し、これによって前記ベッド200が上昇する。
このように、本発明では、駆動モータ121,131を固定部123,133の側部に配置することによって前記第1昇降アクチュエータ120および前記第2昇降アクチュエータ130をコンパクト化し、これにより、前記第2ハウジング112を含むハウジング駆動部110全体のサイズを従来と同様に維持しながら、前記第1昇降アクチュエータ120および前記第2昇降アクチュエータ130の逆方向への伸長によって前記第1ハウジング111および前記第3ハウジング113を互いに逆方向に移動させることで、前記ベッド200が移動可能な範囲を極大化することができる。
次に、図7および図8を参照しながら、前記ヘッドレスト400の動作について説明する。
図7は図3の駆動ユニットによってヘッドレストが上方へティルトした状態を示す状態図であり、図8は図3の駆動ユニットによってヘッドレストが下方へティルトした状態を示す状態図である。
前記駆動ユニット410は、図7および図8に示すように、ヒンジ部417と、アクチュエータ411と、アーム413と、ブラケット415とを備えている。
前記ヒンジ部417は、前記ヘッドレスト400の一側を前記ベッド200に回転可能に結合している。
前記アクチュエータ411は前記ベッド200の下側に設けられ、看護人の操作により選択的に伸縮させることができる。
前記アーム413は前記アクチュエータ411に連結され、前記ヘッドレスト400方向に延在して、前記アクチュエータ411の駆動によって押されたり引かれたりする。
前記ブラケット415は、一端が前記ベッド200の下側に回転可能に結合され、他端が前記ヘッドレスト400の前記ヒンジ部417から離間した位置にヒンジ結合されており、これらの間に前記アーム413の先端がヒンジ結合されている。また、前記ブラケット415の他端は前記一端より高い位置に、前記アーム413が結合する部分は前記一端より低い位置に形成されて、前記アーム413が押されたり引かれたりするとき、前記一端を中心として回転しながら前記ヘッドレスト400の角度および突出量を調節することができる。
したがって、図7および図8に示すように、前記アクチュエータ411が伸びて前記アーム413が前記ブラケット415を押すと、前記ヘッドレスト400が立ち上がりながら傾動し、また前記アクチュエータ411が収縮して前記アーム413が前記ブラケット415を引くと前記ヘッドレスト400が下方に傾動する。
したがって、看護人が必要にり被看護人の頭部を上側に持ち上げるときは、前記ヘッドレスト400を上方へ傾動させ、被看護人の頭部を下げるときには、前記ヘッドレスト400を下方へ傾動することができる。また、前記アクチュエータ411の伸縮量を調節することによってヘッドレスト400の傾動角度を調整し、被看護人の体型に合わせる調整を行うことができる。
また、前記ヘッドレスト400は必ず被看護人の頭部を支持する必要はない。もし、被看護人が前記ベッド200に逆さまにして寝たり、前記ベッド200の頭部側の端部および足側の端部にそれぞれ前記ヘッドレスト400を設けたりした場合は、前記ヘッドレスト400は被看護人の足部を支持するように備えられ、前記ヘッドレスト400が上方へ傾動させた場合、足部を持ち上げることができ、前記ヘッドレスト400が下方へ傾動させた場合は、前記足部が水平な状態で支持面から離間させることができるので、足の洗浄時に有用である。
次に、図9および図10を参照しながら、前記走行補助ユニット300の構成および動作について説明する。
図9は図3の走行補助ユニット300の側面走行状態および停止状態を示す状態図であり、図10は図3の走行補助ユニット300の直線走行状態を示す状態図である。
前記走行補助ユニット300は、前記駆動リンク380を操作することによりユーザが前記駆動輪311を地面に選択的に接地させることができる。
前記駆動輪311が前記駆動リンク380によって地面に接地すると、前記作動モータが作動し、前記作動モータの駆動によって前記駆動輪311が回転運動しながらシャワーキャリアの移動を助ける。
この実施形態において、前記走行補助ユニット300はさらに、前記ベッド200の外面の一部を一定間隔離間して囲むように形成されたグリップ部220に取付けた一対のワイヤーガイド390と、このワイヤーガイド390と前記駆動リンク380に両先端が結合したワイヤー360とを含んでいる。
図3に示したように、前記ベースフレーム100はさらに、第1移動輪101aと第2移動輪101bの間に前記駆動輪311が位置するように補助フレーム140を備え、前記補助フレーム140の中間部に前記駆動リンク380が結合されている。
前記補助フレーム140は中間部に補助ブラケット150が設けられ、この補助ブラケット150に前記駆動リンク380が回転可能に連結されている。また、前記駆動輪311および前記作動モータは前記駆動リンク380の下側の先端に設けられている。
ここで、前記補助ブラケット150および前記補助フレームのうち少なくとも一方と、前記駆動リンク380の下側先端部とが復元部材384の両端にそれぞれ結合されており、外力が作用していない状態では前記駆動輪311が地面に接地するようなことはない。
この実施形態では、第1固定突子152が前記補助ブラケット150に突出するように設けられ、第2固定突子386が前記駆動リンク380に突設され、前記復元部材384の一側の先端が前記第1固定突子152に接続され、前記復元部材384の他側の先端が前記第2固定突子386に接続されている。
前記第1固定突子152および前記第2固定突子386に前記復元部材384が連結されていることにより、前記駆動リンク380および前記補助ブラケット150に引張り力が作用し、前記駆動リンク380に他の外力が作用しないかぎり、前記作動モータおよび前記駆動輪311は地面に接地しない。
前記ワイヤーガイド390はユーザが選択的に操作可能に構成され、一部が前記グリップ部220を囲むように形成されて前記グリップ220の一部が貫通固定されて結合している。
このように構成された前記走行補助ユニット300は、さらに、前記ワイヤーガイド390の操作により前記駆動リンク380の動作状態を調節するために、前記ワイヤーガイド390と前記駆動リンク380を連結するワイヤー360を備えている。
前記ワイヤー360は、一端が前記ワイヤーガイド390に設けられたレバー392に接続され、他端が前記駆動リンク380上側の先端に形成された連結溝382に接続されている。
前記ワイヤー360が、前記駆動リンク380と前記ワイヤーガイド390とを連結することにより、前記ワイヤーガイド390の動作により発生した外力が前記駆動リンク380に伝達され、前記ワイヤー360を介して伝達された外力が前記駆動リンク380を回転運動させる。
このとき、前記ワイヤー360は、前記ワイヤーガイド390に発生した外力をそのまま前記駆動リンク380に伝達する必要があるので、弾性のない部材で構成されている。
前記ワイヤーガイド390の構成についてより詳しく説明すれば、図示したように、前記ワイヤーガイド390は、上側に設けられて前記ベッド200の前記グリップ部220に取付ける取付用リング394と、下側に回転可能に取付けて前記ワイヤー360に外力を伝達するレバー392とを有する。
前記取付用リング394は、前記グリップ部220を囲むように形成されており、前記グリップ部220の一部を貫通して固定することにより前記ワイヤーガイド390が前記ベッド200に固定される。
前記レバー392は、前記グリップ部の下側に回転可能に固定されており、このレバー392の動作状態にしたがって前記ワイヤー360に伝達される外力を調節することができる。
このように、前記レバー392は前記ワイヤー360との結合により前記駆動リンク380の動作状態を調節することができる。
一方、前記ベースフレーム100の外面と前記ベッド200の下面のうち、前記ワイヤー360が位置する一部には、前記ワイヤー360の長手方向に沿って所定の間隔をおいて備えられ、前記ワイヤー360が前記ベースフレーム100および前記ベッド200から分離しないようにする複数の案内部材362が設けられている。
前記案内部材362によって支持された前記ワイヤー360は、ベースフレームなどから離脱せずに前記ワイヤーガイド390から作用する外力を前記駆動リンク380に伝達する。
このように構成された前記走行補助ユニット300は、図9に示すように、前記ワイヤーガイド390による外力が作用しないと、前記駆動リンク380は結合された前記復元部材384の復元力によって前記補助フレーム140側に回転して固定されている。
前記駆動リンク380が前記補助フレーム140側に回転して固定されることにより、前記駆動リンク380の下側の先端に設けられている前記駆動輪311が地面から一定距離離間して位置しシャワーキャリアの走行を妨害しない。
次に、図10に示すように、前記ワイヤーガイド390に外力が作用すると、前記駆動リンク380は前記ワイヤーガイド390に連結されたワイヤー360を介して外力を受ける。
前記駆動リンク380が前記ワイヤー360を介して外力を受けると、前記駆動リンク380は補助ブラケット150に結合された軸を回転中心として反時計方向に回転する。このとき、前記駆動リンク380は前記復元部材384によって固定支持されているので、前記駆動リンク380を回転するためには、前記駆動リンク380に作用する外力が前記復元部材384の復元力より大きくなければならない。
前記駆動リンク380が受けた外力によって回転すると、前記駆動リンク380に設けた前記駆動輪311が地面に接地してシャワーキャリアの走行を補助する。
またこれと同時に、前記駆動輪311が地面に接地する場合、前記駆動輪311に連結された前記作動モータは動力を発生させて前記駆動輪311に動力を伝達する。
前記移動輪101は回転速度を測定するセンサー(図示せず)を備えて前記移動輪101の回転速度を計測する。
前記作動モータは回転速度が調節可能に構成されており、前記移動輪101に備えられた前記センサーで計測された回転速度に対応して回転速度を決定する。
この実施形態では、前記駆動リンク380の動作を前記ワイヤーガイド390により調整したが、前記ワイヤーガイド390の代わりに、前記駆動リンク380を伸ばして外側の先端部に他の操作レバーを設け、前記駆動リンク380の動作を操作することができる。また、前記操作レバーにさらに他の操作部を設けて前記作動モータを駆動するか否かを制御することもできる。
これは特定の形態に限定されず、前記駆動リンク380の動作をユーザが操作できる構成であれば、どのような構成であっても適用可能である。
これにより、シャワーキャリアはユーザが移動速度を選択的に調節可能に構成されるので、より便利に使用することができる。
なお、図示していないが、前記走行補助ユニット300はさらに動作制御部を備えて、ユーザの操作により調整される前記駆動リンク380の動作状態に応じて前記作動モータを作動させるか否かを決定することができる。
前記作動制御部は、前記駆動リンク380の回転状態または前記駆動リンク380と前記ベースフレームとの離間距離などにより前記駆動モータを駆動するか否かを制御することができる。
次に、図11を参照しながら、前記駆動リンク380が前記駆動輪311を弾性支持する構造について説明する。
図11は図3の駆動リンクが駆動輪を弾性支持する構成を示す断面図である。
前記駆動リンク380は支持アーム314に結合され、前記支持アーム314は内部に設けられて外部に駆動力を与える作動モータ(図示せず)を備えている。このとき、前記駆動リンク380は下側の先端部に弾性支持部材315を備えて前記支持アーム314に結合している。
より詳しくは、前記駆動リンク380は下側の先端部に挿入溝332aが設けられ、前記挿入溝332aとスライド可能に結合される挿入ガイド314aを有する前記支持アーム314と結合されている。
また、前記弾性支持部材315は、一側が前記挿入ガイド314aに、他側が前記挿入溝332aに連結され、前記駆動リンク380の内部に設けられる。
前記弾性支持部材315によって、前記駆動輪311を介して伝達された衝撃が前記ベッド200に直接伝達されない効果がある。
この実施形態においては、前記弾性支持部材315、挿入溝332aおよび挿入ガイド314aとの構成により前記駆動輪311を弾性支持しているが、油圧ダンパ、空圧ダンパ、ばねなどを適用して前記駆動輪311を弾性支持することもできる。しかし、これらに限定されず、地面から前記駆動輪311を介して伝達される衝撃が緩衝できる構成であれば、いずれも可能である。
次に、図12を参照しながら、前記安全ガイド部210の動作について説明する。
図12は図3の案全ガイド部が回動によって独立して動作する状態を示す状態図である。
前記安全ガイド部210は、前記ベッド200の一側に備えられた第1安全ガイド211と、第1安全ガイドに対向する第2安全ガイド212と、安全ガイド駆動部(図示せず)とを含む。
前記第1安全ガイド211および第2安全ガイド212は、前記ベッド200またはベースフレーム100に回動させながらかがんだり立ち上がったりすることができる。このとき、前記第1安全ガイド211および前記第2安全ガイド212は互いに独立してかがんだり立ち上がったりする。
前記安全ガイド駆動部は、前記第1安全ガイド211および前記第2安全ガイド212が互いに独立してかがんだり立ち上がったりするようにする。
図示したように、前記第1安全ガイド211および前記第2安全ガイド212が互いに独立してかがんだり立ち上がったりすることができるので、被看護人が背中の洗浄のために体を回すとき、被看護人が向く側の第1安全ガイド211は被看護人が掴んで支持するように立ち上がり、反対側の第2安全ガイド212は看護人による被看護人の背中の洗浄が容易になるようにかがむので、被看護人の安全性が向上するとともに看護人の洗浄の利便性も向上する。
次に、図13を参照しながら、前記安全ガイド部210の変形形態について説明する。
前記安全ガイド部210は、上述したように、回動させながらかがんだり立ち上げたりする方式以外にも、上下にスライドさせながら選択的に立ち上げることができる。
図13は安全ガイド部が上下にスライドする構造のシャワーキャリアを示す図である。
前記安全ガイド部210は、前記ベッド200の一側に設けられる第1安全ガイド213と、第1安全ガイド213に対向する第2安全ガイド214とから構成されている。
前記第1安全ガイド213および第2安全ガイド214は上下方向にスライド可能に設けられている。すなわち、上方にスライドするときは、前記ベッド200の上方に突出するように立ち上がって被看護人の落下を防止し、下方にスライドするときには、前記ベッド200の下方にかがんで被看護人の搭乗または洗浄時の不便さを解消することができる。
さらに、前記第1安全ガイド213および前記第2安全ガイド214を独立して上下方向にスライドする安全ガイド駆動部を設けることができる。
したがって、前記第1安全ガイド213および第2安全ガイド214が垂直方向にスライドしながら互いに独立して立ち上がるので、被看護人が背中の洗浄のために体を回すとき、被看護人が立ち上がっている安全ガイドを掴んで支持することができ、反対側は下側にかがんで看護人の洗浄時に邪魔にならないようにすることができる。
また、被看護人がシャワーキャリアに乗ったり降りたりするとき、ベッドにもっとも近づくことができるので、移動距離が短くなり、被看護人を移す看護人の手間を軽減することができる。なお、被看護人がベッドとシャワーキャリアの間に落下する恐れも低減する。
第2実施形態
以下、図14ないし図18を参照しながら、本発明の第2実施形態について説明する。図14は本発明の第2実施形態によるヘッドレストの構成を示す斜視図である。
図14に示すように、基本構成は上記第1実施形態と同様であるが、前記駆動ユニット410の代わりに、別の結合ユニット420が設けられている。
前記ヘッドレスト400は、前記ベッド200上に設けられ、被看護人が横たわった状態で被看護人の頭部が位置し、前記ベッド200に対して上方または下方に回転可能に一側が前記ベッド200にヒンジ結合されている。
前記結合ユニット420は、第1ベッド結合部422と、ヘッド結合部423と、第2ベッド結合部424と、特殊ベアリング425と、スプロケット426と、角度調節把持部427とを備えている。
前記第1ベッド結合部422は、前記ベッド200の一側に突出するように設けられ、一部に結合孔422a(図15参照)が形成されていることが好ましい。
前記ヘッド結合部423は、前記ヘッドレスト400の一側に突出するように設けられ、前記結合孔422aに挿入される第1軸423a(図15参照)が設けられていることが好ましい。
前記第2ベッド結合部424は、前記ベッド200の一側に突出するように設けられ、一部に第2軸424aが設けられていることが好ましい。
図16は図14に示すヘッドレスト400の上方への回転時、スプロケット426が配設される部分を簡略して示した断面図であり、図17は図14のヘッドレスト400の下方への回転時、スプロケット426が配設される部分を簡略して示した断面図である。
図16および図17に示すように、前記特殊ベアリング425は前記第2軸424a上に固定して、前記ヘッドレスト400が上方へのみ回転可能であり、下方へは回転しないような一方向クラッチであることが好ましい。
前記スプロケット426は前記特殊ベアリング425の外側に結合し、前記特殊ベアリング425の回転によって、前記ヘッドレスト400の上方への回転時には共に回転し、前記ヘッドレスト400の下方への回転時には回転しないようにすることが好ましい。
前記角度調節把持部427は、前記ヘッドレスト400の一部に備えられ、一側が前記スプロケット426と噛み合う。
前記角度調節把持部427は、一側がわずかに手で引っ張ることができるようになっており、前記ヘッドレスト400が上側に回転するとき、前記スプロケット426に係合して共に回転する。また、前記ヘッドレスト400を下側に回転するためには、前記角度調節把持部427を上側に引っ張って前記スプロケット426から前記角度調節把持部427の先端部を離脱させて両者の係合を解除することによって行う。
ここで、図14に示すように、前記角度調節把持部427は、一側に前記角度調節把持部427と前記スプロケット426が常に係合する方向に弾性力を与える弾性部材427aを備えていることが好ましい。したがって、前記角度調節把持部427と前記スプロケット426が係合していない状態で保護者がヘッドレスト400または前記角度調節把持部427を落としたとしても、前記角度調節把持部427が前記弾性部材427aによって再びスプロケット426に係合して前記ヘッドレスト400が下側に急束に回転することを防止することができる。
また、図14に示すように、前記ヘッドレスト400とベッド200の間に緩衝部材428が設けられることが好ましい。これにより、前記ヘッドレスト400の円滑な回転ができるとともに、前記ヘッドレスト400の急速な回転によって被看護人の頸部に加えられる衝撃を緩和することができる。このとき、前記緩衝部材428としては油圧ダンパ、空圧ダンパ、ばねなどを適用できるが、これらに限られず、前記ヘッドレスト400の急速な回転を防止できるものであれば、いずれも可能である。
本発明の第2実施形態による前記結合ユニット420は、さらに前記ヘッドレスト400が一定角度内でのみ回転できるようにするストッパーを設けることができる。
図15は図14の結合ユニットに設けられた第1ベッド結合部およびヘッド結合部の分解斜視図である。
図15に示すように、前記ストッパーは前記第1軸423aに設けられるキー423bと前記結合孔422aに設けられるキー溝とからなる。したがって、前記第1軸423aは、前記キー溝が形成される角度だけ回転可能であり、前記ヘッドレスト400の回転角度が制限される。
図18は図14の結合ユニットに設けられたスプロケットの拡大断面図である。
図18に示すように、前記スプロケット426は、歯の断面が一方は短く他方は長い左右非対称である。したがって、前記ヘッドレスト400が下方へ回転するとき、前記角度調節把持部427が前記スプロケット426の短い歯に支持されて前記ヘッドレスト400の下方への回転をより効果的に制限することができる。
このとき、前記角度調節把持部427は、前記スプロケット426との係合部分の形状が互いに隣接した2つの歯の間の形状に対応する。
また、図14に示すように、前記結合ユニット420は、前記ヘッドレスト400に加えられる被看護人の荷重に耐えられるように一対からなることが好ましい。前記結合ユニット420が一対からなる場合、より確実な結合および緩衝効果が得られる。
前記緩衝部材428は、図14に示すように、前記結合ユニット420の両側に設けられるか、あるいは図示していないが、前記一対の結合ユニット420の間に設けることができる。
以下、図16および図17を参照しながら、本発明の第2実施形態による前記ヘッドレスト400の作動について説明する。
前記第1軸423aは、前記ヘッドレスト400の回転に伴って共に回転する軸であり、前記第2軸424aは前記ベッド200に従属する部分であるので、前記ヘッドレスト400の回転に関係なく常に回転しない軸である。
図16に示すように、前記ヘッドレスト400が上方へ回転するときは前記第1軸423aが回転する。また、前記ヘッドレスト400に結合している角度調節把持部427により前記角度調節把持部427の一側に係合しているスプロケット426が回転する。このとき、前記特殊ベアリング425が回転する。
前記ヘッドレスト400の回転が停止しているときは、前記特殊ベアリング425および前記角度調節把持部427によって前記ヘッドレスト400の下方への回転が制限される。前記スプロケット426と前記角度調節把持部427が係合しており、前記特殊ベアリング425によって前記ヘッドレスト400の下方への回転が制限されているので、前記ヘッドレスト400は停止状態を維持することができる。
図17に示すように、前記ヘッドレスト400を下方に回転するときは、前記角度調節把持部427を引っ張って前記スプロケット426と前記角度調節把持部427の先端部との係合を解除する。前記ヘッドレスト400と前記ベッド200は、前記第1軸423aおよび前記第1ベッド結合部422によってのみヒンジ結合されているので、前記ヘッドレスト400の下方への回転が行われる。このとき、前記緩衝部材428によって前記ヘッドレスト400の急速な回転が防止でき、前記ヘッドレスト400が円滑に回転して被看護人により快適な使用感を与えることができる。
このように構成された第2実施形態は基本的には上述した第1実施形態と同様であるが、前記ヘッドレスト400の動作方式が異なる。
第3実施形態
以下、図19を参照しながら、本発明の第3実施形態の構成について説明する。第3実施形態は基本的には上述した第1実施形態と同様であるが、前記ヘッドレストの構成が異なる。
図19は本発明の第3実施形態による概略構成を示す斜視図である。
図19に示すように、前記ヘッドレスト500は、前記ベッド200の先端に回転可能に結合され、ユーザの操作によって互いに独立してティルト可能な複数の部材からなる。この実施形態において、前記ヘッドレスト500は二部材からなり、前記ベッド200の一側に設けられて回転可能に結合されている。また前記ヘッドレスト500は、被看護人の頸部を支持する頸部支持部材510と、この頸部支持部材510の長手方向に沿う外側に設けられて一側が前記頸部支持部材510に回転可能に結合される補助支持部材520とから構成されている。
前記頸部支持部材510は、被看護人が前記ベッド200上に横たわったとき被看護人の後頸部部分に設けられて後方の頸部を支持する。
前記補助支持部材520は、前記頸部支持部材510の長手方向に沿う外側に設けられ、前記頸部支持部材510にティルト可能に結合されている。このとき、前記補助支持部材520は被看護人の頭部の上部を支持する。
また、前記補助支持部材520は、外側の先端部に開口部522を有する。前記開口部522により、他人が前記ベッド200に横たわった被看護人の髪を洗う場合、より容易に被看護人の後頭部を洗うことができる。また、被看護人の髪を洗うとき、水が被看護人の顔や頸部後方に流れず、開口部522を介して排出することができる。
前記ティルト操作部600は、前記頸部支持部材510と前記補助支持部材520との結合領域に設けられ、前記補助支持部材520をティルト操作することができる。
この実施形態では前記ティルト操作部600が前記補助支持部材520の下面に設けられ、ユーザの選択によって前記補助支持部材520をティルトするか否かを操作することができる。
このようなシャワーキャリアは、前記頸部支持部材510の一側が前記ベッド200の外側先端部と回転可能に結合されている。次に、図20を参照しながら、前記ヘッドレスト500の駆動について説明する。
図20は図19のヘッドレストの動作状態を示す状態図である。
図20(a)に示すように、前記ヘッドレスト500は前記ベッド200と平行になっており、外力によるいかなる操作もなされていない。
また、図20(b)のように、前記頸部支持部材510をユーザの操作によって上方へティルトし、前記補助支持部材520を前記ティルト操作部600によって前記頸部支持部材510とは異なる方向にティルトしている。
このように前記ヘッドレスト500をティルトすると、被看護人の頭部は上方に持ち上げられるが、頭部は前記補助支持部材520に接しないので、頭部の後部に空き空間が形成され、これにより看護人が容易に被看護人の髪を洗うことができる。
なお、図20(c)に示すように、前記頸部支持部材510はユーザの操作によって下側にティルトするとともに、前記補助支持部材520も前記ティルト操作部600の操作によって同じ方向にティルトしている。
このように前記ヘッドレスト500をティルトすると、前記ベッド200に横たわった被看護人の頭部が前記頸部支持部材510によって支持されるとともに下方に下がり、被看護人の頭部が前記補助支持部材520に接しない。
基本的には、図20(b),(c)は同様であるが、前記頸部支持部材510のティルト方向が異なる。これは、被看護人の趣向や身体構造によって選択的に調整するためである。
次に、図21を参照しながら前記ティルト操作部600の構成について説明する。図21は図19のティルト操作部の構成を示す斜視図である。
前記ティルト操作部600は、固定部材610と、移動部材620と、操作フレーム630とから概ね構成されている。
前記固定部材610は、前記頸部支持部材510の長手方向に沿う外側先端の下面に複数設けることができ、この実施形態では一対設けている。
前記操作フレーム630は前記補助支持部材520の下面に設けられ、幅方向に沿って移動可能になっている。この実施形態では前記操作フレーム630が前記補助支持部材520の下面に設けられた複数のスライドガイド640によって離脱せず前記補助支持部材520の幅方向に沿って摺動可能に設けられている。
前記移動部材620は前記操作フレーム630の中央に設けられ、前記固定部材610に対応して選択的に接触可能に設けられている。
前記移動部材620は前記操作フレーム630に固定されているので、前記操作フレーム630の動作状態によって前記固定部材610との接触が決定される。
このような前記ティルト操作部600は、ユーザが選択的に前記頸部支持部材510および前記補助支持部材520をティルト操作することができる。
ここで、前記移動部材620および前記固定部材610の数は制限されないが、同じ個数で形成することが好ましい。
次に、図22を参照しながら、前記ティルト操作部600および前記ティルト操作部600によって前記ヘッドレスト500がティルトされる過程について説明する。
図22は図21のティルト操作部によるヘッドレストの動作を示す図である。
図示のように、図22(a)は、ユーザが前記ティルト操作部600を操作していない状態のヘッドレスト500である。このとき、一対の固定部材610とこれらに対応する前記移動部材620とが互いに接して支持しているので、重力方向に力が作用しても前記補助支持部材520はティルトしない。これは、前記固定部材610と前記移動部材620が互いを支持している状態であるためである。このような状態で前記頸部支持部材510と前記補助支持部材520とは互いに平行に設けられ、被看護人の頭部を支持する。
図22(b)に示すように、ユーザが前記操作フレーム630を前記補助支持部材520の右側に外力を加えて摺動させると、前記操作フレーム630に結合している前記移動部材620も共に右側に移動する。ここで、前記移動部材620が右側に移動する場合、前記固定部材610との接触状態が維持されず、互いを支持することができない。
したがって、図22(c)に示すように、重力またはユーザの外力によって前記頸部支持部材510および前記補助支持部材520がティルトする。ここで、前記頸部支持部材510および補助支持部材520は前記移動部材620および固定部材610によって一定角度以上ティルトすると、これ以上ティルトせず固定される。一定角度以上ティルトされると、前記移動部材620は頸部支持部材の下面に接して支持され、前記固定部材610は補助支持部材520の下面に接して支持される。
このように構成された前記ヘッドレスト500は、前記ティルト操作部600に外力を与えてユーザが選択的にティルトを調節することができる。
この実施形態では、前記操作フレーム630が前記補助支持部材520の幅方向に沿って摺動する構造になっているが、本発明の実施形態をより明確に理解するためのものであり、これに限られない。したがって、この発明の趣旨や範疇から離脱しない限り、他の形態に具体化することができる。
次に図23を参照しながら、この実施形態によるティルト操作部の変形例について説明する。図23は図20に示したティルト操作部を変更した形態の構成を示す斜視図である。
図23から判かるように、ティルト操作部700は、移動リンク710と、補助リンク720と、制御把持部730とから概ね構成されている。
前記移動リンク710は、前記補助支持部材520の下面に設けられて長手方向に沿って長く形成されており、内側の先端部が外力によって前記頸部支持部材510の下面まで摺動可能に構成されている。
前記移動リンク710は、前記補助支持部材520と前記頸部支持部材510の結合領域に設けられた支持ガイド740にしたがって外力によって長手方向に移動する。
前記補助リンク720は、中間部が前記補助支持部材520の下面と平行を維持しながら回転可能に結合され、一側は前記移動リンク710と回転可能に結合され、他側は前記制御把持部730と回転可能に結合されている。
したがって、前記制御把持部730を介して伝達される外力によって前記補助リンク720は中間部を中心として回転し、これにより前記移動リンク710は前記支持ガイド740にしたがって前記補助支持部材520の長手方向に沿って摺動する。
前記制御把持部730は前記開口部522の下側に設けられて前記補助リンク720の他側に回転可能に結合されており、ユーザによる外力によって前記補助支持部の長手方向に沿って移動して前記補助リンク720を回転させる。
ここで、図23に示すように、前記移動リンク710と前記補助リンク720は一対で構成され、前記補助支持部材520の左右両側に設けられている。したがって、前記制御把持部730は両側がそれぞれ前記補助リンク720に回転可能に結合されている。
この実施形態では、前記移動リンク710および前記補助リンク720を一対で構成したが、これは本発明の実施形態をより明確に理解するためのものであり、これに限られない。前記移動リンク710の摺動により前記頸部支持部材510と前記補助支持部材520とをティルト操作できる構成であれば、いずれも適用可能である。
さらに、前記頸部支持部材510の外側先端の下面に、前記ヘッドレスト500が一定角度以上ティルトできないように支持する係合部材514が設けられている。
前記係合部材514は複数構成され、この実施形態では前記係合部材514を前記頸部支持部材510の外側先端に単一の形態で設けている。また、前記係合部材514は前記頸部支持部材510および前記補助支持部材520のうちいずれか一方、または両方に設けてもよい。
前記係合部材514は、前記ヘッドレスト500がティルトする場合、前記補助支持部材520の内側先端の下面に接して支持される。また、前記係合部材514の形状を変更して前記ヘッドレスト500のティルト角度の閾値を調節することができる。
このように構成された前記ティルト操作部700は、ユーザによる前記制御把持部730の操作によって、前記ヘッドレスト500自体をティルトするか否かを調整することができる。
次に、図24を参照しながら、前記ティルト操作部700の変形例により前記ヘッドレスト500のティルト操作過程について説明する。図24は図23のティルト操作部によるヘッドレストの動作を示す図である。
図24(a)に示すように、ユーザが前記制御把持部730で前記ティルト操作部700を操作していないときは、前記移動リンク710の一部は前記頸部支持部材510の下面に位置し、他の部分は前記補助支持部材520の下面に位置する。これにより、前記頸部支持部材510および前記補助支持部材520を支持してティルトしないように固定する。
なお、図24(b)に示すように、ユーザが前記制御把持部730を前記補助支持部材520の長手方向に沿って内側方向に外力を加えると、前記補助リンク720が前記制御把持部730によって回転する。一対の前記補助リンク720が前記制御把持部730によって互いに異なる方向に回転させると、前記補助リンク720に連結された一対の移動リンク710が前記補助支持部材520の長手方向に沿って外側に摺動する。このとき、前記移動リンク710は前記支持ガイド740によって他の方向に離脱しないように支持される。
また、前記移動リンク710を前記補助支持部材520の長手方向に沿って外側に摺動させると、前記移動リンク710は前記補助支持部材520の下面にのみ位置し、前記頸部支持部材510の下面には位置しない。
これにより、図24(c)に示すように、前記補助支持部材520はティルトが可能になり、重力やユーザによる外力によってティルトされる。ここで、前記補助支持部材520のティルトは前記係合部材514によってティルト角度が調節可能である。
次に、図25を参照しながら、この実施形態によるティルト操作部の他の変形例の構成について説明する。図25は図20のティルト操作部の他の変更例の構成を示す斜視図である。
図25に示すように、前記ティルト操作部800は、ギアボックス810と、操作ハンドル820とから概ね構成されている。
前記ギアボックス810は複数のギアが噛み合って構成され、前記頸部支持部材510の側面に結合している。また、前記ギアボックス810の内部に設けられたギアを介して伝達される回転力を外部に与える伝達軸は、前記補助支持部材520がティルトする回転軸に結合されている。
このように結合された前記ギアボックス810は、外力によって内部に設けられた複数のギアが噛み合って回転し、これにより前記補助支持部材520の回転軸を中心として前記補助支持部材520がティルトされる。
前記操作ハンドル820は、前記ギアボックス810の側面に突出して設けられ、ユーザの操作によって回転して前記ギアボックス810に回転力を与える。
このように、前記ティルト操作部800は前記操作ハンドル820を介して前記ギアボックス810に回転力を与え、前記ギアボックス810は与えられた回転力により前記補助支持部材520をティルトする。
図26を参照しながら、前記ティルト操作部800の操作による前記ヘッドレスト500のティルト過程をより詳しく説明する。図26は図25に示すティルト操作部によるヘッドレストの動作を示す図である。
まず、図26(a)に示すように、ユーザが前記ティルト操作部800に何ら外力を与えない状態では前記ベッド200と前記ヘッドレスト500が平行に設けられ、上面に横たわる被看護人の頭部を支持する。
また、図26(b)に示すように、ユーザが前記操作ハンドル820により回転力を前記ギアボックス810に与え、前記ギアボックス810は与えられた回転力によって内部に備えられた複数のギアが互いに噛み合って回転が行われる。これにより、複数のギアが互いに回転して前記補助支持部材520を回転させる。
このとき、前記補助支持部材520のティルト角度は、前記操作ハンドル820の回転数によって決定される。
この実施形態では、前記ギアボックス810および前記操作ハンドル820が前記ヘッドレスト500の一側にのみ設けているが、これは本発明の実施形態をより明確に理解するためのものであり、これに限られず、前記ヘッドレスト500の両側に一対設けることもできる。
以上、本発明を好ましい実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態に多様な変更を加えることが可能であることは本発明が属す分野の通常の知識を有する者に明らかであり、そのような変更を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが請求範囲の記載から明らかである。

Claims (36)

  1. 被看護人を横たえるベッドと、
    第2ハウジング、前記ベッドの下部に結合されて前記第2ハウジングの上部に昇降するように設けられた第1ハウジングおよび前記第2ハウジングの下部に昇降するように設けられた第3ハウジングとを含むハウジング駆動部と、
    回転軸が設けられた駆動モータ、前記回転軸と異なる回転軸を中心として回転する固定部、前記回転軸の回転力を前記固定部に伝達する動力伝達部および前記固定部の回転にしたがって上下方向に昇降しながら前記第1ハウジングを上部に昇降させる移動部を含み、前記第2ハウジングの内部に設けられた第1昇降アクチュエータと、
    回転軸が設けられた駆動モータ、前記回転軸と異なる回転軸を中心として回転する固定部、前記回転軸の回転力を前記固定部に伝達する動力伝達部および前記固定部の回転にしたがって上下方向に昇降しながら前記第3ハウジングを下部に昇降させる移動部を含み、前記第2ハウジングの内部に設けられた第2昇降アクチュエータと、
    を含む老弱者用シャワーキャリア。
  2. 前記第1昇降アクチュエータおよび前記第2昇降アクチュエータのそれぞれの固定部の長さは、前記第1昇降アクチュエータおよび前記第2昇降アクチュエータのそれぞれの駆動部の長さよりも長く形成され、前記第1昇降アクチュエータおよび前記第2昇降アクチュエータのそれぞれの駆動部は、前記それぞれの固定部の下部一側に設けられ、
    前記第1昇降アクチュエータおよび前記第2昇降アクチュエータは、前記それぞれの駆動モータが前記それぞれの固定部の間の空間に設けられ、前記移動部が互いに逆方向に昇降するように配置されている請求項1記載の老弱者用シャワーキャリア。
  3. 前記第1ハウジングは下面が開放され、内部に前記第2ハウジングを収容できる空間が形成されている請求項1記載の老弱者用シャワーキャリア。
  4. 前記第3ハウジングは上面が開放され、内部に前記第2ハウジングを収容できる空間が形成されている請求項1記載の老弱者用シャワーキャリア。
  5. 前記第1ハウジングは下面が開放され、内部に前記第2ハウジングを収容できる空間が形成され、
    前記第3ハウジングは上面が開放され、内部に前記第1ハウジングを収容できる空間が形成されている請求項1記載の老弱者用シャワーキャリア。
  6. 前記第3ハウジングは上面が開放され、内部に前記第2ハウジングを収容できる空間が形成され、
    前記第1ハウジングは上面が開放され、内部に前記第3ハウジングを収容できる空間が形成されている請求項1記載の老弱者用シャワーキャリア。
  7. 前記ベッドは洗浄水が円滑に排水されるように一側に傾けて形成されている請求項1記載の老弱者用シャワーキャリア。
  8. 前記ベッドに横たわった被看護人の頭部を支持しつつ、被看護人の身体的な特性に対応するように角度または突出量が可変するヘッドレストと、
    前記ベッドの両側にそれぞれ選択的に立ち上がるように設けられ、前記ベッドに横たわった被看護人がベッドの外側に落下することを防止する安全ガイド部と、
    を含んでなる請求項1記載の老弱者用シャワーキャリア。
  9. 前記ヘッドレストとベッドとの間に設けられ、前記ヘッドレストの急激な回転を防止する緩衝部材を含む請求項8記載の老弱者用シャワーキャリア。
  10. 前記ヘッドレストの角度または突出量を調節する駆動ユニットが設けられていることを特徴とする請求項8記載の老弱者用シャワーキャリア。
  11. 前記駆動ユニットは、
    前記ヘッドレストをベッドに回転可能に結合させるヒンジ部と、
    選択的に伸縮するアクチュエータと、
    前記アクチュエータに結合してアクチュエータの伸長によって押されたり引かれたりするアームと、
    一端は前記ベッドの下側に回転可能に結合され、他端は前記ヘッドレストの前記ヒンジ部と離間した位置にヒンジ結合され、前記一端と他端の間に前記アームの先端がヒンジ結合され、前記他端は前記一端より高い位置に形成され、前記アームが結合する部分は前記一端より低い位置に形成されて、前記アームによって前記一端を中心として回転しながら前記ヘッドレストの角度および突出量を調節するブラケットと、
    を含んでなることを特徴とする請求項8記載の老弱者用シャワーキャリア。
  12. 前記安全ガイド部は、
    前記ベッドの一側に選択的に立ち上がることができる第1安全ガイドと、
    前記第1安全ガイドが設けられた側と対向する側に選択的に立ち上がることができる第2安全ガイドとを含んでなり、
    前記第1安全ガイドおよび前記第2安全ガイドは互いに独立して作動することを特徴とする請求項8記載の老弱者用シャワーキャリア。
  13. 前記第1安全ガイドおよび前記第2安全ガイドは、回転しながらかがんだり立ち上がったりするように設けられることを特徴とする請求項12記載の老弱者用シャワーキャリア。
  14. 前記第1安全ガイドおよび前記第2安全ガイドは、前記ベッドの上側に立ち上がったり前記ベッドの下側にかがんだりするように上下方向に摺動しながら選択的に立ち上がることを特徴とする請求項12記載の老弱者用シャワーキャリア。
  15. 前記安全ガイド部は前記第1安全ガイドおよび前記第2安全ガイドが互いに独立してかがんだり立ち上がったりするように安全ガイド駆動部を備えていることを特徴とする請求項13または請求項14記載の老弱者用シャワーキャリア。
  16. 前記ベッド上に設けられて被看護人が横たわった状態で被看護人の頭部が位置し、前記ベッドの一側がヒンジ結合して前記ベッドに対して上方または下方に回転するヘッドレストと、
    前記ベッドの一側に突出して形成され一部に結合孔が形成される第1ベッド結合部、前記ヘッドレストの一側に突出して設けられ前記結合孔に挿入される第1軸が設けられたヘッド結合部、前記ベッドの一側に突出して設けられ一部に第2軸が設けられた第2ベッド結合部、前記第2軸上に結合され前記ヘッドレストが上方へのみ回転可能に形成される特殊ベアリング、この特殊ベアリングの外側に結合したスプロケット、および前記ヘッドレストの一側に設けられ一側が前記スプロケットに噛み合う角度調節把持部を含む結合ユニットと、
    を含む請求項1記載の老弱者用シャワーキャリア。
  17. 前記角度調節把持部は、
    一側が手で引っ張れるように形成され、
    前記ヘッドレストが上方へ回転するときは、前記スプロケットに噛み合って共に回転し、前記ヘッドレストを下方へ回転するときには、前記角度調節把持部を上部に引っ張って前記スプロケットと前記角度調節把持部の噛み合いを解除し、前記ヘッドレストが下方へ回転可能になる請求項16記載の老弱者用シャワーキャリア。
  18. 前記角度調節把持部は、一側に前記角度調節把持部と前記スプロケットが常に噛み合う方向に弾性力を与える弾性部材を備えた請求項17記載の老弱者用シャワーキャリア。
  19. 前記ベッドの先端に回転可能に結合され、ユーザの操作によって互いに独立してティルト可能な複数の部材を有するヘッドレストを含んでなる請求項1記載の老弱者用シャワーキャリア。
  20. 前記ヘッドレストは、外側先端部が長手方向に沿って内側に落ち込むように形成された開口部を含んでなる請求項19記載の老弱者用シャワーキャリア。
  21. 前記ヘッドレストは、
    前記ベッドの一側に設けられて回転可能に結合され、被看護人の頸部を支持する頸部支持部材と、
    前記頸部支持部材の長手方向に沿う外側に設けられ、一側が前記頸部支持部材と回転可能に結合される補助支持部材と、
    を含んでなる請求項19記載の老弱者用シャワーキャリア。
  22. 前記ヘッドレストの中央部に設けられ、前記ヘッドレスト自体がティルトするか否かを操作するティルト操作部を含んでなる請求項21記載の老弱者用シャワーキャリア。
  23. 前記ティルト操作部は、前記頸部支持部材と前記補助支持部材の結合領域に設けられ、前記頸部支持部材と前記補助支持部材とのティルト操作することができることを特徴とする請求項22記載の老弱者用シャワーキャリア。
  24. 前記ティルト操作部は、
    前記頸部支持部材の長手方向に沿う外側先端部の下面に設けられる固定部材と、
    前記補助支持部材の下面に設けられ、幅方向に沿って移動可能に結合する操作フレームと、
    前記操作フレームの中央部に設けられ、前記固定部材に対応して接触可能に設けられた移動部材とを含んでなる請求項23記載の老弱者用シャワーキャリア。
  25. 前記ティルト操作部は、
    前記補助支持部材の下面に設けられ、長手方向に沿って長く形成され、内側先端部が外力によって前記頸部支持部材の下面まで摺動可能に構成された移動リンクと、
    前記補助支持部材の外側先端部に設けられ、前記移動リンクに連結されて摺動を調節する制御把持部とを含んでなる請求項23記載の老弱者用シャワーキャリア。
  26. 前記ティルト操作部は、
    前記頸部支持部材と前記補助支持部材の結合領域に設けられて、外力による回転により前記補助支持部材のティルトを調節するギアボックスと、
    前記ギアボックスに連結されてユーザによって選択的に回転力を与えられるように前記ギアボックスの側面に突出して設けられる操作ハンドルとを含んでなる請求項23記載の老弱者用シャワーキャリア。
  27. 前記ハウジング部の下部に結合されて地面から一定の高さに前記ベッドを支持し、一側に設けられて前記ベッドを移動可能にする複数の移動輪を有するベースフレームと、
    地面に接地する駆動輪および前記駆動輪に駆動力を与える作動モータを有し、ユーザの操作によって地面に選択的に接地する走行補助ユニットとを含んでなる請求項1記載の老弱者用シャワーキャリア。
  28. 前記走行補助ユニットは、前記ベッドおよび前記ベースフレームのうち少なくとも一方に結合され、下側先端部に前記駆動輪が設けられて前記駆動輪を支持し、動作によって前記駆動輪および前記動作モータの位置を移動させる駆動リンクを含む請求項27記載の老弱者用シャワーキャリア。
  29. 前記駆動輪は、シャワーキャリアの移動に邪魔にならないように前記移動輪の間に配設されていることを特徴とする請求項27記載の老弱者用シャワーキャリア。
  30. 前記駆動リンクは、前記駆動輪に結合されて前記駆動輪が地面に接地する場合に弾性支持することを特徴とする請求項28記載の老弱者用シャワーキャリア。
  31. 前記走行補助ユニットは、
    前記ベッドの先端部に設けられてユーザが把持可能なグリップ部に一部が前記グリップ部を囲んだ形態で貫通固定するように設けられたワイヤーガイドと、
    前記駆動リンクおよび前記ワイヤーガイドに両先端が連結されてユーザからの外力を前記駆動リンクに伝達するワイヤーとを含んでなる請求項28記載の老弱者用シャワーキャリア。
  32. 前記駆動リンクは、外側先端部に設けられて前記駆動リンクの回転運動を調節し、前記作動モータの駆動を操作する操作部を有する操作把持部を含んでなる請求項28記載の老弱者用シャワーキャリア。
  33. 前記作動モータは、前記移動輪の回転速度を計測して対応する速度で前記駆動輪の回転速度を調節することを特徴とする請求項27記載の老弱者用シャワーキャリア
  34. 前記走行補助ユニットは、前記駆動リンクの動作に基づいて前記駆動輪を動作するか否かを決定する作動制御部を含んでなる請求項28記載の老弱者用シャワーキャリア。
  35. 前記作動制御部は、前記駆動リンクと前記ベッドとの離間距離を感知して動作するか否かを決定する近接センサーを含んでなることを特徴とする請求項34記載の老弱者用シャワーキャリア。
  36. 前記作動制御部は、前記駆動リンクの回転状態に基づいて作動するか否かを決定する回転感知センサーを含んでなることを特徴とする請求項34記載の老弱者用シャワーキャリア。
JP2013502512A 2010-11-30 2011-11-30 老弱者用シャワーキャリア Active JP5400250B2 (ja)

Applications Claiming Priority (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR10-2010-0120321 2010-11-30
KR1020100120321A KR101057756B1 (ko) 2010-11-30 2010-11-30 상, 하 이동변위가 증가된 고령 친화형 샤워 캐리어
KR1020110077388A KR101155369B1 (ko) 2011-08-03 2011-08-03 샤워캐리어용 헤드레스트
KR10-2011-0077388 2011-08-03
KR10-2011-0098005 2011-09-28
KR1020110098005A KR101171243B1 (ko) 2011-09-28 2011-09-28 주행보조유닛을 구비한 이동식 샤워캐리어
KR1020110118317A KR101284738B1 (ko) 2011-11-14 2011-11-14 복수 개의 틸팅부재로 이루어진 헤드레스트가 구비된 샤워캐리어
KR10-2011-0118317 2011-11-14
PCT/KR2011/009227 WO2012074297A2 (ko) 2010-11-30 2011-11-30 고령친화형 샤워캐리어

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013523254A JP2013523254A (ja) 2013-06-17
JP5400250B2 true JP5400250B2 (ja) 2014-01-29

Family

ID=46172403

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013502512A Active JP5400250B2 (ja) 2010-11-30 2011-11-30 老弱者用シャワーキャリア

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8776289B2 (ja)
JP (1) JP5400250B2 (ja)
WO (1) WO2012074297A2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102639029B (zh) * 2009-11-28 2014-10-15 利纳克有限公司 用于家具的可伸缩立柱
EP3373768A4 (en) * 2015-11-11 2019-04-10 LA (Linear Adjustment) Dev. Limited TELESCOPIC SUPPORT DEVICE FOR FURNITURE PIECE
US20180338723A1 (en) * 2017-05-26 2018-11-29 Holly Heilner Apparatus for monitoring seated individuals
GB2588139B (en) * 2019-10-09 2021-12-08 Drive DeVilbiss Sidhil Ltd Lifting Assembly

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE455990B (sv) * 1986-12-29 1988-08-29 Electrolux Ab Patientlyft
JPH02198513A (ja) * 1989-01-27 1990-08-07 Yoshida Dental Mfg Co Ltd 椅子昇降装置
US5193633A (en) * 1991-06-07 1993-03-16 Wright State University Motorized transfer and transport system for the disabled
JPH0548750A (ja) 1991-08-14 1993-02-26 Ricoh Co Ltd マルチメデイア通信システム
US5285539A (en) * 1992-02-22 1994-02-15 Andermac, Inc. Shower bath for a bedridden patient
JP2728869B2 (ja) 1996-11-05 1998-03-18 株式会社日本メディックス 患者昇降装置における昇降機構
KR100228089B1 (ko) 1996-12-21 1999-11-01 정몽규 헤드 레스트 틸트 어셈블리
KR100229441B1 (ko) 1996-12-27 1999-11-01 정몽규 자동차용 이동식 헤드레스트
KR100594390B1 (ko) 2000-01-28 2006-07-03 삼성전자주식회사 텔레스코픽 시스템을 구비한 로봇
JP2001293044A (ja) 2000-04-11 2001-10-23 Kiyoshi Seki 介助用リフト装置
US20020162410A1 (en) * 2001-05-03 2002-11-07 Zimmerman Dean A. Telescopic linear actuator
JP2003207013A (ja) * 2002-01-10 2003-07-25 Matoba Denki Seisakusho:Kk 電動アクチュエータ
JP2003339798A (ja) * 2002-05-24 2003-12-02 Mizuho Co Ltd 手術台用テーブル
JP2004194844A (ja) * 2002-12-17 2004-07-15 Paramount Bed Co Ltd ベッドにおける電動搬送装置およびその駆動制御方法
KR200333285Y1 (ko) 2003-08-12 2003-11-12 주식회사 한국기연 자동차용 헤드레스트의 각도 조절장치
US7712389B2 (en) * 2006-05-16 2010-05-11 T-Motion Technology Co., Ltd. Lifting device having parallel double screw rods
JP2010240337A (ja) * 2009-04-10 2010-10-28 Morita Mfg Co Ltd 医療用診療台
KR101067983B1 (ko) 2010-12-23 2011-09-26 김인겸 거동불편자의 목욕과 이동을 돕기 위한 목욕의자

Also Published As

Publication number Publication date
US8776289B2 (en) 2014-07-15
WO2012074297A2 (ko) 2012-06-07
WO2012074297A3 (ko) 2012-10-11
US20120317725A1 (en) 2012-12-20
JP2013523254A (ja) 2013-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5400250B2 (ja) 老弱者用シャワーキャリア
JP5400890B2 (ja) 車椅子式歩行補助用ロボット
US9414980B2 (en) Bed, and combining method and separating method of bed
EP2182906B1 (en) A wheel chair with commode for a patient that converts in to a bed
JP4630119B2 (ja) 移乗支援装置
KR101317726B1 (ko) 주행보조유닛을 구비한 이동식 샤워캐리어
KR100960094B1 (ko) 승강구동모듈이 힌지 결합된 승강의자
CN109907893A (zh) 多功能轮椅和轮椅床
WO2018020995A1 (ja) ベッド装置
US20100207353A1 (en) Wheelchair Apparatus with Assistant Function
JP5762256B2 (ja) 歩行器兼用移動椅子
JP4903000B2 (ja) 立ち上がり支援装置
JP3113742U (ja) 電動起立補助装置付歩行器兼車椅子
JP2015130912A (ja) 補助動力装置付き介護車
KR20210067375A (ko) 신체약자용 휠체어
JP4566090B2 (ja) 動作支援ベッド
KR101123760B1 (ko) 고령친화형 샤워 캐리어
JP3755822B2 (ja) 介護用車椅子
KR102228629B1 (ko) 생활 보조용 스마트 실내이동기기
KR100887411B1 (ko) 반자동 의료용 침대
JP3444695B2 (ja) 便座昇降装置
KR101403524B1 (ko) 다기능성 침대겸용 목욕대
JP2015077312A (ja) ロボット
JP3974159B1 (ja) 持ち上げ補助装置
JP3724406B2 (ja) 移乗機

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131015

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131024

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5400250

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250