JP3444695B2 - 便座昇降装置 - Google Patents

便座昇降装置

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JP3444695B2
JP3444695B2 JP11928695A JP11928695A JP3444695B2 JP 3444695 B2 JP3444695 B2 JP 3444695B2 JP 11928695 A JP11928695 A JP 11928695A JP 11928695 A JP11928695 A JP 11928695A JP 3444695 B2 JP3444695 B2 JP 3444695B2
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次郎 越島
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Nippon Cable System Inc
Hi Lex Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は便座昇降装置に関する。
さらに詳しくは、身体障害者や高齢者が便器本体に腰を
下ろしたり、そこから立ち上がったりするときに、それ
らの動きを補助ないし介助するために便座を動力で上昇
および下降させるための便座昇降装置に関する。
【0002】
【従来の技術】実公昭49−33508号公報(従来例
1)には、便器を楕円状の外筒と、その内部を上下に摺
動する内筒とを有し、内筒の前端に取り付けた雌ネジを
有するブロックを垂直方向に設けた回転自在のネジ棒で
昇降駆動させる昇降自在の便器が記載されている。他
方、特開昭62−275422号公報(従来例2)に
は、洋式便器の後部に断面角型の1本のガイド体を立設
し、そのガイド体に筒状のガイド筒部を被せ、ガイド筒
部により便座の後端を支持させると共に、ガイド体内に
設けた油圧シリンダでガイド筒部を昇降駆動するものが
記載されている。さらに特公平3−24213号公報
(従来例3)には、洋式便器の後端に左右一対のガイド
レール部材を立設し、それらの間に移動プレートを昇降
自在に設け、ガイドレール部材の上端に回転自在に設け
たスプロケットおよびそれに巻き掛けたチェーンによ
り、その移動プレートを上下駆動する便座の昇降装置が
記載されている。また特開平5−305038号公報
(従来例4)には、洋式便器の後端に左右一対のパイプ
状のポストと、そのポストにより昇降自在に支持される
フレームと、ポスト内に設けたラックおよびフレームに
回転自在に設けたピニオンとを噛み合わせたラック−ピ
ニオン機構と、フレームに取り付けた、ピニオンを回転
させるモータとを備えた昇降式の便座が記載されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の便器ない
し便座昇降装置は、いずれも便座の前部ないし後部に、
便座の上面から上方に突出するように駆動機構やガイド
機構が設けられている。そのため通常の使用者にとって
は使いづらく、一般家庭で健常者と身体障害者などとが
兼用する便器としては好ましくない。さらに便座や便器
本体の後端ないし前端を支持しているので、便座などが
片持ち支持となり、ガイド機構が複雑かつ大がかりで、
トイレ内に大きなスペースを要する。他方、油圧駆動の
動力式の便座昇降装置(従来例2)は油圧発生ユニット
も加えると駆動装置がきわめて大がかりである。モータ
駆動式のもの(従来例3および4)も、駆動機構が比較
的大がかりで、家庭用のトイレに設置するには好ましく
ない。
【0004】本発明は、とくに家庭用のトイレに簡単に
設置することができ、便座の上方に突出物を設けず、そ
のため身体障害者だけでなく健常者にとっても使いやす
い便座昇降装置を提供することを技術課題としている。
さらに本発明は、駆動機構がコンパクトで場所をとら
ず、家庭用に簡易に設置できる便座昇降装置を提供する
ことを技術課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の便座昇降装置
は、便器本体の左右両側にそれぞれ配置された左右の固
定ガイドと、その固定ガイドに沿って昇降自在に設けら
れると共に、上端に便座の左右端を取り付けるための便
座取付部を有する左右の可動部材と、可動部材と固定ガ
イドとの間に介在される、可動部材を常時上向きに付勢
する付勢手段と、固定ガイドの近辺に設けた、前記可動
部材を昇降駆動する駆動機構とから構成されている。こ
のような便座昇降装置では、固定ガイドの後部上端同士
を連結し、便器本体の上面後部側に取り付けるための連
結フレームを設けるのが好ましい。前記駆動機構は、固
定ガイドの上下にそれぞれ設けられる方向転換部材と、
それらの方向転換部材の間に張られると共に、その一部
が可動部材の下端部に連結されている引きケーブル(ワ
イヤ)と、その引きケーブルの両端を交互に引き操作す
るモータ駆動のケーブル駆動部とから構成するのが好ま
しい。
【0006】さらに便座取付部をそれぞれの可動部材に
対し、水平状態と前傾状態との間で傾動するように、左
右共通の回動中心廻りに回動自在に取り付け、かつ前記
付勢手段で便座取付部を常時前傾させるように弾力的に
付勢するのが好ましい。その付勢手段は、便座取付部の
回動中心よりも後部側と、左右の固定ガイドとの間に介
在された圧縮スプリングで構成し、その圧縮スプリング
により可動部材を常時上向きに付勢させ、かつ便座取り
付け部を前傾方向の付勢するのが好ましい。ここにいう
圧縮スプリングは、いわゆるガススプリングを含む。
【0007】また前記駆動機構を、固定ガイドの上下に
それぞれ設けられる方向転換部材と、一端が前記可動部
材に係止されると共に、上方に延びて上側の方向転換部
材に係合されている上昇用のケーブル(ないしワイヤ)
と、一端が前記可動部材に係止されると共に、下方に延
びて下側の方向転換部材に係合されている下降用のケー
ブル(ないしワイヤ)と、それらのケーブルのそれぞれ
の他端を交互に引き操作するモータ駆動のケーブル駆動
部と、それらのケーブルを方向転換部材からケーブル駆
動部まで案内する可撓性を有する導管とから構成するの
が好ましい。このものにおいても、便座を常時上向きに
付勢する付勢手段を設けるのが好ましく、その付勢手段
を、便座と固定ガイドとの間に介在された圧縮スプリン
グとし、さらに伸縮動作を緩和するためのガス式の緩衝
器を備えた圧縮スプリングとするのが一層好ましい。
【0008】
【作用】本発明(請求項1)の基本的な特徴は、ガイド
機構および駆動機構を備えた左右の昇降ユニットをそれ
ぞれ便器本体の側方に設け、それにより便器本体の上部
に突出物を設けないようにした点である。すなわち従来
の電動式の駆動装置では、左右のガイド間に回転駆動軸
を通しており、そのため便器本体の中央を避けて便器本
体の後部に配置し、便座の後部を片持ち支持しなければ
ならず、便器本体より上方に突出するガイドを必要とす
る。本発明では左右の固定ガイド間および左右の可動部
材間に駆動軸を通しておらず、左右別個に昇降駆動する
ようにしているので、使用者の重心がかかる中央部を支
持することができる。またガイド機構や駆動機構を簡単
にすることができ、しかも便器本体の上部には邪魔な突
出物がない。さらに可動部材と固定ガイドの間に、左右
の可動部材を常時上向きに付勢する付勢手段を介在させ
ているので、使用者の重量をバランスさせることがで
き、駆動装置の作動方向による駆動力のアンバランスを
緩和することができると共に、万一、駆動部に故障が生
じても使用者を安全に支えることができる。
【0009】本発明において、固定ガイドの後部上端同
士を連結し、便器本体の上面後部側に取り付けるための
連結フレームを設ける場合は、便器本体の上部に邪魔な
突出物を設けることなく、左右の固定ガイド同士を一体
化することができ、それにより使用者の重量をしっかり
と支えることができる。また前記駆動機構を、固定ガイ
ドの上下にそれぞれ設けられる方向転換部材と、それら
の方向転換部材の間に張られると共に、その一部が可動
部材の下端部に連結されているケーブルと、そのケーブ
ルの両端を交互に引き操作するケーブル駆動部とから構
成するときは、モータや減速機の配置位置の自由度が高
くなり、全体を薄くコンパクトに構成することができ
る。
【0010】また前記便座取付部をそれぞれの可動部材
に対し、水平状態と前傾状態との間で傾動するように、
左右共通の回動中心廻りに回動自在に取り付け、かつ前
記付勢手段により、常時前傾させるように弾力的に付勢
する場合は、便座は便器本体に当接した状態で水平とな
り、便器本体から離れている状態では前傾する。そのた
め便座に腰を掛けたり便座から離れたりする動作が容易
になる。なお従来の装置のように便座の後端部を回動自
在に支持している場合は重量のみで前傾動作を確保でき
るが、本発明の装置のように便座を便器本体の側部側で
支持している場合は、付勢手段を設けることにより確実
に前傾させることができる。
【0011】付勢手段を便座の回動中心よりも後部側と
左右の固定ガイドとの間に介在される圧縮スプリングと
するときは、その圧縮スプリングが可動部材を前傾させ
ると共に常時上向きに付勢するバランススプリングの作
用を奏する。さらに圧縮スプリングにその伸縮動作を緩
和するためのガス式の緩衝器を設ける場合は、昇降動作
がスムーズになり、上下動などに伴う振動を抑制するこ
とができる。
【0012】前記駆動機構を、固定ガイドの上下にそれ
ぞれ設けられる方向転換部材と、一端が前記可動部材に
係止されると共に、上方に延びて上側の方向転換部材に
係合されている上昇用のケーブル(ないしワイヤ)と、
一端が前記可動部材に係止されると共に、下方に延びて
下側の方向転換部材に係合されている下降用のケーブル
(ないしワイヤ)と、それらのケーブルのそれぞれの他
端を交互に引き操作するモータ駆動のケーブル駆動部
と、それらのケーブルを方向転換部材からケーブル駆動
部まで案内する可撓性を有する導管とから構成した便座
昇降装置(請求項6)は、ケーブル駆動部のモータが一
方向に回転すると、上昇用のケーブルが上昇し、下降用
のケーブルが繰り出されるので、便座を支持する可動部
材が上昇用のケーブルによって引き上げられる。またモ
ータが逆方向に回転すると、下降用のケーブルによって
引き下ろされる。このものはケーブル駆動部を配置する
位置の自由度が高くなり、全体をコンパクトに設計する
ことができる。このものにおいて前記可動部材を常時上
向きに付勢する付勢手段、たとえば便座と固定ガイドと
の間に介在された圧縮スプリングを設けるときは、使用
者が便座に腰を下ろした時のケーブル駆動部の負担が少
なくなり、しかも万一ケーブルが切れた場合でも、付勢
手段がクッション作用を奏するので、使用者は安全であ
る。さらに圧縮スプリングの伸縮動作を緩和するための
ガス式の緩衝器を設ける場合は、昇降動作がスムーズに
なり、上下動などに伴う振動を抑制することができ、さ
らに万一ケーブルが切れた場合でも、ゆっくり下降する
ので一層安全である。
【0013】
【実施例】つぎに図面を参照しながら本発明の便座昇降
装置を説明する。図1は本発明の装置の一実施例を便器
本体に取り付けた状態で示す概略斜視図、図2は図1の
装置の全体を示す斜視図、図3は同装置の右側を拡大し
て示す要部斜視図、図4は同装置の要部拡大側面図、図
5および図6はそれぞれ図4のV-V 線断面図およびVI-V
I 線断面図、図7は同装置の要部分解斜視図、図8およ
び図9は同装置を便器本体に取りつけた状態を示す正面
図および側面図、図10は同装置の他の使用状態を示す
概略側面図である。
【0014】図1において符号1は便器本体であり、2
はその便器本体用の便座(または温水洗浄便座)であ
る。便器本体1の左右の側方には、本発明の装置の一実
施例である便座昇降装置Aの右の昇降ユニット(右ユニ
ット)3および左の昇降ユニット(左ユニット)4がそ
れぞれ配置されている。各昇降ユニット3、4の高さは
便器本体1と同じか、それより低い。昇降ユニット3、
4の後部の上端同士は連結フレーム5により連結され、
その連結フレーム5は便器本体1の後部上面に取り付け
られている。連結フレーム5は便座に重量がかかったと
きに各昇降ユニット3、4が外側に倒れないように、装
置A全体を門型に一体化するためのものである。連結フ
レーム5は便器本体1の幅に合わせた寸法のものを採用
すればよいが、長さ調節可能に構成してもよい。装置A
の全体は図2に詳細に示している。装置Aの左ユニット
4および右ユニット3は実質的に同じ構成であり、同じ
部品ないし勝手違いの部品をほぼ対称に配置したもので
ある。そのため図3を参照しながら、右ユニット3の構
成を説明する。
【0015】図3に示す右ユニット3は、床に対して垂
直で、便器本体1の前後方向に延びるように配置される
薄板状のベースプレート6と、そのベースプレート6の
外側の面に取り付けた昇降部(ガイド機構)7と、2本
のコントロールケーブル8、9を介して昇降部7を駆動
する駆動部(ケーブル駆動部)10とから構成されてい
る。昇降部7はベースプレート6の前側に取り付けら
れ、駆動部10はベースプレート6の後部に配置されて
いる。なお実際には昇降部7および駆動部10ははカバ
ーないしケースにより覆っているが、図1などではケー
スを省略して示している。ベースプレート6の下端は床
面上に載置されているが、安定して床面に載置できるよ
うに、レベリングボルトなどの支持脚(図2の6a)を
設けるようにしてもよい。
【0016】昇降部7はベースプレート6に対して上下
方向に取り付けられるガイドレール11と、そのガイド
レール11に沿って上下に移動するキャリアプレート1
2と、下端がそのキャリアプレート12に取り付けられ
るスライドプレート13と、ベースプレート6の上端部
に取りつけられてスライドプレート13の外面を案内す
る平面視が略コ字状のガイドフレーム14とから構成さ
れている。スライドプレート13の上端には、便座2の
左右端の前後方向における中央部近辺を取りつけるため
の便座取付部15が取り付けられている。
【0017】便座取付部15の後端部は下方に折り曲げ
られて、ガススプリング取付片16としており、そのガ
ススプリング取付片16に圧縮スプリングであるガスス
プリング17のシリンダ18のボトム側が係止されてい
る。ガススプリング17のロッド19の先端はベースプ
レート6にピンジョイントされている。ここにいうガス
スプリング17とは、圧縮窒素などの圧縮ガス(あるい
は圧縮ガスとコイルスプリング20)をシリンダ18内
に収容し、シリンダ18に対して摺動自在に収容したロ
ッド19を常時伸ばすように付勢する装置である。シリ
ンダ18内にはロッド19の端部に取り付けたピストン
21が摺動自在に収容されている。通常はピストン21
の両側のガス(エアを含む)を通じる通路を設けると共
に、その通路に抵抗要素を介在させ、ダンパ作用ないし
緩衝作用を行わせる。通路はたとえばピストン自体に形
成されたオリフィスにより構成する。抵抗要素として流
量調節バルブなどを用いる場合には、流路抵抗を調節す
ることができる。またシリンダ18内に圧縮スプリング
20を収容してもよく、ガススプリング17に代えて、
圧縮コイルスプリングや、アキュムレータと接続したエ
アシリンダなどを付勢手段として使用することもでき
る。
【0018】ガイドフレーム14は図5に示すように、
コ字状に折り曲げた金属薄板などで構成され、その内面
にはスライドプレート13の外面と摺接する合成樹脂製
のライナ22がインサート成型などで設けられている。
スライドプレート13も図5および図7に示すように、
金属薄板をコ字状に折り曲げて製造しうる。ガイドフレ
ーム14の前端部は上向きに延ばされてその先端を外向
きに折り曲げており、その折り曲げた部分は便座2が下
降したときに便座取付部15の前部下面と当接するスト
ッパないし受け部材23となっている。
【0019】図4は上記の昇降部7の一部と、それをコ
ントロールケーブル8、9を介して昇降駆動する駆動部
10とを詳細に示している。図4の機構は図2の装置A
の左ユニット4用のものであるが、図面を上下逆に見れ
ばわかるように、スライドプレート13の取付位置を変
えれば右ユニット3用の昇降部7および駆動部10とし
て使用することができる。さらに本実施例ではスライド
プレート13を上下対称に構成しており、そのため便座
取付部15を除いて右ユニット3および左ユニット4に
共用することができる。
【0020】図4および図5に示すように、昇降部7の
要素のひとつであるガイドレール11は金属板をC字状
に折り曲げたものであり、その上下端にはそれぞれベー
スプレート6に取り付けるための取り付けブラケット2
4、24が固定されている。取り付けブラケット24も
金属薄板製であり、上下で勝手違いとしている。そのた
めガイドレール11に上下の取り付けブラケット24、
24を固定したものは、左ユニット4と右ユニット3と
で同じものを使用しうる。取り付けブラケット24の表
面側には、方向転換用のプーリ25、25が回転自在に
取り付けられている。なおプーリ25、25を省略する
こともできるが、その場合はコントロールケーブル8、
9の導管をそれぞれ上向きおよび下向きにある程度延ば
した上で湾曲させることになり、スペースをとる。その
ためプーリ25、あるいはコントロールケーブルの内索
であるケーブル(ないしワイヤ)を摺動して案内する円
弧状のケーブルガイドなどの方向転換要素を設けるのが
好ましい。
【0021】前記取り付けブラケット24にはキャリア
プレート12の上昇端および下降端を検出するためのリ
ミットスイッチLS1、LS2が取り付けられており、
さらにプーリ25に対向するように導管取付部26が設
けられている。またキャリアプレート12の上下2か所
には、図5に示すように、ガイドレール11内に係合さ
れてその内壁面に沿って転動するガイドローラ27、2
7が回転自在に取り付けられている。さらにキャリアプ
レート12には、その前面側に突出するように、合成樹
脂製の直方体状のケーブル連結部28がインサート成型
などで設けられている。キャリアプレート12の左右の
中間部には折り曲げ部29が形成され、それらの折り曲
げ部29の間にスライドプレート13を抱くようにし
て、4本のネジ30などでスライドプレート13を固定
している。
【0022】図4に示すように、ケーブル連結部28に
はコントロールケーブル8の内索である上昇用ケーブル
31の一端が係止され、その上昇用ケーブル31は上向
きに延びて上側のプーリ25の溝に係合し、下向きに方
向転換され、さらにコントロールケーブル8の可撓性を
有する導管(ワイヤガイド筒)32によって案内されて
駆動部10まで案内されている。他方、下降用ケーブル
33はその一端が前記ケーブル連結部28に係止され、
下側に延び、下側のプーリ25で方向転換した上で、他
のコントロールケーブル9の導管34によって駆動部1
0まで案内されている。それぞれの導管32、34の昇
降部7側の端部は、前述の取り付けブラケット24に設
けた導管取付部26に固定している。
【0023】駆動部10はベースプレート6に取り付け
られるコ字状のブラケット35の表面に取り付けたウォ
ーム減速機36と、その減速機36のハウジング37に
取り付けたモータMと、ブラケット35の裏面側に取り
付けた出力部38とから構成されている。ハウジング3
7内には公知のウォームホイール39およびウォームギ
ヤ40がそれぞれ回転自在に、かつ互いに噛み合うよう
に収容されており、ウォームギヤ40の端部にはモータ
Mの出力軸が連結されている。
【0024】図6に示すように、前記出力部38は、ウ
ォーム減速機36の出力軸42に連結される遊星ギヤ減
速機43と、その遊星ギヤ減速機の出力軸44に固定さ
れるケーブル巻き取り用のドラム45と、ドラムを収容
するドラムハウジング46とから構成されている。遊星
ギヤ減速機43は、太陽ギヤ47、その太陽ギヤと同心
状に配置されてスぺーサブラケット48に固定されるリ
ングギヤ49、両者の間に介在される遊星ギヤ50、お
よび遊星ギヤを回転自在(自転)に保持するキャリア5
1とからなる。キャリア51は前記遊星ギヤ減速機43
の出力軸44を有し、その出力軸はドラムハウジング4
6によって回転自在(公転)に保持され、さらに出力軸
44の端部にドラム45が共廻りするように固定されて
いる。ドラム45に突設した軸部52はドラムハウジン
グ46の一端を覆うカバー53によって回転自在に支持
されている。
【0025】ドラム45にはケーブル31、33の他端
を係止するための係止孔54、54が設けられ、さらに
外周面に案内溝が形成されている。ドラムハウジング4
6には図4に示すように、導管支持部55が一体に設け
られており、その導管支持部に対して軸方向スライド自
在に導管固定部材56、56が挿入され、導管支持部5
5と導管固定部材56の段部との間には、使用中に生じ
てくるケーブル31、33の伸びを吸収するためのバネ
57が介在されている。駆動部10、ケーブル31、3
3、導管32、34およびプーリ25、25は、請求項
1の駆動機構を構成している。なおこれらの駆動機構お
よび昇降部7は、減速比が大きく、比較的重量がある物
を持ち上げられる点を除けば、自動車の窓ガラスの昇降
に採用されているケーブル式のウインドレギュレータと
ほぼ同じ構成を有し、同じ作用を奏する。
【0026】すなわち上記のごとく構成される駆動機構
において、モータMが一方向に回転すると、ドラム45
はウォーム減速機36および遊星ギヤ減速機43により
減速されて一方向に回転する。それにより一方のケーブ
ル、たとえば上昇用ケーブル31がドラム45上に巻き
取られ、下降用ケーブル33がドラム45から送り出さ
れる。したがって2本のケーブル31、33により構成
されるループが一方向に循環するにしたがい、上昇用ケ
ーブル31がキャリアプレート12を引き上げる。他
方、モータMが逆に回転してドラム45を逆転させる
と、同様に下降用ケーブル33がドラム45に巻き取ら
れ、キャリアプレート12を引き下ろすことになる。
【0027】つぎに図7を参照して、便座回動機構を説
明する。本実施例ではスライドプレート13の上端近辺
にスライドプレートを貫通するボス60が固定され、そ
のボスに、便座取付部15の下部の門形状のブラケット
61がピンないしボルト(軸支点ボルト)62およびナ
ット63によって回動自在に取り付けられている。なお
便座取付部15は左右の昇降ユニット3、4で共通の回
転中心廻りに回動し、それにより左右の便座取付部15
に掛け渡される便座自体は比較的長いスパンで離れた部
分で回転自在に支持されている。そのため回動作用は安
定しており、スムーズである。さらに便座取付部15の
回動範囲を定めるため、スライドプレート13の上端縁
の後半部分64は水平にされ、前半部分65は約6°の
角度で斜めに切り欠かれている。スライドプレート13
の上端の後端部には水平維持プレート66が取り付けら
れており、便座取付部15の後部67との間で、水平維
持ねじ68で連結/分離自在に構成されている。この水
平維持プレート66と水平維持ねじ68とは水平維持手
段を構成している。なお本実施例では、便座取付部15
は金属厚板製の本体15aと、その表面に被せられる金
属薄板製のカバー15bとから構成されている。このカ
バー15bは、内側(便器本体側)にベースプレート6
の外側の位置で下向きに折れ曲がるスライドパネル取付
片70を有している。なおスライドパネル71は、便座
が上昇した状態で誤って洗浄水などを放出したときに昇
降部7の上部開口を保護するためのカバーであり、ベー
スプレート6と便器本体1との間に昇降自在に案内され
るように配置されている。スライドパネル15dは、便
座取付部15の回動を邪魔しないように、その上端が前
記スライドパネル取付片70に、軸支点ボルト62と同
心状の回動軸で回動自在に吊されている。図7の符号6
9はガススプリング17を係止するためのピンである。
【0028】上記のごとく構成される便座昇降装置A
は、図1、図8および図9に示すように、便器本体1を
跨ぐように取り付けられ、便座取付部15には便座2の
左右の前後方向の中間部が固定される。したがって便座
2は中間部が空洞になっているものの、使用者の重量が
かかる部位にもっとも近い部分を下から支えることにな
る。したがってこれを支える昇降部のガイドレール11
などには大きい曲げモーメントがかからず、各部品の強
度をむやみに大きくする必要がない。このことも装置A
をコンパクトにし得る理由である。なお図では便座2と
して温水洗浄便座が示されているが、通常の便座でもよ
い。さらに男子の小便のときに便座を跳ね上げることが
できるように、便座取付部15に便器カバー(図示して
いない)を固定し、その後部に通常の便座の後端を回動
自在に取りつけてもよい。この場合は便器カバーと跳ね
上げ用の便座とを合わせたものが請求項1の便座とな
る。
【0029】図9は図7における水平維持ねじ68で便
座取付部15とスライドプレート13の水平維持プレー
ト66とを固定し、便座回動機構を働かせない水平維持
状態で昇降させる場合を示している。この場合は、駆動
部10が作動して上昇用ケーブル31を引き、下降用ケ
ーブル33を送り出すと、前述のようにキャリアプレー
ト12が上昇し、キャリアプレート12に取り付けられ
ているスライドプレート13も上昇する。そして便座2
は水平状態を維持しながら上昇する。他方、駆動部10
が逆方向に作動すると、キャリアプレート12およびス
ライドプレート13が下降し、便座2が水平状態を維持
しながら下降する。なお通常の状態ではガススプリング
17によってスライドプレート13は常時上方に付勢さ
れているが、駆動部の減速機がいわばブレーキの作用を
するので、下降用ケーブル33の引く力により、スライ
ドプレート13の上昇が抑制されている。そして使用者
が便座に座ったときには、ガススプリングがその重量を
ある程度支えるので、ケーブルの駆動力は上昇時と下降
時とでバランスされる。
【0030】つぎに図10を参照しながら水平維持ねじ
68を外した場合について説明する。その場合は便座2
が少し上昇して便座取付部15の前端が受け部材23か
ら離れると、使用者が極端に後部側に重心をかけていな
い限り、ガススプリング17の付勢力により後部側が押
し上げられるので、便座2が左右の昇降ユニット3、4
の軸支点ボルト62を中心として前に傾く。そしてその
前傾状態を維持したまま上昇する。そのため使用者は、
便座から容易に離れることができる。使用者が便座に着
座する場合も、便座が前傾しているので、容易に着座す
ることができる。そしてその状態を維持したまま下降す
る。下降端に近づき、便座取付部15の前端が受け部材
23に当接すると、前端側はその位置で止まり、後端側
のみが下降を続けるので、便座取付部15は左右の軸支
点ボルト62を中心にして後方に回動し、最終的に水平
状態になる。
【0031】このように上記の便座昇降装置Aは、使用
者の身体の不自由さの程度や種類によって、水平維持ね
じ68などでスライドプレート13と便座取付部15と
を固定して水平状態を維持した状態(回動機構は無効)
と、水平維持ねじ68を外して便座回動機構を有効にし
た状態とを、任意に選択することができる。上記の実施
例では、便座取付部を上向きに付勢する手段と便座を前
側に傾けるための付勢手段とを1本のガススプリング1
7によって兼用しているが、別個に付勢手段を設けても
よい。たとえば便座を傾ける付勢手段としては、圧縮コ
イルバネの他、便座取付部の前端側を下方に引っ張るバ
ネ、あるいはねじりコイルバネなどを採用することがで
きる。しかし本発明の装置においては、便座回動機構お
よび選択機構は必須のものではなく、便座回動機構を常
に有効にしてもよく、また便座回動機構を設けなくても
よい。上記付勢手段も場合により設けなくてもよい。
【0032】上記の昇降装置Aは便器本体の左右に昇降
部7および駆動部10を配置し、便座2をいわば押し上
げるようにしているので、便座2を下降させている状態
では便器本体1の上部に突出するものがなく、しかも上
昇下降のいずれの状態においても、便座2より上側に突
出するものがない。さらに装置Aの右ユニット3および
左ユニット4はいずれも便器本体1の近辺のきわめて幅
の狭いスペースに納めている。そのため身体障害者の
他、健常者にとっても違和感がなく、使いやすい。また
昇降部7を便器本体に接近させることができるので、昇
降部10に大きい曲げモーメントがかからない。なお左
右の駆動部10はとくに同調させていないが、スライド
プレート13の上昇端および下降端をリミットスイッチ
(図4のLS1、LS2)などで検出し、停止した状態
では水平状態を維持するようにすれば、とくに問題はな
い。しかし磁気センサないし光センサなどを利用した位
置検出装置と、パルスモータ等の回転角度の精密な制御
ができるモータを用いて左右のケーブル駆動部を電気的
に同調させるようにしてもよい。またケーブルを案内す
る導管が可撓性を有することから、1方の昇降ユニット
に設けたケーブル駆動部の1個または2個のドラムで左
右の昇降ユニットのケーブルを同時に駆動することもで
きる。
【0033】上記の実施例ではモータの回転を直進運動
に変換し、それによりスライドプレートを昇降駆動する
機構として、コントロールケーブルとケーブル駆動部と
からなるものを採用している。しかし本願第1発明で
は、スライドプレートに設けた歯列ないしラックとそれ
と噛みあうピニオンなどの直進駆動機構により直接駆動
するようにしてもよい。それらの場合でも便座の上方に
突出物がなく、駆動機構がシンプルであるという作用効
果が奏される。また第2発明においては、昇降装置を左
ユニットおよび右ユニットに分けず、便器本体の後部な
いし上部に配置するようにしてもよい。この場合は便座
の上部に突出物がないという利点はないが、ケーブルに
より駆動機構全体をコンパクトに構成することができ、
かつ上昇/下降の動作がスムーズであるという利点があ
る。さらにいずれの場合も、付勢手段と組み合わすこと
により、上下動の駆動力のバランスを取ることができ、
よりスムーズな動作が確保され、さらに速度の一定化と
耐久性の向上を図ることができる。
【0034】前記いずれの実施例でも、スライドプレー
ト13を上下に直進するように案内した上で便座取付部
15をスライドプレート13に対して回動させている
が、ガイドレール11の上端近辺を前側に湾曲ないし傾
斜させておくことにより、キャリアプレート12および
スライドプレート13の全体を、その上昇と共に前傾さ
せることができる。
【0035】
【発明の効果】本発明の装置では、固定ガイドや可動部
材を便器本体の左右両側に分けて配置することができ、
可動部材の上端に便座を取りつけられるので、便座の上
部に突出物がなく、障害者だけでなく健常者にとっても
使い勝手がよい。さらに固定部材と可動部材の間に介在
される付勢手段と組み合わすことにより、上下動の駆動
力のバランスを取ることができる。さらに便座取付部を
前傾させる機構と組み合わすことにより、便座に着座し
たり便座から降りる動作が容易になる。また、昇降のた
めの駆動機構としてコントロールケーブルを用いる場合
は、駆動部とガイド部を離して配置することができ、そ
のため装置全体をコンパクトに構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置の一実施例を便器本体に取り付け
た状態で示す概略斜視図である。
【図2】図1の装置の全体を示す斜視図である。
【図3】同装置の右側を拡大して示す要部斜視図であ
る。
【図4】同装置の要部拡大側面図である。
【図5】図4のV-V 線断面図である。
【図6】図4のVI-VI 線断面図である。
【図7】同装置の要部分解斜視図である。
【図8】同装置を便器本体に取りつけた状態を示す正面
図である。
【図9】同装置を便器本体に取りつけた状態を示す側面
図である。
【図10】同装置の他の使用状態を示す概略側面図であ
る。
【符号の説明】
1 便器本体 2 便座 3 右ユニット 4 左ユニット 5 連結フレーム 6 ベースプレート 7 昇降部 8 コントロールケーブル(上昇用) 9 コントロールケーブル(下降用) 10 駆動部 11 ガイドレール 12 キャリアプレート 13 スライドプレート 14 ガイドフレーム 15 便座取付部 17 ガススプリング 25 プーリ 31 上昇用ケーブル 33 下降用ケーブル 36 ウォーム減速機 43 遊星ギヤ減速機 45 ドラム 68 水平維持ねじ
フロントページの続き (72)発明者 山田 浩一 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (72)発明者 越島 次郎 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (72)発明者 小林 賢一 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (56)参考文献 実開 平1−165028(JP,U) 特公 平7−41050(JP,B2) 米国特許4168552(US,A) 米国特許3473174(US,A) 米国特許3060458(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47K 13/00,17/02 A61G 5/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便器本体の左右両側にそれぞれ配置され
    る左右の固定ガイドと、その固定ガイドに沿って昇降自
    在に設けられると共に、上端に便座の左右端を取り付け
    るための便座取付部を有する左右の可動部材と、前記可
    動部材と固定ガイドとの間に介在される、可動部材を常
    時上向きに付勢する付勢手段と、固定ガイドの近辺に設
    けた、前記可動部材を昇降駆動する駆動機構とからなる
    便座昇降装置。
  2. 【請求項2】 前記固定ガイドの後部上端同士を連結
    し、便器本体の上面後部側に取り付けるための連結フレ
    ームを備えている請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動機構が、固定ガイドの上下にそ
    れぞれ設けられる方向転換部材と、それらの方向転換部
    材の間に張られてその一部が可動部材の下端部に連結さ
    れているケーブルと、そのケーブルの両端を交互に引き
    操作するモータ駆動のケーブル駆動部とからなる請求項
    1記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記便座取付部がそれぞれの可動部材に
    対し、水平状態と前傾状態との間で傾動するように、左右
    共通の回動中心廻りに回動自在に取り付けられており、
    かつ、前記付勢手段が、便座取付部を常時前傾させるよ
    うに弾力的に付勢している請求項1記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記付勢手段が、便座取付部の回動中心
    より後部側と固定ガイドとの間に介在される圧縮スプリ
    ングであり、その圧縮スプリングにより可動部材を常時
    上向きに付勢し、かつ便座取付部を前傾方向に付勢して
    いる請求項4記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記駆動機構が、固定ガイドの上下にそ
    れぞれ設けられる方向転換部材と、一端が前記可動部材
    に係止されると共に、上方に延びて上側の方向転換部材
    に係合されている上昇用のケーブルと、一端が前記可動
    部材に係止されると共に、下方に延びて下側の方向転換
    部材に係合されている下降用のケーブルと、それらのケ
    ーブルのそれぞれの他端を交互に引き操作するモータ駆
    動のケーブル駆動部と、それらのケーブルを方向転換部
    材からケーブル駆動部まで案内する可撓性を有する導管
    とからなる請求項1記載の便座昇降装置。
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