JPH02198513A - 椅子昇降装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は動力駆動によって昇降する垂直昇降式の椅子に
関し、歯科用等の医療用椅子、理髪用椅子等の動力によ
って昇降させる椅子に使用される。

〔従来の技術］ 現在市販される自動昇降椅子として、平行四辺形リンク
型と垂直昇降型とがあり、平行四辺形リンク型の例は特
公昭５５−２９８０号、６０−３６７８４号、実公昭５
９−９１１号がある。垂直昇降型の例として、特公昭６
３−１５８５４号、実公昭６１−６９１２号公報がある
。

特公昭６３−１５８５４号公報の概要を第５図に示し、
実公昭６１−６９１２号公報の概要を第６図に示す。

第５図は駆動モータｌから減速ｖａ２．ベルト３を経て
昇降用スクリュー４を回転させ、昇降用ナツト６を取付
けた昇降用ナンド筒５を昇降する。

ナツト筒５と一体のガイド９は基板１２に固着したガイ
ド８内を上下し、昇降ストローク増幅装置１１を介して
座席１３に固着したガイド１０を昇降する。

第６図は昇降用ナツト筒５を基板１２に固着してガイド
８に昇降用スクリュー４を取付ける。モータ１減速機２
．ベルト３はガイド８に取付ける。

座席１３に固着したガイド９はガイド８に案内され昇降
ストローク増幅装置１１を介して上下する。

〔発明が解決しようとする課題〕

平行四辺形リンク型の昇降装置は機構極めて複雑であり
、常に歯車に力が作用するため耐久性にも問題がある。

第５，６図に示す垂直昇降型の昇降装置はモータとスク
リューとの間を減速機とベルトを介して連結するため減
速機の設置場所と騒音の問題が生ずる。

モータ及び減速装置と昇降用スクリューとが椅子下のス
ペースの問題から同一軸線に配置できずベルト連結を必
要とし、機構複雑になる。

本発明の目的は既知のモータから昇降用スクリューまで
の動力伝達を簡単にした椅子昇降装置を提供し、既知の
機構よりも構造を節単にした昇降装置とするにある。

（ｔｌｌｉＪを解決するための手段〕 本発明による椅子昇降装置はモータの出力軸と昇降用ス
クリューとを同心に直結した電動スクリュー装置と、昇
降ガイド装置とを備える。

好適な実施例によって、モータの出力軸と昇降用スクリ
ュー軸と昇降ガイド装置との軸線を同一軸線とする。

他の実施例によって、モータを回転数制御可能のモータ
とする。

別の実施例によって、スクリュー装置を複動式スクリュ
ー装置とする。

〔作用〕

本発明は多極インバーター制御モーク等の出力回転数の
小さいモータを使用して減速装置とベルトとを不要にし
た。これによって、昇降装置の構造は著しく簡単になる
。

〔実施例〕

本発明を例示とした実施例並びに図面について説°明す
る。

第１図は本発明による椅子昇降装置の第１の実施例を示
す、駆動モータ１は多極インバーター制御モータ等の出
力回転数の小さいモータとし、基板１２に固着する。モ
ータ出力軸に同心に直結した昇降用スクリュー４は座席
１３に固着された昇降用ナツト筒５内のナツト６に係合
してナンド６とナツト筒５を上下させる。スクリュー４
の端部に周知の抜は止め７を取付ける。

椅子１３に固着されたガイド９は基板１２に固着された
ガイド８内を滑動可能とする０図示の例ではガイド８，
９とスクリュー４とナツト筒５とモータ１とは同心配置
とする。ガイド８．９には図示しない抜は止めと相対回
転止めを有する。基板に対する椅子の相対回転装置は周
知であり図示しない。

昇降装置の作動に際してモータの回転は直接スクリュー
に伝達され、ナツト６ナツト筒５を経て座席１３を上下
する。

第２図に示す実施例は２段スクリュー型でありスクリュ
ー４に係合するナツト１５は第２のスクリュー１６の内
面に形成又は取付ける。座席１３に固着したナツト筒１
７の内面に取付けたナツト１８が第２のスクリュ−１６
に係合する。第２のスクリュー１６と共に上下するガイ
ド１９は座席１３に固着したガイド９と基板１２に固着
したガイド８との間に介挿されて３段のガイドを形成す
る。

第２図の装置の作動に際して、モータ１の回転は直接ス
クリュー４を駆動して第２のスクリュー１６を上下させ
る。第２のスクリューが上下限度に達した時にスクリュ
ー４と一体として回転してナツト筒１７内のナツト１８
と相対回転してナツト筒１７と座席１３を上下させる。

かくして、２段の昇降を行う、ガイド８，９．１９は相
対滑動して座席１３を支持する０図示の例でも、モータ
ｌとスクリュー４．１６とナツト筒１７とガイド８，９
．１９とは同心であり、設置スペースは著しく小さい。

第３図に示す実施例はモータ１とスクリュー４とナツト
筒５とをガイド８，９とは別の軸線とした例であり、実
質的に第１図の実施例と同様であり同じ符号によって示
し、詳細な説明は省略する。

第４図に示す実施例は前述の第５図の例とは駆動部分の
みが相違し、モータ１に直結したスクリュー４がナツト
筒５を上下させ、ナツト筒５に固着した昇降駆動板２０
に一体に固着したガイド９をガイド８内を滑動させる。

ガイド９に取付けた昇降ストローク増幅装置１１のプー
リ２１を廻るケーブル２２がガイド８．１０間を連結し
て座席１３を駆動板２０の２倍の速度で動かす。

第４図の作動は第５図と同様であるがモータを別個のス
ペースに設置する必要がない。

〔発明の効果〕

本発明による椅子昇降装置はモータと昇降スクリューと
を直結したためモータの設置スペースを不必要とし、機
構も著しく簡単になる。

更に、減速装置ベルト装置の必要がなくなり、騒音の問
題も生じない。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第４図は本発明による椅子昇降装置の各種
に実施例を示す図、第５図第６図は既知の椅子昇降装置
の図である。 ■・・・モータ　　　　　２・・・減速機３・・・ベル
ト　　　　　４・・・スクリエー５．１７・・・ナツト
筒　　６．１５．１８・・・ナンド７・・・抜は止め　
　　　８．　９．１０．１９・・・ガイド１工・・・昇
降ストローク増幅装置

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）モータの出力軸と昇降用スクリューとを同心に直
   結した電動スクリュー装置と、昇降ガイド装置とを備え
   ることを特徴とする椅子昇降装置。
2. （２）前記モータの出力軸と昇降用スクリュー軸と昇降
   ガイド装置との軸線を同一軸線とする請求項１記載の椅
   子昇降装置。
3. （３）前記モータを回転数制御可能のモータとする請求
   項１又は２記載の椅子昇降装置。
4. （４）前記スクリュー装置を複動式スクリュー装置とす
   る請求項１、２、３の１項に記載の椅子昇降装置。