JP2007236872A - 歯科治療椅子 - Google Patents
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Abstract
【課題】歯科治療椅子における昇降ストロークを、移動基台部を昇降させる通常の昇降ストロークと着座部のみを更に昇降させるための昇降ストロークとの2段階にし、着座部の全体としての昇降ストロークを大きくし、ドクターの立位での歯科治療を容易とする。
【解決手段】固定基台部30と、該固定基台部30に対して上下動可能な移動基台部20と、該移動基台部20に対して上下動、及び、起倒動、傾斜動可能な着座部10とを有する。着座部10の全上下動ストロークは、移動基台部20の従来の上下動ストローク(A)に、着座部10の上下動ストローク(B)を加えたストローク(A+B)となり、従来の歯科治療椅子に比して、ストローク(B)分大きくすることができる。
【選択図】図1
【解決手段】固定基台部30と、該固定基台部30に対して上下動可能な移動基台部20と、該移動基台部20に対して上下動、及び、起倒動、傾斜動可能な着座部10とを有する。着座部10の全上下動ストロークは、移動基台部20の従来の上下動ストローク(A)に、着座部10の上下動ストローク(B)を加えたストローク(A+B)となり、従来の歯科治療椅子に比して、ストローク(B)分大きくすることができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、歯科治療椅子、より詳細には、着座部を2段階に上下動可能とし、低い位置での乗降、高い位置での治療を可能にした歯科治療椅子に関する。
図3は、従来の歯科治療椅子の一例を説明するための要部概略斜視図で、該歯科治療椅子は、周知のように、安頭台11,バックレスト12,コンターシート13,レッグレスト14,レッグレスト15等からなり、バックレスト12がコンターシート13に対して起倒可能な着座部10と、該着座部10を搭載し、該着座部10を上下動及び傾斜動させる移動基台部20と、該移動基台部20を移動可能に支持する固定基台部30より成っている。
歯科治療にあたり、患者は着座部10に座り、頭を安頭台11に固定して治療を受ける。歯科治療時、術者(ドクター)は着座部10を上下動、起倒、傾斜動等させて、患者を治療しやすい姿勢にして治療を行う。例えば、歯牙の咬合調整を行うときなど、患者を座らせた状態で、ドクターは立位で患者の口腔位置を直視して歯科治療を行うが、このようなときは、患者の口腔位置を見やすくするため着座部の位置を出来るだけ高い位置に持っていきたい。また、患者の乗り降りのためには最低位置をできるだけ低くしたい。
上述の理由により、歯科治療においては、着座部の上下動ストロークを大きくすることが望まれるが、上下動ストロークが大きくなると、昇降動力部の負担が大きくなる。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、歯科治療椅子における着座部の上下動を2段階にして全体としての上下動ストロークを大きくして(各段階でのストロークを大きくすることなく)、上昇位置をより高くすることを可能として、もって、昇降装置を大型化することなくドクターの立位での歯科治療を容易にすることを目的としてなされたものである。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、固定基台部と、該固定基台部に対して上下動可能な移動基台部と、該移動基台部に対して上下動、及び、起倒動、傾斜動可能な着座部とを有することを特徴としたものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記移動基台部にスピットンが一体的に取り付けられていることを特徴としたものである。
移動基台を昇降させる通常の昇降ストロークと着座部のみを更に昇降させるための昇降ストロークとの2段階としたので、各昇降ストロークを大きくする必要がなく、着座部全体としての昇降ストロークを大きくすることができ、従って、各昇降装置を大型化することなく、ドクターの立位での歯科治療が容易となり、更には、着座部のみの昇降で上下位置を調整することが可能となり、小動力源を用いての上下位置調整を行うことができ、省エネに繋がる。
図1は、本発明による歯科治療椅子において、着座部10を最上昇位置にした状態で、寝状態にした時の様子を示す側面概略構成図で、図中、図3に示した従来技術と同様の作用をする部分には、図3の場合と同一の参照番号を付し、その説明は省略する。
図3を参照して説明したように、従来の歯科治療椅子においては、固定基台部30に対して上下動する移動基台部20が設けられており、該移動基台部20に対して着座部10が一体的に取り付けられており、着座部10の上下動ストロークは移動基台部20の固定基台部30に対する上下動ストロークによって決まっていた。そのため、着座部10の上下動ストロークを大きくして立位での治療を容易にしようとすると、移動基台部20を上下動させるための機構が大型化し、固定基台部30が大型化してしまう等の問題があった。
上述のごとき問題を解決するために、移動基台部20を上下動させるための機構は従来の歯科治療椅子のままとし、該移動基台部20に更に着座部10を上下動させる着座部移動部50を設けたものである。このようにすると、移動基台部20を上下動する従来のストローク(矢印A)に、着座部10を上下動するストローク(矢印B)を加えることができ、着座部10の最上位置は、従来のストロークAに対してA+Bとすることができ、従来の最高上昇位置に対して、Bストローク分上昇させることができ、ドクターはその分、立位での作業が容易になる。
更には、通常の歯科治療においても、移動基台部20を患者の身長等の体型に合せた最小上昇位置に調整しておき、その後は、着座部10のみを昇降させて患者の上下方向の位置を調整するようにすると、着座部10のみの軽い荷重を上下動させればよいので、より少ない動力で、患者の高さ位置を調節することができ、省エネに繋がる。
本発明は、上述のように、着座部10の上下動ストロークが大きいので、従来のように、スピットン40が固定式のものであると、例えば、着座部10が最高位置にあるときは、スピットン40の位置が低すぎたり、着座部10が最低位置にある時は、スピットン40の位置が高すぎたりして、不便である。
図2は、上述のごとき不便を解消する場合の例を説明するための要部概略構成図で、図中、図1に示した歯科治療椅子と同様の作用をする部分には図1の場合と同一の参照番号が付してある。而して、図2に示した例においては、スピットン40は移動基台部20に一体的に取り付けられており、そのため、移動基台部20に対して着座部10を上下動することにより、各患者に対するスピットンの高さ位置を調節することができる。
10…着座部、20…移動基台部、30…固定基台部、40…スピットン、50…着座部移動部。
Claims (2)
- 固定基台部と、該固定基台部に対して上下動可能な移動基台部と、該移動基台部に対して上下動、及び、起倒動、傾斜動可能な着座部とを有することを特徴とする歯科治療椅子。
- 前記移動基台部にスピットンが一体的に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の歯科治療椅子。
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JP2006067520A JP2007236872A (ja) | 2006-03-13 | 2006-03-13 | 歯科治療椅子 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2006
- 2006-03-13 JP JP2006067520A patent/JP2007236872A/ja active Pending
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