JP2004016370A - 介護用ベッド - Google Patents

介護用ベッド Download PDF

Info

Publication number
JP2004016370A
JP2004016370A JP2002173476A JP2002173476A JP2004016370A JP 2004016370 A JP2004016370 A JP 2004016370A JP 2002173476 A JP2002173476 A JP 2002173476A JP 2002173476 A JP2002173476 A JP 2002173476A JP 2004016370 A JP2004016370 A JP 2004016370A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bed
seat
bed body
backrest
leg receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002173476A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Kumagai
熊谷 鐵男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2002173476A priority Critical patent/JP2004016370A/ja
Publication of JP2004016370A publication Critical patent/JP2004016370A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Invalid Beds And Related Equipment (AREA)

Abstract

【課題】腰掛状に変形できる介護用ベッドを改良して介護者が被介護者の移し変えを容易に行えるようにすること、及び使い易さを向上させること。
【解決手段】ベッド本体1が、背凭れ部3と座部4と脚受け部5及び足載せ部6に分割されると共にこれら各部を互いに回転自在に枢着したマット部材2を備え、モータ9の回転により腰掛状と、各部が水平に展開したベッド状とに変形する形式の介護用のベッドに於いて、該ベッド本体をマット部材と共に昇降させる昇降装置13を設けた。昇降装置を、支軸14でX字状に軸着した揺動杆15を備えた昇降枠16で構成してベッド本体と床17の間に介在させ、モータ18により該揺動杆に開閉作動を与えてベッド本体をマット部材と共に昇降する。
【選択図】図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、病人、老人などの要介護者の介護に適したベッドに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、この種のベッドとして、ベッド本体が、背凭れ部と座部と脚受け部及び足載せ部に分割されると共に該背凭れ部と座部、座部と脚受け部、脚受け部と足載せ部が互いに回転自在に枢着されたマット部材を備え、該脚受け部の下側に、一端を該座部に枢着するとともに他端を該足載せ部に枢着した姿勢規制杆を配設し、該背凭れ部と該脚受け部に連結杆を枢着し、モータの回転により進退する駆動部材を該連結杆、該背凭れ部あるいは脚受け部に連結し、該駆動部材の進退により該背凭れ部が起き上がるとともに脚受け部が下方に傾斜し、該足載せ部が略水平になった腰掛状と、各部が水平に展開したベッド状とに変形する形式の介護用のベッドが提案されている(特公平5−18581)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来のものは、簡単な構成でマット部材を腰掛状に変形させることができ、用便も容易であるから介護負担が少なくなるなどの利点があるが、被介護者をベッドから移動させるための介護作業が容易でない不都合がみられた。例えば入浴やシーツの交換のために搬送用ベッドなどに被介護者を移し変える場合、被介護者を一旦持ち上げる必要があり、多数の被介護者を移し変えると介護者の疲労が大きくなってしまう不都合があった。
【0004】
本発明は、腰掛状に変形できる介護用ベッドを改良して介護者が被介護者の移し変えを容易に行えるようにすること、及び使い易さを向上させることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明では、ベッド本体が、背凭れ部と座部と脚受け部及び足載せ部に分割されると共に該背凭れ部と座部、座部と脚受け部、脚受け部と足載せ部が互いに回転自在に枢着されたマット部材を備え、該脚受け部の下側に、一端を該座部に枢着するとともに他端を該足載せ部に枢着した姿勢規制杆を配設し、該背凭れ部と該脚受け部に連結杆を枢着し、モータの回転により進退する駆動部材を該連結杆、該背凭れ部あるいは脚受け部に連結し、該駆動部材の進退により該背凭れ部が起き上がるとともに脚受け部が下方に傾斜し、該足載せ部が略水平になった腰掛状と、各部が水平に展開したベッド状とに変形する形式の介護用のベッドに於いて、該ベッド本体をマット部材と共に昇降させる昇降装置を設けることにより、上記の目的を達成するようにした。該昇降装置は、該ベッド本体の下方に設け、或いは該ベッド本体の脚部に設けてもよく、支軸でX字状に軸着した2本の揺動杆を備えた昇降枠で構成して該ベッド本体と床の間に介在させ、モータにより該揺動杆に開閉作動を与えて該ベッド本体をマット部材と共に昇降することも可能である。また、該昇降装置を、モータにより揺動される揺動腕で構成し、該揺動腕の端部に該ベッド本体を係着してこれを昇降するようにしてもよい。
【0006】
更に、該座部の脚受け部側を、該背凭れ部の起き上がりに伴い上昇させる座部傾斜装置を設け、或いは、該足載せ部の先端を、該ベッド本体の下降に伴い上方へ持ち上げることで、腰掛状態のときに介護者が姿勢を安定させることができるようになる。
【0007】
【発明の実施の形態】
図面に基づき本発明の実施の形態を説明すると、図1乃至図3に於いて、符号1はマット部材2を備えた介護用のベッド本体を示し、該マット部材2は、背凭れ部3、座部4、脚受け部5及び足載せ部6に分割され、該背凭れ部3と座部4、該座部4と脚受け部5、該脚受け部5と足載せ部6はヒンジ等により互いに回転自在に枢着した。該脚受け部5の下側には、一端を該座部4に枢着するとともに他端を該足載せ部6に枢着した姿勢規制杆7を配設し、該背凭れ部3と該脚受け部5に連結杆8を枢着し、モータ9の回転により進退する螺杆からなる駆動部材10が該連結杆8を介して該背凭れ部3と脚受け部5に連結される。該駆動部材10が進退すると、各部が水平に展開したベッド状と、図4に示すように、該背凭れ部3が起き上がるとともに脚受け部5が下方に傾斜し、該足載せ部6が床面に対して略水平になった腰掛状に変形する。
【0008】
こうした構成は従来のものと略同様であり、該座部4に開口部11を設け、該開口部11の下方に水洗便器などの便器12を設けることも従来のものと同様であるが、本発明では、介護者が被介護者の移し変えを容易に行えるようにすること、及びベッドの使い易さを向上させるために、該ベッド本体1をマット部材2と共に昇降させる昇降装置13を設けるようにした。
【0009】
これを更に説明すると、該昇降装置13は、該マット部材2が腰掛状に変形する機能を損なわないように、該ベッド本体1の下方、或いは該ベッド本体1の下部に設けられ、図1乃至図3の実施例では、該昇降装置13を、支軸14の両側に夫々2本ずつのX字状の揺動杆15、15を軸着した昇降枠16で構成し、これを該ベッド本体1と床17の間に介在させ、モータ18により駆動部材19を進退させることで該揺動杆15に支軸14を中心とする開閉作動を行わせ、揺動杆15の先端が該ベッド本体1をマット部材2と共に図5のように上昇するようにした。該駆動部材19は例えば螺杆で構成され、これに螺合するナット部材20を該モータ18で回転させることにより該駆動部材19がその軸方向に進退する。床17とベッド本体1の下面にはチャンネル型の案内21を設け、そのチャンネル内を各揺動杆15の先端の車軸に設けた車輪22が走行して揺動杆15の円滑な開閉作動が行われる。また、ベッド本体1の前後の脚23、24には床17に固定された案内軸25、26を挿通しておき、該ベッド本体1がその昇降に伴い位置ずれすることを防止するようにした。
【0010】
図6に示した例では、該昇降装置13は、モータ27により揺動されるV字型の揺動腕28で構成すると共に該揺動腕28の一端に該ベッド本体1のフレームから伸びる腕29を係着し、該揺動腕28が揺動したとき該ベッド本体1が昇降される構成にした。
【0011】
該ベッド本体1が低い位置にあっても該ベッド本体1が該昇降装置13により該マット部材2と共に昇降すれば、入浴などのため被介護者を抱きかかえてマット部材2上から持ち上げ、搬送ベッドや車椅子へ移動させるという労働を軽減できる。
【0012】
該マット部材2は、ベッド本体1の高さ位置に関係なく随時に腰掛状に変更されるが、背凭れ部3が起き上がって腰掛状態になるとき該座部4の脚受け部側をベッド本体1のフレームに設けた座部傾斜装置30により上昇させ(図7、図8)、これにより腿が上がり腰掛状態における被介護者の姿勢が安定し、前のめりの不安定な姿勢になる不都合が防止される。図7及び図8の場合、座部傾斜装置30を、ベッド本体1と座部4の脚受け部側を連結したリンク31で構成し、該リンク31の結節部の頭部32が傾動する脚受け部5の下面により押され、該リンク31の角度の開きに伴って座部4の脚受け部側が持ち上がるようにした。
【0013】
更に、マット部材2が腰掛状態になっているときにベッド本体1が降下すると、足載せ部6の先端が上方へ持ち上がるように構成することで腰掛状態の被介護者が自分の足で踏ん張り、姿勢を変更しやすいようにした。足載せ部6の先端を上方へ持ち上げる手段として、図9の例では該足載せ部6を上方へ揺動可能に脚受け部5に連結すると共に、該足載せ部6の底面に突起33を設け、ベッド本体1が降下したとき該突起33が床17をスライドしてその高さ分だけ該足載せ部6の先端が持ち上がるようにした。尚、図示してないが、ベッド本体の脚に昇降装置を設けるようにしてもよい。
【0014】
図1乃至図3の実施例に於いて、モータ18により駆動部材19を往復させると、揺動杆15、15の角度が開閉し、これに伴って各揺動杆15の上端の車輪22が案内21に沿って走行し、ベッド本体1が昇降する。この昇降は、該マット部材2が腰掛状態、水平状態のいずれの場合でも可能であり、被介護者を寝たまま、或いは起きた状態で介護しやすい適当な高さに調節して介護作業を行え、介護者の労働を軽減できる。
【0015】
【発明の効果】
以上のように本発明のものでは、背凭れ部と座部と脚受け部及び足載せ部に分割されると共に該背凭れ部と座部、座部と脚受け部、脚受け部と足載せ部が互いに回転自在に枢着されたマット部材を備え、該脚受け部の下側に姿勢規制杆を有し、該背凭れ部と該脚受け部に連結杆を枢着して駆動部材の進退により腰掛状と水平のベッド状とに変形する形式の介護用のベッドに於いて、該ベッド本体をマット部材と共に昇降させる昇降装置を設けたので、被介護者をベッドから或いはベッドへ楽に移動させることができ、該昇降装置を、支軸でX字状に軸着した揺動杆を備えた昇降枠で構成してベッド本体と床の間に介在させ、モータにより該揺動杆に開閉作動を与えてベッド本体をマット部材と共に昇降する構成とし、或いはモータにより揺動される揺動腕で構成して該揺動腕の端部にベッド本体を係着してこれを昇降する構成とすることで、簡単且つ安価に製作できる効果が得られ、該座部の脚受け部側を、背凭れ部の起き上がりに伴い上昇させる座部傾斜装置を設け、足載せ部の先端をベッド本体の下降に伴い上方へ持ち上げる構成とすることで、被介護者の使い易さを向上させ得るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す全体側面図
【図2】図1の側面図
【図3】図2の2−2線部分の截断側面図
【図4】図2の作動状態の側面図
【図5】図2の上昇状態の側面図
【図6】本発明の他の実施の形態を示す側面図
【図7】座部傾斜装置の一例の側面図
【図8】図7の作動状態の側面図
【図9】足載せ部を持ち上げる構成の一例の側面図
【符号の説明】1 ベッド本体、2 マット部材、3 背凭れ部、4 座部、5脚受け部、6 足載せ部、7 姿勢規制杆、8 連結杆、9 モータ、10 駆動部材、11 開口部、12 便器、13 昇降装置、14 支軸、15 揺動杆、16 昇降枠、17 床、18 モータ、19 駆動部材、23・24 脚、28 揺動腕、30 座部傾斜装置、31 リンク、33 突起、

Claims (8)

  1. ベッド本体が、背凭れ部と座部と脚受け部及び足載せ部に分割されると共に該背凭れ部と座部、座部と脚受け部、脚受け部と足載せ部が互いに回転自在に枢着されたマット部材を備え、該脚受け部の下側に、一端を該座部に枢着するとともに他端を該足載せ部に枢着した姿勢規制杆を配設し、該背凭れ部と該脚受け部に連結杆を枢着し、モータの回転により進退する駆動部材を該連結杆、該背凭れ部あるいは脚受け部に連結し、該駆動部材の進退により該背凭れ部が起き上がるとともに脚受け部が下方に傾斜し、該足載せ部が略水平になった腰掛状と、各部が水平に展開したベッド状とに変形する形式の介護用のベッドに於いて、該ベッド本体をマット部材と共に昇降させる昇降装置を設けたことを特徴とする介護用ベッド。
  2. 上記昇降装置を該ベッド本体の下方に設けたことを特徴とする請求項1に記載の介護用ベッド。
  3. 上記昇降装置を上記ベッド本体の脚部に設けたことを特徴とする請求項1に記載の介護用ベッド。
  4. 上記昇降装置を、支軸でX字状に軸着した揺動杆を備えた昇降枠で構成して上記ベッド本体と床の間に介在させ、モータにより該揺動杆に開閉作動を与えて上記ベッド本体をマット部材と共に昇降することを特徴とする請求項2に記載の介護用ベッド。
  5. 上記昇降装置を、モータにより揺動される揺動腕で構成し、該揺動腕の端部に上記ベッド本体を係着してこれを昇降することを特徴とする請求項2に記載の介護用ベッド。
  6. 上記座部の脚受け部側を、上記背凭れ部の起き上がりに伴い上昇させる座部傾斜装置を設けたことを特徴とする請求項1に記載の介護用ベッド。
  7. 上記足載せ部の先端は、上記ベッド本体の下降に伴い上方へ持ち上がることを特徴とする請求項1に記載の介護用ベッド。
  8. 上記座部に開口部を設け、該開口部の下方に便器を設けたことを特徴とする請求項1に記載の介護用ベッド。
JP2002173476A 2002-06-14 2002-06-14 介護用ベッド Pending JP2004016370A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002173476A JP2004016370A (ja) 2002-06-14 2002-06-14 介護用ベッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002173476A JP2004016370A (ja) 2002-06-14 2002-06-14 介護用ベッド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004016370A true JP2004016370A (ja) 2004-01-22

Family

ID=31172681

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002173476A Pending JP2004016370A (ja) 2002-06-14 2002-06-14 介護用ベッド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004016370A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011018019A1 (zh) * 2009-08-10 2011-02-17 刘旭祥 自动护理床
CN103519954A (zh) * 2013-10-25 2014-01-22 罗晓君 一种床上如厕机构
KR101494354B1 (ko) 2014-11-03 2015-02-23 임윤택 좌변기로 변환가능한 환자용 베드 체어
CN104644357A (zh) * 2015-03-25 2015-05-27 江苏泰泉电子自动化设备有限公司 一种护理床排便装置
CN114176938A (zh) * 2022-01-18 2022-03-15 宋俊红 针对残疾截肢患者用的排泄大小便护理装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011018019A1 (zh) * 2009-08-10 2011-02-17 刘旭祥 自动护理床
CN103519954A (zh) * 2013-10-25 2014-01-22 罗晓君 一种床上如厕机构
KR101494354B1 (ko) 2014-11-03 2015-02-23 임윤택 좌변기로 변환가능한 환자용 베드 체어
CN104644357A (zh) * 2015-03-25 2015-05-27 江苏泰泉电子自动化设备有限公司 一种护理床排便装置
CN114176938A (zh) * 2022-01-18 2022-03-15 宋俊红 针对残疾截肢患者用的排泄大小便护理装置
CN114176938B (zh) * 2022-01-18 2023-04-07 宋俊红 针对残疾截肢患者用的排泄大小便护理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107184323B (zh) 轮椅
US7585019B2 (en) Seat reclining mechanism for power wheelchair
KR20210096580A (ko) 환자용 전동식 리프트
KR102423485B1 (ko) 승강과 이동이 가능한 하지마비 환자용 자동 승강-이동 체어 장치
KR102080917B1 (ko) 전동 휠체어
JP2000300611A (ja) 起立介助椅子
JP5666670B2 (ja) 補助機構付きチェアー
JP2019093077A (ja) 介護用椅子
JP2000107241A (ja) 点滴・人工透析用椅子
KR102461127B1 (ko) 전동휠체어
KR102306638B1 (ko) 기립보조의자
JP2004016370A (ja) 介護用ベッド
JP2003079668A (ja) 起立補助座椅子
JP2003235902A (ja) 起立補助座椅子
JP3660863B2 (ja) 立上がり支援装置
JP2010022589A (ja) 起立補助装置
WO2014006768A1 (ja) 椅子型マッサージ機
JP2005095490A (ja) 電動昇降椅子
KR102307531B1 (ko) 휠체어
JP2005198679A (ja) 歯科治療用椅子
JP7076833B2 (ja) フットレスト付き介護用椅子
JP3509574B2 (ja) 身体支持装置
KR102581667B1 (ko) 접이식 의료용 휠체어
JPS6223479Y2 (ja)
JP3219802U (ja) 車椅子