JP5398520B2 - ワード線駆動回路 - Google Patents

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Description

本発明はワード線駆動回路に関し、特に、SRAMのワード線を駆動する駆動電圧を昇圧させる方法に適用して好適なものである。
SRAMの電源電圧の低下に伴う動作マージンの減少を補償するため、ワード線を駆動する駆動電圧を内部で昇圧させることが行われている(非特許文献1)。
しかしながら、非特許文献1に開示された方法では、1本のワード線ごとにパスゲート間で昇圧させるため、1本のワード線ごとにブースト用容量およびトランスファーゲートが必要になり、大きな面積が必要になるという問題があった。
Ultra Low Voltage Operation with Bootstrap Scheme for Single Power Supply SOI−SRAM Iijima,M.et.al.VLSI Design,2007.609−614
本発明の目的は、1本のワード線ごとにブースト用容量を設けることなく、ワード線を駆動する駆動電圧を昇圧させることが可能なワード線駆動回路を提供することである。
本発明の一態様によれば、インバータの出力に基づいてワード線を駆動するドライバと、前記インバータのPチャンネル電界効果トランジスタのソース側に接続されたブースト用容量と、前記インバータのPチャンネル電界効果トランジスタのソース側と電源電位とを分離する第1のトランジスタと、前記ブースト用容量を介して前記ワード線を昇圧させる昇圧時間を制御する昇圧時間制御回路を備え、前記昇圧時間制御回路は、ダミーワード線に蓄積される電荷量に基づいて前記ワード線を昇圧させる昇圧時間を制御し、前記昇圧時間制御回路は、前記ダミーワード線に電荷の蓄積が開始されてから、前記ダミーワード線に発生する電圧が第2のトランジスタの閾値に達するまでの時間に基づいて前記ワード線を昇圧させる昇圧時間を制御することを特徴とするワード線駆動回路を提供する。
本発明によれば、1本のワード線ごとにブースト用容量を設けることなく、ワード線を駆動する駆動電圧を昇圧させることが可能となる。
図1は、本発明の第1実施形態に係るワード線駆動回路が適用された半導体記憶装置の概略構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の第1実施形態に係るワード線駆動回路の昇圧回路の概略構成を示すブロック図である。 図3は、本発明の第1実施形態に係るワード線駆動回路の各部の波形を示すタイミングチャートである。 図4は、本発明の第2実施形態に係るワード線駆動回路の昇圧回路の概略構成を示すブロック図である。 図5は、本発明の第2実施形態に係るワード線駆動回路の各部の波形を示すタイミングチャートである。 図6は、図4の昇圧時間生成回路の概略構成を示す回路図である。 図7は、図5の昇圧時間生成回路の各部の波形を示すタイミングチャートである。
以下、本発明の実施形態に係るワード線駆動回路について図面を参照しながら説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係るワード線駆動回路が適用された半導体記憶装置の概略構成を示すブロック図である。
図1において、半導体記憶装置には、メモリセルアレイ11、ドライバ13、ロウデコーダ14、カラムセレクタ15、センスアンプ16および昇圧回路17が設けられている。
ここで、メモリセルアレイ11には、メモリセル12がロウ方向およびカラム方向にマトリックス状に配置されている。そして、メモリセルアレイ11には、メモリセル12のロウ選択を行うワード線WL<0>〜WL<m>(mは2以上の整数)が設けられるとともに、ダミーワード線WLdが設けられている。なお、ダミーワード線WLdは、ワード線WL<0>〜WL<m>と同様に構成することができる。
ここで、メモリセル12には、一対の駆動トランジスタD1、D2、一対の負荷トランジスタL1、L2、一対の伝送トランジスタF1、F2が設けられている。なお、負荷トランジスタL1、L2としては、Pチャンネル電界効果トランジスタ、駆動トランジスタD1、D2および伝送トランジスタF1、F2としては、Nチャンネル電界効果トランジスタを用いることができる。
ここで、駆動トランジスタD1と負荷トランジスタL1とは互いに直列接続されることでCMOSインバータが構成されるとともに、駆動トランジスタD2と負荷トランジスタL2とは互いに直列接続されることでCMOSインバータが構成されている。そして、これらの一対のCMOSインバータの出力と入力とが互いにクロスカップリングされることでフリップフロップが構成されている。そして、ワード線WL<0>〜WL<m>のうちのいずれかのワード線WLは、伝送トランジスタF1、F2のゲートに接続されている。
また、ビット線BLは、伝送トランジスタF1を介して、駆動トランジスタD2のゲート、負荷トランジスタL2のゲート、駆動トランジスタD1のドレインおよび負荷トランジスタL1のドレインに接続されている。また、ビット線BLBは、伝送トランジスタF2を介して、駆動トランジスタD2のドレイン、負荷トランジスタL2のドレイン、駆動トランジスタD1のゲートおよび負荷トランジスタL1のゲートに接続されている。
ここで、駆動トランジスタD1のドレインと負荷トランジスタL1のドレインとの接続点は記憶ノードnを構成し、駆動トランジスタD2のドレインと負荷トランジスタL2のドレインとの接続点は記憶ノードnbを構成することができる。
ドライバ13は、ワード線WL<0>〜WL<m>およびダミーワード線WLdを個別に駆動することができ、ワード線WL<0>〜WL<m>ごとに設けられたインバータI0〜Im、Idにて構成することができる。ここで、インバータI0〜Im、Idには、Pチャンネル電界効果トランジスタM21およびNチャンネル電界効果トランジスタM22が設けられている。そして、Pチャンネル電界効果トランジスタM21およびNチャンネル電界効果トランジスタM22は互いに直列接続され、Pチャンネル電界効果トランジスタM21のドレインおよびNチャンネル電界効果トランジスタM22のドレインはワード線WLに接続されている。また、Pチャンネル電界効果トランジスタM21のゲートおよびNチャンネル電界効果トランジスタM22のゲートは共通に接続されている。
ロウデコーダ14は、ロウアドレスに基づいてメモリセルアレイ11のロウ選択を行わせるワード線WL<0>〜WL<m>またはダミーワード線WLdを選択し、その選択されたワード線WL<0>〜WL<m>またはダミーワード線WLdをドライバ13にて駆動させることができる。
カラムセレクタ15は、メモリセルアレイ11のカラム選択を行わせるビット線BL、BLBを選択することができる。センスアンプ16は、メモリセル12からビット線BL、BLB上に読み出された信号に基づいて、メモリセル12に記憶されているデータを検知することができる。
昇圧回路17は、ワード線イネーブル信号SELで決められるタイミングに従って、ワード線WL<0>〜WL<m>およびダミーワード線WLdの電位を電源電位VDDより大きな値に昇圧することができる。ここで、昇圧回路17には、ワード線WL<0>〜WL<m>およびダミーワード線WLdの電位を昇圧させるブースト用容量が設けられ、このブースト用容量は、インバータI0〜Im、Idをそれぞれ構成するPチャンネル電界効果トランジスタM21のソースに接続されている。なお、昇圧回路17のブースト用容量は、複数のインバータI0〜Im、Idにて共用することができ、例えば、32本分のワード線WL<0>〜WL<m>に対して1個のブースト用容量を共用させてもよいし、16本分のワード線WL<0>〜WL<m>に対して1個のブースト用容量を共用させてもよい。
そして、インバータI0〜Im、Idの前段にはNAND回路N0〜Nm、Ndがそれぞれ接続され、NAND回路N0〜Nm、Ndの一方の入力端子にはワード線イネーブル信号SELが入力されるとともに、NAND回路N0〜Nm、Ndの他方の入力端子にはワード線WL<0>〜WL<m>またはダミーワード線WLdを選択するワード線選択信号が入力される。
そして、選択セルからデータを読み出す場合、カラムセレクタ15にてカラム選択が行われ、選択されたビット線BL、BLBがプリチャージされる。そして、ワード線イネーブル信号SELの立ち上がりに従ってロウデコーダ14にてロウ選択が行われ、選択されたワード線WL<0>〜WL<m>またはダミーワード線WLdがドライバ13にて駆動される。そして、インバータI0〜Im、Idをそれぞれ構成するPチャンネル電界効果トランジスタM21のソースが電源電位VDDに接続されることで、ワード線WL<0>〜WL<m>またはダミーワード線WLdの電位が電源電位VDDに立ち上げられるとともに、ブースト用容量に電荷が蓄積される。
そして、ワード線イネーブル信号SELの立ち上がりから所定時間だけ経過すると、昇圧回路17において、インバータI0〜Im、Idをそれぞれ構成するPチャンネル電界効果トランジスタM21のソースが電源電位VDDと分離されるとともに、ブースト用容量に接続され、ブースト用容量を介して電源電位VDDよりも大きな値にワード線WL<0>〜WL<m>またはダミーワード線WLdの電位が昇圧される。
そして、ワード線WL<0>〜WL<m>またはダミーワード線WLdの電位が昇圧されると、伝送トランジスタF1、F2が飽和領域に入り、記憶ノードn、nbがビット線BL、BLBと導通する。そして、記憶ノードn、nbがビット線BL、BLBと導通すると、記憶ノードn、nbの電位に応じてビット線BL、BLBの電位が変化し、選択セルに記憶されたデータがセンスアンプ16にて検知される。
図2は、本発明の第1実施形態に係るワード線駆動回路の昇圧回路の概略構成を示すブロック図である。
図2において、図1の昇圧回路17には、Pチャンネル電界効果トランジスタM1、ブースト用容量C1および遅延素子D1が設けられている。ここで、Pチャンネル電界効果トランジスタM1のソースは、電源電位VDDに接続され、Pチャンネル電界効果トランジスタM1のドレインは、図1のインバータI0〜Im、Idをそれぞれ構成するPチャンネル電界効果トランジスタM21のソースに接続されている。また、Pチャンネル電界効果トランジスタM1のゲートとPチャンネル電界効果トランジスタM1のドレインとの間にはブースト用容量C1が接続され、Pチャンネル電界効果トランジスタM1のゲートとブースト用容量C1との接続点Aには、遅延素子D1を介してワード線イネーブル信号SELが入力される。
図3は、本発明の第1実施形態に係るワード線駆動回路の各部の波形を示すタイミングチャートである。
図3において、ワード線イネーブル信号SELが立ち上がる前は、Pチャンネル電界効果トランジスタM1がオンし、図1のインバータI0〜Im、IdのPチャンネル電界効果トランジスタM21のソースには電源電位VDDが供給されるとともに、ブースト用容量C1には電源電位VDDが印加され、電源電位VDDに対応した電荷が蓄積される。
そして、ワード線イネーブル信号SELが立ち上がると、図1のロウデコーダ14にてロウ選択されたインバータI0〜Im、IdのPチャンネル電界効果トランジスタM21がオンし、ロウデコーダ14にてロウ選択されたワード線WLの電位が電源電位VDDに立ち上げられる(時刻t1)。
そして、ワード線イネーブル信号SELが立ち上がりから、遅延素子D1による遅延時間だけ経過すると、Pチャンネル電界効果トランジスタM1のゲートとブースト用容量C1との接続点Aの電位が立ち上がり(時刻t2)、Pチャンネル電界効果トランジスタM1がオフする。すると、ロウデコーダ14にてロウ選択されたワード線WLがブースト用容量C1を介して駆動され、そのワード線WLの電位Vwlが電源電位VDDより大きな値に昇圧される。
なお、昇圧後のワード線WLの電位Vwlは、ワード線WLの容量値をCwl、ブースト用容量C1の容量値をC1とすると、以下の(1)式で与えることができる。
Vwl=(1+Cwl/(Cwl+C1))・VDD ・・・(1)
ここで、Pチャンネル電界効果トランジスタM1およびブースト用容量C1をインバータI0〜Im、IdのPチャンネル電界効果トランジスタM21のソースに接続することにより、ワード線WL<0>〜WL<m>およびダミーワード線WLdの構造を変更することなく、ワード線WL<0>〜WL<m>およびダミーワード線WLdを昇圧させることが可能となるとともに、複数のワード線WL<0>〜WL<m>およびダミーワード線WLdにてPチャンネル電界効果トランジスタM1およびブースト用容量C1を共用させることができ、チップ面積の増大を抑制することができる。
(第2実施形態)
図4は、本発明の第2実施形態に係るワード線駆動回路の昇圧回路の概略構成を示すブロック図である。
図4において、この昇圧回路には、Pチャンネル電界効果トランジスタM11、M12、Nチャンネル電界効果トランジスタM13、ブースト用容量C11、遅延素子D11、インバータIV1および昇圧時間制御回路21が設けられている。ここで、Pチャンネル電界効果トランジスタM11のソースは、電源電位VDDに接続され、Pチャンネル電界効果トランジスタM11のドレインは、図1のインバータI0〜Im、Idをそれぞれ構成するPチャンネル電界効果トランジスタM21のソースに接続することができる。また、Pチャンネル電界効果トランジスタM12とNチャンネル電界効果トランジスタM13は互いに直列接続され、Pチャンネル電界効果トランジスタM12のソースは、電源電位VDDに接続されている。また、Pチャンネル電界効果トランジスタM11のドレインとPチャンネル電界効果トランジスタM12のドレインとの間にはブースト用容量C11が接続されている。また、Nチャンネル電界効果トランジスタM13のゲートには、遅延素子D11およびインバータIV1を順次介してワード線イネーブル信号SELが入力され、Pチャンネル電界効果トランジスタM11のゲートには、遅延素子D11を介してワード線イネーブル信号SELが入力される。Pチャンネル電界効果トランジスタM12のゲートには、昇圧時間制御回路21から昇圧指示信号ST3が入力される。なお、昇圧時間制御回路21は、図1のダミーワード線WLdに蓄積される電荷量に基づいてワード線WLを昇圧させる昇圧時間を制御することができる。
図5は、本発明の第2実施形態に係るワード線駆動回路の各部の波形を示すタイミングチャートである。
図5において、ワード線イネーブル信号SELが立ち上がる前は、Pチャンネル電界効果トランジスタM11およびNチャンネル電界効果トランジスタM13がオンし、図1のインバータI0〜Im、IdのPチャンネル電界効果トランジスタM21のソースには電源電位VDDが供給されるとともに、ブースト用容量C11には電源電位VDDが印加され、電源電位VDDに対応した電荷が蓄積される。
そして、ワード線イネーブル信号SELが立ち上がると、図1のロウデコーダ14にてロウ選択されたインバータI0〜Im、IdのPチャンネル電界効果トランジスタM21がオンし、ロウデコーダ14にてロウ選択されたワード線WLの電位が電源電位VDDに立ち上げられる(時刻t11)。
そして、ワード線イネーブル信号SELが立ち上がりから、遅延素子D11による遅延時間だけ経過すると、Pチャンネル電界効果トランジスタM11のゲート電位(B点の電位)が立ち上がるとともに、Nチャンネル電界効果トランジスタM13のゲート電位(C点の電位)が立ち下がり(時刻t12)、Pチャンネル電界効果トランジスタM11およびNチャンネル電界効果トランジスタM13がオフする。
そして、昇圧指示信号ST3が立ち下がると(時刻t13)、Pチャンネル電界効果トランジスタM12がオンし、ロウデコーダ14にてロウ選択されたワード線WLがブースト用容量C11を介して駆動されることで、そのワード線WLの電位Vwlが電源電位VDDより大きな値に昇圧される。
そして、昇圧指示信号ST3が立ち上がると(時刻t14)、Pチャンネル電界効果トランジスタM12がオフし、ワード線の電位Vwlが昇圧後の一定値に維持される。
図6は、図4の昇圧時間生成回路の概略構成を示す回路図である。
図6において、昇圧時間生成回路21には、Pチャンネル電界効果トランジスタM14、Nチャンネル電界効果トランジスタM15、ダミー容量C12およびインバータIV2が設けられている。そして、Pチャンネル電界効果トランジスタM14のソースは電源電位VDDに接続され、Pチャンネル電界効果トランジスタM14のドレインはダミー容量C12の一端およびNチャンネル電界効果トランジスタM15のゲートに接続されている。また、Nチャンネル電界効果トランジスタM15のドレインは電源電位VDDに接続され、Nチャンネル電界効果トランジスタM15のソースはインバータIV2の入力端子に接続されている。また、Pチャンネル電界効果トランジスタM14のゲートには昇圧開始信号ST1が入力される。なお、ダミー容量C12としては、図1のダミーワード線WLdの容量に加えて、ワード線WLに付随するトランジスタの容量を用いることができる。このワード線WLに付随するトランジスタの容量とは、例えば、非選択の複数のワード線ドライバのジャンクション容量である。このジャンクション容量とは、例えば、図1のPチャンネル電界効果トランジスタM21のソース側のジャンクション容量である。
図7は、図5の昇圧時間生成回路の各部の波形を示すタイミングチャートである。
図7において、昇圧開始信号ST1が立ち下がると(時刻t21)、Pチャンネル電界効果トランジスタM14がオンし、Pチャンネル電界効果トランジスタM14に流れる電流iに応じてダミー容量C12に充電されることで、D点の電位が上昇する。そして、D点の電位がNチャンネル電界効果トランジスタM15の閾値に達すると(時刻t22)、Nチャンネル電界効果トランジスタM15がオンし、昇圧終了信号ST2が立ち上がる。そして、この昇圧開始信号ST1および昇圧終了信号ST2から昇圧指示信号ST3が生成され、図4のNチャンネル電界効果トランジスタM12のゲートに入力される。
なお、昇圧後のワード線WLの電位Vwlは、ワード線WLの容量値をCwl、ワード線WLに蓄積される電荷量をq、Pチャンネル電界効果トランジスタM14に流れる電流値をi、昇圧開始信号ST1が立ち下がりから昇圧終了信号ST2の立ち上がりまでの時間をtとすると、以下の(2)式で与えることができる。
Vwl=(q+i・t)/Cwl=VDD+i・t/Cwl ・・・(2)
ここで、(2)式から昇圧後のワード線WLの電位Vwlは、図4のブースト用容量C11の値に依存することなく設定することができる。このため、ブースト用容量C11の値がワード線WLの容量値と異なる方向にばらついた場合においても、ワード線WLの昇圧レベルが変動するのを抑制することができる。
また、Nチャンネル電界効果トランジスタM12の閾値をVthn、ダミー容量C12の値をCdとすると、圧開始信号ST1が立ち下がりから昇圧終了信号ST2の立ち上がりまでの時間tは、以下の(3)式で与えることができる。
t=Vthn・Cd/i ・・・(3)
また、ダミー容量C12としてダミーワード線WLdの容量を用い、ダミーワード線WLdの容量がワード線WLの容量と等しいものとすると、圧開始信号ST1が立ち下がりから昇圧終了信号ST2の立ち上がりまでの時間tは、以下の(4)式で与えることができる。
t=Vthn・Cwl/i ・・・(4)
ここで、(4)式から時間tは、ワード線WLの容量に依存するように設定することができ、ワード線WLの長さに依存することなく、ワード線WLの昇圧レベルを設定することができる。
11 メモリセルアレイ、12 メモリセル、13 ドライバ、14 ロウデコーダ、15 カラムセレクタ、16 センスアンプ、17 昇圧回路、WL、WL<0>〜WL<m> ワード線、WLd ダミーワード線、BL、BLB ビット線、L1、L2 負荷トランジスタ、D1、D2 駆動トランジスタ、F1、F2 伝送トランジスタ、N0〜Nm、Nd NAND回路、I0〜Im、Id IV1、IV2 インバータ、M1、M11、M12、M14、M21 Pチャンネル電界効果トランジスタ、M13、M15、M22 Nチャンネル電界効果トランジスタ、D1、D11 遅延素子、C1、C11 ブースト用容量、21 昇圧時間制御回路、C12 ダミー容量

Claims (5)

  1. インバータの出力に基づいてワード線を駆動するドライバと、
    前記インバータのPチャンネル電界効果トランジスタのソース側に接続されたブースト用容量と、
    前記インバータのPチャンネル電界効果トランジスタのソース側と電源電位とを分離する第1のトランジスタと、
    前記ブースト用容量を介して前記ワード線を昇圧させる昇圧時間を制御する昇圧時間制御回路を備え、
    前記昇圧時間制御回路は、ダミーワード線に蓄積される電荷量に基づいて前記ワード線を昇圧させる昇圧時間を制御し、
    前記昇圧時間制御回路は、前記ダミーワード線に電荷の蓄積が開始されてから、前記ダミーワード線に発生する電圧が第2のトランジスタの閾値に達するまでの時間に基づいて前記ワード線を昇圧させる昇圧時間を制御することを特徴とするワード線駆動回路。
  2. ワード線イネーブル信号が立ち上がる前は前記第1のトランジスタがオンし、前記第1のトランジスタを介して前記ブースト用容量および前記Pチャンネル電界効果トランジスタのソースに電源電位が印加されることを特徴とする請求項1に記載のワード線駆動回路。
  3. 前記ワード線イネーブル信号が立ち上がると、前記Pチャンネル電界効果トランジスタがオンし、前記ワード線に前記電源電位が印加されることを特徴とする請求項に記載のワード線駆動回路。
  4. 前記ワード線イネーブル信号の立ち上がりから遅延時間だけ経過すると、前記Pチャンネル電界効果トランジスタがオフし、前記ワード線の電位が前記ブースト用容量を介して前記電源電位より大きな値に昇圧されることを特徴とする請求項3に記載のワード線駆動回路。
  5. 前記インバータは前記ワード線ごとに設けられ、
    前記ブースト用容量および前記第1のトランジスタは、前記ワード線ごとに設けられた複数のインバータにて共用されることを特徴とする請求項1に記載のワード線駆動回路。
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