JP5396228B2 - 遊技機用可動演出装置及びそれを備えた遊技機 - Google Patents
遊技機用可動演出装置及びそれを備えた遊技機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5396228B2 JP5396228B2 JP2009239349A JP2009239349A JP5396228B2 JP 5396228 B2 JP5396228 B2 JP 5396228B2 JP 2009239349 A JP2009239349 A JP 2009239349A JP 2009239349 A JP2009239349 A JP 2009239349A JP 5396228 B2 JP5396228 B2 JP 5396228B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable
- gaming machine
- decorative body
- rotating
- movable body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
Description
そこで、図柄表示装置の周囲に設けられる役物や遊技領域に設けられる可動体を含む演出装置をコンパクトに設け、遊技性に合わせて意匠面が拡大するように設けられた遊技機が提案されている。
また、特許文献2の演出装置は、図柄表示装置の表示面積を変化させることで演出効果を狙っているが、表示部の面積が広がるわけではなく、可動片が第1,第2回転体から図柄表示装置の面積を狭めるように出没することにより意匠面の変化は限定的なものとなる。
遊技機の所定箇所に設けられる機構ベースに対して組み付けられる遊技機用可動演出装置であって、遊技機前面より視認され、回転軸を中心に回転可能に軸支された装飾体と、前記機構ベースに組み付けられ前記装飾体より後方に配置される後方取付部材と、前記装飾体と後方取付部材との間に前記回転軸と同心状に配置された回転体と、前記回転体に移動可能に組み付けられ、前記駆動源の回転方向に応じて前記装飾体の後方に収納された収納位置と当該装飾体の外周より外側へ移動して前記装飾体の意匠面を拡大表示する作動位置との間を移動する可動体と、前記装飾体、回転体及び可動体を駆動する単一の駆動源と、備え、前記可動体が収納位置にある場合において、前記駆動源を一方に回転させると、前記装飾体が所定方向へ回転すると共に前記回転体が停止位置を維持したまま前記可動体が収納位置から作動位置へ移動し、更に回転すると可動体が作動位置を維持したまま回転体と一体となって回転し、前記可動体が作動位置にある場合において、前記駆動源を他方に回転させると、前記装飾体が所定方向と反対方向へ回転すると共に前記回転体が停止位置を維持したまま前記可動体が作動位置から収納位置へ移動することを特徴とする。
図1を参照して本実施形態に係る遊技機の概略構成について説明する。本実施形態では遊技機の一例としてパチンコ機を例示して説明するものとする。パチンコ機1は、外枠2と遊技盤3が設けられた内枠(図示せず)と、該内枠を覆う前面枠5を備えている。図示しない内枠は、ヒンジ4a,4bにより外枠2に対して開閉可能に取り付けられている。また、前面枠5は内枠に対して開閉可能に取り付けられている(ヒンジ部図示せず)。前面枠5の中央部には遊技者が遊技盤3を視認できる窓部(ガラス枠)6が設けられている。該窓部6の周囲にはスピーカー7や装飾部(図示せず)などが設けられる。
可動演出装置18は、遊技領域の所定箇所に組み付けられる機構ベース(例えば可動アーム34;図1仮想線参照)に組み付けられる。図2(a)(b)に示すように、可動体演出装置18には、遊技機前面より視認される装飾体19の前面側装飾部19aが、当該装飾体19より後方に配置される後方取付部材20(対向部材)に回転軸21を中心に回転可能に軸支されている(図3(a)(b)参照)。また、モータ22(単一の駆動源)から駆動伝達されて回転する回転体23(第1の可動体)が、装飾体19と後方取付部材20との間に回転軸21と同心状に配置されている。
図11(b)において、可動体24のボス24eが回転体23のガイド孔23dの他端23d2(図5参照)に当接すると、可動体24は作動位置で停止したままとなる。また、図5に示すように伝達歯車27のボス27cが長孔23bの端部23b2に到達すると回転力が回転体23に伝達する。このとき、前後ローラ31a,31bが起立壁20cに押し当てられて発生する摩擦力より回転体23に作用する回転トルクが大きいため、回転体23が時計回り方向(後面視)へ回転する。可動体24は、作動位置を保ったまま、回転体23と一体となって同方向へ回転する。これにより、回転体23の動作制御が簡易な機械的構成で精度良く行なえる。また、回転体23が回転する際に、前後ローラ31a,31bは対向面(起立壁20c)に押し当てられたまま回転体23の回転を補助する補助ローラとして機能する。
先ず、回転体23を含む回転体ユニットの組立構成について説明する。図7において、回転体23の前面側に、可動体24(大径フィン24a、小径フィン22c)を組み付け、後面側に可動歯車28を組み付け、ねじ28eにより両者をねじ止めして一体に組み付ける。また、図8において、回転板23のピン孔23eには軸ピン29が嵌め込まれ、ねじりコイルばね30、前後ローラ31a,31bが組み付けられる。
最後に、駆動源(モータ22)を含む駆動ユニットを後方取付部材20の後面側に組み付ける。具体的にはモータ22を組み付けたモータ取付部材25のビス35を後方取付部材20のビス孔に嵌め込んで一体に組み付ける。このとき、モータ歯車22aは伝達歯車27(大径歯部27b)と噛み合い、駆動伝達歯車26(小径歯部26a)は歯車21aと噛み合うように組み付けられる(図11(a)(b)参照)。
このとき、図5に示すように、伝達ギヤ27のボス27cは回転体23の長孔23bの一端23b1と係止した状態にある。
尚、回転体23が回転すると、前後ローラ31a,31bは軸ピン29を中心に起立壁20c上を転動してもよいし、起立壁20cに沿って滑動してもいずれでもよい(図4(b)参照)。
このとき、伝達歯車27は、ボス27cが長孔23bの他端23b2(図5参照)に係止した状態にある。また、可動体24は装飾体19より外側の作動位置で停止している(図9(a)(b)、図10(a)(b)参照)。
また、可動体24が収納位置と作動位置との間を移動する際に、後方取付部材20に対する回転体23の回転が規制されているので、前面側装飾体19aの表示に方向性を持たない場合、回転体23に原点位置を設けることなくモータ22の回転方向の切り替えのみで可動体24を収納位置と作動位置との間を移動させることができ、単一の駆動源による複数の可動体の複雑な移動動作を簡易な機械的構成で実現でき、制御系を簡略化することができる。
2 外枠
3 遊技盤
4a,4b ヒンジ
5 前面枠
6 窓部
7 スピーカー
8 球受け皿
9 発射ハンドル
10 図柄表示装置(液晶表示装置)
11 センター役物
12 スルーチャッカー
13 風車
14a 電動チューリップ
14b アタッカー
15 遊技盤レール
16 サイドランプ
17 アウト口
18 可動演出装置
19 装飾体
19a 前面側装飾部
19b 発光基板
19c 基板台座
19d,20b 軸受部
19e,20a 中心孔
19f,23a 中心円筒部
19g 係止爪
20 後方取付部材
21 回転軸
21a 歯車
22 モータ
22a モータ歯車
23 回転体
23b,23h 長孔
23c,28b,28c ボス孔
23d ガイド孔
23e ピン孔
23f 係止ピン
23g,38b フック
24,38 可動体
24a 大径フィン
24b 小径フィン
24c,28d 取付板
24d,24e,27c,38c ボス
24f,24g ねじ孔
25 モータ取付部材
26 駆動伝達歯車
26a,27a 小径歯部
26b,27b 大径歯部
27 伝達歯車
28 可動歯車
28a 歯部
29 軸ピン
30 ねじりコイルばね
30a コイル孔
30b ばね端部
31a 前ローラ
31b 後ローラ
31c,33 Eリング
31d ピン
31e 補助ローラ
32,35 ビス
34 可動アーム
36,37 歯面
38a 当接部
39 引っ張りばね
Claims (5)
- 遊技機の所定箇所に設けられる機構ベースに対して組み付けられる遊技機用可動演出装置であって、
遊技機前面より視認され、回転軸を中心に回転可能に軸支された装飾体と、
前記機構ベースに組み付けられ前記装飾体より後方に配置される後方取付部材と、前記装飾体と後方取付部材との間に前記回転軸と同心状に配置された回転体と、
前記回転体に移動可能に組み付けられ、前記駆動源の回転方向に応じて前記装飾体の後方に収納された収納位置と当該装飾体の外周より外側へ移動して前記装飾体の意匠面を拡大表示する作動位置との間を移動する可動体と、
前記装飾体、回転体及び可動体を駆動する単一の駆動源と、を備え、
前記可動体が収納位置にある場合において、前記駆動源を一方に回転させると、前記装飾体が所定方向へ回転すると共に前記回転体が停止位置を維持したまま前記可動体が収納位置から作動位置へ移動し、更に回転すると可動体が作動位置を維持したまま回転体と一体となって回転し、
前記可動体が作動位置にある場合において、前記駆動源を他方に回転させると、前記装飾体が所定方向と反対方向へ回転すると共に前記回転体が停止位置を維持したまま前記可動体が作動位置から収納位置へ移動することを特徴とする遊技機用可動演出装置。 - 前記可動体が収納位置と作動位置との間を移動する際に、前記後方取付部材に対して前記回転体が相対的に回転するのを防ぐ回転規制手段が設けられている請求項1記載の遊技機用可動演出装置。
- 前記可動体が収納位置にある場合において、前記駆動源を他方に回転させると、前記装飾体が所定方向と反対方向に回転すると共に前記可動体が収納位置を維持したまま前記回転体と一体となって回転する請求項1または2記載の遊技機用可動演出装置。
- 前記駆動源を一方に回転させたとき、前記装飾体と回転体が異なる方向に回転する請求項1ないし3記載の遊技機用可動演出装置。
- 請求項1乃至4のうちいずれか1項に記載の遊技機用可動演出装置を備えた遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009239349A JP5396228B2 (ja) | 2009-10-16 | 2009-10-16 | 遊技機用可動演出装置及びそれを備えた遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009239349A JP5396228B2 (ja) | 2009-10-16 | 2009-10-16 | 遊技機用可動演出装置及びそれを備えた遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011083477A JP2011083477A (ja) | 2011-04-28 |
JP5396228B2 true JP5396228B2 (ja) | 2014-01-22 |
Family
ID=44076905
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009239349A Expired - Fee Related JP5396228B2 (ja) | 2009-10-16 | 2009-10-16 | 遊技機用可動演出装置及びそれを備えた遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5396228B2 (ja) |
Families Citing this family (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5652588B2 (ja) * | 2009-11-02 | 2015-01-14 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP5588841B2 (ja) * | 2010-11-18 | 2014-09-10 | 株式会社ニューギン | 遊技機の可動演出装置 |
JP5588840B2 (ja) * | 2010-11-18 | 2014-09-10 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
JP5927511B2 (ja) * | 2013-01-18 | 2016-06-01 | 株式会社サンセイアールアンドディ | 遊技機 |
JP2014140500A (ja) * | 2013-01-23 | 2014-08-07 | Kyoraku Sangyo Co Ltd | 遊技機 |
JP5799313B2 (ja) * | 2014-05-02 | 2015-10-21 | 株式会社サンセイアールアンドディ | 遊技機 |
JP5927514B2 (ja) * | 2014-05-02 | 2016-06-01 | 株式会社サンセイアールアンドディ | 遊技機 |
JP6520704B2 (ja) * | 2015-01-30 | 2019-05-29 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP6019449B2 (ja) * | 2015-08-06 | 2016-11-02 | 株式会社サンセイアールアンドディ | 遊技機 |
JP6019448B2 (ja) * | 2015-08-06 | 2016-11-02 | 株式会社サンセイアールアンドディ | 遊技機 |
JP6090942B2 (ja) * | 2015-08-06 | 2017-03-08 | 株式会社サンセイアールアンドディ | 遊技機 |
JP6019450B2 (ja) * | 2015-08-06 | 2016-11-02 | 株式会社サンセイアールアンドディ | 遊技機 |
JP6019447B2 (ja) * | 2015-08-06 | 2016-11-02 | 株式会社サンセイアールアンドディ | 遊技機 |
JP6045088B2 (ja) * | 2015-08-06 | 2016-12-14 | 株式会社サンセイアールアンドディ | 遊技機 |
JP2018033740A (ja) * | 2016-08-31 | 2018-03-08 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP6907652B2 (ja) * | 2017-03-31 | 2021-07-21 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP6360600B2 (ja) * | 2017-06-30 | 2018-07-18 | 株式会社平和 | 遊技機 |
JP2021184978A (ja) * | 2020-09-23 | 2021-12-09 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4703432B2 (ja) * | 2006-02-24 | 2011-06-15 | 株式会社オリンピア | 遊技機用可動装置 |
JP5146737B2 (ja) * | 2008-02-18 | 2013-02-20 | 奥村遊機株式会社 | 遊技機用可動役物 |
-
2009
- 2009-10-16 JP JP2009239349A patent/JP5396228B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011083477A (ja) | 2011-04-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5396228B2 (ja) | 遊技機用可動演出装置及びそれを備えた遊技機 | |
JP5396229B2 (ja) | 遊技機用可動装置及びそれを備えた遊技機 | |
JP4828872B2 (ja) | 遊技機の役物装置 | |
JP5486228B2 (ja) | 遊技機用可動演出装置及びこれを備えた遊技機 | |
JP5330133B2 (ja) | 遊技機用可動演出装置及びこれを備えた遊技機 | |
JP4986492B2 (ja) | 遊技機の可動演出装置 | |
JP5384299B2 (ja) | 遊技機用可動演出装置及びそれを備えた遊技機 | |
JP5140511B2 (ja) | 装飾体駆動ユニット、演出装置、遊技盤、及びパチンコ遊技機 | |
JP5221496B2 (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP5572787B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2008043458A (ja) | 装飾体開閉ユニット、遊技盤、及びパチンコ遊技機 | |
JP5286348B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2008043456A (ja) | 装飾体開閉ユニット、遊技盤、及びパチンコ遊技機 | |
JP2009028339A (ja) | 遊技機 | |
JP2010042127A (ja) | 遊技機 | |
JP6079621B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4912077B2 (ja) | 装飾体開閉ユニット | |
JP5292385B2 (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP5887595B2 (ja) | 入賞装置および遊技機 | |
JP5757059B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5264868B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5756048B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6496929B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6380749B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6497008B2 (ja) | 遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120905 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131002 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131015 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131021 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5396228 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |