JP2011083477A - 遊技機用可動演出装置及びそれを備えた遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】装飾体の装飾面の表示面積を減らすことなくコンパクトに設置でき、しかも可動体が作動するときに装飾面の表示面積を拡大表示して演出効果を向上させた遊技機用可動演出装置及びそれを備えた遊技機を提供する。
【解決手段】 モータ22を一方に回転させると、回転体23が停止位置を維持したまま可動体24が収納位置から作動位置へ移動し、更に回転すると可動体24が作動位置を維持したまま回転体23と一体となって回転し、可動体24が作動位置の状態でモータ22を他方に回転させると回転体23が停止位置を維持したまま可動体24が作動位置から収納位置へ移動する。
【選択図】図11

Description

本発明は、遊技機用可動演出装置及びそれを備えた遊技機に関する。
パチンコ機などの遊技機は、外枠に対して開閉可能に設けられた内枠に遊技盤が着脱可能に組み付けられている。内枠には前面枠が開閉可能に設けられている。
遊技盤の盤面上に形成される遊技領域においては、図柄表示装置(液晶表示装置)の表示画面の拡大に伴い、遊技領域に配置される可動体を含む演出装置の設置面積の確保が難しくなっている。
そこで、図柄表示装置の周囲に設けられる役物や遊技領域に設けられる可動体を含む演出装置をコンパクトに設け、遊技性に合わせて意匠面が拡大するように設けられた遊技機が提案されている。
具体的には、放射状に分割された可動板の後方に意匠面を備えた意匠板を設け、アクチュエータの駆動により意匠面を被覆する第1位置と意匠面の一部を露出する第2位置との間で可動板を放射方向に移動させることで、演出装置の小型化を図った遊技機が提案されている(特許文献1参照)。
また、図柄表示装置の前方にリング状の第1,第2回転体を同軸状に配置し、第1,第2回転体の間に複数の可動片が第1回転体に回動可能に軸支されかつ第2回転体に係合して設けられ、第1,第2回転体を速度差を設けて回転駆動することにより可動片を径方向に出没運動を繰り返して、図柄表示装置の表示面積を変化させるようにした遊技機も提案されている(特許文献2参照)。
特開2007−222436号公報 特開2008−284112号公報
しかしながら、上述した特許文献1の演出装置は、図柄表示装置の周囲に組み込まれる場合には、コンパクトに設置できるが、意匠面が隠れるため、興趣に薄れる。また、遊技性と連動して可動板が放射状に移動するため、意匠面による演出効果が発揮され難い。また、可動板は放射状に移動して意匠面が表示されるため、演出装置の周囲には障害物となる装飾部品を設けることができない。
また、特許文献2の演出装置は、図柄表示装置の表示面積を変化させることで演出効果を狙っているが、表示部の面積が広がるわけではなく、可動片が第1,第2回転体から図柄表示装置の面積を狭めるように出没することにより意匠面の変化は限定的なものとなる。
本発明の目的は、装飾体の意匠面の表示面積を減らすことなくコンパクトに設置でき、しかも可動体が作動するときに意匠面の表示面積を拡大表示して演出効果を向上させた遊技機用可動演出装置及びそれを備えた遊技機を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するため、次の構成を備えることを特徴とする。
遊技機の所定箇所に設けられる機構ベースに対して組み付けられる遊技機用可動演出装置であって、遊技機前面より視認され、回転軸を中心に回転可能に軸支された装飾体と、前記機構ベースに組み付けられ前記装飾体より後方に配置される後方取付部材と、前記装飾体と後方取付部材との間に前記回転軸と同心状に配置された回転体と、前記回転体に移動可能に組み付けられ、前記駆動源の回転方向に応じて前記装飾体の後方に収納された収納位置と当該装飾体の外周より外側へ移動して前記装飾体の意匠面を拡大表示する作動位置との間を移動する可動体と、前記装飾体、回転体及び可動体を駆動する単一の駆動源と、備え、前記可動体が収納位置にある場合において、前記駆動源を一方に回転させると、前記装飾体が所定方向へ回転すると共に前記回転体が停止位置を維持したまま前記可動体が収納位置から作動位置へ移動し、更に回転すると可動体が作動位置を維持したまま回転体と一体となって回転し、前記可動体が作動位置にある場合において、前記駆動源を他方に回転させると、前記装飾体が所定方向と反対方向へ回転すると共に前記回転体が停止位置を維持したまま前記可動体が作動位置から収納位置へ移動することを特徴とする。
また、前記可動体が収納位置と作動位置との間を移動する際に、前記後方取付部材に対して前記回転体が相対的に回転するのを防ぐ回転規制手段が設けられていることを特徴とする。
また、前記可動体が収納位置にある場合において、前記駆動源を他方に回転させると、前記装飾体が所定方向と反対方向に回転すると共に前記可動体が収納位置を維持したまま前記回転体と一体となって回転することを特徴とする。
また、前記駆動源を一方に回転させたとき、前記装飾体と回転体が異なる方向に回転することを特徴とする。
また、遊技機においては、上述した遊技機用可動演出装置を備えたことを特徴とする。
上述した遊技機用可動演出装置を用いれば、回転体には、駆動源の回転方向に応じて変位する可動体が、装飾体の後方に収納された収納位置と当該装飾体の外周より外側へ移動して意匠面を拡大表示する作動位置との間を移動可能に組み付けられている。これにより、駆動源に駆動される装飾体の意匠面の表示面積を減らすことなくコンパクトに設置でき、しかも遊技状態に伴って装飾体の意匠面の表示面積を拡大縮小表示して変化に富んだ意外性のある演出を行うことができる。また、単一の駆動源の正逆回転駆動によって、装飾体の回転のみならず可動体が収納位置と作動位置との間を移動するので、装飾体の意匠面の表示面積がすばやく変化して、演出効果を高めることができる。
また、可動体が収納位置と作動位置との間を移動する際に、後方取付部材に対して回転体が相対的に回転するのを防ぐ回転規制手段が設けられているので、装飾体の表示に方向性を持たない場合、回転体に原点位置を設けることなく任意の停止位置で駆動源の回転方向の切り替えのみで可動体を収納位置と作動位置との間を移動させることができ、制御系を簡略化することができる。
また、可動体が収納位置ある場合において駆動源を他方に回転させると可動体を収納位置のまま装飾体を回転させることができる。よって、駆動源の回転方向によって、可動体を収納位置に維持したまま装飾体を回転させるか、或いは可動体を収納位置から作動位置まで移動させると共に装飾体を回転させることができるので、演出の幅が広がり遊技者の興趣を高めることができる。
装飾体と回転体(可動体)が異なる方向に回転(逆回転)することで意外性のある演出が行われるので、限られた遊技領域で遊技者の興趣が尽きない多彩な演出を行なうことができる。また、装飾体と回転体(可動体)を同方向に回転するように設定することもできる。
また、上述した遊技機用可動演出装置を備えた遊技機においては、駆動源を一方向に回転駆動すると装飾体が同方向に回転しながら、当該装飾体の意匠面の表示面積はかわらずに装飾体が回転し、駆動源を反対方向に回転駆動すると可動体が変位して意匠面の表示面積を変化させたままその状態で回転体と一体となって可動体が回転するという意外性のある演出が行われるので、限られた遊技領域で遊技者の興趣が尽きない多彩な演出を行なうことができる。
遊技機の正面図である。 遊技機用可動演出装置の動作前の正面図及び平面図である。 図2の矢印A−A断面図、矢印B−B断面図である。 遊技機用可動演出装置の動作前の平面図、矢印C−C断面図及び矢印C´‐C´部分断面図である。 図4の矢印D−D断面図である。 遊技機用可動演出装置の分解斜視図である。 可動体及び回転体の拡大分解斜視図である。 回転体に組み付けられる回転規制手段の分解斜視図である。 遊技機用可動演出装置の動作後の正面図及び平面図である。 図9の矢印E−E断面図、矢印F−F断面図である。 遊技機用可動演出装置の動作前後の駆動伝達歯車列の状態を示す後面図である。 可動体、回転体の動作前後の状態を示す駆動伝達歯車列の後面破断図である。 他例に係る回転規制手段の説明図である。 他例に係る第2可動体の移動前後の状態を示す部分説明図である。 図14の矢印G−G断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
図1を参照して本実施形態に係る遊技機の概略構成について説明する。本実施形態では遊技機の一例としてパチンコ機を例示して説明するものとする。パチンコ機1は、外枠2と遊技盤3が設けられた内枠(図示せず)と、該内枠を覆う前面枠5を備えている。図示しない内枠は、ヒンジ4a,4bにより外枠2に対して開閉可能に取り付けられている。また、前面枠5は内枠に対して開閉可能に取り付けられている(ヒンジ部図示せず)。前面枠5の中央部には遊技者が遊技盤3を視認できる窓部(ガラス枠)6が設けられている。該窓部6の周囲にはスピーカー7や装飾部(図示せず)などが設けられる。
また、窓部6の下方には、貸球や賞球を貯留し図示しない球発射装置へ球を誘導する球受け皿8が設けられている。球受け皿8の右側には、図示しない球発射装置によって遊技領域へ発射される遊技球の発射力を調節するための発射ハンドル9が設けられている。
遊技盤3の盤面上に形成される遊技領域内には、中央部に図柄表示装置(液晶表示装置)10を備えたセンター役物11が設けられ、その周囲には図示しない釘、スルーチャッカー12、風車13、電動チューリップ14a、アタッカー14b、遊技盤レール15、サイドランプ16などの盤面部品やアウト球(電動チューリップ14a,アタッカー14bに入賞しなかった遊技球)を回収するアウト口17などが設けられている。センター役物11には、遊技状態に応じて可動体が移動する可動演出装置18(遊技機用可動装置)が設けられている。
可動演出装置18の概略構成について図1乃至図11を参照して説明する。
可動演出装置18は、遊技領域の所定箇所に組み付けられる機構ベース(例えば可動アーム34;図1仮想線参照)に組み付けられる。図2(a)(b)に示すように、可動体演出装置18には、遊技機前面より視認される装飾体19の前面側装飾部19aが、当該装飾体19より後方に配置される後方取付部材20(対向部材)に回転軸21を中心に回転可能に軸支されている(図3(a)(b)参照)。また、モータ22(単一の駆動源)から駆動伝達されて回転する回転体23(第1の可動体)が、装飾体19と後方取付部材20との間に回転軸21と同心状に配置されている。
また、可動体24(第2の可動体)は、モータ22の回転方向に応じて装飾体19の後方に収納された収納位置(第1位置;図2(a)参照)と当該装飾体19の外周より外側へ移動して装飾体19(前面側装飾部19a)の意匠面を拡大表示する作動位置(第2位置;図9(a)参照)との間を移動可能(回転可能)に回転体22に組み付けられている。以下では、これらの各部の構造について詳述する。
装飾体19には、意匠面が形成された前面側装飾部19aの後方に発光基板19bと基板台座19cが設けられている。発光基板19bが基板台座19cに重ね合わせて支持されており、基板台座19cは、基板台座19cに一体に形成された中心円筒部19fを介して後方取付部材20に組み付けられている(図3(a)(b)参照)。また、発光基板19bには、前面側装飾部19aを光らせる発光素子(LED)(図示せず)が配線部に実装されている。前面側装飾部19aには、拡散レンズ、装飾レンズが組み付けられている。前面側装飾部19aの後面側に突設された回転軸21は、軸受部19dを介して基板台座19cの中心孔19eに嵌め込んで組み付けられる。回転軸21の後端は、軸受部20bを介して後方取付部材20の中心孔20aに嵌め込んで回転可能に組み付けられる。
図3(a),(b)に示すように、回転軸21の後端は、後方取付部材20の後面側に延設されており、該回転軸21の延設された部分には歯車21aが嵌め込まれEリング33により抜け止めされて組み付けられている。これにより前方側装飾部19aは、歯車21aにより抜け止めされる。モータ22は、後方取付部材20の後面側にモータ取付部材25を介して組み付けられる。図6において、モータ22のモータ軸22bに組み付けられるモータ歯車22aは、モータ取付部材25(図3(a),図6参照)に回転可能に組み付けられる駆動伝達歯車26(二段歯車)の小径歯部26aを介して歯車21aと噛み合っている。よって、モータ22を正逆回転駆動すると、前側装飾部19aも同方向に従動回転するようになっている。
図6において、後方取付部材20の前面側には、リング状の伝達歯車27が回転軸21と同心状に設けられる。図11(a)(b)において、伝達歯車27の後面側に設けられた小径歯部27aは、モータ歯車22aと噛み合っている。図5において、伝達歯車27の前面に設けられたボス27cは、回転体23の中心円筒部23aの近傍に設けられた長孔23bに嵌め込まれている。よって、モータ22を正逆回転駆動すると伝達歯車27は逆向きに従動回転し、伝達歯車27のボス27cが長孔23bの端部(23b1若しくは23b2)と係止すると、回転体23が伝達歯車27と一体となって同方向へ回転するようになっている。
図4(b)において、回転体23の後面外周側には可動歯車28が回転可能に軸支されている。可動歯車28の歯部28aは伝達歯車27の大径歯部27bと噛み合っている。
図7において、回転体23の外周側にはボス孔23cとその周囲に円弧状のガイド孔23dが複数箇所(例えば8箇所)に設けられている。また、回転体23の前面側に組み付けられる可動体24は、大径フィン24a,小径フィン24bが正面視して交互に4箇所ずつ合計8箇所に設けられている(図6参照)。これらの可動体24の各基端部には、回転体23の前面に重ね合わせて取り付けられる取付板24cが各々設けられている。各取付板24cの後面側中心部とその周囲にはボス24d,24eが各々突設されている。各ボス24d,24eには、ねじ孔24f,24gが各々形成されている。
図7に示すように、可動体24(大径フィン24a,小径フィン24b)は、ボス24d,24eをボス孔23c、ボス24eをガイド孔23dに各々挿通させて取付板24cを回転体23の前面に重ね合わせて組み付けられる。また、ボス孔23c,ガイド孔23dを挿通したボス24d,24eに可動歯車28のボス孔28b,28cを各々嵌め込ませるようにして、取付板28dを回転体23の後面に重ね合わせて取り付けられる。そして、ボス孔28b,28cに嵌め込まれたボス24d,24eのねじ孔24f,24gにねじ28eを後面側より各々嵌め込むことにより、可動体24(大径フィン24a,小径フィン24b)が、ボス24dを中心としてボス24eがガイド孔23dの孔端部(23d1若しくは23d2;図5参照)と係止する範囲で可動歯車28が回転可能に組み付けられる(図11(a)(b)参照)。
また、図4(a),(b)において、回転体23(第1の可動体)に対して可動体24(第2の可動体)を移動させる間、即ち可動体24が収納位置(第1位置)と作動位置(第2位置)との間を移動する間、回転体23が後方取付部材20(対向部材)に対して相対的に回転するのを防ぐ回転規制手段が設けられている。尚、回転規制手段は後方取付部材20に設けられていてもよい。
具体的には、図8において、回転体23の外周縁部にはピン孔23e(径方向に沿った長孔)が複数箇所(例えば4箇所)に穿孔されている。回転体23の後面側にはピン孔23eの両側に係止ピン23fが各々突設されている。各ピン孔23eには軸ピン29が貫通して各々嵌め込まれ、各軸ピン29はねじりコイルばね30(付勢手段)のコイル孔30aに嵌め込まれ、両側ばね端部30bを係止ピン23fと係止するように各々組み付けられる(図4(b)参照)。回転板23の後面に突出する軸ピン29には後ローラ31bが回転可能に組み付けられ、回転板23の前面に突出する軸ピン29には前ローラ31aが回転可能に組み付けられ、Eリング31cにより抜け止めされている。また、回転板23の前面側外周縁部には、ピン31dがインサート成形により立設され、補助ローラ31eがピン31dを中心に回転可能に組み付けられる。上記回転規制手段は、上記コイルばね30,軸ピン29,前ローラ31a及び後ローラ31bを含んで構成される。尚、軸ピン29には前ローラ31a又は後ローラ31bのいずれか一方のみ設けられていてもよい。
各ねじりコイルばね30のばね端部30bを互いに近づけるように折り畳んで係止ピン23fに係止させているので、該ばね端部30bどうしが離間するように弾発する反力がコイル孔30aに嵌め込まれた軸ピン29に作用する。このため、図4(b)の拡大断面図に示すように、軸ピン29に嵌め込まれた前ローラ31a,後ローラ31bが回転板23の径方向外側に向けて常時付勢され、前ローラ31a,後ローラ31bと対向する後方取付部材20の起立壁20cの内壁面に押し当てられる。また、軸ピン29が嵌め込まれるピン孔23eは径方向に沿った長孔形状をしているため、ねじりコイルばね30が弾発して軸ピン29がピン孔23e内を径方向外側へ移動し、当該軸ピン29に嵌め込まれる前ローラ31a及び後ローラ31bに付勢力が確実に伝わる。
図2(a),図4(a)において、可動体24(大径フィン24a,小径フィン24b)が装飾体19の後方に収納された収納位置にある状態から、モータ22を起動すると、駆動伝達ギヤ26の小径歯部26aと噛み合う歯車21aを通じて装飾体19が従動回転し、大径歯部26bと噛み合う小径歯部27aを通じて伝達ギヤ27が従動回転する。伝達ギヤ27が回転しても、ボス27cが長孔23cの端部と当接するまでは、回転体23にモータトルクは伝わらないようになっている(図5参照)。
このとき、図11(a)において、伝達ギヤ27が時計回り方向(後面視矢印方向)へ回転すると、大径歯部27bと歯部28aで噛み合う可動歯車28が反時計回り方向(後面視)へ回転する。可動体24(大径フィン24a,小径フィン24b)は、ボス24eがガイド孔23dの一端23d1から他端23d2に向けて移動し(図5参照)、装飾体19の外周より外側へ移動して当該装飾体19の意匠面を拡大表示する作動位置へ移動する(図11(b)参照)。このとき、例えばボス24eがガイド孔23d沿って移動する際の接触力や重力などの影響で、回転体23が後方取付部材20に対して回転するおそれがある(図7参照)。
しかしながら、図4(b)に示すように、前後ローラ31a,31bが起立壁20cに押し当てられて発生する接触力(摩擦力)が回転体23に作用する回転トルクの大きさより上回るので、回転体23の回転が規制される。
図11(b)において、可動体24のボス24eが回転体23のガイド孔23dの他端23d2(図5参照)に当接すると、可動体24は作動位置で停止したままとなる。また、図5に示すように伝達歯車27のボス27cが長孔23bの端部23b2に到達すると回転力が回転体23に伝達する。このとき、前後ローラ31a,31bが起立壁20cに押し当てられて発生する摩擦力より回転体23に作用する回転トルクが大きいため、回転体23が時計回り方向(後面視)へ回転する。可動体24は、作動位置を保ったまま、回転体23と一体となって同方向へ回転する。これにより、回転体23の動作制御が簡易な機械的構成で精度良く行なえる。また、回転体23が回転する際に、前後ローラ31a,31bは対向面(起立壁20c)に押し当てられたまま回転体23の回転を補助する補助ローラとして機能する。
また、図13に示すように、前後ローラ31a,31bの外周面と対向面に歯面36,37が各々形成されており、当該前後ローラ31a,31bの歯面36が対向面である起立壁20cの内周面に形成された歯面37に押し当てられて互いに噛み合うように構成することも可能である。この場合には、回転体23が回転する際に、前後ローラ31a,31bが対向面に沿って確実に回転するので、回転体23をスムーズに回転させることができる。尚、起立壁20c側の内壁面にローラ若しくは歯面付ローラを設けて回転体23の外周面に押し当てるようにしてもよい。
回転体23と後方取付部材20との間に発生する接触力(摩擦力)を調整するうえで、各部の材質を例示すると以下のようになる。軸ピン29には例えば真鍮若しくはステンレススチールが用いられ前ローラ31a,後ローラ31bの材質は、例えばPOM(ポリアセタール樹脂)若しくはフッ素入りポリカーボネイト樹脂(F−PC)、ポリアミド樹脂(PA)などが用いられる。また、後方取付部材20の材質は、例えばポリカーボネイト樹脂(PC)、ABS樹脂、熱可塑性エラストマー樹脂(TPE)、ポリブチレンテレフタレート樹脂(PBT)、フェノール樹脂(PF)などのうち、いずれかが好適に用いられる。より好ましくは、後方取付部材20は、例えばポリカーボネイト樹脂(PC)と熱可塑性エラストマー樹脂(TPE)を用いて二色成形されたものが用いられる。本実施形態のように回転体23に基準位置を設けない場合には、後方取付部材20のうちローラ接触面となる起立壁20c(内壁面側)は摩擦力向上のため、全周にわたって熱可塑性エラストマー樹脂(TPE)となるように成形されるのが望ましい。また、回転体23に原点位置が存在する場合には、その原点位置においてローラと対向する(接触する)起立壁20c(内壁面)の一部にのみが熱可塑性エラストマー樹脂(TPE)となるように成形されていてもよい。
ここで、可動演出装置18の組立て構成の一例について図6乃至図8を参照して説明する。
先ず、回転体23を含む回転体ユニットの組立構成について説明する。図7において、回転体23の前面側に、可動体24(大径フィン24a、小径フィン22c)を組み付け、後面側に可動歯車28を組み付け、ねじ28eにより両者をねじ止めして一体に組み付ける。また、図8において、回転板23のピン孔23eには軸ピン29が嵌め込まれ、ねじりコイルばね30、前後ローラ31a,31bが組み付けられる。
基板19bを含む基板ユニットの組立構成について説明する。図6において、基板台座19cの前面に発光基板19bを組み付ける。発光基板19bは基板台座19cの前面外周縁部に複数箇所に設けられた係止爪19gに係止されて組み付けられる。
駆動源(モータ22)を含む駆動ユニットの組立構成について説明する。図6において、モータ22がモータ取付部材25の後面にビス35を嵌め込んで組み付けられる。また、モータ取付部材25の前面に突設されるモータ軸22bにはモータ歯車22aが組み付けられ、モータ取付部材25の前面には駆動伝達歯車26(大径歯部26b)がモータ歯車22aと噛み合って回転可能に組み付けられる。
次に、上述した各ユニットの組立手順の一例について説明する。図6において、後方取付部材20の前面側に伝達歯車27、回転体23を含む回転体ユニットが挟み込まれるように基板19bを含む基板ユニットを組み付ける。具体的には、基板台座19cの後面に突設された中心円筒部19fを回転体23の前面に突設された中心円筒部23a内に嵌め合わせ(図3(a)(b)参照)、伝達歯車27の中心孔を通過して後方取付部材20の前面側に重ね合わせる。そして、後方取付部材20の後面側よりビス32を嵌め込んで基板台座19cが一体に組み付けられ、これらの間に伝達ギヤ27と回転体ユニットが挟み込まれて組み付けられる。このとき、伝達歯車27の前面側に突設されたボス27cは、回転体23の中心付近に形成された長孔23bに後面側より挿入されて組み付けられる(図5参照)。
基板台座19cの中心孔19eに軸受部19dを組み付け、後方取付部材20の中心孔20aに軸受部20bを組み付けて、基板19bの前方より前方側装飾部19aの回転軸21を軸受部19d,軸受部20bを貫通して嵌め込む。そして、図3(a)(b)に示すように、後方取付部材20の後面側に延出した回転軸21に歯車21aを嵌め込みEリング33にて抜け止めして組み付ける。
最後に、駆動源(モータ22)を含む駆動ユニットを後方取付部材20の後面側に組み付ける。具体的にはモータ22を組み付けたモータ取付部材25のビス35を後方取付部材20のビス孔に嵌め込んで一体に組み付ける。このとき、モータ歯車22aは伝達歯車27(大径歯部27b)と噛み合い、駆動伝達歯車26(小径歯部26a)は歯車21aと噛み合うように組み付けられる(図11(a)(b)参照)。
次に上述のように組立構成された可動演出装置18の演出動作の一例について図12に基づいて図1乃至図11を適宜参照しながら説明する。尚、可動体24が複数組あるため、特定の可動体24(大径フィン24a,小径フィン24b)の動作を中心に説明するものとする。以下、具体的に説明する。
図2(a)(b)及び図3(a)(b)において、モータ22が起動する前は、装飾体19を正面視すると、可動体24(大径フィン24a,小径フィン24b)は、装飾体19の背後に隠れた状態にある(図11(a),図12(a)参照)。
このとき、図5に示すように、伝達ギヤ27のボス27cは回転体23の長孔23bの一端23b1と係止した状態にある。
図1において、例えば遊技状態で図柄表示装置10の画面でリーチが発生したり、大当たりが発生したりした場合などに、図示しない制御部がモータ22を起動させる。図11(a)において、モータ歯車22aが反時計回り方向(正面視で時計回り方向)へ回転すると、大径歯部26bと噛み合う駆動伝達歯車26は時計回り方向(正面視で反時計回り方向)へ回転する。また、駆動伝達歯車26が時計回り方向(正面視で時計回り方向)へ回転すると小径歯部26aと噛み合う歯車21aが反時計回り方向(正面視で時計回り方向)へ回転し、装飾体19も同方向へ回転する(図9(a),図11(b),図12(b)参照)。
図11(a)において、モータ歯車22aが反時計回り方向(正面視で時計回り方向)へ回転すると、モータ歯車22aと小径歯部27aで噛み合う伝達歯車27が時計回り方向(正面視で反時計回り方向)へ回転する。
このとき、図11(b)において、伝達歯車27の大径歯部27bと噛み合う可動歯車28が反時計回り方向(正面視で時計回り方向)へ所定量回転する。これにより、可動体24(大径フィン24a, 小径フィン24b)がボス24dを中心にボス24eがガイド孔23d内を一端23d1(図5参照)に当接した収納位置から他端23d2(図5参照)に当接した作動位置へ移動する(図9(a)(b),図10(a)(b),図12(b)参照)。また、回転体23にはモータ22からの駆動伝達はされず、回転体23に設けられた前後ローラ31a,31bがねじりコイルばね30によって後方取付部材20の起立壁20cに押し当てられているため、回転体23はその位置で停止したままとなる(図4(b)参照)。
図5に示すように、伝達ギヤ27のボス27cは回転体23の長孔23bの他端23b2まで移動して係止すると、モータ22の駆動が回転体23に伝達される。そして、モータ22による回転トルクが、回転体23に設けられた前後ローラ31a,31bと起立壁20cとの接触力(摩擦力)より上回ると、図12(c)に示すように回転体23が時計回り方向(正面視で反時計回り方向)へ回転する。可動体24は、作動位置を保ったまま、回転体23と一体となって同方向へ回転する(図9(a)(b)参照)。装飾体19は、モータ22の回転により反時計回り方向(正面視で時計回り方向)へ回転し続けている。
このように、装飾体19と回転体23(可動体24)が異なる方向に回転(逆回転)することで意外性のある演出が行われる。よって、限られた遊技領域で遊技者の興趣が尽きない多彩な演出を行なうことができる。また、装飾体19と回転体23(可動体24)を同方向に回転するように設定することもできる。
尚、回転体23が回転すると、前後ローラ31a,31bは軸ピン29を中心に起立壁20c上を転動してもよいし、起立壁20cに沿って滑動してもいずれでもよい(図4(b)参照)。
以上のように、モータ22を一方向に回転駆動すると可動体24が変位して意匠面の表示面積を拡大させたままその状態で回転体23と一体となって可動体24が回転するという意外性のある演出が行われるので、限られた遊技領域で遊技者の興趣が尽きない多彩な演出を行なうことができる。
図1の図柄表示装置10の画面でリーチが終了したり、大当たりが終了したりした場合などに、モータ22の回転を停止する。
このとき、伝達歯車27は、ボス27cが長孔23bの他端23b2(図5参照)に係止した状態にある。また、可動体24は装飾体19より外側の作動位置で停止している(図9(a)(b)、図10(a)(b)参照)。
尚、モータ22の回転方向は一例であり、時計回り方向と反時計回り方向とで動作を入れ替えても良いし、或いは、可動体24が収納位置に収納されたままモータ22を図11(a)の時計回り方向(正面視で反時計回り方向)回転し続けるようにしてもよい。具体的には、伝達歯車27のボス27cが長孔23bの一端23b1に当接したまま回転体23が回転し、モータ歯車22aと噛み合う歯車列(駆動伝達歯車26(大径歯部26b,小径歯部26a)、歯車21a;図11(a)参照)を通じて装飾体19も時計回り方向(正面視で反時計回り方向)へ回転し続ける。このとき、可動体24は収納位置から移動せず収納位置のまま回転体23と一体となって回転する。
図11(b)において、モータ22を逆転駆動すると、モータ歯車22aが時計回り方向(正面視で反時計回り方向)へ回転する。モータ歯車22aと大径歯部26bで噛み合う駆動伝達歯車26が反時計回り方向(正面視で時計回り方向)へ回転する。駆動伝達歯車26が反時計回り方向(正面視で時計回り方向)へ回転すると、小径歯部26aと噛み合う歯車21aが時計回り方向(正面視で反時計回り方向)へ回転し、装飾体19も同方向へ回転する。
また、図11(b)において、モータ歯車22aが時計回り方向(正面視で反時計回り方向)へ回転すると、モータ歯車22aと小径歯部27aで噛み合う伝達歯車27が反時計回り方向(正面視で時計回り方向)へ回転する。
このとき、図11(a)において、伝達歯車27の大径歯部27bと噛み合う可動歯車28が時計回り方向(正面視で反時計回り方向)へ所定量回転する。これにより、図2(a)(b)に示すように、可動体24(大径フィン24a, 小径フィン24b)がボス24dを中心にボス24eがガイド孔23d内を他端23d2(図5参照)に当接した作動位置(図11(b)参照)から一端23d1(図5参照)に当接した収納位置(図11(a)参照)へ移動する。
また、伝達歯車27のボス27cは長孔23bの他端23b2より離れるため、回転体23にはモータ22からの駆動伝達はされない(図5参照)。また、回転体23に設けられた前後ローラ31a,31bがねじりコイルばね30によって後方取付部材20の起立壁20cに押し当てられて回転規制されているため、回転体23は連れ回りせずにその位置で停止したままとなる。また、モータ22は、伝達歯車27のボス27cが長孔23bの他端23b2より一端23b1へ移動し当接すると駆動停止するようにしてもよいし、そのまま駆動継続し、可動体24が収納位置のまま前面側装飾部19aを回転させるようにしてもよい。
よって、モータ22の回転方向によって、可動体24を収納位置に維持したまま前面側装飾体19aを回転させるか、或いは可動体24を収納位置から作動位置まで移動させると共に前面側装飾体19aを回転させることができるので、演出の幅が広がり遊技者の興趣を高めることができる。
また、可動体24が収納位置と作動位置との間を移動する際に、後方取付部材20に対する回転体23の回転が規制されているので、前面側装飾体19aの表示に方向性を持たない場合、回転体23に原点位置を設けることなくモータ22の回転方向の切り替えのみで可動体24を収納位置と作動位置との間を移動させることができ、単一の駆動源による複数の可動体の複雑な移動動作を簡易な機械的構成で実現でき、制御系を簡略化することができる。
上記実施形態は、図1の仮想線に示す可動アーム34がラック‐ピニオンの噛み合いにより図柄表示装置(液晶表示装置)10の上方から図柄表示装置(液晶表示装置)10の前方空間へ変位するようになっており、この可動アーム34の先端に可動演出装置18が一体に組み付けられていたが、この態様に限定されるものではない。例えば、可動演出装置18は、図1に示すパチンコ機1のセンター役物11の固定された機構ベースに組み付けられていてもよい。
また、前述した可動体24(第2の可動体)は、モータ22より駆動伝達されて回転体23(第1の可動体)に収納位置と作動位置との間を回転可能に組み付けられていたが、これに限定されるものではない、例えば、可動体は回転移動に替えて回転体の径方向にスライド移動(直線移動)するよう設けてもよい。以下、図14及び図15を参照して具体例で説明する。
図14(a)(b)において、回転板23には可動体38が径方向内側の収納位置と径方向外側の作動位置との間をスライド移動可能に設けられている。具体的には、回転体23の中心円筒部23aの外周にはフック23gが設けられている。また、可動体38の当接部38aにはフック38bが設けられている。また、フック23gとフック38bとの間には引っ張りばね39が各々係止している。この引っ張りばね38が自然長に戻ろうとする引張力によって、当接部38aが長孔23bを挿通して伝達歯車27(図示せず)の前方に延出するボス27cに常時当接するように付勢されている。
図15において、可動体38の後面側にはボス38cが突設されている。このボス38cは、回転体23の径方向に形成された長孔23hに挿入されている。よって、可動体38は、図14(a)に示すようにボス38cが長孔23hの径方向内側端部に当接した収納位置と、図14(b)に示すボス38cが長孔23hの径方向外側端部に当接した作動位置との間を直線移動する。
図14(a)において、駆動源が起動する前は、ボス27cは長孔23bの一端23b1に当接したまま停止している。このとき可動体38は、径方向内側の収納位置に保持されている。図14(b)において、駆動源が作動して図示しない伝達歯車27が正面視で時計回り方向に回転すると、ボス27cも長孔23bの一端23b1から他端23b2に向けて移動する。このとき、引っ張りばね39により付勢されて常時ボス27cに当接している当接部38aは、ボス27cの長孔23bに添った円弧を描く移動軌跡にともなって引っ張りばね39の引っ張り力に抗して径方向外側に押し出された作動位置へスライド移動する。尚、前ローラ31aと後ローラ31b(図示せず)が後方取付部材20の起立壁20c(図示せず)に押し当てられているため、回転体23は連れ回りしないようになっている。
ボス27cが長孔23cの他端23b2に当接したまま図示しない伝達歯車27が更に同方向へ回転しようとすると、回転体23に作用する回転トルクが前ローラ31aと後ローラ31b(図示せず)が起立壁20c(図示せず)に押し当てられて発生する摩擦力より上回るため、可動体38が作動位置を維持したまま回転体23が伝達歯車27と一体となって回転する。
駆動源を逆転駆動すると、伝達歯車27が逆回転するため、図14(b)に示すボス27cが長孔23bの他端23b2に当接した状態から、図14(a)に示す長孔23bの一端23b1に当接する位置まで移動する。このとき、可動体38は、引っ張りばね39の引っ張り力によってボス27cに当接部38aが当接したまま作動位置(図14(b)参照)から、収納位置(図14(a)参照)までボス38cが長孔23hに沿ってスライド移動する。尚、前ローラ31aと後ローラ31b(図示せず)が後方取付部材20の起立壁20c(図示せず)に押し当てられているため、回転体23は連れ回りしないようになっている。
上述した各実施例は、遊技機の一例としてパチンコ遊技機について説明したが、他に例えばアレンジボール遊技機、パチスロ遊技機、雀球遊技機等の他の遊技機に設けられる可動演出装置に適用することも可能である。
1 パチンコ機
2 外枠
3 遊技盤
4a,4b ヒンジ
5 前面枠
6 窓部
7 スピーカー
8 球受け皿
9 発射ハンドル
10 図柄表示装置(液晶表示装置)
11 センター役物
12 スルーチャッカー
13 風車
14a 電動チューリップ
14b アタッカー
15 遊技盤レール
16 サイドランプ
17 アウト口
18 可動演出装置
19 装飾体
19a 前面側装飾部
19b 発光基板
19c 基板台座
19d,20b 軸受部
19e,20a 中心孔
19f,23a 中心円筒部
19g 係止爪
20 後方取付部材
21 回転軸
21a 歯車
22 モータ
22a モータ歯車
23 回転体
23b,23h 長孔
23c,28b,28c ボス孔
23d ガイド孔
23e ピン孔
23f 係止ピン
23g,38b フック
24,38 可動体
24a 大径フィン
24b 小径フィン
24c,28d 取付板
24d,24e,27c,38c ボス
24f,24g ねじ孔
25 モータ取付部材
26 駆動伝達歯車
26a,27a 小径歯部
26b,27b 大径歯部
27 伝達歯車
28 可動歯車
28a 歯部
29 軸ピン
30 ねじりコイルばね
30a コイル孔
30b ばね端部
31a 前ローラ
31b 後ローラ
31c,33 Eリング
31d ピン
31e 補助ローラ
32,35 ビス
34 可動アーム
36,37 歯面
38a 当接部
39 引っ張りばね

Claims (5)

  1. 遊技機の所定箇所に設けられる機構ベースに対して組み付けられる遊技機用可動演出装置であって、
    遊技機前面より視認され、回転軸を中心に回転可能に軸支された装飾体と、
    前記機構ベースに組み付けられ前記装飾体より後方に配置される後方取付部材と、前記装飾体と後方取付部材との間に前記回転軸と同心状に配置された回転体と、
    前記回転体に移動可能に組み付けられ、前記駆動源の回転方向に応じて前記装飾体の後方に収納された収納位置と当該装飾体の外周より外側へ移動して前記装飾体の意匠面を拡大表示する作動位置との間を移動する可動体と、
    前記装飾体、回転体及び可動体を駆動する単一の駆動源と、を備え、
    前記可動体が収納位置にある場合において、前記駆動源を一方に回転させると、前記装飾体が所定方向へ回転すると共に前記回転体が停止位置を維持したまま前記可動体が収納位置から作動位置へ移動し、更に回転すると可動体が作動位置を維持したまま回転体と一体となって回転し、
    前記可動体が作動位置にある場合において、前記駆動源を他方に回転させると、前記装飾体が所定方向と反対方向へ回転すると共に前記回転体が停止位置を維持したまま前記可動体が作動位置から収納位置へ移動することを特徴とする遊技機用可動演出装置。
  2. 前記可動体が収納位置と作動位置との間を移動する際に、前記後方取付部材に対して前記回転体が相対的に回転するのを防ぐ回転規制手段が設けられている請求項1記載の遊技機用可動演出装置。
  3. 前記可動体が収納位置にある場合において、前記駆動源を他方に回転させると、前記装飾体が所定方向と反対方向に回転すると共に前記可動体が収納位置を維持したまま前記回転体と一体となって回転する請求項1または2記載の遊技機用可動演出装置。
  4. 前記駆動源を一方に回転させたとき、前記装飾体と回転体が異なる方向に回転する請求項1ないし3記載の遊技機用可動演出装置。
  5. 請求項1乃至4のうちいずれか1項に記載の遊技機用可動演出装置を備えた遊技機。
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