JP5395676B2 - モータ - Google Patents
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Description
【0001】
本発明は、モータに関し、更に詳しくは、ロータ(回転部材)を支軸(固定軸)に回転可能に支持するための軸受を備えたモータに関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般に、支軸(固定軸)に支承されたロータ(回転部材)が、その外周側に配設された駆動コイルから生じた磁界により回転駆動するよう構成されたモータが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
このモータの一例(モータ100)を図6に示す。モータ100は、モータ本体部100aおよびギヤヘッド100bからなる。モータ本体部100aを構成する駆動コイル106等が収納されたモータケース102には、支軸104が固定されている。この支軸104に支承されるロータ110には、支軸104に対する摺動性を向上させるための軸受120が圧入固定されている。
【0004】
【特許文献1】特開平1−152942号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このようなモータ100において、モータ駆動時には、支軸104と軸受120との間の摺動による摩擦熱により軸受120が膨張し、支軸104が挿通されている軸受孔120aの内径が大きくなってしまう場合がある。
【0006】
その結果、支軸104と軸受孔120aの間のクリアランスが増大し、支軸104と軸受孔120aの内周面とがぶつかることによって、いわゆる「叩き音」と呼ばれるノイズが発生するという問題があった。
【0007】
本発明が解決しようとする課題は、ロータ(回転部材)を支承する支軸と軸受との間に生じる「叩き音」を低減した静穏性に優れるモータを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために本発明に係るモータは、回転部材と、該回転部材に固定 回転部材と、該回転部材に固定された軸受と、該軸受を介して前記回転部材が回転可能に支持される支軸とを備えたモータにおいて、前記軸受は、前記回転部材を前記支軸に対し回転可能に支持する第1の軸受部と、前記回転部材を回転中心側に付勢する付勢部によって前記支軸に対し回転可能に支持する第2の軸受部で構成されており、前記回転部材の一方の端部には前記支軸に対し回転可能に前記回転部材を支持する第3の軸受部が形成され、前記回転部材の他方の端部には前記第1の軸受部が設けられ、該第1の軸受部と前記第3の軸受部との間には潤滑剤が充填された潤滑剤充填空間が形成されると共に、該潤滑剤充填空間内に前記第2の軸受部が配設され、前記第1の軸受部の端面にはモータケースに当接する突起が形成されており、前記回転部材は、前記第2の軸受部の前記付勢部により回転中心側に付勢された状態で、ばね部材により前記支軸の軸方向において前記モータケースに向かって付勢されることによって、前記第1の軸受部の端面に形成された前記突起が前記モータケースと摺動しながら回転するように構成されていることを要旨とするものである。
【0009】
この場合、請求項2に記載のように、前記付勢部は、前記支軸の周方向に3つ以上形成され、前記支軸を中心とする隣り合う前記付勢部との角度がすべて180度未満に配設されていればよい。
また、請求項3に記載のように、前記付勢部は、前記支軸の周方向に3分割されて構成されているとともに、各付勢部の先端部には、前記支軸の外周面に当接する当接部が形成され、各当接部は前記支軸の外周をほぼ均等した位置で当接して保持するようになっていればよい。
【0010】
また、請求項4に記載のように、前記支軸は、モータのロータ軸であれば好適である。
また、請求項5に記載のように、前記支軸は金属で形成され、前記第1の軸受部と前記第2の軸受部は樹脂で一体的に構成されていればさらによい。
【0011】
また、請求項6に記載のように、上記請求項2において、前記支軸はモータケースに固定され、前記回転部材は前記支軸に回転可能に支持されたロータであり、該ロータは、相対的に大径の大径筒部と、相対的に小径の小径筒部とを備え、前記大径筒部の内周面に前記潤滑剤充填空間が形成され、前記潤滑剤充填空間の開口部は、前記第1の軸受部によって封止されるとともに、前記第2の軸受部は、前記第1の軸受部より前記潤滑剤充填空間側に配置されているとともに、前記第2の軸受部における前記付勢部の前記支軸との摺動箇所を潤滑剤充填空間内に位置させるとよい。
【0012】
この場合、請求項7に記載のように、前記付勢部は、前記支軸の周方向に分割されて構成されているとともに、各付勢部の先端部には、前記支軸の外周面に当接する当接部が形成され、各当接部は前記支軸の外周をほぼ均等した位置で当接して保持するようにすればよい。
また、請求項8に記載のように、前記支軸は金属で形成され、前記第1の軸受部と前記第2の軸受部は樹脂で一体的に構成されていればよい。
また、請求項9に記載のように、前記ばね部材は、前記ロータを前記小径筒部側より付勢されていればよい。
また、請求項10に記載のように、前記支軸は金属で形成され、前記第1の軸受部は樹脂で構成されるとともに、前記ロータを構成する前記小径筒部が樹脂で構成されていることにより前記小径筒部の内周面に形成された前記第3の軸受部も樹脂で形成されており、前記潤滑剤充填空間内に充填された潤滑剤は、前記第1の軸受部の軸受面と前記支軸との間に滲出するとともに前記第3の軸受部の軸受面と前記支軸との間に滲出するようにするとよい。
【発明の効果】
【0013】
本発明の請求項1、6、および10に係るモータによれば、回転部材に設けられた第2の軸受部の付勢部により、支軸が回転部材の中心方向に付勢されることとなるため、回転部材(軸受)と支軸との間のがたつきによる叩き音の発生を防止することができる。
また、モータの駆動時には、第1の軸受部と、モータケースとが摺動しながら回転部材が回転することとなる。すなわち、第1の軸受部がモータケースに圧力を掛けられ押し付けられるため、回転部材のラジアル方向への移動量が少なくなり、または、移動速度が小さくなる。このため、軸受への叩き量等が少なくなり、叩き音を抑制することが可能となる。これにより、より静穏性に優れたモータとすることが可能となる。
【0014】
この場合、回転部材は、第2の軸受部が支軸を付勢しながら回転することとなり、第2の軸受部(における付勢部)と支軸との間には摩擦熱が発生しやすいが、第2の軸受部は、回転部材と第1の軸受部により形成された潤滑剤充填空間内に配設されているため、その摩擦熱の発生を低減することができる。
【0015】
また、上記潤滑剤充填空間内に充填された潤滑剤は、回転部材に設けられた第1の軸受部および第3の軸受部の軸受面と、この軸受面と対面する支軸との間に滲出(しんしゅつ)するため、これらの第1の軸受部及び第3の軸受部と支軸との摩擦抵抗を低減することができる。
【0016】
さらに、本発明の請求項2、3、および7に係るモータによれば、互いに180度未満に配設された複数(三つ以上)の付勢部によって、支軸に発生するラジアル方向の応力に対抗して、支軸をその中心方向に確実に付勢することができる。
【0017】
また、本発明の請求項4に係るモータによれば、上記支軸が回転速度が高いモータのロータ軸であっても、潤滑剤充填空間に充填された潤滑剤により、支軸に発生する摩擦熱および支軸の摩耗を抑制することができる。
【0018】
さらに、本発明の請求項5および8に係るモータによれば、金属製の支軸と、樹脂製の軸受が摺動するため、両者の間の摩擦抵抗を低減することができる。また、第1の軸受部と第2の軸受部が一体的に形成されるため、部品点数が減り、部品作成コスト、組立コストの低減につながる。
【0019】
また、本発明の請求項9に係るモータによれば、モータの駆動時には、第1の軸受部と、モータケースとが摺動しながらロータが回転することとなる。すなわち、第1の軸受部がモータケースに圧力を掛けられ押し付けられるため、ロータのラジアル方向への移動量が少なくなり、または、移動速度が小さくなる。このため、軸受への叩き量等が少なくなり、叩き音を抑制することが可能となる。これにより、より静穏性に優れたモータとすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本発明の第一の実施形態に係るモータの断面斜視図である。
【図2】図1に示したモータのモータ本体部(駆動コイルを除く)を拡大した断面図である。
【図3】図3(a)は図1に示したモータに取り付けられる反出力側軸受の外観斜視図であり、図3(b)は断面斜視図(b)である。
【図4】本発明の第二の実施形態に係るモータの断面斜視図である。
【図5】図4に示したモータの反出力側軸受を構成する第1の軸受と第2の軸受の外観斜視図である。
【図6】従来のモータの構成を説明するための断面斜視図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0023】
図1は、本発明の第一の実施形態に係るモータ1の断面斜視図であり、図2は駆動コイルを除くモータ本体部10を拡大した断面図である。
【0024】
本実施形態のモータ1は、モータ本体部10と、ギヤヘッド50とから構成される、いわゆるギヤードモータであり、モータ本体部10から出力された回転がギアヘッド50内のギア輪列を介して出力軸に伝達されるようになっている。
【0025】
モータ本体部10は、支軸12、この支軸12に回転可能に支持されるロータ20(本発明における回転部材に相当する。)、ロータ20に固定された軸受としての反出力側軸受30、およびロータ20を回転させるための磁界を発生させる駆動コイル40等がモータケース5内に収納されて構成されている。
【0026】
支軸12は、所定の直径に形成された金属製(好適な材料として、ステンレス等が例示できる。)の棒材であり、第1の支軸固定部56および第2の支軸固定部58によって、モータケース5に固定されている。
【0027】
ロータ20は、樹脂製のロータ本体22と、ロータ本体22の外周に固定された駆動マグネット(永久磁石)24とからなる。このロータ20は、駆動コイル40への通電により生じた磁界を受けて回転する部材である。
【0028】
ロータ本体22は、相対的に大径の大径筒部221と、相対的に小径の小径筒部222とから構成されている。
【0029】
大径筒部221の外周面には、駆動マグネット24が固定されている。なお、この駆動マグネット24は所定の隙間を介して駆動コイル40と対向するように配置されている。また、大径筒部221の内周面には、図2に示すように、内部に潤滑剤が充填された潤滑剤充填空間Sが形成されている。この潤滑剤充填空間Sの作用についての詳細は後述する。潤滑剤充填空間Sの開口部には、支軸12が挿通される反出力側軸受30が圧入固定されている。つまり、反出力側軸受30は、潤滑剤充填空間Sを封止する蓋の役割も果たし、潤滑剤充填空間Sからの潤滑剤の大量の流出を防止している。より具体的には、潤滑剤充填空間S内に充填された潤滑剤は、第1の軸受部301の軸受面301aと、この軸受面301aと対面する支軸12との間に滲出(しんしゅつ)するため、第1の軸受部301の軸受面301aと支軸12との摩擦抵抗を低減することが可能となっている。
【0030】
図3は、反出力側軸受30の外観斜視図(a)、および断面斜視図(b)である。反出力側軸受30は、潤滑剤充填空間Sを封止している第1の軸受部301と、第2の軸受部302とから構成される。
【0031】
第1の軸受部301は、樹脂製(好適な材料として、ポリオキシメチレン(POM)等が例示できる。)で円筒状に形成されたラジアル軸受である。この第1の軸受部301の軸受孔301aに支軸12が挿通され、ロータ20の一端が回転可能に支持されることとなる。したがって、本実施形態では、モータ1の駆動時(ロータ20の回転時)には、金属(ステンレス)製の軸と樹脂製の軸受とが摺動することとなるから、両者の間に生じる摩擦抵抗を小さいものとすることができる。
【0032】
また、第1の軸受部301の一方の端面(モータ1の反出力側の端面)には、円環状の突起301bが形成されている。この突起301bがモータケース5に当接するようになっている。
【0033】
一方、第2の軸受部302は、第1の軸受部301と一体に形成された部分であり、第1の軸受部301の突起301bが形成された端面の反対面(モータ1の出力側の端面)から突出形成された円筒部302aと、同一面から突出形成された付勢部302bとから構成されている。
【0034】
付勢部302bは、所定の大きさの円周上において互いに等間隔に形成されている。本実施の形態では、図3に示すように、支軸12の周方向に3分割されている。また、各付勢部302bの先端部には、支軸12の外周面に当接する当接部302baが形成されている。さらに、付勢部302bは、当接部302ba以外の内周は第1の軸受部301に接することはなく、隙間が設けられている。
このように、この付勢部302bにより、支軸12は、第1の軸受部301に挿通された際、第1の軸受部301の中心方向(ロータ20の中心方向)に付勢されるようになっている。
また、当接部302baが、軸方向において支軸12に当接して付勢する位置は、付勢部302bが支軸12と軸受孔301aの内周面との間のガタツキを抑制するに必要な付勢力を有するように、付勢部302bの厚みやその材質等に基づいて設計されている。さらに、モータ駆動時には、付勢部302bも、他の軸受部と同様に、膨張するため、支軸12を付勢する付勢力は弱まるが本発明の効果を逸脱する範囲ではない。すなわち、モータ駆動時において、付勢部302bにより、支軸12がロータ20の中心方向に付勢されるため、ロータ20(軸受)と支軸12との間のがたつきによる叩き音の発生を防止することができる。さらに、当接部302baが支軸12に当接して付勢する位置は、駆動マグネット24の中心位置と同じ位置あるいはその近傍となるように配置する場合には、当接部302baが支軸12を付勢する付勢力が小さくする等ガタツキをより効率良く抑制することができるようになっている。
また、三分割された当接部302baは支軸12の外周をほぼ均等した位置で当接して保持するようになっているので、支軸12のラジアル方向においていかなる方向からの外力に対して、当接部302baで受けることができるようになっている。このため、ガタツキを防止することができる。
【0035】
ここで、モータ1が駆動すると、支軸12と第1の軸受部301の摺動により、両者の間には摩擦熱が生じる。これにより、第1の軸受部301が熱膨張することで軸受孔301aが大きくなり、支軸と軸受孔の内周面とがぶつかることによって、いわゆる「叩き音」が発生する。
【0036】
これに対し、本実施形態に係るモータ1では、第1の軸受部301の付勢部302bが常に支軸12をロータ20の中心方向に付勢しているため、この「叩き音」を低減することができる。
【0037】
また、ロータ20は、ばね部材としてのコイルばね37により、反出力側方向に付勢されている。このコイルばね37は、小径筒部222の端部に凹設された第1のばね保持部222bと、第2の支軸固定部58の端部に凹設された第2のばね保持部581の間に保持されている。さらに、上述のように、第1の軸受部301の反出力側端面には、円環状の突起301bが形成されている。したがって、モータ1の駆動時には、突起301bと、モータケース5とが摺動しながらロータ20が回転することとなる。このように、本実施形態では、突起301bとモータケース5との間に生じる摩擦力によっても叩き音が防止される。すなわち、突起301bは、コイルばね37の付勢力によって、モータケース5の壁面に圧力を掛けられ押し付けられる。このため、突起301bがモータケース5壁面を摺動する際、ある程度の摩擦が生じ、これによりロータ20のラジアル方向への移動量が少なくなり、また、移動速度が少なくなる。このため、軸受への叩き量やスピード等が少なくなり、叩き音を抑制することが可能となる。これにより、より静穏性に優れたモータとすることが可能となる。
なお、潤滑剤充填空間S内に充填された潤滑剤は、第1の軸受部301の軸受面301aと、この軸受面301aと対面する支軸12との間に滲出(しんしゅつ)する。さらに、軸受面301aと支軸12との間から滲出した潤滑剤は、モータケース5壁面と突起部301bまで達することがあり、これにより、モータケース5壁面と突起部301bとの摩擦抵抗をある程度低減することが可能となっている。
また、本実施の形態では、ばね部材としてコイルばね37を用いたが、これに限定されることはなく、例えば、板バネ等のバネ部材を用いてもよい。
【0038】
一方、ロータ20の小径筒部222の外周面には、出力歯車222aが形成されている。また、小径筒部222の内周面には、第3の軸受部35が形成されている。この第3の軸受部35には、支軸12が挿通される。つまり、ロータ20は、その一端(反出力側)が第1の軸受部301および第2の軸受部302からなる反出力側軸受30を介して支軸12に支持され、他端(出力側)が第3の軸受部35を介して支軸12に支持されることとなる。
さらに、本実施の形態では、潤滑剤充填空間S内に充填された潤滑剤は、第3の軸受部35の軸受面と、この軸受面と対面する支軸12との間に滲出(しんしゅつ)するため、第1の軸受部301と同様に、第3の軸受部35の軸受面と支軸12との摩擦抵抗を低減することが可能となっている。
【0039】
駆動コイル40は、2つのコイルボビン401それぞれに電線が所定回数巻回されて構成された部材である。本実施の形態では、2つのコイルボビン401は、モータケース5に固定されて、支軸12の軸線方向に二つ重ねて配置されている。この駆動コイル40への通電により、ロータ20を回転させるための磁界が生ずる。
【0040】
一方、モータ本体部10の出力側には複数のギヤからなる減速ギヤ輪列52が形成されたギヤヘッド50が取り付けられている。モータ本体部10から出力された回転動力は、これらの減速ギヤによって減速され、モータ1の出力として出力軸54に伝達されることとなる。
【0041】
次に、このように構成されるモータ1(ロータ20)に形成された、上記潤滑剤充填空間Sの作用について、以下説明する。
【0042】
上述のように、本実施形態に係るモータ1では、第2の軸受部302に設けられた付勢部302bにより、支軸12をロータ20の中心方向に付勢することで叩き音を防止している。これに加え、本実施形態では、ロータ20に形成された潤滑剤充填空間S内に充填された潤滑剤の粘性により、モータ1駆動時における支軸12の振動が防止されるため、さらに叩き音を低減させることができる。
【0043】
また、モータ1を駆動させると、付勢部302bにより支軸12が付勢されながらロータ20が回転するため、付勢部302bと支軸12との間には摺動による摩擦熱が発生しやすい。摩擦熱が発生すると、反出力側軸受30が膨張し、支軸12が挿通された第1の軸受部301の軸受孔301aが大きくなってしまうという問題が生ずる。例えば、反出力側軸受30がポリオキシメチレン(POM)で形成されており、軸受孔301aの孔径がφ1.6mmの場合、標準状態(20度)では、支軸12と軸受孔301aとのクリアランスは0.0250mmであるのに対し、モータ駆動時(90度)では、0.0362mmとなり、約1.5倍となる。したがって、反出力側軸受の温度上昇を極力抑える必要がある。
【0044】
本実施形態では、この摺動個所を潤滑剤充填空間S内に位置させたため、両者の間の摩擦抵抗が大幅に低減され、摩擦熱の発生を抑制することができる。したがって、付勢部302bおよび支軸12の摩耗を抑制することができ、モータ1の高寿命化につながる。さらには、一般的にグリスや潤滑油などの潤滑剤の熱伝導率は空気より大きいため、摺動により生じた摩擦熱の放熱がスムーズに行われることとなる。
【0045】
さらに、潤滑剤充填空間内S内に充填された潤滑剤は、第1の軸受部301および第3の軸受部35と支軸12との摺動面に滲出する。したがって、第1の軸受部301および第3の軸受部35と、支軸12との間の摩擦抵抗を低減することができる。また、摺動面に潤滑剤が常に供給されることとなるため、摺動面における潤滑剤の蒸発等によって生じる劣化や、トルクロスの発生も防止される。特に、本実施形態のモータ1のように、モータ本体部10から出力された回転動力が、減速ギヤにより減速されて出力されるモータの場合、ロータ20の回転速度が高く、第1の軸受部301および第3の軸受部35と、支軸12の間に生じる摩擦力が大きいため、より効果的である。
【0046】
潤滑剤充填空間S内に充填された潤滑剤は、このような様々な作用を生じさせる。したがって、充填される潤滑剤は、モータ1の特性、使用環境等に応じて選定される。例えば、好適に適用できる潤滑剤(グリス)として、高温条件下における蒸発量が少なく、滴点が200度以上である住鉱潤滑剤株式会社製のスミテック(登録商標)L39S等が挙げられる。
【0047】
次に、本発明の第二の実施形態について説明する。図4は、第二の実施形態に係るモータ2の断面斜視図である。
【0048】
モータ2は、反出力側軸受60の構成のみが第一の実施形態に係るモータ1と異なる。
なお、その他の部材は、上記第一の実施形態と同様の構成であるため、同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0049】
反出力側軸受60は、第1の軸受部601と第2の軸受部602とから構成されている。これらの外観斜視図を図5に示す。
【0050】
第1の軸受部601は、円筒状のラジアル軸受であり、その中央には支軸12が挿通される軸受孔601aが形成されている。また、第一の実施形態と同様に、第1の軸受部601は、金属製の支軸12との間に生じる摩擦抵抗を小さいものとするため、例えば、ポリオキシメチレン(POM)等の樹脂により形成されている。
【0051】
第2の軸受部602は、三つの付勢部602bが等間隔に形成された金属板のプレス加工品であり、ロータ20に形成された潤滑剤充填空間Sの開口部と、第1の軸受部601に挾持されて取り付けられる。さらに、付勢部602bは、当接部602ba以外の内周は第1の軸受部601に接することはなく、隙間が設けられている。この第2の軸受部602の付勢部602bによって、支軸12がロータ20の中心方向に付勢されることとなる。これにより、支軸12と第1の軸受部601との間に生じる叩き音を低減することができる。
【0052】
また、第2の軸受部602は、潤滑剤が充填された潤滑剤充填空間S内に取り付けられるため、第一の実施形態と同様に、付勢部602b(当接部602ba)と支軸12との摩擦抵抗が潤滑剤により低減される。また、空気より熱伝導性に優れる潤滑剤によって摩擦熱の放熱効果が高められる。さらに、滲出する潤滑剤により第1の軸受部301および第3の軸受部35と、支軸12との間の摩擦抵抗を低減することができる。
【0053】
このように、本発明の第二の実施形態に係るモータ2のように、反出力側軸受60を、支軸12を支承するためのラジアル軸受である第1の軸受部601と、支軸12をロータ20の中心方向に付勢するための第2の軸受部602の二部品で構成しても、上記第一の実施形態と同様の効果が得られる。
【0054】
以上、本発明の実施形態に係るモータ1(2)によれば、ロータ(回転部材)20に設けられた反出力側軸受30(60)の第2の軸受部302(第2の軸受部602)の付勢部302b(602b)により、支軸12がロータ20の中心方向に付勢されることとなるため、第1の軸受部301(第1の軸受部601)の軸受孔301a(601a)と支軸12との間のがたつきによる叩き音の発生を防止することができる。
【0055】
この場合、ロータ20は、第2の軸受部302(第2の軸受部602)が支軸12を付勢しながら回転することとなり、第2の軸受部302(第2の軸受部602)と支軸12との間には、摩擦熱が発生しやすいが、第2の軸受部302(第2の軸受部602)は、ロータ20と第1の軸受部301(第1の軸受部601)により形成された潤滑剤充填空間S内に配設されているため、その摩擦熱の発生を低減することができる。
【0056】
また、上記潤滑剤充填空間S内に充填された潤滑剤は、ロータ20に設けられた第1の軸受部301(第1の軸受部601)および第3の軸受部35と、支軸12との間の摺動面に滲出するため、これらの軸受と支軸12との摩擦抵抗を低減することができる。
【0057】
さらに、第2の軸受部302(第2の軸受部602)には、互いに等間隔に配設された三つの付勢部302b(602b)が設けられているため、支軸12に発生するラジアル方向の応力に対抗して、支軸12をその中心方向に確実に付勢することができる。
【0058】
また、本実施形態に係るモータ1(2)は、モータ本体部10から出力された回転動力が、減速ギヤにより減速されて出力されるモータであり、ロータ20の回転速度が高い。つまり、第1の軸受部301(第1の軸受部601)および第3の軸受部35と、支軸12との間の摩擦力が大きい(摩擦による発熱量が大きい)モータであるが、潤滑剤充填空間Sに充填された潤滑剤により、支軸12に発生する摩擦熱および支軸12の摩耗等を効果的に抑制することができる。
【0059】
さらに、モータ1においては、金属製の支軸12と、樹脂製の反出力側軸受30が摺動することとため、両者の間の摩擦抵抗を大きく低減することができる。また、反出力側軸受30を構成する第1の軸受部301と第2の軸受部302とが一体的に形成されているため、部品点数が減り、部品作成コストおよび組立コストの低減につながる。
【0060】
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
【0061】
例えば、上記実施形態では、モータ本体部10から出力された回転動力が、減速ギヤにより減速されて出力されるいわゆるギヤードモータであることを説明したが、本発明の技術的思想の適用対象は、このようなギヤードモータに限定されるものではない。
【符号の説明】
【0021】
1 モータ
5 モータケース
12 支軸
20 ロータ(回転部材)
301(601) 第1の軸受部(第1の軸受)
302(602) 第2の軸受部(第2の軸受)
302a(602a) 付勢部
302ba(602a) 当接部
35 第3の軸受部
Claims (10)
- 回転部材と、該回転部材に固定された軸受と、該軸受を介して前記回転部材が回転可能に支持される支軸とを備えたモータにおいて、
前記軸受は、前記回転部材を前記支軸に対し回転可能に支持する第1の軸受部と、前記回転部材を回転中心側に付勢する付勢部によって前記支軸に対し回転可能に支持する第2の軸受部で構成されており、
前記回転部材の一方の端部には前記支軸に対し回転可能に前記回転部材を支持する第3の軸受部が形成され、前記回転部材の他方の端部には前記第1の軸受部が設けられ、該第1の軸受部と前記第3の軸受部との間には潤滑剤が充填された潤滑剤充填空間が形成されると共に、該潤滑剤充填空間内に前記第2の軸受部が配設され、
前記第1の軸受部の端面にはモータケースに当接する突起が形成されており、
前記回転部材は、
前記第2の軸受部の前記付勢部により回転中心側に付勢された状態で、
ばね部材により前記支軸の軸方向において前記モータケースに向かって付勢されることによって、前記第1の軸受部の端面に形成された前記突起が前記モータケースと摺動しながら回転するように構成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のモータ。 - 前記付勢部は、前記支軸の周方向に3つ以上形成され、前記支軸を中心とする隣り合う前記付勢部との角度がすべて180度未満に配設されることを特徴とする請求項1に記載のモータ。
- 前記付勢部は、前記支軸の周方向に3分割されて構成されているとともに、各付勢部の先端部には、前記支軸の外周面に当接する当接部が形成され、各当接部は前記支軸の外周をほぼ均等した位置で当接して保持するようになっていることを特徴とする請求項2に記載のモータ。
- 前記支軸は、モータのロータ軸であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のモータ。
- 前記支軸は金属で形成され、前記第1の軸受部と前記第2の軸受部は樹脂で一体的に構成されることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のモータ。
- 前記支軸はモータケースに固定され、前記回転部材は前記支軸に回転可能に支持されたロータであり、該ロータは、相対的に大径の大径筒部と、相対的に小径の小径筒部とを備え、前記大径筒部の内周面に前記潤滑剤充填空間が形成され、前記潤滑剤充填空間の開口部は、前記第1の軸受部によって封止されるとともに、前記第2の軸受部は、前記第1の軸受部より前記潤滑剤充填空間側に配置されているとともに、前記第2の軸受部における前記付勢部の前記支軸との摺動箇所を潤滑剤充填空間内に位置させたことを特徴とする請求項1に記載のモータ。
- 前記付勢部は、前記支軸の周方向に分割されて構成されているとともに、各付勢部の先端部には、前記支軸の外周面に当接する当接部が形成され、各当接部は前記支軸の外周をほぼ均等した位置で当接して保持するようになっていることを特徴とする請求項6に記載のモータ。
- 前記支軸は金属で形成され、前記第1の軸受部と前記第2の軸受部は樹脂で一体的に構成されることを特徴とする請求項6または7に記載のモータ。
- 前記ばね部材は、前記ロータを前記小径筒部側より付勢することを特徴とする請求項6から8のいずれか一項に記載のモータ。
- 前記支軸は金属で形成され、前記第1の軸受部は樹脂で構成されるとともに、前記ロータを構成する前記小径筒部が樹脂で構成されていることにより前記小径筒部の内周面に形成された前記第3の軸受部も樹脂で形成されており、
前記潤滑剤充填空間内に充填された潤滑剤は、前記第1の軸受部の軸受面と前記支軸との間に滲出するとともに前記第3の軸受部の軸受面と前記支軸との間に滲出することを特徴とする請求項6に記載のモータ。
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