JP2535190B2 - ギア―ドモ―タ - Google Patents

ギア―ドモ―タ

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JP2535190B2
JP2535190B2 JP62310610A JP31061087A JP2535190B2 JP 2535190 B2 JP2535190 B2 JP 2535190B2 JP 62310610 A JP62310610 A JP 62310610A JP 31061087 A JP31061087 A JP 31061087A JP 2535190 B2 JP2535190 B2 JP 2535190B2
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進 五味
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Nakagawa Electric Ind Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 本願発明は次に述べる問題点の解決を目的とする。
(産業上の利用分野) この発明は種々の機械装置において往復動を行なわせ
る可動部を作動させる為に用いられるギアードモードに
関するものである。
(従来の技術) この主のギアードモータとしては例えば第7図の如き
構造のものがある。即ち、モータ4fにおけるロータ19f
の回転を歯輪列5fでもって減速して出力部材3fに伝え、
その出力部材3fの動きを例えば換気扇41fにおける被駆
動部材であるシャッタ開閉操作部材46fに伝えてシャッ
タを開放させ、一方、そのシャッタを閉じる場合は、フ
ァンモータ43fへの通電を断つ為の電源スイッチ49fの開
放によって、上記モータ4fへの通電を断つと共に、上記
歯輪列5f中のクラッチ28fを操作装置34fへの通電の停止
によって切り離りて、上記出力部材3fを上記被駆動部材
に対する従動復帰が可能となるようにしたものがある。
このようなものにあっては、出力部材3fが過剰に作動す
ると、ギアードモータ自体の破損あるいは被駆動部材の
破損を生ずる危険がある。そこで従来は上記出力部材3f
にカム51を付設し、上記出力部材3fが所定の終端位置ま
で動いたときにはそのカム51に従動するスイッチ52でも
って上記モータ4fへの通電を断ち出力部3fの動きを停止
させるようにしている。しかしそのようなものは、上記
カム51やスイッチ52等の部品が必要な為、部品代が嵩
み、組立工数も多く必要となり、また第9図に示される
如く上記モータ4fと上記スイッチ52との配線作業も必要
となり、その上第8図に示されるようにカム51の存在の
為に出力部材3fの部分の寸法Lが大型化する問題点があ
る。
(発明が解決しようとする問題点) この発明は上記従来の問題点を除き、極めて簡易な構
成でもって、出力部材が終端位置へ至ったときの停止操
作を行なうこができて、部品点数の削減、組立工数の削
減を図ることができると共に、構造の小型化も図り得る
ようにしたギアードモータを提供しようとするものであ
る。
本願発明の構成は次の通りである。
(問題点を解決する為の手段) 本願発明は前記請求の範囲記載の通りの手段を講じた
ものであってその作用は次の通りである。
(作用) モータに通電されると、モータにおけるローラの回転
は歯輪列を介して出力部材に伝えられ、出力部材は始動
位置から終端位置へ向け回動する。出力部材が終端位置
へ至ると、停止片がロータに当接し、ロータの会同が停
止して出力部材も終端位置で停止し、そこに拘束され
る。クラッチを切ると出力部材の拘束が解かれ、出力部
材は被駆動部材に従動して復帰することが可能となる。
(実施例) 以下本願の実施例を示す図面について説明する。第1
図及び第2図に示されるギアードモータ1において、2
は基枠、3は出力部材で、始動位置(第1図参照)と終
端位置(第6図(a)、(c)参照)との間の往復動を
自在に装着してある。4は基枠2に装着したモータを示
す。5は上記モータ4におけるローラと上記出力部材3
との間に介設した歯輪列である。
上記基枠2は、上記モータ4における後述のステータ
16と一材に形成されたケース7と、それに取付けた合成
樹脂製の地板8と、同じく合成樹脂製のカバー9とから
成る。
次に上記出力部材3において、10は基枠2に回動自在
に枢着した出力軸で、出力ギアー11と出力レバー12とが
取付けてある。13は出力レバーに備えさせた連結ピン、
14は出力レバー12とカバー9との間に張設した戻しばね
を示す。
次に上記モータ4は周知のもので、これにおいて、1
6,17はステータ、18ほコイル、19はローラを夫々示す。
該ローラ19において、20は合成樹脂製のボスで、ステー
タ16に取付けてある軸19aに回動自在に装着してある。2
1はボス20に取付けたリング状の永久磁石を示す。22は
ボス20と一体形成のピニオン、23は周知の逆転止部で、
ステータ17に備えさせた逆転止部材24によってロータ19
の逆転が阻止されるようになっている。
次に上記歯輪列5はロータ19の回転を減速して出力部
材3に伝えるようにしたものであり、複数の歯車を組合
わせて構成されている。尚第2図において27は多数の歯
車の存在を示す。28は歯輪列の途中に介設したクラッチ
を示す。該クラッチにおいて、29,30は一対のクラッチ
要素で、夫々上記歯輪列5中の歯車と一体に形成してあ
り、又クラッチ要素30は軸31に対して軸心方向への移動
を可能に装着してある。32は切り離し用のばね、33は被
押動部を夫々示す。次に34は上記クラッチ28を操作する
ようにした操作装置を示す。これにおいて、35は電磁
石、36は吸着片、37は吸着片と一体形成の操作片で、前
記被押動部33と対向させてある。38は戻しばねを示す。
次に40は出力部材3における出力ギアー11に付設した
停止片である。該停止片40はギアー11と一体に形成して
も、或いはピンをギアー11に後付けしてもよい。該停止
片40と上記ロータ19との位置関係は、出力部材3が第6
図(a)、(c)に示されるように終端位置に至った状
態では停止片40がロータ19における停止部25に当接し、
出力部材3が終端位置になう状態では停止片40がローラ
19における停止部25に対して非接触となる位置関係に定
めてある。尚上記停止部25はボスと一体形成の膨出部の
外周面をもって構成してあるが、符号25aで示されるよ
うな側面であっても良い。又その停止部は比較的滑らか
な面であっても、或いは粗面であっても、又は多数の凹
凸を備えさせた面であっても良い。
次に第3図は上記ギアードモータ1の使用例を示すも
ので、換気扇41において使用した状態を示すものであ
り、又第4図のその接続回路を示すものである。これら
の図において、42は換気扇のフレーム、43はファンモー
タ、44はファン、45は開閉自在のシャッタ、46は被駆動
部材として例示するシャッタの操作部材で、矢印方向へ
向けて作動位置(2点鎖線)と復帰位置(実線)との間
の往復動が自在となっており、かつ、作動位置から復帰
位置へ向けてばねにより付勢されている。該操作部材46
は連結部材(例えば紐体)47を介してギアードモータ1
の出力レバー12(連結ピン13)に連結してある。尚48は
電源プラク、49は電源スイッチを夫々示す。
上記構成のものにあっては、換気扇41の作動を開始さ
せたい場合、第5図(d)に示されるようにスイッチ49
を閉じると、ファンモータ43に通電され、ファン44が回
動する。又ギアードモータ1においてはモータのコイル
18に通電され、そのロータ19が回転する。又操作装置34
における電磁石35にも通電され、吸着片36が吸着され
て、第5図(b)に示されるように操作片37がクラッチ
28における被押動部33を押し、クラッチ28は繋がった状
態となる。この状態においては、ロータ19の回転が歯輪
列5を介して出力ギアー11に伝えられ、出力レバー12が
第5図(c)の矢印方向に回動する。この回動により連
結部材47を介してシャッタの操作部材46が引かれ、シャ
ッタ45が開放する。やがて出力レバー12が第6図(c)
に示される終端位置まで至ると、停止片40が第6図
(a)、(c)の如くロータ19の停止部25に当接する。
その結果、ロータ19が停止する。このようにロータ19が
停止すと歯輪列5を介してそれに連なっている出力部材
3も第6図(c)の如く終端位置で停止する。その結果
停止片40はロータ19に対して当接した状態に拘束され、
又出力部材3も上記終端位置に拘束される。これにより
シャッタ45の開放状態が維持される。
次に換気扇41の作動を停止した場合には、スイッチ49
を開く。するとファンモータ43が停止し、又ギアードモ
ータ1におけるロータ19の回転も停止する。更に操作装
置34における電磁石35が消磁され、クラッチ28は第2図
の如く開離する。その結果、出力部材3はロータ19と縁
が切れ、その拘束が解ける。すると出力部材3において
出力レバー12は、シャッタの操作部材46が元の位置に復
帰する動きに従動して、第1図に示される始動位置まで
復帰する。尚出力レバー12の始動位置までの復帰は戻し
ばね14によっても行われることができる。
以上は換気扇のシャッタ操作部材46が被駆動部材であ
る場合を示したが、被駆動部材として、洗濯機において
開閉操作がなされる排水弁を往復動させる場合や、その
立種々の機械の往復動する可動部を作動させる場合にも
上記ギアードモータを用いることができる。また出力部
材としては上記のように往復回動するものに代えて、往
復の直線移動をするラックを用い、それに減速用の歯輪
列5を噛み合わせてもよい。更にまた停止片40は、出力
ギアー11に代えて出力軸10又は出力レバー12に付設した
り、あるいは歯輪列5においてクラッチ28よりも出力部
材側の歯車に付設して良い。
(発明の効果) 以上のように本発明にあっては、被駆動部材46を作動
させたい場合には、モータ4に通電してそのロータ19を
回動させると共にクラッチ28を繋ぐことにより、出力部
材3は始動位置から終端位置に向けて回り、被駆動部材
46を使用者の意志に応じて作動させられる特長がある。
しかも上記ロータ19の回動の継続によって出力部材3
は終端位置へ向けて作動をつづけるものでも、出力部材
3が終端位置に至ったときには、停止片40がモータ19に
当接してロータ19を停止させて、出力部材3を終端位置
で停止させることができると共に、上記停止したロータ
19により歯輪列5を介して上記停止片40の位置を拘束し
て、上記出力部材3を終端位置に拘束できる特長があ
る。このことは、従来の如きカム51やスイッチ52等の余
分な部品を不要化できて、材料費や組立工数、配線工数
の削減を図ることができると共に、出力部材周りの嵩も
小型化できる有用性がある。
その上、上記の如く出力部材が拘束されるようにした
ものでも、被駆動部材46を復帰させたい場合には、上記
クラッチ28を切断することにより、出力部材3は被駆動
部材46に従動して復帰可能な状態にできる特長もある。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので、第1図はカバーと地
板を除去した状態の正面図、第2図は動力の伝達経路を
示す縦断面図、第3図は使用例を示す斜視図、第4図は
第3図の使用例における接続回路図、第5図(a)〜
(d)はスタート時における各部の状態を示す図、第6
図(a)〜(d)は出力部材が終端位置に至ったときの
各部の状態を示す図、第7図は従来のギアードモータに
おける動力伝達系統いを略示する斜視図、第8図は第7
図の装置における出力部材の部分の構成を示す断面図、
第9図は第7図の装置の使用例を接続回路図。 2……基枠、3……出力部材、4……モータ、19……ロ
ータ、5……歯輪列、28……クラッチ、40……停止片。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基枠には被駆動部材を駆動する為の出力部
    材を、始動位置と終端位置との間の往復動を自在に装着
    すると共に、上記基枠にはモートを装着し、上記モータ
    におけるローラと上記出力部材との間には、ロータの回
    転を減速して出力部材に伝えるようにした歯輪列を介す
    ると共に、上記歯輪列の途中にはクラッチを介設させて
    いるキアードモータにおいて、上記出力部材、又は上記
    歯輪列における上記クラッチよりも出力部材側の歯車に
    は停止片を付設すると共に、該停止片と上記ロータとの
    位置関係は、上記出力部材が終端位置に至った状態では
    停止片がロータに当接し、出力部材が終端位置ない状態
    では停止片がローラに対し非接触となる位置関係に定め
    たことを特徴とするギアードモータ。
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