JP2007327523A - 軸受ユニット及びこの軸受ユニットを用いた駆動モータ - Google Patents

軸受ユニット及びこの軸受ユニットを用いた駆動モータ Download PDF

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Abstract

【課題】 確実にエアパスとして機能する通路を設けることにより、軸とハウジングとの相対的な回転によるハウジング内の圧力の低下を防止して、潤滑油の漏洩現象を防止する。
【解決手段】 軸31の周回り方向の支持を行うラジアル軸受33と、軸31のスラスト方向の一端を支持するスラスト軸受34と、ラジアル軸受及びスラスト軸受の外側に設けられ、粘性流体42が充填されたハウジング37と、ハウジング37と一体化されることによりラジアル軸受及びスラスト軸受を密閉して収容するように形成されるとともに、軸が挿通される軸挿通孔41を有するシール部材40と、ハウジング37とラジアル軸受33との間に形成され、ラジアル軸受から突出した軸のスラスト方向の一端側と他端側とを連通し、ハウジング内部の空気を排出する通路51とを備え、通路51の断面形状が、少なくとも一つの鋭角を含む形状である。
【選択図】 図6

Description

本発明は、回転軸を回転可能に支持し、あるいは軸に対し回転体を回転可能に支持する軸受ユニット及びこの軸受ユニットを用いる駆動モータに関する。
従来、回転軸を回転可能に支持する軸受ユニットとして、図12に示すように構成されたものが知られている。この軸受ユニット100は、回転軸101を回転可能に支持するものであり、一端を開放した筒状をなす金属製のハウジング102内に回転軸101を回転可能に支持するラジアル軸受103を取り付けている。ハウジング102の一方の開放端側には、ラジアル軸受103に回転可能に支持された回転軸101のスラスト方向を支持するスラスト軸受104が取り付けられている。
この軸受ユニット100において、ラジアル軸受103には動圧流体軸受が用いられている。動圧流体軸受は、ラジアル軸受103の回転軸101と対向する内周面に動圧を発生させるための動圧発生溝が設けられている。
ハウジング102内には、回転軸101が回転するときに動圧発生溝内を流通することによって動圧を発生させる粘性流体である潤滑油が充填されている。
回転軸101は、ラジアル軸受103に挿入され、一端側をスラスト軸受104により支持されてハウジング102内に回転可能に支持されている。
ハウジング102の他方の開放端側には、ハウジング102に充填された潤滑油のハウジング102内からの漏れを防止する金属製の円環状に形成されたオイルシール105が取り付けられる接合部107が設けられている。回転軸101は、オイルシール105の中心部に設けた軸挿通孔106を介してハウジング102の外部に突出されている。
オイルシール105の内周面には、回転軸101の回転により発生する遠心力などにより潤滑油が軸挿通孔106からハウジング102の外方へ移動することを防止するように界面活性剤が塗布されている。
図12に示すように構成された軸受ユニット100は、ハウジング102に充填された潤滑油の流出経路は、回転軸101の外周面とオイルシール105に設けた軸挿通孔106の内周面とによって形成される空隙108のみとなる。ここで、空隙108の幅を小さくすることにより、空隙108に臨む潤滑油の表面張力により、潤滑油のハウジング102外部への漏出を防止することができる。
更に、回転軸101の軸挿通孔106の内周面と対向する外周面に、ハウジング102の外方に向かって縮径されるように形成されたテーパ部109を設ける。このようなテーパ部109を設けることにより、回転軸101の外周面と軸挿通孔106の内周面とによって形成される空隙108に圧力勾配が形成され、回転軸101が回転したときに発生する遠心力により、ハウジング102内に充填された潤滑油をハウジング102の内部に引き込む力が発生する。回転軸101の回転時に、潤滑油がハウジング102内部に引き込まれるようになるので、動圧流体軸受により構成されたラジアル軸受103の動圧発生溝に潤滑油が浸入して動圧を発生させ、回転軸101の安定した支持が実現され、しかもハウジング102に充填された潤滑油の漏洩を防止できる。
しかしながら、上述した軸受ユニット100では、回転軸101とハウジング102とが相対的に回転し、動圧を発生すると、軸受ユニット100内部の静圧が極端に低下する。ハウジング102内部の圧力が低下することにより、ハウジング102内部に僅かに残っている空気や、潤滑油等の粘性流体中に溶解される空気等の残留空気が膨張される。このハウジング102内部の空気や、粘性流体中に溶解された空気が膨張されることにより、粘性流体が回転軸101の露出側へ押し出され、漏洩してしまうおそれがある。この軸受ユニット100において、潤滑油が漏洩し、保持できなくなることにより、良好な潤滑が得られなくなる。
このように、図12に示す軸受ユニット100は、回転軸101とハウジング102との相対的な回転による動圧の発生により、ハウジング102内部の残留空気が膨張し、潤滑油が漏洩してしまうおそれがある。
かかる問題を解消するために、上述のような軸受ユニットの構成に加えて、ラジアル軸受から突出した回転軸のスラスト方向の一端側と他端側を連通する空気流通用の連通路を備える軸受ユニットが考えられる。かかる軸受ユニットは、この連通路により、非軸開放側の圧力低下を防止するとともに、ハウジング内の残留空気を軸挿通孔から外部に放出することで、潤滑油の漏洩を防止する。
そして、この連通路は、回転軸と、ラジアル軸受との空隙量が通常数ミクロンメートルであることと、潤滑油の存在とから、ハウジング等を組み立てた後の軸の挿入が困難であるという従来の問題を解消し、すなわち、回転軸を挿入する際の空気抜きとしての役割を発揮して、回転軸の挿入工程を容易とするものである。
しかしながら、かかる軸受ユニットにおける、連通路は、その断面形状が、製作工程を考慮して略円弧状に形成されていたことから、充填された潤滑油が、エアパス内に溜まって、エアパスを塞ぐことにより、エアパスとしての機能を十分に発揮しない等の問題が発生するおそれがあった。
特開2004−132479号公報
本発明の目的は、確実にエアパスとして機能する通路を設けることにより、軸とハウジングとの相対的な回転によるハウジング内の圧力の低下を防止して、残留空気の膨張によるハウジング内部の粘性流体の漏洩現象を防止できる軸受ユニット及びこの軸受ユニットを用いた駆動モータを提供することにある。
本発明に係る軸受ユニットは、軸の周回り方向の支持を行うラジアル軸受と、上記軸のスラスト方向の一端を支持するスラスト軸受と、上記ラジアル軸受及び上記スラスト軸受の外側に設けられ、粘性流体が充填されたハウジングと、上記ハウジングと一体化されることにより上記ラジアル軸受及び上記スラスト軸受を密閉して収容するように形成されるとともに、上記軸が挿通される軸挿通孔を有するシール部材と、上記ハウジングと上記ラジアル軸受との間に形成され、上記ラジアル軸受から突出した軸のスラスト方向の上記一端側と他端側とを連通し、上記ハウジング内部の空気を排出する通路とを備え、上記通路の断面形状が、少なくとも一つの鋭角を含む形状とされている。
本発明に係る駆動モータは、ステータに対してロータを回転可能に支持する軸受ユニットを備えた駆動モータであり、この駆動モータに用いる軸受ユニットとして、上述したようなものを用いたものである。
本発明に係る軸受ユニット及びこの軸受ユニットを用いた駆動モータは、エアパスとしての通路を設け、この通路が粘性流体に塞がれることを防止して確実にエアパスとして機能させることにより、軸とハウジングとの相対的な回転によるハウジング内の圧力の低下を防止することを可能とし、圧力低下による残留空気の膨張によりハウジング内の粘性流体の漏洩現象を防止し、長期間にわたって潤滑油を保持して良好な潤滑性能を維持できる。
以下、本発明が適用された軸受ユニット及びこの軸受ユニットを用いた駆動モータの実施の形態を図面を参照して説明する。
ここでは、各種情報の演算処理等を行う情報処理装置である携帯型コンピュータ等の電子機器に設けられる放熱装置に用いる駆動モータについて説明する。この携帯型コンピュータ等の内部には放熱装置が設けられている。この放熱装置は、金属製のベースと、このベースに取り付けられた駆動モータ1と、この駆動モータ1によって回転操作されるファン3と、ファン3を収納したファンケース4と、ヒートシンクを有している。この放熱装置のファン3を回転駆動する駆動モータ1について詳細に説明する。
本発明を適用した軸受ユニット30を用いた駆動モータ1は、図1に示すように、ロータ11とステータ12とを備える。
ステータ12は、駆動モータ1と共にこの駆動モータ1によって回転操作されるファン3を収納したファンケース4の上面板4a側に一体に設けられている。ステータ12は、ステータヨーク13と、本発明を適用した軸受ユニット30と、コイル14とこのコイル14が巻回されるコア15とを備える。ステータヨーク13は、ファンケース4の上面部4aと一体に形成されたもの、即ち、ファンケース4の一部によって構成したものでもよく、別体に形成したものであってもよい。軸受ユニット30は、ステータヨーク13の中心部に一体に円筒状に形成されたホルダ16中に固定されている。このホルダ16は、後述する軸受ユニット30のハウジング37が一体に形成されている。尚、ここでは、組立工程の簡素化を実現するために、軸受ユニット30のハウジングをホルダ16に一体に形成するように構成したが、これに限られるものではなく、ハウジングとホルダとを別体として、圧入、接着又は圧入と共に接着することにより固定されるように構成してもよい。さらに、軸受ユニット30のホルダ16への固定は、上述に限られるものではなく、例えば、カシメによる固定、弾性のある突起部等を係合させることによる固定であってもよい。
ステータヨーク13に一体に固定された軸受ユニット30の外周部には、図1に示すように、駆動電流が供給されるコイル14が巻回されたコア15が取り付けられている。
ステータ12と共に駆動モータ1を構成するロータ11は、軸受ユニット30に回転可能に支持された回転軸31に取り付けられ、回転軸31と一体に回転する。ロータ11は、ロータヨーク17と、このロータヨーク17と一体に回転する複数の羽根19を有するファン3とを有する。ファン3の羽根19は、ロータヨーク17の外周面にアウトサート成形することにより、ロータヨーク17と一体に形成される。
ロータヨーク17の筒状部17aの内周面には、ステータ12のコイル14と対向するように、リング状のロータマグネット20が設けられている。このマグネット20は、周回り方向にS極とN極が交互に着磁されたプラスチックマグネットであり、ロータヨーク17の内周面のロータケース17cに固定されている。
ロータヨーク17は、軸受ユニット30に支持された回転軸31の先端側に設けた取付部32に、平板部17bの中心部に設けた貫通孔21aが設けられたボス部21を圧入することによって回転軸31と一体に回転可能に取り付けられる。
上述のような構成を備えた駆動モータ1は、ステータ12側のコイル14に、駆動モータ1の外部に設けた駆動回路部から所定の通電パターンにより駆動電流が供給されると、コイル14に発生する磁界とロータ11側のロータマグネット20からの磁界との作用によって、ロータ11が回転軸31と一体に回転する。ロータ11が回転することにより、このロータ11に取り付けられた複数の羽根19を有するファン3もロータ11と一体に回転する。ファン3が回転されることにより、コンピュータを構成する筐体に設けた開口を介して装置外部のエアーを吸引し、更に、筐体内を流通させ、筐体内に設けたヒートシンク中を流通しながら貫通口を介して筐体の外部に排気されることにより、発熱素子から発生する熱をコンピュータ本体の外部に放熱し、コンピュータ本体を冷却する。
次に、この駆動モータ1に用いられる軸受ユニット30を更に詳細に説明する。
上述した駆動モータ1の回転軸31を回転自在に支持する軸受ユニット30は、図1及び図2に示すように、回転軸31の周回り方向の支持を行うラジアル軸受33と、回転軸31のスラスト方向の一端を支持するスラスト軸受34と、このラジアル軸受33及びスラスト軸受34を収納したハウジング37と、ハウジング37とラジアル軸受33との間に形成され、ハウジング37内部の残留空気等を排出する空気流通路(以下、「エアパス」ともいう。)として機能する連通路50とを備える。
ラジアル軸受33は、焼結メタルにより円筒状に形成されている。ラジアル軸受33は、ハウジング37に充填される粘性流体である潤滑油42と共に動圧流体軸受を構成するものであって、回転軸31が挿通される内周面には、動圧発生溝43,44が形成されている。
動圧発生溝43,44は、図3に示すように、ラジアル軸受33の内周面にV字状をなす一対の溝43a,44aを周回り方向に複数形成して構成されている。動圧発生溝43,44は、V字状をなす一対の溝43a,44aの先端側が回転軸31の回転方向R1に向くように形成されている。ここでは、動圧発生溝43,44は、円筒状をなすラジアル軸受33の軸方向に上下に並列して形成されていて、動圧発生溝43が軸が開放されている軸露出側、動圧発生溝44が軸が開放されない非軸露出側即ち後述するスラスト軸受34側に形成されている。ラジアル軸受33に設けられる動圧発生溝43,44の数や大きさは、ラジアル軸受33の大きさや長さ等により適宜選択される。なお、このラジアル軸受33は、真鍮、ステンレス又は高分子材料でもよい。また、ここでは、動圧発生溝をV字状に複数形成するように構成したが、これに限られるものではなく、内周面にV字状をなす複数の溝を周回り方向に連結溝により連続するように形成される、所謂ヘリングボーン形状に形成するように構成してもよい。
尚、ここでは、動圧発生溝を有する所謂動圧流体軸受としてラジアル軸受33を形成するように構成したが、本発明を適用する軸受ユニットを構成するラジアル軸受は、これに限られるものではなく、回転軸31の周回り方向の支持を行うものであればよく、例えば、滑り軸受、燒結含油軸受等であってもよい。
動圧流体軸受として形成されたラジアル軸受33は、このラジアル軸受33に挿通された回転軸31が、中心軸CLを中心に図3中矢印R1方向に連続して回転すると、ハウジング37内に充填された潤滑油42が動圧発生溝43,44内を流通し、回転軸31の外周面とラジアル軸受33の内周面との間に動圧を発生させて回転する回転軸31を支持する。このとき発生する動圧は、回転軸31の円滑な回転を実現する。
ハウジング37は、図2、図4及び図5に示すように、ラジアル軸受33の外周を囲むように筒状をなすハウジング本体38と、ハウジング本体38の一端側を閉塞するようにハウジング本体38と一体に形成された一端部側部分を構成する底部閉塞部39とからなる。ハウジング本体38の他端部は、ハウジング本体38の他端部側の開口部に設けられた締結部38aに、開口部を閉塞する略円環状に形成されたシール部材40が設けられている。
底部閉塞部39の内面側の中央部には、ラジアル軸受33に支持された回転軸31のスラスト方向の一端側に設けた軸受支持部31aを回転可能に支持するスラスト軸受34が設けられる。
スラスト軸受34は、樹脂により形成され、円弧状若しくは先細り状に形成された回転軸31の軸受支持部31aを点で支持するピボット軸受として形成されている。尚、スラスト軸受34は、ハウジング37の底部閉塞部に一体に設けるように構成してもよい。
シール部材40の中央部には、ハウジング37に収納されたラジアル軸受33に回転自在に支持された回転軸31が挿通される軸挿通孔41が設けられている。すなわち、シール部材40の円環状の内周面が軸挿通孔41となる。
ハウジング37とシール部材40とは、接着等により一体化されることで、ラジアル軸受33及びスラスト軸受34を密閉して収容するように形成されるとともに、回転軸31が挿通される軸挿通孔41を有するような構造とされる。
この軸挿通孔41は、この軸挿通孔41に挿通された回転軸31が軸挿通孔41の内周面に摺接することなく回転するように、軸部本体31bの外径よりやや大きな内径をもって形成されている。このとき、軸挿通孔41は、その内周面と軸部本体31bの外周面との間にハウジング37内に充填された潤滑油42がハウジング37内から漏れを防止するに足る間隔の空隙45を有するように形成される。このように、回転軸31との間にハウジング37内に充填された潤滑油42の漏れを防止するようにした空隙45が形成されるように軸挿通孔41を形成したシール部材40は、オイルシール部として機能する。
回転軸31の軸挿通孔41の内周面と対向する外周面には、テーパ部47が設けられている。テーパ部47は、回転軸31の外周面と軸挿通孔41の内周面との間に形成される空隙45をハウジング37の外方に向かって拡大させるように傾斜されている。このテーパ部47は、回転軸31の外周面と軸挿通孔41の内周面とによって形成される空隙45に圧力勾配を形成し、ハウジング37内に充填された潤滑油42をハウジング37の内部に引き込む力が発生する。回転軸31の回転時に、潤滑油42がハウジング37の内部に引き込まれるようになるので、動圧流体軸受により構成されたラジアル軸受33の動圧発生溝43,44に潤滑油42が確実に浸入して動圧を発生させ、回転軸31の安定した支持が実現され、しかもハウジング37に充填された潤滑油42の漏洩を防止できる。
ハウジング37を構成する合成樹脂材料は、特に限定されるものではないが、ハウジング37には通路形成部材34が一体に形成されているので、潤滑性に優れた合成樹脂材料を用いることが好ましい。例えば、ハウジング37は、POM(ポリアセタール)等からなるが、ポリイミド、ポリアミド等のフッ素系の合成樹脂、ポリテトラフルオロエチレン(テフロン(登録商標))、ナイロン等の合成樹脂を用いて形成してもよい。更には、PC(ポリカーボネート)、ABS(アクリロニトリルブタジエンスチレン)、液晶ポリマー等の合成樹脂を用いてもよい。
回転軸31は、図2に示すように、一端側の軸受支持部31aをスラスト軸受34によって支持され、軸部本体31bの外周面をラジアル軸受33により支持され、他端側に設けた取付部32側をハウジング本体38の上部閉塞部40に設けた軸挿通孔41から突出されてハウジング37に支持されている。この取付部32には、例えば回転体である駆動モータ1のロータ11が取り付けられる。ここで、軸部本体31bと取付部32は、略同径に形成されている。
ハウジング37とラジアル軸受33との間には連通路50が形成される。この連通路50は、ラジアル軸受33から突出した回転軸31のスラスト方向の一端部と他端部とを連通する。即ち、連通路50は、スラスト軸受34が設けられた底面側である一端側とシール部材40が設けられた上面側である他端側とを連通する。
この連通路50は、図2及び図6に示すように、ラジアル軸受33の外周面33aとハウジング37のハウジング本体38の内周面37aとの間のスラスト方向に形成された第1の通路51と、ラジアル軸受33のスラスト軸受34が設けられた側の一端側の面である底面33bとハウジング37の底部閉塞部39との間に形成された第2の通路52と、ラジアル軸受33の一端側の面で反対側の面である他端側の面である上面33cとハウジング37のシール部材40との間に形成された第3の通路53とからなる。
この第1の通路51は、回転軸31の略軸方向に形成されている。そして、第1の通路51の軸方向に直交する断面形状は、少なくとも一つの鋭角を含む形状とされている。第1の通路51の断面形状のこの鋭角は、毛管現象(毛細管現象)を生じさせ、エアパスを確保できる程度の鋭角とされている。
このような第1の通路51を形成するために、ラジアル軸受33の外周面は、略円筒状に形成され、ハウジング37の内周面37aは、断面が多角形と円弧とを組み合わせた形状として三円弧形状の筒状に形成されている。ここで、三円弧形状とは、三角形と円弧とを組み合わせた形状であり、すなわち、三角形の各辺が円弧状に形成された形状である。
このように、内周面37aの断面が三円弧形状に形成されたハウジング37と、外周面の断面が円形状に形成されたラジアル軸受33との間には、円周上に3箇所の第1の通路51が形成され、この通路の断面は、断面の周面方向の少なくとも一の端部の位置において、ラジアル軸受33の周面に対して、断面の周面方向の中心の位置における半径方向よりも、小さい角度で接するような形状とされており、換言すると、少なくとも一つの鋭角を含む形状とされている。
このようなラジアル軸受33及びハウジング37の間に形成される第1の通路51の軸方向の断面は、ラジアル軸受33の周面に対して鋭角に接する部分を1つ以上である2つ有した形状とされている。
第2の通路52は、ラジアル軸受33がハウジング37内に圧入される際に、底部閉塞部39から所定の距離を有した状態に固定されていることにより、ラジアル軸受33の底面33bと底部閉塞部39との間に形成される。すなわち、ラジアル軸受33の底面33bと底部閉塞部39との間の空隙が、第2の通路52として機能する。さらに、ハウジング37の底部閉塞部39には、第1の通路51が形成される位置に対応した傾斜部39aと、この傾斜部39aが設けられた部分を除いて円周状に設けられる断部39bが形成されている。この傾斜部39aにより、第2の通路52の断面積が大きく形成され、さらにエアパスとしての機能を高める。尚、第2の通路52は、これに限られるものではなく、ラジアル軸受33の底面33b又は底部閉塞部39の内面側に溝を形成することで、ラジアル軸受33の底面33bと底部閉塞部39との間に形成するように構成してもよい。
第3の通路52は、ハウジング37に固定されたラジアル軸受33の上面33cとハウジング37のシール部材40との間に形成される。すなわち、ラジアル軸受33の上面33cとシール部材40との間の空隙が、第3の通路53として機能する。尚、第3の通路53は、これに限られるものではなく、ラジアル軸受33の上面33c又はシール部材40の内面側に溝を形成することで、ラジアル軸受33の上面33cとシール部材40との間に形成するように構成してもよい。
以上のように構成された第1乃至第3の通路51,52,53からなる連通路50は、ラジアル軸受33から突出した回転軸31の開放側、非開放側を連通して両領域の圧力を短絡することで非開放側の静圧低下を防止している。ここで、回転軸31の開放側(以下、「軸開放側」ともいう。)は、ラジアル軸受33の上面側、すなわち、軸挿通孔41が設けられた側をいい、回転軸31の非開放側(以下、「非軸開放側」ともいう。)は、ラジアル軸受33の底面側、すなわち、スラスト軸受34が配置された側をいう。
この連通路50は、ラジアル軸受33から突出した回転軸31の開放側、非開放側を連通しているため、回転軸31とハウジング37とが相対的に回転し、動圧が発生したときにも、回転軸31が開放されていない側である非軸開放側の軸端の静圧が低下して負圧が発生することを防止できる。よって、連通路50は、内部に発生した負圧や温度上昇により発生するハウジング37内の残留空気や潤滑油中に溶解する空気の膨張による潤滑油の押し出しや、この空気の膨張による回転軸31の押し出しを防止することができる。
また、連通路50は、後述のようにハウジング37を組み立てた後に回転軸31を挿入する際の空気抜きとしての機能も有する。すなわち、回転軸31の外周面とラジアル軸受33の内周面との空隙量は、通常数ミクロンメートルであり、しかも潤滑油も充填されていることから、エアパスとしての連通路50が設けられていない場合には、回転軸31の挿入工程が困難となっていたのに対し、回転軸31を挿入する際の空気抜きとしての役割を発揮して、回転軸31の挿入工程を容易とする。
このように、エアパスとしての機能を有する連通路50は、回転軸31を挿入する際の空気抜きとしての役割と、回転軸31が回転することにより発生する負圧や、温度上昇によって、軸受ユニット内部の残留空気が膨張した場合の圧力短絡としての役割を有する。
さらに、この連通路50は、図6に示すように、スラスト方向に形成された第1の通路51が上述のように、その断面形状が毛管現象を生じさせる程度の鋭角を少なくとも一つ有する形状とされていることから、第1の通路51内に潤滑油が存在する場合にも、その毛管現象により、図7に示すように、鋭角が設けられている部分に向けて図7中矢印T1,T2方向に潤滑油が引き付けられ、その結果として、第1の通路51の中央部には必ずエアパスとしての空気流通路Aが形成されることとなる。よって、連通路50は、断面形状が例えば製作工程のみを考慮した略円形状に形成された場合には、充填された潤滑油が連通路内に溜まってエアパスを塞ぐことにより機能を十分に発揮しない等の問題が発生したのに対し、粘性流体の溜まりを防止して、確実にエアパスを確保することで、エアパスとしての機能を十分に発揮することができる。
ここで、第1の通路51の断面積、及びこの断面が有する鋭角の大きさは、使用される潤滑油の粘性並びにハウジング及びラジアル軸受の材質等を考慮して決定することで、第1の通路は、さらに適正なエアパス機能を有するように構成することが可能となる。
尚、連通路50の第1の通路51を形成するためのハウジング内周面37aの断面形状として、三円弧形状としたが、これに限られるものではなく、多角形と円弧とを組み合わせた形状であればよく、すなわち、多角形の各辺又はその一部の辺が円弧状に形成された形状であればよい。例えば、図8に示すように、ハウジング61の内周面61aをその断面が六角形の一部の辺が円弧状に形成された形状の筒状に形成してもよい。
また、連通路50の第1の通路を形成するための、ラジアル軸受の外周面と、ハウジングの内周面との形状は、これに限られるものではなく、ラジアル軸受の外周面を略円筒状に形成し、ハウジングの内周面をその断面が多角形の筒状に形成してもよい。例えば、図9に示すように、ハウジング62の内周面62aをその断面が六角形の筒状に形成してもよい。
さらに、連通路50の第1の通路を形成するために、ラジアル軸受の外周面を多角形又は多角形と円弧とを組み合わせた形状の筒状に形成し、ハウジングの内周面を略円筒状に形成してもよい。例えば、図10に示すように、ラジアル軸受63の外周面63aをその断面が八角形の筒状に形成し、ハウジング64の内周面64aを略円筒状に形成してもよい。
また、図11に示すように、ハウジング65側に断面が略矩形の溝65aを設けその一方の縁65bがラジアル軸受33の周面に対して鋭角に接するような形状に形成してもよい。
上述したように構成された本発明が適用された軸受ユニット30を製造する工程を説明する。
軸受ユニット30を製造するには、ラジアル軸受33及びスラスト軸受34の外側にハウジング本体38を取り付けることで仮組立をする。この状態で、ハウジング本体38の開口部をシール部材40により閉塞して接着する。次に、粘性流体42(潤滑油)を充填して、最後に回転軸31を挿入する。このとき、連通路50が設けられており、空気抜き(エアパス)として確実に機能するので、回転軸31の挿入工程が容易となる。
以上のように構成された軸受ユニット30は、回転軸31を支持したラジアル軸受33及びスラスト軸受34をハウジング37により包囲することで潤滑油の漏洩防止に非常に有用であるが回転軸31が回転すると同時に発生する、潤滑油中の残留空気や溶解された空気の膨張による潤滑油の押し出しが生じやすいという欠点を解決する。
すなわち、この軸受ユニット30は、経路がラジアル軸受33の軸受下端−通路−軸受上端となる連通路50を設け、この連通路50がエアパスとして機能することで、密閉された側の下端である非軸開放側の静圧低下を緩和することができるので残留空気の押し上げによる潤滑油の漏洩を防止できる。
また、軸受ユニット30において、連通路50の軸方向に形成される第1の通路51は、上述のように、その断面形状が毛管現象を生じさせることで、通路内部に粘性流体が溜まることを防止して、粘性流体の溜まりにより通路が塞がれてエアパスとしての機能が低下してしまうことを防止し、確実にエアパスを確保してその機能を十分に発揮させることができる。
本発明が適用された軸受ユニット30は、確実にエアパスとして機能する連通路50を設けることにより回転軸31とハウジング37との相対的な回転によるハウジング37内の圧力の低下を防止できるとともに、ハウジング37内に充填された潤滑油42等の粘性流体に混入した残留空気の排出を良好に行うことができるので、ハウジング37内の圧力の低下により残留空気が膨張してしまうことによるハウジング37内部の潤滑油42が軸受ユニット外部に押し出されてしまう漏洩現象の発生を防止し、長期間にわたり潤滑油を確実に保持でき、良好な潤滑性能を維持できる。
本発明を適用した駆動モータ1は、ステータ12に対してロータ11を回転可能に支持する軸受ユニット30を備えることにより、潤滑油の漏洩を防止して良好な潤滑性能を長期間にわたって維持することを可能とする。
本発明に係る軸受ユニットは、放熱装置の冷却ファンモータやディスクドライブのスピンドルモータの軸受として用いられるのみならず、各種の駆動モータの軸受として用いることができる。
更に、本発明に係る軸受ユニットは、駆動モータに限らず、回転軸を備える機構や軸に対し回転する部品を支持する機構に広く用いることができる。
本発明を適用した駆動モータの構成を示す断面図である。 本発明を適用した軸受ユニットの断面図である。 ラジアル軸受の内周面に形成された動圧発生溝を示す斜視図である。 本発明を適用した軸受ユニットの分解斜視図である。 軸受ユニットを構成するハウジング本体を示す平面図である。 本発明を適用した軸受ユニットの連通路を示す図であり、図2に示すX−X’断面図である。 ハウジングとラジアル軸受との間に形成されるスラスト方向の通路を示す拡大断面図である。 連通路を形成するハウジング及びラジアル軸受の他の例を示す断面図である。 連通路を形成するハウジング及びラジアル軸受の更に他の例を示す断面図である。 連通路を形成するハウジング及びラジアル軸受の更に他の例を示す断面図である。 連通路を形成するハウジング及びラジアル軸受の更に他の例を示す断面図である。 従来用いられている軸受ユニットを示す断面図である。
符号の説明
1 駆動モータ、 11 ロータ、 12 ステータ、 13 ステータヨーク、 17 ロータヨーク、 30 軸受ユニット、 31 回転軸、 33 ラジアル軸受、 34 スラスト軸受、 37 ハウジング、 38 ハウジング本体、 39 底部閉塞部、 40 シール部材、 41 軸挿通孔、 42 潤滑油、 43,44 動圧発生溝、 45 空隙、 47 テーパ部、 50 連通路、 51 第1の通路、 52 第2の通路、 53 第3の通路

Claims (4)

  1. 軸の周回り方向の支持を行うラジアル軸受と、
    上記軸のスラスト方向の一端を支持するスラスト軸受と、
    上記ラジアル軸受及び上記スラスト軸受の外側に設けられ、粘性流体が充填されたハウジングと、
    上記ハウジングと一体化されることにより上記ラジアル軸受及び上記スラスト軸受を密閉して収容するように形成されるとともに、上記軸が挿通される軸挿通孔を有するシール部材と、
    上記ハウジングと上記ラジアル軸受との間に形成され、上記ラジアル軸受から突出した軸のスラスト方向の上記一端側と他端側とを連通し、上記ハウジング内部の空気を排出する通路とを備え、
    上記通路の断面形状が、少なくとも一つの鋭角を含む形状である軸受ユニット。
  2. 上記ラジアル軸受の外周面は、軸方向の断面形状が円形に形成され、
    上記ハウジングの内周面は、軸方向の断面形状が多角形に形成され、
    上記通路は、上記ハウジングの内周面と、上記ラジアル軸受の外周面との間に形成される請求項1記載の軸受ユニット。
  3. 上記ラジアル軸受の外周面は、軸方向の断面形状が円形に形成され、
    上記ハウジングの内周面は、軸方向の断面形状が多角形と円弧とを組み合わせた形状に形成され、
    上記連通路は、上記ハウジングの内周面と、上記ラジアル軸受の外周面との間に形成される請求項1記載の軸受ユニット。
  4. ステータに対してロータを回転可能に支持する軸受ユニットを備えた駆動モータにおいて、
    上記軸受ユニットは、軸の周回り方向の支持を行うラジアル軸受と、
    上記軸のスラスト方向の一端を支持するスラスト軸受と、
    上記ラジアル軸受及び上記スラスト軸受の外側に設けられ、粘性流体が充填されたハウジングと、
    上記ハウジングと一体化されることにより上記ラジアル軸受及び上記スラスト軸受を密閉して収容するように形成されるとともに、上記軸が挿通される軸挿通孔を有するシール部材と、
    上記ハウジングと上記ラジアル軸受との間に形成され、上記ラジアル軸受から突出した軸のスラスト方向の上記一端側と他端側とを連通し、上記ハウジング内部の空気を排出する通路とを備え、
    上記通路の断面形状が、少なくとも一つの鋭角を含む形状である軸受ユニットである駆動モータ。
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