JP2006183807A - 軸受装置 - Google Patents

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Takashi Kaneko
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Abstract

【課題】 含油軸受部材内面と回転軸との隙間に存在する潤滑油の漏れ出しを防止することが可能な軸受装置を提供することにある。
【解決手段】 含油軸受(ステップ軸受3)と軸受ホルダ2を有し、含油軸受の内周面に軸方向の第1の溝(ステップ溝20)が形成された軸受装置1において、含油軸受の外周面又は軸受ホルダ2の内周面の少なくともいずれか一方の面に軸方向の第2の溝(空気排出溝30)が形成されており、その第2の溝は、第1の溝よりも深さが深く、断面積が広いことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、含油軸受部材に挿通された回転軸(シャフト)を回転可能に支持する軸受装置に関するものであって、特に、含油軸受部材内面と回転軸との隙間に存在する潤滑油の漏れ出しを防止しうる軸受装置に関するものである。
従来より、ポリゴンミラーや光ディスクなどを回転支持するための動圧軸受装置がある。この動圧軸受装置は、回転軸の動圧面と、含油軸受部材の動圧面とが、径方向の隙間を介して環状に対向するように設けられている。そして、その隙間に注入されたオイル等の潤滑流体は、回転軸の回転時、回転軸又は含油軸受部材のいずれか一方或いは双方に設けられた動圧発生手段によるポンピング作用によって加圧される。その結果、潤滑流体の動圧に基づき、回転軸が含油軸受部材と相対的に回転可能に支持される。
かかる動圧軸受装置の中には、動圧を発生させるための手段としてへリングボーン形状又はスパイラル形状等の動圧発生用の溝を設けたものがある。また、軸受の内周壁面に、へリングボーン形状又はスパイラル形状等の動圧発生用の溝よりも深さが深く、断面積が大きい溝(凹部)を設けたステップ動圧軸受装置(レイリーステップ動圧軸受装置)がある(例えば特許文献1参照)。
図9は、従来のステップ動圧軸受装置100の機械構造を示す横断面図である。
図9において、従来のステップ動圧軸受装置100は、例えば回転軸101を周状に取り囲んでいる含油軸受部材102の内周壁面に、径方向に段差(ステップ)状に突出する凸状表面を備えた動圧発生面102aが3箇所にわたって間欠的に設けられている。動圧発生面102aと回転軸101の外周面との間に形成された狭小空間において、オイル等の潤滑流体103(図9中では右回り方向に流れている)が絞られるようにして加圧されることにより、所望の動圧が得られるようになっている。
また、動圧発生面102aの端面部に隣接するように、かつ、径方向に段差(ステップ)状の溝となるように、凹部102bが3箇所にわたって間欠的に設けられている。この凹部102bは、動圧発生面102aで発生した動圧とともに生じる負圧を打ち消すために設けられたものである。凹部102bは、内径の溝深さは数μm〜0.1mm程度で、同形状の成形コア及びサイジングコアを軸受部材内面に転写することによって形成することができる。なお、動圧発生面102aではポーラス(多孔質)を細かく少なくするが、凹部102bでは、ポーラスを粗くて多くするものとなっている。
以上、図9を用いて説明した動圧軸受装置100は、側圧荷重のないスピンドルモータ、特にFDD用スピンドルモータに適している。
特開平3−107612号公報(第1図)
しかしながら、上述した動圧軸受装置100では、以下、図10で説明するような問題が生ずる。図10は、従来のステップ動圧軸受装置100の機械構造を示す縦断面図である。なお、図9を参照して説明したステップ動圧軸受装置100と共通する要素については、同符号で表すものとする。
図10において、動圧軸受装置100では、含油軸受部材102の下端面、回転軸101及び軸受ホルダ104によって空隙部Xが形成されている。そして、この空隙部Xにおける空気は、モータ起動による発熱で熱せられて膨張する場合がある。従って、かかる場合には、ロータ側への空気の流れが発生し(図10中太線矢印参照)、回転軸101の動圧面と含油軸受部材102の動圧発生面102aとの間に形成された隙間に存在する潤滑流体103が外部に漏れ出す虞がある。
特に、凹部102bは、回転軸101と動圧発生面102aの隙間と比べて毛細管力が小さいため、凹部102bに存在する潤滑流体103が集中的に漏れ出す虞がある。また、へリングボーン形状又はスパイラル形状等の動圧発生用の溝が設けられていないステップ動圧軸受装置100にあっては、潤滑流体103を動圧軸受部内に掻き集める作用(回転軸方向に対する潤滑油の移動規制作用)が小さいため、潤滑流体103の漏れ出しを助長する虞がある。
このようなことから、潤滑流体103が欠乏した状態(いわゆるオイル切れの状態)になると、振動や騒音が発生したり、損傷の原因となるキャビテーションが発生したりして、所望の動圧特性(モータ性能)が悪化し、最悪のケースでは焼きつきに至る虞もある。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、その目的は、含油軸受部材内面と回転軸との隙間に存在する潤滑油の漏れ出しを防止することが可能な軸受装置を提供することにある。
以上のような課題を解決するために、本発明は、含油軸受と軸受ホルダを有し、含油軸受の内周面に軸方向の第1の溝が形成された軸受装置において、含油軸受の外周面又は軸受ホルダの内周面の少なくともいずれか一方の面に軸方向の第2の溝が形成されており、その第2の溝は、第1の溝よりも深さが深く、断面積が広いことを特徴とする。
より具体的には、本発明は、以下のものを提供する。
(1) 回転軸を回転可能に支持する軸受孔が形成された円筒形の含油軸受と、前記含油軸受が内孔に固定された軸受ホルダと、を有し、前記含油軸受の内周面に軸方向の第1の溝が形成された軸受装置において、前記含油軸受の外周面又は前記軸受ホルダの内周面の少なくともいずれか一方の面に軸方向の第2の溝が形成され、前記第2の溝は、前記第1の溝よりも深さが深くなるように形成されているとともに、単一の前記第2の溝は、単一の前記第1の溝よりも断面積が広くなるように形成されていることを特徴とする軸受装置。
本発明によれば、含油軸受と、軸受ホルダと、を有し、含油軸受の内周面に、ステップ形状やテーパ形状をした軸方向の第1の溝が形成された軸受装置において、含油軸受の外周面又は軸受ホルダの内周面の少なくともいずれか一方の面に軸方向の第2の溝が形成されており、その第2の溝は、第1の溝よりも深さが深くなるように形成されており、また、単一の第2の溝は、単一の第1の溝よりも断面積が広くなるように形成されていることとしたから、含油軸受の下端面と、回転軸の下端部と、軸受ホルダと、に囲まれた空間に溜まった空気を、第2の溝を介して適切に排出することができる。
すなわち、従来の動圧軸受装置100(図10参照)では、空隙部Xにおける空気がモータ起動による発熱で熱せられて膨張した場合には、回転軸101の動圧面と含油軸受部材102の動圧発生面102aとの間に形成された隙間(特に、毛細管力の小さい凹部102b)に存在する潤滑流体103が外部に漏れ出す虞があったが、本発明によれば、上述したような条件下で形成された第2の溝は、回転軸101の動圧面と含油軸受部材102の動圧発生面102aとの間に形成された隙間は勿論のこと、凹部102b(第1の溝)よりも毛細管力が小さいことから、空隙部Xにおける空気は、第2の溝を介して適切に排出されることになる。
従って、潤滑流体(特に、第1の溝に存在する潤滑流体)の漏れ出しを防ぐことができ、ひいては振動,騒音及びキャビテーションの発生を防ぎ、所望の動圧特性(モータ性能)が悪化するのを防止することができる。
ここで、「第1の溝」の形状は、ステップ形状,テーパ形状,マルチローブ形状などが挙げられる。また、「第2の溝」の形状は、ステップ形状,半円形状などが挙げられる。
(2) 前記第2の溝は、さらに、前記第1の溝よりも総断面積が広くなるように形成されていることを特徴とする(1)記載の軸受装置。
本発明によれば、上述した第2の溝は、上述した条件に加え、さらに、第1の溝よりも総断面積が広くなるように形成されているので、含油軸受の下端面と、回転軸の下端部と、軸受ホルダと、に囲まれた空間に溜まった空気を、第2の溝を介してより確実に排出することができ、ひいては潤滑流体(特に、第1の溝に存在する潤滑流体)の漏れ出しを防ぐことができる。
(3) 複数の前記第2の溝のうちの一部は、他よりも深さが浅くなるように形成されていることを特徴とする(1)又は(2)記載の軸受装置。
本発明によれば、複数の第2の溝のうち、一部の第2の溝は、他の第2の溝よりも深さが浅くなるように形成されているので、含油軸受の下端面と、回転軸の下端部と、軸受ホルダと、に囲まれた空間に溜まった空気は、他の第2の溝を介して適切に排出される一方で、一部の第2の溝に溜まった余剰油を含油軸受内に回収することができる。
(4) 複数の前記第2の溝のうちの一部は、他よりもポーラスが粗くなるように形成されていることを特徴とする(1)から(3)のいずれか記載の軸受装置。
本発明によれば、複数の第2の溝のうち、一部の第2の溝は、他の第2の溝よりもポーラスが粗くなるように形成されているので、その一部の第2の溝において、余剰油の回収効率を上げることができる。
(5) 前記第1の溝と前記第2の溝は、対向しない位置に配置されていることを特徴とする(1)から(4)のいずれか記載の軸受装置。
本発明によれば、上述した第1の溝と第2の溝は、対向しない位置に配置されていることとしたので、軸受が小型化して半径方向の肉厚が薄くなっても、前記第1の溝若しくは第2の溝を形成する際や軸受を圧入する際の軸受の変形を防ぎ、軸受の寸法精度を確保することができる。
(6) 前記第1の溝は、径方向にステップ状に突出するステップ溝であることを特徴とする(1)から(5)のいずれか記載の軸受装置。
本発明によれば、上述した第1の溝は、径方向にステップ状に突出するステップ溝であることとしたから、このステップ溝よりも毛細管力が小さくなる第2の溝を設けることで、より確実に空気を排出することができ、ひいては、潤滑流体の漏れ出しを防ぐことができる。
本発明に係る軸受装置は、以上説明したように、含油軸受の外周面又は軸受ホルダの内周面の少なくともいずれか一方の面に、含油軸受の内周面に軸方向に形成された第1の溝よりも深さが深く、断面積が広い第2の溝が形成されているものなので、含油軸受の下端面と、回転軸の下端部と、軸受ホルダと、に囲まれた空間に溜まった空気を、第2の溝を介して適切に排出することができ、ひいては含油軸受部材内面と回転軸との隙間に存在する潤滑油の漏れ出しを防止することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
[軸受装置の機械構造]
図1は、本発明の実施の形態に係る軸受装置1の機械構造を示す断面図である。特に、図1(a)は、軸受装置1を横から見た縦断面図であり、図1(b)は、軸受装置1を上から見た横断面図である。
図1(a)において、本発明の実施の形態に係る軸受装置1は、軸受ホルダ2の内孔に圧入によって嵌合保持され、回転軸4を回転可能に支持する軸受孔が形成された円筒形のステップ軸受3と、回転軸4の下端面4aを支持するスラスト軸受5と、から構成されている。なお、ステップ軸受3の軸受ホルダ2のスラスト軸受5側にスペーサ(図示せず)等を設け、軸受ホルダ2の開口部側に固定部材(図示せず)等を設けて固定しても良い。
ステップ軸受3は、例えば銅50%,鉄50%などで構成され、軸受隙間10を介して回転軸4の外周面と対向するステップ軸受面3aを有している。また、ステップ軸受3の内周面には、ステップ軸受面3aよりも大径のステップ溝20が形成されている。図1(b)を用いて詳述すると、ステップ軸受3の内周壁面には、径方向に段差状に突出する凸状表面を備えたステップ軸受面3aが3箇所にわたって間欠的に設けられている。また、ステップ軸受面3aの端面部に隣接するように、かつ、径方向に段差(ステップ)状の溝となるように、軸方向のステップ溝20が3箇所にわたって間欠的に形成されている。なお、回転軸4とステップ軸受面3aとの間には軸受隙間10が形成され、この軸受隙間10にはオイル等の潤滑流体が充填されている。
図1(a)において、軸受ホルダ2は、上端側に開口部が設けられ、有底袋形状となるように構成されている。軸受ホルダ2の凹部内下面には、スラスト軸受5が固着されている。スラスト軸受5は、回転軸4の下端面4aを支持するスラスト軸受面5aを備えている。また、回転軸4の下端面4aは、回転軸4の回転時におけるスラスト軸受面5aとの接触抵抗を減少させるために、球面に仕上げられている。
ここで、回転軸4の下端面4aを球面に仕上げると、回転軸4の下端面4aには、球面と軸本体の丸棒部分との境界にエッジ部4bが形成される。このエッジ部4bがステップ軸受3の内部に位置すると、回転時において、ステップ軸受面3aとエッジ部4bとの接触により、ステップ軸受面3aを損傷させる虞がある。そのため、回転軸4の下端面4aは、エッジ部4bがステップ軸受3の外部に位置するように、ステップ軸受3の下端面3bから所定寸法だけ突き出すような構成となっている。
このようなことから、回転軸4の下端部4cと、ステップ軸受3の下端面3bと、軸受ホルダ2と、に囲まれた大きな空間が発生する(図1(a)参照)。そして、回転軸4の下端部4cの周りに大きな空間が存在すると、オイル等の潤滑流体を充填するときに、その空間に溜まっていた空気によって邪魔されて完全に充填することができず、空気が溜まった状態になりやすくなる。かかる状態で環境温度が変化すると、空気が膨張或いは収縮し、潤滑流体が軸受隙間10を通じて外部に漏れ出す虞がある。特に、ステップ軸受3の内周面に形成されたステップ溝20においては、回転軸4とステップ軸受面3aとの間の軸受隙間10と比べて断面積が広く、毛細管力が小さいため、ステップ溝20に存在する潤滑流体が集中的に漏れ出す虞がある。
そこで、本実施形態に係る軸受装置1では、ステップ軸受3の外周面に、半円の溝となるように、軸方向の空気排出溝30が3箇所にわたって間欠的に形成されている(図1(b)参照)。そして、ステップ溝20の深さをdとし、空気排出溝30の深さ(深さの異なる空気排出溝30がある場合には、最も浅い空気排出溝30の深さ)をd'とすると、d<d'の関係式が成立するようになっている。また、ステップ溝20の断面積をSとし、空気排出溝30の断面積をS'とすると、S<S'の関係式が成立するようになっている。
このようにすることで、回転軸4の下端部4cと、ステップ軸受3の下端面3bと、軸受ホルダ2と、に囲まれた空間に溜まった空気は、軸受隙間10やステップ溝20と比べて、毛細管力が更に小さい空気排出溝30を通って外部に排出されることになる。すなわち、空気の逃げ道を確保することができるようになる。従って、軸受隙間10やステップ溝20(特に軸受隙間10よりも毛細管力の小さいステップ溝20)を通過してロータ側への空気の流れが発生するのを防ぐことができ、ひいては軸受隙間10やステップ溝20に存在する潤滑流体が外部に漏れ出すのを防ぐことができる。
図2は、図1(b)の横断面図において、ステップ溝20と空気排出溝30との関係式に関する追加条件を説明するための説明図である。
図2において、本実施形態に係る軸受装置1には、3箇所のステップ溝20が形成されているが、それぞれの断面積をS,S,Sとする。また、本実施形態に係る軸受装置1には、3箇所の空気排出溝30も形成されているが、それぞれの断面積をS',S',S'とする。このとき、(S+S+S)<(S'+S'+S')の関係式が成立するようになっている。すなわち、回転軸4の下端部4cと、ステップ軸受3の下端面3bと、軸受ホルダ2と、に囲まれた空間に溜まった空気は、より確実に空気排出溝30を通って外部に排出されるようになっている。従って、軸受隙間10やステップ溝20に存在する潤滑流体が外部に漏れ出すのをより確実に防ぐことができる。
図3は、本発明の実施の形態に係る軸受装置1の機械構造を示す断面図である。特に、図3(a)は、軸受装置1を横から見た縦断面図であり、図3(b)は、軸受装置1を上から見た横断面図である。
図3に示す軸受装置1においては、図1に示す軸受装置1と異なり、軸受ホルダ2の内周面に、半円の溝となるように、軸方向の空気排出溝30が3箇所にわたって間欠的に形成されている(図3(b)参照)。このようにすることで、図1に示す軸受装置1と同様、回転軸4の下端部4cと、ステップ軸受3の下端面3bと、軸受ホルダ2と、に囲まれた空間に溜まった空気は、軸受隙間10やステップ溝20と比べて、毛細管力が更に小さい空気排出溝30を通って外部に排出されることになり、その結果、軸受隙間10やステップ溝20に存在する潤滑流体が外部に漏れ出すのを防ぐことができる。
[製造方法]
図4は、本発明の実施の形態に係る軸受装置1のステップ軸受3の製造方法を説明するためのフローチャートである。
図4において、まず、原料の混合が行われる(ステップS1)。例えば、鉄,銅,錫などの銅メッキ鉄粉に、固定潤滑剤を0.1〜4wt%の割合で混合する。
次いで、成形が行われる(ステップS2)。より具体的には、ステップ軸受3の外周面に縦溝(図1の空気排出溝30)を設け、ステップ軸受3の内周面は真円形状に成形する。このとき、密度は、真密度に対して75%〜90%とする。また、ステップ軸受3の外径寸法6mm、内径寸法3mmの場合、空気排出溝30の深さは、0.1〜1.0mmに形成されるが、より効果的には0.1〜0.5mmが好ましい。この理由としては、軸受の径方向の肉厚に対して、空気排出溝30の深さが深すぎると、軸受の強度が下がり変形の原因になることが挙げられる。なお、軸受ホルダ2に空気排出溝30を形成する場合の溝深さは、0.1mm以上で形成する。
次いで、所定温度で焼結が行われる(ステップS3)。焼結は、溶融するまでの温度に加熱する必要がなく、また、強加工する必要もないことから、変形の自由度を確保することができる。
次いで、サイジングが行われる(ステップS4)。より具体的には、ステップ軸受3の外径は真円形状で、ステップ軸受3の内径はステップ形状でサイジングを行う。そうすると、ステップ軸受3の外周面に形成された空気排出溝30(図1(a)参照)のポーラスは粗くなり、ステップ軸受3の内周面に形成されたステップ溝20(図1(a)参照)のポーラスは細かくなる。このとき、ステップ溝20の深さは、最も浅い部分で1〜20μmに形成されるが、より効果的には3〜8μmが好ましい。
最後に、洗浄及び含油が行われる(ステップS5)。このようにして、軸受装置1のステップ軸受3が製造される。そして、ステップ軸受3を軸受ホルダ2の内孔に圧入し、ステップ軸受3の軸受孔に回転軸4を挿通することで、軸受装置1が完成する。かかる軸受装置1によれば、空気排出溝30を介して空気の逃げ道を確保することができ、ひいては軸受隙間10やステップ溝20に存在する潤滑流体が外部に漏れ出すのを防ぐことができる。
[変形例]
図5は、本発明の他の実施の形態に係る軸受装置1'の機械構造を示す横断面図である。
図5において、本発明の他の実施の形態に係る軸受装置1'には、本発明の実施の形態に係る軸受装置1(図1参照)で示した空気排出溝30(図5では空気排出溝30a)に加え、これより深さの浅い空気排出溝30bがサイジングにより3箇所にわたって間欠的に設けられている。すなわち、空気排出溝30aの深さをd',空気排出溝30bの深さをd''とすると、d'>d''の関係式が成立するようになっている。空気排出溝30bの深さd''は、50μmよりも浅く形成されることが好ましい。
このようにすることで、回転軸4の下端部4cと、ステップ軸受3の下端面3bと、軸受ホルダ2と、に囲まれた空間に溜まった空気(図1参照)を、空気排出溝30aを通って外部に排出できるとともに、空気排出溝30bに溜まった余剰油をステップ軸受3内に回収することができる。なお、空気排出溝30bのポーラスを粗くすることで、空気排出溝30bにおける余剰油の回収効率を上げることができる。
図6は、本発明の他の実施の形態に係る軸受装置1'の機械構造を示す横断面図である。
図6(a)に示す軸受装置1'は、回転軸4を回転可能に支持する軸受孔が形成された軸受として、ステップ溝20をもつステップ軸受3ではなく、テーパ溝20'をもつテーパ軸受3'を備えている。また、図6(b)に示す軸受装置1'は、ステップ軸受3の外周面には、断面が半円状の空気排出溝30ではなく、断面がステップ形状の空気排出溝30'が形成されている。
このように、本発明は、回転軸4を回転可能に支持する軸受孔が形成された軸受の内周面に形成された溝、及びその軸受の外周面に形成された溝それぞれの形状の如何は問わない。
図7は、本発明の実施例に係る軸受装置1の機械構造を説明するための斜視断面図である。なお、図7は、本発明を内径ストレートステップ軸受に適用した場合のものであり、用途としては、例えばスピンドルモータなどが挙げられる。
図7において、本発明の実施例に係る軸受装置1は、ステップ軸受3の内周面にステップ溝20が合計4本形成されており、各々のステップ溝20の深さ(=x)が3〜8μmとなっている。また、各ステップ溝20の幅は45度となっている。また、ステップ軸受3の外周面に形成された空気排出溝30は、合計4本形成されており、各々の空気排出溝30の深さ(=x)が0.1mm,その幅(=x)が0.2mmとなっている。
一方で、ステップ軸受3の内径寸法(=x)は3mm、その外形寸法(=x)は6mm、その長さ(=x)は4mmである。また、回転軸4とステップ軸受3の半径クリアランスは1〜2μmである。また、ステップ軸受3の材質は鉄銅錫系(Fe50%,Cu−Sn50%)である。さらに、軸受隙間10には、潤滑流体として粘度がVG32の合成炭化水素系オイルが充填されている。
なお、ステップ軸受3の材質としては、通気度の低いものがよい。例えば、銅メッキ鉄粉を使用した材質(−100メッシュ,40%CUメッキが30%〜90%,残りは9Cu−Sn)にしたり、ステップ軸受3の密度を真密度に対して75%〜90%にしたりすることができる。また、ステップ軸受3の内周面のポーラスが複雑形状かつ少なくなるようにする。これにより、通気度を低下させることができ、温度上昇によるステップ軸受3内の潤滑油の染み出しが鈍くなり、潤滑流体の漏れによる不具合を防ぐことができる。加えて、ステップ軸受面3aの油膜形成が早く、モータ性能を向上させることができる。
図8は、本発明の実施例に係る軸受装置1の機械構造を説明するための斜視断面図である。なお、図8は、本発明を内径中逃げステップ軸受に適用した場合のものであり、用途としては、例えばスピンドルモータなどが挙げられる。
図8において、本発明の実施例に係る軸受装置1は、ステップ軸受3の内周面にステップ溝20が合計4本形成されており、各々のステップ溝20の深さ(=x)が3〜8μmとなっている。また、各ステップ溝20の幅は45度となっている。また、ステップ軸受3の外周面に形成された空気排出溝30は、合計6本形成されており、各々の空気排出溝30の形状が半円形状(R=0.1mm)となっている。
一方で、ステップ軸受3の内径寸法(=x)は3mm、その外形寸法(=x)は6.5mm、その長さ(=x)は10mmである。また、回転軸4とステップ軸受3の半径クリアランスは1〜2μmである。さらに、ステップ軸受3の材質は鉄銅錫系(Fe50%,Cu−Sn50%)である。なお、軸受隙間10には、潤滑流体として粘度がVG22の合成炭化水素系オイルが充填されている。
図7又は図8に示す軸受装置1によれば、回転軸4の下端部4cと、ステップ軸受3の下端面3bと、軸受ホルダ2と、に囲まれた空間に溜まった空気を、空気排出溝30を通じて外部に排出することができ、ひいては軸受隙間10に充填された潤滑流体(特に、ステップ溝20に存在する潤滑流体)の漏れ出しを適切に防止することができた。なお、ステップ軸受3の片側端面近くに真円部を部分的に設けたタイプの軸受を有する軸受装置であっても、本発明を適用することで、同様の効果を得ることができる。
本発明に係る軸受装置は、含油軸受部材内面と回転軸との隙間に存在する潤滑油の漏れ出しを防止しうるものとして有用である。
本発明の実施の形態に係る軸受装置の機械構造を示す断面図である。 図1(b)の横断面図において、ステップ溝と空気排出溝との関係式に関する追加条件を説明するための説明図である。 本発明の実施の形態に係る軸受装置の機械構造を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係る軸受装置のステップ軸受の製造方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の他の実施の形態に係る軸受装置の機械構造を示す横断面図である。 本発明の他の実施の形態に係る軸受装置の機械構造を示す横断面図である。 本発明の実施例に係る軸受装置の機械構造を説明するための斜視断面図である。 本発明の実施例に係る軸受装置の機械構造を説明するための斜視断面図である。 従来のステップ動圧軸受装置の機械構造を示す横断面図である。 従来のステップ動圧軸受装置の機械構造を示す縦断面図である。
符号の説明
1 軸受装置
2 軸受ホルダ
3 ステップ軸受
3a ステップ軸受面
4 回転軸
4a 下端面
4b エッジ部
4c 下端部
5 スラスト軸受
5a スラスト軸受面
10 軸受隙間
20 ステップ溝
30 空気排出溝

Claims (6)

  1. 回転軸を回転可能に支持する軸受孔が形成された円筒形の含油軸受と、
    前記含油軸受が内孔に固定された軸受ホルダと、を有し、
    前記含油軸受の内周面に軸方向の第1の溝が形成された軸受装置において、
    前記含油軸受の外周面又は前記軸受ホルダの内周面の少なくともいずれか一方の面に軸方向の第2の溝が形成され、
    前記第2の溝は、前記第1の溝よりも深さが深くなるように形成されているとともに、
    単一の前記第2の溝は、単一の前記第1の溝よりも断面積が広くなるように形成されていることを特徴とする軸受装置。
  2. 前記第2の溝は、さらに、前記第1の溝よりも総断面積が広くなるように形成されていることを特徴とする請求項1記載の軸受装置。
  3. 複数の前記第2の溝のうちの一部は、他よりも深さが浅くなるように形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の軸受装置。
  4. 複数の前記第2の溝のうちの一部は、他よりもポーラスが粗くなるように形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか記載の軸受装置。
  5. 前記第1の溝と前記第2の溝は、対向しない位置に配置されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか記載の軸受装置。
  6. 前記第1の溝は、径方向にステップ状に突出するステップ溝であることを特徴とする請求項1から5のいずれか記載の軸受装置。
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