JPH04219522A - 軸受装置 - Google Patents

軸受装置

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Publication number
JPH04219522A
JPH04219522A JP31221190A JP31221190A JPH04219522A JP H04219522 A JPH04219522 A JP H04219522A JP 31221190 A JP31221190 A JP 31221190A JP 31221190 A JP31221190 A JP 31221190A JP H04219522 A JPH04219522 A JP H04219522A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
lubricating oil
sintered alloy
shaft
impregnated
Prior art date
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Pending
Application number
JP31221190A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimiaki Matsukawa
公映 松川
Koji Naemura
康次 苗村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP31221190A priority Critical patent/JPH04219522A/ja
Publication of JPH04219522A publication Critical patent/JPH04219522A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、潤滑油が含浸された焼結合金によって軸を
支承する軸受装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第5図および第6図は例えば特開昭60−211121
号公報に示されるこの種従来の軸受装置の構成をそれぞ
れ示す断面図である。図において、(1)は軸、(2)
は潤滑油が含浸された焼結合金で成り軸(1)を支承す
る軸受である。
次に動作について説明する。軸(1)が回転するにつれ
て、焼結合金中に含浸された潤滑油は、熱膨張あるいは
ポンプ作用により軸(1)と軸受(2)との界面に浸出
し、無負荷部から負荷部に摺動面を伝わって流れ、圧力
を発生して一部は摺動面を循環し、残部は圧力最大点を
中心として負荷側から軸受(2)の焼結合金中に再び含
浸され、焼結合金中を通って無負荷側に移動する。この
ような潤滑油の循環によって負荷は支承される。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の軸受装置は以上のように構成されているので、軸
(1)の回転に伴って潤滑油が飛散し油切れを起して、
摩擦損失が大きくなったり、焼付きを発生する等の問題
点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、潤滑油が飛散しても潤滑油を漸次自力で補給
して、摩擦損失の増大および焼付きの発生を防止し寿命
の長い軸受装置を得ることを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る請求項第1項の軸受装置は、焼結合金部
とハウジングとの間に潤滑油を貯溜する貯油部を形成し
たものであり、又、請求項第2項の軸受装置は、焼結合
金部とハウジングとの間に潤滑油を含んだ吸湿部材を備
えたものである。
〔作用〕
この発明における貯油部ならびに吸湿部材は、潤滑油を
それぞれ貯溜し焼結合金部中の潤滑油の不足分を補給す
る。
〔発明の実施例〕 以下、この発明の一実施例における軸受装置を図につい
て説明する。第1図および第2図において、(1)は軸
、(2)は潤滑油が含浸され軸(1)を支承する焼結合
金部、(3)はこの焼結合金部(2)の外周を囲繞して
保持するハウジング、(4)は焼結合金部(2)の外周
上複数ヵ所に設けられた凹部(4a)とハウジング(3
)の内周面との間に形成され、内部に潤滑油が貯溜され
た貯油部である。
次に、上記のように構成されたこの発明の一実施例にお
ける軸受装置の動作について説明する。
従来装置と同様に、軸(1)が回転するにつれて、焼結
合金部(2)中に含浸された潤滑油は、熱膨張あるいは
ポンプ作用により軸(1)と焼結合金部(2)との界面
に浸出し、無負荷部から負荷部に摺動面を伝わって流れ
、圧力を発生して一部は摺動面を循環し、残部は圧力最
大点を中心として負荷側から焼結合金部(2)中に再び
含浸され、焼結合金部(2)中を通って無負荷側に移動
する。ところが、摺動面を循環する潤滑油の一部は軸(
1)の回転に伴つて飛散してしまうので潤滑油の量か減
少するが、焼結合金部(2)空孔率により含浸油量は決
まってしまうため、飛散した潤滑油と同量の潤滑油が貯
油部(4)から補給され、油切れを起して摩擦損失が大
きくなったり焼付きが発生する等を防止する。又、ハウ
ジング(3)は貯油部(4)内の潤滑油や焼結合金部(
2)中に含浸された潤滑油が外周部から蒸発するのを防
止する役目も果す。
次に、この発明の他の実施例を図について説明する。第
3図はこの発明の他の実施例における軸受装置の構成を
示す断面図、第4図は第3図における線IV−IVに沿
う断面を示す断面図である。図において、軸(1)、焼
結合金部(2)およびハウシング(3)は第1図および
第2図に示す一実施例における軸受装置のものと同様で
ある。(5)はハウジング(3)の内周面軸方向に形成
される凹部で、円周上に数個所設けられている。(6)
は凹部(5)に収納される例えばフェルト、綿等の吸湿
部材で、潤滑油が含浸されている。
上記のように構成されたこの発明の他の実施例における
軸受装置は、第1図および第2図に示した一実施例にお
ける軸受装置と同様、吸湿部材(6)内に含浸された潤
滑油が焼結合金部(2)で失われる潤滑油と同量だけ補
給され、油切れを起して摩擦損失が大きくなったり焼付
が発生する等の不具合を防止する。又、潤滑油が吸湿部
材(6)内に含浸されているので、焼結合金部(2)と
ハウジング(3)との間から流れ落ちたり蒸発しにくい
ため、潤滑油を長時間貯溜することができるようになり
さらに長寿命化が可能となる。
さらに、凹部(5)は焼結合金部(2)およびハウジン
グ(3)のいずれに形成しても同様の効果を奏するが、
実施例のように材質的に加工しやすいハウシング(3)
側に形成した方が工作上有利となる。
尚、上記各実施例は軸(1)が回転する場合について説
明したが、軸(1)が軸方向に摺動する場合に適用して
も同様の効果を奏し得ることは言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば焼結合金部とハウジン
グとの間に、潤滑油を貯溜する貯油部を形成し、又、焼
結合金部とハウジングとの間に、潤滑油を含んだ吸湿部
材を備えたので、潤滑油が飛散しても潤滑油を漸次自力
で補給して、摩擦損失の増大および焼付きの発生を防止
し寿命の長い軸受装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例における軸受装置の構成を
示す断面図、第2図は第1図における線II−IIに沿
う断面を示す断面図、第3図はこの発明の他の実施例に
おける軸受装置の構成を示す断面図、第4図は第3図に
おける線IV−IVに沿う断面を示す断面図、第5図は
従来の軸受装置の構成を示す断面図、第6図は第5図に
おける線VI−VIに沿う断面を示す断面図である。 図において、(1)は軸、(2)は焼結合金部、(3)
はハウジング,(4)は貯油部、(5)は凹部、(6)
は吸湿部材である。 尚、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。 代理人 弁理士 大岩増雄

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】潤滑油を含み軸を支承する焼結合金部と、
    こ の焼結合金部を保持するハウジングと、上記焼結合金部
    とハウジングとの間に形成され上記潤滑油を貯溜する貯
    油部とを備えたことを特徴とする軸受装置。
  2. 【請求項2】潤滑油を含み軸を支承する焼結合金部と、
    こ の焼結合金部を保持するハウジングと、上記焼結合金部
    とハウジングとの間に形成された凹部に収納され上記潤
    滑油を含んだ吸湿部材とを備えたことを特徴とする軸受
    装置。
JP31221190A 1990-10-02 1990-11-16 軸受装置 Pending JPH04219522A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31221190A JPH04219522A (ja) 1990-10-02 1990-11-16 軸受装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26547890 1990-10-02
JP2-265478 1990-10-02
JP31221190A JPH04219522A (ja) 1990-10-02 1990-11-16 軸受装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04219522A true JPH04219522A (ja) 1992-08-10

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ID=26546989

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31221190A Pending JPH04219522A (ja) 1990-10-02 1990-11-16 軸受装置

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JP (1) JPH04219522A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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