JPH09236160A - 遊星ローラ式動力伝達装置 - Google Patents

遊星ローラ式動力伝達装置

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JPH09236160A
JPH09236160A JP18966696A JP18966696A JPH09236160A JP H09236160 A JPH09236160 A JP H09236160A JP 18966696 A JP18966696 A JP 18966696A JP 18966696 A JP18966696 A JP 18966696A JP H09236160 A JPH09236160 A JP H09236160A
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JP
Japan
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carrier
fixed ring
input shaft
power transmission
planetary roller
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Withdrawn
Application number
JP18966696A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Kawase
達夫 川▲瀬▼
Takashi Nozaki
孝志 野▲崎▼
Tomoaki Makino
智昭 牧野
Satoshi Utsunomiya
聡 宇都宮
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NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH09236160A publication Critical patent/JPH09236160A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/04Features relating to lubrication or cooling or heating
    • F16H57/048Type of gearings to be lubricated, cooled or heated
    • F16H57/0487Friction gearings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)
  • Friction Gearing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 固定輪の転走面に積極的に潤滑剤を供給して
潤滑性能の向上を図る。 【解決手段】 固定輪1と、該固定輪1に同心状に内挿
される入力軸3或いは当該入力軸3の軸端に一体に設け
た太陽ローラ2と、固定輪1と入力軸3或いは太陽ロー
ラ2との間に圧接状態に配される複数の遊星ローラ4
と、入力軸3の回転に伴って自転および公転する遊星ロ
ーラ4を保持し、遊星ローラ4の公転回転を出力軸5に
伝達するキャリア6とを備えた遊星ローラ式動力伝達装
置において、キャリア6の外周面に複数の潤滑剤だまり
9を設けてなるものである。また、キャリア6の外周面
に複数の含油部材10を固定輪1の転走面に接触するよ
うに設けてなるものである。更に、キャリア6の外周面
に複数の凹所12を形成し、この凹所12にローラ(ま
たはボール)13を固定輪1の転走面に対して転がり接
触または転がり・すべり接触するように設けてなるもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊星ローラがキャ
リアとすべり接触することにより遊星ローラの公転をキ
ャリアに伝達する遊星ローラ式動力伝達装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から知られている遊星ローラ式動力
伝達装置の一例を図9〜図11について説明する。
【0003】図9〜図11において、1は固定輪、2は
固定輪1に同心状に内挿される入力軸3の軸端に一体に
設けた太陽ローラ、4は固定輪1と太陽ローラ2との間
に圧接状態に配される複数(例えば4個)の遊星ローラ
で、入力軸3と同軸状に配置される出力軸5の軸端に一
体に設けたベルエンド状のキャリア6に設けられた複数
(遊星ローラと同数)のキャリアポケット7に夫々収容
される。キャリアポケット7は、遊星ローラ4よりもわ
ずかに大径で、遊星ローラ4のピッチ円直径上に等間隔
に配設されているとともに、軸方向に延在してキャリア
6の一端面に開口する。
【0004】このような構成において、入力軸3が回転
することによって、太陽ローラ2との間の摩擦接触によ
って各々の遊星ローラ4が自転しながら公転し、これに
よってキャリア6が遊星ローラ4とのすべり接触により
遊星ローラ4の公転回転数でもって回転することで出力
軸5へ動力伝達を行なうようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記遊星ロ
ーラ式動力伝達装置をグリース潤滑する場合、遊星ロー
ラ4とキャリア6の公転によってグリースの大部分が軸
方向に吐き出される、いわゆる潤滑剤の押し出し現象が
起こる。その結果、転がり・すべり接触部は微量のグリ
ースで潤滑されることになり、潤滑剤不足または微量の
グリースが高温にさらされることによるグリースの熱劣
化のため、油膜切れを起こし摩擦・摩耗が増加すること
となる。
【0006】本発明は、前記従来の問題に鑑みてなされ
たもので、固定輪の転走面に積極的に潤滑剤を供給して
潤滑性能の向上を図る遊星ローラ式動力伝達装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前述した目的を
達成するため、次のような構成を採用したことを特徴と
する。
【0008】すなわち、本発明は、固定輪と、該固定輪
に同心状に内挿される入力軸或いは当該入力軸の軸端に
一体に設けた太陽ローラと、固定輪と入力軸或いは太陽
ローラとの間に圧接状態に配される複数の遊星ローラ
と、入力軸の回転に伴って自転および公転する遊星ロー
ラを保持し、遊星ローラの公転回転を出力軸に伝達する
キャリアとを備えた遊星ローラ式動力伝達装置におい
て、前記キャリアの外周面に複数の潤滑剤だまりを設け
てなるものである。
【0009】また、前記キャリアの外周面に複数の含油
部材を前記固定輪の転走面に対して接触するよう設けて
なるものである。
【0010】更に、前記キャリアの外周面に複数の凹所
を形成し、この凹所にローラまたはボールを前記固定輪
の転走面に対して転がり接触または転がり・すべり接触
するように設けてなるものである。
【0011】前記構成において、キャリアの外周面に潤
滑剤だまりを設けたので、キャリアが遊星ローラの公転
運動に連動して、固定輪の内部で回転することにより、
キャリアの外周面に設けられた潤滑剤だまりに保持され
る潤滑剤が固定輪の転走面に供給されるようになる。
【0012】また、キャリアの外周面に固定輪の転走面
に接触するように潤滑部材を設けたので、キャリアが遊
星ローラの公転運動に連動して、固定輪の内部で回転す
ることにより、キャリアの外周面に設けた含油部材に含
まれる潤滑油が固定輪の転走面に供給されるようにな
る。
【0013】更に、前記キャリアの外周面に複数の凹所
を形成し、この凹所にローラまたはボールを前記固定輪
の転走面に対して転がり接触または転がり・すべり接触
するように設けたので、キャリアが遊星ローラの公転運
動に連動して、固定輪の内部で回転することにより、ロ
ーラまたはボールが転がり運動し、この転がり運動によ
り軸方向に漏れ出た潤滑剤が固定輪の転走面に引き入れ
られるとともに、ローラまたはボールと凹所とのすきま
(またはボ−ル間のすきま)が潤滑だまりとなってロー
ラまたはボールの転がりに伴い潤滑油が固定輪の転走面
に供給されようになる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0015】本発明の遊星ローラ式動力伝達装置の基本
的構成は、図8〜図11に示したものと同一であり、固
定輪1、太陽ローラ2、入力軸3、複数の遊星ローラ
4、出力軸5、キャリア6で構成される。
【0016】図1は、本発明の第1の実施の形態の遊星
ローラ式動力伝達装置のキャリア6を示している。この
キャリア6は、出力軸5の軸端に一体に設けられたもの
で、遊星ローラ4を収容する複数(例えば4個)のキャ
リアポケット7が円周等配位置に設けられているととも
に、円周方向に隣り合ったキャリアポケット7間に形成
される柱8の外周面には潤滑剤だまり9が設けられてい
る。キャリアポケット7は、遊星ローラ4よりわずかに
大径で、軸方向に延在してキャリア6の一端面に開口す
る。潤滑剤だまり9は、柱8の外周面を矩形状に陥没し
て形成され、グリース等の潤滑剤が多量に保持される。
【0017】前記構成において、キャリア6が遊星ロー
ラ4の公転運動に連動して、固定輪1の内部で回転する
ことにより、キャリア6の外周面に設けられた潤滑剤だ
まり9に保持される潤滑剤が固定輪1の転走面に供給さ
れるようになる。これによって固定輪1の転走面に潤滑
油膜が形成されつづけ、固定輪1の転走面の潤滑が充分
になされる。
【0018】前記潤滑剤だまり9の形態は実施に際して
種々の変更を加えることができる。例えば、図2はキャ
リア6の外周面に軸方向溝として形成した潤滑剤だまり
9を示しており、図3はキャリア6の外周面に周方向溝
として形成した潤滑剤だまり9を示しており、図4はキ
ャリア6の外周面にスパイラル溝として形成した潤滑剤
だまり9を示している。なお、図4に示されるスパイラ
ル溝の潤滑剤だまり9は、単に潤滑剤を保持するだけで
なく、遊星ローラ4とキャリア6の公転によって軸方向
に漏れ出た潤滑剤をポンプ作用によって固定輪1の転送
面に引き入れる役割もある。これにより、遊星ローラ式
動力伝達装置を縦にして使用する場合、重力の影響によ
って落下した潤滑剤でも固定輪1の転送面に戻すことが
できて潤滑条件を向上させる。
【0019】図5は、本発明の第2の実施の形態の遊星
ローラ式動力伝達装置のキャリア6を示している。この
キャリア6は、出力軸5の軸端に一体に設けられたもの
で、遊星ローラ4を収容する複数(例えば4個)のキャ
リアポケット7が円周等配位置に設けられているととも
に、円周方向に隣り合ったキャリアポケット7間に形成
される柱8の外周面には含油部材10が固定輪1の転走
面に対して接触するように設けられている。キャリアポ
ケット7は、遊星ローラ4よりわずかに大径で、軸方向
に延在してキャリア6の一端面に開口する。含油部材1
0は、例えば多孔質状に形成した潤滑油保持機能に優れ
る部材に潤滑油を含浸させたもの(含油焼結金属等)
で、略直方体形状に形成され、固定輪1の転走面に接触
する上面が凸円周面状をなし、柱8の外周面を矩形状に
陥没して形成された凹所11に固定輪1の転走面に接触
するように一部を突出して嵌合固定されている。また、
含油部材10として、合成樹脂基材に潤滑成分を分散保
持させた含油樹脂を用いることもできる。
【0020】前記構成において、キャリア6が遊星ロー
ラ4の公転運動に連動して、固定輪1の内部で回転する
ことにより、キャリア6の外周面に設けた含油部材10
が固定輪1の転送面にすべり接触するため、含油部材1
0に含まれる潤滑油が固定輪1の転走面に供給されるよ
うになる。これによって固定輪1の転走面に潤滑油膜が
形成されつづけ、固定輪1の転走面の潤滑が充分になさ
れる。
【0021】前記含油部材10の形態は実施に際して種
々の変更を加えることができる。例えば、図6は円柱形
状の含油部材10を示しており、これに対応できるよう
にキャリア6の外周面には一部を切欠いた円柱面孔形状
の凹所11が形成され、この凹所11に固定輪1の転走
面に接触するように一部を突出して嵌合固定されてい
る。円柱形状の含油部材10は、キャリア6が遊星ロー
ラ4の公転運動に連動して、固定輪1の内部で回転する
ことにより、固定輪1の転送面にすべり接触して含まれ
る潤滑油を固定輪1の転走面に供給するようになってい
る。
【0022】図7は、本発明の第3の実施の形態の遊星
ローラ式動力伝達装置を示している。この遊星ローラ式
動力伝達装置は、キャリア6の外周面に複数の一部を切
欠いた円柱面孔形状(または一部を切欠いた球面孔形
状)の凹所12を形成し、この凹所12に潤滑ローラ
(または潤滑ボール)13が固定輪1の転送面に対して
転がり接触(または転がり・すべり接触)するように嵌
め込まれている。潤滑ローラ(または潤滑ボール)13
は、固定輪1の転送面に接触することで大きな法線力が
作用しないように剛性の低い材料、例えばホリアミド
(PA66)、ポリアセタール(POM)、ポリエーテ
ルエーテルケトン(PEEK)、ホリアミドイミド(P
AI)ポリイミド(PI)等の合成樹脂、フェルト等の
潤滑剤保持機能に優れた材料で成形する。
【0023】前記構成において、キャリア6が遊星ロー
ラ4の公転運動に連動して、固定輪1の内部で回転する
ことにより、潤滑ローラ(または潤滑ボール)13が転
がり運動し、この潤滑ローラ(または潤滑ボール)13
の転がり運動により該潤滑ローラ(または潤滑ボール)
13が接触している他の空間にある潤滑剤を転送面に運
ぶ機会が増すため、遊星ローラ4とキャリア6の公転に
よって軸方向に漏れ出た潤滑剤が固定輪1の転走面に引
き入れられるようになるとともに、潤滑ローラ(または
潤滑ボール)13と凹所12との隙間(または潤滑ボー
ル間の隙間)が潤滑だまりとなって潤滑ローラ(または
潤滑ボール)13の転がりに伴い潤滑油が固定輪1の転
走面に供給されるようになる。これによって固定輪1の
転走面に潤滑油膜が形成されつづけ、固定輪1の転走面
の潤滑が充分になされる。また、潤滑ローラ(または潤
滑ボール)13が固定輪1の転送面に転がり接触するこ
とでキャリア6の回転が固定輪1によって案内されるた
め、キャリア6と入力軸4の軸心のずれが防止されてキ
ャリア6と遊星ローラ4との間の摩擦・摩耗を抑えるこ
とができる。更に、潤滑ローラ(または潤滑ボール)1
3は公転し乍ら自転して同じ部分が固定輪1の転送面に
接触し続けないため、固定輪1の転送面全体での潤滑塗
布作用の平均化も期待できる。
【0024】図8は、図7に示される本発明の第3の実
施の形態の変形例を示しており、潤滑ローラ(または潤
滑ボール)13を固定輪1の転送面と遊星ローラ4に接
触するように設けたもので、これによって潤滑ローラ
(または潤滑ボール)13の転がりに伴い潤滑油が固定
輪1の転走面と遊星ローラ4に供給されるようになり、
固定輪1の転走面の潤滑がより充分になされる。
【0025】なお、以上の各実施の形態では、固定輪1
と入力軸3の軸端に一体に設けられた太陽ローラ2との
間に遊星ローラ4を配するようにしているが、入力軸3
の軸端に太陽ローラ2を設けず、固定輪1と入力軸3の
軸端との間に遊星ローラ4を配するようにしてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
キャリアの外周面に複数の潤滑剤だまりを設けることに
より、潤滑剤だまりに保持された潤滑剤により固定輪の
転走面に潤滑油膜が形成されつづけて充分な潤滑がなさ
れ、長期にわたって所期の性能を維持することができ
る。
【0027】また、キャリアの外周面に複数の含油部材
を固定輪の転走面に接触するように設けることにより、
含油部材に含まれる潤滑油により固定輪の転走面に潤滑
油膜が形成されつづけて充分な潤滑がなされ、長期にわ
たって所期の性能を維持することができる。
【0028】更に、キャリアの外周面に複数のローラま
たはボールを固定輪の転走面に対して転がり接触または
転がり・すべり接触するように設けることにより、ロー
ラまたはボールの転がり運動により軸方向に漏れ出た潤
滑剤が固定輪の転走面に引き入れられるとともに、ロー
ラまたはボールと凹所とのすきま(またはボール間のす
きま)が潤滑だまりとなってローラまたはボールの転が
りに伴い潤滑油が固定輪の転走面に供給され、これによ
り固定輪の転走面に潤滑油膜が形成されつづけて充分な
潤滑がなされ、長期にわたって所期の性能を維持するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の遊星ローラ式動力
伝達装置におけるキャリアを示し、(a)は正面断面
図、(b)は斜視図である。
【図2】図1における潤滑剤だまりの形態に変更を加え
たキャリアを示し、(a)は正面断面図、(b)は斜視
図である。
【図3】図1における潤滑剤だまりの形態に変更を加え
たキャリアを示し、(a)は正面断面図、(b)は斜視
図である。
【図4】図1における潤滑剤だまりの形態に変更を加え
たキャリアを用いた遊星ローラ式動力伝達装置を示す一
部を削除した斜視図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の遊星ローラ式動力
伝達装置におけるキャリアを示し、(a)は正面断面
図、(b)は斜視図である。
【図6】図5における含油部材の形態に変更を加えたキ
ャリアを示し、(a)は正面断面図、(b)は斜視図で
ある。
【図7】本発明の第3の実施の形態の遊星ローラ式動力
伝達装置を示す正面図である。
【図8】図7における遊星ローラ式動力伝達装置の変形
例を示す正面図である。
【図9】従来の遊星ローラ式動力伝達装置を示す斜視図
である。
【図10】図9の正面図である。
【図11】図10のA−Aに沿った断面図である。
【符号の説明】
1 固定輪 2 太陽ローラ 3 入力軸 4 遊星ローラ 5 出力軸 6 キャリア 7 キャリアポケット 8 柱 9 潤滑剤だまり 10 含油部材 11 凹所 12 凹所 13 潤滑ローラまたは潤滑ボール

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定輪と、該固定輪に同心状に内挿され
    る入力軸或いは当該入力軸の軸端に一体に設けた太陽ロ
    ーラと、固定輪と入力軸或いは太陽ローラとの間に圧接
    状態に配される複数の遊星ローラと、入力軸の回転に伴
    って自転および公転する遊星ローラを保持し、遊星ロー
    ラの公転回転を出力軸に伝達するキャリアとを備えた遊
    星ローラ式動力伝達装置において、 前記キャリアの外周面に複数の潤滑剤だまりを設けたこ
    とを特徴とする遊星ローラ式動力伝達装置。
  2. 【請求項2】 前記潤滑剤だまりを、軸方向に漏れ出た
    潤滑剤をキャリアの回転に伴って前記固定輪の転走面に
    引き入れる作用を有するスパイラル溝としたことを特徴
    とする請求項1の遊星ローラ式動力伝達装置。
  3. 【請求項3】 固定輪と、該固定輪に同心状に内挿され
    る入力軸或いは当該入力軸の軸端に一体に設けた太陽ロ
    ーラと、固定輪と入力軸或いは太陽ローラとの間に圧接
    状態に配される複数の遊星ローラと、入力軸の回転に伴
    って自転および公転する遊星ローラを保持し、遊星ロー
    ラの公転回転を出力軸に伝達するキャリアとを備えた遊
    星ローラ式動力伝達装置において、 前記キャリアの外周面に複数の含油部材を前記固定輪の
    転走面に対して接触するように設けたことを特徴とする
    遊星ローラ式動力伝達装置。
  4. 【請求項4】 固定輪と、該固定輪に同心状に内挿され
    る入力軸或いは当該入力軸の軸端に一体に設けた太陽ロ
    ーラと、固定輪と入力軸或いは太陽ローラとの間に圧接
    状態に配される複数の遊星ローラと、入力軸の回転に伴
    って自転および公転する遊星ローラを保持し、遊星ロー
    ラの公転回転を出力軸に伝達するキャリアとを備えた遊
    星ローラ式動力伝達装置において、 前記キャリアの外周面に凹所を形成し、この凹所にロー
    ラまたはボールを前記固定輪の転走面に対して転がり接
    触または転がり・すべり接触するように設けたことを特
    徴とする遊星ローラ式動力伝達装置。
  5. 【請求項5】 前記ローラまたはボールを遊星ローラに
    対しても転がり接触または転がり・すべり接触するよう
    に設けたことを特徴とする請求項4の遊星ローラ式動力
    伝達装置。
JP18966696A 1995-12-28 1996-07-18 遊星ローラ式動力伝達装置 Withdrawn JPH09236160A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18966696A JPH09236160A (ja) 1995-12-28 1996-07-18 遊星ローラ式動力伝達装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7-343559 1995-12-28
JP34355995 1995-12-28
JP18966696A JPH09236160A (ja) 1995-12-28 1996-07-18 遊星ローラ式動力伝達装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09236160A true JPH09236160A (ja) 1997-09-09

Family

ID=26505599

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18966696A Withdrawn JPH09236160A (ja) 1995-12-28 1996-07-18 遊星ローラ式動力伝達装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH09236160A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012211657A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Makita Corp 動力工具
US8888642B2 (en) 2011-03-31 2014-11-18 Makita Corporation Power tool

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012211657A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Makita Corp 動力工具
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Effective date: 20031007