JP5393276B2 - 撮像レンズおよび撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像レンズおよび撮像装置に関し、より詳しくは、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子を用いた車載用カメラ、携帯端末用カメラ、監視カメラ等に使用されるのに好適な撮像レンズ、および該撮像レンズを備えた撮像装置に関するものである。
CCDやCMOS等の撮像素子は近年非常に小型化及び高画素化が進んでいる。それとともに、これら撮像素子を備えた撮像機器本体も小型化が進み、それに搭載される撮像レンズにも良好な光学性能に加え、小型化、軽量化が求められている。
一方、車載用カメラや監視カメラなどでは、高い耐候性を持ちながら寒冷地の外気から熱帯地方の夏の車内まで広い温度範囲で使用可能であり、夜間でも使用可能なようにFナンバーが小さく、高性能のレンズが求められている。
本出願人は、上記分野で使用可能な撮像レンズとして、接合レンズを含む6枚構成のレンズ系を特願2007−236445号、特願2008−59127号において提案している。また、従来知られている上記分野の撮像レンズとしては、下記特許文献1〜4に記載のものがある。特許文献1には、負、正、負、正、正のレンズ配置からなる5枚構成の撮像レンズが記載されている。特許文献2には、非球面レンズを含む前群と、正の屈折力を有する後群とからなる6枚構成の撮像レンズが記載されている。特許文献3には、長いバックフォーカスを有する6枚構成の撮像レンズが記載されている。特許文献4には、最も像側に接合レンズが配置された6枚構成の撮像レンズが記載されている。
特許第3723654号明細書 特開2005−24969号公報 特許第3723637号公報 特許第3478643号公報
しかしながら、特許文献1に記載のものは5枚構成であり、レンズ枚数が6枚以上のものと比べると収差補正の点で改良の余地がある。
特許文献2のレンズは、非球面レンズを用いているが、非球面レンズの材質として樹脂を用いると、温度変化による性能変化が現れやすいため、広い温度範囲で使用する際に問題となる虞がある。このことから、ガラスを材質とすることが好ましいが、非球面レンズをガラスで製作する場合は、ガラスモールド非球面レンズとなり、高価になってしまう。
特許文献3、4に記載のレンズは、ガラスの球面レンズのみを使用しているため、ガラスモールド非球面レンズを採用する場合に比べて価格的に有利である。しかし、特許文献3に記載のレンズは、全長が長いため十分な小型化が図られたものとはいえない。特許文献4に記載のレンズは、比較的小型化が図られてはいるものの、Fナンバーが2.8であり、車載用や監視用のカメラとしては用いるには若干暗い光学系となっている。
一方、上記のような撮像装置では、各レンズ面やCCD等の撮像面での反射により像面にゴーストが発生することがある。ゴーストの程度によっては、画像を正しく認識できなくなる虞があるため、特に前方を撮影して画像処理を行う監視用カメラや車載用カメラ等の撮像装置では、ゴーストを抑制することが要望されている。
本発明は、上記事情に鑑み、Fナンバーが小さく、低コスト化および小型化が図られ、良好な像を得ることが可能な撮像レンズ、および該撮像レンズを備えた撮像装置を提供することを目的とするものである。
本発明の撮像レンズは、物体側から順に、像側に凹面を向けた負のパワーを持つ第1レンズと、正のパワーを持つ第2レンズと、絞りと、負のパワーを持つ第3レンズと、正のパワーを持つ第4レンズと、像側に凸面を向けた正のパワーを持つ第5レンズと、負のパワーを持つ第6レンズとからなり第3レンズのd線に対するアッベ数が30より小さく、第3レンズの像側の面の曲率半径をR3rとし、第4レンズの物体側の面の曲率半径をR4fとし、第5レンズと第6レンズの光軸上の空気間隔をD11とし、全系の焦点距離をfとしたとき、下記条件式(1)、(13A)を満足することを特徴とするものである。
|R3r/R4f|<1.0 … (1)
0.1<D11/f<3.0 … (13A)
本発明の第1の撮像レンズは、上記のように各レンズの構成を好適に選択することにより、小型でFナンバーが小さな光学系を得るのに有利となり、必ずしも非球面を用いない構成が可能であるため、低コスト化を図ることができる。また、本発明の第1の撮像レンズは、条件式(1)を満たすように構成することで、像面湾曲の補正およびゴーストの抑制に有利となる。
本発明の撮像レンズにおいては、第3レンズが両凹レンズであることが好ましい。
また、本発明の撮像レンズにおいては、下記条件式(2)〜(12)を満足することが好ましい。なお、好ましい態様としては、下記条件式(2)〜(12)のいずれか1つの式を満足するものでもよく、あるいは任意の組合せを満足するものでもよい。
3456/f>0.8 … (2)
0.6<f/f<1.2 … (3)
−2.0<f/f<−0.6 … (4)
−1.5<f/f<−0.5 … (5)
−1.2<R9/f<−0.5 … (6)
0.5<f/f<1.5 … (7)
2.0<L/f<4.5 … (8)
0.2<Bf/f<1.5 … (9)
1.0<f 56 /f … (10)
1.0<|f 34 /f| … (11)
1.0<R1/f<2.0 … (12)
ただし、
f:全系の焦点距離
:第3レンズの焦点距離
:第4レンズの焦点距離
:第5レンズの焦点距離
:第6レンズの焦点距離
34 :第3レンズと第4レンズの合成焦点距離
56 :第5レンズと第6レンズの合成焦点距離
3456:第3レンズから第6レンズまでの合成焦点距離
R1:第1レンズの物体側の面の曲率半径
R9:第4レンズの像側の面の曲率半径
L:最も物体側のレンズの物体側の面から像面までの光軸上の距離(バックフォーカス分は空気換算長)
Bf:最も像側のレンズの像側の面から像面までの空気換算長での光軸上の距離
さらに、本発明の撮像レンズにおいては、各レンズのアッベ数を以下のように設定することが好ましい。なお、好ましい態様としては、いずれか1つのレンズのアッベ数が以下のように設定されていてもよく、あるいは任意の組合せが以下のように設定されていてもよい。第1レンズのd線(波長587.6nm)に対するアッベ数が40以上であることが好ましい。第2レンズのd線に対するアッベ数が32より大きいことが好ましい。第4レンズのd線に対するアッベ数が35以上であることが好ましい。第5レンズのd線に対するアッベ数が35以上であることが好ましい。第6レンズのd線に対するアッベ数が30以下であることが好ましい。
なお、本発明において、「曲率半径」の符号は、物体側に凸の場合を正、像側に凸の場合を負とするものとする。
本発明の撮像装置は、上記記載の本発明の撮像レンズを備えたことを特徴とするものである。
本発明の撮像レンズによれば、6枚からなるレンズ系において、第3レンズのアッベ数および各レンズの形状、パワー等の構成を好適に設定し、条件式(1)、(13A)を満足するようにしているため、小さなFナンバーと小型化、および低コスト化を実現しつつ、良好な像を得ることができる。
本発明の撮像装置によれば、上記本発明の撮像レンズを備えているため、車載用や監視用等の用途に好適であり、小型で低コストに作製可能で、良好な像を得ることができる。
本発明の第1の実施形態に関連する撮像レンズの光路図 本発明に関連する参考の実施形態である第2の実施形態にかかる撮像レンズの光路図 本発明に関連する参考例1にかかる撮像レンズのレンズ構成を示す断面図 本発明に関連する参考例2にかかる撮像レンズのレンズ構成を示す断面図 本発明に関連する参考例3にかかる撮像レンズのレンズ構成を示す断面図 本発明に関連する参考例4にかかる撮像レンズのレンズ構成を示す断面図 本発明に関連する参考例5にかかる撮像レンズのレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例6にかかる撮像レンズのレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例7にかかる撮像レンズのレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例8にかかる撮像レンズのレンズ構成を示す断面図 本発明に関連する参考例9にかかる撮像レンズのレンズ構成を示す断面図 本発明に関連する参考例10にかかる撮像レンズのレンズ構成を示す断面図 本発明に関連する参考例11にかかる撮像レンズのレンズ構成を示す断面図 本発明に関連する参考例12にかかる撮像レンズのレンズ構成を示す断面図 図15(A)〜図15(D)は本発明に関連する参考例1にかかる撮像レンズの各収差図 図16(A)〜図16(D)は本発明に関連する参考例2にかかる撮像レンズの各収差図 図17(A)〜図17(D)は本発明に関連する参考例3にかかる撮像レンズの各収差図 図18(A)〜図18(D)は本発明に関連する参考例4にかかる撮像レンズの各収差図 図19(A)〜図19(D)は本発明に関連する参考例5にかかる撮像レンズの各収差図 図20(A)〜図20(D)は本発明の実施例6にかかる撮像レンズの各収差図 図21(A)〜図21(D)は本発明の実施例7にかかる撮像レンズの各収差図 図22(A)〜図22(D)は本発明の実施例8にかかる撮像レンズの各収差図 図23(A)〜図23(D)は本発明に関連する参考例9にかかる撮像レンズの各収差図 図24(A)〜図24(D)は本発明に関連する参考例10にかかる撮像レンズの各収差図 図25(A)〜図25(D)は本発明に関連する参考例11にかかる撮像レンズの各収差図 図26(A)〜図26(D)は本発明に関連する参考例12にかかる撮像レンズの各収差図 本発明の実施形態にかかる車載用の撮像装置の配置を説明するための図
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。まず、本発明の撮像レンズの実施形態について説明し、その後で撮像装置の実施形態について説明する。
図1に本発明の第1の実施形態に関連する撮像レンズ1のレンズ断面図を示す。なお、この図1に示す構成例は、図3に示す後述の参考例1のレンズ構成に対応している。図1では、図の左側が物体側、右側が像側であり、無限遠の距離にある物点からの軸上光束2、最大画角での軸外光束3、4も合わせて示してある。ここで、軸上光束とは光軸Z上の物点からの光束であり、軸外光束とは、光軸Z外の物点からの光束である。
図1に示すように、撮像レンズ1は、物体側から順に、像側に凹面を向けた負のパワーを持つ第1レンズL1と、正のパワーを持つ第2レンズL2と、開口絞りStと、負のパワーを持つ第3レンズL3と、正のパワーを持つ第4レンズL4と、像側に凸面を向けた正のパワーを持つ第5レンズL5と、負のパワーを持つ第6レンズL6とを備える。なお、図1における開口絞りStは、形状や大きさを表すものではなく、光軸Z上の位置を示すものである。
図1では、撮像レンズ1が撮像装置に適用される場合を考慮して、撮像レンズ1の結像位置Pimを含む像面に配置された撮像素子5も図示している。撮像素子5は、撮像レンズ1により形成される光学像を電気信号に変換するものであり、例えばCCDイメージセンサ等からなる。
また、撮像レンズ1を撮像装置に適用する際には、レンズを装着するカメラ側の構成に応じて、カバーガラスや、ローパスフィルタまたは赤外線カットフィルタ等を設けることが好ましく、図1ではこれらを想定した平行平板状の光学部材PPをレンズ系と撮像素子5との間に配置した例を示している。例えば、撮像レンズ1が、車載用カメラに使用され、夜間の視覚補助用の暗視カメラとして使用される場合には、レンズ系と撮像素子との間に紫外光から青色光をカットするようなフィルタを挿入してもよい。
なお、レンズ系と撮像素子5との間にローパスフィルタや特定の波長域をカットするような各種フィルタ等を配置する代わりに、各レンズの間にこれらの各種フィルタを配置してもよい。あるいは、撮像レンズ1が有するいずれかのレンズのレンズ面に、各種フィルタと同様の作用を有するコートを施してもよい。
撮像レンズ1では、開口絞りStが第2レンズL2と第3レンズL3の間に配置されているため、第1レンズL1の物体側の面における光線高を低くすることができる。光線高が低いと第1レンズL1の有効径が小さくなるため、第1レンズL1の外径を小さくすることができ、小型化を図ることができる。また、外径を小さくすることにより、レンズが外界に露出する面積を小さくすることができる。例えば撮像レンズ1が車載用カメラに搭載される場合、車の外観を損なわないためには外界に露出するレンズの部分は小さいことが望ましいとされており、撮像レンズ1ではこの要望を満たすように構成されている。
次に、本発明に関連する第2の実施形態にかかる撮像レンズについて説明する。図2に本発明に関連する第2の実施形態にかかる撮像レンズ21のレンズ断面図を示す。なお、この第2の実施形態は参考の実施形態であり、この図2に示す構成例は、図11に示す後述の参考例9のレンズ構成に対応している。図2も図1同様に、図の左側が物体側、右側が像側であり、無限遠の距離にある物点からの軸上光束2、最大画角での軸外光束3、4、結像位置Pimを含む像面に配置された撮像素子5、光学部材PPを合わせて示してある。
図2に示すように、撮像レンズ21は、物体側から順に、像側に凹面を向けた負のパワーを持つ第1レンズL1と、正のパワーを持つ第2レンズL2と、負のパワーを持つ第3レンズL3と、開口絞りStと、正のパワーを持つ第4レンズL4と、像側に凸面を向けた正のパワーを持つ第5レンズL5と、負のパワーを持つ第6レンズL6とを備える。すなわち、第2の実施形態にかかる撮像レンズの基本構成は、第1の実施形態にかかる撮像レンズの開口絞りStと第3レンズL3の順番を逆に配置したものである。なお、図2における開口絞りStは、形状や大きさを表すものではなく、光軸Z上の位置を示すものである。
撮像レンズ21では、開口絞りStが第3レンズL3と第4レンズL4の間に配置されている。撮像レンズ21は、図2に示すように、6枚構成のレンズ系のほぼ中間に開口絞りStを配置したものであるため、中間よりも物体側に偏った位置または中間よりも像側に偏った位置に開口絞りが配置されたレンズ系と比較すると、最も物体側のレンズの物体側の面および最も像側のレンズの像側の面の両方における光線高を低くすることができる。光線高が低いと、有効径を小さくできるため、小型化に有利である。
上記第1および第2の実施形態にかかる撮像レンズの第1レンズL1は、像側に凹面を向けた負のパワーを持つレンズである。このように構成することで、系全体を広角化することが可能になる。
上記第1および第2の実施形態にかかる撮像レンズは、下記条件式(1)を満足することが好ましい。
|R3r/R4f|<1.0 … (1)
ただし、
R3r:第3レンズL3の像側の面の曲率半径
R4f:第4レンズL4の物体側の面の曲率半径
条件式(1)の上限を上回ると、像面湾曲の補正が困難となるとともに、第4レンズL4の周辺部において、レンズ面の法線に対する入射光線の入射角が大きくなってしまい、レンズの周辺部や外周部での反射を原因としたゴーストが発生する虞がある。
また、上記第1および第2の実施形態にかかる撮像レンズは、全レンズが単レンズとして構成されていることが好ましい。全レンズを単レンズとし、接合レンズを用いない構成とすることで、低コストに製作可能であるとともに、耐環境性を高くすることができる。
さらに、上記第1および第2の実施形態にかかる撮像レンズに共通の好ましい構成とその作用効果について以下に説明する。なお、好ましい態様としては、下記の好ましい構成のいずれか1つを有するものでもよく、あるいは任意の組合せを有するものでもよい。
第1レンズL1は、像側に凹面を向けたメニスカス形状とすることが望ましく、このような形状とすることで、系全体を広角化するとともにディストーションの発生を極力抑えながら像面湾曲を良好に補正することが可能となる。
第2レンズL2は物体側に凸面を向けていることが望ましく、このような形状とすることで、像面湾曲を良好に補正することが可能となる。また、第2レンズL2は物体側の面の曲率半径の絶対値が像側の面の曲率半径の絶対値より小さいことが望ましく、このような形状とすることで、像面湾曲をさらに良好に補正することが可能となる。
第3レンズL3は両凹レンズであることが望ましく、このような形状とすることで、第3レンズL3に強い負のパワーを持たせることができ、軸上の色収差を良好に補正することが可能となる。
第4レンズL4は物体側の面の曲率半径の絶対値が像側の面の曲率半径の絶対値より大きいことが望ましく、このような形状とすることで、像面湾曲を良好に補正することが可能となる。
第5レンズL5は両凸レンズとすることが望ましく、第6レンズL6は両凹レンズもしくは物体側に凹面を向けたメニスカスレンズとすることが望ましく、第5レンズL5および第6レンズL6をこのような形状とすることで、倍率の色収差と像面湾曲を良好に補正することが可能となる。
また、下記条件式(2)〜(13)を満足することが好ましい。なお、好ましい態様としては、条件式(2)〜(13)のいずれか1つの式を満足するものでもよく、あるいは任意の組合せを満足するものでもよい。
3456/f>0.8 … (2)
0.6<f/f<1.2 … (3)
−2.0<f/f<−0.6 … (4)
−1.5<f/f<−0.5 … (5)
−1.2<R9/f<−0.5 … (6)
0.5<f/f<1.5 … (7)
2.0<L/f<4.5 … (8)
0.2<Bf/f<1.5 … (9)
1.0<f56/f … (10)
1.0<|f34/f| … (11)
1.0<R1/f<2.0 … (12)
D11/f<3.0 … (13)
ただし、
R1:第1レンズL1の物体側の面の曲率半径
R9:第4レンズL4の像側の面の曲率半径
D11:第5レンズL5と第6レンズL6の光軸上の空気間隔
f:全系の焦点距離
:第3レンズL3の焦点距離
:第4レンズL4の焦点距離
:第5レンズL5の焦点距離
:第6レンズL6の焦点距離
34:第3レンズL3と第4レンズL4の合成焦点距離
56:第5レンズL5と第6レンズL6の合成焦点距離
3456:第3レンズL3から第6レンズL6までの合成焦点距離
L:最も物体側のレンズの物体側の面から像面までの光軸Z上の距離(バックフォーカス分は空気換算長)
Bf:最も像側のレンズの像側の面から像面までの光軸Z上の距離(バックフォーカスに相当、空気換算長)
条件式(2)の下限を下回ると、像面湾曲の補正が困難となるとともに、バックフォーカスが短くなり、レンズ系と像面との間に各種フィルタやカバーガラス等を挿入することが困難となる。
条件式(3)の上限を上回ると、球面収差の補正が困難となる。条件式(3)の下限を下回ると、像面湾曲の補正が困難となる。
条件式(4)の上限を上回ると、像面湾曲の補正が困難となる。条件式(4)の下限を下回ると、球面収差の補正が困難となる。
条件式(5)の上限を上回ると、第3レンズL3のパワーが強くなりすぎて、偏心による性能変化が大きくなるため製造誤差及び組み立て誤差の許容量が少なくなり、組立が難しくなるとともにコストアップの原因となる。条件式(5)の下限を下回ると、第3レンズのパワーが小さくなり、軸上の色収差を補正することが困難となる。
条件式(6)の上限を上回ると、像面湾曲を良好に補正することが困難となる。条件式(6)の下限を下回ると、球面収差を良好に補正することが困難となる。
条件式(7)を満足することで、正のパワーを好適に分散して、正レンズの製造誤差及び組み立て誤差の許容量が大きくなると共に球面収差を良好に補正することが可能となる。条件式(7)の上限を上回ると、第5レンズL5の製造誤差及び組み立て誤差の許容量が少なくなると共に球面収差を良好に補正することが困難となる。条件式(7)の下限を下回ると、第4レンズの製造誤差及び組み立て誤差の許容量が少なくなると共に、像面湾曲の補正が困難となるか、第5レンズL5のパワーが弱くなり、倍率の色収差の補正が困難となる。
条件式(8)の上限を上回ると、光軸方向の全長が長くなり系が大型化してしまう。条件式(8)の下限を下回ると、全系の焦点距離が長すぎて広角化が困難となる。
条件式(9)の上限を上回ると、バックフォーカスが長くなりすぎて結果として系全体が大型化してしまう。条件式(9)の下限を下回ると、バックフォーカスが短すぎてレンズ系と像面との間に各種フィルタやカバーガラス等を配置することが困難となる。
条件式(10)の下限を下回ると、像面湾曲を良好に補正することが困難となる。
条件式(11)の下限を下回ると、像面湾曲の補正が困難となる。
条件式(12)の上限を満足することで、ディストーションの補正が容易となる。条件式(12)の下限を下回ると、広角化を達成するために第1レンズL1の像側の面の曲率半径が小さくなってしまい、加工が困難となるか、コストアップの原因となってしまう。
条件式(13)の上限を上回ると、第5レンズL5と第6レンズL6の間隔が大きくなりすぎてしまい、レンズ系が大型化してしまう。
さらに、以下の条件式(1−1)〜(13−1)を満足することがより好ましい。
|R3r/R4f|<0.9 … (1−1)
1.0<f3456/f<2.0 … (2−1)
0.7<f/f<1.15 … (3−1)
−1.8<f/f<−0.7 … (4−1)
−1.3<f/f<−0.6 … (5−1)
−1.1<R9/f<−0.6 … (6−1)
0.6<f/f<1.3 … (7−1)
2.2<L/f<4.0 … (8−1)
0.3<Bf/f<1.2 … (9−1)
1.5<f56/f<25 … (10−1)
1.6<|f34/f|<27.0 … (11−1)
1.2<R1/f<1.8 … (12−1)
0.1<D11/f<2.5 … (13−1)
条件式(1−1)の上限を満足することで、像面湾曲をさらに良好に補正することが可能となる。
条件式(2−1)の上限を満足することで、バックフォーカスを長くとることが容易となる。条件式(2−1)の下限を満足することで、像面湾曲をさらに良好に補正することが可能となる。
条件式(3−1)の上限を満足することで、球面収差をさらに良好に補正することが可能となる。条件式(3−1)の下限を満足することで、像面湾曲をさらに良好に補正することが可能となる。
条件式(4−1)の上限を満足することで、像面湾曲をさらに良好に補正することが可能となる。条件式(4−1)の下限を満足することで、球面収差をさらに良好に補正することが可能となる。
条件式(5−1)の上限を満足することで、第3レンズL3の製造誤差及び組み立て誤差の許容量を大きくすることができ、レンズの組立がさらに容易となる。条件式(5−1)の下限を満足することで、軸上の色収差をさらに良好に補正することが可能となる。
条件式(6−1)の上限を満足すると、像面湾曲をさらに良好に補正することが可能となる。条件式(6−1)の下限を満足すると、球面収差をさらに良好に補正することが可能となる。
条件式(7−1)の上限を満足すると、正レンズの製造誤差及び組み立て誤差の許容量を大きくできると共に球面収差をさらに良好に補正することが可能となる。条件式(7−1)の下限を満足すると、正レンズの製造誤差及び組み立て誤差の許容量を大きくできると共に像面湾曲をさらに良好に補正することが可能となる。
条件式(8−1)の上限を満足すると、系をさらに小型化することが可能となる。条件式(8−1)の下限を満足すると、広角化を達成することが容易となる。
なお、小型化のためには、上記Lは24mm以下であることが望ましい。また、レンズ系を広角化するためには、上記fは、9mm以下であることが望ましい。
条件式(9−1)の上限を満足すると、系の小型化がさらに容易となる。条件式(9−1)の下限を満足すると、各種フィルタやカバーガラス等を配置することがさらに容易となる。
条件式(10−1)の上限を満足することで、球面収差を良好に補正することが容易となる。条件式(10−1)の下限を満足すると、像面湾曲をさらに良好に補正することが可能となる。
条件式(11−1)の上限を満足することで、球面収差を良好に補正することが容易となる。条件式(11−1)の下限を満足すると、像面湾曲の補正をさらに良好に補正することが可能となる。
条件式(12−1)の上限を満足することで、ディストーションの補正がさらに容易となる。条件式(12−1)の下限を満足すると、第1レンズをさらに加工しやすいレンズとすることができる。
条件式(13−1)の上限を満足することで、系をさらに小型化することが可能となる。条件式(13−1)の下限を満足することで、コマ収差の補正が容易となる。
また、各レンズのd線に対するアッベ数は以下のように設定されることが好ましい。なお、好ましい態様としては、いずれか1つのレンズのアッベ数が以下のように設定されていればよく、あるいは任意の組合せが以下のように設定されていてもよい。
第1レンズL1のd線に対するアッベ数は40以上であることが好ましく、これにより、色収差の発生を抑制し、良好な光学性能を達成することが容易となる。
第1レンズL1のd線に対するアッベ数を49以上とすることで、色収差の発生を抑制することがさらに容易となり、良好な光学性能を達成することが容易となる。
第2レンズL2のd線に対するアッベ数は32より大きいことが好ましい。第2レンズL2のd線に対するアッベ数が32以下になると、軸上の色収差を良好に補正することが困難となる。
第3レンズL3のd線に対するアッベ数は30より小さいことが好ましく、これにより、軸上の色収差の発生を抑制し、良好な光学性能を達成することが容易となる。
第3レンズL3のd線に対するアッベ数は25より小さいことがより好ましく、この場合には、軸上の色収差の発生をさらに抑制し、良好な光学性能を達成することが容易となる。
第3レンズL3のd線に対するアッベ数は20より小さいことがさらにより好ましく、この場合には、軸上の色収差の発生をさらに抑制し、良好な光学性能を達成することが容易となる。
第4レンズL4および第5レンズL5のd線に対するアッベ数はともに35以上であることが好ましく、これにより、色収差の発生を抑え、良好な光学性能を達成することが容易となる。
第4レンズL4および第5レンズL5のd線に対するアッベ数をともに50以上とすることで、色収差の発生を抑制することがさらに容易となり、良好な光学性能を達成することが容易となる。
第6レンズL6のd線に対するアッベ数は30以下であることが好ましく、これにより、軸上の色収差と倍率の色収差を良好に補正することが可能となる。
第6レンズL6のd線に対するアッベ数を28以下とすることで、軸上の色収差と倍率の色収差をさらに良好に補正することが可能となる。
第6レンズL6のd線に対するアッベ数を20以下とすることで、軸上の色収差と倍率の色収差をさらにより良好に補正することが可能となる。
なお、撮像レンズが例えば車載用カメラ等の厳しい環境において使用される場合には、最も物体側に配置される第1レンズL1は、風雨による表面劣化、直射日光による温度変化に強く、さらには油脂・洗剤等の化学薬品に強い材質、すなわち耐水性、耐候性、耐酸性、耐薬品性等が高い材質を用いることが好ましい。また、最も物体側に配置される第1レンズL1の材質としては堅く、割れにくい材質を用いることが好ましい。以上のことから第1レンズL1の材質としては、具体的にはガラスを用いることが好ましく、あるいは透明なセラミックスを用いてもよい。セラミックスは通常のガラスに比べ強度が高く、耐熱性が高いという性質を有する。
また、第1レンズL1の中心厚D1は、1mm以上とすることが望ましい。第1レンズL1の中心厚D1を1mm以上とすることで、第1レンズL1を割れにくくすることが可能となる。
また、撮像レンズが、例えば車載用カメラに適用される場合には、寒冷地の外気から熱帯地方の夏の車内まで広い温度範囲で使用可能なことが要求される。広い温度範囲で使用される場合には、レンズの材質としては線膨張係数の小さいものを用いることが好ましい。車載用カメラ用途など、広い温度範囲でも使用可能なことが要求される場合には、全てのレンズの材質がガラスであることが好ましい。
また、激しい温度変化、湿度変化により内部に曇りが生じないように、第1レンズL1に防水構造を施して外界との空気の流れを遮断するようにしても良い。防水構造としては、第1レンズL1とレンズ枠を接着することによる密封構造としても良いし、第1レンズL1とレンズ枠との間にOリングなどを入れることによる密封構造としても良い。
また、レンズ系が激しい温度環境下、湿度環境下で使用される場合にはレンズ系には接合レンズを用いないことが望ましい。例えば、図1に示す構成例では、全レンズが単レンズとして構成されており、全系において接合レンズを用いない構成となっている。
また、安価にレンズを製作するためには、全てのレンズが球面レンズであることが好ましい。あるいは、性能が重視される場合など、各収差をより良好に補正するためには、非球面レンズを用いてもよい。そして、非球面を精度良く低コストで形成するためには、レンズの材質としてプラスチックを用いてもよい。
なお、各レンズ間の有効径外を通過する光束は、迷光となって像面に達し、ゴーストとなるおそれがあるため、必要に応じて、この迷光を遮光する遮光手段を設けることが好ましい。この遮光手段としては、例えばレンズの像側の有効径外の部分に不透明な塗料を施したり、不透明な板材を設けたりしてもよい。または、迷光となる光束の光路に不透明な板材を設けて遮光手段としてもよい。あるいは、最も物体側のレンズのさらに物体側に迷光を遮断するフードのようなものを配置してもよい。一例として、図1および図2では、第1レンズL1の像側の面に遮光手段11を設けた例を示しているが、遮光手段を設ける箇所は図1および図2に示す例に限定されず、他のレンズや、レンズ間に配置してもよい。
さらに、各レンズの間に周辺光線を遮断する絞りを配置してもよい。周辺光線とは、光軸Z外の物点からの光線のうち、光学系の入射瞳の周辺部分を通る光線のことである。周辺光量比が実用上問題の無い範囲で周辺光線を遮断することにより、結像領域周辺部の画質を向上させることができる。また、この絞りでゴーストを発生させる光を遮断することにより、ゴーストを低減することが可能となる。
次に、本発明にかかる撮像レンズの具体的な数値実施例について説明する。実施例にかかる撮像レンズのレンズ構成図をそれぞれ図〜図10に示し、参考例1〜5、9〜12にかかる撮像レンズのレンズ構成図をそれぞれ図3〜図7、図11〜図14に示す。図3〜図14において、図の左側が物体側、右側が像側であり、図1同様、開口絞りSt、光学部材PP、結像位置Pimを含む像面に配置された撮像素子5も合せて図示している。各図の開口絞りStは形状や大きさを表すものではなく、光軸Z上の位置を示すものである。各実施例および各参考例において、レンズ構成図の符号Ri、Di(i=1、2、3、…)は以下に説明するレンズデータのRi、Diと対応している。なお、図3〜図10に示すR7、R8は、それぞれ条件式(1)で用いたR3r、R4fに対応し、図11〜図14に示すR6、R8は、それぞれ条件式(1)で用いたR3r、R4fに対応する。
参考例1〜参考例5、実施例6〜実施例8、参考例9〜参考例12にかかる撮像レンズのレンズデータおよび各種データをそれぞれ表1〜12に示す。以下では表中の記号の意味について、参考例1を例にとり説明するが、他の実施例および参考例についても基本的に同様である。
表1のレンズデータにおいて、Siの欄は最も物体側の構成要素の面を1番目として像側に向かうに従い順次増加するi番目(i=1、2、3、…)の面番号を示す。なお、表1のレンズデータには開口絞りStおよび光学部材PPも含めて付しており、開口絞りStに相当する面の面番号の欄には、(開口絞り)という語句も記載している。
表1のRiの欄はi番目(i=1、2、3、…)の面の曲率半径を示し、Diの欄はi(i=1、2、3、…)番目の面とi+1番目の面との光軸Z上の面間隔を示す。また、Ndjの欄は最も物体側の光学要素を1番目として像側に向かうに従い順次増加するj番目(j=1、2、3、…)の光学要素のd線に対する屈折率を示し、νdjの欄はj番目の光学要素のd線に対するアッベ数を示す。表1において、曲率半径の符号は物体側に凸の場合を正、像側に凸の場合を負としている。
表1の各種データにおいて、Fno.はFナンバー、2ωは全画角、Lは第1レンズL1の物体側の面から像面までの光軸Z上の距離(バックフォーカス分は空気換算長)、Bfはバックフォーカス(空気換算長)、fは全系の焦点距離、fは第1レンズL1の焦点距離、fは第2レンズL2の焦点距離、fは第3レンズL3の焦点距離、fは第4レンズL4の焦点距離、fは第5レンズL5の焦点距離、fは第6レンズL6の焦点距離、f34は第3レンズL3と第4レンズL4の合成焦点距離、f56は第5レンズL5と第6レンズL6の合成焦点距離、f3456は第3レンズL3から第6レンズL6までの合成焦点距離(第3レンズL3、第4レンズL4、第5レンズL5、第6レンズL6の合成焦点距離)である。
なお、表1には、所定の桁でまるめた数値を記載している。表1の各種データにおいて、2ωの単位は度である。表1の曲率半径および面間隔の単位、表1のL、Bf、各焦点距離、各合成焦点距離の単位としては、ここでは「mm」を用いている。しかし、光学系は比例拡大または比例縮小しても同等の光学性能が得られるので、単位は「mm」に限定されることはなく、他の適当な単位を用いることもできる。
なお、参考例4では、第5レンズL5と第6レンズL6は接合されている。最も像側に配置された第5レンズL5と第6レンズL6を接合レンズとすることで倍率の色収差を良好に補正することが容易となる。
また、接合面は空気接触面よりも反射率が低くなるため、第5レンズL5の像側の面および第6レンズL6の物体側の面での反射によるゴーストが生じたとしても、接合面を構成していない場合に比べると、ゴーストの強度は小さくなり、像への影響を低減することができる。特に、像面に近いレンズ面での反射によるゴーストは強度が強いものとなり、有害なゴーストになる可能性が高いため、像面に近い第5レンズL5と第6レンズL6において接合面を形成することは有効である。
なお、参考例5も参考例4と同様に、第5レンズL5と第6レンズL6が接合されており、参考例4の接合レンズと同様の効果を得ることができる。
実施例6の撮像レンズは、ゴーストの抑制をより考慮した構成となっている。参考例1の第6レンズL6は両凹形状であるのに対し、実施例6の第6レンズL6は同じ負レンズであっても像側に凸面を向けたメニスカスレンズである。ゴーストになりうる光のうち、撮像素子5で反射した後、第6レンズの像側の面で反射して撮像素子5に再入射する光を考えると、実施例6では凸面で反射した光が撮像素子5に再入射することになるため、発散光となりやすく、結果としてゴーストの発生を抑制することができる。
実施例7、8、参考例10〜12の撮像レンズは、実施例6の撮像レンズ同様、ゴーストの抑制を考慮した構成となっており、第6レンズL6が像側に凸面を向けたメニスカスレンズとなっている。
参考例1〜参考例5、実施例6〜実施例8、参考例9〜参考例12の撮像レンズにおける条件式(1)〜(13)に対応する値を表13に示す。参考例1〜参考例5、実施例6〜実施例8、参考例9〜参考例12では、d線を基準波長としており、表13にはこの基準波長における各値を示す。なお、ここでは接合レンズの空気間隔は0としている。表13からわかるように、参考例1〜参考例5、実施例6〜実施例8、参考例9〜参考例12は、条件式(1)〜(13)を全て満たしている。
上記参考例1にかかる撮像レンズの球面収差、非点収差、ディストーション(歪曲収差)、倍率色収差(倍率の色収差)の収差図をそれぞれ図15(A)、図15(B)、図15(C)、図15(D)に示す。各収差図には、d線を基準波長とした収差を示すが、球面収差図および倍率色収差図には、F線(波長486.1nm)、C線(波長656.3nm)、s線(852.1nm)についての収差も示す。球面収差図のFno.はFナンバーであり、その他の収差図のωは半画角を示す。ディストーションの図は、全系の焦点距離f、半画角φ(変数扱い、0≦φ≦ω)を用いて、理想像高をf×tanφとし、それからのずれ量を示す。
また同様に、上記参考例2〜参考例5、実施例6〜実施例8、参考例9〜参考例12にかかる撮像レンズの球面収差、非点収差、ディストーション(歪曲収差)、倍率色収差の収差図をそれぞれ図16(A)〜図16(D)、図17(A)〜図17(D)、図18(A)〜図18(D)、図19(A)〜図19(D)、図20(A)〜図20(D)、図21(A)〜図21(D)、図22(A)〜図22(D)、図23(A)〜図23(D)、図24(A)〜図24(D)、図25(A)〜図25(D)、図26(A)〜図26(D)に示す。各収差図からわかるように、上記参考例1〜参考例5、実施例6〜実施例8、参考例9〜参考例12は可視域から近赤外域にわたって各収差が良好に補正されている。
参考例1〜参考例5、実施例6〜実施例8、参考例9〜参考例12の撮像レンズは、6枚のレンズ構成において、全てガラスを材質とした球面レンズからなるため、安価に作製可能であり、温度変化に対する性能変化が小さく、広い温度範囲で使用可能である。また、参考例1〜参考例3、実施例〜実施例8、参考例9〜参考例12の撮像レンズは、接合レンズを用いていないため、接合レンズを用いたレンズ系に比べて安価に製作可能である。また、参考例1〜参考例5、実施例6〜実施例8、参考例9〜参考例12の撮像レンズは、良好な光学性能を有し、Fナンバーが1.5〜2.0の明るい光学系において、可視域から近赤外域にわたって良好に収差補正されているため、自動車の前方、側方、後方などの映像を撮影するための車載用カメラや監視カメラ等に好適に使用可能である。
図27に使用例として、自動車100に本実施形態の撮像レンズを備えた撮像装置を搭載した様子を示す。図27において、自動車100は、その助手席側の側面の死角範囲を撮像するための車外カメラ101と、自動車100の後側の死角範囲を撮像するための車外カメラ102と、ルームミラーの背面に取り付けられ、ドライバーと同じ視野範囲を撮影するための車内カメラ103とを備えている。車外カメラ101と車外カメラ102と車内カメラ103とは、本発明の実施形態にかかる撮像装置であり、本発明の実施例の撮像レンズと、該撮像レンズにより形成される光学像を電気信号に変換する撮像素子とを備えている。
本発明の実施例にかかる撮像レンズは、上述した長所を有するものであるから、車外カメラ101、102および車内カメラ103も小型で安価に構成可能であり、その撮像素子の撮像面には良好な像を結像することができる。
以上、実施の形態および実施例を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態および実施例に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、各レンズ成分の曲率半径、面間隔、屈折率、アッベ数の値は、上記各数値実施例で示した値に限定されず、他の値をとり得るものである。
また、撮像装置の実施形態では、本発明を車載用カメラに適用した例について図を示して説明したが、本発明はこの用途に限定されるものではなく、例えば、携帯端末用カメラや監視カメラ等にも適用可能である。
1、21 撮像レンズ
2 軸上光束
3、4 軸外光束
5 撮像素子
11 遮光手段
100 自動車
101、102 車外カメラ
103 車内カメラ
Di(i=1、2、3、…) i番目の面とi+1番目の面との光軸上の面間隔
Pim 結像位置
L1 第1レンズ
L2 第2レンズ
L3 第3レンズ
L4 第4レンズ
L5 第5レンズ
L6 第6レンズ
PP 光学部材
Ri(i=1、2、3、…) i番目の面の曲率半径
St 開口絞り
Z 光軸

Claims (17)

  1. 物体側から順に、像側に凹面を向けた負のパワーを持つ第1レンズと、正のパワーを持つ第2レンズと、絞りと、負のパワーを持つ第3レンズと、正のパワーを持つ第4レンズと、像側に凸面を向けた正のパワーを持つ第5レンズと、負のパワーを持つ第6レンズとからなり
    前記第3レンズのd線に対するアッベ数が30より小さく、
    前記第3レンズの像側の面の曲率半径をR3rとし、前記第4レンズの物体側の面の曲率半径をR4fとし、前記第5レンズと前記第6レンズの光軸上の空気間隔をD11とし、全系の焦点距離をfとしたとき、下記条件式(1)、(13A)を満足することを特徴とする撮像レンズ。
    |R3r/R4f|<1.0 … (1)
    0.1<D11/f<3.0 … (13A)
  2. 前記第3レンズが両凹レンズであることを特徴とする請求項記載の撮像レンズ。
  3. 全系の焦点距離をfとし、前記第3レンズから前記第6レンズまでの合成焦点距離をf3456としたとき、下記条件式(2)を満足することを特徴とする請求項1または2記載の撮像レンズ。
    3456/f>0.8 … (2)
  4. 全系の焦点距離をfとし、前記第5レンズの焦点距離をfとしたとき、下記条件式(3)を満足することを特徴とする請求項1からのいずれか1項記載の撮像レンズ。
    0.6<f/f<1.2 … (3)
  5. 全系の焦点距離をfとし、前記第6レンズの焦点距離をfとしたとき、下記条件式(4)を満足することを特徴とする請求項1からのいずれか1項記載の撮像レンズ。
    −2.0<f/f<−0.6 … (4)
  6. 全系の焦点距離をfとし、前記第3レンズの焦点距離をfとしたとき、下記条件式(5)を満足することを特徴とする請求項1からのいずれか1項記載の撮像レンズ。
    −1.5<f/f<−0.5 … (5)
  7. 全系の焦点距離をfとし、前記第4レンズの像側の面の曲率半径をR9としたとき、下記条件式(6)を満足することを特徴とする1からのいずれか1項記載の撮像レンズ。
    −1.2<R9/f<−0.5 … (6)
  8. 前記第4レンズの焦点距離をfとし、前記第5レンズの焦点距離をfとしたとき、下記条件式(7)を満足することを特徴とする請求項1からのいずれか1項記載の撮像レンズ。
    0.5<f/f<1.5 … (7)
  9. 前記第2レンズのd線に対するアッベ数が32より大きいことを特徴とする請求項1からのいずれか1項記載の撮像レンズ。
  10. 前記第4レンズのd線に対するアッベ数が35以上であり、前記第5レンズのd線に対するアッベ数が35以上であり、前記第6レンズのd線に対するアッベ数が30以下であることを特徴とする請求項1からのいずれか1項記載の撮像レンズ。
  11. 前記第1レンズのd線に対するアッベ数が40以上であることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項記載の撮像レンズ。
  12. 全系の焦点距離をfとし、最も物体側のレンズの物体側の面から像面までの光軸上の距離(バックフォーカス分は空気換算長)をLとしたとき、下記条件式(8)を満足することを特徴とする請求項1から11のいずれか1項記載の撮像レンズ。
    2.0<L/f<4.5 … (8)
  13. 全系の焦点距離をfとし、最も像側のレンズの像側の面から像面までの空気換算長での光軸上の距離をBfとしたとき、下記条件式(9)を満足することを特徴とする請求項1から12のいずれか1項記載の撮像レンズ。
    0.2<Bf/f<1.5 … (9)
  14. 全系の焦点距離をfとし、前記第5レンズと前記第6レンズの合成焦点距離をf 56 としたとき、下記条件式(10)を満足することを特徴とする請求項1から13のいずれか1項記載の撮像レンズ。
    1.0<f 56 /f … (10)
  15. 全系の焦点距離をfとし、前記第3レンズと前記第4レンズの合成焦点距離をf 34 としたとき、下記条件式(11)を満足することを特徴とする請求項1から14のいずれか1項記載の撮像レンズ。
    1.0<|f 34 /f| … (11)
  16. 全系の焦点距離をfとし、前記第1レンズの物体側の面の曲率半径をR1としたとき、下記条件式(12)を満足することを特徴とする請求項1から15のいずれか1項記載の撮像レンズ。
    1.0<R1/f<2.0 … (12)
  17. 請求項1から16のいずれか1項記載の撮像レンズを備えたことを特徴とする撮像装置。
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