JP6908724B2 - 撮像レンズおよび撮像装置および車載カメラシステム - Google Patents

撮像レンズおよび撮像装置および車載カメラシステム Download PDF

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、日本国特許出願2017−227714号(2017年11月28日出願)及び日本国特許出願2017−228099号(2017年11月28日出願)の優先権を主張するものであり、当該出願の開示全体を、ここに 参照のために取り込む。
本発明は、撮像レンズ、撮像装置および車載カメラシステムに関する。
監視用カメラまたは車載用カメラに用いられる撮像レンズには、環境変化に強く、画面全域で結像性能が良いことが要求される。また、搭載スペースが限られることが多いことなどから小型で軽量であることが要求される。たとえば、監視用カメラまたは車載用カメラに用いられる撮像レンズには、寒帯から熱帯までの様々な地域での使用が想定され、特に近年広まりつつある車載用センシングカメラはリアカメラに比べ使用時間が長いため、より広い温度範囲において使用可能な光学系が求められている。また、従来の視認用途から物体を検知するセンシング用途が加えられ、更なる高性能化が求められている。撮像素子の高画素化に伴い、それに見合う画面全域で良好な光学性能が要求されている。また、さらには、搭載スペースが限られることから小型且つ軽量であることが要求される。
これらの要望に対応し得る可能性がある単焦点の撮像レンズとして、下記の特許文献1、2が提案されている。
特開2008−8960 特開2013−47753
近年、車載用カメラは従来の視認用途から物体を検知するセンシング用途が加えられ、更なる高性能化が求められている。また、撮像素子の高画素化に伴い、それに見合う良好な光学性能が求められている。
本発明は、上記の点に鑑みて成されたものであり、目的とするのは小型、軽量且つ安価でありながら、高い光学性能を持つ撮像レンズを提供する。さらに、本発明が目的とするのは小型、軽量且つ安価でありながら、光学性能を持ち、高い耐候性をも備えた撮像レンズおよび撮像装置および車載カメラシステムを提供することである。
上記目的を達成する撮像レンズは、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズと、正の屈折力を有する第2レンズと、開口絞りと、負の屈折力を有する第3レンズと、正の屈折力を有する第4レンズ、正の屈折力を有するレンズおよび負の屈折力を有するレンズの接合からなる第5レンズとで構成され、全てのレンズが球面により形成されることを特徴とする。
また、上記目的を達成する撮像装置は、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズと、正の屈折力を有する第2レンズと、開口絞りと、負の屈折力を有する第3レンズと、正の屈折力を有する第4レンズ、正の屈折力を有するレンズおよび負の屈折力を有するレンズの接合からなる第5レンズとで構成され、全てのレンズが球面により形成されることを特徴とする撮像レンズと、前記撮像レンズを介して結像する光学像を電気信号に変換する撮像素子とを備える。
さらに、上記目的を達成する車載カメラシステムは、車両に設けられ、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズと、正の屈折力を有する第2レンズと、開口絞りと、負の屈折力を有する第3レンズと、正の屈折力を有する第4レンズ、正の屈折力を有するレンズおよび負の屈折力を有するレンズの接合からなる第5レンズとで構成され、全てのレンズが球面により形成されることを特徴とする撮像レンズと、前記撮像レンズを介して結像する光学像を電気信号に変換する撮像素子とを含む撮像装置を備える。
また、上記目的を達成する撮像レンズは、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズと、正の屈折力を有する第2レンズと、開口絞りと、負の屈折力を有する第3レンズと、正の屈折力を有する第4レンズ、正の屈折力を有するレンズおよび負の屈折力を有するレンズの接合からなる第5レンズとで構成され、負の屈折力を有するレンズのd線における相対屈折率の温度係数の平均値をdn/dt_n、前記第4レンズと前記第5レンズの間隔をL45とするとき、下記条件式(1)、(2)を満足することを特徴とする撮像レンズ。
dn/dt_n≧3.0 ・・・(1)
L45≧0.2 ・・・(2)
また、上記目的を達成する撮像装置は、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズと、正の屈折力を有する第2レンズと、開口絞りと、負の屈折力を有する第3レンズと、正の屈折力を有する第4レンズ、正の屈折力を有するレンズおよび負の屈折力を有するレンズの接合からなる第5レンズとで構成され、負の屈折力を有するレンズのd線における相対屈折率の温度係数の平均値をdn/dt_n、前記第4レンズと前記第5レンズの間隔をL45とするとき、下記条件式(1)、(2)を満足することを特徴とする撮像レンズと、前記撮像レンズを介して結像する光学像を電気信号に変換する撮像素子とを備える。
dn/dt_n≧3.0 ・・・(1)
L45≧0.2 ・・・(2)
さらに、上記目的を達成する車載カメラシステムは、車両に設けられ、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズと、正の屈折力を有する第2レンズと、開口絞りと、負の屈折力を有する第3レンズと、正の屈折力を有する第4レンズ、正の屈折力を有するレンズおよび負の屈折力を有するレンズの接合からなる第5レンズとで構成され、負の屈折力を有するレンズのd線における相対屈折率の温度係数の平均値をdn/dt_n、前記第4レンズと前記第5レンズの間隔をL45とするとき、下記条件式(1)、(2)を満足することを特徴とする撮像レンズと、前記撮像レンズを介して結像する光学像を電気信号に変換する撮像素子とを含む撮像装置を備える。
dn/dt_n≧3.0 ・・・(1)
L45≧0.2 ・・・(2)
本発明によれば、自動車等の様々な箇所に搭載可能な大きさであり、広い視野を確保しながら画面全域で結像性能が良く、高い光学性能を持つ広角撮像レンズを提供することができる。その結果、監視カメラまたは車載用カメラに搭載可能なコンパクトな広角撮像レンズ及びそれを用いた撮像装置を実現することができる。
本発明の一実施形態によれば、小型、軽量且つ安価でありながら、高い光学性能を持つ撮像レンズ、撮像装置および車載カメラシステムを提供することができる。さらに、本発明によれば、小型、軽量且つ安価でありながら、高い耐候性と光学性能を持つ撮像レンズを提供することができる。その結果、監視カメラまたは車載用カメラに搭載可能なコンパクトな高い光学性能を持つ撮像装置および車載カメラシステムを実現することができる。
撮像レンズの基本構成を示す図である。 撮像レンズの構成を示す図である。 球面収差を示す収差図である。 非点収差を示す収差図である。 歪曲収差を示す収差図である。 撮像レンズの構成を示す図である。 球面収差を示す収差図である。 非点収差を示す収差図である。 歪曲収差を示す収差図である。 球面収差を示す収差図である。 非点収差を示す収差図である。 歪曲収差を示す収差図である。 球面収差を示す収差図である。 非点収差を示す収差図である。 歪曲収差を示す収差図である。 球面収差を示す収差図である。 非点収差を示す収差図である。 歪曲収差を示す収差図である。 球面収差を示す収差図である。 非点収差を示す収差図である。 歪曲収差を示す収差図である。 軸上色収差と第5レンズのアッベ数の差分の関係を示している図である。 撮像装置の構成を示す図である。 車載カメラシステムの車両内での配置を示す図である。 撮像レンズの基本構成を示す図である。 撮像レンズの構成を示す図である。 球面収差を示す収差図である。 非点収差を示す収差図である。 歪曲収差を示す収差図である。 撮像レンズの構成を示す図である。 球面収差を示す収差図である。 非点収差を示す収差図である。 歪曲収差を示す収差図である。 撮像レンズの構成を示す図である。 球面収差を示す収差図である。 非点収差を示す収差図である。 歪曲収差を示す収差図である。 負の屈折力を有するレンズのd線における相対屈折率の温度係数の平均値と105℃でのピントシフト量の関係を示す図である。 負の屈折力を有するレンズのd線における相対屈折率の温度係数の平均値と105℃でのピントシフト量の関係を示す図である。 負の屈折力を有するレンズのd線における相対屈折率の温度係数の平均値と105℃でのピントシフト量の関係を示す図である。 撮像装置の構成を示す図である。 車載カメラシステムの車両内での配置を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の説明で用いられる図は模式的なものであり、図面上の寸法比率等は現実のものとは必ずしも一致していない。
図1に実施の形態のレンズ構成をそれぞれ光学断面で示す。この実施形態は物体側から順に、第1レンズ110、第2レンズ120、開口絞り130、第3レンズ140、第4レンズ150、第5レンズ160・170、平板フィルタ、平板190、CCD(Charge Coupled Device)またはCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor device)等の撮像素子210の受光面となる結像面200が配置される5枚構成の単焦点の撮像レンズ100である。
平板180は赤外カットコートが施されたフィルタまたはローパスフィルタ等のフィルタであってもよい。平板190は撮像素子210のカバーガラスであってもよい。
本発明を実施した撮像レンズで5枚のレンズは、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ110、正の屈折力を有する第2レンズ120、開口絞り130、負の屈折力を有する第3レンズ140、正の屈折力を有する第4レンズ150、正の屈折力を有する第5レンズ160・170のように配列されている。また、図1に記載の1(R1)〜12(R11)は、各構成要件の面番号である。
開口絞り130は第2レンズ120と第3レンズ140との間に配置している。開口絞り130を第5レンズ160・170より像側に配置するとレンズ系が大型化することにより好ましくなく、また第1レンズ110と第2レンズ120との間に配置するとバックフォーカスが長くなることに対して不利になり好ましくない。よって上述した第2レンズ120と第3レンズ140との間に配置することで諸収差の良好な補正およびレンズ系のコンパクト化が可能となる。
第5レンズ160・170は正の屈折力を有するレンズおよび負の屈折力を有するレンズの接合とすることで、軸上色収差の補正が容易となる。
全てのレンズは球面により形成されることで、製造し易いレンズとなる。また、非球面を用いないことで、公差による光学性能劣化を低減することができる。
本発明を実施した撮像レンズ100は、第5レンズの正の屈折力を有するレンズ160のアッベ数をνa、負の屈折力を有するレンズ170のアッベ数をνbとする時、下記条件式(1)を満足するように構成される。
30≧νa−νb≧17 ・・・(1)
条件式(1)は、第5レンズの正の屈折力を有するレンズ160と負の屈折力を有するレンズ170のアッベ数の差分を関連づけたものである。条件式(1)の下限値を超えるとアッベ数の差分が小さ過ぎることにより、負の屈折による軸上色収差の補正が難しくなる。一方、上限値を超えると負の屈折による軸上色収差の発生が大き過ぎるため、補正が過多となってしまう。
また、撮像レンズ100は、好ましくは条件式(2)を満足するように構成される。
2W≧50° ・・・(2)
但し、2Wは、結像面での最大像高位置に入射する光線の全画角である。
条件式(2)は、前記撮像レンズ全系の画角に関する式である。条件式(2)の下限値を超えると車載カメラとして満たすべき撮影範囲を確保することが困難となる。
また、撮像レンズ100は、好ましくは第3レンズ140を構成する材料のd線に対するアッベ数が30以下に、第4レンズ150を構成する材料のd線に対するアッベ数が30以上に、それぞれ設定される。
これにより、負レンズの第3レンズ140を構成する材料のd線に対するアッベ数が小さいほど、軸上色収差が小さくなる。一方、正レンズの第4レンズ150を構成する材料のd線に対するアッベ数が大きいほど、軸上色収差を良好に補正できる。
また、第1レンズ110は像側に凹面を向け、第2レンズ120は物体側に凸面を向け、第5レンズ160は物体側に凸面を向けることが好ましい。
これにより、第1レンズ110では像側に凹面を向けることで物体側からの光を広画角で入射することが可能となる。第2レンズ120では物体側に凸面を向けることで、第1レンズ110の像側の面とで発生するゴーストを集光させない。第5レンズ160では物体側に凸面を向けることで、広画角で入射した光を結像させる。
また、第1レンズ110から第5レンズ170まで全てのレンズが硝子材料で形成されていることが好ましい。
これにより、温度変化による光学特性変化を抑制することができる。
また、第1レンズ110の焦点距離をf1、第3レンズ140の焦点距離をf3、撮像レンズ100の焦点距離をfとする時、下記条件式(3)〜(4)を満足するように構成される。
−1.95<f1/f<−1.55 ・・・(3)
−1.3 <f3/f<−0.9 ・・・(4)
条件式(3)は、第1レンズ110の焦点距離と撮像レンズ100の焦点距離を関連づけたものである。条件式(3)の下限値を超えると、物体側からの光を広画角で入射することが困難になり、上限値を超えるとL1R2面の曲率半径が小さくなり過ぎてしまい、製造が困難となる。条件式(4)は、第3レンズ140の焦点距離と撮像レンズ100の焦点距離を関連づけたものである。条件式(4)の下限値を超えると、第3レンズ140のパワーが小さ過ぎるため軸上色収差の補正が困難になり、上限値を超えると第3レンズ140のパワーが大き過ぎるため軸上色収差の補正が過多となってしまう。
以下に、撮像レンズ100の具体的な数値による実施例1〜4、参考例1〜2を示す。実施例1〜4、参考例1〜2の数値実施例において、焦点距離、F値、像高、レンズ全長は次の表1に記載の通りである。また、同じく実施例1〜4、参考例1〜2の数値実施例において、条件式(1)〜(4)の数値データは、次の表2に記載の値になる。
Figure 0006908724
Figure 0006908724
<実施例1>
実施の形態1における撮像レンズ100Aの基本構成は図2に示され、各数値データ(設定値)は表3に、球面収差、歪曲収差、および非点収差を示す収差図は図3にそれぞれ示される。
図2に示すように、第1レンズ110は物体側に凸面を向けたメニスカス形状、第2レンズ120は両凸形状、開口絞り130の像側に配置される第3レンズ140は両凹形状、第4レンズ150は両凸形状、第5レンズ160は両凸形状、第5レンズ170は物体側に凹面を向けたメニスカス形状を有する。
また、図2に示すように、第1レンズ110の厚さとなるR1面1とR2面2間の距離をD1、第1レンズ110のR2面2と第2レンズ120のR3面3までの距離をD2、第2レンズ120の厚さとなるR3面3とR4面4間の距離をD3、第2レンズ120のR4面4と開口絞り130の面5までの距離をD4、開口絞り130の面5と第3レンズ140のR5面6までの距離をD5、第3レンズ140の厚さとなるR5面6とR6面7間の距離をD6、第3レンズ140のR6面7と第4レンズ150のR7面8までの距離をD7、第4レンズ150の厚さとなるR7面8とR8面9間の距離をD8、第4レンズ150のR8面9と第5レンズ160のR9面10までの距離をD9、第5レンズ160の厚さとなるR9面10とR10面11間の距離をD10、第5レンズ170の厚さとなるR10面11とR11面12間の距離をD11、第5レンズ170のR11面12と平板180の面13までの距離をD12、平板180の厚さとなる面13と面14間の距離をD13、平板180の面14と平板190の面15までの距離をD14、平板190の厚さとなる面15と面16間の距離をD15、平板190の面16と結像面200までの距離をD16とする。尚、以降の実施例2〜4、参考例1〜2においてもR1面1〜面16、およびD1〜D16は同様の距離を意味するものとする。
表3は、実施例1における撮像レンズ100Aの各面番号に対応した絞り、各レンズの曲率半径R、間隔D、屈折率Nd、および分散値νdを示している。
数値実施例1
Figure 0006908724
図3は、実施例1において、図3Aが球面収差(左から435.8nm, 486.1nm, 546.1nm, 587.6nm, 656.3nm)を、図3Bが非点収差(実線:左から435.8nm, 486.1nm, 546.1nm, 587.6nm, 656.3nmのサジタル光線、点線:左から435.8nm, 486.1nm, 546.1nm, 587.6nm, 656.3nmのタンジェンシャル光線)を、図3Cが歪曲収差(435.8nm, 486.1nm, 546.1nm, 587.6nm, 656.3nmが重なっている)をそれぞれ示している。図3B、Cの縦軸は半画角ωを表し、図3B中、実線Sはサジタル像面の値、破線Tはタンジェンシャル像面の値をそれぞれ示している(図5、7、9、11においても同様である)。図3からわかるように、実施例1によれば、球面、歪曲、非点の諸収差が良好に補正され、結像性能に優れた撮像レンズ100Aが得られる。
<実施例2>
実施の形態2における撮像レンズ100Bの基本構成は図4に示され、各数値データ(設定値)は表4に、球面収差、歪曲収差、および非点収差を示す収差図は図5にそれぞれ示される。
図4に示すように、第1レンズ110は物体側に凸面を向けたメニスカス形状、第2レンズ120は両凸形状、開口絞り130の像側に配置される第3レンズ140は両凹形状、第4レンズ150は両凸形状、第5レンズ160は両凸形状、第5レンズ170は物体側に凹面を向けたメニスカス形状を有する。
表4は、実施例2における撮像レンズ100Bの各面番号に対応した絞り、各レンズの曲率半径R、間隔D、屈折率Nd、および分散値νdを示している。
数値実施例2
Figure 0006908724
図5は、実施例2において、図5Aが球面収差(左から435.8nm, 486.1nm, 546.1nm, 587.6nm, 656.3nm)を、図5Bが非点収差(実線:左から435.8nm, 486.1nm, 546.1nm, 587.6nm, 656.3nmのサジタル光線、点線:左から435.8nm, 486.1nm, 546.1nm, 587.6nm, 656.3nmのタンジェンシャル光線)を、図5Cが歪曲収差(435.8nm, 486.1nm, 546.1nm, 587.6nm, 656.3nmが重なっている)をそれぞれ示している。図5からわかるように、実施例2によれば、球面、歪曲、非点の諸収差が良好に補正され、結像性能に優れた撮像レンズ100Bが得られる。
<実施例3>
実施の形態3における各数値データ(設定値)は表5に、球面収差、歪曲収差、および非点収差を示す収差図は図6にそれぞれ示される。
表5は、実施例3における撮像レンズの各面番号に対応した絞り、各レンズの曲率半径R、間隔D、屈折率Nd、および分散値νdを示している。
数値実施例3
Figure 0006908724
図6は、実施例3おいて、図6Aが球面収差(左から435.8nm, 486.1nm, 546.1nm, 587.6nm, 656.3nm)を、図6Bが非点収差(実線:左から435.8nm, 486.1nm, 546.1nm, 587.6nm, 656.3nmのサジタル光線、点線:左から435.8nm, 486.1nm, 546.1nm, 587.6nm, 656.3nmのタンジェンシャル光線)を、図6Cが歪曲収差(435.8nm, 486.1nm, 546.1nm, 587.6nm, 656.3nmが重なっている)をそれぞれ示している。図6からわかるように、実施例3によれば、球面、歪曲、非点の諸収差が良好に補正され、結像性能に優れた撮像レンズが得られる。
<実施例4>
実施の形態4における各数値データ(設定値)は表6に、球面収差、歪曲収差、および非点収差を示す収差図は図7にそれぞれ示される。
表6は、実施例4における撮像レンズの各面番号に対応した絞り、各レンズの曲率半径R、間隔D、屈折率Nd、および分散値νdを示している。
数値実施例4
Figure 0006908724
図7は、実施例4おいて、図7Aが球面収差(左から435.8nm, 486.1nm, 546.1nm, 587.6nm, 656.3nm)を、図7Bが非点収差(実線:左から435.8nm, 486.1nm, 546.1nm, 587.6nm, 656.3nmのサジタル光線、点線:左から435.8nm, 486.1nm, 546.1nm, 587.6nm, 656.3nmのタンジェンシャル光線)を、図7Cが歪曲収差(435.8nm, 486.1nm, 546.1nm, 587.6nm, 656.3nmが重なっている)をそれぞれ示している。図7からわかるように、実施例4によれば、球面、歪曲、非点の諸収差が良好に補正され、結像性能に優れた撮像レンズが得られる。
<参考例1>
実施の形態5における各数値データ(設定値)は表7に、球面収差、歪曲収差、および非点収差を示す収差図は図8にそれぞれ示される。
表7は、参考例1における撮像レンズの各面番号に対応した絞り、各レンズの曲率半径R、間隔D、屈折率Nd、および分散値νdを示している。
数値参考例1
Figure 0006908724
図8は、参考例1において、図8Aが球面収差(左から435.8nm, 486.1nm, 546.1nm, 587.6nm, 656.3nm)を、図8Bが非点収差(実線:左から435.8nm, 486.1nm, 546.1nm, 587.6nm, 656.3nmのサジタル光線、点線:左から435.8nm, 486.1nm, 546.1nm, 587.6nm, 656.3nmのタンジェンシャル光線)を、図8Cが歪曲収差(435.8nm, 486.1nm, 546.1nm, 587.6nm, 656.3nmが重なっている)をそれぞれ示している。
<参考例2>
実施の形態6における各数値データ(設定値)は表8に、球面収差、歪曲収差、および非点収差を示す収差図は図9にそれぞれ示される。
表8は、参考例2における撮像レンズの各面番号に対応した絞り、各レンズの曲率半径R、間隔D、屈折率Nd、および分散値νdを示している。
数値参考例2
Figure 0006908724
図9は、参考例2において、図9Aが球面収差(左から435.8nm, 486.1nm, 546.1nm, 587.6nm, 656.3nm)を、図9Bが非点収差(実線:左から435.8nm, 486.1nm, 546.1nm, 587.6nm, 656.3nmのサジタル光線、点線:左から435.8nm, 486.1nm, 546.1nm, 587.6nm, 656.3nmのタンジェンシャル光線)を、図9Cが歪曲収差(435.8nm, 486.1nm, 546.1nm, 587.6nm, 656.3nmが重なっている)をそれぞれ示している。
図10は、実施例1から実施例4、参考例1、2において、軸上色収差と第5レンズのアッベ数の差分の関係を示している。図10から分かるように、アッベ数の差分を特定の範囲内にすることで、軸上色収差を小さく抑えることができる。軸上色収差を良好に補正するには0.05以下にする必要があり、アッベ数の差分は30≧νa−νb≧17となる。
以上、本実施形態にかかる撮像レンズについて説明したが、本発明はこれらの実施例の撮像レンズに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。例えば、実施例1〜4の撮像レンズ100の諸元は例示であって、本発明の範囲内で種々のパラメータの変更が可能である。また、上記実施例において、カバーガラス(平板)190に赤外線除去フィルタを設ける構成にしたり、赤外カットコートをカバーガラス(平板)190の面に施すなどしたりしても良い。また、他のレンズ面またはローパスフィルタ等のフィルタに赤外コートを施しても良い。
本実施形態によれば、監視用カメラまたは車載カメラ等の様々な箇所に搭載可能であり、広い視野を確保しながら画面全域で結像性能が良く、高い光学性能を持つ広角撮像レンズが提供できる。
図11に本発明の一実施形態に係る撮像レンズ100を用いた撮像素子210の一実施形態の断面図を示す。撮像レンズ100およびCCDまたはCMOS等の撮像素子210は筐体220によって位置関係を規定、保持される。このとき撮像レンズ100の結像面200は撮像素子210の受光面に一致するように配置されている。
撮像レンズ100によって取り込まれ、撮像素子210の受光面に結像した被写体像は、撮像素子210の光電変換機能によって電気信号に変換されて、画像信号として撮像素子210から出力される。
図12は本発明の一実施形態による撮像レンズ100を用いた撮像装置300を、車両400に搭載される車載カメラ410に適用した車載カメラシステムの例を説明する図である。車載カメラシステムは、車載カメラ410と画像処理装置420を含んで構成される。車載カメラ410は車両400の車室内部または外部に取り付けられ、所定の方向を撮像することができるが、図12の例では、車室内の前部に固定して車両400の前方の視界の周辺画像を撮像するものとする。
車載カメラ410は、取得した画像を車両400内の通信手段を介して、画像処理装置420に出力する。画像処理装置420は、画像処理用ASIC(Application SpecificIntegrated Circuit),DSP(Digital Signal Processor)等の画像処理専用のプロセッサおよび種々の情報を記憶するメモリを含み、車載カメラ410および他の車載カメラから出力された画像に対して、ホワイトバランス調整、露出調整処理、色補間、明るさ補正およびガンマ補正等の処理を行う。さらに、画像処理装置420は、画像の切替え、複数の車載カメラからの画像の結合、一部の画像の切出し、記号、文字または予想軌跡線等の画像への重畳、等の処理を行い、表示装置430の仕様に合わせた画像信号を出力する。画像処理装置420の一部またはすべての機能を車載カメラ410側に持たせても良い。
表示装置430は、車両400のダッシュボード等に配置され、車両400の運転者に対して画像処理装置420で処理された画像情報を表示する。
以上のように、撮像レンズ100は、広角撮像レンズでありながら、歪曲収差の発生を低減し、高い光学性能を持つ被写体像を撮像素子210の受光面上に結像でき、視認性に優れた画像の画像信号を出力できる。さらに、夜間などの光量の乏しい環境で使用するために波長帯域を近赤外光まで広げても、軸上色収差を抑制することができるので、特に、赤外線カットフィルタのない撮像素子210を用いる車載カメラ410に適している。さらに、小型、軽量とすることができるので、搭載スペースがコンパクトにでき、様々な用途の撮像素子210に適している。
以下、本発明の別の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の説明で用いられる図は模式的なものであり、図面上の寸法比率等は現実のものとは必ずしも一致していない。
図13に実施の形態のレンズ構成をそれぞれ光学断面で示す。この実施形態は物体側から順に、第1レンズ1110、第2レンズ1120、開口絞り1130、第3レンズ1140、第4レンズ1150、第5レンズ1160・1170、平板1180、平板1190、CCD(Charge Coupled Device)またはCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor device) 等の撮像素子1210の受光面となる結像面1200が配置される5枚構成の単焦点の撮像レンズ1100である。
本発明を実施した撮像レンズで5枚のレンズは、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ1110、正の屈折力を有する第2レンズ1120、開口絞り1130、負の屈折力を有する第3レンズ1140、正の屈折力を有する第4レンズ1150、正の屈折力を有する第5レンズ1160・1170のように配列されている。また、図13に記載の1(R1)〜12(R11)は、各構成要件の面番号である。
開口絞り1130は第2レンズ1120と第3レンズ1140との間に配置している。開口絞り1130を第5レンズ1160・1170より像側に配置するとレンズ系が大型化することにより好ましくなく、また第1レンズ1110と第2レンズ1120との間に配置するとバックフォーカスが長くなることに対して不利になり好ましくない。よって上述した第2レンズ1120と第3レンズ1140との間に配置することで諸収差の良好な補正およびレンズ系のコンパクト化が可能となる。
第5レンズ1160・1170は正の屈折力を有するレンズおよび負の屈折力を有するレンズの接合とすることで、軸上色収差の補正が容易となる。
本発明を実施した撮像レンズ1100は、負の屈折力を有するレンズのd線における相対屈折率の温度係数の平均値をdn/dt_n、前記第4レンズ1150と前記第5レンズ1160・1170の間隔をL45とする時、下記条件式(5)、(6)を満足するように構成される。
dn/dt_n≧3.0 ・・・(5)
L45≧0.2 ・・・(6)
条件式(5)は、負の屈折力を有する第1レンズ1110、第3レンズ1130、第5レンズ1170のd線における相対的屈折率の温度係数の平均値に関する式である。高温の場合、通常ガラスレンズは屈折力が大きくなる方向に変化するが、条件式(5)の下限値を超えると負の屈折力を有するレンズの屈折力が大きくなる方向に変化しにくいため、物体側にピントがシフトしてしまう。条件式(6)は、第4レンズ1150と第5レンズ1160・1170の間隔に関する式である。条件式(6)の下限値を超えると、一般的な製造公差20μmが設計値の10%以上を占めてしまうため、製造が困難となってしまう。
また、撮像レンズ1100は、好ましくは条件式(7)を満足するように構成される。
2W≧50° ・・・(7)
但し、2Wは、結像面での最大像高位置に入射する光線の全画角である。
条件式(7)は、撮像レンズ1100の画角に関する式である。条件式(7)の下限値を超えると車載用センシングカメラとして満たすべき撮影範囲を確保することが困難となる。
また、第1レンズ1110は像側に凹面を向け、第2レンズ1120は物体側に凸面を向け、第5レンズ1160は物体側に凸面を向けることが好ましい。
これにより、第1レンズ1110では像側に凹面を向けることで物体側からの光を広画角で入射することが可能となる。第2レンズ1120では物体側に凸面を向けることで、第1レンズ1110の像側の面とで発生するゴーストを集光させない。第5レンズ1160では物体側に凸面を向けることで、広画角で入射した光を結像させる。
また、第1レンズ1110から第5レンズ1170まで全てのレンズが硝子材料で形成されていることが好ましい。
これにより、黄変による透過率低下を抑制することができる。
また、撮像レンズ1100は、好ましくは条件式(8)を満足するように構成される。
dn/dt_p≦4.0 ・・・(8)
但し、dn/dt_pは、正の屈折力を有するレンズのd線における相対屈折率の温度係数の平均値を示す。
条件式(8)は、正の屈折力を有する第2レンズ1120、第4レンズ1150、第5レンズ1170のd線における相対的屈折率の温度係数の平均値に関する式である。条件式(8)の上限値を超えると、高温の場合、正の屈折力を有するレンズの屈折力が大きくなり過ぎるため、物体側にピントがシフトしてしまう。
また、第4レンズ1150は片面乃至両面が非球面形状を持つことが好ましい。
これにより、収差補正が容易となり、小型でありながら良好な解像性能を得ることが可能となる。
また、第1レンズ1110の焦点距離をf1、第3レンズ1140の焦点距離をf3、撮像レンズ1100の焦点距離をfとする時、下記条件式(9)〜(10)を満足するように構成される。
−1.8<f1/f<−1.3 ・・・(9)
−1.4<f3/f<−1.0 ・・・(10)
条件式(9)は、第1レンズ1110の焦点距離と撮像レンズ1100の焦点距離を関連づけたものである。条件式(9)の下限値を超えると、物体側からの光を広画角で入射することが困難になり、上限値を超えるとL1R2面の曲率半径が小さくなり過ぎてしまい、製造が困難となる。条件式(10)は、第3レンズ1140の焦点距離と撮像レンズ1100の焦点距離を関連づけたものである。条件式(10)の下限値を超えると、第3レンズ1140のパワーが小さ過ぎるため軸上色収差の補正が困難になり、上限値を超えると第3レンズ1140のパワーが大き過ぎるため軸上色収差の補正が過多となってしまう。
なお、以下の数値実施例の中で記載されるレンズの非球面の形状は、物体側から像面側へ向かう方向を正とし、kを円錐係数、Aは4次の非球面係数を、Bは6次の非球面係数を、Cは8次の非球面係数を、Dは10次の非球面係数としたとき次式で表される。hは光線の高さ、cは中心曲率半径の逆数を、Zは面頂点に対する接平面からの深さを、それぞれ表している。
Figure 0006908724
以下に、撮像レンズ100の具体的な数値による実施例5〜10、参考例3〜5を示す。実施例5〜10、参考例3〜5の数値実施例において、焦点距離、F値、像高、レンズ全長は次の表9に記載の通りである。また、同じく実施例5〜10、参考例3〜5の数値実施例において、条件式(5)〜(10)の数値データは、次の表10に記載の値になる。
Figure 0006908724
Figure 0006908724
<実施例5>
実施の形態7における撮像レンズ1100Aの基本構成は図14に示され、各数値データ(設定値)は表11に、球面収差、歪曲収差、および非点収差を示す収差図は図15にそれぞれ示される。
図14に示すように、第1レンズ1110は物体側に凸面を向けたメニスカス形状、第2レンズ1120は両凸形状、開口絞り1130の像側に配置される第3レンズ1140は両凹形状、第4レンズ1150は両凸形状、第5レンズ1160は両凸形状、第5レンズ1170は物体側に凹面を向けたメニスカス形状を有する。
また、図14に示すように、第1レンズ1110の厚さとなるR1面1とR2面2間の距離をD1、第1レンズ1110のR2面2と第2レンズ1120のR3面3までの距離をD2、第2レンズ1120の厚さとなるR3面3とR4面4間の距離をD3、第2レンズ1120のR4面4と開口絞り1130の面5までの距離をD4、開口絞り1130の面5と第3レンズ1140のR5面6までの距離をD5、第3レンズ1140の厚さとなるR5面6とR6面7間の距離をD6、第3レンズ1140のR6面7と第4レンズ1150のR7面8までの距離をD7、第4レンズ1150の厚さとなるR7面8とR8面9間の距離をD8、第4レンズ1150のR8面9と第5レンズ1160のR9面10までの距離をD9、第5レンズ1160の厚さとなるR9面10とR10面11間の距離をD10、第5レンズ1170の厚さとなるR10面11とR11面12間の距離をD11、第5レンズ1170のR11面12と平板1180の面13までの距離をD12、平板1180の厚さとなる面13と面14間の距離をD13、平板1180の面14と平板1190の面15までの距離をD14、平板1190の厚さとなる面15と面16間の距離をD15、平板1190の面16と結像面1200までの距離をD16とする。尚、以降の実施例6〜10、参考例3〜4においてもR1面1〜面16、およびD1〜D16は同様の距離を意味するものとする。
表11は、実施例5における撮像レンズ1100Aの各面番号に対応した絞り、各レンズの曲率半径R(mm)、間隔D(mm)、屈折率Nd、分散値νd、d線における相対屈折率の温度係数dn/dt、線膨張係数αを示している。表11中で面番号に*がついている面は非球面形状となっていることを示す。表12は、所定面の非球面係数を示している。
数値実施例5
Figure 0006908724
Figure 0006908724
図15は、実施例5において、図15Aが球面収差(左から435.8nm, 486.1nm, 546.1nm, 587.6nm, 656.3nm)を、図15Bが非点収差(実線:左から435.8nm, 486.1nm, 546.1nm, 587.6nm, 656.3nmのサジタル光線、点線:左から435.8nm, 486.1nm, 546.1nm, 587.6nm, 656.3nmのタンジェンシャル光線)を、図15Cが歪曲収差(435.8nm, 486.1nm, 546.1nm, 587.6nm, 656.3nmが重なっている)をそれぞれ示している。図15B、Cの縦軸は半画角ωを表し、図15B中、実線Sはサジタル像面の値、破線Tはタンジェンシャル像面の値をそれぞれ示している(図17、19、21、23においても同様である)。図15からわかるように、実施例5によれば、球面、歪曲、非点の諸収差が良好に補正され、結像性能に優れた撮像レンズ1100Aが得られる。
<実施例6>
実施の形態8における撮像レンズの基本構成及び球面収差、歪曲収差、および非点収差を示す収差図は実施例5と同様である。尚、各数値データ(設定値)は表13に示される。
表13は、実施例6における撮像レンズの各面番号に対応した絞り、各レンズの曲率半径R(mm)、間隔D(mm)、屈折率Nd、分散値νd、d線における相対屈折率の温度係数dn/dt、線膨張係数αを示している。表13中で面番号に*がついている面は非球面形状となっていることを示す。表14は、所定面の非球面係数を示している。
数値実施例6
Figure 0006908724
Figure 0006908724
<実施例7>
実施の形態9における撮像レンズ1100Bの基本構成は図16に示され、各数値データ(設定値)は表15に、球面収差、歪曲収差、および非点収差を示す収差図は図17にそれぞれ示される。
図16に示すように、第1レンズ1110は物体側に凸面を向けたメニスカス形状、第2レンズ1120は両凸形状、開口絞り1130の像側に配置される第3レンズ1140は両凹形状、第4レンズ1150は両凸形状、第5レンズ1160は両凸形状、第5レンズ1170は両凸形状を有する。
表15は、実施例7における撮像レンズの各面番号に対応した絞り、各レンズの曲率半径R(mm)、間隔D(mm)、屈折率Nd、分散値νd、d線における相対屈折率の温度係数dn/dt、線膨張係数αを示している。表15中で面番号に*がついている面は非球面形状となっていることを示す。表16は、所定面の非球面係数を示している。
数値実施例7
Figure 0006908724
Figure 0006908724
図17は、実施例7おいて、図17Aが球面収差(左から435.8nm, 486.1nm, 546.1nm, 587.6nm, 656.3nm)を、図17Bが非点収差(実線:左から435.8nm, 486.1nm, 546.1nm, 587.6nm, 656.3nmのサジタル光線、点線:左から435.8nm, 486.1nm, 546.1nm, 587.6nm, 656.3nmのタンジェンシャル光線)を、図17Cが歪曲収差(435.8nm, 486.1nm, 546.1nm, 587.6nm, 656.3nmが重なっている)をそれぞれ示している。図17からわかるように、実施例7によれば、球面、歪曲、非点の諸収差が良好に補正され、結像性能に優れた撮像レンズが得られる。
<実施例8>
実施の形態10における撮像レンズの基本構成及び球面収差、歪曲収差、および非点収差を示す収差図は実施例7と同様である。尚、各数値データ(設定値)は表17に示される。
表17は、実施例7における撮像レンズの各面番号に対応した絞り、各レンズの曲率半径R(mm)、間隔D(mm)、屈折率Nd、分散値νd、d線における相対屈折率の温度係数dn/dt、線膨張係数αを示している。表17中で面番号に*がついている面は非球面形状となっていることを示す。表18は、所定面の非球面係数を示している。
数値実施例8
Figure 0006908724
Figure 0006908724
<実施例9>
実施の形態11における撮像レンズ1100Cの基本構成は図18に示され、各数値データ(設定値)は表19に、球面収差、歪曲収差、および非点収差を示す収差図は図19にそれぞれ示される。
図18に示すように、第1レンズ1110は物体側に凸面を向けたメニスカス形状、第2レンズ1120は両凸形状、開口絞り1130の像側に配置される第3レンズ1140は両凹形状、第4レンズ1150は両凸形状、第5レンズ1160は両凸形状、第5レンズ1170は両凸形状を有する。
表19は、実施例9における撮像レンズの各面番号に対応した絞り、各レンズの曲率半径R(mm)、間隔D(mm)、屈折率Nd、分散値νd、d線における相対屈折率の温度係数dn/dt、線膨張係数αを示している。表19中で面番号に*がついている面は非球面形状となっていることを示す。表20は、所定面の非球面係数を示している。
数値実施例9
Figure 0006908724
Figure 0006908724
図19は、実施例9おいて、図19Aが球面収差(左から435.8nm, 486.1nm, 546.1nm, 587.6nm, 656.3nm)を、図19Bが非点収差(実線:左から435.8nm, 486.1nm, 546.1nm, 587.6nm, 656.3nmのサジタル光線、点線:左から435.8nm, 486.1nm, 546.1nm, 587.6nm, 656.3nmのタンジェンシャル光線)を、図19Cが歪曲収差(435.8nm, 486.1nm, 546.1nm, 587.6nm, 656.3nmが重なっている)をそれぞれ示している。図19からわかるように、実施例9によれば、球面、歪曲、非点の諸収差が良好に補正され、結像性能に優れた撮像レンズが得られる。
<実施例10>
実施の形態12における撮像レンズの基本構成及び球面収差、歪曲収差、および非点収差を示す収差図は実施例9と同様である。尚、各数値データ(設定値)は表21に示される。表21は、実施例9における撮像レンズの各面番号に対応した絞り、各レンズの曲率半径R(mm)、間隔D(mm)、屈折率Nd、分散値νd、d線における相対屈折率の温度係数dn/dt、線膨張係数αを示している。表21中で面番号に*がついている面は非球面形状となっていることを示す。表22は、所定面の非球面係数を示している。
数値実施例10
Figure 0006908724
Figure 0006908724
<参考例3>
実施の形態13における各数値データ(設定値)は表17に示される。
表23は、参考例3における撮像レンズの各面番号に対応した絞り、各レンズの曲率半径R(mm)、間隔D(mm)、屈折率Nd、分散値νd、d線における相対屈折率の温度係数dn/dt、線膨張係数αを示している。表23中で面番号に*がついている面は非球面形状となっていることを示す。表24は、所定面の非球面係数を示している。
数値参考例3
Figure 0006908724
Figure 0006908724
<参考例4>
実施の形態14における各数値データ(設定値)は表25に示される。
表25は、参考例4における撮像レンズの各面番号に対応した絞り、各レンズの曲率半径R(mm)、間隔D(mm)、屈折率Nd、分散値νd、d線における相対屈折率の温度係数dn/dt、線膨張係数αを示している。表25中で面番号に*がついている面は非球面形状となっていることを示す。表26は、所定面の非球面係数を示している。
数値参考例4
Figure 0006908724
Figure 0006908724
<参考例5>
実施の形態15における各数値データ(設定値)は表27に示される。
表27は、参考例5における撮像レンズの各面番号に対応した絞り、各レンズの曲率半径R(mm)、間隔D(mm)、屈折率Nd、分散値νd、d線における相対屈折率の温度係数dn/dt、線膨張係数αを示している。表27中で面番号に*がついている面は非球面形状となっていることを示す。表28は、所定面の非球面係数を示している。
数値参考例5
Figure 0006908724
Figure 0006908724
図20、図21、図22は、実施例5から実施例10、参考例3から参考例5において、負の屈折力を有する第1レンズ1110、第3レンズ1130、第5レンズ1170のd線における相対的屈折率の温度係数の平均値と105℃でのピントシフト量の関係を示している。ピントシフト量はd線における相対的屈折率の温度係数及び線膨張係数より算出している。
図20、図21、図22から分かるように、相対的屈折率の温度係数の平均値を特定の値以上にすることで、ピントシフト量を小さく抑えることができる。ピントシフト量は製造公差上10μm以下にする必要があり、負の屈折力を有するレンズのd線における相対屈折率の温度係数の平均値はdn/dt_n≧3.0となる。
以上、本実施形態にかかる撮像レンズについて説明したが、本発明はこれらの実施例の撮像レンズに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。例えば、実施例5〜8の撮像レンズ1100の諸元は例示であって、本発明の範囲内で種々のパラメータの変更が可能である。また、上記実施例において、カバーガラス(平板)1190に赤外線除去フィルタを設ける構成にしたり、赤外カットコートをカバーガラス(平板)1190の面に施すなどしたりしても良い。また、他のレンズ面またはローパスフィルタ等のフィルタに赤外コートを施しても良い。
本実施形態によれば、監視用カメラまたは車載カメラ等の様々な箇所に搭載可能であり、広い視野を確保しながら画面全域で結像性能が良く、高い光学性能を持つ広角撮像レンズが提供できる。
図23に本発明の一実施形態に係る撮像レンズ1100を用いた撮像装置1300の一実施形態の断面図を示す。撮像レンズ1100およびCCDまたはCMOS等の撮像素子1210は筐体1220によって位置関係を規定、保持される。このとき撮像レンズ1100の結像面1200は撮像素子1210の受光面に一致するように配置されている。
撮像レンズ1100によって取り込まれ、撮像素子1210の受光面に結像した被写体像は、撮像素子1210の光電変換機能によって電気信号に変換されて、画像信号として撮像素子1210から出力される。
図24は本発明の一実施形態による撮像レンズ1100を用いた撮像装置1300を、車両1400に搭載される車載カメラ1410に適用した車載カメラシステムの例を説明する図である。車載カメラシステムは、車載カメラ1410と画像処理装置1420を含んで構成される。車載カメラ1410は車両1400の車室内部または外部に取り付けられ、所定の方向を撮像することができるが、図24の例では、車室内の前部に固定して車両1400の前方の視界の周辺画像を撮像するものとする。
車載カメラ1410は、取得した画像を車両1400内の通信手段を介して、画像処理装置1420に出力する。画像処理装置1420は、画像処理用ASIC(Application SpecificIntegrated Circuit),DSP(Digital Signal Processor)等の画像処理専用のプロセッサおよび種々の情報を記憶するメモリを含み、車載カメラ1410および他の車載カメラから出力された画像に対して、ホワイトバランス調整、露出調整処理、色補間、明るさ補正およびガンマ補正等の処理を行う。さらに、画像処理装置1420は、画像の切替え、複数の車載カメラからの画像の結合、一部の画像の切出し、記号、文字または予想軌跡線等の画像への重畳、等の処理を行い、表示装置1430の仕様に合わせた画像信号を出力する。画像処理装置1420の一部またはすべての機能を車載カメラ1410側に持たせても良い。
表示装置1430は、車両1400のダッシュボード等に配置され、車両1400の運転者に対して画像処理装置1420で処理された画像情報を表示する。
以上のように、撮像レンズ1100は、広角撮像レンズでありながら、歪曲収差の発生を低減し、高い光学性能を持つ被写体像を撮像素子1210の受光面上に結像でき、視認性に優れた画像の画像信号を出力できる。さらに、夜間などの光量の乏しい環境で使用するために波長帯域を近赤外光まで広げても、軸上色収差を抑制することができるので、特に、赤外線カットフィルタのない撮像素子1210を用いる車載カメラ1410に適している。さらに、小型、軽量とすることができるので、搭載スペースがコンパクトにでき、様々な用途の撮像素子1210に適している。
100、100A〜100B 撮像レンズ
110 第1レンズ
120 第2レンズ
130 開口絞り
140 第3レンズ
150 第4レンズ
160 第5レンズ
170 第5レンズ
180 平板
190 平板
200 結像面
210 撮像素子
220 筺体
300 撮像装置
400 車両
410 車載カメラ
420 画像処理装置
430 表示装置
1100、1100A〜1100C 撮像レンズ
1110 第1レンズ
1120 第2レンズ
1130 開口絞り
1140 第3レンズ
1150 第4レンズ
1160 第5レンズ
1170 第5レンズ
1180 平板
1190 平板
1200 結像面
1210 撮像素子
1220 筺体
1300 撮像装置
1400 車両
1410 車載カメラ
1420 画像処理装置
1430 表示装置

Claims (8)

  1. 物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズと、正の屈折力を有する第2レンズと、開口絞りと、負の屈折力を有する第3レンズと、正の屈折力を有する第4レンズ、正の屈折力を有するレンズおよび負の屈折力を有するレンズの接合からなる第5レンズとで構成され、
    全てのレンズが球面により形成され
    前記第1レンズの焦点距離をf1、前記第3レンズの焦点距離をf3、前記撮像レンズ全系の焦点距離をfとする時、下記条件式(3)〜(4)を満足することを特徴とする撮像レンズ。
    −1.95<f1/f<−1.55 ・・・(3)
    −1.3<f3/f<−0.9 ・・・(4)
  2. 前記第5レンズの正の屈折力を有するレンズのアッベ数をνa、負の屈折力を有するレンズのアッベ数をνbとする時、下記条件式(1)を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。
    30≧νa−νb≧17 ・・・(1)
  3. 下記条件式(2)を満足することを特徴とする請求項1乃至2のいずれかに記載の撮像レンズ。
    2W≧50° ・・・(2)
    但し、2Wは、結像面での最大像高位置に入射する光線の全画角である。
  4. 前記第3レンズを構成する材料のd線に対するアッベ数が30以下に、前記第4レンズを構成する材料のd線に対するアッベ数が30以上に、それぞれ設定されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の撮像レンズ。
  5. 前記第1レンズは像側に凹面を向け、前記第2レンズは物体側に凸面を向け、前記第5レンズは物体側に凸面を向けることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の撮像レンズ。
  6. 前記第1レンズから前記第5レンズまで全てのレンズが硝子材料で形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の撮像レンズ。
  7. 物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズと、正の屈折力を有する第2レンズと、開口絞りと、負の屈折力を有する第3レンズと、正の屈折力を有する第4レンズ、正の屈折力を有するレンズおよび負の屈折力を有するレンズの接合からなる第5レンズとで構成され、全てのレンズが球面により形成され、前記第1レンズの焦点距離をf1、前記第3レンズの焦点距離をf3、前記撮像レンズ全系の焦点距離をfとする時、下記条件式(3)〜(4)を満足することを特徴とする撮像レンズと、前記撮像レンズを介して結像する光学像を電気信号に変換する撮像素子と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
    −1.95<f1/f<−1.55 ・・・(3)
    −1.3<f3/f<−0.9 ・・・(4)
  8. 車両に設けられ、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズと、正の屈折力を有する第2レンズと、開口絞りと、負の屈折力を有する第3レンズと、正の屈折力を有する第4レンズ、正の屈折力を有するレンズおよび負の屈折力を有するレンズの接合からなる第5レンズとで構成され、全てのレンズが球面により形成され、前記第1レンズの焦点距離をf1、前記第3レンズの焦点距離をf3、前記撮像レンズ全系の焦点距離をfとする時、下記条件式(3)〜(4)を満足することを特徴とする撮像レンズと、前記撮像レンズを介して結像する光学像を電気信号に変換する撮像素子と、を含む撮像装置を備える車載カメラシステム。
    −1.95<f1/f<−1.55 ・・・(3)
    −1.3<f3/f<−0.9 ・・・(4)
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