JP5391580B2 - デジタル放送受信装置 - Google Patents

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本発明は、デジタル放送を受信する装置に関するものである。
日本の地上デジタル放送は、2003年12月から3大都市圏で本放送がはじまり、2006年12月には、全国各都道府県の主要都市でも本放送が開始された。また、携帯電話機むけの放送として地上デジタル放送の電波の一部を利用したワンセグ放送も2006年3月から始まっている。
なお、ここでは、地上デジタル放送のことを、あえてワンセグ放送にたいして区別するために、12セグ放送と呼ぶこととする。
車載用をはじめとする移動用の地上デジタル放送受信機の中には、12セグ放送とワンセグ放送の両方を受信可能とするものがすでに開発されている。ワンセグ放送はその変調方式のちがいから、12セグ放送よりも微弱な電波で復調・復号が可能なため、12セグ放送が受信できなくなったときにワンセグ放送に切り替えることがすでに発明されている(例えば、特許文献1)。
また、ワンセグ放送、12セグ放送に限らず、視聴中の番組の電波状態が悪くなって視聴できない状態になったときに、別の物理周波数で放送されているおなじ内容の放送波を探して切り替えるという、中継局サーチの機能についても、すでに発明されている(例えば、特許文献2)。
特開2005−252512号公報 特開2006−174208号公報
12セグ放送を受信している受信装置のアンテナの前を、人や車が通り過ぎたことなどにより一時的に電波状況が悪くなった場合は、同じ物理周波数のワンセグ放送を選局し、その後電波状況が復帰したときに再度12セグ放送に切り替えることで、ユーザは番組を継続して視聴ができる。
ところが逆に、場所が移動したことによって12セグ放送の受信状況が悪くなった場合には、別の中継局からの電波に切り替えたほうが安定した受信ができる可能性があるので、中継局サーチをおこなうほうがよい場合も考えられる。
このように、12セグ放送が受信できなくなったときに、ワンセグ放送を選択するのか、別の中継局からの電波を選択するのかは、状況によって異なるため、どちらかに決めることができないという課題があった。
また、ワンセグ放送は、現在は12セグ放送とおなじ内容のものを放送(サイマル放送)することが義務付けられているが、2008年4月以降は12セグ放送とは別のコンテンツを放送することも可能となるため、12セグが受信できなくなったときにワンセグ放送に切り替えるという発明(特開2005−252512)の意味が無くなることとなる。
しかし、ワンセグ放送が12セグ放送のサイマルかどうかを判断する仕組みが放送規格上はないため、サイマル放送である場合のみワンセグに切り替える、ということができないという課題があった。
また、違う物理周波数の同じ放送も見つからず、ワンセグ放送も受信できない状態になった場合に、視聴中の番組を継続視聴できなくなってしまうという課題があった。
また、衛星放送による地上波再送信放送は、首都圏の放送をサイマル放送することが考えられるが、そのばあい、地方で視聴している場合には、地上波デジタル放送のサイマル放送で無い場合があるが、その判定をすることができないという課題があった。
上記課題を解決するために、第1の発明に係るデジタル放送受信装置は、受信装置の移動速度を計測する移動速度計測部を具備し、そこで得られた受信装置の移動速度によって、ワンセグ放送に切り替えるのか、別の物理周波数をつかって放送されているおなじ12セグ放送を探してその物理周波数に切り替えるのかを判定する、選局判定部を備えたものである。
また、第2の発明では、ワンセグ放送を選局するのか、別の物理周波数で放送されているおなじ12セグ放送をさがすのかをチャンネルごとに独立にユーザが設定することができる、優先順位設計部を備えたものである。
また、第3の発明では、地上デジタル放送以外にも、衛星放送、ISDB−Tmmの受信ができるチューナ、およびインターネットの接続ができる接続部を具備し、12セグ放送もワンセグ放送も受信できなくなったときにそれらのメディアに切り替えることによって番組の継続視聴をするための選局部と選択部を備えたものである。
また、第4の発明では、現在位置と視聴中のチャンネルの情報によって、地上デジタル放送のサイマル放送を衛星デジタル放送で再送信されているかを判定するために現在位置検出部を備えたものである。
第1の発明に係るデジタル放送受信装置によれば、移動速度計測部によって計測された受信装置の移動速度に応じて、移動速度が小さい場合にはワンセグ放送を選局し、移動速度が大きい場合には、別の物理周波数で同じ放送を探すように処理を切り替えることで、より安定してテレビを継続して視聴することができるという効果がある。
第2の発明に係るデジタル放送受信装置によれば、優先順位設定部によって、ワンセグ放送が12セグ放送のサイマル放送である場合とそうでなくなった場合で設定を変えることによって、電波が悪くなっても、番組の継続視聴ができるようになるという効果がある。
第3の発明に係るデジタル放送受信装置によれば、12セグ放送もワンセグ放送も受信できなくなった場合でも番組の継続視聴ができるようになる、という効果がある
本発明は、地上デジタル放送を移動しながら受信するときに、番組の継続視聴をさせるための作用を有する。
(実施の形態1)
図1は本発明の一実施の形態におけるデジタル放送受信装置のブロック図である。以下、図1を用いて上記デジタル放送受信装置の構成について説明する。
ユーザが所望するチャンネルの物理周波数とサービス番号を指示する選局部101、前記選局部で指示された物理周波数とサービス番号を選択し、地上デジタル放送の電波を復調し、デスクランブルし、映像と音声のエレメンタリーストリームを出力する地上デジタル復調部102、前記地上デジタル復調部から出力されるワンセグ放送のエレメンタリーストリームを入力し、映像と音声信号をデコードし出力するワンセグデコード部103、同様に前記地上デジタル復調部から出力される12セグ放送のエレメンタリーストリームを入力し、映像と音声信号をデコードし出力する12セグデコード部104、前記ワンセグデコード部と前記12セグデコード部から出力される映像、音声信号のうち、どちらか一方の映像、音声信号を選択して出力する選択部105、前記地上デジタル復調部から出力される受信レベル及び、前記12セグデコード部から出力されるデコードエラー情報から、12セグの受信状態を判定する受信判定部106、前記受信判定部からの12セグ受信情報と、移動速度計測部からの移動速度の情報から、ワンセグ放送を選局するのか、他の物理周波数で同じ放送を探すのかを判定する選局判定部107、受信装置の移動速度を計測する移動速度計測部108、他の物理周波数で同じ放送を探すサーチ部109から構成される。
なお、上述した説明においては、受信判定部106は、ワンセグデコード部103と12セグデコード部104から出力された映像、音声信号のいずれかを選択する選択部105の制御を行う構成について説明したが、本願発明はこれに限定されるものではなく、図示していないが、例えば、地上デジタル復調部102においてワンセグ放送又は12セグ放送のいずれかを選択する構成とすることも可能である。
また、上述した図1には図示していないが、本願発明では、デジタル放送受信装置が現在選局中のデジタル放送を受信可能か否かを判別する構成(受信可否判別部)を設けることも可能である。この受信可否判別部では、例えば一例として、入力されたデジタル放送がデコーダ部において所定のデータをデコード可能か否かを判別する方法で実現することも可能であり、また、別の例としては、復調部においてCNレベルを検出することによりデジタル放送の受信の可否を判別する構成とすることも可能である。
以上の構成からなるデジタル放送受信装置における本発明の実施例1について図2の処理フローを用いて以下に説明する。
図2は、視聴中の12セグ放送が視聴できなくなってしまった場合の、それ以降の処理フローについて説明する図である。ステップS201では、移動速度計測部108で測定された受信機の移動速度が、あらかじめ決められた規定値以下であるかどうかを判定し、規定値以下であればワンセグの受信をすべきであると判定する。これは、車載用の受信装置などにおいて、受信装置が移動していないのに受信状況が悪化したという状況から、アンテナの前を人や車が通り過ぎたことなど、周辺の環境変化が原因と考え、そうであれば、一時的に電波状況が悪くなったがすぐに回復すると判断し、他の物理周波数にきりかえないようにするものである。
また、受信装置の移動速度が規定値以上であれば、他の物理周波数の12セグの検索を開始する。これは、車載用の受信機などにおいて、場所の移動により電波状況が変化したのであれば、今まで受信していた中継局よりも、もっと近くにより受信条件のよい別の中継局が存在する可能性があるため、別の物理周波数でおなじ放送が受信できないか、サーチすべきと判断するものである。
なお、移動速度の規定値は、たとえば、10km/時など固定的にきめてもよいが、ユーザが調整することができるようにしてもよい。また、速度は瞬間的なものを測定するのではなく、一定時間内の平均速度をもとに判定してもよい。また、加速時と減速時で規定値を変えるなどヒステリシスを持たせてもよい。また、チャンネルごとに、規定値をかえてもよい。
ステップS202では、同じ物理周波数内のワンセグ放送を選局する。ステップS203では、ステップS202で選局したワンセグが受信できているがどうかを判定する。受信可能かどうかは、CNレベルや選局に必要なPSI情報が取得できているかどうかで判断してもよい。また映像、音声のデコードエラーがどれくらいの頻度で発生しているかなどによって判定してもよい。また、上記のような状態が一定時間以上連続して発生した場合のみ受信不可能と判定するなど、ヒステリシスをもたせた判定をおこなってもよい。
ここで、ワンセグ放送が受信できていた場合には、これで処理を終了し、ワンセグ放送を視聴する。一方、ステップS204ではほかの物理周波数でおなじネットワークIDの放送が行われていないかを探しにいく。なお、ほかの物理周波数を探す場合に、すべての物理周波数を検査するのではなく、あらかじめ何らかの方法で入手した中継局の物理周波数のリストをもとに、その周波数のみを調査することで調査時間の短縮をおこなってもよい。なお、複数の物理周波数で、おなじネットワークIDの放送が行われていたことがわかった場合、それらのうちもっともCNのよいものを選択するなどしてもよい。
次に、ステップS205ではステップS204でおなじネットワークIDの放送が見つかったかどうかを判定する。見つかっていればそこを選局し、ここでの処理は終了する。同じネットワークIDの放送局が見つからなかった場合には、同じ系列局IDをもった放送を探す。ステップS206では、ほかの物理周波数でおなじネットワークIDの放送が行われていないかを探しにいく。なお、複数の物理周波数で、おなじネットワークIDの放送が行われていたことがわかった場合、それらのうちもっともCNレベルの高いものを選択するなどをしてもよい。
次に、ステップS207では、ステップS206で系列局が見つかったかどうかを判定する。見つかっていればそこを選局し、ここでの処理は終了する。系列局が見つからなかった場合には、元の周波数のワンセグ放送を選局する。
このように、電波状況の悪化によって放送の視聴ができなくなった場合に、移動速度を考慮して、最適な方法で、視聴を継続するための手段を提供し、ユーザは特別な操作なく自動的に継続視聴することができるものである。
なお、上述した実施の形態1においては、説明の簡単化のためワンセグと12セグ放送について説明したが、本願発明はこれに限定されるものではなく、複数の放送方式により放送がなされている状況下において、移動速度を考慮して最適な方法で視聴を継続する場合に適用可能である。
(実施の形態2)
図3は本発明の一実施の形態におけるデジタル放送受信装置のブロック図である。以下、図3を用いて上記デジタル放送受信装置の構成について説明する。ユーザが所望するチャンネルの物理周波数とサービス番号を指示する選局部301、前記選局部で指示された物理周波数とサービス番号を選択し、地上デジタル放送の電波を復調し、デスクランブルし、映像と音声のエレメンタリーストリームを出力する地上デジタル復調部302、前記地上デジタル復調部302から出力されるワンセグ放送のエレメンタリーストリームを入力し、映像と音声信号をデコードし出力するワンセグデコード部303、同様に前記地上デジタル復調部から出力される12セグ放送のエレメンタリーストリームを入力し、映像と音声信号をデコードし出力する12セグデコード部304、前記ワンセグデコード部と前記12セグデコード部から出力される映像、音声信号のうち、どちらか一方の映像、音声信号を選択して出力する選択部305、前記地上デジタル復調部302から出力される受信レベル及び、前記12セグデコード部から出力される12セグデコードエラー情報、及び、前記ワンセグデコード部から出力されるワンセグデコードエラー情報から、12セグ及びワンセグの受信状態を判定する受信判定部306、前記受信判定部からの受信状況情報と、優先順位設定部からの優先順位の情報から、ワンセグ放送を選局するのか、12セグ放送を選局するのか、他の物理周波数で同じ放送を探すのかを判定する選局判定部307、ユーザの好みで、優先順位を設定する優先順位設定部308、他の物理周波数で同じ放送を探すサーチ部309から構成される。
なお、上述した説明においては、受信判定部306は、ワンセグデコード部303と12セグデコード部304から出力された映像、音声信号のいずれかを選択する選択部305の制御を行う構成について説明したが、本願発明はこれに限定されるものではなく、図示していないが、例えば、地上デジタル復調部302においてワンセグ放送又は12セグ放送のいずれかを選択する構成とすることも可能である。
以上の構成からなるデジタル放送受信装置における本発明の実施例2について図4の処理フローを用いて以下に説明する。
図4は、視聴中の12セグ放送が、視聴できなくなってしまった場合の、それ以降の処理フローについて説明する図である。ステップS401では、優先順位設定部308で設定されたユーザの指示による優先順位によって、ワンセグ放送を選局するのか、他の物理周波数で同じ放送を探すのかを決定する。ワンセグ放送が12セグ放送のサイマル放送をしているかどうかや、あるいは、画質の悪いワンセグよりも、画質のよい12セグ放送を好むか、など、ユーザの判断で設定するものである。なおこのユーザの設定は、放送局ごとに個別に設定できるようにしてもよい。
次に、ステップS402では、同じ物理周波数内のワンセグ放送を選局する。ステップS403では、ステップS402で選局したワンセグ放送が受信できているがどうかを判定する。受信可能かどうかは、CNレベルや選局に必要なPSI情報が取得できているかどうかで判断してもよい。また映像、音声のデコードエラーがどれくらいの頻度で発生しているかなどによって判定してもよい。また、上記のような状態が一定時間以上連続して発生した場合のみ受信不可能と判定するなど、ヒステリシスをもたせた判定をおこなってもよい。ここでワンセグ放送が受信できていた場合には、これで処理を終了し、ワンセグ放送を視聴する。
一方、ステップS404ではほかの物理周波数でおなじネットワークIDの放送が行われていないかを探しにいく。なお、ほかの物理周波数を探す場合に、すべての物理周波数を検査するのではなく、あらかじめ何らかの方法で入手した中継局の物理周波数のリストをもとに、その周波数のみを調査することで調査時間の短縮をおこなってもよい。なお、複数の物理周波数で、おなじネットワークIDの放送が行われていたことがわかった場合、それらのうちもっともCNのよいものを選択するなどしてもよい。
次に、ステップS405ではステップS404でおなじネットワークIDの放送が見つかったかどうかを判定する。見つかっていればそこを選局し、ここでの処理は終了する。同じネットワークIDの放送局が見つからなかった場合には、同じ系列局IDをもった放送を探す。
次に、ステップS406では、ほかの物理周波数でおなじネットワークIDの放送が行われていないかを探しにいく。なお、複数の物理周波数で、おなじネットワークIDの放送が行われていたことがわかった場合、それらのうちもっともCNレベルの高いものを選択するなどをしてもよい。ステップS407では、ステップS406で系列局が見つかったかどうかを判定する。見つかっていればそこを選局し、ここでの処理は終了する。系列局が見つからなかった場合には、元の周波数のワンセグ放送を選局する。
このように、電波状況の悪化によって放送の視聴ができなくなった場合に、ユーザの好みに応じて最適な方法で、視聴を継続するための手段を提供し、ユーザは特別な操作なく自動的に継続視聴することができるものである。
なお、上述した実施の形態1においては、説明の簡単化のためワンセグと12セグ放送について説明したが、本願発明はこれに限定されるものではなく、複数の放送方式により放送がなされている状況下において、ユーザーの好みに応じた最適な方法で視聴を継続する場合に適用可能である。
(実施の形態3)
図5は本発明の一実施の形態におけるデジタル放送受信装置のブロック図である。以下、図5を用いて上記デジタル放送受信装置の構成について説明する。
ユーザが所望するコンテンツの選局方法を実現する選局部501、前記選局部で指示されたURLを選択し、インターネット上の映像コンテンツのストリーミングデータを受信し、デスクランブルし、映像と音声のエレメンタリーストリームを出力するIP接続部502、前記選局部で指定された衛星デジタル放送の電波を受信し、復調し、デスクランブルし映像と音声のエレメンタリーストリームを出力する衛星デジタル復調部503、前記選局部で指定された物理周波数とISDB−Tmmチャンネルを選択し、ISDB−Tmm放送を受信し、復調し、デスクランブルし映像と音声のエレメンタリーストリームを出力するISDM−Tmm復調部504、前記選局部で指示された物理周波数とサービス番号を選択し、地上デジタル放送の電波を復調し、デスクランブルし、12セグ放送とワンセグ放送の映像と音声のエレメンタリーストリームを出力する地上デジタル復調部505、前記IP接続部から出力されるストリーミングデータのエレメンタリーストリームを入力し、映像と音声信号をデコードし出力するIPストリームデコード部506、前記衛星デジタル復調部から出力されるエレメンタリーストリームを入力し、映像と音声信号をデコードし出力する衛星デジタルデコード部507、前記ISDB−Tmm復調部、もしくは前記地上デジタル復調部から出力されるワンセグ放送のエレメンタリーストリームを入力し、映像と音声信号をデコードし出力するワンセグデコード部508、前記地上デジタル復調部から出力される12セグ放送のエレメンタリーストリームを入力し、映像と音声信号をデコードし出力する12セグデコード部509、前記IPストリームデコード部、前記衛星デジタルデコード部、前記ワンセグデコード部と前記12セグデコード部から出力される映像、音声信号のうち、いずれか一組の映像、音声信号を選択して出力する選択部510、前記IPストリームデコード部、前記衛星デジタルデコード部、前記ワンセグデコード部と前記12セグデコード部から出力されるデコードエラー情報から、各メディアの受信状態を判定する受信判定部511、前記受信判定部からの受信状況情報と、優先順位設定部からの優先順位の情報と、移動速度計測部からの移動速度と、現在位置検出部からの現在位置情報から、どのメディアの放送を選局するのか、あるいは12セグ放送の、他の物理周波数で同じ放送を探すのかを判定する選局判定部512、ユーザの好みで、優先順位を設定する優先順位設定部513、本受信機の移動速度を計測して通知する移動速度計測部514、現在位置を計測する現在位置検出部516、他の物理周波数で同じ放送を探すサーチ部515から構成される。
以上の構成からなるデジタル放送受信装置における本発明の実施例3について図6及び図7の処理フローを用いて以下に説明する。
図6及び図7は、視聴中の12セグ放送が、視聴できなくなってしまった場合の、それ以降の処理フローについて説明する図である。またここでは、選局するメディアの優先順位を、地上波ジタル、ISDB−Tmm、衛星デジタル、IP再送信の順に設定したときの例である。この優先順位は、513の優先順位設定部によってユーザに設定されるものであり、この実施例ではその一設定にもとづいて説明する。
ステップS601では、優先順位設定部513で設定されたユーザの指示による優先順位によって、ワンセグ放送を選局するのか、他の物理周波数で同じ放送を探すのかあるいは移動速度によってどちらかを選局するのかを決定する。ワンセグ放送が12セグ放送のサイマル放送をしているかどうかや、あるいは、画質の悪いワンセグよりも、画質のよい12セグ放送を好むか、など、ユーザの好みにおうじて、設定するものである。なお設定は、放送局ごとにできるようにしてもよい。
次に、ステップS602では、移動速度計測部514で測定された受信機の移動速度が、あらかじめ決められた規定値以下であるかどうかを判定し、規定値以下であればワンセグの受信をすべきであると判定する。ステップS603では、ワンセグ放送を選局する。ステップS604は、ステップS603で選局したワンセグが受信、デコードできているがどうかを判定する。ここでワンセグ放送が受信できていた場合には、これで処理を終了し、ワンセグ放送を視聴する。
一方、ステップS605ではほかの物理周波数でおなじネットワークIDの放送が行われていないかを探しにいく。ステップS606ではステップS605でおなじネットワークIDの放送が見つかったかどうか、見つかった放送局で視聴できているかを判定する。視聴できていれば、ここでの処理は終了する。
ここで、同じネットワークIDの放送局が見つからなかった場合には、ステップS607で同じ系列局IDをもった放送を探す。ステップS608では、ステップS607で系列局が見つかったかどうかを判定する。見つかっていればそこを選局し、ここでの処理は終了する。
系列局も見つからなかった場合には、ステップS609で現在位置検出部516で検出された現在位置によって、ISDB−Tmm放送が行われている地域かどうかの判定を行う。もしISDB−Tmmがおこなわれている地域であれば、ステップS610でISDB−Tmmを選局し、そのなかで、現在視聴中の12セグと同じ放送を探す。ステップS611ではステップS610でISDB−Tmm放送が選局できたかどうかを判定し、選局できていればこれで処理を終了し、ISDB−Tmm放送を視聴する。
もし選局できなかった場合には、ステップS612で、現在位置が関東広域であるか、もしくは現在視聴中の放送局がNHK教育かどうかを判断する。現在位置が首都圏であれば、視聴中の地上デジタル放送の再送信が衛星デジタル放送でされているので、ステップS613で、衛星デジタル放送を選局する。または、S612で現在視聴中の放送がNHK教育であれば、NHK教育は全国どこでもおなじ放送をしているので、現在位置にかかわらず衛星放送で再送信しているものは地上デジタル放送のサイマル放送であるので、ステップS613で衛星デジタル放送を選局する。S614ではS613で地上波デジタルの再送信放送が受信できたかどうかを判定する。もし選局できていればこれで処理を終了し、衛星デジタル放送を視聴する。
一方、もし受信できていなければステップS615でIP接続する。ステップS615でIP接続し、現在視聴中の放送のIP再送信されているURLに接続する。ステップS616では、ステップS615で選局できたかどうかにより、選局できていれば、処理は終了する。選局できていなかった場合には、ステップS603のワンセグ選局をおこなう。
このように、電波状況の悪化によって放送の視聴ができなくなった場合に、地上デジタル放送だけではなく、考えられるほかのメディアへ自動的に遷移し、ユーザの好みに応じて最適な方法で、視聴を継続するための手段を提供し、ユーザは特別な操作なく自動的に継続視聴することができるものである。
なお、上述した実施の形態では、優先順位設定部513、移動速度計測部514、現在位置検出部51に基づいて選局判定部512が処理を行う構成について説明したが、本願発明はこれに限定されるものではなく、選択部510を介して出力される映像・音声信号を選別することが可能である情報であれば、本発明を適用することが可能である。
本発明のデジタル放送受信装置は、移動しながら受信するときに、ワンセグを選択するか、別の物理周波数の12セグを選択するかを、ユーザにとって最適な方法に選択することができ、視聴中に特別な操作を行わなくても自動的に動作させることができるため、車載用デジタル放送受信機などに非常に有効な発明である。
本発明の実施形態1におけるデジタル放送受信装置の構成を説明するブロック図 本発明の実施形態1における処理内容を説明するフローチャート 本発明の実施形態2におけるデジタル放送受信装置の構成を説明するブロック図 本発明の実施形態2における処理内容を説明するフローチャート 本発明の実施形態3におけるデジタル放送受信装置の構成を説明するブロック図 本発明の実施の形態3における処理内容を説明するフローチャート 本発明の実施形態3における処理内容を説明するフローチャート 従来のデジタル放送受信装置の構成を説明するブロック図
符号の説明
101 選局部
102 地上デジタル復調部
103 ワンセグデコード部
104 12セグデコード部
105 選択部
106 受信判定部
107 選局判定部
108 移動速度計測部
109 サーチ部
301 選局部
302 地上デジタル復調部
303 ワンセグデコード部
304 12セグデコード部
305 選択部
306 受信判定部
307 選局判定部
308 優先順位設定部
309 サーチ部
501 選局部
502 IP接続部
503 衛星デジタル復調部
504 ISDB−Tmm復調部
505 地上デジタル復調部
506 IPストリームデコード部
507 衛星デジタルデコード部
508 ワンセグデコード部
509 12セグデコード部
510 選択部
511 受信判定部
512 選局判定部
513 優先順位設定部
514 移動速度計測部
515 サーチ部
516 現在位置検出部

Claims (1)

  1. 移動体に搭載されるデジタル放送受信装置であって、
    複数の放送方式により放送されるデジタル放送を受信して復調する復調部と、
    前記復調部により復調された第1の放送方式により放送されたデジタル放送をデコードする第1のデコード部と、
    前記復調部により復調された第2の放送方式により放送されたデジタル放送をデコードする第2のデコード部と、
    前記第1のデコード部又は第2のデコード部からの出力を選択して出力する選択部と、
    前記移動体の移動速度を計測する計測部と、
    前記計測部により計測された移動速度に基づいて前記選択部の選択を制御する判定部と、
    を備え、
    前記判定部は、視聴中の前記第1の放送方式により放送されたデジタル放送が受信できなくなった場合、前記移動速度が所定の速度以下の場合には前記選択部に前記第2の放送方式の出力を選択させ、前記移動速度が所定の速度以上の場合には前記第1の放送方式により放送されたデジタル放送と同じデジタル放送を異なる物理周波数からサーチして前記選択部に選択させることを特徴とするデジタル放送受信装置。
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