JP2000261731A - 移動体用マルチメディアシステムのソース切替装置 - Google Patents
移動体用マルチメディアシステムのソース切替装置Info
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- JP2000261731A JP2000261731A JP11063253A JP6325399A JP2000261731A JP 2000261731 A JP2000261731 A JP 2000261731A JP 11063253 A JP11063253 A JP 11063253A JP 6325399 A JP6325399 A JP 6325399A JP 2000261731 A JP2000261731 A JP 2000261731A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】弱電界地域などで放送信号を良好に受信できな
い場合に他の情報媒体からの情報出力に自動的に切り替
え、良好に受信できる状態になれば自動的に復帰させる
移動体用マルチメディアシステムのソース切替装置を提
供する。 【解決手段】スピーカ1及びディスプレイ2へ供給する
情報のソースがテレビチューナ10あるいはラジオチュ
ーナ11という受信選局装置であった場合、例えば弱電
界地域などに入って放送信号の受信レベルが低下し、そ
れらの受信選局装置における放送信号の受信状態が不適
切状態になると、別の情報ソース(例えばナビゲーショ
ン装置14)に切り替える。そして、その後、放送信号
の受信状態が所定の適切状態に復帰した場合には、元の
受信選局装置(テレビチューナ10あるいはラジオチュ
ーナ11)に切り替える。つまり復帰させる。
い場合に他の情報媒体からの情報出力に自動的に切り替
え、良好に受信できる状態になれば自動的に復帰させる
移動体用マルチメディアシステムのソース切替装置を提
供する。 【解決手段】スピーカ1及びディスプレイ2へ供給する
情報のソースがテレビチューナ10あるいはラジオチュ
ーナ11という受信選局装置であった場合、例えば弱電
界地域などに入って放送信号の受信レベルが低下し、そ
れらの受信選局装置における放送信号の受信状態が不適
切状態になると、別の情報ソース(例えばナビゲーショ
ン装置14)に切り替える。そして、その後、放送信号
の受信状態が所定の適切状態に復帰した場合には、元の
受信選局装置(テレビチューナ10あるいはラジオチュ
ーナ11)に切り替える。つまり復帰させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビチューナな
どをはじめとしてカセットデッキやナビゲーション装置
など、音声・映像として出力できる情報のソースを複数
備えた移動体用マルチメディアシステムにおいて、出力
装置へ供給する情報ソースを切り替えるためのソース切
替装置に関する。
どをはじめとしてカセットデッキやナビゲーション装置
など、音声・映像として出力できる情報のソースを複数
備えた移動体用マルチメディアシステムにおいて、出力
装置へ供給する情報ソースを切り替えるためのソース切
替装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開平10−13753号
公報に開示されているように、車載用のテレビ受信機に
おいて、車両走行中に受信チャンネルの電界強度が弱く
なって良好な受信ができなくなった場合に、受信状態が
良好な同一内容の放送をしている他のチャンネルに自動
的に切り替える技術が知られている。
公報に開示されているように、車載用のテレビ受信機に
おいて、車両走行中に受信チャンネルの電界強度が弱く
なって良好な受信ができなくなった場合に、受信状態が
良好な同一内容の放送をしている他のチャンネルに自動
的に切り替える技術が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ある一
の受信チャンネルの電界強度が弱くなった場合に必ず他
のチャンネルの電界強度が強いとは限らず、例えば同一
内容の放送をしている全てのチャンネルの電界強度が弱
い場合もある。特に、車両が山間部等のような弱電界地
域を走行している状況などでは生じ易い状態である。
の受信チャンネルの電界強度が弱くなった場合に必ず他
のチャンネルの電界強度が強いとは限らず、例えば同一
内容の放送をしている全てのチャンネルの電界強度が弱
い場合もある。特に、車両が山間部等のような弱電界地
域を走行している状況などでは生じ易い状態である。
【0004】このように弱電界によって全てのチャンネ
ル放送が受信不可能な場合、大抵のユーザは他の情報媒
体(例えばラジオ、カセットテープ、CD、ナビゲーシ
ョン装置)による情報出力に切り替えてしまうが、その
操作はユーザ自身が手動にて行うこととなるため、煩わ
しい。また、他の情報媒体による情報出力に切り替えた
後、車両が弱電界地域を抜ければ希望のチャンネルでの
放送を良好に受信できることとなるが、その良好に受信
できるようになるタイミングがユーザには判らない。そ
のため、例えばユーザが適当なタイミングでテレビ側に
切り替えて受信状態を確認しなくてはならず、非常に面
倒な作業を強いることとなる。そして、これらの操作を
車両運転中にドライバ自身が行うとなると安全面から注
意を要する操作となる。
ル放送が受信不可能な場合、大抵のユーザは他の情報媒
体(例えばラジオ、カセットテープ、CD、ナビゲーシ
ョン装置)による情報出力に切り替えてしまうが、その
操作はユーザ自身が手動にて行うこととなるため、煩わ
しい。また、他の情報媒体による情報出力に切り替えた
後、車両が弱電界地域を抜ければ希望のチャンネルでの
放送を良好に受信できることとなるが、その良好に受信
できるようになるタイミングがユーザには判らない。そ
のため、例えばユーザが適当なタイミングでテレビ側に
切り替えて受信状態を確認しなくてはならず、非常に面
倒な作業を強いることとなる。そして、これらの操作を
車両運転中にドライバ自身が行うとなると安全面から注
意を要する操作となる。
【0005】もちろん、このような問題はテレビ放送信
号を受信する場合だけでなく、ラジオ放送信号を受信す
る場合でも同様に生じる。そこで本発明は、このような
問題を解決し、弱電界地域などで放送信号を良好に受信
できない場合に他の情報媒体からの情報出力に自動的に
切り替え、良好に受信できる状態になれば自動的に復帰
させる移動体用マルチメディアシステムのソース切替装
置を提供することを目的とする。
号を受信する場合だけでなく、ラジオ放送信号を受信す
る場合でも同様に生じる。そこで本発明は、このような
問題を解決し、弱電界地域などで放送信号を良好に受信
できない場合に他の情報媒体からの情報出力に自動的に
切り替え、良好に受信できる状態になれば自動的に復帰
させる移動体用マルチメディアシステムのソース切替装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記目的
を達成するためになされた請求項1記載の移動体用マル
チメディアシステムのソース切替装置は、次のような移
動体用マルチメディアシステムに設けられることを前提
とする。すなわち、この移動体用マルチメディアシステ
ムは、音声あるいは映像信号の少なくとも一方を供給可
能な複数の情報ソースを備えている。そしてその内の少
なくとも1つは、受信アンテナにて受信した信号の中か
ら指定された受信チャンネルに対応した、音声あるいは
映像信号の少なくとも一方を含む放送信号を選択する移
動体用の受信選局装置である。例えばテレビ受信用ある
いはラジオ受信用の装置である。そしてさらに、この受
信選局装置を含む情報ソースから供給される信号に基づ
いて発音あるいは表示の少なくともいずれか一方を行う
出力装置を備えている。
を達成するためになされた請求項1記載の移動体用マル
チメディアシステムのソース切替装置は、次のような移
動体用マルチメディアシステムに設けられることを前提
とする。すなわち、この移動体用マルチメディアシステ
ムは、音声あるいは映像信号の少なくとも一方を供給可
能な複数の情報ソースを備えている。そしてその内の少
なくとも1つは、受信アンテナにて受信した信号の中か
ら指定された受信チャンネルに対応した、音声あるいは
映像信号の少なくとも一方を含む放送信号を選択する移
動体用の受信選局装置である。例えばテレビ受信用ある
いはラジオ受信用の装置である。そしてさらに、この受
信選局装置を含む情報ソースから供給される信号に基づ
いて発音あるいは表示の少なくともいずれか一方を行う
出力装置を備えている。
【0007】そして、請求項1記載のソース切替装置
は、出力装置へ供給する情報ソースを切替制御すること
を前提とし、次のような制御を行う。すなわち、受信選
局装置における放送信号の受信状態が所定の不適切状態
になった場合には、別の情報ソースに切り替える。そし
て、その後、受信選局装置における放送信号の受信状態
が所定の適切状態に復帰した場合には、受信選局装置に
切り替える。つまり復帰させるのである。
は、出力装置へ供給する情報ソースを切替制御すること
を前提とし、次のような制御を行う。すなわち、受信選
局装置における放送信号の受信状態が所定の不適切状態
になった場合には、別の情報ソースに切り替える。そし
て、その後、受信選局装置における放送信号の受信状態
が所定の適切状態に復帰した場合には、受信選局装置に
切り替える。つまり復帰させるのである。
【0008】ここで、所定の不適切状態とは、例えば車
両が弱電界地域などに入って放送信号の受信レベルが低
下し、例えばテレビ放送であれば視聴可能なレベルでの
映像表示や音声出力ができないような状態を意味する。
逆に、所定の適切状態とは、良好に視聴可能なレベルで
映像表示や音声出力がされる状態を意味する。また、別
の情報ソースとしては、例えばラジオ、カセットテー
プ、CD、ナビゲーション装置などが考えられる。
両が弱電界地域などに入って放送信号の受信レベルが低
下し、例えばテレビ放送であれば視聴可能なレベルでの
映像表示や音声出力ができないような状態を意味する。
逆に、所定の適切状態とは、良好に視聴可能なレベルで
映像表示や音声出力がされる状態を意味する。また、別
の情報ソースとしては、例えばラジオ、カセットテー
プ、CD、ナビゲーション装置などが考えられる。
【0009】このように請求項1記載のソース切替装置
によれば、弱電界地域などで放送信号を良好に受信でき
ない場合に他の情報媒体からの情報出力に自動的に切り
替え、良好に受信できる状態になれば自動的に復帰させ
ることができる。例えば受信選局装置がテレビ放送を受
信するためのものである場合には、希望のチャンネルで
のテレビ放送が受信できなければ、例えばラジオ、カセ
ットテープ、CD、ナビゲーション装置などの他の情報
媒体に自動的に切り替える。そして、希望のチャンネル
でのテレビ放送が良好に受信できるかどうかを監視し、
良好に受信できる状態になれば、やはり自動的に情報ソ
ースを受信選局装置に切り替えてテレビ放送を出力す
る。
によれば、弱電界地域などで放送信号を良好に受信でき
ない場合に他の情報媒体からの情報出力に自動的に切り
替え、良好に受信できる状態になれば自動的に復帰させ
ることができる。例えば受信選局装置がテレビ放送を受
信するためのものである場合には、希望のチャンネルで
のテレビ放送が受信できなければ、例えばラジオ、カセ
ットテープ、CD、ナビゲーション装置などの他の情報
媒体に自動的に切り替える。そして、希望のチャンネル
でのテレビ放送が良好に受信できるかどうかを監視し、
良好に受信できる状態になれば、やはり自動的に情報ソ
ースを受信選局装置に切り替えてテレビ放送を出力す
る。
【0010】したがって、従来技術で問題点として挙げ
られていた「ユーザ自身が情報ソースの切り替え操作を
しなくてはならない」状況は格段に少なくなる。また、
他の情報媒体による情報出力に切り替えた後、車両が弱
電界地域を抜けて希望のチャンネルでの放送を良好に受
信できたかどうかを判断するために、いちいちユーザ自
身がテレビ側に切り替えて受信状態を確認する必要もな
くなる。そのため、ユーザの使い勝手が向上する。ま
た、車両運転中にドライバ自身が操作しなくてもよいた
め、安全面でも有効である。
られていた「ユーザ自身が情報ソースの切り替え操作を
しなくてはならない」状況は格段に少なくなる。また、
他の情報媒体による情報出力に切り替えた後、車両が弱
電界地域を抜けて希望のチャンネルでの放送を良好に受
信できたかどうかを判断するために、いちいちユーザ自
身がテレビ側に切り替えて受信状態を確認する必要もな
くなる。そのため、ユーザの使い勝手が向上する。ま
た、車両運転中にドライバ自身が操作しなくてもよいた
め、安全面でも有効である。
【0011】なお、受信選局装置以外の情報ソースが複
数存在する場合には、請求項2に示すように、その内の
指定された情報ソースへ切り替えるようにすればよい。
また、切り替え先として指定された情報ソースが複数存
在し、且つそれらの中に切り替え元とは別の受信選局装
置が存在する場合も考えられる。上述した具体例のよう
に、切り替え先としてラジオ受信選局装置が含まれてい
るような場合である。この場合には、請求項3に示すよ
うな切り替え制御を行えばよい。その制御内容を示す
が、理解を容易にするため、切り替え元がテレビ受信選
局装置、切り替え先がラジオ受信選局装置及びナビゲー
ション装置という具体例を基に説明する。
数存在する場合には、請求項2に示すように、その内の
指定された情報ソースへ切り替えるようにすればよい。
また、切り替え先として指定された情報ソースが複数存
在し、且つそれらの中に切り替え元とは別の受信選局装
置が存在する場合も考えられる。上述した具体例のよう
に、切り替え先としてラジオ受信選局装置が含まれてい
るような場合である。この場合には、請求項3に示すよ
うな切り替え制御を行えばよい。その制御内容を示す
が、理解を容易にするため、切り替え元がテレビ受信選
局装置、切り替え先がラジオ受信選局装置及びナビゲー
ション装置という具体例を基に説明する。
【0012】つまり、テレビ放送信号の受信が良好にで
きていなければ、ラジオ受信選局装置またはナビゲーシ
ョン装置に切り替える。ここで、テレビ受信選局装置に
切り替えた場合には、そのラジオ放送信号の受信状態が
不適切状態になればナビゲーション装置に切り替える。
その後、まずテレビ受信選局装置におけるテレビ放送信
号の受信状態の良否を判定し、所定の適切状態に復帰す
ればテレビ受信選局装置に切り替える。一方、所定の不
適切状態のままであればラジオ受信選局装置におけるラ
ラジオ放送信号の受信状態の良否を判定し、所定の適切
状態に復帰すればラジオ受信選局装置に切り替える。こ
のように放送信号を受信するタイプの場合には、受信状
態の良否を判定し、良好でなければ別の情報ソースに切
り替える。もちろん、この場合はテレビ受信選局装置が
切り替え元の情報ソースであるから、常時テレビ放送信
号の受信状態の良否を判定し、良好であれば、テレビ受
信選局装置へ切り替えることとなる。
きていなければ、ラジオ受信選局装置またはナビゲーシ
ョン装置に切り替える。ここで、テレビ受信選局装置に
切り替えた場合には、そのラジオ放送信号の受信状態が
不適切状態になればナビゲーション装置に切り替える。
その後、まずテレビ受信選局装置におけるテレビ放送信
号の受信状態の良否を判定し、所定の適切状態に復帰す
ればテレビ受信選局装置に切り替える。一方、所定の不
適切状態のままであればラジオ受信選局装置におけるラ
ラジオ放送信号の受信状態の良否を判定し、所定の適切
状態に復帰すればラジオ受信選局装置に切り替える。こ
のように放送信号を受信するタイプの場合には、受信状
態の良否を判定し、良好でなければ別の情報ソースに切
り替える。もちろん、この場合はテレビ受信選局装置が
切り替え元の情報ソースであるから、常時テレビ放送信
号の受信状態の良否を判定し、良好であれば、テレビ受
信選局装置へ切り替えることとなる。
【0013】ここで、切り替え先の情報ソース中に(切
り替え元の受信選局装置とは別の)受信選局装置が1つ
である場合を想定して考えたが、当該別の受信選局装置
が複数存在する場合には、請求項4に示すように切り替
え制御を行うとよい。すなわち、複数の別の受信選局装
置間の切替優先順位に基づくと共に、切り替え元の受信
選局装置を最高の切替優先順位とし、切替優先順位の高
いものから順番に放送信号の受信状態の良否を判定し
て、所定の適切状態に復帰すれば該当する受信選局装置
へ切り替えるのである。このようにすれば、切替優先順
位の高い受信選局装置が放送信号を良好に受信できるよ
うなれば、即座に復帰させることができ、よりユーザの
希望に沿うものとなる。
り替え元の受信選局装置とは別の)受信選局装置が1つ
である場合を想定して考えたが、当該別の受信選局装置
が複数存在する場合には、請求項4に示すように切り替
え制御を行うとよい。すなわち、複数の別の受信選局装
置間の切替優先順位に基づくと共に、切り替え元の受信
選局装置を最高の切替優先順位とし、切替優先順位の高
いものから順番に放送信号の受信状態の良否を判定し
て、所定の適切状態に復帰すれば該当する受信選局装置
へ切り替えるのである。このようにすれば、切替優先順
位の高い受信選局装置が放送信号を良好に受信できるよ
うなれば、即座に復帰させることができ、よりユーザの
希望に沿うものとなる。
【0014】なお、これまでの説明では、切り替え元の
受信選局装置において放送信号の受信状態が不適切状態
となった場合に、別の情報ソースへ切り替えることを前
提として説明したが、例えば請求項5に示すように、情
報ソース自体は切り替えず、同じ受信選局装置ではある
が、別の受信チャンネルへ切り替えることも、上述した
切替優先順位の候補として設定できるようにしてもよ
い。この場合には、いわゆるオートサーチ機能を採用し
てもよい。つまり、正常受信可能な受信チャンネルを自
動で検索して、その受信チャンネルを記憶・表示し、受
信チャンネルをそのチャンネルに固定するのである。も
ちろん、このようなオートサーチ機能を発揮した結果、
どのチャンネルでも良好な受信ができない場合には、別
の情報ソースへ切り替えればよい。
受信選局装置において放送信号の受信状態が不適切状態
となった場合に、別の情報ソースへ切り替えることを前
提として説明したが、例えば請求項5に示すように、情
報ソース自体は切り替えず、同じ受信選局装置ではある
が、別の受信チャンネルへ切り替えることも、上述した
切替優先順位の候補として設定できるようにしてもよ
い。この場合には、いわゆるオートサーチ機能を採用し
てもよい。つまり、正常受信可能な受信チャンネルを自
動で検索して、その受信チャンネルを記憶・表示し、受
信チャンネルをそのチャンネルに固定するのである。も
ちろん、このようなオートサーチ機能を発揮した結果、
どのチャンネルでも良好な受信ができない場合には、別
の情報ソースへ切り替えればよい。
【0015】また、切り替え先の情報ソースが複数にな
る場合(請求項5に示した「同じ受信選局装置ではある
が別の受信チャンネルへ切り替える」ことも含む。)に
は、請求項6に示す構成を採用してもよい。この場合に
は、切替優先順位入力手段を介して利用者が切替優先順
位を設定するための指令を入力することができ、その入
力された指令に基づき、切替優先順位を設定する。この
ようにすれば、ユーザの好みに応じて適切な設定ができ
るようになる。
る場合(請求項5に示した「同じ受信選局装置ではある
が別の受信チャンネルへ切り替える」ことも含む。)に
は、請求項6に示す構成を採用してもよい。この場合に
は、切替優先順位入力手段を介して利用者が切替優先順
位を設定するための指令を入力することができ、その入
力された指令に基づき、切替優先順位を設定する。この
ようにすれば、ユーザの好みに応じて適切な設定ができ
るようになる。
【0016】なお、上述したように、所定の不適切状態
とは、放送信号の受信レベルが低下し、例えばテレビ放
送であれば視聴可能なレベルでの映像表示や音声出力が
できないような状態を意味するが、この状態判定につい
ては、いわゆる切り替え感度を考慮することが好まし
い。例えばマルチパス等で放送信号の受信状況が良否が
頻繁に変化する場合にそれを感度良く検出してしまう
と、別の情報ソースへの切り替えが頻繁に生じてしまっ
て現実的でないからである。
とは、放送信号の受信レベルが低下し、例えばテレビ放
送であれば視聴可能なレベルでの映像表示や音声出力が
できないような状態を意味するが、この状態判定につい
ては、いわゆる切り替え感度を考慮することが好まし
い。例えばマルチパス等で放送信号の受信状況が良否が
頻繁に変化する場合にそれを感度良く検出してしまう
と、別の情報ソースへの切り替えが頻繁に生じてしまっ
て現実的でないからである。
【0017】そして、この切り替え感度を適切に設定す
る手法として、以下に2つ示す。例えば請求項7に示す
判定手法は、所定時間以上継続して、放送信号の受信レ
ベルが所定の閾値以下の状態である場合に、受信状態が
所定の不適切状態であると判定する。
る手法として、以下に2つ示す。例えば請求項7に示す
判定手法は、所定時間以上継続して、放送信号の受信レ
ベルが所定の閾値以下の状態である場合に、受信状態が
所定の不適切状態であると判定する。
【0018】また、請求項8に示す手法は、所定のサン
プリング期間中の放送信号の受信レベルの平均値が所定
の閾値以下の状態である場合に、受信状態が所定の不適
切状態であると判定する。請求項7であれば所定時間あ
るいは所定の閾値の少なくともいずれか一方を変更すれ
ば感度調整が可能であり、請求項8であれば所定のサン
プリング期間あるいは所定の閾値の少なくともいずれか
一方を変更すれば感度調整が可能である。したがって、
請求項9に示すように、不適切状態判定用の感度レベル
を変更するための指令を利用者が入力するための感度レ
ベル入力手段を備え、この入力感度レベルに基づいて感
度調整をすればよい。なお、入力手段を介して利用者が
入力する感度レベルとしては、例えば高低の2種類ある
いは高中低の3種類程度で十分であると考えられる。し
たがって、これら感度レベルに対応した所定時間、サン
プリング期間、閾値などを記憶しておき、入力レベルに
応じて設定すればよい。なお、請求項7,8に示した判
定手法を混合させて用いることも可能である。
プリング期間中の放送信号の受信レベルの平均値が所定
の閾値以下の状態である場合に、受信状態が所定の不適
切状態であると判定する。請求項7であれば所定時間あ
るいは所定の閾値の少なくともいずれか一方を変更すれ
ば感度調整が可能であり、請求項8であれば所定のサン
プリング期間あるいは所定の閾値の少なくともいずれか
一方を変更すれば感度調整が可能である。したがって、
請求項9に示すように、不適切状態判定用の感度レベル
を変更するための指令を利用者が入力するための感度レ
ベル入力手段を備え、この入力感度レベルに基づいて感
度調整をすればよい。なお、入力手段を介して利用者が
入力する感度レベルとしては、例えば高低の2種類ある
いは高中低の3種類程度で十分であると考えられる。し
たがって、これら感度レベルに対応した所定時間、サン
プリング期間、閾値などを記憶しておき、入力レベルに
応じて設定すればよい。なお、請求項7,8に示した判
定手法を混合させて用いることも可能である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明が適用された実施例
について図面を用いて説明する。なお、本発明の実施の
形態は、下記の実施例に何ら限定されることなく、本発
明の技術的範囲に属する限り、種々の形態を採り得るこ
とは言うまでもない。
について図面を用いて説明する。なお、本発明の実施の
形態は、下記の実施例に何ら限定されることなく、本発
明の技術的範囲に属する限り、種々の形態を採り得るこ
とは言うまでもない。
【0020】図1は実施例のソース切替装置9を含む移
動体用マルチメディアシステムの全体構成を示すブロッ
ク図である。本移動体用マルチメディアシステムは、ス
ピーカ1と、ディスプレイ2と、入力部3と、ソース切
替装置9と、複数の情報ソースとしてのテレビチューナ
10、ラジオチューナ11、カセットデッキ12、CD
プレーヤ13及びナビゲーション装置14とを基本構成
として備えている。
動体用マルチメディアシステムの全体構成を示すブロッ
ク図である。本移動体用マルチメディアシステムは、ス
ピーカ1と、ディスプレイ2と、入力部3と、ソース切
替装置9と、複数の情報ソースとしてのテレビチューナ
10、ラジオチューナ11、カセットデッキ12、CD
プレーヤ13及びナビゲーション装置14とを基本構成
として備えている。
【0021】ここで情報ソース10〜14の概要につい
て説明する。テレビチューナ10やラジオチューナ11
は、図示しない受信アンテナにて受信した信号の中から
指定された受信チャンネルに対応した放送信号(テレビ
放送信号、ラジオ放送信号)を選択する移動体用の受信
選局装置である。
て説明する。テレビチューナ10やラジオチューナ11
は、図示しない受信アンテナにて受信した信号の中から
指定された受信チャンネルに対応した放送信号(テレビ
放送信号、ラジオ放送信号)を選択する移動体用の受信
選局装置である。
【0022】また、カセットデッキ12やCDプレーヤ
は、音声記録媒体であるカセットテープやCDに記録さ
れた音声を再生して出力する。また、ナビゲーション装
置14は、図示しない位置検出器、地図データ入力器、
操作スイッチ群、これらに接続されたナビECUなどを
備えている。位置検出器は、いずれも周知のジャイロス
コープ、距離センサ、及び衛星からの電波に基づいて車
両の位置を検出するGPSのための受信機を有してい
る。地図データ入力器は、位置検出の精度向上のための
いわゆるマップマッチング用データ、地図データ及び目
印データを含む各種データを入力するための装置であ
る。媒体としては、そのデータ量からCD−ROMやD
VDを用いるのが一般的である。
は、音声記録媒体であるカセットテープやCDに記録さ
れた音声を再生して出力する。また、ナビゲーション装
置14は、図示しない位置検出器、地図データ入力器、
操作スイッチ群、これらに接続されたナビECUなどを
備えている。位置検出器は、いずれも周知のジャイロス
コープ、距離センサ、及び衛星からの電波に基づいて車
両の位置を検出するGPSのための受信機を有してい
る。地図データ入力器は、位置検出の精度向上のための
いわゆるマップマッチング用データ、地図データ及び目
印データを含む各種データを入力するための装置であ
る。媒体としては、そのデータ量からCD−ROMやD
VDを用いるのが一般的である。
【0023】このナビゲーション装置14からのナビ映
像がディスプレイ2に出力されることによって、位置検
出器から入力された車両現在位置マークと、地図データ
入力器より入力された地図データと、さらに地図上に表
示する誘導経路や後述する設定地点の目印等の付加デー
タとが重ねて表示される。さらに、ナビ音声がスピーカ
1へ出力されることによって、音声にて走行案内が報知
される。また、本ナビゲーション装置14は、操作スイ
ッチ群により目的地の位置を入力すると、現在位置から
その目的地までの最適な経路を自動的に選択して誘導経
路を形成し、表示装置に表示すると共にスピーカ1を介
して音声にて案内する、いわゆる経路案内機能を備えて
いる。このような自動的に最適な経路を設定する手法
は、ダイクストラ法等の手法が知られている。
像がディスプレイ2に出力されることによって、位置検
出器から入力された車両現在位置マークと、地図データ
入力器より入力された地図データと、さらに地図上に表
示する誘導経路や後述する設定地点の目印等の付加デー
タとが重ねて表示される。さらに、ナビ音声がスピーカ
1へ出力されることによって、音声にて走行案内が報知
される。また、本ナビゲーション装置14は、操作スイ
ッチ群により目的地の位置を入力すると、現在位置から
その目的地までの最適な経路を自動的に選択して誘導経
路を形成し、表示装置に表示すると共にスピーカ1を介
して音声にて案内する、いわゆる経路案内機能を備えて
いる。このような自動的に最適な経路を設定する手法
は、ダイクストラ法等の手法が知られている。
【0024】なお、入力部3は後述する優先順位や感度
レベルをユーザが入力するためなどに用いられる。本実
施例の場合、この入力部3はディスプレイ2と一体に構
成されたタッチスイッチを採用している。もちろん、メ
カニカルなスイッチを採用してもよい。
レベルをユーザが入力するためなどに用いられる。本実
施例の場合、この入力部3はディスプレイ2と一体に構
成されたタッチスイッチを採用している。もちろん、メ
カニカルなスイッチを採用してもよい。
【0025】続いて、ソース切替装置9の構成について
説明する。ソース切替装置9は、図1に示すように、媒
体制御部4と、判定部5と、出力切替部6と、メモリ7
と、電界強度検出部8とを備えている。メモリ7は、上
述した入力部3を介して入力された情報ソースの優先順
位や感度レベルを記憶しておくために用いられる。
説明する。ソース切替装置9は、図1に示すように、媒
体制御部4と、判定部5と、出力切替部6と、メモリ7
と、電界強度検出部8とを備えている。メモリ7は、上
述した入力部3を介して入力された情報ソースの優先順
位や感度レベルを記憶しておくために用いられる。
【0026】また、電界強度検出部8は、テレビチュー
ナ10及びラジオチューナ11と接続されており、これ
らテレビチューナ10あるいはラジオチューナ11から
出力されるテレビ放送信号あるいはラジオ放送信号の電
界強度を検出する。具体的には、キャリア信号(映像搬
送波や音声搬送波)の受信レベルに基づいて電界強度を
判定する。そして、この検出結果に基づけば、放送信号
(映像信号や音声信号)を良好に受信できるか否かが判
定できる。
ナ10及びラジオチューナ11と接続されており、これ
らテレビチューナ10あるいはラジオチューナ11から
出力されるテレビ放送信号あるいはラジオ放送信号の電
界強度を検出する。具体的には、キャリア信号(映像搬
送波や音声搬送波)の受信レベルに基づいて電界強度を
判定する。そして、この検出結果に基づけば、放送信号
(映像信号や音声信号)を良好に受信できるか否かが判
定できる。
【0027】その判定をするのが判定部5である。すな
わち、この判定部5は、メモリ7に記憶された感度レベ
ルを参照し、電界強度検出部8からの検出結果に基づい
て受信レベルの良否を判定する。そしてさらに、この判
定結果に基づき、メモリ7に記憶された情報ソースの優
先順位を参照してどの情報ソースへ切り替えるかを決定
する。
わち、この判定部5は、メモリ7に記憶された感度レベ
ルを参照し、電界強度検出部8からの検出結果に基づい
て受信レベルの良否を判定する。そしてさらに、この判
定結果に基づき、メモリ7に記憶された情報ソースの優
先順位を参照してどの情報ソースへ切り替えるかを決定
する。
【0028】具体的には、所定時間以上継続して、放送
信号の受信レベルが所定の閾値以下の状態である場合に
「受信状態が不適切状態である」と判定する。例えばマ
ルチパス等で放送信号の受信状況が良否が頻繁に変化す
る場合にそれを感度良く検出してしまうと、別の情報ソ
ースへの切り替えが頻繁に生じてしまって現実的でな
い。したがって、このように「放送信号の受信レベルが
所定の閾値以下である状態が所定時間以上継続した場
合」に限って他の情報ソースへ切り替えることが好まし
い。
信号の受信レベルが所定の閾値以下の状態である場合に
「受信状態が不適切状態である」と判定する。例えばマ
ルチパス等で放送信号の受信状況が良否が頻繁に変化す
る場合にそれを感度良く検出してしまうと、別の情報ソ
ースへの切り替えが頻繁に生じてしまって現実的でな
い。したがって、このように「放送信号の受信レベルが
所定の閾値以下である状態が所定時間以上継続した場
合」に限って他の情報ソースへ切り替えることが好まし
い。
【0029】なお、この場合の感度レベルの調整は、具
体的には「所定時間」あるいは「所定の閾値」の少なく
ともいずれか一方を変更して行うこととなる。また、入
力部3を介してユーザが入力する感度レベルとしては、
例えば高低の2種類あるいは高中低の3種類程度で十分
であると考えられる。したがって、これら感度レベルに
対応した所定時間及び閾値を記憶しておき、入力レベル
に応じて変更設定すればよい。
体的には「所定時間」あるいは「所定の閾値」の少なく
ともいずれか一方を変更して行うこととなる。また、入
力部3を介してユーザが入力する感度レベルとしては、
例えば高低の2種類あるいは高中低の3種類程度で十分
であると考えられる。したがって、これら感度レベルに
対応した所定時間及び閾値を記憶しておき、入力レベル
に応じて変更設定すればよい。
【0030】媒体制御部4は、情報ソース10〜14を
個別に制御可能に構成されており、判定部5における
「どの情報ソースへ切り替えるか」の決定に基づき、情
報ソース10〜14の制御を行う。また、出力切替部6
は、判定部5における「どの情報ソースへ切り替える
か」の決定に基づき、情報ソース10〜14から供給さ
れる映像信号、音声信号の内でスピーカ1、ディスプレ
イ2へ出力する信号を切り替える。
個別に制御可能に構成されており、判定部5における
「どの情報ソースへ切り替えるか」の決定に基づき、情
報ソース10〜14の制御を行う。また、出力切替部6
は、判定部5における「どの情報ソースへ切り替える
か」の決定に基づき、情報ソース10〜14から供給さ
れる映像信号、音声信号の内でスピーカ1、ディスプレ
イ2へ出力する信号を切り替える。
【0031】なお、実施例と特許請求の範囲との対応関
係の内、同じ表現をしていない構成について簡単に説明
しておく。特許請求の範囲の「受信選局装置」として
は、テレビチューナ10あるいはラジオチューナ11が
相当し、「別の受信選局装置」としては、テレビチュー
ナ10あるいはラジオチューナ11の内で、受信選局装
置として設定されなかった方が相当する。また、「出力
装置」としてはスピーカ1及びディスプレイ2が相当す
る。さらに、「切替優先順位入力手段」及び「感度レベ
ル入力手段」としては、入力部3が相当する。
係の内、同じ表現をしていない構成について簡単に説明
しておく。特許請求の範囲の「受信選局装置」として
は、テレビチューナ10あるいはラジオチューナ11が
相当し、「別の受信選局装置」としては、テレビチュー
ナ10あるいはラジオチューナ11の内で、受信選局装
置として設定されなかった方が相当する。また、「出力
装置」としてはスピーカ1及びディスプレイ2が相当す
る。さらに、「切替優先順位入力手段」及び「感度レベ
ル入力手段」としては、入力部3が相当する。
【0032】以上が移動体マルチメディアシステムの構
成説明であったが、次に、本実施例のソース切替装置9
が実行する動作について説明する。図2は、切り替え元
の情報ソースが受信選択装置であり、切り替え先の情報
ソースが1つに限定されている場合の処理を示すフロー
チャートである。
成説明であったが、次に、本実施例のソース切替装置9
が実行する動作について説明する。図2は、切り替え元
の情報ソースが受信選択装置であり、切り替え先の情報
ソースが1つに限定されている場合の処理を示すフロー
チャートである。
【0033】最初のステップS10では、入力部3を介
して入力される優先順位及び感度レベルを受け付けて、
メモリ7へ記憶しておく。なお、ここでは優先順位とし
て最優先がテレビチューナ10であり、切り替える場合
にはナビゲーション装置14のみへ切り替えるという設
定を想定する。したがって、ここでテレビチューナ10
→ナビゲーション装置14という優先順位が入力される
こととなる。一方、感度レベルは上述したように例えば
2段階設定が可能な場合には高低のいずれかが設定さ
れ、3段階設定が可能な場合には高中低のいずれかが設
定される。
して入力される優先順位及び感度レベルを受け付けて、
メモリ7へ記憶しておく。なお、ここでは優先順位とし
て最優先がテレビチューナ10であり、切り替える場合
にはナビゲーション装置14のみへ切り替えるという設
定を想定する。したがって、ここでテレビチューナ10
→ナビゲーション装置14という優先順位が入力される
こととなる。一方、感度レベルは上述したように例えば
2段階設定が可能な場合には高低のいずれかが設定さ
れ、3段階設定が可能な場合には高中低のいずれかが設
定される。
【0034】S20で最優先のテレビチューナ10へ切
り替えた後は、S30において、感度レベルを元にテレ
ビ放送信号の受信レベルを確認する。そして、S40で
は、他媒体(テレビチューナ10以外の情報ソース)に
切り替えるかどうかを判定する。具体的には、上述した
ように、所定時間以上継続して、放送信号の受信レベル
が所定の閾値以下の状態である場合に受信状態が不適切
状態であり、他媒体へ切り替えると判定し(S40:Y
ES)、S50へ移行する。
り替えた後は、S30において、感度レベルを元にテレ
ビ放送信号の受信レベルを確認する。そして、S40で
は、他媒体(テレビチューナ10以外の情報ソース)に
切り替えるかどうかを判定する。具体的には、上述した
ように、所定時間以上継続して、放送信号の受信レベル
が所定の閾値以下の状態である場合に受信状態が不適切
状態であり、他媒体へ切り替えると判定し(S40:Y
ES)、S50へ移行する。
【0035】本実施例では、切り替え先がナビゲーショ
ン装置14に限定されているので、S50では、ナビゲ
ーション装置14へ切り替える。そして、このようにナ
ビゲーション装置14へ切り替えた後も、感度レベルを
元にテレビ放送信号の受信レベルを確認し(S60)、
情報ソースをテレビチューナ10へ切り替える(復帰さ
せる)かどうかを判断する(S70)。つまり、所定時
間以上継続して放送信号の受信レベルが所定の閾値以下
の状態がなくなった場合に、受信状態が適切状態に戻っ
たと判定し(S70:YES)、S20へ戻る。
ン装置14に限定されているので、S50では、ナビゲ
ーション装置14へ切り替える。そして、このようにナ
ビゲーション装置14へ切り替えた後も、感度レベルを
元にテレビ放送信号の受信レベルを確認し(S60)、
情報ソースをテレビチューナ10へ切り替える(復帰さ
せる)かどうかを判断する(S70)。つまり、所定時
間以上継続して放送信号の受信レベルが所定の閾値以下
の状態がなくなった場合に、受信状態が適切状態に戻っ
たと判定し(S70:YES)、S20へ戻る。
【0036】以上説明した図2は、切り替え先の情報ソ
ースが1つの場合で説明したが、次に、切り替え先が2
つであり、且つその1つがやはり受信選局装置である場
合の処理について図3のフローチャートを参照して説明
する。最初のステップS110では、入力部3を介して
入力される優先順位及び感度レベルを受け付けて、メモ
リ7へ記憶しておく。ここでは優先順位として最優先が
テレビチューナ10であり、切り替える場合にはまずラ
ジオチューナ11、その次にナビゲーション装置14と
いう設定を想定する。したがって、ここでテレビチュー
ナ10→ラジオチューナ11→ナビゲーション装置14
という優先順位が入力されることとなる。
ースが1つの場合で説明したが、次に、切り替え先が2
つであり、且つその1つがやはり受信選局装置である場
合の処理について図3のフローチャートを参照して説明
する。最初のステップS110では、入力部3を介して
入力される優先順位及び感度レベルを受け付けて、メモ
リ7へ記憶しておく。ここでは優先順位として最優先が
テレビチューナ10であり、切り替える場合にはまずラ
ジオチューナ11、その次にナビゲーション装置14と
いう設定を想定する。したがって、ここでテレビチュー
ナ10→ラジオチューナ11→ナビゲーション装置14
という優先順位が入力されることとなる。
【0037】S120で最優先のテレビチューナ10へ
切り替えた後は、S130において、感度レベルを元に
テレビ放送信号の受信レベルを確認する。そして、S1
40では、他媒体(テレビチューナ10以外の情報ソー
ス)に切り替えるかどうかを判定する。そして、テレビ
放送信号の受信状態が不適切状態であり、他媒体へ切り
替えると判定した場合には(S140:YES)、S1
50へ移行する。
切り替えた後は、S130において、感度レベルを元に
テレビ放送信号の受信レベルを確認する。そして、S1
40では、他媒体(テレビチューナ10以外の情報ソー
ス)に切り替えるかどうかを判定する。そして、テレビ
放送信号の受信状態が不適切状態であり、他媒体へ切り
替えると判定した場合には(S140:YES)、S1
50へ移行する。
【0038】本実施例では、切り替える場合の優先順位
はラジオチューナ11が上位であるため、S150で
は、ラジオチューナ11へ切り替える。そして、ラジオ
チューナ11へ切り替えた後は、S160において、感
度レベルを元にラジオ放送信号の受信レベルを確認す
る。そして、S170では、他媒体(この場合はテレビ
チューナ10及びラジオチューナ11以外の情報ソー
ス)に切り替えるかどうかを判定する。そして、ラジオ
放送信号の受信状態が不適切状態であり、他媒体へ切り
替えると判定した場合には(S170:YES)、S1
80へ移行する。
はラジオチューナ11が上位であるため、S150で
は、ラジオチューナ11へ切り替える。そして、ラジオ
チューナ11へ切り替えた後は、S160において、感
度レベルを元にラジオ放送信号の受信レベルを確認す
る。そして、S170では、他媒体(この場合はテレビ
チューナ10及びラジオチューナ11以外の情報ソー
ス)に切り替えるかどうかを判定する。そして、ラジオ
放送信号の受信状態が不適切状態であり、他媒体へ切り
替えると判定した場合には(S170:YES)、S1
80へ移行する。
【0039】本実施例では、切り替え先の2番目の順位
がナビゲーション装置14であるため、S180では、
ナビゲーション装置14へ切り替える。そして、このよ
うにナビゲーション装置14へ切り替えた後は次のよう
な処理を行う。すなわち、感度レベルを元にテレビ放送
信号の受信レベルを確認し(S190)、情報ソースを
テレビチューナ10へ切り替えられる(復帰させられ
る)かどうかを判断する(S200)。テレビ放送信号
受信状態が適切状態に戻っていれば(S200:YE
S)、S120へ戻ってテレビチューナ10へ切り替え
る。一方、テレビ放送信号の受信状態が不適切状態のま
まであれば(S200:NO)、次に、感度レベルを元
にラジオ放送信号の受信レベルを確認し(S210)、
情報ソースをテレビチューナ10へ切り替えられる(復
帰させられる)かどうかを判断する(S220)。ラジ
オ放送信号受信状態が適切状態に戻っていれば(S22
0:YES)、S150へ戻ってラジオチューナ11へ
切り替える。また、ラジオ放送信号の受信状態が不適切
状態のままであれば(S220:NO)、S190へ戻
る。
がナビゲーション装置14であるため、S180では、
ナビゲーション装置14へ切り替える。そして、このよ
うにナビゲーション装置14へ切り替えた後は次のよう
な処理を行う。すなわち、感度レベルを元にテレビ放送
信号の受信レベルを確認し(S190)、情報ソースを
テレビチューナ10へ切り替えられる(復帰させられ
る)かどうかを判断する(S200)。テレビ放送信号
受信状態が適切状態に戻っていれば(S200:YE
S)、S120へ戻ってテレビチューナ10へ切り替え
る。一方、テレビ放送信号の受信状態が不適切状態のま
まであれば(S200:NO)、次に、感度レベルを元
にラジオ放送信号の受信レベルを確認し(S210)、
情報ソースをテレビチューナ10へ切り替えられる(復
帰させられる)かどうかを判断する(S220)。ラジ
オ放送信号受信状態が適切状態に戻っていれば(S22
0:YES)、S150へ戻ってラジオチューナ11へ
切り替える。また、ラジオ放送信号の受信状態が不適切
状態のままであれば(S220:NO)、S190へ戻
る。
【0040】このように、3つの情報ソース(テレビチ
ューナ10、ラジオチューナ11、ナビゲーション装置
14)の中で最も優先順位の低いナビゲーション装置1
4へ切り替わった場合には、優先順位の高い順番(テレ
ビチューナ10→ラジオチューナ11)で、放送信号の
受信レベルを確認し、適切な状態に復帰していれば当該
情報ソースへ切り替える処理を行う。
ューナ10、ラジオチューナ11、ナビゲーション装置
14)の中で最も優先順位の低いナビゲーション装置1
4へ切り替わった場合には、優先順位の高い順番(テレ
ビチューナ10→ラジオチューナ11)で、放送信号の
受信レベルを確認し、適切な状態に復帰していれば当該
情報ソースへ切り替える処理を行う。
【0041】なお、S150にてラジオチューナ11へ
切り替わった後、ラジオ放送信号の受信状態が適切な状
態であれば(S170:NO)、感度レベルを元にテレ
ビ放送信号の受信レベルを確認し(S230)、情報ソ
ースをテレビチューナ10へ切り替えられる(復帰させ
られる)かどうかを判断する(S240)。テレビ放送
信号受信状態が適切状態に戻っていれば(S240:Y
ES)、S120へ戻ってテレビチューナ10へ切り替
える。
切り替わった後、ラジオ放送信号の受信状態が適切な状
態であれば(S170:NO)、感度レベルを元にテレ
ビ放送信号の受信レベルを確認し(S230)、情報ソ
ースをテレビチューナ10へ切り替えられる(復帰させ
られる)かどうかを判断する(S240)。テレビ放送
信号受信状態が適切状態に戻っていれば(S240:Y
ES)、S120へ戻ってテレビチューナ10へ切り替
える。
【0042】図2、図3で示した例では、最優先する情
報ソースをテレビチューナ10としたが、ラジオチュー
ナ11としてもよい。また、切り替え先の情報ソースと
してのナビゲーション装置14の代わりに、カセットデ
ッキ12やCDプレーヤ13を用いても良い。もちろ
ん、それ以外の情報ソースを採用することもできる。
報ソースをテレビチューナ10としたが、ラジオチュー
ナ11としてもよい。また、切り替え先の情報ソースと
してのナビゲーション装置14の代わりに、カセットデ
ッキ12やCDプレーヤ13を用いても良い。もちろ
ん、それ以外の情報ソースを採用することもできる。
【0043】以上説明したように本実施例の移動体用マ
ルチメディアシステムのソース切替装置9は、スピーカ
1及びディスプレイ2へ供給する情報のソースがテレビ
チューナ10あるいはラジオチューナ11という受信選
局装置であった場合、例えば車両が弱電界地域などに入
って放送信号の受信レベルが低下し、それらの受信選局
装置における放送信号の受信状態が不適切状態になった
場合には、別の情報ソースに切り替える。そして、その
後、その受信選局装置における放送信号の受信状態が所
定の適切状態に復帰した場合には、受信選局装置に切り
替える。つまり復帰させるのである。
ルチメディアシステムのソース切替装置9は、スピーカ
1及びディスプレイ2へ供給する情報のソースがテレビ
チューナ10あるいはラジオチューナ11という受信選
局装置であった場合、例えば車両が弱電界地域などに入
って放送信号の受信レベルが低下し、それらの受信選局
装置における放送信号の受信状態が不適切状態になった
場合には、別の情報ソースに切り替える。そして、その
後、その受信選局装置における放送信号の受信状態が所
定の適切状態に復帰した場合には、受信選局装置に切り
替える。つまり復帰させるのである。
【0044】したがって、従来技術で問題点として挙げ
られていた「ユーザ自身が情報ソースの切り替え操作を
しなくてはならない」状況は格段に少なくなる。また、
他の情報媒体による情報出力に切り替えた後、車両が弱
電界地域を抜けて希望のチャンネルでの放送を良好に受
信できたかどうかを判断するために、いちいちユーザ自
身がテレビ側に切り替えて受信状態を確認する必要もな
くなる。そのため、ユーザの使い勝手が向上する。ま
た、車両運転中にドライバ自身が操作しなくてもよいた
め、安全面でも有効である。
られていた「ユーザ自身が情報ソースの切り替え操作を
しなくてはならない」状況は格段に少なくなる。また、
他の情報媒体による情報出力に切り替えた後、車両が弱
電界地域を抜けて希望のチャンネルでの放送を良好に受
信できたかどうかを判断するために、いちいちユーザ自
身がテレビ側に切り替えて受信状態を確認する必要もな
くなる。そのため、ユーザの使い勝手が向上する。ま
た、車両運転中にドライバ自身が操作しなくてもよいた
め、安全面でも有効である。
【0045】また、図3のフローチャートに示したよう
に、切り替え先の情報ソースにも受信選局装置(図3の
場合にはラジオチューナ11)が設定されている場合に
は、切替優先順位に基づくと共に、切り替え元の受信選
局装置(図3の場合はテレビチューナ10)を最高の切
替優先順位とし、切替優先順位の高いものから順番に放
送信号の受信状態の良否を判定して、所定の適切状態に
復帰すれば該当する受信選局装置へ切り替える。このよ
うにすれば、切替優先順位の高い受信選局装置が放送信
号を良好に受信できるようなれば、即座に復帰させるこ
とができ、よりユーザの希望に沿うものとなる。
に、切り替え先の情報ソースにも受信選局装置(図3の
場合にはラジオチューナ11)が設定されている場合に
は、切替優先順位に基づくと共に、切り替え元の受信選
局装置(図3の場合はテレビチューナ10)を最高の切
替優先順位とし、切替優先順位の高いものから順番に放
送信号の受信状態の良否を判定して、所定の適切状態に
復帰すれば該当する受信選局装置へ切り替える。このよ
うにすれば、切替優先順位の高い受信選局装置が放送信
号を良好に受信できるようなれば、即座に復帰させるこ
とができ、よりユーザの希望に沿うものとなる。
【0046】そして、これらの優先順位はユーザが入力
部3を介して任意に設定できるので、ユーザの意図に沿
った切り替え制御が容易に実現できる。 [その他] (1)図2では2つの情報ソースの切り替え、図3では
3つの情報ソースの切り替えについて説明した。4つ以
上の場合には、図3にて説明した3つの情報ソースの切
り替えの場合の考え方を援用すれば、実現できる。つま
り、受信選局装置に関しては、切替優先順位の高いもの
から順番に放送信号の受信状態の良否を判定し、所定の
適切状態に復帰すればその時点で該当する受信選局装置
へ切り替えるようにする。
部3を介して任意に設定できるので、ユーザの意図に沿
った切り替え制御が容易に実現できる。 [その他] (1)図2では2つの情報ソースの切り替え、図3では
3つの情報ソースの切り替えについて説明した。4つ以
上の場合には、図3にて説明した3つの情報ソースの切
り替えの場合の考え方を援用すれば、実現できる。つま
り、受信選局装置に関しては、切替優先順位の高いもの
から順番に放送信号の受信状態の良否を判定し、所定の
適切状態に復帰すればその時点で該当する受信選局装置
へ切り替えるようにする。
【0047】(2)上記実施例においては、例えば最優
先の情報ソース(上記実施例ではテレビチューナ10)
において放送信号の受信状態が不適切状態となった場合
に、別の情報ソースへ切り替えることを前提として説明
したが、例えば、情報ソース自体は切り替えず、別の受
信チャンネルへ切り替えるようにしてもよい。そしてそ
のような切り替え先も上述した「切替のための優先順
位」の候補として設定しておくとよい。この場合には、
正常受信可能な受信チャンネルを自動で検索して、その
受信チャンネルを記憶・表示し、受信チャンネルをその
チャンネルに固定するいわゆるオートサーチ機能などを
採用することが考えられる。そして、このようなオート
サーチ機能を発揮した結果、どのチャンネルでも良好な
受信ができない場合には、別の情報ソースへ切り替えれ
ばよい。
先の情報ソース(上記実施例ではテレビチューナ10)
において放送信号の受信状態が不適切状態となった場合
に、別の情報ソースへ切り替えることを前提として説明
したが、例えば、情報ソース自体は切り替えず、別の受
信チャンネルへ切り替えるようにしてもよい。そしてそ
のような切り替え先も上述した「切替のための優先順
位」の候補として設定しておくとよい。この場合には、
正常受信可能な受信チャンネルを自動で検索して、その
受信チャンネルを記憶・表示し、受信チャンネルをその
チャンネルに固定するいわゆるオートサーチ機能などを
採用することが考えられる。そして、このようなオート
サーチ機能を発揮した結果、どのチャンネルでも良好な
受信ができない場合には、別の情報ソースへ切り替えれ
ばよい。
【0048】(3)また、上記実施例においては、切り
替え感度の設定手法として、所定時間以上継続して、放
送信号の受信レベルが所定の閾値以下の状態である場合
に、受信状態が所定の不適切状態であると判定した。そ
れ以外にも、例えば、所定のサンプリング期間中の放送
信号の受信レベルの平均値が所定の閾値以下の状態であ
る場合に、受信状態が所定の不適切状態であると判定し
てもよい。
替え感度の設定手法として、所定時間以上継続して、放
送信号の受信レベルが所定の閾値以下の状態である場合
に、受信状態が所定の不適切状態であると判定した。そ
れ以外にも、例えば、所定のサンプリング期間中の放送
信号の受信レベルの平均値が所定の閾値以下の状態であ
る場合に、受信状態が所定の不適切状態であると判定し
てもよい。
【0049】この場合の感度調整は、「所定のサンプリ
ング期間」あるいは「所定の閾値」の少なくともいずれ
か一方を変更して行う。また、これら2つの判定手法を
混合させて用いてもよい。 (4)ナビゲーション装置14による出力であるナビ映
像としては地図画像などが一般的であるが、例えばいわ
ゆる通信型のナビゲーション装置であり、電話装置を介
して外部と通信し、いわゆるインターネット映像などを
取得して表示するようなものであってもよい。
ング期間」あるいは「所定の閾値」の少なくともいずれ
か一方を変更して行う。また、これら2つの判定手法を
混合させて用いてもよい。 (4)ナビゲーション装置14による出力であるナビ映
像としては地図画像などが一般的であるが、例えばいわ
ゆる通信型のナビゲーション装置であり、電話装置を介
して外部と通信し、いわゆるインターネット映像などを
取得して表示するようなものであってもよい。
【図1】 本発明の実施例としてのソース切替装置を含
む移動体用マルチメディアシステムの全体構成を示すブ
ロック図である。
む移動体用マルチメディアシステムの全体構成を示すブ
ロック図である。
【図2】 優先順位がテレビ→ナビゲーション装置の場
合の切り替え制御を示すフローチャートである。
合の切り替え制御を示すフローチャートである。
【図3】 優先順位がテレビ→ラジオ→ナビゲーション
装置の場合の切り替え制御を示すフローチャートであ
る。
装置の場合の切り替え制御を示すフローチャートであ
る。
1…スピーカ 2…ディスプレイ 3…入力部 4…媒体制御部 5…判定部 6…出力切替部 7…メモリ 8…電界強度検出部 9…ソース切替装置 10…テレビチューナ 11…ラジオチューナ 12…カセットデッ
キ 13…CDプレーヤ 14…ナビゲーショ
ン装置
キ 13…CDプレーヤ 14…ナビゲーショ
ン装置
Claims (9)
- 【請求項1】音声あるいは映像信号の少なくとも一方を
供給可能な複数の情報ソースを備えると共に、当該複数
の情報ソースの内の少なくとも1つは、受信アンテナに
て受信した信号の中から指定された受信チャンネルに対
応した、音声あるいは映像信号の少なくとも一方を含む
放送信号を選択する移動体用の受信選局装置であり、さ
らに、前記情報ソースから供給される信号に基づいて発
音あるいは表示の少なくともいずれか一方を行う出力装
置を備えた移動体用マルチメディアシステムに設けら
れ、 前記出力装置へ供給する前記情報ソースを切替制御する
ソース切替装置であって、 前記受信選局装置における前記放送信号の受信状態が所
定の不適切状態になった場合には、前記別の情報ソース
に切り替え、その後、前記受信選局装置における前記放
送信号の受信状態が所定の適切状態に復帰した場合に
は、前記受信選局装置に切り替えること、 を特徴とする移動体用マルチメディアシステムのソース
切替装置。 - 【請求項2】請求項1記載の移動体用マルチメディアシ
ステムのソース切替装置において、 前記受信選局装置以外の情報ソースが複数存在する場合
には、その内の指定された情報ソースへ切り替えるこ
と、 を特徴とする移動体用マルチメディアシステムのソース
切替装置。 - 【請求項3】請求項2記載の移動体用マルチメディアシ
ステムのソース切替装置において、 前記切り替え先として指定された情報ソースが複数存在
し、且つそれらの中に切り替え元とは別の受信選局装置
が存在する場合には、 当該別の受信選局装置における前記放送信号の受信状態
が所定の不適切状態になればさらに別の情報ソースに切
り替え、その後、前記切り替え元の受信選局装置におけ
る前記放送信号の受信状態の良否を判定し、所定の適切
状態に復帰すれば当該切り替え元の受信選局装置に切り
替え、所定の不適切状態のままであれば前記別の受信選
局装置における前記放送信号の受信状態の良否を判定
し、所定の適切状態に復帰すれば当該別の受信選局装置
に切り替えること、 を特徴とする移動体用マルチメディアシステムのソース
切替装置。 - 【請求項4】請求項3記載の移動体用マルチメディアシ
ステムのソース切替装置において、 前記別の受信選局装置が複数存在する場合には、 前記複数の別の受信選局装置間の切替優先順位に基づく
と共に、前記切り替え元の受信選局装置を最高の切替優
先順位とし、切替優先順位の高いものから順番に前記放
送信号の受信状態の良否を判定して、前記所定の適切状
態に復帰すれば該当する受信選局装置へ切り替えるこ
と、 を特徴とする移動体用マルチメディアシステムのソース
切替装置。 - 【請求項5】請求項1〜4のいずれか記載の移動体用マ
ルチメディアシステムのソース切替装置において、 前記受信選局装置に対しては、切り替え元の受信チャン
ネルにおける前記放送信号の受信状態が所定の不適切状
態になった場合に、別の受信チャンネルへ切り替えるこ
とも、前記切替優先順位の候補として設定可能であるこ
と、 を特徴とする移動体用マルチメディアシステムのソース
切替装置。 - 【請求項6】請求項4又は5記載の移動体用マルチメデ
ィアシステムのソース切替装置において、 前記切替優先順位を設定するための指令を、利用者が入
力するための切替優先順位入力手段を備え、 当該切替優先順位入力手段を介して入力された指令に基
づき、前記切替優先順位を設定すること、 を特徴とする移動体用マルチメディアシステムのソース
切替装置。 - 【請求項7】請求項1〜6のいずれか記載の移動体用マ
ルチメディアシステムのソース切替装置において、 前記受信状態が所定の不適切状態であるとは、所定時間
以上継続して、前記放送信号の受信レベルが所定の閾値
以下の状態であること、 を特徴とする移動体用マルチメディアシステムのソース
切替装置。 - 【請求項8】請求項1〜6のいずれか記載の移動体用マ
ルチメディアシステムのソース切替装置において、 前記受信状態が所定の不適切状態であるとは、所定のサ
ンプリング期間中の前記放送信号の受信レベルの平均値
が所定の閾値以下の状態であること、 を特徴とする移動体用マルチメディアシステムのソース
切替装置。 - 【請求項9】請求項7又は8記載の移動体用マルチメデ
ィアシステムのソース切替装置において、 前記不適切状態判定用の感度レベルを変更するための指
令を、利用者が入力するための感度レベル入力手段を備
え、 当該感度レベル入力手段を介して入力された指令に基づ
き、前記請求項7であれば前記所定時間あるいは前記所
定の閾値の少なくともいずれか一方、前記請求項8であ
れば前記所定のサンプリング期間あるいは前記所定の閾
値の少なくともいずれか一方を変更設定すること、 を特徴とする移動体用マルチメディアシステムのソース
切替装置。
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