JP5801262B2 - デジタル放送受信装置 - Google Patents

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本発明はデジタル放送受信装置に係り、特に移動体に搭載されて移動する際の放送番組の視聴不能時間を短縮したデジタル放送受信装置に関する。
デジタル放送は、中継局ごとに異なる物理チャンネルの周波数で放送されている。このため、移動体に搭載されたデジタル放送受信装置でデジタル放送を受信する場合、移動体が現在の受信エリアから他の受信エリアに移動すると、それまで受信していた放送番組が視聴できなくなってしまう。受信エリアを移動しても放送番組を継続して視聴するためには、デジタル放送の物理チャンネルをサーチし、現在地で視聴可能な放送番組を再設定することが必要となる。
放送番組が視聴不可となった際に、同一の放送番組を効率的にサーチする方法として、例えば、非特許文献1は、個々の放送局が放送する中継局の全ての送信周波数をNIT(Network Information Table)の地上分配システム記述子に記載することとし、車載受信装置など受信チャンネルがダイナミックに変化し得る受信装置では、現在の受信エリアから他のエリアに移動した際には、NITに記載されている周波数情報を利用して周波数スキャンを行うことで、同一の放送番組を継続して視聴することを開示している。
また、非特許文献1は、個々の放送局は1つあるいは複数の系列に属することができ、系列の識別は、BIT(Broadcaster Information Table)の拡張ブロードキャスタ記述子の系列識別(affiliation_id)により識別され、エリアをまたがって受信する際に、系列識別が同じ放送局をサーチすることで、同一系列局の放送番組を継続して視聴することを開示している。但し、同一系列局が、常に同一の放送番組を放送しているとは限らない。
ARIB TR−B14 4.7版第4編「地上デジタルテレビジョン放送PSI/SI運用規定」
上記の非特許文献1では、視聴可能な放送番組を効率的にサーチする方法が示されているが、受信していた放送番組が視聴不可となった後に、中継局や同一系列局のチャンネルサーチを開始するタイミングについては述べられていない。
例えば、受信エリア内において、建物などの影響で放送電波が遮断されたスポットを通過した時に視聴不可が一時的に発生してチャンネルサーチが開始された場合、スポットを抜けて電波状況が回復しても、チャンネルサーチが終了するまでの間、もとの放送番組を視聴することができない。一方、実際に受信エリアを移動したことにより視聴不可が発生した場合、即座にチャンネルサーチを実施すれば中継局や同一系列局の放送番組をいち早く視聴することができる。これら様々な状況を考慮して、視聴不能時間を短くするようチャンネルサーチの開始タイミングを設定する方法は、これまで考慮されていなかった。
本発明の目的は、移動体に搭載されて移動する際の放送番組の視聴不能時間を短縮したデジタル放送受信装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本願に係る発明は上記目的を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、デジタル放送信号を受信するデジタル放送受信装置であって、受信した前記デジタル放送信号から特定の物理チャンネルのデジタル放送信号を抽出する選局部と、当該選局部が抽出したデジタル放送信号が供給され当該デジタル放送信号が含む映像信号を表示するための処理を行う信号処理部と、前記デジタル放送受信装置の位置に係る位置情報を検出する位置検出部と、前記位置情報が示す位置における道路の制限速度情報に係る情報を格納する記憶部と、前記位置検出部が検出した位置情報と前記記憶部が格納する情報が供給されて前記デジタル放送受信装置の位置における道路の制限速度情報を取得し、前記信号処理部における映像信号が視聴不可となった場合には、前記制限速度情報に基づきタイミングを決定して前記選局部にチャンネルサーチを開始させるよう制御する制御部を有することを特徴としている。
本発明によれば、移動体に搭載されて移動する際の放送番組の視聴不能時間を短縮したデジタル放送受信装置を提供できるという効果がある。
本実施形態に係るデジタル放送受信装置の構成の一例を示す図である。 車速とカウント時間との対応関係の一例を示す図である。 受信チャンネル情報の一例を示す図である。 実施例1におけるチャンネルサーチ処理の一例を示す図である。 実施例1における視聴不可時の画面表示の一例を示す図である。 実施例1におけるチャンネルサーチ時の画面表示の一例を示す図である。 実施例1における放送局データベースの一例を示す図である。 実施例2におけるチャンネルサーチ処理の一例を示す図である。 実施例2におけるナビゲーション画面の一例を示す図である。 実施例3における道路名と制限速度との対応関係の一例を示す図である。 実施例3における制限速度とカウント時間との対応関係の一例を示す図である。 実施例3におけるチャンネルサーチ処理の一例を示す図である。 実施例4における自動チャンネルサーチ設定画面の一例を示す図である。 実施例4におけるチャンネルサーチ処理の一例を示す図である。 実施例4におけるプリセットモード切り替え設定画面の一例を示す図である。 実施例5におけるダイバーシティ受信が可能なデジタル放送受信装置の構成の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態につき、図面に基づいて詳細に説明する。
本発明の実施の形態におけるデジタル放送受信装置では、日本の地上デジタル放送の伝送方式であるISDB−T(Integrated Services Digital Broadcasting for Terrestrial)による放送信号を受信し、MPEG2−TS(Transport Stream)(以下、TS信号)形式の映像・音声信号をデコードすることができる。ISDB−Tでは、1チャンネルの伝送帯域を13個のセグメントに分割し、それぞれのセグメントを組み合わせて、最大3階層までの階層伝送を行うことができる。
現在、この階層伝送を利用し、12個のセグメントを使用して固定受信端末向けの高画質な放送(以下、12セグ放送)と、残りの1個のセグメントを使用して携帯受信端末向けの低画質な放送(以下、ワンセグ放送と称する)が行われている。12セグ放送とワンセグ放送は、同じ番組内容を放送するサイマル放送が主流である。ここで、12セグ放送は、伝送容量が大きく高画質な放送であるがノイズ耐性に弱く、放送電波の信号品質が比較的良好でないと正しく受信できない。一方、ワンセグ放送は、伝送容量が小さく低画質な放送であるがノイズ耐性に強く、放送電波の信号品質が比較的劣化していても正しく受信できるという特徴がある。本発明の実施の形態におけるデジタル放送受信装置では、12セグ放送とワンセグ放送の少なくともどちらか一方の受信機能を有している。また、本発明の実施の形態におけるデジタル放送受信装置が12セグ放送とワンセグ放送の両方の受信機能を有している場合には、放送電波の信号品質の良否に応じてどちらか一方の映像・音声信号を選択してディスプレイやスピーカ等に出力することができる。
図1は、本実施形態に係るデジタル放送受信装置の構成の一例を示す図である。
図1の10はアンテナ部を示し、放送電波を受信し選局部11に供給する。選局部11は、供給された放送電波より所望の物理チャンネルを抽出・周波数変換し、復調部12に供給する。復調部12は、入力された所望のチャンネル信号に対してOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)復調処理や誤り訂正処理などを行い、生成されたTS信号を復号部13に供給する。復調部12はまた、OFDM復調処理における同期状態やCNR(Carrier to Noise Ratio)、誤り訂正処理におけるビットエラーレート(以下、BER:Bit Error Rate)やパケットエラーレート(以下、PER:Packet Error Rate)などの受信信号の品質を示す情報(以下、信号品質値)を抽出し、制御部15に供給することができる。CNR、BER、PERの各信号品質値は、12セグ放送とワンセグ放送のそれぞれについて取得することができる。
復号部13は、復調部12よりTS信号を供給され、映像・音声が含まれるTS信号を抽出してデコード処理を行う。デコード処理は、12セグ放送及びワンセグ放送の両方のデコード処理が可能であり、制御部15からの指示により、12セグ放送とワンセグ放送の映像・音声信号のうちどちらか一方を選択し、表示部14に供給する。復号部13はまた、番組特定情報(以下、PSI:Program Specific Information)や番組配列情報(以下、SI:Service Information)などを抽出し、制御部15に供給することができる。
なお、以下の記載では、復調部12と復号部13を併せて信号処理部と呼ぶことがある。
制御部15は、デジタル放送受信装置に含まれる各機能ブロックの動作制御を行う。その詳細は後述する。
表示部14は、映像を表示するディスプレイや音声を出力するスピーカなどで構成され、復号部13より供給された映像信号はディスプレイに、音声信号はスピーカに出力される。また、ディスプレイにはタッチパネル機能が備わっており、ディスプレイ上に表示された様々なメニュー項目をユーザがタッチし、その操作情報が制御部15に供給される。
位置検出部16は、衛星を利用した測位システムを備えており、車両の位置情報を特定することができる。衛星を利用した測位システムには、米国で開発されたGPS(Global Positioning System)のほか、ロシアのGLONASS(Global Navigation Satellite System)、欧州のGalileo、日本の準天頂衛星システムといった衛星測位システムの運用が予定されている。また、位置検出部16は、図示していないが車両の角速度に関する情報を取得できるジャイロセンサや、車両の加速度に関する情報を取得できる加速度センサなどを利用して車両の速度や進行方向を算出し、衛星測位システムの信号が受信できない環境においても、車両の位置情報を推定することができる。
速度検出部17は、車両から入力される車速パルスをカウントして車両の速度情報を生成する。また、速度検出部17は、位置検出部16より得られる車両の位置情報と、地点間の移動に要した時間を用いて、車両の速度情報を生成することもできる。
記憶部18は、図2に示す車速とカウント時間との対応関係を示す情報、図3に示す受信チャンネルに関する情報、図6に示す放送局データベースに関する情報などを格納している。記憶部18は、制御部15からの指示により、これらの情報を読み取ったり、書き換えたりすることができる。また、記憶部18は、ナビゲーション処理に使用する地図情報を記憶している。
タイマ部19は、制御部15からの指示により、所定のタイマ時間を設定し、タイマのカウントダウン、ストップ、リセットなどの処理を行うことができる。
料金収受部20は、高速道路の入口料金所や出口料金所に設置される無線装置との間で認証処理を行い、通行料金の収受などに用いられる装置である。料金収受システムとして、例えば、5.8GHzの電波を用いたDSRC(Dedicated Short Range Communications:狭域通信)によって情報伝達を行うETC(Electronic Toll Collection自動料金収受システム(登録商標))がある。
図4は、本実施形態に係るデジタル放送受信装置で実行されるチャンネルサーチ処理の一例を示すフローチャートであり、制御部15の指示に従って実行される。
図4のデジタル放送受信装置において、アンテナ部10はデジタル放送信号を受信し、選局部11は所望のチャンネルを選局し、復調部12は所望のチャンネル信号のOFDM復調及び誤り訂正処理を行ってTS信号を生成し、復号部13はTS信号から映像・音声信号のデコード処理を行って制御部15からの指示に従い12セグ放送又はワンセグ放送のどちらか一方の映像・音声信号を表示部14に供給する。
制御部15における12セグ放送とワンセグ放送の選択方法に関して述べる。例えば、制御部15は、復調部12より信号品質値を定期的に取得し、信号品質値が所定の閾値よりも良好である場合は12セグ放送、信号品質値が所定の閾値よりも不良である場合はワンセグ放送を選択する。所定の閾値とは、例えば、12セグ放送の受信映像にブロックノイズが発生する信号品質値、或いは12セグ放送の受信映像が正常にデコードできない信号品質値とする。また、走行中は受信した放送電波の時間変動が大きいため、複数の信号品質値が連続して所定の閾値よりも不良となった場合は12セグ放送からワンセグ放送に切り替え、複数の信号品質値が所定の閾値よりも良好となった場合はワンセグ放送から12セグ放送に切り替えることにより、12セグ放送とワンセグ放送の頻繁な切り替えの発生を低減し、ユーザの不快感を軽減することができる。
図4のステップS100において、制御部15は、受信している放送番組に視聴不可が発生したか否かを判断し、視聴不可が発生した場合はステップS101に移行し、視聴不可が発生していない場合はステップS100の処理を繰り返し行う。視聴不可が発生したか否かの判断方法は、例えば、制御部15は、復調部12より定期的(例えば1秒ごと)に信号品質値を取得し、信号品質値が所定の閾値よりも不良となった場合に、視聴不可が発生したと判断する。所定の閾値とは、例えば、ワンセグ放送の受信映像にブロックノイズが発生する信号品質値、或いはワンセグ放送の受信映像が正常にデコードできない信号品質値とする。また、複数の信号品質値が連続して所定の閾値よりも不良となった場合に、視聴不可が発生したと判断することもできる。さらには、信号品質値として同期状態を取得し、「同期」状態から「非同期」状態に変化した場合、或いは「同期」状態から「非同期」状態に変化し「非同期」状態が複数回連続した場合に、視聴不可が発生したと判断することもできる。
なお、ユーザが12セグ放送のみを受信する設定(ワンセグ放送に自動的に切り替えない設定)をしている場合や、或いはデジタル放送受信装置がワンセグ放送の受信機能を有していない場合には、所定の閾値として、12セグ放送の受信映像にブロックノイズが発生する信号品質値、或いは12セグ放送の受信映像が正常にデコードできない信号品質値とすればよい。
制御部15は、ステップS100で視聴不可が発生したと判断した場合は、例えば、図5Aに示すように、ディスプレイ画面50に、「受信できません」などのメッセージ51を表示し、ユーザに対して電波状態が悪いために放送番組を視聴できない旨を提示する。
次に、ステップS101において、制御部15は、速度検出部17より車両の速度情報を取得する。続いて、ステップS102において、制御部15は、記憶部18に記憶されている図2に示した車速とカウント時間との対応関係を参照し、速度検出部17より取得した車両の速度情報をカウント時間に変換する。図2において、例えば、車両の速度情報が30km/hの場合はカウント時間=30秒、車両の速度が90km/hの場合はカウント時間=5秒であり、車両の速度が速いほどカウント時間は短くなるように設定する。図2に示した車速とカウント時間との対応関係は一例であり、車速の分割数やカウント時間の数値を変更しても良く、図2の一例に限定されるものではない。
その後、ステップS103において、制御部15は、ステップS102で決定したカウント時間をタイマ部19に設定し、タイマのカウントダウンを開始する。
次に、ステップS104において、制御部15は、復調部12より信号品質値を取得し、放送番組が視聴可能となるまでに電波状態が回復したか否かを判断する。視聴可能となった場合は、制御部15は、タイマ部19に対してカウントダウン処理を停止し、ステップS100に移行する。視聴不可が続いている場合は、ステップS105に進む。放送番組が視聴可能となるまでに電波状態が回復したか否かの判断方法は、例えば、制御部15は、復調部12より取得した信号品質値が所定の閾値よりも良好となった場合に、視聴可能となったと判断する。所定の閾値とは、例えば、ワンセグ放送の受信映像にブロックノイズが発生する程度の信号品質値、或いはワンセグ放送の受信映像にブロックノイズが発生しない最小の信号品質値などとする。また、複数の信号品質値が連続して所定の閾値よりも良好となった場合に、視聴可能となったと判断することもできる。さらには、信号品質値として同期状態を取得し、「非同期」状態から「同期」状態に変化した場合、或いは「非同期」状態から「同期」状態に変化し「同期」状態が複数回連続した場合に、視聴可能となったと判断することもできる。
なお、ユーザが12セグ放送のみを受信する設定(ワンセグ放送に自動的に切り替えない設定)をしている場合や、或いはデジタル放送受信装置がワンセグ放送の受信機能を有していない場合には、所定の閾値として、12セグ放送の受信映像にブロックノイズが発生する程度の信号品質値、或いは12セグ放送の受信映像にブロックノイズが発生しない最小の信号品質値などとすればよい。
ステップS104において、視聴不可が続いていると判断した場合は、ステップS105に進み、制御部15は、タイマ部19より現在のカウントダウン状況を取得し、カウントダウンが終了(すなわち0秒)したか否かを判断する。カウントダウンがまだ終了していない場合はステップS104に戻り、カウントダウンが終了した場合はステップS106に移行してチャンネルサーチを実行する。チャンネルサーチを実行中は、例えば、図5Bに示すように、ディスプレイ画面50に、「チャンネルサーチ中」などのメッセージ52を表示し、ユーザに対してチャンネルサーチを実行中である旨を提示する。
以下、ステップS106におけるチャンネルサーチの実行手順の一例を説明する。まず、中継局の物理チャンネルをサーチする。制御部15は、記憶部18に記憶されている図3に示した受信チャンネル情報を参照し、受信している放送番組の中継局の物理チャンネルを取得する。例えば、「○○○東京」を受信している場合は、13、16、19、20、27、28、30チャンネルである。次に、制御部15は、選局部11に対して、取得した物理チャンネルを順に選局し、各物理チャンネルについて、復調部12より信号品質値、復号部13よりPSI/SI情報を取得する。PSI/SIに含まれるNITのネットワーク識別が、受信していた放送番組のネットワーク識別と同一であった場合、この物理チャンネルを受信し、チャンネルサーチを終了する。複数の物理チャンネルが該当した場合は、信号品質値が最も良好な物理チャンネルを受信する。図3の例では、「○○○東京」のネットワーク識別は「7EF0」である。
上記で該当する物理チャンネルが存在しない場合(中継局を発見できなかった場合)、次に同一系列局のチャンネルをサーチする。制御部15は、位置検出部16より車両の位置情報を取得し、記憶部18に記憶している図6に示した全国の地域ごとにまとめた放送局データベース情報より現在地域のデータベース情報を参照し、受信していた放送番組の系列識別と同じ系列識別を有する放送局の中継局物理チャンネルを取得する。例えば、現在地域が静岡県で、チャンネルサーチを実行する前は「○○○東京」を受信していた場合は、静岡県の放送局データベース情報を参照し、「○○○東京」と同じ系列識別0を有する「○○○静岡」の中継局の物理チャンネル15、17、18、22、25、26、42を取得する。制御部15は、これらの物理チャンネルを順に選局し、PSI/SIに含まれるBITの系列識別が、受信していた放送番組の系列識別と同一であった場合、この物理チャンネルを受信し、チャンネルサーチを終了する。該当する物理チャンネルが存在しない場合は、地上デジタル放送の残りの物理チャンネルを順にサーチする。全ての物理チャンネルをサーチしても、同一の系列識別を有する物理チャンネルが存在しなかった場合は、中継局のチャンネルサーチと同一系列局のチャンネルサーチを繰り返す、或いはチャンネルサーチ実行前のチャンネルを受信し、チャンネルサーチ処理を終了する。
以上のように、本実施形態によれば、車両の移動に伴い受信していた放送番組が視聴できなくなった場合に、車両の移動速度に応じてチャンネルサーチの開始タイミングを変更する。車両が高速で移動している場合は、受信エリア間の移動時間が短いため、放送番組が視聴できなくなった場合に即座にチャンネルサーチを実施し、移動先の受信エリアの放送番組に素早く切り替えることができる。一方、車両が低速で移動している場合は、受信エリア間の移動時間が長いため、放送番組が視聴できなくなった場合に即座にチャンネルサーチを実施してしまうと、まだ移動先の受信エリアの放送番組を発見できない可能性が高く、またチャンネルサーチ中は放送番組を視聴することができない。本実施形態によれば、車両が低速で移動している場合には、放送番組が視聴できなくなっても即座にチャンネルサーチを開始せず、放送電波の受信状態が回復した際には継続して受信を行い、しばらく視聴できない状態が続いた時にチャンネルサーチを開始する。このため、放送番組が視聴できなくなり即座にチャンネルサーチを実施するよりも、視聴可能時間を増加させることができる。
次に、第2の実施形態のデジタル放送受信装置について説明する。本実施形態のデジタル放送受信装置の構成は、図1に示した構成と同様であり、制御部15が実行する処理内容のみが異なる。このため、異なる処理についてのみ説明し、同一部分については説明を省略する。
図7は、本実施形態に係るデジタル放送受信装置で実行されるチャンネルサーチ処理の一例を示すフローチャートであり、図4で示したチャンネルサーチ処理と比較して、ステップS201〜S204が新規で追加された構成である。
図7のステップS103では、制御部15は、ステップS102で決定したカウント時間をタイマ部19に設定し、タイマのカウントダウンを開始した後、ステップS201に移行する。ステップS201では、制御部15は、車両がトンネル内か否かを判断し、車両がトンネル内の場合はステップS202に進み、車両がトンネル内でない場合はステップS104に進む。車両がトンネル内か否かの判断方法は、例えば、制御部15は、記憶部18に記憶されているナビゲーション処理に使用する地図情報を参照し、位置検出部16より取得した車両の位置情報を地図情報にマッピングし、この時の車両位置がトンネルの内部を通過中の場合はトンネル内と判断し、車両位置がトンネルの外部を通過中の場合はトンネル内でないと判断することができる。例えば、図8に示すように、ディスプレイ画面50にナビゲーション情報を表示している場合、車両位置がb点の場合はトンネル内、車両位置がa点或いはc点の場合はトンネル内ではない。
また、車両がトンネル内か否かの判断方法として、制御部15は、位置検出部16において衛星測位システムの信号が受信できている場合は、車両はトンネル内でないと判断し、電波状態が悪いため衛星測位システムの信号が受信できない場合はトンネル内と判断しても良い。さらには、例えば、制御部15は、復号部13に対して視聴する放送番組を12セグ放送からワンセグ放送に切り替えた時の時刻と、ワンセグ放送の視聴不可が発生(ステップS100でYES判定)した時の時刻を測定し、その差分値が所定の閾値時間(例えば、10秒)以下であれば、車両がトンネル内に入ったと判断しても良い。
ステップS201において、車両がトンネル内と判断された場合、ステップS202に進み、制御部15は、タイマ部19に対して、タイマのカウントダウンを停止する。
次に、ステップS104において、前記の通り、制御部15は、復調部12より信号品質値を取得し、放送番組が視聴可能となるまでに放送電波の受信状態が回復したか否かを判断する。視聴可能となった場合は、制御部15は、タイマ部19に対してカウントダウン処理を停止し、ステップS100に移行する。視聴不可のままである場合は、ステップS203に進む。
ステップS203では、制御部15は、車両がトンネル内から抜け出したか否かを判断し、車両がトンネル内から抜け出した場合はステップS204に進み、車両がまだトンネル内の場合はステップS104に戻る。車両がトンネル内から抜け出したか否かの判断方法は、例えば、制御部15は、記憶部18に記憶されているナビゲーション処理に使用する地図情報を参照し、位置検出部16より取得した車両の位置情報を地図情報にマッピングし、この時の車両位置がトンネル外部を走行中であった場合、車両はトンネル内から抜け出したと判断することができる。あるいは、制御部15は、位置検出部16において衛星測位システムの信号が受信できない状態から受信可能となった場合に、車両はトンネル内から抜け出したと判断しても良い。
車両がトンネル内から抜け出した場合(ステップS203でYES判定)、ステップS204において、制御部15は、タイマ部19に対してカウントダウン処理を再開させ、ステップS105に進む。以降、ステップS105、S106の処理は、図4で示した第1の実施形態の処理と同様である。
以上のように、本実施形態によれば、トンネルなど放送電波が届かない場所を走行する場合は、放送番組が視聴不可となってもチャンネルサーチを行わないため、トンネル内から抜け出した時にトンネルに入る前の放送番組を即座に視聴することができる。
次に、第3の実施形態のデジタル放送受信装置について説明する。本実施形態のデジタル放送受信装置の構成は、図1に示した構成と同様であり、制御部15が実行する処理内容のみが異なる。このため、異なる処理についてのみ説明し、同一部分については説明を省略する。なお、記憶部18は、図9に示す道路ごとの制限速度に関する情報をナビゲーション用の地図情報とリンクさせて記憶している。さらには、記憶部18は、図10に示す制限速度とカウント時間の対応関係に関する情報を記憶している。
図11は、本実施形態に係るデジタル放送受信装置で実行されるチャンネルサーチ処理の一例を示すフローチャートであり、図4で示したチャンネルサーチ処理と比較して、図4のステップS101、S102がそれぞれステップS301、S302に置換された構成である。
図11のステップS100では、制御部15は、放送番組が視聴不可となると、ステップS301に移行する。ステップS301では、制御部15は、位置検出部16より取得した車両の位置情報を、記憶部18の地図情報にマッピングし、現在走行中の道路名に関する情報を取得する。そして、制御部15は、記憶部18に記憶されている図9に示した道路名と制限速度の対応関係を参照し、車両が走行中の道路の制限速度情報を取得する。図9の一例では、走行中の道路が「△△バイパス」の場合は、制限速度は60km/hである。
次に、ステップS302において、制御部15は、記憶部18に記憶された図10に示した制限速度とカウント時間との対応関係を参照し、走行中の道路の制限速度をカウント時間に変換する。図10の一例では、制限速度が60km/hの場合はカウント時間30秒、制限速度が100km/hの場合はカウント時間5秒であり、制限速度が高いほどカウント時間は短くなるように設定されている。図10に示した制限速度とカウント時間との対応関係は一例であり、制限速度の分割数やカウント時間の数値を変更しても良く、図10の一例に限定されるものではない。
その後、ステップS103において、制御部15は、ステップS302で決定したカウント時間をタイマ部19に設定し、タイマのカウントダウンを開始する。以降の処理は、図4で示した第1の実施形態のフローチャート、或いは図7で示した第2の実施形態のフローチャートに従って実施される。
以上のように、本実施形態によれば、道路名と制限速度の対応関係を保持することで、車両の位置情報をもとに車両の走行速度を見積もることが可能となり、第1の実施形態のように車両の速度情報を取得しなくとも、同様の効果を得ることができる。
本実施形態では、記憶部18は、図9に示した道路名と制限速度の対応関係を記憶する必要があったが、これを記憶しなくとも、例えば、制御部15は、位置検出部16より取得した車両の位置情報を記憶部18に記憶した地図情報にマッピングし、予め指定した道路(例えば、制限速度が80km/h以上の高速道路)を車両が走行中の場合はカウント時間を小さく(例えば、5秒)設定し、車両がそれ以外の道路を走行中の場合はカウント時間を大きく(例えば、60秒)設定するようにしても良い。また、高速道路を走行中であるか否かの判断は、例えば、制御部15は、料金収受部20において高速道路への入退場時に発生する料金収受などの情報処理を検出することで判断することもできる。
次に、第4の実施形態のデジタル放送受信装置について説明する。本実施形態のデジタル放送受信装置の構成は、図1に示した構成と同様であり、制御部15が実行する処理内容のみが異なる。このため、異なる処理についてのみ説明し、同一部分については説明を省略する。
図12は、出力部14のディスプレイ画面50に表示されるチャンネルサーチに関する設定メニューの一例である。放送番組が視聴不可となった場合に、自動的にチャンネルサーチが実行されるON(速度優先)設定53、自動的にチャンネルサーチが実行されるON(時間優先)設定54、及び放送番組が視聴不可となってもチャンネルサーチを実行しないOFF設定55より、ユーザが希望の設定を選択することができる。
図13は、本実施形態に係るデジタル放送受信装置で実行されるチャンネルサーチ処理の一例を示すフローチャートであり、図4で示したチャンネルサーチ処理と比較して、ステップS401、S402を追加した構成である。なお、ユーザにより、チャンネルサーチを実行しないOFF設定55が選択された場合は、本チャンネルサーチ処理は実施しない。
図13のステップS100において、制御部15は、放送番組が視聴不可となると、ステップS401に移行する。ステップS401では、制御部15は、ユーザの選択がON(速度優先)設定53であるかON(時間優先)設定54であるかを判断し、ON(速度優先)設定53の場合はステップS101に移行し、ON(時間優先)設定54の場合はステップS402に移行する。
ステップS402において、制御部15は、所定のカウント時間(例えば、60秒)をカウント時間とし、ステップS103において、所定のカウント時間をタイマ部19に設定し、タイマのカウントダウンを開始する。
図13のその他の処理については、前述までの実施形態におけるチャンネルサーチ処理に従って実施される。
以上のように、本実施形態によれば、車両の速度情報に基づいてチャンネルサーチ処理の開始タイミングを決定するか否かの選択手段を設けたことにより、ユーザの利便性を向上することができる。
本実施形態は、例えば、図14に示すプリセットモード切り替え設定を用いて実施することもできる。図14において、「ホーム」設定56は、ユーザの自宅付近などで視聴可能な放送番組に関する情報を提供するための設定であり、「お出かけ」設定57は、自宅付近を離れ移動先の地域で視聴可能な放送番組に関する情報を提供するための設定である。図13のステップS401の処理において、「ホーム」設定56が選択されている場合は時間優先のステップS402に移行し、「お出かけ」設定57が選択されている場合は速度優先のステップS101に移行する。「ホーム」設定56は、自宅付近の放送番組を提供する設定であり、車両が受信エリアを越えて移動する可能性が少ないため、受信中の放送番組が視聴不可となってもチャンネルサーチを即座に実行するべきではない。一方で、「お出かけ」設定57は、受信エリアを越えて移動する場合などに利用する設定であり、放送番組が視聴不可となった場合にはチャンネルサーチを即座に実行することで、移動先の受信エリアの放送番組を短時間のうちに視聴できる可能性は高い。
次に、第5の実施形態のデジタル放送受信装置について説明する。図15は、本実施形態に係るデジタル放送受信装置の構成の一例を示した図である。図1に示した構成と同様な部分は説明を省略し、異なる処理についてのみ説明する。
図15において、第1のアンテナ部10aは、放送電波を受信して第1の選局部11aに供給する。第1の選局部11aは、供給された放送電波から所望の物理チャンネルを抽出・周波数変換し、復調・合成部21に供給する。また、10b〜10dは第2〜第4のアンテナ部、11b〜11dは第2〜第4の選局部を示し、それぞれアンテナ部10a、選局部11aと同様の構成である。
復調・合成部21は、入力された4つのチャンネル信号に対してOFDM復調処理を行い、4つの復調信号を用いたダイバーシティ合成処理を行う。ダイバーシティ合成処理として、各々のOFDM復調過程で抽出される複数のサブキャリアについて、サブキャリア毎に重み付け合成する最大比合成法を利用する。ダイバーシティ合成処理の後、誤り訂正処理が行われ、生成されたTS信号が復号部13に供給される。
また、復調・合成部21は、OFDM復調した4つの復調信号を任意の2組に分け(2つの復調信号と2つの復調信号に分割、又は3つの復調信号と1つの復調信号に分割)し、それぞれの組に対してダイバーシティ合成(復調信号が1つの場合は除く)及び誤り訂正処理を行い、生成された2つのTS信号のうち一方を復号部13に供給し、他方を解析部22に供給することもできる。
解析部22は、入力したTS信号からPSI/SI情報を抽出し、制御部15に供給する。
その他の構成は、図1で示したデジタル放送受信装置の構成と同様であり、説明を省略する。
本実施形態に係るデジタル放送受信装置におけるチャンネルサーチ処理は、図4で示したフローチャートに従って実行され、ステップS106の処理のみが異なる。
まず、制御部15は、放送番組が視聴可能な通常の受信時においては、4つのアンテナ部10a〜10dと選局部11a〜11dを用いて所望の放送番組を受信し、また、復調・合成部21は、4つの復調信号をダイバーシティ合成及び誤り訂正処理し、生成されたTS信号を復号部13に供給する。復号部13は、映像・音声信号が含まれるTS信号のデコード処理を行って出力部14に供給し、出力部14は映像・音声信号を出力する。
次に、制御部15は、図4で示したフローチャートに従い、ステップS100〜S105の処理を行う。以下、ステップS106におけるチャンネルサーチの実行手順の一例を説明する。
制御部15は、受信している放送番組の中継局の物理チャンネルを選局部11a〜11dに対して順に選局し、実施例1の処理と同様に、ネットワーク識別が同一の物理チャンネルが見つかった場合はこの物理チャンネルを受信し、チャンネルサーチを終了する。該当する物理チャンネルが存在しなかった場合は、系列識別が同一の物理チャンネルを探索する。
また、別のチャンネルサーチの実行手順の一例として、制御部15は、復調・合成部21に入力される4つの復調信号を任意の2組に分割し、一方の組で放送番組の受信を継続しながら、他方の組でチャンネルサーチを実行させることもできる。具体的には、制御部15は、放送番組を継続して受信させる組のTS信号を復号部13に出力し、チャンネルサーチを実行させる組のTS信号を解析部22に供給し、チャンネルサーチを実行させる組に属する選局部に対して、受信している放送番組の中継局の物理チャンネルを順に選局し、解析部22にて取得される各物理チャンネルのPSI/SI情報からネットワーク識別が同一の物理チャンネルが見つかった場合は、4つの選局部11a〜11dに対して当該物理チャンネルを選局し、チャンネルサーチを終了する。該当する物理チャンネルが存在しなかった場合は、引き続きチャンネルサーチを実行させる組に属する選局部を使用して系列識別が同一の物理チャンネルを探索する。
これにより、チャンネルサーチを実行中に放送電波の受信状態が回復した場合、チャンネルサーチを継続しながら放送番組を視聴することができる。チャンネルサーチにより中継局又は同一系列局の放送番組を発見した場合には、視聴中の放送番組の信号品質値と発見した放送番組の信号品質値を比較し、信号品質値の大きいほうの放送番組を受信すればよい。
以上のように、本実施形態によれば、複数のアンテナを用いて放送電波を受信するダイバーシティ受信方式を用いた場合においても、他の実施例と同様に、車両の移動速度に応じてチャンネルサーチ処理の開始タイミングを変化させることができる。
ここまで示した実施形態は一例であって本発明を限定するものではない。本発明の趣旨に基づきながら異なる実施形態を考えられるが、いずれも本発明の範疇にある。
10,10a〜10d…アンテナ部、11,11a〜11d…選局部、12…復調部、13…復号部、14…表示部、15…制御部、16…位置検出部、17…速度検出部、18…記憶部、19…タイマ部、20…料金収受部、21…復調・合成部、22…解析部。

Claims (5)

  1. デジタル放送信号を受信するデジタル放送受信装置であって、
    受信した前記デジタル放送信号から特定の物理チャンネルのデジタル放送信号を抽出する選局部と、
    当該選局部が抽出したデジタル放送信号が供給され当該デジタル放送信号が含む映像信号を表示するための処理を行う信号処理部と、
    前記デジタル放送受信装置の位置に係る位置情報を検出する位置検出部と、
    前記位置情報が示す位置における道路の制限速度情報に係る情報を格納する記憶部と、
    前記位置検出部が検出した位置情報と前記記憶部が格納する情報が供給されて前記デジタル放送受信装置の位置における道路の制限速度情報を取得し、前記信号処理部における映像信号が視聴不可となった場合には、前記制限速度情報に基づきタイミングを決定して前記選局部にチャンネルサーチを開始させるよう制御する制御部
    を有することを特徴とするデジタル放送受信装置。
  2. デジタル放送信号を受信するデジタル放送受信装置であって、
    受信した前記デジタル放送信号から特定の物理チャンネルのデジタル放送信号を抽出する選局部と、
    当該選局部が抽出したデジタル放送信号が供給され当該デジタル放送信号が含む映像信号を表示するための処理を行う信号処理部と、
    前記デジタル放送受信装置の位置に係る位置情報を検出する位置検出部と、
    所定の道路の制限速度情報に係る情報を格納する記憶部と、
    前記位置検出部が検出した位置情報と前記記憶部が格納する情報が供給され、前記デジタル放送受信装置の位置が前記所定の道路にある際に前記信号処理部における映像信号が視聴不可となった場合には、前記制限速度情報に基づきタイミングを決定して前記選局部にチャンネルサーチを開始させるよう制御する制御部
    を有することを特徴とするデジタル放送受信装置。
  3. デジタル放送信号を受信するデジタル放送受信装置であって、
    受信した前記デジタル放送信号から特定の物理チャンネルのデジタル放送信号を抽出する選局部と、
    当該選局部が抽出したデジタル放送信号が供給され当該デジタル放送信号が含む映像信号を表示するための処理を行う信号処理部と、
    前記デジタル放送受信装置が所定の道路へ入場又は所定の道路から出場したことを検出して通行料金を精算するための料金収受部と、
    当該料金収受部が検出した前記所定の道路への入場又は所定の道路からの出場に係る入出場情報が供給され、前記信号処理部における映像信号が視聴不可となった場合には、前記入出場情報に基づきタイミングを決定して前記選局部にチャンネルサーチを開始させるよう制御する制御部
    を有することを特徴とするデジタル放送受信装置。
  4. 請求項1または2のいずれか1項に記載のデジタル放送受信装置において、
    前記位置検出部は、衛星測位システム(GPS)が供給する信号を受信して当該信号に基づき前記デジタル放送受信装置の位置に係る位置情報を検出する手段を備え、
    前記制御部は、前記信号処理部における映像信号が視聴不可となった際に前記位置検出部が前記衛星測位システムより供給される信号を検出できない場合には、前記選局部がチャンネルサーチを行わないように制御することを特徴とするデジタル放送受信装置。
  5. 請求項1または2のいずれか1項に記載のデジタル放送受信装置において、
    前記デジタル放送受信装置は、更に、トンネル情報を格納した記憶部を備え、
    前記制御部は、前記位置検出部で検出された位置情報と前記記憶部のトンネル情報を元に前記デジタル放送受信装置の位置がトンネル内であるか否かを判定し、前記信号処理部における映像信号が視聴不可となった際に前記デジタル放送受信装置の位置がトンネルと判定された場合には、前記選局部がチャンネルサーチを行わないように制御することを特徴とするデジタル放送受信装置。
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