JP6022833B2 - 放送受信機及びチャンネルリスト管理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、移動体に搭載される放送受信機、及び受信位置が移動する放送受信機に適したチャンネルリスト管理方法に関する。
地上デジタルテレビジョン放送では、12セグメントを使用する高品質なハイビジョン放送(フルセグ放送)の他、1セグメントを使用するワンセグ放送が伝送されている。ワンセグ放送は、ハイビジョン放送に比べて伝送帯域が狭く、受信信号品質が保証されない環境下でも比較的安定した受信が可能であるため、主に車両や携帯電話端末など、移動体向けのサービスとして提供されている。例えば特許文献1に、ワンセグ放送等の地上デジタルテレビジョン放送を受信可能な、移動体向け放送受信機の具体的構成が記載されている。
特許文献1に記載されているように、この種の放送受信機は、ある地域(例えば移動体が現在属する地域)で受信可能な放送局と周波数チャネルとを関連付けたチャンネルリストを保持している。放送受信機は、例えば所定のタイミングでUHF帯(470MHz〜710MHz)をサーチし、サーチ結果に基づいてチャンネルリストを更新する。
特開2001−168684号公報
ところで、地上デジタルテレビジョン放送では、県域等の地域毎で異なる周波数チャネルが使用されており、地域によって使用されていない空き周波数チャネルが存在している。現在、この空き周波数チャネルを利用したエリアワンセグ放送が実験的に行われている。エリアワンセグ放送は、周囲の無線システムに影響を与えない微弱な電力で比較的狭いエリア向けにワンセグ放送サービスを配信するものであり、「エリア限定ワンセグ」や「ワンセグメント・ローカルサービス」とも呼ばれている。エリアワンセグ放送では、イベント会場や商業施設など、限定されたエリアで情報サービスを提供するといった利用形態が想定される。エリアワンセグ放送は、ワンセグ放送技術を利用したものであるため、既存のワンセグ放送を受信可能な端末で視聴することができる。
エリアワンセグ放送の放送エリアは、例えばその放送局を中心とした半径1km内の範囲など、狭い範囲に限られる。そのため、例えば車両等の移動体の走行状況によっては、移動体が放送エリアに進入した後、僅かな時間で放送エリアから外れることがある。しかし、ユーザは、移動体が放送エリアから外れたことを(そもそも放送エリア内であるか放送エリア外であるかも)認識することができないため、放送エリア外であってもチャンネルリストからエリアワンセグ放送を選択操作することがあり得る。放送エリア外でエリアワンセグ放送が選択操作されると、放送受信機は、選局・復調等の処理を実行した上でエリアワンセグ放送を受信することができないと判断し、例えばそのメッセージを表示画面に表示する。すなわち、受信することができないエリアワンセグ放送の選択操作が行われることにより、放送受信機のリソースが無駄に使用される問題が生じる。また、このような、選局から表示までの一連の処理の実行中、放送番組の再生や録画を中断する必要があるため、ユーザに不快感を与える虞があった。
また、本発明の別の一形態に係る放送受信機は、移動体に搭載される装置であり、少なくとも周波数チャネルの情報がリストされるチャンネルリスト、及び該チャンネルリスト内の周波数チャネルと関連付けられた放送局の位置を記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶されたチャンネルリストを所定の表示画面に表示する表示制御手段と、移動体の現在位置を取得する位置取得手段と、位置取得手段により取得される移動体の現在位置と、記憶手段に記憶されている放送局の位置とを比較する比較手段と、比較手段による比較結果に基づいて放送局の受信可否を判定する受信可否判定手段とを備える。表示制御手段は、受信可否判定手段により放送局を受信できないと判定された場合、チャンネルリストにおける該放送局に対応する情報の登録を維持しつつ、表示画面に表示されるチャンネルリストから該放送局の情報を消去する。
本発明の別の一形態によれば、移動体と放送局との位置関係に基づいて現在受信することができない状況にある放送局を表示画面に表示されるチャンネルリストから消去することができる。そのため、受信することができない放送局の選択操作が行われることにより、放送受信機のリソースが無駄に使用される問題が避けられる。また、表示消去候補の放送局の受信を試行することなく当該放送局の表示消去の要否を判断することができるため、現在行われている放送番組の再生や録画を中断する必要がない。従って、放送番組の再生中断や録画中断による不快感をユーザに与えることが無くなる。
また、表示制御手段は、チャンネルリスト上での表示が消去された放送局について受信可否判定手段により受信が可能になったと判定された場合、該放送局の情報を該チャンネルリスト内に再び表示することができる。
また、受信可否判定手段は、位置取得手段により取得される移動体の現在位置が、記憶手段に記憶されている放送局の位置を基準とした所定の範囲内にあるか否かを判定する構成としてもよい。具体的には、現在位置が所定の範囲内にある場合、該放送局を受信できると判定し、現在位置が所定の範囲内にない場合、該放送局を受信できないと判定する。
また、放送受信機は、受信可能な放送局を検出するサーチ手段を備えた構成としてもよい。この場合、記憶手段は、サーチ手段により放送局が検出された時点で位置取得手段が取得した移動体の現在位置を、該放送局の位置として該放送局の周波数チャネルと関連付けて記憶することができる。なお、ここでいうサーチとは、受信可能な(又は視聴できるレベルでの受信が可能な)周波数チャネルを検出する処理である。より詳細には、例えば検出対象の周波数チャネルを1chずつ選局し、受信した信号が所定の放送(例えば地上デジタルテレビジョン放送)として正しい信号か否かを確認し、正しい信号であることが確認された周波数チャネルの情報(例えば放送局名)を記憶する処理である。
また、サーチ手段は、エリアワンセグ放送のみをサーチする構成としてもよい。
また、放送受信機は、比較手段による比較処理、及び受信可否判定手段による受信可否判定処理が定期的に行われてもよい。
本発明の一形態に係る放送受信機及びチャンネルリスト管理方法によれば、移動体と放送局との位置関係に基づいて現在受信することができない状況にある放送局をチャンネルリストから削除することができる。そのため、受信することができない放送局の選択操作が行われることにより、放送受信機のリソースが無駄に使用される問題が避けられる。また、削除候補の放送局の受信を試行することなく当該放送局の削除の要否を判断することができるため、現在行われている放送番組の再生や録画を中断する必要がない。従って、放送番組の再生中断や録画中断による不快感をユーザに与えることが無くなる。
本発明の実施形態の放送受信機の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態の放送受信機によるエリアワンセグ放送登録処理のフローチャートを示す図である。 本発明の実施形態のチャンネルリストを説明する図である。 本発明の第1実施形態のチャンネルリスト管理処理のフローチャートを示す図である。 本発明の第2実施形態のチャンネルリスト管理処理のフローチャートを示す図である。 本発明の第2実施形態のチャンネルリスト管理処理のフローチャートを示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態の放送受信機について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態の放送受信機1の構成を示すブロック図である。放送受信機1は、車載ナビゲーション装置(PND(Portable Navigation Device)も含む。)を構成しており、一般乗用車等の車両に装備される。放送受信機1は、地上デジタルテレビジョン放送(ワンセグ放送)に適合して設計されており、当該放送方式の信号フォーマットによる放送信号を受信して処理するように構成されている。なお、放送受信機1は、車載ナビゲーション装置に限らず、スマートフォン、フィーチャフォン、携帯ゲーム機など、携帯情報端末を構成するものとしてもよい。また、放送受信機1は、ワンセグ放送に加えてフルセグ放送を受信可能に構成されてもよい。
図1に示されるように、放送受信機1は、ナビゲーションECU(Electronic Control
Unit)11、記憶装置12、GPS(Global Positioning System)受信部13、入力装置14、映像表示部15、音声出力部16及び放送受信部17を備えている。
ナビゲーションECU11は、放送受信機1を構成する各部と接続され、各部の動作を制御すると共に、ナビゲーション機能の基本的な動作も行う。本実施形態では、ナビゲーション機能も制御可能なナビゲーションECU11が地上デジタルテレビジョン放送の受信処理を行うが、別の実施形態では、ナビゲーションECU11に代えて、地上デジタルテレビジョン放送専用のCPU(Central Processing Unit)が地上デジタルテレビジョン放送の受信処理を行うよう、各部と接続され、各部の動作を制御する構成としてもよい。また、後述するデコード部17dが上記CPUと同様の機能を備える構成に代えてもよい。これらの代替的な構成が地上デジタルテレビジョン放送の受信処理を行うようにすることで、放送受信機1の構成の簡素化や当該受信処理の高速化が達成可能となる。
記憶装置12は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の書き換え可能な記憶装置であり、ナビゲーションECU11により実行される各種プログラムの他、ナビゲーションECU11が処理に使用する各種データが記憶される。例えば、記憶装置12には、車両が現在属する地域の(受信可能な)NHK及び各キー局等を登録したチャンネルリストが記憶されている。本チャンネルリストは、例えば周波数チャネル、リモコンキー識別番号、放送局名及び放送局位置の各情報を関連付けたレコード群より構成される。なお、記憶装置12は、放送受信機1自体に備えられた構成に限らず、例えば図示しない通信手段を介して接続されるネットワーク上のストレージであってもよい。
GPS受信部13は、複数のGPS衛星より受信したGPS信号に基づいて(放送受信機1を搭載する車両の)現在位置を測位するモジュールである。GPS受信部13は、所定の時間間隔(例えば1秒間毎)で現在位置の測位を行い、測位結果をナビゲーションECU11に出力する。
入力装置14は、ユーザによる入力を受け付けるための操作手段であり、操作入力に応じた信号を生成してナビゲーションECU11に出力する。この種の操作手段には、ハードウェア又はソフトウェア若しくはこれらを組み合わせた種々のUI(User Interface)が想定され、具体的には、放送受信機1本体のフロントパネルに実装されたメカニカルスイッチキー、メンブレンキー、タッチパネル環境下で提供されるGUI(Graphical User
Interface)、操作キーが実装されたリモートコントローラ等が挙げられる。
映像表示部15は、液晶ディスプレイ等の表示装置であり、ナビゲーションECU11及び放送受信部17より出力される信号に基づいて各種画面表示を行う。
音声出力部16は、スピーカであり、ナビゲーションECU11及び放送受信部17より出力される信号に基づいて各種音声出力を行う。
なお、入力装置14、映像表示部15及び音声出力部16は、放送受信機1自体の構成要素でなく、放送受信機1に接続(有線接続又は無線接続)された別の装置(例えばスマートフォンやフィーチャフォン等の携帯情報端末)の構成要素としてもよい。
放送受信部17は、アンテナ17a、チューナ17b、復調部17c及びデコード部17dを有している。チューナ17bは、アンテナ17aで受信された放送電波から希望局(周波数チャネル)のRF(Radio Frequency)信号を抽出し、抽出されたRF信号をフィルタリング等の信号処理に適した中間周波数に周波数変換して、周波数変換後のIF(Intermediate Frequency)信号を復調部17cに出力する。復調部17cは、チューナ17bより入力したIF信号をOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplex)復調してサブキャリア毎の情報を復元し、ビットデータに変換してビタビ復号及びリードソロモン復号を行い、これにより得られたTS(Transport Stream)信号をデコード部17dに出力する。デコード部17dは、復調部17cより入力したTS信号をデコードしてビデオストリーム、オーディオストリーム等の各ストリームデータに分離、再構築する。デコード部17dは、再構築したビデオストリームに対して所定のビデオ信号処理を行って映像表示部15に出力すると共に、オーディオストリームに対して所定のオーディオ信号処理を行って音声出力部16に出力する。これにより、放送受信機1にて地上デジタルテレビジョン放送が再生される。
[エリアワンセグ放送登録処理]
図2は、本実施形態の放送受信機1によるエリアワンセグ放送登録処理のフローチャートを示す。エリアワンセグ放送は、放送エリアが放送局位置を中心として例えば半径1km程度の範囲内であるため、乗用車等の車両の走行中の視聴(前部座席のフロントモニタでの視聴は一般に規制されているため、ここでは後部座席のリアモニタでの視聴を想定している。)が事実上困難であると考えられる。そのため、本明細書では、走行速度が一定速度以下(速度0、すなわち停車も含む。)に留まる可能性の高い地点及び当該地点付近に車両が位置する期間が、車載型放送受信機によりエリアワンセグ放送を視聴する(受信可能な)機会と考える。走行速度が一定速度以下に留まる可能性の高い地点(以下、「エリアワンセグ放送受信可能地点」と記す。)には、例えばサービスエリア等の休憩地点や商業施設、ナビゲーションECU11によるナビゲーション機能により検索された目的地までの案内経路上及び当該経路付近の各種ランドマーク、目的地自体等が想定される。また、車両が渋滞している区間に属するとき等も、車両がエリアワンセグ放送受信可能地点に位置すると考える。
〈図2のS1(エリアワンセグ放送受信可能地点の取得処理)〉
ナビゲーションECU11は、エリアワンセグ放送受信可能地点の取得を行う。具体的には、ナビゲーションECU11は、ナビゲーション機能による案内経路検索の実行のため、入力装置14を介してユーザにより入力された経由地や目的地をエリアワンセグ放送受信可能地点として取得する。また、検索された案内経路上及び当該経路付近の商業施設など、各種ランドマークがエリアワンセグ放送を行っている可能性がある地点と推定し、エリアワンセグ放送受信可能地点として取得する。取得されたエリアワンセグ放送受信可能地点は、例えばナビゲーション機能による経路案内が終了するまでの間、記憶装置12に一時的に記憶される。
〈図2のS2(エリアワンセグ放送受信可能地点への接近判定処理)〉
ナビゲーションECU11は、GPS受信部13により測位される現在位置と、記憶装置12に記憶されたエリアワンセグ放送受信可能地点とを比較し、両者間の直線距離が所定距離以下か否かを判定する。ナビゲーションECU11は、両者間の直線距離が所定距離(例えば1km)以下である場合(S2:YES)、車両が当該エリアワンセグ放送受信可能地点の放送エリアに進入した可能性があることから、処理を図2のS3に進める。一方、両者間の直線距離が所定距離よりも離れている場合(S2:NO)は、所定時間経過後、本接近判定処理を再度試行する。
なお、現在位置との距離が所定距離以下のエリアワンセグ放送受信可能地点が複数存在する場合は、最も近いエリアワンセグ放送受信可能地点が比較対象として優先される。また、車両がエリアワンセグ放送受信可能地点の放送エリアに属する期間が一瞬で終わる場合も考えられる。この場合、当該地点に基づいて本取得処理以降の処理を実施することは、放送受信機1のリソースを無駄に使用する結果になりかねない。そこで、本取得処理において、図2のS3の処理に進むための判定条件として、「両者間の直線距離が所定距離以下である状況が所定時間以上持続すること」を付加してもよい。
〈図2のS3(チャンネルサーチ処理)〉
ナビゲーションECU11は、地上デジタルテレビジョン放送の周波数チャネルについて受信可能なもの(ここではエリアワンセグ放送)をサーチする。地上デジタルテレビジョン放送の再生処理又は録画処理が行われている場合は、当該処理のために現在使用されているブランチ(アンテナ17a及びチューナ17b)による地上デジタルテレビジョン放送の受信を停止した上で本チャンネルサーチ処理を開始する。このとき、ナビゲーションECU11は、地上デジタルテレビジョン放送の全周波数チャネルを対象とせず、キー局等のチャンネルリストに登録済みのチャンネル(例えばNHK及び各キー局)を除く範囲についてチャンネルサーチを行ってもよい。この場合、チャンネルサーチに掛かる時間が短縮される。また、ナビゲーションECU11は、チャンネルサーチ時間の更なる短縮化のため、放送受信部17との連係処理により、OFDM復調等の処理の前段で受信電波の電界強度を検出し、検出された電界強度が一定値以下の周波数チャネルについては受信不可と判断することによりサーチ対象から除外するようにしてもよい。本チャンネルサーチ処理は、エリアワンセグ放送がサーチされるまで又は対象の周波数チャネルについてのサーチが終了するまで実行される。なお、ここでいう地上デジタルテレビジョン放送の受信の停止には、チャンネルサーチ処理を開始することにより、地上デジタルテレビジョン放送の受信が自ずと停止されることも含む。
本実施形態の放送受信機1は1ブランチの構成であるが、本発明に係る放送受信機は、複数のブランチを持つ構成にも適用することができる。かかる構成によれば、少なくとも1つのブランチを用いてエリアワンセグ放送のサーチを開始したときも、残りのブランチを用いることにより、地上デジタルテレビジョン放送の再生処理又は録画処理を継続することができる。残りのブランチが複数の場合、ダイバーシティ合成により品質の高い放送信号を得ることができる。
〈図2のS4(エリアワンセグ放送の受信可否判定処理)〉
ナビゲーションECU11は、図2のS3のチャンネルサーチ処理の結果、エリアワンセグ放送が受信可能か否かを判定する。具体的には、ナビゲーションECU11は、サーチされた周波数チャネルより得たTS信号のNIT(Network Information Table)内のネットワークID(network_id)が「0x7E8E」であるか否かを確認する。ナビゲーションECU11は、上記ネットワークID(network_id)が「0x7E8E」である場合(S4:YES)、サーチされた周波数チャネルでエリアワンセグ放送が伝送されていることから、処理を図2のS5に進める。一方、上記ネットワークID(network_id)が「0x7E8E」でなく、かつ未サーチの周波数チャネルが残されている場合には、図2のS3のチャンネルサーチ処理を繰り返す。また、上記ネットワークID(network_id)が「0x7E8E」でなく、かつ未サーチの周波数チャネルが残されていない(すなわち、サーチ対象の周波数チャネル内で受信可能な周波数チャネルがサーチできなかった)場合には(S4:NO)、本フローチャートの処理を終了させる。
なお、「0x7E8E」は、デジタル放送推進協会(Dpa)による『「ワンセグメント・ローカルサービス」の送出運用に関する暫定ガイドライン』にてエリアワンセグ放送の全国共通の識別子として規定されたものである。本規定は暫定規定であるため、本受信可否判定処理で使用する識別子及びこれに類する判定材料は、今後の規格策定に準じて適宜変更し得る。
〈図2のS5(チャンネルリストへのエリアワンセグ放送の登録処理)〉
図3(a)は、記憶装置12に記憶されるチャンネルリストを示す図である。ナビゲーションECU11は、図3(a)に示されるように、サーチされたエリアワンセグ放送の周波数チャネル、リモコンキー識別番号、放送局名及び放送局位置の各情報を関連付けたレコードを記憶装置12のチャンネルリストに登録する。説明を加えると、ナビゲーションECU11は、エリアワンセグ放送がサーチされた時点でのGPS受信部13による測位位置を上記「放送局位置」とする。また、サーチされたエリアワンセグ放送を一定時間継続して受信し、受信電波の電界強度が最も高かった地点を上記「放送局位置」としてもよい。なお、本実施形態では、説明を簡潔化するため、放送局位置がチャンネルリストに記憶される構成例を示しているが、別の実施形態では、放送局位置は、チャンネルリストとは別の領域にて、周波数チャネル等の情報と関連付けられた状態で記憶される。
また、ナビゲーションECU11は、本登録処理前に、サーチされたエリアワンセグ放送をチャンネルリストに登録するか否かについてユーザに選択させるためのメッセージを映像表示部15の表示画面に表示させてもよい。ナビゲーションECU11は、チャンネルリストの登録を許可する操作が行われると、本登録処理を実行し、チャンネルリストの登録を拒否する操作が行われると、本登録処理を実行することなく本フローチャートを終了させる。
また、ブランチ(アンテナ17a及びチューナ17b)による地上デジタルテレビジョン放送の受信を停止した上で図2のS3の処理(チャンネルサーチ処理)を実行していた場合は、本登録処理の後、当該ブランチを用いて従前の地上デジタルテレビジョン放送の受信を再開してもよい。
附言するに、エリアワンセグ放送のリモコンキー識別番号(remote_control_key_id)には、例えば当該エリアワンセグ放送を実施する地域のケーブルテレビ事業者が自主放送チャンネルとして使用しているもの(例えば11ch)が割り当てられている。また、エリアワンセグ放送をチャンネルリストに登録する際、通常のワンセグ放送でなくエリアワンセグ放送であることをユーザに識別させるための補助的なデータを加えてもよい。この種の情報には、例えば、エリアワンセグ放送の放送局名やリモコンキー識別番号等を特別な記号や配色、文字サイズ、文字フォント、輝度等で映像表示部15の表示画面に表示させるためのデータが想定される。特別な記号や配色、文字サイズ、文字フォント、輝度等は、時間的に変化して表示されるようにしてもよい。
なお、上記においては、チャンネルリストへのエリアワンセグ放送の登録を車両の現在位置をモニタリングしながら動的に行っているが、別の実施形態では、インターネット経由で入手した情報に基づいてエリアワンセグ放送をチャンネルリストに登録してもよい。また、エリアワンセグ放送は、チャンネルリストに予め登録されていてもよい。
ここで、エリアワンセグ放送をチャンネルリストより選択して再生する方法について説明する。ユーザが入力装置14によりチャンネルリストの表示操作を行うと、図3(b)に示されるように、表示中の画面(例えばナビ画面)にチャンネルリストがスーパーインポーズされる。このとき、エリアワンセグ放送のリモコンキー識別番号(例えば11ch)をユーザに識別させるため、特定の表示処理(図3(b)ではハッチング)が施される。また、他の受信可能な放送局についても特定の表示処理(図3(b)ではハーフトーン)が施される。ユーザが表示画面に表示されたチャンネルリストの11chを選択すると、車両が受信可能地域に属する場合に限り、エリアワンセグ放送が再生される。
[第1実施形態のチャンネルリスト管理処理]
次に、チャンネルリストに登録されたエリアワンセグ放送の管理処理について説明する。図4は、本発明の第1実施形態のチャンネルリスト管理処理のフローチャートを示す。本チャンネルリスト管理処理は、例えばチャンネルリスト内に少なくとも1つのエリアワンセグ放送が登録されているときに、定期的に実行される。本チャンネルリスト管理処理を定期的に実行することにより、車両の移動(現在位置)を加味したチャンネルリスト管理が実現される。
〈図4のS11(現在位置の取得処理)〉
ナビゲーションECU11は、GPS受信部13による測位結果、すなわち車両の現在位置を取得する。ナビゲーションECU11は、車両の現在位置を取得後、チャンネルリストに登録されている各エリアワンセグ放送について、図4のS12及びS13の処理を実行する。
〈図4のS12(現在位置とエリアワンセグ放送の放送局位置との比較判定処理)〉
ナビゲーションECU11は、GPS受信部13より取得した車両の現在位置と、チャンネルリストに登録されているエリアワンセグ放送の放送局位置とを比較し、車両の現在位置が放送局位置を基準とした所定の範囲(以下、「推定放送エリア」と記す。)から外れた位置にあるか否かを判定する。ナビゲーションECU11は、車両の現在位置が推定放送エリア内にある場合(S12:NO)、本フローチャートを終了させる。車両の現在位置が推定放送エリアから外れている場合(S12:YES)は、処理を図4のS13に進める。
ここで、エリアワンセグ放送は、放送エリアが半径1km程度の範囲内であるため、チャンネルリストに登録されているエリアワンセグ放送の放送局位置(以下、「放送局登録位置」と記す。)が現実の放送局位置から1km離れている場合もあり得る。この場合、放送局登録位置と、現実の放送局位置を中心とした半径1km内の任意の地点との最大の離間距離は2kmである。そこで、本実施形態では、放送局登録位置を中心とした半径2km内の範囲を、図4のS12の処理における「推定放送エリア」としている。
〈図4のS13(エリアワンセグ放送の削除処理)〉
ナビゲーションECU11は、車両の現在位置がエリアワンセグ放送の推定放送エリアから外れていると判定した場合、当該エリアワンセグ放送を受信できる可能性が低いことから、当該エリアワンセグ放送のレコードをチャンネルリストから削除する。このとき、ナビゲーションECU11は、当該エリアワンセグ放送(のレコード)をチャンネルリストから削除することを通知するメッセージを映像表示部15の表示画面に表示させてもよい。
また、ナビゲーションECU11は、本削除処理前に、エリアワンセグ放送(のレコード)をチャンネルリストから削除するか否かについてユーザに選択させるためのメッセージを映像表示部15の表示画面に表示させてもよい。ナビゲーションECU11は、エリアワンセグ放送(のレコード)の削除を許可する操作が行われると、本削除処理を実行し、エリアワンセグ放送(のレコード)の削除を拒否する操作が行われると、本削除処理を実行することなく本フローチャートを終了させる。
第1実施形態のチャンネルリスト管理処理によれば、受信することができない(受信することが実質困難な)エリアワンセグ放送のレコードがチャンネルリストから削除される。そのため、受信することができないエリアワンセグ放送の選択操作が行われることにより、放送受信機1のリソースが無駄に使用される問題が避けられる。また、ブランチ(アンテナ17a及びチューナ17b)によるエリアワンセグ放送の受信を試行することなく(例えばBER(Bit Error Rate)やC/N比に基づく受信可否判定を行うことなく)車両の現在位置情報に基づいてエリアワンセグ放送のレコードの削除の要否を判断することができるため、チャンネルリスト管理処理の実行中、地上デジタルテレビジョン放送の再生や録画を中断する必要がない。そのため、放送番組の再生中断や録画中断による不快感をユーザに与えることが無くなる。また、本チャンネルリスト管理処理の実行中にエリアワンセグ放送の受信を試行する必要がないため、複数ブランチの構成の場合には、その全てのブランチを用いて地上デジタルテレビジョン放送の再生処理又は録画処理を行うことができる。そのため、本チャンネルリスト管理処理の実行中もダイバーシティ効果が損なわれることがない。
また、放送受信機1を備える車載ナビゲーション装置には、例えば車両の走行速度を検出する車速センサや、車両の水平面における方位に関する角速度を計測するジャイロセンサが備えられている。車速センサ及びジャイロセンサは、自律航法による位置測定及び方位測定を行うためのDR(Dead Reckoning)センサとして機能する。ナビゲーションECU11は、DRセンサの出力に基づいて位置測定及び方位測定を行い、その結果をGPS受信部13による測位結果に代えて利用することができる。例えば、ナビゲーションECU11は、図4のS11の処理(現在位置の取得処理)及びS12の処理(現在位置とエリアワンセグ放送の放送局位置との比較判定処理)の実行に、DRセンサ出力に基づく測位結果を用いることができる。
また、ナビゲーションECU11は、チャンネルリスト管理処理の実行中、エリアワンセグ放送の受信電波の電界強度をモニタリングすることにより、車両がエリアワンセグ放送の現実の放送局位置に近付いているか遠ざかっているかを推定することができる。具体的には、受信電波の電界強度が上昇傾向にあるときには現実の放送局位置に近付いていると推定し、受信電波の電界強度が下降傾向にあるときには現実の放送局位置から遠ざかっていると推定することができる。ナビゲーションECU11は、この推定結果に基づいて、推定放送エリアを変更(実質的には図4のS13の削除処理におけるエリアワンセグ放送のレコードの削除のタイミングを調節)してもよい。例として、車両がエリアワンセグ放送の現実の放送局位置に近付いていると推定される場合は推定放送エリアを拡大し、車両がエリアワンセグ放送の現実の放送局位置に遠ざかっていると推定される場合は「推定放送エリア」を縮小する。
[第2実施形態のチャンネルリスト管理処理]
エリアワンセグ放送は商業施設やイベント会場など、人の集まる場所での放送が主となるため、例えば夜間等の人が少ない時間帯や日中であっても人が少ない時間帯には番組が放送されていないことが考えられる。そこで、図5及び図6に示されるフローチャートを用いて、サーチできない状態となる時間帯(例えば番組の放送が停止される時間帯)のあるエリアワンセグ放送のチャンネルリストの管理に適した本発明の第2実施形態を説明する。なお、第2実施形態において、第1実施形態のチャンネルリスト管理処理と同一の又は同様の処理については、同一の又は同様の符号を付して説明を簡略又は省略する。
ナビゲーションECU11は、図5のS11の処理(現在位置の取得処理)及びS12の処理(現在位置とエリアワンセグ放送の放送局位置との比較判定処理)を実行し、車両の現在位置が推定放送エリアから外れていると判定した場合(S12:YES)、処理を図5のS21に進める。
〈図5のS21(エリアワンセグ放送の表示消去処理)〉
ナビゲーションECU11は、車両の現在位置がエリアワンセグ放送の推定放送エリアから外れていると判定した場合、当該エリアワンセグ放送を受信できる可能性が低いことから、チャンネルリストに登録されている当該エリアワンセグ放送に所定のフラグを立てる。所定のフラグは、当該エリアワンセグ放送の表示をチャンネルリストから消去するためのフラグである。すなわち、ナビゲーションECU11は、当該エリアワンセグ放送のレコードを保持(登録を維持)しつつ、映像表示部15の表示画面に表示されるチャンネルリストから当該エリアワンセグ放送を除外(消去)する。
〈図6のS31(フラグ判定処理)〉
ナビゲーションECU11は、例えば放送受信機1の起動時や視聴局の変更操作が行われた時等のタイミングで、チャンネルリストに登録されている各エリアワンセグ放送について図6のフローチャートの処理の実行を開始する。具体的には、ナビゲーションECU11は、チャンネルリストに登録されているエリアワンセグ放送について上記フラグが立てられているか否かを判定する。ナビゲーションECU11は、エリアワンセグ放送に上記フラグが立てられていない場合(S31:NO)、本フローチャートを終了させる。エリアワンセグ放送に上記フラグが立てられている場合(S31:YES)は、処理を図6のS12に進める。
ナビゲーションECU11は、上記フラグが立てられているエリアワンセグ放送について、図6のS12の処理(現在位置とエリアワンセグ放送の放送局位置との比較判定処理)を実行し、車両の現在位置が推定放送エリア内と判定した場合(S12:NO)、処理を図6のS32に進める。車両の現在位置が推定放送エリアから外れていると判定した場合(S12:YES)は、本フローチャートを終了させる。
〈図6のS32(エリアワンセグ放送の表示再開処理)〉
ナビゲーションECU11は、車両の現在位置がエリアワンセグ放送の推定放送エリア内と判定した場合、当該エリアワンセグ放送を受信できる可能性が高いことから、そのフラグを消去する。これにより、映像表示部15の表示画面上のチャンネルリストに当該エリアワンセグ放送が再び表示されるようになる。
第2実施形態のチャンネルリスト管理処理によれば、受信することができない(受信することが実質困難な)エリアワンセグ放送の表示がチャンネルリストから消去される。そのため、受信することができないエリアワンセグ放送の選択操作が行われることにより、放送受信機1のリソースが無駄に使用される問題が避けられる。また、ブランチ(アンテナ17a及びチューナ17b)によるエリアワンセグ放送の受信を試行することなく(例えばBER(Bit Error Rate)やC/N比に基づく受信可否判定を行うことなく)車両の現在位置情報に基づいてエリアワンセグ放送の表示の要否を判断することができるため、チャンネルリスト管理処理の実行中、地上デジタルテレビジョン放送の再生や録画を中断する必要がない。そのため、放送番組の再生中断や録画中断による不快感をユーザに与えることが無くなる。また、本チャンネルリスト管理処理の実行中にエリアワンセグ放送の受信を試行する必要がないため、複数ブランチの構成の場合には、その全てのブランチを用いて地上デジタルテレビジョン放送の再生処理又は録画処理を行うことができる。そのため、本チャンネルリスト管理処理の実行中もダイバーシティ効果が損なわれることがない。
また、第2実施形態のチャンネルリスト管理処理によれば、エリアワンセグ放送のレコード自体はチャンネルリストから削除されることなく保持される。そのため、例えば車両がエリアワンセグ放送の放送エリアから出た後、同放送エリア内に再度進入したとき、上記フラグを消去するだけで当該エリアワンセグ放送をチャンネルリストに再び表示させることができ、エリアワンセグ放送の登録処理を改めて実行する必要がない。
以上が本発明の例示的な実施形態の説明である。本発明の実施形態は、上記に説明したものに限定されず、本発明の技術的思想の範囲において様々な変形が可能である。例えば明細書中に例示的に明示される実施例等又は自明な実施例等を適宜組み合わせた内容も本願の実施形態に含まれる。
1 放送受信機
11 ナビゲーションECU
12 記憶装置
13 GPS受信部
14 入力装置
15 映像表示部
16 音声出力部
17 放送受信部
17a アンテナ
17b チューナ
17c 復調部
17d デコード部

Claims (12)

  1. 移動体に搭載される放送受信機において、
    少なくとも周波数チャネルの情報がリストされるチャンネルリスト、及び該チャンネルリスト内の周波数チャネルと関連付けられた放送局の位置を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されたチャンネルリストを所定の表示画面に表示する表示制御手段と、
    前記移動体の現在位置を取得する位置取得手段と、
    前記位置取得手段により取得される移動体の現在位置と、前記記憶手段に記憶されている放送局の位置とを比較する比較手段と、
    前記比較手段による比較結果に基づいて前記放送局の受信可否を判定する受信可否判定手段と、
    を備え、
    前記表示制御手段は、
    前記受信可否判定手段により前記放送局を受信できないと判定された場合、前記チャンネルリストにおける該放送局に対応する前記情報の登録を維持しつつ、前記表示画面に表示されるチャンネルリストから該放送局の情報を消去することを特徴とする、放送受信機。
  2. 前記表示制御手段は、
    前記チャンネルリスト上での表示が消去された放送局について前記受信可否判定手段により受信が可能になったと判定された場合、該放送局の情報を該チャンネルリスト内に再び表示することを特徴とする、請求項に記載の放送受信機。
  3. 前記受信可否判定手段は、
    前記位置取得手段により取得される移動体の現在位置が、前記記憶手段に記憶されている放送局の位置を基準とした所定の範囲内にあるか否かを判定し、
    前記現在位置が前記所定の範囲内にある場合、該放送局を受信できると判定し、
    前記現在位置が前記所定の範囲内にない場合、該放送局を受信できないと判定することを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の放送受信機。
  4. 受信可能な放送局を検出するサーチ手段
    を備え、
    前記記憶手段は、
    前記サーチ手段により放送局が検出された時点で前記位置取得手段が取得した移動体の現在位置を、該放送局の位置として該放送局の周波数チャネルと関連付けて記憶することを特徴とする、請求項1から請求項の何れか一項に記載の放送受信機。
  5. 前記サーチ手段は、
    エリアワンセグ放送のみをサーチすることを特徴とする、請求項に記載の放送受信機。
  6. 前記比較手段による比較処理、及び前記受信可否判定手段による受信可否判定処理が定期的に行われることを特徴とする、請求項1から請求項の何れか一項に記載の放送受信機。
  7. 移動体に搭載される放送受信機におけるチャンネルリスト管理方法において、
    少なくとも周波数チャネルの情報がリストされるチャンネルリスト、及び該チャンネルリスト内の周波数チャネルと関連付けられた放送局の位置を記憶する記憶ステップと、
    前記記憶ステップにて記憶されたチャンネルリストを所定の表示画面に表示する表示制御ステップと、
    前記移動体の現在位置を取得する位置取得ステップと、
    前記位置取得ステップにて取得される移動体の現在位置と、前記記憶ステップにて記憶された放送局の位置とを比較する比較ステップと、
    前記比較ステップでの比較結果に基づいて前記放送局の受信可否を判定する受信可否判定ステップと、
    前記受信可否判定ステップにて前記放送局を受信できないと判定された場合、前記チャンネルリストにおける該放送局に対応する前記情報の登録を維持しつつ、前記表示画面に表示されるチャンネルリストから該放送局の情報を消去する表示消去ステップと、
    を含む、チャンネルリスト管理方法。
  8. 前記表示消去ステップにて前記チャンネルリスト上での表示が消去された放送局について、前記受信可否判定ステップにて受信が可能になったと判定された場合、該放送局の情報を該チャンネルリスト内で再び表示可能とする、請求項に記載のチャンネルリスト管理方法。
  9. 前記受信可否判定ステップにて、
    前記位置取得ステップにて取得される移動体の現在位置が、前記記憶ステップにて記憶された放送局の位置を基準とした所定の範囲内にあるか否かを判定し、
    前記現在位置が前記所定の範囲内にある場合、該放送局を受信できると判定し、
    前記現在位置が前記所定の範囲内にない場合、該放送局を受信できないと判定する、請求項7又は請求項8に記載のチャンネルリスト管理方法。
  10. 受信可能な放送局を検出するサーチステップ
    を含み、
    前記記憶ステップにて、
    前記サーチステップにて放送局が検出された時点での前記移動体の現在位置を、該放送局の位置として該放送局の周波数チャネルと関連付けて記憶する、請求項から請求項の何れか一項に記載のチャンネルリスト管理方法。
  11. 前記サーチステップにて
    エリアワンセグ放送のみをサーチする、請求項10に記載のチャンネルリスト管理方法。
  12. 前記比較ステップでの比較処理、及び前記受信可否判定ステップでの受信可否判定処理が定期的に行われる、請求項から請求項11の何れか一項に記載のチャンネルリスト管理方法。
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