JP2009201026A - 地上デジタルテレビ放送受信装置 - Google Patents

地上デジタルテレビ放送受信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009201026A
JP2009201026A JP2008043036A JP2008043036A JP2009201026A JP 2009201026 A JP2009201026 A JP 2009201026A JP 2008043036 A JP2008043036 A JP 2008043036A JP 2008043036 A JP2008043036 A JP 2008043036A JP 2009201026 A JP2009201026 A JP 2009201026A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixed area
digital
segment
switching
television broadcast
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008043036A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4924470B2 (ja
Inventor
Mitsuru Ishizaki
充 石▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2008043036A priority Critical patent/JP4924470B2/ja
Publication of JP2009201026A publication Critical patent/JP2009201026A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4924470B2 publication Critical patent/JP4924470B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Abstract

【課題】視聴用の出力を1セグ放送に固定すべきエリアを実際のデジタル放送波の受信状況に基づいて実効的に設定するための技術を提供する。
【解決手段】移動中に放送波の受信状況が1セグ放送と12セグ放送とを切り替えるべき条件となった切替地点を記憶しておく。その後、記憶している切替地点を地図画像上に表示する(S200)。この地図上で1セグ固定エリアの範囲を指定するユーザからの指示を受け付ける(S210)。指定された範囲を1セグ固定エリアに設定し(S220)、外部メモリに記録する(S230)。この1セグ固定エリアに該当する地域内を移動中においては、放送波の受信状況が回復しても視聴用の出力を1セグ放送に固定したままにする。これにより1セグ固定エリア内では12セグ放送と1セグ放送との間の頻繁な切り替えが行われるのを防ぐことができ、切り替えによって生じる画面のちらつきを効果的に軽減できる。
【選択図】図3

Description

例えば、車両等の移動体に搭載され、又は移動体としての人に携帯される移動体用デジタルテレビ放送受信装置に関する。
日本における地上デジタルテレビ放送では、高い品質の映像を伝送できる高ビットレートの固定向けデジタル放送と、低品質の映像を伝送する低ビットレートの移動体向けデジタル放送がなされている。なお、固定向けデジタル放送とは、フルセグメント放送(12セグメント放送又は13セグメント放送)、Aプロファイル用放送と同義である。また、移動体向けデジタル放送とは、1セグメント放送、Cプロファイル用放送と同義である。
近年、車両等の移動体に搭載されるデジタルテレビ放送受信装置の中には、固定向けデジタル放送及び移動体向けデジタル放送の両方を受信できるものがある。このようなデジタルテレビ放送受信装置は、デジタル放送波の受信状況が良好である場合は固定向けデジタル放送を視聴用に出力し、受信状況が悪化すると視聴用の出力を移動体向けデジタル放送に自動的に切り替える機能を備えているのが一般的である。
しかしながら、固定向けデジタル放送と移動体向けデジタル放送とを受信状況の良否に応じて自動的に切り替える構成であると、例えば高層ビル等が立ち並ぶ都市部のように、建築物等の影響でデジタル放送波の電界強度が乱高下するような地域を移動する場合に、出力の切り替えが頻繁に発生するという問題があった。固定向けデジタル放送と移動体向けデジタル放送との切り替えが行われると一時的に画面がちらつくため、切り替えが頻繁に発生すれば地上デジタルテレビ放送を視聴しているユーザが不快に感じるおそれがある。
そこで、デジタル放送波の受信状況に応じて固定向けデジタル放送と移動体向けデジタル放送との切り替えが頻繁に発生すると予想される領域においては、高品質の固定向けデジタル放送を正常に受信可能な状況であっても敢えて低品質の移動体向けデジタル放送を視聴用に出力することで、切り替えが頻繁に生じることを防止する技術が案出されている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開2006−352351号公報 特開2007−28593号公報
特許文献1に記載の技術においては、詳細な地図データが存在する地域を走行中において視聴用の出力を移動体向けデジタル放送に固定し、特許文献2に記載の技術においては、交差点付近において視聴用の出力を移動体向けデジタル放送に固定する技術が開示されている。どちらも、詳細な地図データが存在する都市部や交差点での方向転換といった、周辺環境や走行状態に起因してデジタル放送波の受信状況の変化が頻繁に生じると予想される状況で、視聴用の出力を移動体向けデジタル放送に固定する。このようにすることで、固定向けデジタル放送と移動体向けデジタル放送との切り替えが頻繁に発生するのを防止することができるとしている。
しかしながら、上記従来技術においては、視聴用の出力を移動体向けデジタル放送に固定するエリアは、詳細な地図データが存在する地域や地図データにより判別する交差点等のような、どちらも地図データに基づいて一律に決められるものであり、実際の受信状況を何ら根拠とするものではない。よって、実際の受信状況を根拠としない条件に基づいて移動体向けデジタル放送に視聴用の出力を固定するといった対応は、実状に即したものであるとは言えず、必ずしも適切なものであるとは限らない。
本発明は上記問題を鑑みなされており、実際のデジタル放送波の受信状況に基づいて視聴用の出力を移動体向けデジタル放送に固定すべきエリアを実効的に設定するための技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1に記載の地上デジタルテレビ放送受信装置は、受信手段により受信した固定向けデジタル放送又は移動体向けデジタル放送による放送内容を選択的に出力する出力手段と、受信した地上デジタル放送波の受信状況の良否をする受信状況判定手段と、この受信状況判定手段による判定結果に基づき、受信状況が所定の良好状態である場合は出力手段に固定向けデジタル放送を出力させ、受信状況が所定の不良状態である場合は出力手段に移動体向けデジタル放送を出力させる出力切替手段とを備える地上デジタルテレビ放送受信装置であって、更に位置検出手段、位置情報記憶手段、記録手段、固定エリア設定手段、及び固定エリア記憶手段を備えることを特徴とする。
このうち、記録手段は、受信状況判定手段による判定結果に基づき、出力手段による出力を移動体向けデジタル放送から固定向けデジタル放送へ切り替えるべき所定条件になった場合、又は固定向けデジタル放送から移動体向けデジタル放送へ切り替えるべき所定条件になった場合、位置検出手段による検出結果に基づいて当該地点の位置情報を位置情報記憶手段に記録する。
固定エリア設定手段は、受信状況の良否に関わらず出力手段による出力を移動体向けデジタル放送から固定向けデジタル放送へ切り替えない地理的範囲を示す移動体向け固定エリアを、位置情報記憶手段に記憶された位置情報に該当する地点の配置状況に基づいて設定するためのものである。固定エリア記憶手段は、固定エリア設定手段により設定された移動体向け固定エリアを記憶する。
そして、出力切替手段は、受信状況判定手段による受信状況の判定結果が移動体向けデジタル放送から固定向けデジタル放送へ出力を切り替えるべき所定条件であるときに、位置検出手段により検出された現在位置が固定エリア記憶手段に記憶されている移動体向け固定エリアに該当する場合には、出力手段による出力を移動体向けデジタル放送から固定向けデジタル放送へ切り替えない制御を実行する。
このように構成された地上デジタルテレビ放送受信装置によれば、移動中における放送波の受信状況の変化により視聴用の出力の切り替えを行うべき条件となった地点(以下、切替地点とも称する)の位置情報を記憶しておき、その位置情報に基づいて視聴用の出力を移動体向けデジタル放送に固定すべきエリアを設定できる。つまり、移動中に蓄積された位置情報に基づき、切替地点が集中している地域を移動体向け固定エリアに設定するといった具合に、実際の受信状況を根拠とした実効的な移動体向け固定エリアを設定できる。この移動体向け固定エリア内を移動中であれば、移動体向けデジタル放送を出力中において放送波の受信状況が回復し、固定向けデジタル放送へ切り替えることができる条件になったとしても、固定向けデジタル放送への切り替えは行われない。よって、移動体向け固定エリア内では固定向けデジタル放送と移動体向けデジタル放送との間の頻繁な切り替えが行われるのを防ぐことができ、切り替えによって生じる画面のちらつきを効果的に軽減できる。
ところで、移動中に取得した切替地点の位置情報に基づいて移動体向け固定エリアを設定する具体的な手法については、請求項2に記載のように、位置情報記憶手段に記憶されている位置情報をユーザに対して提示し、この提示した位置情報に基づく地理的範囲を指定するユーザからの指示を受け付け、ユーザにより指定された地理的範囲を移動体向け固定エリアとして設定するような構成が考えられる。
このようにすることで、提示された切替地点の配置状況をユーザが認識することができ、例えば「この地域は切替頻度が高くて煩わしく感じるので、移動体向け固定エリアに設定する」、あるいは「この程度の切替頻度であれば煩わしく感じないので移動体向け固定エリアに設定しなくてもよい」といった具合に、ユーザ自身の感性を反映した態様にて移動体向け固定エリアを設定できるので便利である。
なお、切替地点の位置情報をユーザに対して提示する方法としては、例えば、切替地点を一覧にして表示するといった具合に、表示等によって視覚的に提示することが適していると考えられる。さらに、車載用ナビゲーション装置等のように、地図データに基づいて地図画像を表示する機能を有するならば、請求項3に記載のように、位置情報に該当する地点を地図画像上に表示することが考えられる。そして、この表示した地図画像上の地理的範囲を指定するユーザからの指示を受け付け、ユーザにより指定された地理的範囲を移動体向け固定エリアとして設定するとよい。なお、地図画像上でユーザが移動体向け固定エリアを指定する操作としては、例えば移動体向け固定エリアに指定したい範囲を矩形や円形等の図形で囲むといった手法が挙げられる。
切替地点を地図画像上に表示することで、切替地点の配置状況をユーザが直感的に把握することができるようになり便利である。また、地図画像上でユーザが移動体向け固定エリアを指定できるようにすることで、簡便な操作による移動体向け固定エリアの設定を実現できる。
一方、移動体向け固定エリアの設定をユーザによる手動で行うのではなく、切替地点の位置情報の基づいて自動で移動体向け固定エリアを設定するような構成であってもよい。そこで、請求項4に記載のように、位置情報記憶手段に記憶されている位置情報に該当する複数の地点が所定の配置状況となる地理的範囲を特定し、その地理的範囲を移動体向け固定エリアとして設定するとよい。
このようにすることで、実際の受信状況を根拠とした実効的な移動体向け固定エリアを自動的に設定でき、便利である。
なお、切替地点の配置状況から移動体向け固定エリアに該当する地域を特定するには、請求項5に記載のようにすることが考えられる。すなわち、位置情報記憶手段に記憶されている位置情報に該当する複数の地点同士の間隔が所定距離以下である箇所を含む地理的範囲を特定し、この特定した地理的範囲を移動体向け固定エリアとして設定する。切替地点間の距離が近ければ、その地域内を移動中に固定向けデジタル放送と移動体向けデジタル放送との切り替えが頻繁に発生すると予想される。そこで、そのような箇所を含む地理的範囲を移動体向け固定エリアに設定することで、切り替えによって生じる画面のちらつきを効果的に軽減できるようになる。
あるいは、請求項6に記載のように、位置情報記憶手段に記憶された位置情報に該当する地点の分布密度が所定値以上である地理的範囲を特定し、この特定した地理的範囲を移動体向け固定エリアとして設定してもよい。切替地点の分布密度(例えば、単位面積あたりの切替地点の数)が高ければ、その地域内を移動中に固定向けデジタル放送と移動体向けデジタル放送との切り替えが頻繁に発生すると予想される。そこで、そのような箇所を含む地理的範囲を移動体向け固定エリアに設定することで、切り替えによって生じる画面のちらつきを効果的に軽減できるようになる。
つぎに、請求項7に記載の地上デジタルテレビ放送受信装置は、位置検出手段により検出された現在位置に基づき、固定エリア記憶手段に記憶されている移動体向け固定エリアへの進入及び当該移動体向け固定エリアからの退出をユーザに対して報知する報知手段を更に備えることを特徴とする。なお、移動体向け固定エリアへの進入及び退出の報知は、表示や音声によって行うことが考えられる。このようにすることで、移動体向け固定エリアへの進入及び退出したタイミングをユーザが知ることができるので便利である。
さらに、請求項8に記載のように、移動体向け固定エリア内を進行中に、当該進行中の移動体向け固定エリアの設定を一時的に解除又は復帰させる指示をユーザから受け付け、この受け付けた指示に応じて当該進行中の移動体向け固定エリアの設定を一時的に解除又は復帰させる固定エリア解除/復帰手段を更に備えるようにしてもよい。
このようにすることで、移動体向け固定エリア内を進行中において、当該移動体向け固定エリアの設定をユーザの意思で自由に解除又は復帰させることができる。これにより、視聴用の出力を移動体向けデジタル放送へ固定する制御の有無による動作状況の差異をユーザが体感できるようになり、当該移動向け固定エリアの設定に対する妥当性をユーザ自身が判断できるので便利である。
つぎに、請求項9に記載の地上デジタルテレビ放送受信装置は、外部装置と無線通信を行う無線通信手段と、移動体向け固定エリアの設定情報を記憶する外部装置から無線通信手段を介した無線通信により移動体向け固定エリアの設定情報を取得し、この取得した設定情報で示される移動体向け固定エリアを固定エリア記憶手段に記憶する取得手段とを更に備えることを特徴とする。なお、移動体向け固定エリアの取得先となる外部装置としては、例えば、他の移動体に搭載又は携帯された本発明の地上デジタルテレビ放送受信装置と同様の装置や、独自に収集した移動体向け固定エリアを本発明の地上デジタルテレビ放送受信装置向けに配信する情報センタ等が挙げられる。
このように構成された地上デジタルテレビ放送受信装置によれば、移動中に蓄積された位置情報に基づいて移動体向け固定エリアを設定する方法以外でも、外部から移動体向け固定エリアを取得することができる。外部装置から移動体向け固定エリアを取得可能とすることによって、たとえ自装置の移動中に自ら設定した移動体向け固定エリアが十分に蓄積されていない状態でも、本発明の地上デジタルテレビ放送受信装置の機能を十分に発揮できる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
[車載用ナビゲーション装置1の構成の説明]
図1は、本発明の一実施形態である地上デジタルテレビ放送受信機搭載型の車載用ナビゲーション装置1の概略構成を示すブロック図である。
図1に示すように、車載用ナビゲーション装置1は、車両の現在位置を検出する位置検出器21と、ユーザから各種指示を入力するための操作スイッチ群22と、ユーザの音声を入力するためのマイクロホン23と、地図データやプログラム等の各種データを記憶する外部記憶装置であるハードディスクドライブ(以下、HDD)24と、各種情報を記憶するための外部メモリ25と、地図表示画面や地上デジタルテレビ放送による映像等の各種表示を行うための表示装置26と、各種のガイド音声や地上デジタルテレビ放送による音声等を出力するための音声出力装置27と、地上デジタルテレビ放送を受信するための地上デジタルテレビ放送受信機28と、制御部29と、外部装置と無線通信を行うための通信装置30とを備える。
位置検出器21は、GPS(Global Positioning System)用の人工衛星からの送信電波をGPSアンテナを介して受信し、車両の位置等を検出するGPS受信機21aと、車両に加えられる回転運動の角速度に応じた検出信号を出力するジャイロスコープ21bと、車両の速度に応じた検出信号を出力する車速センサ21cとを備えている。そして、これら各センサ等21a〜21は、各々が性質の異なる誤差を有しているため、互いに補完しながら使用するように構成されている。
操作スイッチ群22は、表示装置26と一体に構成され表示画面上に設置されるタッチパネル及び表示装置26の周囲に設けられたメカニカルなキースイッチ等によって構成される。マイクロホン23は、音声認識機能を用いた音声操作入力を行うための音声入力デバイスである。
HDD24は、制御部29からの制御に基づいてハードディスクからデータを読み出し、これを制御部29へ入力する。このHDD24が記憶しているデータは、地図データ、上述の位置検出制度向上のためのマップマッチングデータ、経路案内用データ、車載用ナビゲーション装置1の作動のためのプログラム等である。外部メモリ25は、例えば電気的に書き替え可能な不揮発性の半導体メモリ等が用いられ、後述の切替地点の位置情報や1セグ固定エリアを示すデータ等の各種情報を記憶する。
表示装置26は、液晶ディスプレイ等の表示面を有するカラー表示装置であり、制御部29からの映像信号の入力に応じて各種画像を表示面に表示可能である。例えば、ナビゲーション画面として、位置検出器21にて検出した車両の現在位置を示すマーク、目的地までの誘導経路、名称、目印、各種ランドマークのシンボル等の付加データとが重ねて表示される。また、テレビ画面として、地上デジタルテレビ放送受信機28によって受信した放送の内容を表示する。
音声出力装置27は、各種情報を音声にてユーザに報知するためのものである。これにより、ルート案内等の各種案内を表示装置26による表示と音声出力装置27からの音声出力との両方で実行できる。また、音声出力装置27は、地上デジタルテレビ放送受信機26によって受信した地上デジタルテレビ放送の音声を出力する。
地上デジタルテレビ放送受信機28は、送信所から放送される地上デジタルテレビ放送波を受信するための機器であり、受信した地上デジタルテレビ放送波をデコードして得られる映像・音声信号を制御部29へ出力する。また、地上デジタルテレビ放送受信機28は、固定向けデジタル放送及び移動体向けデジタル放送の両方を受信可能に構成されていると共に、受信した放送波の電界強度を制御部29へ出力する機能を有する。そして、制御部29からの制御に応じて固定向けデジタル放送又は移動体向けデジタル放送の何れか一方による映像・音声信号を制御部29へ出力する。
なお、本実施形態では、固定向けデジタル放送として、1つのチャンネルに対して12のセグメントを用いてデータを送信する12セグメント放送(以下、12セグ放送と称する)を想定している。この12セグ放送では、最大約24Mbpsの映像、音声及びデータ放送用のデジタルデータを伝送でき、デジタルハイビジョン放送等の高品質の映像を送信することができる。ただし、12セグ放送を正常に視聴可能な状態で受信するには、放送波の電界強度が十分に強いことが必要である。また、移動体向けデジタル放送として、移動体向けに用意された1つのセグメントを用いて1チャンネル分のデータを送信する1セグメント放送(以下、1セグ放送と称する)を想定している。この1セグ放送では、最大約300kbpsの映像、音声及びデータ放送用のデジタルデータしか伝送できず、低解像度の映像しか送信できない。しかし、1セグ放送は、12セグ放送を正常に受信できないような受信状況の悪い条件下においても、1セグ放送の受信限界を下回らない限り視聴可能である。
通信装置30は、制御部29からの制御により外部の情報センタ4や本実施形態の車載用ナビゲーション装置1を搭載した他の車両(以下、プローブカー)5との間で無線によるデータ通信行うための機器である。なお、情報センタ4は、通信回線を介して通信を行う通信端末装置(図示なし)及びデータを管理するサーバ装置(図示なし)等を備えており、この通信端末装置によって車載用ナビゲーション装置1との間で情報通信を行うことができる。
制御部29は、CPU,ROM,RAM,I/O及びこれらの構成を接続するバスライン等からなる周知のマイクロコンピュータを中心に構成されており、上述した各部構成を制御する。この制御部29は、ROMやHDD24等から読み出したプログラムに従って、各種処理を実行する。
例えば、ナビゲーション関係の処理としては、地図表示処理や経路案内処理等が上げられる。地図表示処理は、位置検出器21からの各種検出信号に基づいて座標及び進行方向の組として車両の現在位置を算出し、HDD24から読み込んだ現在位置付近の地図等を表示する処理である。また、経路案内処理は、HDD24に格納されている地図データと、操作スイッチ群22の操作やマイクロホン23から入力された音声による指示によって指定された目的地とに基づいて、現在位置から目的地までの最適な経路を算出し、その算出した経路に対する走行案内を行う処理である。このように自動的に最適な経路を設定する手法として、ダイクストラ法によるコスト計算等の手法が知られている。
また、制御部29は、地上デジタルテレビ放送の視聴が選択されている場合、地上デジタルテレビ放送受信機28から入力される映像信号及び音声信号を、表示装置26及び音声出力装置27へそれぞれ出力する。このとき、制御部29は、地上デジタルテレビ放送受信機28から入力される放送波の電界強度に応じて12セグ放送と1セグ放送との視聴を自動的に切り替える処理を行う。
具体的には、1セグ放送を視聴時において、放送波の電界強度が1セグ放送から12セグ放送へ切り替えるべき閾値を超えた場合(すなわち、受信状況が良好な場合)、視聴用の出力を1セグ放送から12セグ放送へ切り替える指示を、地上デジタルテレビ放送受信機28に対して行う。一方、12セグ放送を視聴時において、放送波の電界強度が12セグ放送から1セグ放送へ切り替えるべき閾値を下回った場合(すなわち、受信状況が悪化した場合)、視聴用の出力を12セグ放送から1セグ放送へ切り替える指示を、地上デジタルテレビ放送受信機28に対して行う。
さらに、制御部29は、本発明の特徴的な処理として、外部メモリ25に記憶された1セグ固定エリアに該当する地域を走行中においては、1セグ放送を視聴時に放送波の電界強度が1セグ放送から12セグ放送へ切り替えるべき閾値を超えた場合であっても、12セグ放送への切り替えを制限する処理を実行する。この一連の処理に関する詳細な説明は後述する。
[地上デジタルテレビ放送受信処理の説明]
つぎに、車載用ナビゲーション装置1の制御部29が実行する「地上デジタルテレビ放送受信処理」の詳細な内容について、図2に基づいて説明する。
図2は、制御部29が実行する地上デジタルテレビ放送受信処理の手順を示すフローチャートである。この処理は、ユーザから地上デジタルテレビ放送を視聴する指示が入力されることで、1セグ放送又は12セグ放送の何れかの地上デジタルテレビ放送の視聴が開始されると共に開始される。
制御部29は、処理を開始すると、まず地上デジタルテレビ放送の受信が継続中であるか否かを判定する(S100)。地上デジタルテレビ放送の受信が継続中である場合(S100:YES)、地上デジタルテレビ放送受信機28から入力される放送波の電界強度を検査し、放送波の電界強度が1セグ放送と12セグ放送との切替条件に達したか否かを判定する(S110)。具体的には、1セグ放送を視聴用に出力中であれば、放送波の電界強度が、1セグ放送から12セグ放送への切り替えを行う所定の切替閾値を超えたか否かを検査する。また、12セグ放送を視聴用に出力中であれば、放送波の電界強度が、12セグ放送から1セグ放送への切り替えを行う所定の切替閾値を下回ったか否かを検査する。
S110で放送波の電界強度が1セグ放送と12セグ放送との切替条件に達していないと判定した場合(S110:NO)、S100の処理へ戻る。一方、S110で放送波の電界強度が1セグ放送と12セグ放送との切替条件に達したと判定した場合(S120:YES)、位置検出器21による検出信号に基づき、このときに車両が所在した地点(以下、切替地点と称する)の座標(緯度・経度)を、切替地点の位置情報として外部メモリ25に記録する(S120)。
つぎに、外部メモリ25に記憶されている1セグ固定エリアの位置情報と、位置検出器21により取得した現在位置の座標とを照合し、現在位置が1セグ固定エリアに該当するか否かを判定する(S130)。なお、1セグ固定エリアとは、1セグ放送と12セグ放送との切替が頻繁に行われるのを防止するために、放送波の受信状況の良否に関わらず1セグ放送から12セグ放送への視聴用の出力の切り替えを行わないようにする地理的範囲のことを指す。この1セグ固定エリアは、外部メモリ25に記憶されている上述の切替地点の配置状況に応じて適宜設定されるものであり、設定された1セグ固定エリアを定義するデータは外部メモリ25に記憶されている。この1セグ固定エリアの設定手順については、後述する。
S130で現在位置が1セグ固定エリアに該当すると判定した場合(S130:YES)、S110で判定した切替条件が1セグ放送から12セグ放送への切り替えを行う条件であれば、当該切替条件の成立を無視して1セグ放送から12セグ放送への切り替えを実行せず(S140)、S100の処理へ戻る。この作動により、1セグ固定エリア内を走行中においては放送波の受信状況が回復しても視聴用の出力が1セグ放送に固定されたままとなり、1セグ放送と12セグ放送との切替が頻繁に行われるのを防止できる。また、S140においては、S110で判定した切替条件が12セグ放送から1セグ放送への切り替えを行う条件であれば、当該切替条件どおりに視聴用の出力を12セグ放送から1セグ放送へ切り替える。一方、S130で現在位置が1セグ固定エリアに該当しないと判定した場合(S130:NO)、S110で判定した切替条件どおりに視聴用の出力を切り替え(S150)、S100の処理へ戻る。
S100で、地上デジタルテレビ放送の受信が終了したと判定した場合(S100:NO)、本処理を終了する。
上述の地上デジタルテレビ放送受信処理においては、1セグ固定エリアを定義する情報が外部メモリ25に記憶されていることが前提となっており、外部メモリ25に記憶された1セグ固定エリアに該当する地域を走行中においては視聴用の出力が1セグ放送に固定される。そこで、以下においては1セグ固定エリアを設定する手順について説明する。
[1セグ固定エリア設定処理(第1実施形態)の説明]
ここでは、制御部29が実行する「1セグ固定エリア設定処理」の第1実施形態の詳細な内容について、図3に基づき説明する。第1実施形態の1セグ固定エリア設定処理では、外部メモリ25に記憶されている切替地点の配置状況をユーザに提示することで、この提示された配置状況に応じてユーザが1セグ固定エリアを指定する。
図3(a)は、制御部29が実行する1セグ固定エリア設定処理(第1実施形態)の手順を示すフローチャートであり、図3(b),(c)は本処理における画面表示例を模式的に示す説明図である。この処理は、例えば車両の出発前等の停車時においてユーザから所定の開始指示が入力されることで実行される。
制御部29は、本処理を開始すると、まず外部メモリ25から切替地点の位置情報を取得すると共に、HDD24から読み出した該当地域の地図データを読み出し、この取得した切替地点の位置を地図画面上に表示する(S200)。なお、外部メモリ25に記憶されている切替地点の位置情報は、上述の地上デジタルテレビ放送受診処理(図2参照)のS120において記憶されたものであり、地上デジタルテレビ放送を受信中に切替条件を検知する都度蓄積される情報である。
S200の処理における表示装置26での画面表示例を図3(b)に示す。この図に示すように、地図画像上の該当箇所に★印で示す切替地点がプロットされることで、切替地点の配置状況がユーザに提示される。
図3(a)のフローチャートの説明に戻る。S200で切替地点を地図画像上に表示した後、この地図画像上で1セグ固定エリアを指定するための操作をユーザから受け付ける(S210)。具体的には、操作スイッチ群22のキースイッチや、表示装置26の表示面上に形成されたタッチパネル等によって地図画面上のカーソルを操作し、地図画像上に描かれる矩形や円形で所望の範囲を囲むことで1セグ固定エリアを指定するような構成が考えられる。1セグ固定エリアに設定するのが望ましい地域は、地図上で切替地点が密集している地域であるが、どの程度切替地点が密集したら1セグ固定エリアに設定すべきかを判断するのは、地図画像上に表示された切替地点の配置状況を見たユーザに委ねられることになる。
S210の処理における表示装置26での画面表示例を図3(c)に示す。この図に示すように、地図画像上で★印で示す切替地点が密集する地域を囲むように描画された矩形範囲内が暗表示されている。この矩形で囲まれた範囲がユーザにより指定された1セグ固定エリアである。
図3(a)のフローチャートの説明に戻る。S210でユーザから1セグ固定エリアの指定を受け付けた後、この受け付けた範囲を1セグ固定エリアに設定する(S220)。そして、この設定した1セグ固定エリアの範囲を示す位置情報を外部メモリ25に記録し(S230)、本処理を終了する。
[1セグ固定エリア設定処理(第2実施形態)の説明]
つぎに、制御部29が実行する「1セグ固定エリア設定処理」の第2実施形態の詳細な内容について、図4に基づき説明する。第2実施形態の1セグ固定エリア設定処理では、外部メモリ25に記憶されている切替地点の配置状況に基づいて、自動的に1セグ固定エリアを設定する。
図4は、制御部29が実行する1セグ固定エリア設定処理(第2実施形態)の手順を示すフローチャートである。この処理は、上述の地上デジタルテレビ放送受信処理(図2参照)のS120で切替地点の位置情報を新たに外部メモリ25に記録した際に、この記録した切替地点を対象に実行される。
制御部29は、本処理を開始すると、まず対象の切替地点(図2のS120で新規に記録された切替地点)の周辺に存在する他の切替地点の位置情報を、外部メモリ25から取得する(S300)。そして、対象の切替地点と、S300で取得した他の切替地点との距離を計算する(S310)。なお、S300で取得した他の切替地点が複数存在する場合、それぞれについて対象の切替地点との距離を計算を計算する。
S310での計算の結果に基づき、対象の切替地点と他の切替地点との距離が所定の基準値以下であるか否かを判定する(S320)。対象の切替地点と他の切替地点との距離が基準値以下である場合(S320:YES)、対象の切替地点と、対象の切替地点との距離が基準値以下である他の切替地点とを包含する範囲を特定し、この特定した範囲を1セグ固定エリアに設定する(S330)。ここでは、例えば対象の切替地点と、対象の切替地点との距離が基準値以下となる切替地点とを境界線上又は内部に含んでなる矩形や円形の範囲を1セグ固定エリアに設定したり、対象の切替地点を中心とし、他の切替地点を内部又は境界線上に含んでなる矩形や円形の範囲を1セグ固定エリアに設定することが考えられる。
S330で1セグ固定エリアを設定した後、この設定した1セグ固定エリアの範囲を示す位置情報を外部メモリ25に記録し(S340)、本処理を終了する。一方、S320で対象の切替地点と他の切替地点との距離が所定の基準値よりも大きいと判定した場合(S320:NO)、本処理を終了する。
なお、上述の1セグ固定エリア設定処理(第2実施形態)では、複数の切替地点間の距離が基準値以下である場合に、その範囲を1セグ固定エリアと設定している(S310〜S330)。これの代わりに、対象の切替地点の周辺における切替地点の分布密度(例えば、単位面積あたりの切替地点の数)を算出し、この分布密度が所定値以上であれば、当該範囲を1セグ固定エリアとして設定するように構成してもよい。
[地上デジタルテレビ放送受信処理による効果の検証]
つぎに、上述の地上デジタルテレビ放送受信処理による効果を図5に基づいて検証する。図5(a)は、本実施形態の車載用ナビゲーション装置1を搭載した車両の走行軌跡の一例を示している。図5(b)は、図5(a)に示す走行軌跡に沿って走行した際に地上デジタルテレビ放送受信機28が受信した放送波の電界強度の推移を示すグラフである。図5(c)は、図5(b)に示す放送波の電界強度の推移に応じた視聴用の出力の切替状況を示している。
ここでは、図5(a)に示すように、矢印の走行軌跡に沿って車両が(1)〜(7)の地点を番号順に通過する場合を想定している。この経路の付近には1セグ固定エリアが設定されており、地点(2)−(3)間の途中から地点(6)−(7)間の途中までの区間において、車両は1セグ固定エリア内を通過する。
図5(b)のグラフは、この走行軌跡に沿って走行した際の放送波の電界強度の推移を示している。このグラフの縦軸上の「1セグ→12セグ切替閾値」とは、1セグ放送を視聴用に出力中において、1セグ放送から12セグ放送への切り替えを行うべき条件に該当する電界強度である。一方、このグラフの縦軸上の「12セグ→1セグ切替閾値」とは、12セグ放送を視聴用に出力中において、12セグ放送から1セグ放送への切り替えを行うべき条件に該当する電界強度であり、実質12セグ放送を視聴可能な電界強度の下限値を示している。また、このグラフの縦軸上の「受信限界」とは、1セグ放送を視聴できる電界強度の下限値であり、放送波の電界強度がこの受信限界を下回れば、1セグ放送の視聴が不可能になる。
仮に、1セグ固定エリアの設定がない状態で車両がこの経路を走行したと想定すると、図5(c)の上段に示すように、放送波の電界強度の変化に応じて地点(2)、(3)、(4)、(5)、(6)、(7)の各所で、1セグ放送と12セグ放送との切り替えが頻繁に発生することになる。
一方、1セグ固定エリアの設定がある状態でこの経路を走行した場合、図5(c)の下段に示すように、地点(2)で放送波の電界強度の低下に応じて12セグ放送から1セグ放送へ切り替えられた後、車両が1セグ固定エリア内を走行中には視聴用の出力が1セグ放送に固定される。そして、1セグ固定エリアから退出した後、地点(7)で受信状況の回復に応じて1セグ放送から12セグ放送へ切り替えられる。このように、1セグ放送と12セグ放送との切り替えが頻繁に発生する箇所を1セグ固定エリアに設定することで、1セグ放送と12セグ放送との切り替えが頻繁に行われるのを防止できる。
[1セグ固定エリア内進行時処理の説明]
つぎに、制御部29が実行する「1セグ固定エリア内進行時処理」について、図6のフローチャート及び図7の説明図に基づいて説明する。この処理は、車両の1セグ固定エリア内への進退出をユーザ対して報知し、ユーザの指示によって当該1セグ固定エリアの設定を一時的に解除/復帰させる処理である。
図6は、制御部29が実行する1セグ固定エリア内進行時処理の手順を示すフローチャートである。この処理は、ユーザから地上デジタルテレビ放送を視聴する指示が入力され、地上デジタルテレビ放送の視聴が開始されると共に開始される。
制御部29は、本処理を開始すると、まず外部メモリ25に記憶されている1セグ固定エリアの位置情報と、位置検出器21により取得した現在位置の座標とを照合し、車両が1セグ固定エリアに進入したか否かを判定する(S400)。ここでは、車両が1セグ固定エリアに進入していないと判定している間(S400:NO)、この処理を繰り返す。そして、車両が1セグ固定エリア内に進入したと判定した場合(S400:YES)、車両が1セグ固定エリア内に進入した旨をユーザに対して報知する(S410)。
S410の処理における1セグ固定エリア進入時の報知例を図7(a)に示す。この図に示すように、車両の現在位置が1セグ固定エリア内に進入したタイミングで、1セグ固定エリアに進入したことを通知するメッセージを表示装置26に表示したり、音声出力装置27によって音声案内を出力する。これにより、ユーザは車両が1セグ固定エリア内を進行中であることを認識できる。
図6の説明に戻る。S410で1セグ固定エリアへの進入をユーザに報知した後、位置検出器21により取得した現在位置に基づき、当該1セグ固定エリア内を走行中であるか否かを判定する(S420)。当該1セグ固定エリア内を走行中であると判定した場合(S420:YES)、当該1セグ固定エリアの設定を一時的に解除するための指示がユーザから入力されたか否かを判定する(S430)。1セグ固定エリアの設定を解除するための指示の入力は、車両が走行中であることを考慮してマイクロホン23を介した音声入力で行うようにするとよい。
1セグ固定エリアの設定を一時的に解除するための指示が入力されていないと判定した場合(S430:NO)、S420の処理へ戻る。一方、マイクロホン23を介した音声入力等の方法により、ユーザから1セグ固定エリアの設定を一時的に解除するための指示が入力された場合(S430:YES)、当該1セグ固定エリアの設定を一時解除する(S440)。以降、当該1セグ固定エリアの設定が復帰されるまでの間、当該1セグ固定エリアは一時的に無効化され、たとえ当該1セグ固定エリア内を走行中であったとしても、その1セグ固定エリアはないものとして視聴用の出力の切り替えは通常どおり行われる。
つぎに、位置検出器21により取得した現在位置に基づき、当該1セグ固定エリア内を走行中であるか否かを判定する(S450)。当該1セグ固定エリア内を走行中であると判定した場合(S450:YES)、現在解除中の1セグ固定エリアの設定を復帰させるための指示がユーザから入力されたか否かを判定する(S460)。1セグ固定エリアの設定を復帰させるための指示の入力は、車両が走行中であることを考慮してマイクロホン23を介した音声入力で行うようにするとよい。
現在解除中の1セグ固定エリアの設定を復帰させるための指示が入力されていないと判定した場合(S460:NO)、S450の処理へ戻る。一方、マイクロホン23を介した音声入力等の方法により、ユーザから解除中の1セグ固定エリアの設定を復帰させるための指示が入力された場合(S460:YES)、当該1セグ固定エリアの設定を復帰させ(S470)、S420の処理へ戻る。
S420で当該1セグ固定エリアから退出したと判定した場合(S420:NO)、車両が1セグ固定エリアから退出した旨をユーザに対して報知する(S490)。また、S450で当該1セグ固定エリアから退出したと判定した場合(S450:NO)、解除中の当該1セグ固定エリアの設定を復帰させ(S480)、車両が1セグ固定エリアから退出した旨をユーザに対して報知する(S490)。S490で1セグ固定エリアからの退出を報知した後、S400の処理へ戻る。
S490の処理における1セグ固定エリア退出時の報知例を図7(b)に示す。この図に示すように、車両の現在位置が1セグ固定エリアから出たタイミングで、車両が1セグ固定エリアから退出したことを通知するメッセージを表示装置26に表示したり、音声出力装置27によって音声案内を出力する。これにより、ユーザは車両が1セグ固定エリアから退出したことを認識できる。
[外部装置からの1セグ固定エリア取得処理の説明]
上述の地上デジタルテレビ放送受信処理(図2参照)においては、1セグ固定エリアを定義する情報が外部メモリ25に記憶されていることが前提となっており、その1セグ固定エリアをユーザにより設定する方法(図3参照)及び自動的に設定する方法(図4参照)について説明した。これらの手法は、車両が実際に走行することで得られた放送波の受信状況の推移を、1セグ放送と12放送との切り替えを行うべき条件になった切替地点の位置情報という形で蓄積し、その蓄積した位置情報を用いることで実現する。
したがって、このような手法で実効的な1セグ固定エリアを設定するためには、ある程度の走行経験が必要となる。そこで、通信装置30を介して外部装置から1セグ固定エリアの設定情報を取得することで、十分な走行経験がなくとも1セグ固定エリアを設定することができるようになる。
例えば、図8の(1)に示すように、1セグ固定エリアが設定されていない状態で、制御部29は、通信装置30を介して外部の情報センタ4又はプローブカー5から1セグ固定エリアの設定情報をダウンロードする。ダウンロードを行うタイミングとしては、情報センタ4からのダウンロードに関しては、例えば車両の出発前にユーザの指示をトリガとして実行し、プローブカー5からのダウンロードに関しては、例えば車々間通信による通信可能圏内に入ったときに自動的に実行するような構成が考えられる。
図8の(2)に示すように、車載用ナビゲーション装置1からの要求に応じて、要求先の情報センタ4又はプローブカー5は、自身の記憶している1セグ固定エリアの設定情報を要求元の車載用ナビゲーション装置1へ送信する。
制御部29は、情報センタ4又はプローブカー5から送信された1セグ固定エリアの設定情報を通信装置30を介して受信すると、この取得した1セグ固定エリアを地図画像上に重畳して表示装置26に表示する(図8の(3)参照)。そして、この取得した1セグ固定エリアの設定情報を外部メモリ25に記録する。
なお、ここでは、車載用ナビゲーション装置1が外部装置から1セグ固定エリアの設定情報をダウンロードする手順を説明した。これに対して、本実施形態の車載用ナビゲーション装置1が自装置の保有する1セグ固定エリアの設定情報を、情報センタ4や他の車両に搭載された車載用ナビゲーション装置1に対してアップロードすることも可能である。このようにすることで、多くの車両が実際に走行し、それぞれの走行経験の中で設定してきた1セグ固定エリアの設定情報を、多くの車両間で互いに共有することができる。
[効果]
上記実施形態の車載用ナビゲーション装置1によれば、次のような効果を奏する。
(1)放送波の受信状況の変化により、視聴用の出力の切り替えを行うべき条件となった地点の位置情報を記憶しておき、その位置情報に基づいて1セグ固定エリアを設定できる。つまり、移動中に蓄積された位置情報に基づき、切替地点が集中している地域を1セグ固定エリアに設定するといった具合に、実際の受信状況を根拠とした実効的な1セグ固定エリアを設定できる。この1セグ固定エリア内を移動中であれば、1セグ放送を出力中において放送波の受信状況が回復しても、12セグ放送への切り替えは行われない。よって、1セグ固定エリア内では12セグ放送と1セグ放送との間の頻繁な切り替えが行われるのを防ぐことができ、切り替えによって生じる画面のちらつきを効果的に軽減できる。
(2)第1実施形態の1セグ固定エリア設定処理(図3参照)によれば、地図上に表示された切替地点の配置状況をユーザが視認することができるので便利である。切替地点が地図画像上に表示されることで、切替地点の配置状況をユーザが直感的に把握することができるようになる。また、地図画像上でユーザが1セグ固定エリアを指定できるようにすることで、簡便な操作による1セグ固定エリアの設定を実現できる。例えば「この地域は切替頻度が高くて煩わしく感じるので、1セグ固定エリアに設定する」、あるいは「この程度の切替頻度であれば煩わしく感じないので1セグ固定エリアに設定しなくてもよい」といった具合に、ユーザ自身の感性を反映した態様にて1セグ固定エリアを設定できる。
(3)第2実施形態の1セグ固定エリア設定処理(図4参照)によれば、実際の受信状況を根拠とした実効的な1セグ固定エリアを自動的に設定でき、便利である。例えば、切替地点間の距離が近ければ、その地域内を移動中に1セグ放送と12セグ放送との切り替えが頻繁に発生すると予想される。また、同じように、切替地点の分布密度(例えば、単位面積あたりの切替地点の数)が高ければ、その地域内を移動中に1セグ放送と12セグ放送との切り替えが頻繁に発生すると予想される。そこで、そのような箇所を含む地理的範囲を1セグ固定エリアに設定することで、切り替えによって生じる画面のちらつきを効果的に軽減できるようになる。
(4)1セグ固定エリア内進行時処理(図6,7参照)によれば、1セグ固定エリアへの進入及び退出したタイミングをユーザが知ることができるので便利である。さらに、1セグ固定エリア内を進行中において、当該1セグ固定エリアの設定をユーザの意思で自由に解除又は復帰させることができる。これにより、視聴用の出力を1セグ放送へ固定する制御の有無による動作状況の差異をユーザが体感できるようになり、当該1セグ固定エリアの設定に対する妥当性をユーザ自身が判断できるので便利である。例えば、当該1セグ固定エリアは必要であるとユーザが判断すれば保存したままにし、不要であるとユーザが判断すれば外部メモリ25から削除するといったことができるようになる。
(5)外部の情報センタ4やプローブカー5からも1セグ固定エリアの設定情報を取得可能にすることで、たとえ自装置で設定した1セグ固定エリアが十分に蓄積されていない状態でも、本実施形態の車載用ナビゲーション装置1の機能を十分に発揮できる。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は様々な態様にて実施することが可能である。
例えば、上記実施形態においては、本発明の地上デジタルテレビ受信装置を車載用のナビゲーション装置に適用した事例を示したが、車両以外の移動体に搭載されるものであってもよいし、あるいは人が携帯する場合であっても同様に適用できる。つまり、受信装置を携帯した人が歩いたり、あるいは自動車や電車などの移動体に乗って移動する場合であれば、上述した移動体に搭載した場合と同様の事情になるからである。
本発明の一実施形態である車載用ナビゲーション装置1の概略構成を示すブロック図である。 地上デジタルテレビ放送受信処理の手順を示すフローチャートである。 (a)は1セグ固定エリア設定処理(第1実施形態)の手順を示すフローチャートであり、(b),(c)は本処理における画面表示例を模式的に示す説明図である。 1セグ固定エリア設定処理(第2実施形態)の手順を示すフローチャートである。 (a)は、本実施形態の車載用ナビゲーション装置1を搭載した車両の走行軌跡の一例を説明図であり、(b)は、この走行軌跡で走行した際の放送波の電界強度の推移を示すグラフであり、(c)は、電界強度の推移に応じた視聴用の出力の切替状況を示す説明図である。 1セグ固定エリア内進行時処理の手順を示すフローチャートである。 1セグ固定エリアへの進入/退出時における報知の態様を模式的に示す説明図である。 外部から1セグ固定エリアの設定情報をダウンロードする手順を模式的に示す説明図である。
符号の説明
1…車載用ナビゲーション装置、4…情報センタ、5…プローブカー、21…位置検出器、21a…GPS受信機、21b…ジャイロスコープ、21c…車速センサ、22…操作スイッチ群、23…マイクロホン、24…ハードディスクドライブ、25…外部メモリ、26…表示装置、27…音声出力装置、28…地上デジタルテレビ放送受信機、29…制御部、30…通信装置

Claims (9)

  1. 移動体に搭載され、又は移動体としての人に携帯され、
    地上デジタルテレビ放送波による固定向けデジタル放送及び移動体向けデジタル放送を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した固定向けデジタル放送又は移動体向けデジタル放送による放送内容を選択的に出力する出力手段と、
    前記受信手段により受信した地上デジタル放送波の受信状況の良否をする受信状況判定手段と、
    この受信状況判定手段による判定結果に基づき、受信状況が所定の良好状態である場合は前記出力手段に前記固定向けデジタル放送を出力させ、受信状況が所定の不良状態である場合は前記出力手段に前記移動体向けデジタル放送を出力させる出力切替手段とを備える地上デジタルテレビ放送受信装置であって、
    現在位置を検出する位置検出手段と、
    任意の地点の位置情報を記憶するための位置情報記憶手段と、
    前記受信状況判定手段による判定結果に基づき、前記出力手段による出力を前記移動体向けデジタル放送から前記固定向けデジタル放送へ切り替えるべき所定条件になった場合、又は前記固定向けデジタル放送から前記移動体向けデジタル放送へ切り替えるべき所定条件になった場合、前記位置検出手段による検出結果に基づいて当該地点の位置情報を前記位置情報記憶手段に記録する記録手段と、
    受信状況の良否に関わらず前記出力手段による出力を前記移動体向けデジタル放送から前記固定向けデジタル放送へ切り替えない地理的範囲を示す移動体向け固定エリアを、前記位置情報記憶手段に記憶された位置情報に該当する地点の配置状況に基づいて設定するための固定エリア設定手段と、
    前記固定エリア設定手段により設定された移動体向け固定エリアを記憶する固定エリア記憶手段とを更に備え、
    前記出力切替手段は、前記受信状況判定手段による受信状況の判定結果が前記移動体向けデジタル放送から前記固定向けデジタル放送へ出力を切り替えるべき所定条件であるときに、前記位置検出手段により検出された現在位置が前記固定エリア記憶手段に記憶されている移動体向け固定エリアに該当する場合には、前記出力手段による出力を前記移動体向けデジタル放送から前記固定向けデジタル放送へ切り替えないこと
    を特徴とする地上デジタルテレビ放送受信装置。
  2. 請求項1に記載の地上デジタルテレビ放送受信装置において、
    前記固定エリア設定手段は、前記位置情報記憶手段に記憶されている位置情報をユーザに対して提示し、この提示した位置情報に基づく地理的範囲を指定するユーザからの指示を受け付け、ユーザにより指定された地理的範囲を前記移動体向け固定エリアとして設定すること
    を特徴とする地上デジタルテレビ放送受信装置。
  3. 請求項2に記載の地上デジタルテレビ放送受信装置において、
    地図データを記憶する記憶媒体から読み出された地図データに基づく地図画像を表示するための地図表示手段を更に備え、
    前記固定エリア設定手段は、前記位置情報記憶手段に記憶されている位置情報に該当する地点を前記地図表示手段により表示される地図画像上に表示し、この表示した地図画像上の地理的範囲を指定するユーザからの指示を受け付け、ユーザにより指定された地理的範囲を前記移動体向け固定エリアとして設定すること
    を特徴とする地上デジタルテレビ放送受信装置。
  4. 請求項1に記載の地上デジタルテレビ放送受信装置において、
    前記固定エリア設定手段は、前記位置情報記憶手段に記憶されている位置情報に該当する複数の地点が所定の配置状況となる地理的範囲を特定し、その地理的範囲を前記移動体向け固定エリアとして設定すること
    を特徴とする地上デジタルテレビ放送受信装置。
  5. 請求項4に記載の地上デジタル放送受信装置において、
    前記固定エリア設定手段は、前記位置情報記憶手段に記憶されている位置情報に該当する複数の地点同士の間隔が所定距離以下である箇所を含む地理的範囲を特定し、この特定した地理的範囲を前記移動体向け固定エリアとして設定すること
    を特徴とする地上デジタルテレビ放送受信装置。
  6. 請求項4に記載の地上デジタルテレビ放送受信装置において、
    前記固定エリア設定手段は、前記位置情報記憶手段に記憶された位置情報に該当する地点の分布密度が所定値以上である地理的範囲を特定し、この特定した地理的範囲を前記移動体向け固定エリアとして設定すること
    を特徴とする地上デジタルテレビ放送受信装置。
  7. 請求項1ないし請求項6の何れか1項に記載のデジタルテレビ放送受信装置において、
    前記位置検出手段により検出された現在位置に基づき、前記固定エリア記憶手段に記憶されている移動体向け固定エリアへの進入及び当該移動体向け固定エリアからの退出をユーザに対して報知する報知手段を更に備えること
    を特徴とする地上デジタルテレビ放送受信装置。
  8. 請求項7に記載の地上デジタルテレビ放送受信装置において、
    前記移動体向け固定エリア内を進行中に、当該進行中の移動体向け固定エリアの設定を一時的に解除又は復帰させる指示をユーザから受け付け、この受け付けた指示に応じて当該進行中の移動体向け固定エリアの設定を一時的に解除又は復帰させる固定エリア解除/復帰手段を更に備えること
    を特徴とする地上デジタルテレビ放送受信装置。
  9. 請求項1ないし請求項8の何れか1項に記載のデジタルテレビ放送受信装置において、
    外部装置と無線通信を行う無線通信手段と、
    前記移動体向け固定エリアの設定情報を記憶する外部装置から前記無線通信手段を介した無線通信により前記移動体向け固定エリアの設定情報を取得し、この取得した設定情報で示される移動体向け固定エリアを前記固定エリア記憶手段に記憶する取得手段とを更に備えること
    を特徴とする地上デジタルテレビ放送受信装置。
JP2008043036A 2008-02-25 2008-02-25 地上デジタルテレビ放送受信装置 Expired - Fee Related JP4924470B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008043036A JP4924470B2 (ja) 2008-02-25 2008-02-25 地上デジタルテレビ放送受信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008043036A JP4924470B2 (ja) 2008-02-25 2008-02-25 地上デジタルテレビ放送受信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009201026A true JP2009201026A (ja) 2009-09-03
JP4924470B2 JP4924470B2 (ja) 2012-04-25

Family

ID=41144011

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008043036A Expired - Fee Related JP4924470B2 (ja) 2008-02-25 2008-02-25 地上デジタルテレビ放送受信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4924470B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014192493A1 (ja) * 2013-05-27 2014-12-04 クラリオン株式会社 受信装置および受信システム
JP2016092438A (ja) * 2014-10-29 2016-05-23 クラリオン株式会社 移動体デジタル放送受信装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005184219A (ja) * 2003-12-17 2005-07-07 Toyota Motor Corp ディジタル・テレビ放送受信装置
JP2006173777A (ja) * 2004-12-13 2006-06-29 Fujitsu Ten Ltd デジタルデータ受信機
JP2007312052A (ja) * 2006-05-18 2007-11-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd デジタル放送受信装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005184219A (ja) * 2003-12-17 2005-07-07 Toyota Motor Corp ディジタル・テレビ放送受信装置
JP2006173777A (ja) * 2004-12-13 2006-06-29 Fujitsu Ten Ltd デジタルデータ受信機
JP2007312052A (ja) * 2006-05-18 2007-11-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd デジタル放送受信装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014192493A1 (ja) * 2013-05-27 2014-12-04 クラリオン株式会社 受信装置および受信システム
JP2016092438A (ja) * 2014-10-29 2016-05-23 クラリオン株式会社 移動体デジタル放送受信装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4924470B2 (ja) 2012-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006242889A (ja) テレビ放送表示用の表示制御装置および表示制御装置用プログラム
JP4219393B2 (ja) 受信制御装置、受信装置、再生装置、受信制御方法、そのプログラム、および、そのプログラムを記録した記録媒体
US7602315B2 (en) Navigation apparatus having a picture frame function and method for operating the same
JP4274054B2 (ja) 車両用歩行者検知システム、移動通信端末、車載通信装置およびプログラム
JP2007019920A (ja) 移動型放送受信装置、および受信状態算出装置
JP4924470B2 (ja) 地上デジタルテレビ放送受信装置
JP2003274303A (ja) ディジタル放送受信装置、車載装置、ディジタル放送受信の案内方法、ディジタル放送受信の案内方法のプログラム及びディジタル放送受信の案内方法のプログラムを記録した記録媒体
JP2006267060A (ja) 経路探索装置および受信装置
JP5237163B2 (ja) 交通情報管理装置、交通情報管理方法および交通情報管理プログラム
JP4474545B2 (ja) 車両用放送受信機
JP2012145376A (ja) ナビゲーション装置、ナビゲーション方法及び情報管理サーバー
JPWO2008117447A1 (ja) 受信装置、受信方法、受信プログラムおよび記録媒体
JP2008160447A (ja) 放送番組受信装置、放送番組受信計画装置、放送番組受信方法、放送番組受信計画方法、プログラム、および記録媒体
KR100949675B1 (ko) 방송 시스템에서의 끊김없는 영상 데이터를 수신하는 장치및 방법
JP5327200B2 (ja) 放送受信装置および放送情報表示方法
JP4835684B2 (ja) 情報提供システムおよび車載装置
JP2007317002A (ja) 運転支援方法及び運転支援装置
JP4682710B2 (ja) 車載デジタル放送受信機制御装置および車載デジタル放送受信機制御装置用のプログラム
JP2007251791A (ja) 放送受信装置及びプログラム
JP6022833B2 (ja) 放送受信機及びチャンネルリスト管理方法
JP4979553B2 (ja) 地点検出装置、ナビゲーション装置、地点検出方法、ナビゲーション方法、地点検出プログラム、ナビゲーションプログラムおよび記録媒体
JP2008158783A (ja) 報知装置、報知方法、報知プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体
JP2003331387A (ja) 多重放送選局装置及び方法
JP2008160446A (ja) 放送波受信装置、放送波受信方法、放送波受信プログラム、および記録媒体
JP6286265B2 (ja) 車両用放送受信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100803

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110719

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110802

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110926

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120110

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120123

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150217

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150217

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees