JP5389841B2 - スプリングバック解析方法、スプリングバック解析装置、プログラム、及び記憶媒体 - Google Patents
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Description
ここで、本方法にて実際にスプリングバック解析した結果(データベース適用)と、詳細データを適用しない従来型でスプリングバック解析した結果(従来法)とを比較する。図4に示すようなプレス品に対して、除荷後の中央断面(A−B断面)形状について、両計算による除荷後の形状(座標データ)と実際に成形した実形状(実験)とを比較した。
図7は、B側の形状であって、本方法において、詳細ビード部データ、詳細R部データ、及び第一〜第三詳細通過データを適用した結果(計算1)と、詳細ビード部データのみを適用した結果(計算2)を表している。図8は、図7の一部を拡大したものである。これによれば、ダイ肩R部位置Cからドロービード部位置Aへ向かう(B側→A側)面の角度は、詳細ビード部データのみを適用したものよりも全詳細データを適用したもののほうが実験値に近いことが分かった。つまり、全詳細データを置換することで、より高精度な解析が可能となった。
図9は、A側の形状であって、全詳細データ(詳細ビード部データ、詳細R部データ、第一詳細通過データ、第二詳細通過データ、及び第三詳細通過データ)を適用した結果(実施例)を表している。ここで、本方法(実施例)と従来法とで、角度θ(A側→B側)についての実験値との差を計算し、比較した。その結果、本方法による角度θの差は0.5度であり、従来法による角度θの差は2.5度であった。これによれば、本方法による解析のほうが実際の形状に近く、解析精度が向上したことが分かる。
8:ドロービード部、 9:ダイ肩R部、 W:被成形材、
A:ドロービード部位置、 B:ドロービード通過部、 C:ダイ肩R部位置、
D:ダイ肩R通過部、 E:重複通過部
Claims (10)
- プレス成形で用いる金型に存在するドロービード部を解析上省略し、その代替としてドロービード位置で被成形材にドロービード張力を付与した等価ドロービードが設定された、コンピュータを用いた成形解析方法により解析された成形解析結果に基づいてスプリングバック解析演算を行うスプリングバック解析方法であって、
前記成形解析方法で設定されたメッシュよりも細かいメッシュで予め計算された、前記ドロービード部位置における被成形材の詳細ビード部データ(形状、板厚、応力、及び相当塑性ひずみ)を記憶媒体に記憶する記憶工程と、
前記成形解析結果のうち前記ドロービード部位置の解析データである解析ビード部データ(形状、板厚、応力、及び相当塑性ひずみ)を、前記記憶媒体に記憶された前記詳細ビード部データに置換する置換工程と、
前記置換工程により置換された置換成形解析結果に基づいて、スプリングバック解析演算を行う演算工程と、
を備えることを特徴とするスプリングバック解析方法。 - 前記記憶工程では、前記成形解析方法で設定されたメッシュよりも細かいメッシュで予め計算された、前記被成形材のうちプレス成形時に前記ドロービード部のみを通過するドロービード通過部における第一詳細通過データ(板厚、応力、及び相当塑性ひずみのうちの少なくとも1種)を前記記憶媒体に記憶し、
前記置換工程では、前記成形解析結果のうち前記ドロービード通過部の解析データである第一解析通過データ(前記第一詳細通過データに対応する種類のデータ)を、前記記憶媒体に記憶された前記第一詳細通過データに置換し、
前記ドロービード通過部におけるメッシュは、前記成形解析結果と前記置換成形解析結果とで同じである請求項1に記載のスプリングバック解析方法。 - 前記記憶工程では、前記成形解析方法で設定されたメッシュよりも細かいメッシュで予め計算された、前記金型のダイ肩R部位置における被成形材の詳細R部データ(形状、板厚、応力、及び相当塑性ひずみ)を前記記憶媒体に記憶し、
前記置換工程では、さらに、前記成形解析結果のうち前記ダイ肩R部位置の解析データである解析R部データ(形状、板厚、応力、及び相当塑性ひずみ)を、前記記憶媒体に記憶された前記詳細R部データに置換する請求項1又は2に記載のスプリングバック解析方法。 - 前記記憶工程では、前記成形解析方法で設定されたメッシュよりも細かいメッシュで予め計算された、前記被成形材のうちプレス成形時に前記ダイ肩R部のみを通過するダイ肩R通過部における第二詳細通過データ(板厚、応力、及び相当塑性ひずみのうちの少なくとも1種)を前記記憶媒体に記憶し、
前記置換工程では、前記成形解析結果のうち前記ダイ肩R通過部の解析データである第二解析通過データ(前記第二詳細通過データに対応する種類のデータ)を、前記記憶媒体に記憶された前記第二詳細通過データに置換し、
前記ダイ肩R通過部におけるメッシュは、前記成形解析結果と前記置換成形解析結果とで同じである請求項3に記載のスプリングバック解析方法。 - 前記記憶工程では、前記成形解析方法で設定されたメッシュよりも細かいメッシュで予め計算された、前記被成形材のうちプレス成形時に、前記ドロービード部のみを通過するドロービード通過部における第一詳細通過データ(板厚、応力、及び相当塑性ひずみのうちの少なくとも1種)と、前記ダイ肩R部のみを通過するダイ肩R通過部における第二詳細通過データ(板厚、応力、及び相当塑性ひずみのうちの少なくとも1種)と、前記ドロービード部及び前記ダイ肩R部の両方を通過する重複通過部における第三詳細通過データ(板厚、応力、及び相当塑性ひずみのうちの少なくとも1種)を前記記憶媒体に記憶し、
前記置換工程では、前記成形解析結果のうち前記ドロービード通過部の解析データである第一解析通過データ(前記第一詳細通過データに対応する種類のデータ)を前記記憶媒体に記憶された前記第一詳細通過データに置換し、前記成形解析結果のうち前記ダイ肩R通過部の解析データである第二解析通過データ(前記第二詳細通過データに対応する種類のデータ)を前記記憶媒体に記憶された前記第二詳細通過データに置換し、前記成形解析結果のうち前記重複通過部の解析データである第三解析通過データ(前記第三詳細通過データに対応する種類のデータ)を前記記憶媒体に記憶された前記第三詳細通過データに置換し、
前記ドロービード通過部、前記ダイ肩R通過部、及び前記重複通過部におけるメッシュは、前記成形解析結果と前記置換成形解析結果とで同じである請求項3に記載のスプリングバック解析方法。 - 前記置換工程では、マッピング手法を用いる請求項1〜5の何れか一項に記載のスプリングバック解析方法。
- コンピュータを用い、プレス成形で用いる金型に存在するダイ肩R部の曲線を解析上緩やかに又は直角にして成形解析する成形解析方法で、当該成形解析方法により解析された成形解析結果に基づいてスプリングバック解析演算を行うスプリングバック解析方法であって、
前記成形解析方法で設定されたメッシュよりも細かいメッシュで予め計算された、前記ダイ肩R部位置における被成形材の詳細R部データ(形状、板厚、応力、及び相当塑性ひずみ)を記憶媒体に記憶する記憶工程と、
前記成形解析結果のうち前記ダイ肩R部位置の解析データである解析R部データ(形状、板厚、応力、及び相当塑性ひずみ)を、前記記憶媒体に記憶された前記詳細R部データに置換する置換工程と、
前記置換工程により置換された置換成形解析結果に基づいて、スプリングバック解析演算を行う演算工程と、
を備えることを特徴とするスプリングバック解析方法。 - プレス成形で用いる金型に存在するドロービード部を解析上省略し、その代替としてドロービード位置で被成形材にドロービード張力を付与した等価ドロービードが設定された成形解析方法で、当該成形解析方法により解析された成形解析結果に基づいてスプリングバック解析演算を行う、コンピュータを備えたスプリングバック解析装置であって、
前記成形解析方法で設定されたメッシュよりも細かいメッシュで予め計算された、前記ドロービード部位置における被成形材の詳細ビード部データ(形状、板厚、応力、及び相当塑性ひずみ)を記憶する記憶部と、
前記成形解析結果のうち前記ドロービード部位置の解析データである解析ビード部データ(形状、板厚、応力、及び相当塑性ひずみ)を前記詳細ビード部データに置換する置換部と、
前記置換部により置換された置換成形解析結果に基づいて、スプリングバック解析演算を行う演算部と、
を備えることを特徴とするスプリングバック解析装置。 - 請求項1〜7の何れか一項に記載の方法を実施するためにコンピュータにより実行されるプログラムであって、
前記記憶工程では、ユーザーの操作に応じて前記記憶媒体に記憶することを特徴とするプログラム。 - 請求項9に記載のプログラムをコンピュータ読み取り可能に記録した記録媒体。
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