JP2000040168A - 板成形解析方法及びその解析プログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

板成形解析方法及びその解析プログラムを記憶した記憶媒体

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JP2000040168A
JP2000040168A JP10206139A JP20613998A JP2000040168A JP 2000040168 A JP2000040168 A JP 2000040168A JP 10206139 A JP10206139 A JP 10206139A JP 20613998 A JP20613998 A JP 20613998A JP 2000040168 A JP2000040168 A JP 2000040168A
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Takayuki Ogawa
孝行 小川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 板状ブランク材1における金型3のダイ4と
ブランクホルダ6とで挟持された部位に、ダイ4の絞り
ビード4bにより金型3のダイ肩半径及びポンチ肩半径
よりも小さい曲率半径を有する凹凸部1aを形成した状
態で、板状ブランク材1の絞り成形を動的陽解法有限要
素法によりシミュレーションする場合に、その精度を良
好に維持しつつ、シミュレーション時間の増大を最小限
に抑える。 【解決手段】 板状ブランク材1の凹凸部1aに対応す
る有限要素を他の部位に対応する有限要素よりも小さく
構成すると共に、その凹凸部1aに対応する有限要素に
おける板状ブランク材1の密度の設定値を実際の材料密
度よりも大きく設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、板状ブランク材の
絞り成形を動的陽解法有限要素法によりシミュレーショ
ンする板成形解析方法及びその解析プログラムを記憶し
た記憶媒体に関する技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の板成形解析方法はよ
く知られており、この解析方法では、成形開始から完了
までの時間を数万ステップに区切って計算を進める。こ
の1ステップの大きさΔtは、板状ブランク材の密度を
ρ、ヤング率をE、有限要素(メッシュ)の大きさをL
として、 Δt≦L(ρ/E)1/2 を満たすように設定する。
【0003】上記1ステップの間においては、金型から
受ける力によってブランク材がどのように変形するかを
運動方程式を立てて解いていく。つまり、単純化のた
め、1自由度系で考えると、運動方程式は、物体の質量
をm、バネ定数をk、外力をF(t)(時間tの関数)
として、 m(d2x/dt2)+kx=F(t) となる。そして、このような計算を繰り返してブランク
材を変形させていき、最終的に板状ブランク材に対して
所望通りに絞り成形を行うことができるか否かを予測す
る。
【0004】上記解析方法では、アダプティブメッシュ
という手法がよく用いられている。すなわち、成形開始
時はメッシュを比較的大きく構成しておき、成形過程の
進行に伴いブランク材において金型のダイ肩やポンチ肩
等に接する部位を曲げ角度等で自動判別してその部位に
対応するメッシュを他の部位よりも小さく構成し、さら
に成形が進んでその小さく構成したメッシュがダイ肩や
ポンチ肩から離れて平坦部に位置すると、メッシュの大
きさを元に戻すようにする。
【0005】また、例えば特開平7−200640号公
報に示されているように、プレス成形時に材料の流入す
る肩部分のメッシュ分割を密にして、メッシュの配列を
材料流入方向に沿わせ、シミュレーション精度を向上さ
せることが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、シミュレー
ションに要する時間を短くするためには、上記1ステッ
プの大きさΔtを出来る限り大きく設定する必要があ
る。つまり、1ステップの大きさΔtを大きくすると、
成形開始から完了までの総ステップ数を少なくすること
ができ、この結果、繰り返し計算する回数が減ってシミ
ュレーション時間が短くなる。この1ステップの大きさ
Δtを大きくするためには、メッシュの大きさを大きく
すればよいが、大きくし過ぎると、曲げ部等において正
確に計算することができなくなってしまう。そこで、上
記アダプティブメッシュや提案例(特開平7−2006
40号公報)のように部分的にメッシュを細分化すれ
ば、シミュレーション精度を維持しつつ、シミュレーシ
ョン時間の増大を抑制することができる。
【0007】しかしながら、板状ブランク材の所定部位
に、金型の絞りビード等によりダイ肩半径及びポンチ肩
半径よりも小さい曲率半径を有する凹凸部が形成されて
いると、その凹凸部に対応するメッシュは、シミュレー
ション精度を向上させるためにダイ肩やポンチ肩に接す
る部位よりもさらに小さく構成しなければならず、アダ
プティブメッシュを用いたとしてもシミュレーション時
間が相当長くなり、改善の余地がある。
【0008】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、板状ブランク材の所定
部位に、金型のダイ肩半径及びポンチ肩半径よりも小さ
い曲率半径を有する凹凸部を形成した状態で、板状ブラ
ンク材の絞り成形を動的陽解法有限要素法によりシミュ
レーションする場合に、その方法に工夫を凝らすことに
よって、その精度を良好に維持しつつ、シミュレーショ
ン時間の増大を最小限に抑えようとすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明では、板状ブランク材の凹凸部に対応す
る有限要素を他の部位に対応する有限要素よりも小さく
構成すると共に、その凹凸部に対応する有限要素におけ
る板状ブランク材の密度の設定値を実際の材料密度より
も大きく設定するようにした。
【0010】具体的には、請求項1の発明では、板状ブ
ランク材の所定部位に、金型のダイ肩半径及びポンチ肩
半径よりも小さい曲率半径を有する凹凸部を形成した状
態で、該板状ブランク材の絞り成形を動的陽解法有限要
素法によりシミュレーションする板成形解析方法を対象
とする。
【0011】そして、上記板状ブランク材の凹凸部に対
応する有限要素を他の部位に対応する有限要素よりも小
さく構成すると共に、該凹凸部に対応する有限要素にお
ける上記板状ブランク材の密度の設定値を実際の材料密
度よりも大きく設定するようにする。
【0012】このことにより、アダプティブメッシュを
用いる等して凹凸部に対応する有限要素を他の部位に対
応する有限要素よりも小さく構成することで、その凹凸
部において計算を正確に行うことができる。しかも、凹
凸部に対応する有限要素を細分化しても、その有限要素
における板状ブランク材の密度の設定値を実際の材料密
度よりも大きく設定するので、1ステップの大きさΔt
を大きく設定することができ、シミュレーション時間が
長くなるのを抑制することができる。尚、密度の設定値
を大きく設定すると、運動方程式の質量mが大きくなっ
て慣性力が大きくなるものの、ブランク材の一部におい
て密度の設定値を大きくするだけであるので、ブランク
材全体としてのシミュレーション精度の悪化を抑制する
ことができる。
【0013】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、成形過程の進行に伴い、小さく構成した有限要素
が凹凸部から離れたときに、該有限要素における板状ブ
ランク材の密度の設定値を実際の材料密度と略同じにな
るように変更する。
【0014】この発明により、密度を変更することでシ
ミュレーション精度が悪化するのを有効に抑えることが
できる。また、凹凸部から離れているので、アダプティ
ブメッシュを用いる等して小さく構成した有限要素を大
きくしても問題はなく、そのようにすれば、密度の設定
値を変更してもシミュレーション時間が長くなるのを防
止することができる。
【0015】請求項3の発明では、請求項1又は2の発
明において、板状ブランク材の凹凸部を、金型のダイと
ブランクホルダとで挟持された部位に形成するようにす
る。
【0016】このことで、板状ブランク材のダイとブラ
ンクホルダとで挟持された部位では、挟持された状態で
摺動するため慣性力の影響を受け難く、シミュレーショ
ン精度をより一層良好に維持することができる。
【0017】請求項4の発明は、板状ブランク材の所定
部位に、金型のダイ肩半径及びポンチ肩半径よりも小さ
い曲率半径を有する凹凸部を形成した状態で、該板状ブ
ランク材の絞り成形を動的陽解法有限要素法によりシミ
ュレーションするための板成形解析プログラムを記憶し
た記憶媒体の発明である。
【0018】そして、この発明では、上記板成形解析プ
ログラムは、板状ブランク材の凹凸部に対応する有限要
素を他の部位に対応する有限要素よりも小さく構成させ
ると共に、該凹凸部に対応する有限要素における上記板
状ブランク材の密度の設定値を実際の材料密度よりも大
きく設定させるものとする。
【0019】こうすることで、この記憶媒体をコンピュ
ータに読み取らせれば、請求項1の発明の板成形解析方
法を実行することができ、請求項1の発明と同様の作用
効果が得られる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図2は、板状ブランク材1を絞り成
形する金型3を示し、この金型3は、凹状のキャビティ
4aを有するダイ4と、このダイ4のキャビティ内に挿
入されるパンチ5と、ダイ4と共にパンチ5の周囲でブ
ランク材1を挟持するブランクホルダ6とを備えてい
る。このダイ4のブランク材1を挟持する面(ダイフェ
ース)には、絞り成形時にブランク材1に張力を与える
絞りビード4bがキャビティ4aの周囲全周に亘って突
状に設けられている。この絞りビード4bの先端部は、
金型3のダイ肩半径及びポンチ肩半径よりも小さい曲率
半径(2〜5mm程度)を有している。一方、ブランク
ホルダ6の上記絞りビード4bに対応する部分には、絞
りビード4bが嵌まる凹溝部6aが形成されている。こ
のことで、絞り成形時にブランク材1がダイ4とブラン
クホルダ6とに挟持されると、ブランク材1のダイ4と
ブランクホルダ6とで挟持された部位に凹凸部1aが形
成されることになる(図5参照)。この凹凸部1aも、
金型3のダイ肩半径及びポンチ肩半径よりも小さい曲率
半径を有していることになる。そして、上記金型3によ
り成形が完了すると、図3に示す絞り成形品9が得られ
るようになっている。
【0021】次に、上記板状ブランク材1の絞り成形を
動的陽解法有限要素法によりシミュレーションする板成
形解析方法を図1のフローチャートにより説明する。
尚、このフローチャートは本発明の特徴部分のみを示
し、解析計算等の他の部分は市販のものと略同じであ
る。また、この解析方法は記憶媒体に記憶された板成形
解析プログラムにより実現されるものである。
【0022】先ず、成形前の段階では、図4に示すよう
に、ブランク材1全体に亘ってメッシュ(有限要素)を
比較的大きく構成しておく。また、ブランク材1の密度
の設定値は、ブランク材1における実際の材料(例えば
鋼)の密度と略同じに設定しておく。
【0023】次いで、図5に示すように、ブランク材1
を金型3のダイ4とブランクホルダ6とで挟持すると、
ブランク材1の絞りビード4bに対応する部位には凹凸
部1aが形成される。
【0024】ここで、上記フローチャートにおいて、ス
テップS1で各メッシュが絞りビード4bと接している
か否かを判定し、この判定がYESであれば、ステップ
S2に進み、既にブランク材1の密度の設定値を増加さ
せているか否かを判定する。このステップS2の判定が
NOであれば、ステップS3に進んで密度の設定値を増
加させ、次のステップS4でアダプティブメッシュによ
り絞りビード4bと接しているメッシュを細分化してリ
ターンする。一方、ステップS1の判定がNOであれ
ば、ステップS5に進み、既にブランク材1の密度を増
加させているか否かを判定する。このステップS5の判
定がNOであれば、そのままリターンする。すなわち、
ブランク材1の凹凸部1aに対応するメッシュを、図6
に示すように、他の部位に対応するメッシュよりも小さ
く構成すると共に、その凹凸部1aに対応するメッシュ
における板状ブランク材1の密度の設定値を実際の材料
密度よりも大きく設定する。一方、絞りビード4bと接
していないメッシュ(他の部位に対応するメッシュ)で
はその大きさ及び密度の設定値がそのまま維持される。
尚、図4及び図6では、ブランク材1の手前側及び奥側
の部分は省略しており、このため、凹凸部1aは左右の
部分しか見えていない(図8も同様)。
【0025】また、ステップS2の判定がYESであれ
ば、そのままリターンする。すなわち、一旦細分化され
かつ密度が増加されれば、絞りビード4bに接している
限りその状態が維持される。
【0026】続いて、成形過程が進行すると、図7に示
すように、ブランク材1がダイ4のキャビティ4a内に
流入するため、上記細分化したメッシュがキャビティ4
a方向に移動して凹凸部1aから離れる。つまり、その
メッシュは絞りビード4bと接しなくなる。
【0027】ここで、フローチャートにおいて、ステッ
プS5の判定がYESであると、ステップS6に進んで
密度の設定値を元に戻し、ステップS7で細分化したメ
ッシュがキャビティ4a内に流入しているか否かを判定
する。この判定がYESであれば、ステップS8に進ん
で細分化したメッシュをアダプティブメッシュにより元
に戻してリターンする。一方、ステップS7の判定がN
Oであれば、そのままリターンする。すなわち、細分化
したメッシュが凹凸部1aから離れると、密度の設定値
を実際の材料密度と略同じになるように変更し、そのメ
ッシュがキャビティ4a内に流入した段階でメッシュの
大きさを元に戻す。尚、新たに凹凸部1aに位置して絞
りビード4bに接したメッシュは、上述の如く細分化さ
れると共に、そのメッシュにおけるブランク材1の密度
の設定値が増大される。また、ダイ肩及びポンチ肩に接
するメッシュは、アダプティブメッシュにより細分化さ
れる(図8参照)が、その大きさは絞りビード4bに接
するメッシュよりも大きく、そのメッシュにおけるブラ
ンク材1の密度の設定値は、実際の材料密度のままに維
持される。
【0028】したがって、上記実施形態では、板状ブラ
ンク材1の凹凸部1aに対応する有限要素を細分化して
も、その有限要素における板状ブランク材1の密度の設
定値を実際の材料密度よりも大きく設定するので、1ス
テップの大きさΔtを大きく設定することができ、シミ
ュレーション時間が長くなるのを抑制することができ
る。しかも、ブランク材1の凹凸部1aは、金型3のダ
イ4とブランクホルダ6とで挟持された部位に形成して
いるので、慣性力の影響を受け難く、密度の設定値を大
きくしてもシミュレーション精度への悪影響は殆どな
い。また、凹凸部1aに対応する有限要素を小さく構成
することで、その凹凸部1aにおいて正確に計算するこ
とができる。よって、シミュレーション精度を良好に維
持しつつ、シミュレーション時間の増大を最小限に抑制
することができる。
【0029】尚、上記実施形態では、板状ブランク材1
の金型3のダイ4とブランクホルダ6とで挟持された部
位に、ダイ4の絞りビード4bによりダイ肩半径及びポ
ンチ肩半径よりも小さい曲率半径を有する凹凸部1aを
形成したが、他の部位に同様の凹凸部を形成しても本発
明を適用することができる。この場合には、その凹凸部
に対応するメッシュにおいて慣性力の影響を受けること
になるが、ブランク材1の一部において密度の設定値を
大きくするだけであるので、ブランク材1全体としての
シミュレーション精度の悪化を抑制することができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1又は4の
発明によると、板状ブランク材の所定部位に、金型のダ
イ肩半径及びポンチ肩半径よりも小さい曲率半径を有す
る凹凸部を形成した状態で、板状ブランク材の絞り成形
を動的陽解法有限要素法によりシミュレーションする板
成形解析方法に対して、板状ブランク材の凹凸部に対応
する有限要素を他の部位に対応する有限要素よりも小さ
く構成すると共に、該凹凸部に対応する有限要素におけ
る板状ブランク材の密度の設定値を実際の材料密度より
も大きく設定するようにしたことにより、シミュレーシ
ョン精度を良好に維持しつつ、シミュレーション時間の
増大の抑制化を図ることができる。
【0031】請求項2の発明によると、成形過程の進行
に伴い、小さく構成した有限要素が凹凸部から離れたと
きに、該有限要素における板状ブランク材の密度の設定
値を実際の材料密度と略同じになるように変更したこと
により、シミュレーション精度が悪化するのを有効に抑
えることができると共に、小さく構成した有限要素を大
きくすることでシミュレーション時間の増大を抑えるこ
とができる。
【0032】請求項3の発明によると、板状ブランク材
の凹凸部を、金型のダイとブランクホルダとで挟持され
た部位に形成するようにしたことにより、シミュレーシ
ョン精度をより一層良好に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る板成形解析方法を示す
フローチャートである。
【図2】板状ブランク材を絞り成形する金型を示す断面
図である。
【図3】金型により成形された絞り成形品を示す斜視図
である。
【図4】成形前のメッシュを示す板状ブランク材の斜視
図である。
【図5】ブランク材を金型のダイとブランクホルダとで
挟持した状態を示す図2相当図である。
【図6】ブランク材を金型のダイとブランクホルダとで
挟持した状態のときのメッシュを示す板状ブランク材の
部分斜視図である。
【図7】成形中の状態を示す図2相当図である。
【図8】成形中の状態のときのメッシュを示す図6相当
図である。
【符号の説明】
1 板状ブランク材 1a 凹凸部 3 金型 4 ダイ 6 ブランクホルダ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状ブランク材の所定部位に、金型のダ
    イ肩半径及びポンチ肩半径よりも小さい曲率半径を有す
    る凹凸部を形成した状態で、該板状ブランク材の絞り成
    形を動的陽解法有限要素法によりシミュレーションする
    板成形解析方法であって、 上記板状ブランク材の凹凸部に対応する有限要素を他の
    部位に対応する有限要素よりも小さく構成すると共に、
    該凹凸部に対応する有限要素における上記板状ブランク
    材の密度の設定値を実際の材料密度よりも大きく設定す
    ることを特徴とする板成形解析方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の板成形解析方法におい
    て、 成形過程の進行に伴い、小さく構成した有限要素が凹凸
    部から離れたときに、該有限要素における板状ブランク
    材の密度の設定値を実際の材料密度と略同じになるよう
    に変更することを特徴とする板成形解析方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の板成形解析方法に
    おいて、 板状ブランク材の凹凸部を、金型のダイとブランクホル
    ダとで挟持された部位に形成することを特徴とする板成
    形解析方法。
  4. 【請求項4】 板状ブランク材の所定部位に、金型のダ
    イ肩半径及びポンチ肩半径よりも小さい曲率半径を有す
    る凹凸部を形成した状態で、該板状ブランク材の絞り成
    形を動的陽解法有限要素法によりシミュレーションする
    ための板成形解析プログラムを記憶した記憶媒体であっ
    て、 上記板成形解析プログラムは、板状ブランク材の凹凸部
    に対応する有限要素を他の部位に対応する有限要素より
    も小さく構成させると共に、該凹凸部に対応する有限要
    素における上記板状ブランク材の密度の設定値を実際の
    材料密度よりも大きく設定させることを特徴とする板成
    形解析プログラムを記憶した記憶媒体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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