JP5389693B2 - 車両用ドアミラー - Google Patents

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Description

本発明は、特に、前側ドアに固定される車両用ドアミラーに関するものである。
従来、このような分野の技術として、特開2009−241618号公報がある。この公報に記載された車両用ドアミラーは、前側ドアに固定されるドアミラーベースと、ドアミラーベースの台座部にネジによって下端が固定されるシャフトと、シャフトに対して回動自在で、ミラーの傾動機構などを固定するための樹脂製のフレームと、フレームが固定されると共に、シャフトが貫通するカップ状の樹脂製ハウジングと、を備えている。そして、ドアミラーベースの台座部と、シャフトを突出させるためにハウジングに形成された開口部の周縁部分と、の間に隙間が発生するので、この隙間による風切り音を低減させるために、シャフトの下端には、隙間に対応した位置にリブが形成されている。
特開2009−241618号公報
しかしながら、シャフトに対して回動自在に連結されているフレームに対して、ハウジングはネジにより固定されているが、フレームやハウジングの成型後における歪みや収縮誤差等により、ハウジングに形成された開口部の周縁部分とシャフトとの位置関係に狂いが生じ易い。これにより、シャフトをドアミラーベースに固定した際、ハウジングの底壁に形成された開口部の周縁部分とドアミラーベースの台座部との間の隙間にバラツキが生じ易いといった問題点があった。
本発明は、ハウジングの底壁とドアミラーベースの台座部との間の隙間のバラツキを無くすようにした車両用ドアミラーを提供することを目的とする。
本発明は、ドアミラーベースと、ドアミラーベースの台座部に固定されるシャフトと、シャフトに対して回動自在なフレームと、フレームが固定されると共に、シャフトとドアミラーベースとの連結を可能にする開口部を有して、シャフトの回動軸線を中心にして回動するカップ状のハウジングと、を備えた車両用ドアミラーにおいて、
ハウジングの底壁には、開口部が形成され、フレームには、シャフトを包囲するシャフト収容部が形成され、底壁の内面における開口部の周縁部分は、フレームのシャフト収容部の下端面に当接され、
シャフト収容部の下部には、径方向に突出する移動規制用凸部が設けられ、ハウジングには、移動規制用凸部の進行方向における前端面が当接する位置決め部が設けられていることを特徴とする。
この車両用ドアミラーにおいては、ハウジングに成型後の歪みや収縮誤差等が発生しても、フレームとシャフトとが回動自在に精度良く組み付けられていれば、ドアミラーベースに固定されるシャフトに対して回動自在に連結されているフレームに設けられたシャフト収容部の下端面が、ハウジングの底壁の内面における開口部の周縁部分に当接させられているので、ハウジングの開口部の周縁部分とシャフトとの位置関係に狂いを生じることなく、フレームにハウジングを固定させることができる。従って、シャフトをドアミラーベースに固定した際、ハウジングの底壁とドアミラーベースの台座部との間の隙間にバラツキが生じ難く、これによって、ドアミラーの外観品質の向上が図られ、ドアミラーの製造時における寸法管理も容易になる。
更に、シャフト収容部の下部には、径方向に突出する移動規制用凸部が設けられ、ハウジングには、移動規制用凸部の進行方向における前端面が当接する位置決め部が設けられている。
このような構成を採用すると、フレームのシャフト収容部の下端面を、ハウジングの開口部の周縁部分に当接させる際に、ハウジングに対するフレームの位置決めを可能にしている。このことによって、ハウジングに対するフレームの組み付け作業性の向上が図られる。
また、シャフト収容部の下部には、径方向に突出する圧着固定用凸部が設けられ、ハウジングには、圧着固定用凸部が入り込んで圧着固定用凸部の上面をシャフトの回動軸線方向に押圧する圧着固定部が設けられていると好適である。
このような構成を採用すると、フレームのシャフト収容部の下端面を、ハウジングの開口部の周縁部分に容易に当接させることができるので、フレームに対するハウジングの組み付けを容易に行うことができる。
また、圧着固定部及び位置決め部は、開口部を囲むように配置され、フレームに一体に形成されたシャフト収容部を、回動軸線を中心に回動させることで、圧着固定用凸部が圧着固定部に入り込み、移動規制用凸部が位置決め部に当接すると好適である。
このような構成を採用すると、カップ状のハウジング内にフレームを入れ込んだ後に、フレームのシャフト収容部を中心に回すようにして、フレームの圧着固定用凸部を、ハウジングの圧着固定部に入り込ませることができ、フレームの移動規制用凸部を、ハウジングの位置決め部に当接させることができる。このようなフレームを回す作業は、カップ状のハウジングの開放部分からフレームを入れ込むような作業を行う場合に非常に適している。
また、フレームには、シャフト収容部の近傍で回動軸線方向に突出する筒状のボス部が設けられ、ハウジングの底壁の内面には、ボス部の下端部が入り込むボス受け部が設けられ、ボス部には、底壁を貫通するネジが螺着される雌ねじ部が設けられ、底壁には、ネジが貫通するネジ貫通孔がボス受け部に連通して設けられ、ボス受け部は、ネジ貫通孔の周囲に立設された壁部によって形成され、壁部は、シャフト収容部の回動方向において、上流側に位置する前壁と、下流側に位置する後壁とからなり、後壁は、前壁より高く形成され、底壁に形成されたガイド部は、シャフト収容部の回動時にボス部の下端面が前壁の頂面に向かって摺り上がる傾斜面を有すると好適である。
このような構成を採用すると、カップ状のハウジング内で、フレームのシャフト収容部を中心に回すような作業を行う際に、ボス部の下端面は、傾斜面を摺り上がるように移動し、その後、ボス部は、前壁を通り過ぎた後にボス受け部に落下して嵌り込む。このとき、後壁によってフレームの移動が規制されることになるので、ハウジングに対するフレームの位置決めを可能にし、このことによって、ハウジングに対するフレームの組み付け作業性の向上が図られている。このように、フレームのシャフト収容部をハウジングに対してしっかり固定するために利用されるボス部の有効活用を図り、ハウジングに対するフレームの位置決めを容易に達成させることができる。
本発明によれば、シャフトを突出させるためにハウジングに形成された開口部の周縁部分とドアミラーベースの台座部との間の隙間のバラツキを無くすことができる。
本発明に係る車両用ドアミラーの一実施形態を示す斜視図である。 ドアミラーの分解斜視図である。 ドアミラーの要部拡大断面図である。 ハウジングを示す斜視図である。 フレームを示す斜視図である。 フレームの要部拡大底面図である。 フレームを示す斜視図である。 フレームの要部拡大平面図である。 図8の(1)(2)に対応する図である。 図8の(3)(4)(5)に対応する図である。 (a)は、フレームに設けられた凸部がハウジングに設けられた凹部に嵌り込む前の状態を示す平面図、(b)は、フレームに設けられた凸部がハウジングに設けられた凹部に嵌り込んだ後の状態を示す平面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明に係る車両用ドアミラーの好適な実施形態について詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、車両用ドアミラー1は、フロントドアにボルト止めされるベース部2aから水平に張り出した台座部2bを有する樹脂製のドアミラーベース2と、ドアミラーベース2の台座部2bに取り付けられるドアミラー本体3とを備えている。このドアミラー本体3は、ドアミラーベース2の台座部2bにネジ19によって下端が固定されるシャフト4と、ミラー6の傾動機構などを固定すると共に、シャフト4に対して回動自在な樹脂製のフレーム7と、フレーム7が固定されると共に、シャフト4が貫通するカップ状の樹脂製ハウジング8と、を有している。そして、シャフト4の下端部4aは、台座部2bに形成された凹部2c内に嵌め込まれ、ネジ19により固定される。
ハウジング8は、上側ハウジング9と下側ハウジング10とで上下に二分割されている。ハウジング8には、ミラー6を露出させるための開口8aが設けられ、この開口8aの周囲には、ハウジング8と嵌合するハウジング枠18が装着されている。下側ハウジング10には、略水平方向に延在する底壁10aが設けられ、この底壁10aからシャフト4が突出している。そして、フレーム7に設けられた取付片7aは、ハウジング8の内壁の突起部(不図示)に当接され、取付片7aに形成されたネジ挿入孔7bから挿入されたネジをハウジング8の突起部にねじ込むことで、フレーム7にハウジング8が固定される。
図3〜図5に示すように、下側ハウジング10の底壁10aには、シャフト4とドアミラーベース2との連結を可能にするために、シャフト4の貫通を可能にした開口部11が形成されている。そして、フレーム7には、シャフト4を包囲する筒状のシャフト収容部12と、シャフト収容部12に一体成形されてシャフト収容部12から径方向に突出すると共に、ミラー6の傾動機構などを固定させるためのフレーム本体17と、からなり、このフレーム本体17には、フレーム7をハウジング8に固定するための取付片7aが形成されている。
底壁10aの内面において、開口部11の周縁部分Pは、フレーム7のシャフト収容部12の下端面12a(図6の斜線部分)に当接されている。シャフト収容部12の下端面12aは、開口部11の周縁部分Pに圧着され、さらには、位置決めもなされている。
この車両用ドアミラー1においては、下側ハウジング10に成型後の歪みや収縮誤差等が発生しても、フレーム7とシャフト4とが回動自在に精度良く組み付けられていれば、ドアミラーベース2の台座部2bに固定されるシャフト4に対して回動自在に連結されているフレーム7に設けられたシャフト収容部12の下端面12aが、下側ハウジング10の底壁10aの内面における開口部11の周縁部分Pに当接させられているので、下側ハウジング10の開口部11の周縁部分Pとシャフト4との位置関係に狂いを生じることなく、フレーム7にハウジング8を固定させることができる。従って、シャフト4をドアミラーベース2の台座部2bに固定した際、下側ハウジング10の底壁10aとドアミラーベース2の台座部2bとの間の隙間Hにバラツキが生じ難く、これによって、ドアミラー1の外観品質の向上が図られ、ドアミラー1の製造時における寸法管理も容易になる。
図4〜図10に示すように、シャフト収容部12の下部には、径方向に突出する第1〜第4の圧着固定用凸部13,14,15,16が設けられている。これに対し、下側ハウジング10の内壁面には、第1〜第4の圧着固定用凸部13,14,15,16が入り込む第1〜第4の圧着固定部23,24,25,26が設けられている。そして、第1〜第4の圧着固定部23,24,25,26は、開口部11を囲むように配置されている。
第1の圧着固定用凸部13と第2の圧着固定用凸部14は、四角錐台形状をなし、第1の圧着固定用凸部13の上面には、組立て時に回動軸線Lを中心にシャフト収容部12を回動させる方向(矢印A)における上流側から下流側にかけて下り傾斜をなす第1の傾斜面13aが設けられ、同様に、第2の圧着固定用凸部14の上面には、組立て時に回動軸線Lを中心にシャフト収容部12を回動させる方向(矢印A)における上流側から下流側にかけて下り傾斜をなす第2の傾斜面14aが設けられている。また、第3及び第4の圧着固定用凸部15,16の上部には、略水平方向に延在する圧着面15a,16aが形成されている。
第1の圧着固定用凸部13と対をなす第1の圧着固定部23には、第1の圧着固定用凸部13を収容するための凹部23aが設けられ、凹部23aの上部を形成するための上壁23bの内面には、第1の圧着固定用凸部13が矢印A方向に移動する際に、第1の圧着固定用凸部13の第1の傾斜面13aに当接する第3の傾斜面23cが形成され、第1の傾斜面13aと第3の傾斜面23cは、略同じ傾斜角度を有している。
第2の圧着固定用凸部14と対をなす第2の圧着固定部24には、第2の圧着固定用凸部14を収容するための凹部24aが設けられ、凹部24aの上部を形成するための上壁24bの内面には、第2の圧着固定用凸部14が矢印A方向に移動する際に、第2の圧着固定用凸部14の第2の傾斜面14aに当接する第4の傾斜面24cが形成され、第2の傾斜面14aと第4の傾斜面24cは、略同じ傾斜角度を有している。
第3の圧着固定用凸部15と対をなす第3の圧着固定部25は、第3の圧着固定用凸部15を収容させるために一端側が開放された逆L字状に形成されている。第3の圧着固定部25は、略水平に延在する上壁25aを有し、上壁25aの内面は、第3の圧着固定用凸部15が矢印A方向に移動すると、第3の圧着固定用凸部15の圧着面15aに圧着される。
第4の圧着固定用凸部16と対をなす第4の圧着固定部26は、第4の圧着固定用凸部16を収容させるために一端側が開放された逆L字状に形成されている。第4の圧着固定部26は、略水平に延在する上壁26aを有し、上壁26aの内面は、第4の圧着固定用凸部16が矢印A方向に移動すると、第4の圧着固定用凸部16の圧着面16aに圧着される。
さらに、第3の圧着固定用凸部15は、移動規制用凸部として機能し、第3の圧着固定用/移動規制用凸部15の上部には、組立て時に回動軸線Lを中心にシャフト収容部12を回動させる方向(矢印A)における端面が当接面15bとして形成され、この当接面15bは、円筒状のシャフト収容部12の外周面から突出するように形成されている。
この移動規制用(圧着固定用)凸部15と対をなす位置決め部(圧着固定部)25には、略水平に延在する上壁25aの矢印A方向における先端面が被当接面25bとして形成され、この被当接面25bは、移動規制用凸部15が矢印A方向に移動する際に、移動規制用凸部15の当接面15bに突き当たる。
カップ状のハウジング8内にフレーム7を入れ込んだ後に、図11に示すように、フレーム7のシャフト収容部12を矢印B方向に回すようにして、フレーム7の圧着固定用凸部13,14,15,16を、ハウジング8の圧着固定部23,24,25,26に入り込ませ、フレーム7の移動規制用(圧着固定用)凸部15の当接面15bを、ハウジング8の位置決め部(圧着固定部)25の被当接面25bに当接させる。
これによって、図9及び図10に示すように、圧着固定用凸部13,14は、圧着固定部23,24の傾斜面23c,24cにより矢印C方向に押圧され、圧着固定用凸部15,16は、圧着固定部25,26の上壁25a,26aにより矢印C方向に押圧される。これによって、シャフト収容部12の下端面12aは、開口部11の周縁部分Pにしっかりと圧着させられる。そして、圧着固定用としても機能する移動規制用凸部15は、矢印D方向において、圧着固定部としても機能する位置決め部25の被当接面25bに当接して停止する。
このような構成によって、フレーム7に対するハウジング8の組み付けを容易に行うことができ、作業性の向上が図られる。そして、フレーム7を回す作業は、カップ状のハウジング8の開口8aからフレーム7を入れ込むような作業を行う場合に非常に適している。
図2〜図4に示すように、フレーム本体17には、シャフト収容部12の近傍で回動軸線L方向に突出する筒状のボス部30が設けられている。下側ハウジング10の底壁10aの内面には、ボス部30の下端部分が入り込むボス受け部31が設けられ、ボス部30には、底壁10aを貫通するネジ32が螺着される雌ねじ部30aが設けられている。底壁10aには、ネジ32を貫通させるためのネジ貫通孔10dがボス受け部31に連通して設けられている。ボス受け部31は、第1の圧着固定部23と第2の圧着固定部24との間に配置されると共に、ネジ貫通孔10dの周囲に立設された壁部33によって形成されている。
壁部33は、シャフト収容部12の回動方向において、上流側に位置する直線状の前壁33aと、下流側に位置する円弧状の後壁33bとからなり、後壁33bは、前壁33aより高く形成されている。底壁10aには、リブ状のガイド部44が形成され、このガイド部44は、シャフト収容部12の回動時にボス部30の下端面30bが前壁33aの頂面33cに向かって摺り上がる傾斜面44aを有している。
このような構成を採用すると、カップ状のハウジング8内で、フレーム7のシャフト収容部12を中心に回すような作業を行う際に、図9に示すように、ボス部30の下端面30bは、傾斜面44aを摺り上がるように移動し、その後、ボス部30は、前壁33aを通り過ぎた後にボス受け部31に落下して嵌り込む。このとき、後壁33bによってフレーム7の移動が規制されることになるので、ハウジング8に対するフレーム7の位置決めを可能にし、このことによって、ハウジング8に対するフレーム7の組み付け作業性の向上が図られている。
そして、開口部11の周縁部分P近傍で、ネジ32によって、ハウジング8がフレーム7に固定され、ネジ32の採用は、シャフト収容部12の下端面12aを開口部11の周縁部分Pに圧着維持及び位置決め維持させることに寄与している。このように、フレーム7のシャフト収容部12をハウジング8に対してしっかり固定するために利用されるボス部30の有効活用を図り、ハウジング8に対するフレーム7の位置決めを容易に達成させることができる。
シャフト4とドアミラーベース2との連結を可能にする開口部11を貫通するものとして、シャフト4を例に挙げて説明したが、ドアミラーベース2の台座部2aから鉛直方向に突出された部分が開口部11を貫通する場合もある。
また、本発明に係る車両用ドアミラーは、手動格納タイプであっても電動格納タイプであっても、何れのタイプにも適用可能である。
1…車両用ドアミラー、2…ドアミラーベース、2a…台座部、4…シャフト、7…フレーム、8…ハウジング、10…下側ハウジング、10a…ハウジングの底壁、10d…ネジ貫通孔、11…開口部、12…シャフト収容部、12a…シャフト収容部の下端面、13,14,15,16…圧着固定用凸部、15…移動規制用凸部、23,24,25,26…圧着固定部、25…位置決め部、30…ボス部、31…ボス受け部、32…ネジ、33…壁部、33a…前壁、33b…後壁、44…ガイド部、44a…傾斜面、L…回動軸線、H…隙間、P…開口部の周縁部分。

Claims (4)

  1. ドアミラーベースと、前記ドアミラーベースの台座部に固定されるシャフトと、前記シャフトに対して回動自在なフレームと、前記フレームが固定されると共に、前記シャフトと前記ドアミラーベースとの連結を可能にする開口部を有して、前記シャフトの回動軸線を中心にして回動するカップ状のハウジングと、を備えた車両用ドアミラーにおいて、
    前記ハウジングの底壁には、前記開口部が形成され、前記フレームには、前記シャフトを包囲するシャフト収容部が形成され、前記底壁の内面における前記開口部の周縁部分は、前記フレームの前記シャフト収容部の下端面に当接され、
    前記シャフト収容部の下部には、径方向に突出する移動規制用凸部が設けられ、前記ハウジングには、前記移動規制用凸部の進行方向における前端面が当接する位置決め部が設けられていることを特徴とする車両用ドアミラー。
  2. 前記シャフト収容部の下部には、径方向に突出する圧着固定用凸部が設けられ、前記ハウジングには、前記圧着固定用凸部が入り込んで前記圧着固定用凸部の上面を前記シャフトの回動軸線方向に押圧する圧着固定部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の車両用ドアミラー。
  3. 前記圧着固定部及び前記位置決め部は、前記開口部を囲むように配置され、前記フレームに一体に形成された前記シャフト収容部を、前記回動軸線を中心に回動させることで、前記圧着固定用凸部が前記圧着固定部に入り込み、前記移動規制用凸部が前記位置決め部に当接することを特徴とする請求項記載の車両用ドアミラー。
  4. 前記フレームには、前記シャフト収容部の近傍で回動軸線方向に突出する筒状のボス部が設けられ、前記ハウジングの前記底壁の内面には、前記ボス部の下端部が入り込むボス受け部が設けられ、前記ボス部には、前記底壁を貫通するネジが螺着される雌ねじ部が設けられ、
    前記底壁には、前記ネジが貫通するネジ貫通孔が前記ボス受け部に連通して設けられ、前記ボス受け部は、前記ネジ貫通孔の周囲に立設された壁部によって形成され、
    前記壁部は、前記シャフト収容部の回動方向において、上流側に位置する前壁と、下流側に位置する後壁とからなり、前記後壁は、前記前壁より高く形成され、前記底壁に形成されたガイド部は、前記シャフト収容部の回動時に前記ボス部の下端面が前記前壁の頂面に向かって摺り上がる傾斜面を有することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の車両用ドアミラー。
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