JP2023032230A - 電子機器における差込口の開閉構造およびそれを備える電子機器 - Google Patents

電子機器における差込口の開閉構造およびそれを備える電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザに品質の高さを認識させやすい、電子機器における差込口の開閉構造および電子機器を提供すること。【解決手段】電子機器における差込口の開閉構造は、差込口を開閉する開閉蓋と、開閉蓋の回転軸として機能する軸部材と、軸部材を軸支する支持部材と、開閉蓋を開く方向に付勢する付勢部材と、を備え、軸部材は、開閉蓋に対して第1の圧入代で圧入されており、且つ支持部材に対して第1の圧入代とは異なる第2の圧入代で圧入されている。【選択図】図11

Description

本開示は、電子機器における差込口の開閉構造およびそれを備える電子機器に関する。
特許文献1は、記録用のメモリーカードの差込口を開閉するための開閉蓋を備えたデジタルカメラを開示している。
特開2014-140254号公報
しかしながら、開閉蓋を開く方向に付勢するバネ等の付勢手段を設けた場合は特に、開閉蓋が勢い良く開いて大きなバウンドや衝突音が生じる場合があり、ユーザに品質が悪いと認識されるおそれがある。
本開示は、開閉蓋が開く際の衝撃を和らげることで、ユーザに品質の高さを認識させやすい、電子機器における差込口の開閉構造およびそれを備える電子機器を提供する。
本開示に係る電子機器における差込口の開閉構造は、電子機器における差込口を開閉する開閉蓋と、前記開閉蓋の回転軸として機能する軸部材と、前記軸部材を軸支する支持部材と、前記開閉蓋を開く方向に付勢する付勢部材と、を備え、前記軸部材は、前記開閉蓋に対して第1の圧入代で圧入されており、且つ前記支持部材に対して前記第1の圧入代とは異なる第2の圧入代で圧入されている。
本開示に係る電子機器は、前記開閉構造を備える。
本開示によれば、ユーザに品質の高さを認識させやすい、電子機器における差込口の開閉構造および電子機器を提供することができる。
本開示の実施形態に係るデジタルカメラの概略斜視図 実施形態に係るデジタルカメラの概略斜視図 実施形態に係る開閉構造の斜視図(閉じた状態) 実施形態に係る開閉構造の斜視図(閉じた状態) 実施形態に係る開閉構造の斜視図(閉じた状態) 実施形態に係る開閉構造の斜視図(開いた状態) 実施形態に係る開閉構造の斜視図(開いた状態) 実施形態に係る開閉構造の斜視図(開いた状態) 実施形態に係る開閉蓋の正面図 実施形態に係る開閉蓋の分解斜視図 実施形態に係る開閉蓋の分解斜視図 実施形態に係る支持部材の軸受部(上側)を示す拡大斜視図 実施形態に係る支持部材の軸受部(下側)を示す拡大斜視図 実施形態に係る開閉構造における軸部材の圧入作用を説明するための斜視図 実施形態に係る第1圧入部の断面図
以下、適宜図面を参照しながら、実施形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。なお、発明者(ら)は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
また、以下では、説明の便宜上、通常使用時の状態を想定して「上」、「下」、「横」、「前」、「後」等の方向を示す用語を用いるが、本開示の撮像装置の使用状態等を限定することを意味するものではない。
(実施形態)
実施形態では、本開示に係る電子機器の一例として、デジタルカメラ(撮像装置)について説明する。
まず、実施形態に係る撮像装置2の構成について、図1A、図1Bを用いて説明する。
図1A、図1Bは、実施形態に係る撮像装置2の概略斜視図である。図1A、図1Bに示す撮像装置2は、撮像本体部4を備える。
撮像本体部4は、図示しないレンズを用いて被写体を撮像するための部分である。撮像本体部4は、イメージセンサや画像エンジン等の各種部品を内蔵し、正面側に位置する被写体(図示せず)を、光軸Lに沿って撮像方向Aに向かって撮像する。
撮像本体部4は、グリップ部7と、レンズキャップ8とを有する。
グリップ部7は、ユーザが撮像装置2を把持するための部分である。グリップ部7は、撮像本体部4の側方に設けられ、グリップ部7の上面にはレリーズ釦9が設けられる。レンズキャップ8は、交換レンズを取り付けるためのレンズ取付部(図示せず)を覆う部材である。レンズキャップ8によって覆われるレンズ取付部に各種レンズが装着可能である。
図1Bに示すように、撮像本体部4におけるグリップ部7と同じ側には、差込口の開閉構造6(以下、単に開閉構造6と称する。)が取り付けられる(矢印B)。図1では説明のために、撮像本体部4から開閉構造6を取り外した状態を例示する。
開閉構造6は、後述する差込口14(図5A、図5B)を開閉可能とする構造・機構である。開閉構造6の具体的な構成について、図2以降の図面を用いて説明する。
図2~図4および図5A~図5Cはそれぞれ、開閉構造6の斜視図である。図2~図4はそれぞれ、開閉蓋10が閉じた状態を示し、図5A~図5Cは、開閉蓋10が開いた状態を示す。
図2~図4および図5A~図5Cに示すように、開閉構造6は、開閉蓋10と、支持部材12とを有する。
開閉蓋10は、図5A、図5B等に示す差込口14を開閉するための蓋部材である。開閉蓋10は、回転軸Axを中心として回転方向Rに回転可能な状態で支持部材12に取り付けられる。
支持部材12は、開閉蓋10を回転可能に軸支する部材である。支持部材12は、開閉蓋10を内側に取り囲む形状を有しており、固定部16と、差込口形成部18(図5A~図5C)とを有する。
固定部16は、図1A、図1Bに示した撮像本体部4にネジ等で固定するための部分である。差込口形成部18は、図5A、図5Bに示す差込口14を形成する部分である。差込口形成部18は、固定部16に対して凹んだ位置に設けられ、固定部16とともに、開閉蓋10を収容する凹部を構成する。
差込口14は、図示しないSDカード等の記録媒体を差し込むための開口である。差込口14に差し込まれた記録媒体は、撮像本体部4に設けられた制御部(図示せず)に電気的に接続される。本実施形態の差込口14は、2つの差込口14A、14Bを有するが、差込口14の数は任意の数であってもよい。
図2~図4に戻ると、開閉蓋10には開口20が形成されており、開口20において操作爪22が露出する。操作爪22は、開閉蓋10のロック状態(図2、図3)とロック解除状態(図4)を相互に切り替えるための部材である。ロック状態において開閉蓋10は回転軸Axを中心とした回転が規制され、ロック解除状態において開閉蓋10の回転が許容される。
ここで、操作爪22の動作について説明する。まず、操作爪22が図2に示す位置にあるときは、開閉蓋10はロック状態にあり、操作爪22は矢印C1で示す下方にのみスライド移動可能である。
ユーザが操作爪22を下方に移動させると図3に示す状態となり、矢印C2に示す横方向に移動可能となる。ユーザが操作爪22を横方向に移動させると、操作爪22と開閉蓋10が一体的に横方向に移動し、図4に示す状態となる。図4に示す状態では、開閉蓋10のロックが解除されてロック解除状態となり、開閉蓋10は回転軸Axを中心として回転方向R1に回転可能となる。
ロック解除された開閉蓋10は、後述するばね部材72によって付勢されながら回転方向R1に自発的に回転し、図5A~図5Cに示すように差込口14を露出させる回転位置まで開く。図5Cに示すように、開閉蓋10における回転軸Axに近い根元の部分が、支持部材12に対して接触する(接触部X)。本実施形態の開閉構造6では、接触部Xにおける開閉蓋10の衝撃を和らげる工夫(軸部材38の圧入構成)を行っている。詳細については後述する。
図5A、図5B等に示すように、開閉蓋10は、上下に2か所、引っ掛け部24、26を有する。引っ掛け部24は、差込口形成部18に設けられた突起28(図5B)に係合可能であり、引っ掛け部26は、差込口形成部18に設けられた突起30(図5A)に係合可能である。引っ掛け部24、26が突起28、30にそれぞれ係合すると開閉蓋10がロック状態となり、係合が解除されると、ロック解除状態となる。
次に、開閉蓋10の詳細な構成について、図6~図8を用いて説明する。図6は、開閉蓋10の正面図であり、図7、図8は、開閉蓋10の分解斜視図である。
図6~図8に示すように、開閉蓋10は、内蓋32と、外蓋34と、連結部材36とを備える。
内蓋32および外蓋34は、互いに一体的に回転可能に設けられた蓋部材である。内蓋32が内側に位置し、外蓋34が外側に位置する。図2~図4に示す状態では、外蓋34が外側に露出し、内蓋32は外側に露出しない。
内蓋32と外蓋34はそれぞれ樹脂で形成される。外蓋34は外側に露出する部材であるため、内蓋32よりも強度の高い樹脂で形成される。支持部材12も同様に外側に露出する部材であるため、内蓋32よりも強度の高い樹脂で形成される。
内蓋32と外蓋34にはいずれも、軸部材38が挿通される。
軸部材38は、開閉蓋10の回転軸Axとして機能する棒状の部材である。軸部材38は例えば金属で形成される。
内蓋32には、軸部材38を受けるための軸受部42、44が設けられる。軸受部42、44は、断面が略円形の空間を形成する筒状の部材である。本実施形態では、2つの軸受部42、44のうち、軸受部44のみに軸部材38が圧入され、軸受部42には軸部材38が非圧入状態で挿入される。図6に示すように、軸受部44は第1圧入部P1を構成する。
外蓋34にも同様に、軸部材38を受けるための軸受部46、48が形成される。軸受部46、48は、断面が略長円(長孔)の空間を有する筒状の部材である。軸受部46、48のいずれにも軸部材38は非圧入状態で挿入される。
内蓋32の軸受部42、44が断面円形の空間を形成するのに対し、外蓋34の軸受部46、48が断面長円の空間を形成することにより、外蓋34は、内蓋32と軸部材38に対して横方向(矢印C3)にスライド移動可能である。
図3に示す状態から操作爪22と外蓋34が矢印C2に示す横方向に移動する際に、外蓋34はスライドする一方で、内蓋32と軸部材38(回転軸Ax)はスライドせずに停止している。
図6において、(a)、(b)はそれぞれ、内蓋32に対する外蓋34の異なるスライド位置を示す。(a)に示す位置は、図2、図3に示すロック状態に対応し、(b)は、図4および図5A~図5Cに示すロック解除状態に対応する。
連結部材36は、内蓋32と外蓋34を互いに連結する部材である。
図7、図8に示すように、連結部材36は、ビス50A、50Bを有する。ビス50A、50Bは、内蓋32が形成する隙間52A、52Bに挿通され、外蓋34が形成するボス54A、54Bにそれぞれ固定される。隙間52A、52Bが横方向に長さを有することで、外蓋34と連結部材36は内蓋32から脱落しない状態を維持しつつ、内蓋32に対して横方向にスライド可能となる。
図8に示すように、外蓋34の開口20に嵌め込まれる操作爪22は、内蓋32に形成された開口56にも嵌め込まれている。図7に示すように、操作爪22の裏側には突起58が形成されており、突起58が開口56に挿入されている。開口56がL字状の形状を有することで、図2~図4に示すような操作爪22の二次元的な移動が可能となる。
図8に示すように、操作爪22を支持する支持板60が設けられている。支持板60は、表側に操作爪22を支持し、裏側に突起58を支持する。
図8に示すように、支持板60の下方には、棒状のばね部材62が取り付けられている。ばね部材62は、操作爪22のスライド移動に反する抵抗力としての付勢力Dを発生させる。図7に示すように、外蓋34には、ばね部材62を受けるためのばね受け部48が設けられており、ばね部材62がばね受け部48によって圧縮されることで、上方への付勢力Dを発生させる。付勢力Dは、図2~図4に示すようにユーザが操作爪22を移動させる際の抵抗力として作用し、図2に示すように操作爪22が上方にある位置(ロック位置)をデフォルト位置に設定する。
図8に示すように、内蓋32には、前述したばね部材62とは別に、2つのばね部材64、66が設けられている。ばね部材64、66はともに、図7に示す外蓋34の凹凸68、70にそれぞれ接触する。ばね部材64が凹凸68に接触して上方への付勢力E1を発生させ、ばね部材66が凹凸70に接触して下方への付勢力E2を発生させる。付勢力E1、E2は、外蓋34が内蓋32に対して横方向(矢印C3)にスライド移動したときに、凹凸68、70の形状に応じてクリック感を発生させる。
図6~図8に示すように、軸部材38にはさらに、ばね部材72が取り付けられている。ばね部材72は、開閉蓋10を開く方向(回転方向R1)に付勢するための付勢部材である。ばね部材72の一端は図5Aに示す差込口形成部18に固定され、他端は内蓋32に固定される。
ばね部材72は、軸部材38を内側に挿通する円筒状の形状を有する。ばね部材72の内径は軸部材38の外径よりも大きく設定されており、軸部材38の回転に応じてばね部材72は供回りしない。
ばね部材72が開閉蓋10を開く方向の付勢力Fを常時発生させることで、図4に示すように操作爪22と外蓋34がロック解除位置に到達したときに、外蓋34は回転方向R1に向かって自発的に回転する。開閉蓋10が自発的に回転すると、前述したように、図5Cに示す接触部Xにおいて開閉蓋10が支持部材12に接触する。仮に、開閉蓋10の回転速度が速い場合は開閉蓋10が支持部材12に対して勢いよく衝突することで、大きなバウンドや衝突音が発生し、ユーザに品質が悪いと認識されるおそれがある。
これを受けて、本実施形態の開閉構造6および撮像装置2では、接触部Xにおける開閉蓋10の衝撃を和らげるために、回転軸Axとして機能する軸部材38を、開閉蓋10と支持部材12の両方に対して回転可能な程度に圧入している。これにより、開閉蓋10が回転する際に摩擦力を受けながら回転するため、開閉蓋10の回転速度を遅くすることができ、接触部Xにおける衝撃を和らげることができる。
図9、図10は、支持部材12において軸部材38(図示せず)を受ける軸受部74、76を示す斜視図である。図9、図10に示すように、支持部材12は、軸部材38を受ける2つの軸受部74、76として、上方側の軸受部74と、下方側の軸受部76とを有する。
軸受部74、76はそれぞれ、挿通孔78、80を形成する。挿通孔78、80はいずれも、断面が略円形の形状を有する。軸受部74の挿通孔78には軸部材38の上端が挿通され、軸受部76の挿通孔80には軸部材38の下端が挿通される。本実施形態では、2つの軸受部74、76のうち、軸受部76のみに軸部材38が圧入され、軸受部74には軸部材38が非圧入状態で挿入される。図10に示すように、軸受部76は第2圧入部P2を構成する。
軸部材38を軸受部74、76に挿入して取り付ける際には、まず、上側の軸受部74に軸部材38の上端を挿入(非圧入)してから、下側の軸受部76に軸部材38の下端を挿入して圧入すればよい。また、軸部材38を支持部材12の軸受部74、76に挿入する前に、開閉蓋10の軸受部42、44に軸部材38を挿入して取り付けておけばよい。
上述した構成によれば、図11の斜視図に示すように、軸部材38は開閉蓋10に対して第1圧入部P1にて圧入されるとともに、支持部材12に対して第2圧入部P2にて圧入される。本実施形態では、第1圧入部P1の圧入代(第1の圧入代)と、第2圧入部P2の圧入代(第2の圧入代)を互いに異ならせている。これにより、2つの圧入部P1、P2のうち、圧入代の小さい圧入部では、軸部材38が他の部材(開閉蓋10又は支持部材12)との接触によって動摩擦力を受けながら相対的に回転し、圧入代の大きい圧入部では、軸部材38が他の部材(支持部材12又は開閉蓋10)と供回り又は静止する。
軸部材38が圧入部P1、P2のいずれかで摩擦を発生させながら回転することで、軸部材38が開閉蓋10あるいは支持部材12のいずれかのみに圧入される場合と比べて、開閉蓋10の回転速度を遅くすることができる。これにより、図5Cに示した接触部Xにおける開閉蓋10の衝撃を和らげることができ、バウンドや衝撃音を抑制し、撮像装置2のユーザに品質の高い製品であると認識させやすくすることができる。
本実施形態では特に、第1圧入部P1の圧入代を、第2圧入部P2の圧入代よりも大きくなるように設定している。すなわち、軸部材38を圧入する際に、開閉蓋10に対する圧入程度を支持部材12に対する圧入程度よりも大きく(きつく)している。
このような設定によれば、開閉蓋10が回転する際に、軸部材38は支持部材12に対して相対的に回転しつつ、開閉蓋10と供回する。軸部材38が回転せずに開閉蓋10のみが回転する場合に比べて、開閉蓋10の回転に対する抵抗が生じやすくなり、回転をより遅くすることができる。
本実施形態では特に、支持部材12と内蓋32をそれぞれ異なる種類の樹脂で構成している。前述したように、外側に露出するか否かに応じて、支持部材12を構成する樹脂には、内蓋32を構成する樹脂よりも強度の高い樹脂を用いている。軸部材38が相対的に回転する側の支持部材12の樹脂の強度の方が、軸部材38が供回りする側の内蓋32の樹脂の強度よりも高いことで、開閉蓋10の回転に伴う部材同士の摩耗を抑制できる。
本実施形態では、第1圧入部P1の圧入代を第2圧入部P2の圧入代よりも大きくするために、内蓋32の軸受部44の形状を図12のように設計している。
図12は、第1圧入部P1を構成する内蓋32の軸受部44と軸部材38を示す概略断面図である。図12に示すように、軸受部44は、軸部材38を内側に囲む内周面81を有し、内周面81において複数のリブ82を形成する。
リブ82のそれぞれは、内周面81から中心側に突出した突出部であり、周方向Gに互いに間隔を空けて配置される。本実施形態では、3つのリブ82が設けられる。リブ82を3か所に分けて設けることで、円形の断面を有する軸部材38を安定的に支持することができる。なお、リブ82の数は3つに限らず、少なくとも1つあればよい。少なくとも1つのリブ82を用いることで、軸部材38を圧入する第1圧入部P1を容易に形成することができ、圧入代も容易に調整することができる。
図12では、第1圧入部P1における圧入構成を例示したが、第2圧入部P2における圧入構成も同様にリブを用いてもよい(図示省略)。リブを用いる場合、第1圧入部P1と第2圧入部P2のそれぞれの圧入代の大小関係を設定するために、例えば、リブの高さ、リブの数、リブの長さ、リブの表面積等の要素を適宜変更することで、大小関係を設定してもよい。なお、リブを用いる場合に限らず、その他の要素を操作することで、圧入代の大小関係を設定してもよい。
また、圧入部P1、P2における圧入代の大小関係を確認する際には、圧入代を直接的に測定する場合に限らず、開閉蓋10が回転する際の軸部材38の挙動に基づいて確認してもよい。具体的には、軸部材38が開閉蓋10と供回りする場合は、第1圧入部P1の圧入代の方が第2圧入部P2の圧入代よりも大きいと判断し、軸部材38が開閉蓋10と供回りせずに開閉蓋10のみが回転する場合は、第2圧入部P2の圧入代の方が第1圧入部P1の圧入代よりも大きいと判断してもよい。
また、「圧入代」は「締め代」等の用語で代用してもよい。「圧入代」と同様に、軸部材38を他の部材に圧入する際の圧入の程度を表す指標であれば、他の指標を参考にしてもよい。
上述したように、実施形態の開閉構造6は、撮像装置2(電子機器)における差込口14を開閉する開閉蓋10と、開閉蓋10の回転軸Axとして機能する軸部材38と、軸部材38を軸支する支持部材12と、開閉蓋10を開く方向に付勢するばね部材72とを備え、軸部材38は、開閉蓋10に対して第1の圧入代で圧入されており、且つ支持部材12に対して第1の圧入代とは異なる第2の圧入代で圧入されている。
このような構成によれば、軸部材38を開閉蓋10と支持部材12の両方に圧入することで、開閉蓋10が回転する際に摩擦力を受けた状態で回転するため、開閉蓋10の回転にブレーキを効かせることができる。このため、開閉蓋10が勢いよく回転して支持部材12等の他の部材に衝突する際の衝撃を抑制することができ、ユーザに品質の高い電子機器であることを認識させやすくすることができる。
また、実施形態の開閉構造6によれば、第1の圧入代は、第2の圧入代よりも大きい。
このような構成によれば、第1の圧入代が第2の圧入代よりも大きくなるように設定することで、開閉蓋10が回転する際に、軸部材38は支持部材12に対して相対的に回転しながら開閉蓋10と供回りする。軸部材38が供回りせずに開閉蓋10のみが回転する場合に比べて、開閉蓋10の回転に対する抵抗が生じやすくなり、回転速度をより遅くすることができる。
また、実施形態の開閉構造6によれば、支持部材12が軸部材38を受ける軸受部74、76(第1軸受部)と、開閉蓋10が軸部材38を受ける軸受部42、44(第2軸受部)はともに樹脂で形成され、支持部材12の軸受部74、76を形成する樹脂の方が、開閉蓋10の軸受部42、44を形成する樹脂よりも硬度が高い。
このような構成によれば、開閉蓋10の回転時に、軸部材38は強度が高い方の軸受部74、76との間で摩擦を生じながら回転するため、部材同士の摩耗を抑制することができる。
また、実施形態の開閉構造6によれば、開閉蓋10は、軸部材38に対して一体的に回転する内蓋32と外蓋34とを有し、軸部材38は内蓋32に圧入され、且つ外蓋34に対して非圧入状態で挿通される。
このような構成によれば、外蓋34にスライド機能を持たせて、開閉蓋10のロック機構を実現する等、設計の自由度を向上させることができる。
また、実施形態の開閉構造6によれば、外蓋34は、内蓋32に対してスライド可能であり、開閉蓋10の回転が規制されるロック位置と、当該規制が解除される非ロック位置の間をスライド移動する。
このような構成によれば、開閉蓋10のロック機能を実現することができる。
また、実施形態の開閉構造6によれば、開閉蓋10が軸部材38を受ける軸受部44は、少なくとも1つのリブ82を有する。
このような構成によれば、少なくとも1つのリブ82を用いることで、軸部材38を圧入する第1圧入部P1を容易に形成することができ、圧入代も容易に調整することができる。
また、実施形態の開閉構造6によれば、リブ82は、軸部材38の周方向Gに間隔を空けて3つ設けられる。
このような構成によれば、3つのリブ82によって軸部材38を受けることで、圧入した軸部材38を安定的に支持することができる。また、リブ82が1つのみの場合に比べて摩耗に強く、長期的な使用に適している。さらに、リブ82が4つ以上の場合に比べて、圧入代が過剰に大きくなりにくく、組立容易性を確保できる。
また、実施形態の開閉構造6によれば、開閉蓋10が軸部材38を受ける軸受部42、44は、軸部材38の軸方向に間隔を空けて2か所に分けて設けられており、一方の軸受部44には軸部材38が圧入され、他方の軸受部42には軸部材38が非圧入状態で挿通される。
このような構成によれば、軸受部42に軸部材38を挿入してから軸受部44に軸部材38を圧入することで、開閉構造6の組み立てを容易に行うことができる。
また、本実施形態の撮像装置2(電子機器)は、前述した開閉構造6を備える。このような構成によれば、開閉構造6と同様の効果を奏することができる。
(他の実施形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施形態を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施形態にも適用可能である。また、上記実施形態で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施形態とすることも可能である。
上記の実施形態では、第1圧入部P1の圧入代を第2圧入部P2の圧入代よりも大きく設定する場合について説明したが、このような場合に限らず、大小関係を逆転させて、第2圧入部P2の圧入代を第1圧入部P1の圧入代よりも大きくしてもよい。
第2圧入部P2の圧入代を第1圧入部P1の圧入代よりも大きくした場合、開閉蓋10が回転する際に、軸部材38は開閉蓋10と供回りせず、開閉蓋10のみが軸部材38に対して相対的に回転する。このような場合でも、第1圧入部P1において軸部材38と開閉蓋10の間に摩擦が生じながら、開閉蓋10が回転する。これにより、第1圧入部P1の圧入代を第2圧入部P2の圧入代よりも大きくする場合と同様に、開閉蓋10の回転速度を遅くすることができ、接触部Xにおける衝撃を和らげることができる。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施形態を説明した。そのために、添付図面および詳細な説明を提供した。
したがって、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、上述の実施形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、デジタルカメラやPC等の電子機器における差込口の開閉構造およびそれを備える電子機器に適用可能である。
2 撮像装置
4 撮像本体部
6 開閉構造
7 グリップ部
8 レンズキャップ
9 レリーズ釦
10 開閉蓋
12 支持部材
14、14A、14B 差込口
16 固定部
18 差込口形成部
20 開口
22 操作爪
24、26 引っ掛け部
28、30 突起
32 内蓋
34 外蓋
36 連結部材
38 軸部材
42、44 軸受部(第2軸受部)
46、48 軸受部
50A、50B ビス
52A、52B 隙間
54A、54B ボス
56 開口
58 突起
60 支持板
62、64、66 ばね部材
68、70 凹凸
72 ばね部材(付勢部材)
74、76 軸受部(第1軸受部)
78、80 挿通孔
81 内周面
82 リブ
A 撮像方向
Ax 回転軸
D、E1、E2、F 付勢力
G 周方向
L 光軸
P1 第1圧入部
P2 第2圧入部
R、R1 回転方向
X 接触部

Claims (8)

  1. 電子機器における差込口を開閉する開閉蓋と、
    前記開閉蓋の回転軸として機能する軸部材と、
    前記軸部材を軸支する支持部材と、
    前記開閉蓋を開く方向に付勢する付勢部材と、を備え、
    前記軸部材は、前記開閉蓋に対して第1の圧入代で圧入されており、且つ前記支持部材に対して前記第1の圧入代とは異なる第2の圧入代で圧入されている、差込口の開閉構造。
  2. 前記第1の圧入代は、前記第2の圧入代よりも大きい、請求項1に記載の差込口の開閉構造。
  3. 前記支持部材が前記軸部材を受ける第1軸受部と、前記開閉蓋が前記軸部材を受ける第2軸受部はともに樹脂で形成され、前記第1軸受部を形成する樹脂の方が前記第2軸受部を形成する樹脂よりも硬度が高い、請求項2に記載の差込口の開閉構造。
  4. 前記開閉蓋は、軸部材に対して一体的に回転する内蓋と外蓋とを有し、
    前記軸部材は前記内蓋に圧入され、且つ前記外蓋に対して非圧入状態で挿通される、請求項1から3のいずれか1つに記載の差込口の開閉構造。
  5. 前記外蓋は、前記内蓋に対してスライド可能であり、前記開閉蓋の回転が規制されるロック位置と、当該規制が解除される非ロック位置の間をスライド移動する、請求項4に記載の差込口の開閉構造。
  6. 前記開閉蓋が前記軸部材を受ける軸受部は、少なくとも1つのリブを有する、請求項1から5のいずれか1つに記載の差込口の開閉構造。
  7. 前記開閉蓋が前記軸部材を受ける軸受部は、前記軸部材の軸方向に間隔を空けて2か所に分けて設けられており、一方には前記軸部材が圧入され、他方には前記軸部材が非圧入状態で挿通される、請求項1から6のいずれか1つに記載の差込口の開閉構造。
  8. 請求項1から7のいずれか1つに記載の前記開閉構造を備える、前記電子機器。
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