JP3761778B2 - 車両用ドアミラー装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両のドアに設けられる車両用ドアミラー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば図6及び図7に示す如く車両用ドアミラー装置50は、合成樹脂製のドアミラーバイザー52を備えており、ドアミラーバイザー52には車両後方視認用のミラー(図示省略)が保持されている。ドアミラーバイザー52は車両前方側(矢印FR方向)のバイザーカバー52Aと車両後方側のバイザーリム52Bとに分割された構成とされており、バイザーカバー52Aとバイザーリム52Bとが嵌合されてシェル状のドアミラーバイザー52が形成されている。ドアミラーバイザー52の下部には開口部54が形成されており、ドアミラーバイザー52内に設けられたケース56の一部が開口部54内に配置されている。ケース56内にはドアミラー電動格納機構を構成するモータ(図示省略)及び固定軸58等が設けられている。固定軸58はケース56の下部及びドアミラーバイザー52の開口部54から突出しており、固定軸58の下端にはスタンド60が設けられている。またここで、図7に示す如く、この車両用ドアミラー装置50では、ドアミラーバイザー52(バイザーカバー52A及びバイザーリム52B)内に棒状のバイザーボス64が一体的に複数突出されると共に、このバイザーボス64に板状のプレート66が固定されており、ドアミラーバイザー52はこのプレート66を介してケース56へ固定されている。スタンド60は車両のドア(図示省略)に設けられたドアミラーステー62に固定されており、これにより、ドアミラーステー62にドアミラーバイザー52が取り付けられている。
【0003】
このような車両用ドアミラー装置50では、ケース56内のモータ(図示省略)が駆動されることにより、ドアミラーバイザー52に固定されたケース56が固定軸58を中心として回動することで、ケース56と共にドアミラーバイザー52が使用状態(車両側面から突出した状態)から格納状態(車両側面に沿った状態)まで回動できる。
【0004】
しかしながら、このような車両用ドアミラー装置50では、ドアミラーバイザー52の下部である開口部54の内周と、ケース56の下部外周との間に隙間(以下、この隙間を「水平方向隙間」という)が生じている。このため、車両走行中に、この水平方向隙間からドアミラーバイザー52内に風が侵入(矢印A、B方向)してドアミラーバイザー52内を風が通過することにより、圧力変動が起こり風切音が発生するという問題があった。
【0005】
また、バイザーボス64(ケース56がドアミラーバイザー52に固定される位置)とドアミラーステー62の上部とは大きく離間しているため、バイザーボス64の大きさや形状の製作公差でドアミラーバイザー52の下部とドアミラーステー62の上部との間の隙間寸法G(以下、この隙間を「上下方向隙間」という)の大きさに大きな誤差が生じる。すなわち、この上下方向隙間の大きさはバイザーボス64等の寸法精度に大きく依存している。この場合、ドアミラーバイザー52内にバイザーボス64等を高精度に形成することは、製作準備や製作工数等の製造効率を低下させることになり、コスト高に繋がる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事実を考慮し、製造面での効率を低下させることなく風切音の発生を制限できる車両用ドアミラー装置を得ることが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の車両用ドアミラー装置は、車両のドアに設けられたドアミラーステーと、前記ドアミラーステーの上側に設けられ前記ドアミラーステーに支持された支持部と、前記ドアミラーステー側に開口する開口部が形成され車両後方視認用のミラーを保持するドアミラーバイザーと、を備え、前記支持部の一部を前記開口部内に収納することで前記ドアミラーステーの上側に前記ドアミラーバイザーを取り付けた車両用ドアミラー装置において、前記支持部に重合部を設けると共に前記重合部に対応して前記開口部に被重合部を設け、前記重合部と前記被重合部とを上下に重ね合せることで前記支持部と前記開口部との間の隙間を閉塞し、かつ、前記ドアミラーバイザーを、車両前方側のバイザーカバーと車両後方側のバイザーリムとに分割して構成すると共に、前記バイザーカバーと前記バイザーリムとを嵌合し前記重合部及び被重合部の何れか一方によって何れか他方を挟持することで前記支持部に前記ドアミラーバイザーを固定した、ことを特徴としている。
【0008】
請求項1に記載の車両用ドアミラー装置では、車両のドアに設けられたドアミラーステーには支持部が支持されており、この支持部の一部がドアミラーバイザーの開口部内に収納されることにより、ドアミラーステーの上側にドアミラーバイザーが取り付けられている。
【0009】
ここで、支持部に設けられた重合部とドアミラーバイザーの開口部に設けられた被重合部とが上下に重ね合わされており、これにより、ドアミラーバイザーの開口部と支持部の下部との間の隙間が閉塞されている。このため、車両走行中にドアミラーバイザーの開口部と支持部の下部との間の隙間から風が侵入してドアミラーバイザー内を風が通過することによる風切音の発生を防止することができる。
【0011】
また、ドアミラーバイザーは車両前方側のバイザーカバーと車両後方側のバイザーリムとに分割された構成とされており、バイザーカバーとバイザーリムとが嵌合されることで、重合部及び被重合部の何れか一方が何れか他方を挟持している。このため、被重合部が重合部に対し重合部から被重合部へ向う方向へ相対移動してドアミラーバイザーの開口部と支持部との間に隙間が生じることを防止でき、これにより、車両走行中にドアミラーバイザー内を風が通過することによる風切音の発生を一層防止することができる。
【0012】
さらに、重合部及び被重合部の何れか一方が何れか他方を挟持することで、支持部にドアミラーバイザーが固定されている。ここで、ドアミラーバイザーが支持部に挟持固定される位置(支持部の重合部の位置)はドアミラーステーの上部に比較的近い位置にあるため、ドアミラーバイザーが支持部に挟持固定される位置(支持部への重合部の設置位置)の誤差はドアミラーステーの上部とドアミラーバイザーの開口部との間の隙間の大きさに殆ど影響を与えない。これにより、この隙間の大きさのバラツキが小さくなり、したがって、この隙間の大きさの中央値(設定値)を小さく設定することができる。
【0013】
請求項に記載の車両用ドアミラー装置は、請求項に記載の車両用ドアミラー装置において、前記ドアミラーバイザーの前記支持部に対する挟持固定位置を、ドアミラーステーの上部に接近させて設けた、ことを特徴としている。
【0014】
請求項に記載の車両用ドアミラー装置では、ドアミラーバイザーの支持部に対する挟持固定位置をドアミラーステーの上部に接近させて設けて、ドアミラーステーの上部とドアミラーバイザーの開口部との隙間の大きさの中央値を小さく設定している。これにより、この隙間の大きさが小さくなり、この隙間に侵入する風を少なくして風切音の発生を抑制あるいは防止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
[第1の実施の形態]
図1には、本発明の第1の実施の形態に係る車両用ドアミラー装置10の主要部が断面図にて示されており、図2には、車両用ドアミラー装置10が車両前方側からの斜視図にて示されている。また、図3には、車両用ドアミラー装置10が車両後方側からの斜視図にて示されている。
【0016】
本実施の形態に係る車両用ドアミラー装置10は、車両の後方を視認するためのミラー12を備えており、ミラー12は合成樹脂製ドアミラーバイザー14に保持されている。また、ドアミラーバイザー14は車両前方側のバイザーカバー14Aと車両後方側のバイザーリム14Bとに分割された構成とされており、バイザーカバー14Aとバイザーリム14Bとが開口端で互いに嵌合されてシェル状のドアミラーバイザー14が形成されている。
【0017】
ドアミラーバイザー14の下部(座面部)には開口部16が形成されており、シェル状ドアミラーバイザー14はこの開口部16を介して下方が外部へと通じている。開口部16は、バイザーカバー14Aとバイザーリム14Bとの嵌合面に形成されており、これらのバイザーカバー14Aとバイザーリム14Bとの嵌合面が下記ケース20の外周形状(矩形状)に合わせて凹んでいる。開口部16の内周縁全体には被重合部18が突出形成されており、被重合部18はドアミラーバイザー14の他の部分よりも肉薄とされている。すなわち、開口部16は、下方から見て、段差を有して被重合部18が突出している。なお、本実施の形態では、開口部16の形状がケース20の外周形状に合わせた矩形状であるが、開口部16の形状は、ケース20の外周に沿った形状であれば円状等の他の形状であってもよい。
【0018】
ドアミラーバイザー14内(開口部16内)には、支持部としてのケース20が収納されており、ケース20は箱状とされている。ケース20内には車両用ドアミラー装置10の電動格納機構を構成するモータ、ギヤ(以上図示省略)又は手動可倒機構を構成するバネ等及び回転軸22等が収容されており、回転軸22はケース20の下端及びドアミラーバイザー14の開口部16から下方へ突出している。回転軸22の下端にはフランジ状のスタンド24が設けられており、スタンド24は回転軸22と一体とされている。
【0019】
ケース20下端の周壁全体には、上述したドアミラーバイザー14の被重合部18に対応して重合部26が形成されている。重合部26は一対の重合突起26Aを有しており、一対の重合突起26Aはケース20の上下方向において間隔を置いて互いに対向している。各重合突起26Aは被重合部18側へ突出しており、重合部26(重合突起26A)は被重合部18に上下に重ね合わされている。被重合部18がドアミラーバイザー14の他の部分よりも肉薄とされることで、ケース20(下側の重合突起26A)の下面とドアミラーバイザー14の下面が面一とされており、これにより、ドアミラーバイザー14とケース20との接合部分は、下面において段差が殆ど無い状態とすることができ、ドアミラーバイザー14の下面とスタンド24との間を流れる風の圧力変動を小さくすることができる。
【0020】
ドアミラーバイザー14は、バイザーカバー14Aとバイザーリム14Bとが、それぞれバイザーボス(図示省略)を介して、従来の技術と同様に、ケース20へ自重が支持され(第1の固定部)、ケース20はスタンド24、下記ドアミラーステー28を介して車体へ支持されている。
【0021】
また、バイザーカバー14Aとバイザーリム14Bとが嵌合されることで一対の重合突起26A間において重合部26は被重合部18を挟持しており、これにより、ケース20にドアミラーバイザー14が固定されている(第2の固定部)。このため、被重合部18(ドアミラーバイザー14の下部)が重合部26(ケース20の下部)に対し図1の上下方向へ相対移動することが防止されて、ドアミラーバイザー14の下部(開口部16)とケース20の下部との間に隙間が生じることが防止されている。さらに、ケース20の重合部26(ドアミラーバイザー14のケース20に対する挟持固定位置)は後述するドアミラーステー28の上部に対し接近した位置に設けられており(図1の寸法Lは図6の寸法Gよりも小さい)、これにより、ドアミラーバイザー14の下部とドアミラーステー28の上部との間の隙間(図1及び図2の隙間L)の設定値が小さく設定されている。
【0022】
車両のドア(図示省略)にはドアミラーステー28が設けられており、ドアミラーステー28には上述のスタンド24が固定されている。これにより、ドアミラーステー28の上側に上述の回転軸22を介してケース20が支持されて、ドアミラーステー28の上側にドアミラーバイザー14が取り付けられている。
【0023】
このような車両用ドアミラー装置10では、上述のモータ(図示省略)が駆動されることにより、ドアミラーバイザー14に固定されたケース20が回転軸22を中心として回動することで、ケース20と共にドアミラーバイザー14が回転軸22回りに回動してドアミラーバイザー14が使用状態から格納状態まで回動される構成である。
【0024】
次に、本実施の形態の作用を説明する。
【0025】
以上の構成の車両用ドアミラー装置10では、車両のドアに設けられたドアミラーステー28にはケース20が支持されており、このケース20がドアミラーバイザー14の開口部16内に収納されることにより、ドアミラーステー28の上側にドアミラーバイザー14が取り付けられている。
【0026】
ここで、ケース20に設けられた重合部26(重合突起26A)とドアミラーバイザー14の開口部16(下部)に設けられた被重合部18とが上下に重ね合わされており、これにより、ドアミラーバイザー14の開口部16とケース20の下部外周との間の隙間が閉塞されている。このため、車両走行中にドアミラーバイザー14の開口部16とケース20の下部との間の隙間から風が侵入してドアミラーバイザー14内を風が通過することによる風切音の発生を防止することができる。
【0027】
さらに、ドアミラーバイザー14は車両前方側のバイザーカバー14Aと車両後方側のバイザーリム14Bとに分割された構成とされており、バイザーカバー14Aとバイザーリム14Bとが嵌合されることで、一対の重合突起26A間において重合部26が被重合部18を挟持している。このため、被重合部18が重合部26に対し重合部26から被重合部18へ向う方向(上下方向)へ相対移動してドアミラーバイザー14の開口部16とケース20との間に隙間が生じることを防止でき、これにより、車両走行中にドアミラーバイザー14内を風が通過することによる風切音の発生を一層防止することができる。
【0028】
またここで、重合部26(一対の重合突起26A)が被重合部18を挟持することで、ケース20にドアミラーバイザー14が固定されている。図1に示されるドアミラーバイザー14のケース20への固定部分はドアミラーバイザー14の自重をケース20へ支持させる役目は有しておらず、ドアミラーバイザー14の自重は従来と同様にドアミラーバイザー14のバイザーボス(図示省略)を介してケース20へ支持されている。しかし、この自重支持部から遠く離れた開口部16でもドアミラーバイザー14がケース20へ支持されているので、開口部16付近におけるドアミラーバイザー14の位置決めが確実になる。ドアミラーバイザー14がケース20に挟持固定される位置(ケース20の重合部26の位置)はドアミラーステー28の上部に比較的近い位置にあるため、隙間Lの大きさのバラツキが小さくなり、したがって、この隙間Lの大きさ(設定値)を狭く設定することができる。
【0029】
このため、本実施の形態に係る車両用ドアミラー装置10では、ドアミラーバイザー14のケース20に対する位置決め用の挟持固定位置をドアミラーステー28の上部に接近させて設けることで、ドアミラーステー28の上部とドアミラーバイザー14の下部(開口部16)との隙間Lの大きさを小さく設定している。これにより、この隙間Lの大きさが小さくなり、この隙間Lに侵入する風を少なくして風切音の発生を抑制あるいは防止することができる。
【0030】
なお、本実施の形態では、ケース20の重合部26として、上下に一対の重合突起26Aを設けた構成としたが、ケースの重合部に重合突起を1つのみ設けて支持部の重合部とドアミラーバイザーの被重合部とを上下に重ね合わした構成としてもよい。
【0031】
また、本実施の形態では、ケース20の重合部26に互いに対向する一対の重合突起26Aを設け、バイザーカバー14Aとバイザーリム14Bとが嵌合されることで、重合部26(一対の重合突起26A)がドアミラーバイザー14の被重合部18を挟持する構成としたが、逆にドアミラーバイザーの被重合部に互いに対向する一対の被重合突起を設け、バイザーカバーとバイザーリムとが嵌合されることで、被重合部(一対の被重合突起)がケース(支持部)の重合部を挟持する構成としてもよく、このような構成でも上記と同様の効果を得ることができる。
【0032】
[第2の実施の形態]
図4には、本発明の第2の実施の形態に係る車両用ドアミラー装置210が水平断面図にて示されている。また、図5(A)には、図4の5−5線断面図が示されており、図5(B)には、図5(A)の主要部の詳細な断面図が示されている。本実施の形態においては、前記第1の実施の形態の部品と同様の部品には、頭に「2」を付した番号(200番台)が付与されており、同様の作用効果を生ずるので説明を省略する。
【0033】
図5において、スタンド224をドアミラーステー228へ固定するボルト270は1個のみが示されているが、紙面直角方向に他の固定ボルトが存在する。また、スタンド224からは固定軸222が一体的に立設され、この固定軸222へ、ケース220が回転可能に、また固定歯車272は固着されている。ケース220へ一対のプレート274、275が固着されており、これらのプレート274、275へファスナー277、278を介してバイザーリム214B及びバイザーカバー214Aが支持されている。ケース220内のモータによって減速駆動される小歯車280が固定歯車272とかみ合って公転することにより、ドアミラーバイザー214が固定軸222回りに使用位置から格納位置まで回動する。なお、固定軸222は中空とされており、車両から導かれる電線283が、ドアミラーバイザー214内へと導かれて、モータ等への給電用とされる。
【0034】
この実施の形態においても、開口部216には薄肉の被重合部218が設けられて、ケース220の重合部226Aと重ね合わされて、ドアミラーバイザー214の位置決めがなされている。
【0035】
したがって、ドアミラーステー228とドアミラーバイザー214との固定軸222に沿った方向の隙間Lは極めて小さな値とすることができ、また開口部216とケース220との間の隙間はなくし、かつ開口部216の周縁を薄肉にしたので、ドアミラーバイザー214とケース220との下面の段差をなくすことができるのも前記第1の実施の形態と同様である。
【0036】
【発明の効果】
請求項1に記載の車両用ドアミラー装置によれば、支持部の重合部とドアミラーバイザーの被重合部とが上下に重ね合わされてドアミラーバイザーの開口部と支持部の下部との間の隙間が閉塞されているため、車両走行中にドアミラーバイザー内を風が通過することによる風切音の発生を防止することができる。
【0037】
また、重合部及び被重合部の何れか一方が何れか他方を挟持しているため、ドアミラーバイザーの開口部と支持部の下部との間に上下方向の隙間が生じることを防止でき、これにより、車両走行中にドアミラーバイザー内を風が通過することによる風切音の発生を一層防止することができる。
【0038】
請求項に記載の車両用ドアミラー装置によれば、ドアミラーバイザーの支持部に対する挟持固定位置をドアミラーステーの上部に接近させて設けているため、ドアミラーバイザーの開口部とドアミラーステーの上部との間の隙間に侵入する風を少なくして風切音の発生を抑制あるいは防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る車両用ドアミラー装置の主要部の断面図(図2の1−1線に沿った断面図)である。
【図2】第1の実施の形態に係る車両用ドアミラー装置の車両前方側からの斜視図である。
【図3】第1の実施の形態に係る車両用ドアミラー装置の車両後方側からの斜視図である。
【図4】第2の実施の形態に係る車両用ドアミラー装置の水平断面図である。
【図5】(A)は、図4の5−5線断面図であり、(B)は、(A)の主要部の詳細な断面図である。
【図6】従来の車両用ドアミラー装置の主要部の断面図である。
【図7】従来の車両用ドアミラー装置のバイザーカバー及びケース等の車両後方側からの斜視図である。
【符号の説明】
10 車両用ドアミラー装置
12 ミラー
14 ドアミラーバイザー
14A バイザーカバー
14B バイザーリム
16 開口部
18 被重合部
20 ケース(支持部)
26 重合部
28 ドアミラーステー
210 車両用ドアミラー装置
212 ミラー
214 ドアミラーバイザー
214A バイザーカバー
214B バイザーリム
216 開口部
218 被重合部
220 ケース(支持部)
226A 重合部
228 ドアミラーステー

Claims (2)

  1. 車両のドアに設けられたドアミラーステーと、前記ドアミラーステーの上側に設けられ前記ドアミラーステーに支持された支持部と、前記ドアミラーステー側に開口する開口部が形成され車両後方視認用のミラーを保持するドアミラーバイザーと、を備え、前記支持部の一部を前記開口部内に収納することで前記ドアミラーステーの上側に前記ドアミラーバイザーを取り付けた車両用ドアミラー装置において、
    前記支持部に重合部を設けると共に前記重合部に対応して前記開口部に被重合部を設け、前記重合部と前記被重合部とを上下に重ね合せることで前記支持部と前記開口部との間の隙間を閉塞し
    かつ、前記ドアミラーバイザーを、車両前方側のバイザーカバーと車両後方側のバイザーリムとに分割して構成すると共に、
    前記バイザーカバーと前記バイザーリムとを嵌合し前記重合部及び被重合部の何れか一方によって何れか他方を挟持することで前記支持部に前記ドアミラーバイザーを固定した、
    ことを特徴とする車両用ドアミラー装置。
  2. 前記ドアミラーバイザーの前記支持部に対する挟持固定位置を、前記ドアミラーステーの上部に接近させて設けた、ことを特徴とする請求項1記載の車両用ドアミラー装置。
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