JP5052383B2 - アウターミラー - Google Patents

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Description

本発明は、自動車のサイドドア付近に付設されるアウターミラーに関する。
従来のアウターミラーは、自動車の車体の側面に設けられたミラーベースと、このミラーベースに立設されたシャフトと、このシャフトに回動可能に取り付けられ、車体の後方を映すミラーが設けられたミラーハウジングと、を主要部として構成されている。
このようなアウターミラーでは、ミラーベースに対してミラーハウジングを回動可能とするため、ミラーベースの上端面とミラーハウジングの下端面とが若干の隙間を空けて対向している。そのため、自動車の走行時には、ミラーベースとミラーハウジングとの間の隙間に進入した走行風によって風切り音が発生してしまう。
そこで、従来のアウターミラーでは、ミラーベースの上端面やミラーハウジングの下端面に形成した複数の窪みによって、走行風の気流を乱すことで、風切り音を低減させているものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−78695号公報
ミラーハウジングの下端面には、シャフトが挿通される開口部が形成されており、ミラーハウジングをシャフトに対して回動可能とするために、ミラーハウジングの開口部の内周面と、この開口部に挿通されたシャフトの外周面との間には、全周に亘って隙間が形成されている。
そして、ミラーベースとミラーハウジングとの間の隙間に進入した走行風がシャフトの外周面に前方から当たって反射すると、その圧力変動が開口部の内周面に当たって風切り音が発生する可能性がある。
前記したように、ミラーベースの上端面やミラーハウジングの下端面に複数の窪みを形成した従来の構成では、シャフトの外周面に走行風が当たって発生した圧力変動が、ミラーハウジングの開口部に当たって発生する風切り音を低減することができなかった。
そこで、本発明では、前記した問題を解決し、ミラーベースとミラーハウジングとの間の隙間に露出したシャフトに走行風が当たることで発生した圧力変動が、ミラーハウジングの開口部に当たって発生する風切り音を低減することができるアウターミラーを提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、自動車の車体の側面に設けられたミラーベースと、前記ミラーベースに立設されたシャフトと、前記シャフトに回動自在に取り付けられ、前記車体の後方を映すミラーが設けられたミラーハウジングと、を備えたアウターミラーであって、前記ミラーベースの上端面と前記ミラーハウジングの下端面との間には隙間が形成されており、前記ミラーハウジングの下端面には、前記シャフトが挿通される開口部が形成され、前記開口部の内周面には、前記シャフトの外周面において前記車体の前方側に面した領域に対向する位置に、半円状の凹部及び凸部を連続させた波形の凹凸部が形成されていることを特徴としている。
この構成では、ミラーベースとミラーハウジングとの間の隙間に進入した走行風がシャフトの外周面に当たることで発生した圧力変動が、ミラーハウジングの開口部の凹凸部に当たったときに、凹部で発生する圧力変動と、凸部で発生する圧力変動とでは位相差が生じるとともに、反射方向が分散されるため、圧力変動が打ち消し合わされることになる。したがって、ミラーベースとミラーハウジングとの間の隙間に露出したシャフトに走行風が当たって発生した圧力変動が、ミラーハウジングの開口部に当たることで発生する風切り音を低減することができる。
前記したアウターミラーにおいて、前記開口部の内周面に、上段部及び下段部を形成し、前記開口部の径方向の外側に配置された前記上段部又は前記下段部に、前記凹凸部を形成してもよい。
本発明のアウターミラーによれば、ミラーベースとミラーハウジングとの間の隙間に露出したシャフトに走行風が当たって発生した圧力変動が、ミラーハウジングの開口部に当たることで発生する風切り音を低減することができる。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
なお、以下の説明において、方向を示す「前後」「左右」、「上下」などの文言は、いずれも車体を基準としたものとする。
図1に示すアウターミラー1は、自動車の車体のフロントサイドドアに付設される所謂ドアミラーであり、車体の側面に設けられたミラーベース10と、このミラーベース10に立設されたシャフト30(図2参照)と、このミラーベース10の上方に取り付けられ、車体の後方を映すミラー40が設けられたミラーハウジング20と、を備えている。
なお、本実施形態のアウターミラー1のミラーベース10、ミラーハウジング20、シャフト30及び駆動ユニット(図示せず)は、各種公知の構成を用いているため、その詳細な説明については省略する。
シャフト30は、図5に示すように、軸方向が垂直方向に配置された円筒状の樹脂部材又は金属部材であり、下部のベース部31と、このベース部31から上方に延びている支持部32とが形成され、ベース部31は支持部32よりも拡径されている。また、ベース部31の下端縁には全周に亘ってフランジ部33が水平方向に突出している
このシャフト30は、図2に示すように、ベース部31のフランジ部33がミラーベース10の上端面11に固着され、ベース部31の上部及び支持部32は、ミラーハウジング20の下端面21に形成された開口部22を通過して、ミラーハウジング20の内部空間に突出している。
ミラーハウジング20は、中空な箱状の樹脂部材であり、図2に示すように、シャフト30に駆動ユニット(図示せず)を介して水平回動可能に取り付けられている。また、ミラーハウジング20をミラーベース10に対して回動可能とするため、ミラーベース10の上端面11と、ミラーハウジング20の下端面21とが若干の隙間S1を空けて対向している。
また、ミラーハウジング20をシャフト30に対して回動可能とするために、ミラーハウジング20の開口部22の内周面と、この開口部22に挿通されたシャフト30のベース部31の外周面との間には、全周に亘って隙間S2が形成されている(図3参照)。
図4に示すように、開口部22の内周面(開口縁)において、車体の前方側に対応する略半周の領域には、半円状の凹凸を連続させた波形の凹凸部23が形成されている。この凹凸部23は、シャフト30の外周面において、車体の前方側に面した領域に対向する位置に形成されている(図3参照)。
以上のように構成されたアウターミラー1では、次のような作用効果を奏する。
図2に示すミラーベース10とミラーハウジング20との間の隙間S1に進入した走行風が、シャフト30の外周面に当たることで発生した圧力変動がミラーハウジング20の開口部22の凹凸部23に当たったときに、凹部で発生する圧力変動と凸部で発生する圧力変動とでは位相差が生じるとともに、反射方向が分散されるため、圧力変動が打ち消し合わされることになる。
したがって、ミラーベース10とミラーハウジング20との間の隙間S1に露出したシャフト30に走行風が当たることで発生した圧力変動が、ミラーハウジング20の開口部22に当たって発生する風切り音を低減することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に設計変更が可能である。
記実施形態では、ミラーハウジング20の開口部22の内周面の上縁部から下縁部に亘って凹凸の溝を形成することで凹凸部23が形成されているが、図6に示すように、内周面に水平方向の段差を形成し、上段部22a又は下段部22bの何れかに凹凸部23を形成してもよい。図6に示すように、下端部22bよりも外側に配置された上段部22aに凹凸部23を形成した場合には、射出成形したミラーハウジング20を金型から抜き取るために、開口部22を金型に対して軸方向に移動させたときに、凹凸部23が開口部22内に突出しないため、凹凸部23を金型からスムーズに外すことができる。なお、下段部22bが上段部22aよりも外側に配置されている場合には、下段部22bに凹凸部23を形成することが望ましい。
本実施形態のアウターミラーを示した正面図である。 本実施形態のアウターミラーを示した側断面図である。 本実施形態のアウターミラーにおいて、ミラーハウジングの下端面を上から見た図である。 本実施形態のミラーハウジングの下端面を車体側から見た斜視図である。 本実施形態のシャフトを示した斜視図である。 他の実施形態におけるミラーハウジングの開口部の内周面を示した斜視図である。
符号の説明
1 アウターミラー
10 ミラーベース
11 上端面
20 ミラーハウジング
21 下端面
22 開口部
23 凹凸部
30 シャフト
31 ベース部
32 支持部
33 フランジ部
40 ミラー
S1 隙間
S2 隙間

Claims (2)

  1. 自動車の車体の側面に設けられたミラーベースと、
    前記ミラーベースに立設されたシャフトと、
    前記シャフトに回動自在に取り付けられ、前記車体の後方を映すミラーが設けられたミラーハウジングと、を備えたアウターミラーであって、
    前記ミラーベースの上端面と前記ミラーハウジングの下端面との間には隙間が形成されており、
    前記ミラーハウジングの下端面には、前記シャフトが挿通される開口部が形成され、
    前記開口部の内周面には、前記シャフトの外周面において前記車体の前方側に面した領域に対向する位置に、半円状の凹部及び凸部を連続させた波形の凹凸部が形成されていることを特徴とするアウターミラー。
  2. 前記開口部の内周面に、上段部及び下段部を形成し、
    前記開口部の径方向の外側に配置された前記上段部又は前記下段部に、前記凹凸部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のアウターミラー。
JP2008087172A 2008-03-28 2008-03-28 アウターミラー Active JP5052383B2 (ja)

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