JP5383100B2 - モータ駆動回路 - Google Patents

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    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/06Arrangements for speed regulation of a single motor wherein the motor speed is measured and compared with a given physical value so as to adjust the motor speed

Description

本発明は、モータ駆動回路に関する。
ノート型パーソナルコンピュータ等の電子機器では、例えばプロセッサ等の発熱部品を冷却するためにファンモータが用いられる。ファンモータを駆動する際には、ファンモータにおける騒音を低減させるため、モータコイルの駆動電圧を緩やかに変化させるモータ駆動回路が用いられることがある(例えば、特開2004−166379号公報参照)。
図4は、単相のファンモータを駆動するモータ駆動回路の構成の一例を示す図である。モータ駆動回路100は、モータにおけるロータの回転位置を示し、ホール素子210から出力される互いに逆相のホール信号VH1,VH2に応じて、モータコイルLを駆動する駆動電圧VOUT1,VOUT2を制御する。駆動電圧VOUT1,VOUT2は、モータコイルLが接続される端子OUT1,OUT2の夫々に印加される電圧である。電源回路(REG)200は、所定の電圧を生成してホール素子210に供給する。ホール素子210は、ファンモータの回転速度に応じた周波数で、所定レベルの正弦波のホール信号VH1,VH2を出力する。ホール信号VH1は、オペアンプ220の反転入力端子(以下、−入力端子)に接続された抵抗230に入力され、ホール信号VH2は、オペアンプ220の非反転入力端子(以下、+入力端子)に入力される。モータコイルLを直接駆動するNMOSトランジスタ250及びPMOSトランジスタ260のゲート電圧は、オペアンプ220の出力に応じて変化する。なお、インバータ240は、NMOSトランジスタ250及びPMOSトランジスタ260を駆動するためのバッファである。NMOSトランジスタ250及びPMOSトランジスタ260のドレイン電圧は、端子OUT1に印加される駆動電圧VOUT1となる。駆動電圧VOUT1は、抵抗270を介してオペアンプ220の−入力端子に帰還される。したがって、図5に示すように、駆動電圧VOUT1は、ホール信号VH1,VH2の差を、抵抗230及び抵抗270の比に応じた利得で増幅した電圧となる。ここで、抵抗230,270で定まる利得は十分大きく設定されているため、駆動電圧VOUT1の最大値は、電源電圧VDDで飽和することとなる。また、端子OUT2に印加される駆動電圧VOUT2は、ホール信号VH1,VH2に応じて駆動電圧VOUT1と逆相となるように制御される。
このように、モータ駆動回路100は、ホール信号VH1,VH2に応じて駆動電圧VOUT1,VOUT2を緩やかに変化させるため、ファンモータの騒音を低減することが可能である。
特開2004−166379号公報
モータ駆動回路100において、ファンモータの回転速度を制御するためには、電源電圧VDDのレベルを変化させる必要がある。詳述すると、電源電圧VDDを低下させると、駆動電圧VOUT1の最大電圧は低くなるため、ファンモータの回転速度は低下する。一方、電源電圧VDDを上昇させると、駆動電圧VOUT1の最大電圧は高くなるため、ファンモータの回転速度は上昇する。ファンモータの回転速度を低下させるべく電源電圧VDDを低くすると、抵抗230,270で定まる利得は一定であるため、駆動電圧VOUT1において、立ち上がり及び立下り時間の占める割合が低下する。したがって、電源電圧VDDが低い場合、駆動電圧VOUT1は方形波に近くなり、ファンモータを駆動する際の騒音が増大することとなる。一方、ファンモータの回転速度を上昇させるべく電源電圧VDDを高くすると、駆動電圧VOUT1において、立ち上がり及び立下り時間の占める割合が増加する。駆動電圧VOUT1が、例えば、電源電圧VDDの中間電圧VDD/2のレベルにある場合、NMOSトランジスタ250及びPMOSトランジスタ260がともにオンする。つまり、駆動電圧VOUT1において、立ち上がり及び立下り時間の占める割合が増加すると、NMOSトランジスタ250及びPMOSトランジスタ260がともにオンする時間が長くなり、モータ駆動回路100の消費電流が増加することとなる。このように、電源電圧VDDを変化に応じて、駆動電圧VOUT1における立ち上がり及び立下り時間の占める割合が変化すると、騒音の増加や消費電流の増加といった問題が生じることとなる。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、電源電圧のレベルが変化した場合に、モータコイルを駆動する駆動電圧における立ち上がり及び立下り時間の占める割合の変化を抑制可能なモータ駆動回路を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のモータ駆動回路は、モータにおけるロータの回転位置を示す信号であって、前記モータの回転速度に応じた周波数を有するとともに互いに逆相の第1及び第2位置検出信号の差を、電源電圧の低下に応じて小さくなる利得で増幅して第1増幅信号を出力する第1増幅回路と、前記第1位置検出信号と前記第2位置検出信号との差を前記利得で増幅して、前記第1増幅信号の逆相となる第2増幅信号を出力する第2増幅回路と、前記第1増幅信号と前記第2増幅信号との差を、前記電源電圧で飽和するよう所定の利得で増幅して、前記モータを駆動するための駆動電圧を出力する駆動回路と、を備え、前記第1増幅回路は、前記第1位置検出信号と前記第2位置検出信号との差に応じて、第1電流を生成する第1電流生成回路と、前記第1電流の電流値に応じて変化し、前記電源電圧の低下に応じて減少する第1出力電流を生成する第1出力電流生成回路と、前記第1出力電流を、電圧信号である前記第1増幅信号に電流電圧変換する第1変換回路と、を含み、前記第2増幅回路は、前記第1位置検出信号と前記第2位置検出信号との差に応じて、前記第1電流の逆相となる第2電流を生成する第2電流生成回路と、前記第2電流の電流値に応じて変化するとともに前記電源電圧の低下に応じて減少し、前記第1出力電流と逆相となる第2出力電流を生成する第2出力電流生成回路と、前記第2出力電流を、電圧信号である前記第2増幅信号に電流電圧変換する第2変換回路と、を含み、前記第1出力電流生成回路は、制御電極に前記電源電圧に応じた電圧が印加される第1トランジスタと、制御電極に前記電源電圧より低い所定の電圧が印加される第2トランジスタと、前記第1トランジスタと前記第2トランジスタとに流れる電流の和となり、前記第1電流の電流値に応じて変化する第1バイアス電流を生成する第1バイアス電流生成回路と、前記第1トランジスタ及び前記第2トランジスタの夫々に流れる電流のうち、前記電源電圧の低下に応じて減少する電流に基づいて前記第1出力電流を生成する第1生成回路と、を含み、前記第2出力電流生成回路は、制御電極に前記電源電圧に応じた電圧が印加される第3トランジスタと、制御電極に前記電源電圧より低い所定の電圧が印加される第4トランジスタと、前記第3トランジスタと前記第4トランジスタとに流れる電流の和となり、前記第2電流の電流値に応じて変化する第2バイアス電流を生成する第2バイアス電流生成回路と、前記第3トランジスタ及び前記第4トランジスタの夫々に流れる電流のうち、前記電源電圧の低下に応じて減少する電流に基づいて前記第2出力電流を生成する第2生成回路と、を含むこととする。
電源電圧のレベルが変化した場合に、モータコイルを駆動する駆動電圧における立ち上がり及び立下り時間の占める割合の変化を抑制可能なモータ駆動回路を提供することができる。
本明細書および添付図面の記載の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
図1は、本発明の一実施形態であるモータ駆動回路10の構成を示す図である。モータ駆動回路10は、例えば、ノート型パーソナルコンピュータ等の電子機器において、プロセッサ等の発熱部品を冷却するためのファンモータに組み込まれており、冷却用のファンを回転させるためのモータを駆動するために用いられる。
本実施形態のモータ駆動回路10は、単相のファンモータを電源電圧VDDのレベルに応じた回転速度となるよう駆動する回路であり、増幅回路22,23、オペアンプ24A,24B、抵抗25A,25B,26A,26B、インバータ27A,27B、NMOSトランジスタ28A,28B、PMOSトランジスタ29A,29Bを含んで構成される。本実施形態においては、モータ駆動回路10は集積化されており、端子OUT1,OUT2間に、モータコイルLが接続され、端子H1,H2間に、モータにおけるロータの回転位置に応じたホール信号VH1(第1位置検出信号),VH2(第2位置検出信号)を出力するホール素子21が接続されている。なお、ホール素子21は、電源回路(REG)20が生成する所定の電圧が供給されることにより、周波数がファンモータの回転速度に応じて変化し、互いに逆相となるホール信号VH1,VH2を出力する。また、本実施形態のホール信号VH1,VH2は、振幅が所定の電圧レベルである正弦波の信号である。
増幅回路22(第1増幅回路)は、ホール信号VH1,VH2の差を、電源電圧VDDのレベルに応じた利得で増幅し、出力電圧V1(第1増幅信号)を出力する回路である。本実施形態における増幅回路22の利得は、電源電圧VDDが低下すると低くなる。
増幅回路23(第2増幅回路)は、ホール信号VH1,VH2の差を、電源電圧VDDのレベルに応じた利得で増幅し、出力電圧V1と逆相となる出力電圧V2(第2増幅信号)を出力する回路である。本実施形態では、増幅回路23の利得も増幅回路22の利得と同様に、電源電圧VDDの低下に応じて低くなる。
オペアンプ24Aは、+入力端子に出力電圧V2が印加され、−入力端子に抵抗25Aを介して出力電圧V1が印加される。オペアンプ24Aの出力と端子OUT1との間には、インバータ27Aと、NMOSトランジスタ28A及びPMOSトランジスタ29Aからなるインバータとが接続されている。したがって、駆動電圧VOUT1は、オペアンプ24Aの出力と同じ極性で変化する。また、端子OUT1に印加される駆動電圧VOUT1は、抵抗26Aを介してオペアンプ24Aの−入力端子に帰還されている。このため、駆動電圧VOUT1は、オペアンプ24A、インバータ27A,及びNMOSトランジスタ28AとPMOSトランジスタ29Aとからなるインバータにより負帰還制御される。したがって、本実施形態では、駆動電圧VOUT1は、出力電圧V1,V2の差を、抵抗25A,26Aで定まる利得で増幅した電圧となる。
インバータ27Aは、オペアンプ24Aの出力に応じて、NMOSトランジスタ28A及びPMOSトランジスタ29Aを駆動するバッファである。
NMOSトランジスタ28A及びPMOSトランジスタ29Aは、モータコイルLを直接駆動するトランジスタである。NMOSトランジスタ28Aのソース電極はグランドGNDに接続され、PMOSトランジスタ29Aのソース電極は電源電圧VDDに接続されている。したがって、駆動電圧VOUT1は、グランドGNDから電源電圧VDDの範囲で制御されることとなる。なお、本実施形態では、駆動電圧VOUT1が高くなると電源電圧VDDで飽和し、低くなるとグランドGNDで飽和するよう、抵抗25A,26Aで定まる利得を十分大きく設定していることとする。
また、端子OUT2側に設けられたオペアンプ24B、抵抗25B,26B、インバータ27B、NMOSトランジスタ28B、PMOSトランジスタ29B、については、増幅回路22,23から出力される出力電圧V1,V2のオペアンプ24Bへの入力関係がオペアンプ24Aとは反対である以外、端子OUT1側と同様の構成となっている。したがって、本実施形態では、駆動電圧VOUT2は、出力電圧V1,V2の差を、抵抗25B,26Bとで定まる利得で増幅した電圧となる。なお、駆動電圧VOUT2は、出力電圧V1,V2のオペアンプ24Bへの入力関係がオペアンプ24Aとは反対であるため、駆動電圧VOUT1と逆相の電圧となる。また、本実施形態では、抵抗25A,26Aとで定まる利得と、抵抗25B,26Bとで定まる利得とを同じに設定している。なお、本実施形態における、オペアンプ24A、抵抗25A,26A、インバータ27A、NMOSトランジスタ28A、PMOSトランジスタ29Aと、オペアンプ24B、抵抗25B,26B、インバータ27B、NMOSトランジスタ28B、PMOSトランジスタ29Bとは夫々、本発明の駆動回路に相当する。
図2は、増幅回路22,23の一実施形態を示す図である。増幅回路22は、NPNトランジスタ50A〜53A、PNPトランジスタ54A〜57A、電流源60A,61A、抵抗70A〜73A、電圧源80A,81Aを含んで構成される。
PNPトランジスタ54A,55A、電流源60A,61A、抵抗70Aは、差動入力回路を構成することから、抵抗70Aには、ホール信号VH1,VH2の差と抵抗70Aの抵抗値とに応じた電流I1(第1電流)が流れることとなる。電流I1は、ダイオード接続されたNPNトランジスタ50Aに供給され、NPNトランジスタ50A及びNPNトランジスタ51Aはカレントミラー回路を構成することから、NPNトランジスタ51Aには、電流I1に応じた電流I2(第1バイアス電流)が流れることとなる。NPNトランジスタ52A,53Aは、NPNトランジスタ51Aに流れる電流I2をバイアス電流とする差動入力回路を構成する。
NPNトランジスタ52A(第1トランジスタ)のベース電極には、電源電圧VDDを抵抗71A,72Aで分圧した電圧が印加され、NPNトランジスタ53A(第2トランジスタ)のベース電極には、電圧源80Aからの所定のバイアス電圧が印加される。本実施形態において、NPNトランジスタ52Aのベース電極の電圧をVA、NPNトランジスタ53Aのベース電極の電圧をVBとすると、電圧VA及び電圧VBが等しい場合に、NPNトランジスタ52A,53Aの夫々には、電流I2の半分のI2/2が流れることとなる。そして、電圧VAが電圧VBより高い場合は、I2/2より大きい電流がNPNトランジスタ52Aに流れ、電圧VAが電圧VBより低い場合は、I2/2より小さい電流がNPNトランジスタ52Aに流れることとなる。したがって、本実施形態では、電源電圧VDDが低くなると、NPNトランジスタ52Aに流れる電流が減少する。NPNトランジスタ52Aに流れる電流は、ダイオード接続されたPNPトランジスタ56Aに流れる。また、PNPトランジスタ56A,57Aはカレントミラー回路を構成することから、PNPトランジスタ57Aには、電流I2と電源電圧VDDとに応じた電流I3(第1出力電流)が流れる。そして電流I3は、抵抗73A(第1変換回路)において電流電圧変換され、出力電圧V1となる。電流I3も、NPNトランジスタ52Aに流れる電流と同様に、電源電圧VDDの低下に応じて小さくなる。したがって、増幅回路22は、互いに逆相のホール信号VH1,VH2の差を電源電圧VDDの低下に応じて小さくなる電圧利得で増幅し、出力電圧V1を出力する。なお、本実施形態において、電圧源81Aは、出力電圧V1をオペアンプ24A,24Bに供給する際のバイアス電圧を定めるための電圧源である。
増幅回路23は、NPNトランジスタ50B〜53B、PNPトランジスタ54B〜57B、電流源60B,61B、抵抗70B〜73B、電圧源80B,81Bを含んで構成される。増幅回路23については、ホール信号VH1がPNPトランジスタ55Bのベース電極に入力され、ホール信号VH2がPNPトランジスタ54Bのベース電極に入力される以外は、増幅回路22と同様の構成となっている。すなわち、NPNトランジスタ50B〜53B、PNPトランジスタ54B〜57B、電流源60B,61B、抵抗70B〜73B、電圧源80B,81Bの夫々は、NPNトランジスタ50A〜53A、PNPトランジスタ54A〜57A、電流源60A,61A、抵抗70A〜73A、電圧源80A,81Aに対応する。また、本実施形態では、NPNトランジスタ50B〜53B、PNPトランジスタ54B〜57Bは、NPNトランジスタ50A〜53A、PNPトランジスタ54A〜57Aの夫々と同じサイズを有し、抵抗70B〜73Bは、抵抗70A〜73Aと同じ抵抗値を有する。さらに、電流源60B,61Bは、電流源60A,61Aと同じ電流値を有し、電圧源80B,81Bは、電圧源80A,81Aと同じ電圧値を有することとする。したがって、増幅回路23は、互いに逆相のホール信号VH1,VH2の差を電源電圧VDDに応じた電圧利得で増幅し、出力電圧V1と逆相で、振幅の等しい出力電圧V2を出力する。
なお、本実施形態におけるPNPトランジスタ54A,55A、電流源60A,61A、抵抗70Aは、本発明の第1電流生成回路に、NPNトランジスタ50A〜53A、PNPトランジスタ56A,57A、抵抗71A,72A、電源源80Aは、本発明の第1出力電流生成回路に、NPNトランジスタ50A,51Aは本発明の第1バイアス電流生成回路に、PNPトランジスタ56A,57Aは、本発明の第1生成回路に夫々相当する。また、本実施形態におけるPNPトランジスタ54B,55B、電流源60B,61B、抵抗70Bは、本発明の第2電流生成回路に、NPNトランジスタ50B〜53B、PNPトランジスタ56B,57B、抵抗71B,72B、電源源80Bは、本発明の第2出力電流生成回路に、抵抗73Bは、本発明の第2変換回路に、NPNトランジスタ50B,51Bは本発明の第2バイアス電流生成回路に、PNPトランジスタ56B,57Bは、本発明の第2生成回路に夫々相当する。また、NPNトランジスタ52Bは、本発明の第3トランジスタに,NPNトランジスタ53Bは、本発明の第4トランジスタに相当する。
ここで、図3を参照しつつ、ファンの回転速度を低下させるために電源電圧VDDを低下させた場合のモータ駆動回路10の動作について説明する。なお、図3の、ホール信号VH1,VH2、出力電圧V1,V2の夫々において、実線は電源電圧VDDが高い場合の波形で、点線は電源電圧VDDが低い場合の波形である。電源電圧VDDが低下すると、前述のように駆動電圧VOUT1,VOUT2は小さくなるため、ファンモータの回転速度は低下する。その結果、ホール素子21からは、電源電圧VDDが高い場合より長い周期のホール信号VH1,VH2が出力される。増幅回路22は、ホール信号VH1,VH2の差を電源電圧VDD電源電圧VDDが低下すると小さくなる利得で増幅するため、出力電圧V1の振幅は小さくなる。同様に、増幅回路23からの出力電圧V2の振幅も、電源電圧VDDの低下に応じて小さくなる。そして、駆動電圧VOUT1は、出力電圧V1,V2の差を抵抗25A,26Aの比に応じた所定の利得で増幅した電圧となるため、電源電圧VDDが低下すると、飽和する最大レベルが低下するとともに、立ち上がり及び立下りが緩やかになる。なお、駆動電圧VOUT2は、駆動電圧VOUT1と逆相になるため、駆動電圧VOUT2も電源電圧VDDが低下すると、飽和する最大レベルが低下するとともに、立ち上がり及び立下りが緩やかになる。
以上に説明した構成からなる本実施形態のモータ駆動回路10においては、増幅回路22,23が、ホール信号VH1,VH2の差を電源電圧VDDの低下に応じて小さくなる利得で増幅し、出力電圧V1,V2を出力する。モータコイルLを駆動する駆動電圧VOUT1は、出力電圧V1,V2の差を、電源電圧VDDで飽和するよう抵抗25A,26Aの比に基づく所定の利得で増幅した電圧となる。この結果、電源電圧VDDを低下させると、駆動電圧VOUT1における立ち上がり及び立下りが緩やかになる。また、本実施形態では、駆動電圧VOUT1が、例えば、電源電圧VDDの中間電圧VDD/2のレベルにある場合、NMOSトランジスタ28A及びPMOSトランジスタ29Aがともにオンする。したがって、電源電圧VDDが高くなると、NMOSトランジスタ28A及びPMOSトランジスタ29Aがともにオンした場合の消費電流は増加する。しかしながら、モータ駆動回路10において電源電圧VDDを上昇させると、前述とは逆に増幅回路22の利得が増加するため、駆動電圧VOUT1における立ち上がり及び立下りが急峻になる。したがって、NMOSトランジスタ28A及びPMOSトランジスタ29Aがともにオンする時間を短くでき、消費電流を抑制できる。このように本実施形態では、電源電圧VDDを変化させた場合において、駆動電圧VOUT1の立ち上がり及び立下り時間の占める割合の変化を抑制することが可能となる。したがって、本実施形態のモータ駆動回路10は、ファンモータの回転速度を変化すべく電源電圧VDDを変化させた場合に、騒音を減少させ、消費電流を抑制することが可能となる。
また、本実施形態の増幅回路22では、ホール信号VH1,VH2の差を電流I1に変換し、電流I1に応じた電流I3を電源電圧VDDの低下に応じて小さくしている。そして、電流I3を抵抗73Aにて電圧変換することにより、電圧利得を変化させている。このように、増幅回路22の電圧利得は、電源電圧VDDの低下に応じて小さくなる。一方、電源電圧VDDが上昇させた場合には、前述とは逆に、増幅回路22の電圧利得は大きくなる。したがって、本実施形態では、電源電圧VDDを変化させた場合において、駆動電圧VOUT1の立ち上がり及び立下り時間の占める割合の変化を抑制することが可能となる。
また、増幅回路22では、電源電圧VDDを抵抗71A,72Aで分圧した電圧と、所定電圧を生成する電圧源80Aの電圧とを、電流I2をバイアス電流とするNPNトランジスタ52A,53Aからなる差動回路で比較している。これにより、電源電圧VDDが変化すると、電流I2のうち、電源電圧VDDに応じた電流をNPNトランジスタ52Aに流すことが可能となる。このような構成にすることで、結果的に出力電圧V1の振幅を電源電圧VDDが低下した際に、小さくすることが可能となる。一方、電源電圧VDDが上昇した際には、出力電圧V1の振幅は大きくなる。したがって、本実施形態では、電源電圧VDDを変化させた場合において、駆動電圧VOUT1の立ち上がり及び立下り時間の占める割合の変化を抑制することが可能となる。
なお、上記実施例は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物も含まれる。
本発明の一実施形態であるモータ駆動回路10の構成を示す図である。 本発明の一実施形態である増幅回路22,23の構成を示す図である。 モータ駆動回路10の動作を説明するための図である。 一般的なモータ駆動回路100の構成を示す図である。 モータ駆動回路100の動作を説明するための図である。
符号の説明
10 モータ駆動回路
20 電源回路(REG)
21 ホール素子
22,23 増幅回路
24A,24B オペアンプ
25A,25B,26A,26B,70A〜73A,70B〜73B 抵抗
27A,27B インバータ
28A,28B NMOSトランジスタ
29A,29B PMOSトランジスタ
50A〜53A,50B〜53B NPNトランジスタ
54A〜57A,54B〜57B PNPトランジスタ
60A,61A,60B,61B 電流源
80A,81A,80B,81B 電圧源

Claims (1)

  1. モータにおけるロータの回転位置を示す信号であって、前記モータの回転速度に応じた周波数を有するとともに互いに逆相の第1及び第2位置検出信号の差を、電源電圧の低下に応じて小さくなる利得で増幅して第1増幅信号を出力する第1増幅回路と、
    前記第1位置検出信号と前記第2位置検出信号との差を前記利得で増幅して、前記第1増幅信号の逆相となる第2増幅信号を出力する第2増幅回路と、
    前記第1増幅信号と前記第2増幅信号との差を、前記電源電圧で飽和するよう所定の利得で増幅して、前記モータを駆動するための駆動電圧を出力する駆動回路と、を備え、
    前記第1増幅回路は、
    前記第1位置検出信号と前記第2位置検出信号との差に応じて、第1電流を生成する第1電流生成回路と、
    前記第1電流の電流値に応じて変化し、前記電源電圧の低下に応じて減少する第1出力電流を生成する第1出力電流生成回路と、
    前記第1出力電流を、電圧信号である前記第1増幅信号に電流電圧変換する第1変換回路と、
    を含み、
    前記第2増幅回路は、
    前記第1位置検出信号と前記第2位置検出信号との差に応じて、前記第1電流の逆相となる第2電流を生成する第2電流生成回路と、
    前記第2電流の電流値に応じて変化するとともに前記電源電圧の低下に応じて減少し、前記第1出力電流と逆相となる第2出力電流を生成する第2出力電流生成回路と、
    前記第2出力電流を、電圧信号である前記第2増幅信号に電流電圧変換する第2変換回路と、を含み、
    前記第1出力電流生成回路は、
    制御電極に前記電源電圧に応じた電圧が印加される第1トランジスタと、
    制御電極に前記電源電圧より低い所定の電圧が印加される第2トランジスタと、
    前記第1トランジスタと前記第2トランジスタとに流れる電流の和となり、前記第1電流の電流値に応じて変化する第1バイアス電流を生成する第1バイアス電流生成回路と、
    前記第1トランジスタ及び前記第2トランジスタの夫々に流れる電流のうち、前記電源電圧の低下に応じて減少する電流に基づいて前記第1出力電流を生成する第1生成回路と、
    を含み、
    前記第2出力電流生成回路は、
    制御電極に前記電源電圧に応じた電圧が印加される第3トランジスタと、
    制御電極に前記電源電圧より低い所定の電圧が印加される第4トランジスタと、
    前記第3トランジスタと前記第4トランジスタとに流れる電流の和となり、前記第2電流の電流値に応じて変化する第2バイアス電流を生成する第2バイアス電流生成回路と、
    前記第3トランジスタ及び前記第4トランジスタの夫々に流れる電流のうち、前記電源電圧の低下に応じて減少する電流に基づいて前記第2出力電流を生成する第2生成回路と、
    を含むことを特徴とするモータ駆動回路。
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