JP2005332364A - 定電流発生回路 - Google Patents

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伸広 泊
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Abstract

【課題】 定電流発生回路の回路構成を簡単にし、応答速度を高める。
【解決手段】 NMOS1aのゲートに基準電位Vrを与え、基準抵抗5の一端に接続されたノードN3の電位VnがNMOS1bのゲートに与えられる。基準抵抗4に直列接続されたPMOS4とカレントミラー回路を形成するPMOS8に直列に負荷回路9が接続される。ノードN3の電位Vnが基準電位Vrよりも高いとき、NMOS1aの電流が小さくなり、PMOS4のゲート電位が上昇し、流れる電流が減少し、ノードN3の電位Vnが低下する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、定電流発生回路に関し、特に半導体集積回路で形成された定電流発生回路に関する。
図1は従来の定電流発生回路を示す。この定電流発生回路は、演算増幅器20と、所定の電流を生成する定電流部と、負荷回路39に定電流を供給する出力部とを有する。
演算増幅器20は、差動入力段のnチャンネルMOSFET(以下、「NMOS」と言う)21a、21bを有し、演算増幅器20の非反転入力端子を構成するNMOS21aのゲートは、基準電位Vrを受けるように接続されている。NMOS21a及び21bのドレインは、それぞれpチャンネルMOSFET(以下、「PMOS」と言う)22a及び22bを介して電源Vddに接続されている。PMOS22a及び22bのゲートは、NMOS21aのドレインに接続されている。NMOS21a及び21bのソースは、ゲートにバイアス電位Vb1が与えられたNMOS23を介してグラウンドVssに接続されている。
NMOS21bのドレインは、出力段のPMOS24のゲートに接続され、PMOS24のソース及びドレインはそれぞれ電源Vdd及び出力端子を構成するノードN1に接続されている。ノードN1は、ゲートにバイアス電位Vb2が与えられたNMOS25を介してグラウンドVssに接続されている。ノードN1はまた、位相補償のための抵抗26及びキャパシタ27を介してNMOS21bのドレインに接続されている。
ノードN1はまた、定電流部を構成するPMOS31のゲートに接続され、このPMOS31のソースが電源Vddに接続されている。PMOS31のドレインは、ノードN2に接続されている。ノードN2は、基準抵抗32を介してグラウンドVssに接続されるとともに、ゲートが演算増幅器20の反転入力端子を構成するNMOS21bに接続されている。
ノードN1はまた、出力部のPMOS33のゲートに接続され、PMOS33と定電流部のPMOS31がカレントミラー回路を構成する。PMOS33のソースは、電源Vddに接続され、負荷回路39はPMOS33のドレインとグラウンドVssの間に接続されている。
図1に示される定電流発生回路において、基準電位Vrが、演算増幅器20の非反転入力端子を構成する、NMOS21aのゲートに与えられ、PMOS31の導通状態が、出力端子を構成するノードN1の電位によって制御され、PMOS31のドレインの電位、即ち、ノードN2の電位が、演算増幅器20の反転入力端子を構成するNMOS21bのゲートに負帰還される。
ノードN2の電位が基準電位Vrよりも高いときは、NMOS21bのソースドレイン間コンダクタンスがNMOS21aのソースドレイン間コンダクタンスよりも大きくなり、PMOS24のゲート電位が低下する。その結果、ノードN1の電位が上昇し、PMOS31を流れる電流が小さくなり、ノードN2の電位が低下する。
逆に、ノードN2の電位が基準電位Vrよりも低くなると、NMOS21bのソースドレイン間コンダクタンスが、NMOS21aのソースドレイン間コンダクタンスよりも小さくなり、PMOS24のゲート電位が上昇する。その結果、ノードN1の電位が低下し、PMOS31を流れる電流が増加し、ノードN2の電位が上昇する。
このような負帰還により、ノードN2の電位は常に基準電位Vrに等しくなるように制御される。基準抵抗32の抵抗値をRとすれば、基準抵抗32を流れる電流は、Vr/Rに保たれる。PMOS31とPMOS33で形成されるカレントミラー回路のミラー比をnで表すと、PMOS33を流れる電流はn×Vr/Rに保たれ、この定電流が負荷回路39に供給される。
特開2000−106407号公報
しかしながら、従来の定電流発生回路には以下の課題があった。
演算増幅器20の差動入力段の後段に、PMOS24及びNMOS25で形成された出力段があり、さらにPMOS31と基準抵抗32とで構成された定電流部が演算増幅器20の出力側に接続されているので、回路規模が大きく、電源にとっての負荷が大きくなる。
また、負荷が大きくなると、これに合せて位相補償用のキャパシタ27の容量を増加させ、位相補償用の抵抗26の抵抗値を小さくしなければならず、回路規模が更に増大する。
さらに、差動入力段の出力が、出力段及び定電流部を介してノードN2に伝達され、ノードN2の電位は演算増幅器20の反転入力端子に帰還されるので、帰還制御動作が遅く、基準電位の確立から、定電流の確立までの遅延時間が長い。
本発明の目的は、定電流発生回路の回路構成を簡単にし、応答速度を高めることにある。
本発明は、
第1の主電極)と、第2の主電極と、基準電位が与えられる制御電極とを有する第1の導電型の第1のトランジスタと、
第1の主電極と、第2の主電極と、内部ノードに接続された制御電極とを有する上記第1の導電型の第2のトランジスタと、
第1の電源ノードに接続された第1の主電極と、上記第1のトランジスタの上記第2の主電極に接続された第2の主電極と、上記第2のトランジスタの第2の主電極に接続された内部ノードに接続された制御電極とを有する第2の導電型の第3のトランジスタと、
上記第1の電源ノードに接続された第1の主電極と、上記第2のトランジスタの上記第2の主電極に接続された第2の主電極及び制御電極とを有する上記第2の導電型の第4のトランジスタと、
第2の電源ノードに接続された第1の主電極と、上記第1及び第2のトランジスタの上記第1の主電極に接続された第2の主電極及び制御電極とを有する上記第1の導電型の第5のトランジスタと、
上記第1の電源ノードに接続された第1の主電極と、上記内部ノードに接続された第2の主電極と、上記第1のトランジスタの上記第2の主電極に接続された制御電極とを有する上記第2の導電型の第6のトランジスタと、
上記内部ノードと上記第2の電源ノードとの間に接続された基準抵抗と、
上記第1の電源ノードに接続された第1の主電極と、負荷回路の一端との接続のための第2の主電極とを有する上記第2の導電型の第7のトランジスタと、
上記負荷回路の他端は、上記第2の電源ノードに接続され、
上記第7のトランジスタは、上記第6のトランジスタの上記制御電極に接続されて、上記第6及び第7のトランジスタでカレントミラー回路が構成されている
ことを特徴とする定電流発生回路を提供する。
第1乃至第7のトランジスタはMOSFETであっても良く、またバイポーラトランジスタであっても良い。
第1乃至第7のトランジスタがMOSFETで構成される場合、nチャンネルMOSFETを第1導電型のトランジスタとして用い、pチャンネルMOSFETを第2導電型のトランジスタとして用いることができる。この場合、MOSFETのソース及びドレインがトランジスタの第1及び第2の主電極として用いられ、MOSFETのゲートがトランジスタの制御電極として用いられる。
第1乃至第7のトランジスタがバイポーラトランジスタで構成される場合、NPNトランジスタを第1導電型のトランジスタとして用い、PNPトランジスタを第2導電型のトランジスタとして用いることができる。この場合、バイポーラトランジスタのエミッタ及びコレクタがトランジスタの第1及び第2の主電極として用いられ、バイポーラトランジスタのベースがトランジスタの制御電極として用いられる。
本発明によれば、回路構成を簡単にし、定電流発生回路の応答速度を高めることができる。
実施の形態1.
図2は、本発明の実施の形態1の定電流発生回路を示す。図示の定電流発生回路は、一対のNMOS1a及び1bを含む差動入力段を有する。NMOS1aのゲートは基準電位Vrを受けるように接続されている。NMOS1a及び1bのドレインは、それぞれPMOS2a及び2bのドレインに接続されている。PMOS2a及び2bのソースは電源ノードVddに接続されている。この電源ノードは第1の電源ノードとも呼ばれる。NMOS1a及び1bのソースは、ゲートにバイアス電位Vbが与えられたNMOS3のドレインに接続され、NMOS3のソースはグラウンドVssに接続されている。グラウンドVssは第2の電源ノードとも呼ばれる。
第1の電源ノードVddが供給する電位(同じ符号Vddで表される)は第2の電源ノードVssが供給する電位(同じ符号Vssで表される)よりも高い。PMOS2a及び2bのゲートはNMOS1bのドレインに接続されている。
NMOS1aのドレインは、出力段のPMOS4のゲートに接続され、PMOS4のソースは電源ノードVddに接続されている。PMOS4のドレインは、内部ノードN3に接続され、内部ノードN3が、基準抵抗5を介してグラウンドVssに接続される共に、位相補償のための抵抗6及びキャパシタ7の直列回路を介してNMOS1aのドレインに接続されている。
定電流発生回路はさらにPMOS8を含む。このPMOS8は出力段におけるPMOS4とともにカレントミラー回路を構成する。PMOS8のソースは電源ノードVddに接続され、PMOS8のゲートは、PMOS4のゲートと同様に、NMOS1aのドレインに接続されている。負荷回路9は、PMOS8のドレインとグラウンドVssの間に接続されている。
次に回路の動作につき説明する。
基準電位VrがNMOS1aのゲートに供給され、内部ノードN3の電位VnがNMOS1bのゲートに供給される。NMOS1aのドレインの電位により、出力段のPMOS4の導通状態が制御され、内部ノードN3の電位を常に基準電位Vrと等しくなるように制御される。
もしも、内部ノードN3の電位が基準電位Vrよりも高くなると、NMOS1bを流れる電流が大きくなり、NMOS1aに流れる電流が小さくなる。NMOS3が定電流源として働くからである。そして、NMOS1aのドレイン電位、従ってPMOS4のゲート電位が上昇する。この結果、PMOS4のソース−ドレイン間コンダクタンスが小さくなり、内部ノードN3の電位が低下する。
逆に、内部ノードN3の電位が基準電位Vrよりも低くなると、NMOS1bを流れる電流が小さくなり、NMOS1aに流れる電流が大きくなる。NMOS3が定電流源として働くからである。そして、NMOS1aのドレイン電位、従ってPMOS4のゲート電位が下降する。この結果、PMOS4のソース−ドレイン間コンダクタンスが大きくなり、内部ノードN3の電位が上昇する。
上記した負帰還により、内部ノードN3の電位Vnは常に基準電位Vrに等しくなるように制御される。基準抵抗5の抵抗値をRで表すと、PMOS4及び基準抵抗5を流れる電流I4は以下の式で表される一定値に保たれる。
I4 = Vr/R
ここで、Rは基準抵抗5の抵抗値を表す。また、PMOS4とPMOS8はカレントミラー回路を形成するので、PMOS8に流れる電流I8は、以下の式で与えられる一定値に保たれる。
I8 = n8×Vr/R
ここで、n8は、PMOS4及び8で形成されるカレントミラー回路のミラー比である。
この一定電流I8(n8×Vr/R)が負荷回路9に供給される。
以上のように、実施の形態1の定電流発生回路においては、差動入力段の電位差がPMOS4のゲートに供給され、PMOS4と基準抵抗の間のノードN3の電位が差動入力段に帰還される。
このように、実施の形態1では、回路構成が簡単になる。また、差動入力段の負荷が小さくなり、従って、位相遅延が小さくなる。その結果抵抗6の抵抗を大きくすることができ、
キャパシタ7の容量を小さくすることができる。従って、回路の規模を小さくすることができる。
更に、出力段の内部ノードN3における電位Vnを差動入力段に直接帰還しているので、応答速度が高くなる。
実施の形態2.
図3は、本発明の実施の形態2の定電流発生回路を示す。図3に示される定電流発生回路は、図2に示されるものと類似であるが、電源ノードの電位の極性が逆であり、図2のPMOSがNMOSに置きかえられ、図2のNMOSがPMOSに置きかえられている。
図3の定電流発生回路は、一対のPMOS11a及び11bを含む差動入力段を有する。PMOS1aのゲートは基準電位Vrを受けるように接続されている。PMOS11a及び11bのドレインは、NMOS12a及び12bのドレインに接続されている。NMOS12a及び12bのソースはグラウンドVssに接続されている。PMOS11a及び11bのソースは、ゲートにバイアス電位Vbが与えられたPMOS13のドレインに接続され、PMOS1のソースは電源ノードVddに接続されている。この実施の形態では、グラウンドVssが第1の電源ノードを構成し、電源ノードVddが第2の電源ノードを構成する。その理由は後の動作説明から明らかとなろう。この実施の形態の第1の電源ノード(Vss)は、第2の電源ノード(Vdd)よりも低い電位を供給する。
NMOS12a及び12bのゲートは、PMOS11bのドレインに接続されている。
PMOS11aのドレインは、出力段のNMOS14のゲートに接続され、NMOS14のソースはグラウンドVssに接続されている。NMOS14のドレインは、内部ノードN3に接続され、内部ノードN3が、基準抵抗15を介して電源ノードVddに接続される共に、位相補償のための抵抗16及びキャパシタ17の直列回路を介してPMOS11aのドレインに接続されている。
定電流発生回路はさらにNMOS18を含む。このNMOS18は出力段におけるNMOS14とともにカレントミラー回路を構成する。NMOS18のソースはグラウンドVssに接続され、NMOS18のゲートは、NMOS14のゲートと同様に、PMOS11aのドレインに接続されている。負荷回路19は、NMOS18のドレインと電源ノードVddの間に接続されている。
図3の回路の動作は、図2に関して説明したのと同様である。
しかし、基準抵抗15に流れる電流I14は、以下の式で与えられる。
I14 = (Vdd − Vr)/R
ここで、Rは基準抵抗15の抵抗である。
NMOS18及び付加回路19に流れる電流は以下の式で当たられる。
I18 = n18×(Vdd − Vr)/R
ここで、n18は、NMOS14及び18で構成されるカレントミラー回路のミラー比である。
実施の形態2の利点は、実施の形態1の利点と同様である。
実施の形態3.
図4は、本発明の実施の形態3の定電流発生回路を示す。 図4の回路は、図2の回路に類似であるが、MOS1a〜8の代わりにバイポーラトランジスタ101a〜108が用いられている。より詳しく言うと、NMOSの代わりにNPNトランジスタが、第1導電型のトランジスタとして用いられ、PMOSの代わりにNPNトランジスタが、第2導電型のトランジスタとして用いられている。MOSのソース、ドレイン及びゲートの代わりに、バイポーラトランジスタのエミッタ、コレクタ、及びベースが用いられている。図4の第1の電源ノードがVccの記号を付され、第2の電源ノードは同じ符号(Vss)の記号を付されている。
図4の回路の動作は図2の回路の動作と同様である。
実施の形態4.
図5は、本発明の実施の形態4の定電流発生回路を示す。図5の回路は、図3の回路と同様であるが、MOS11a〜18の代わりにバイポーラトランジスタ111a〜118が用いられている。より詳しく言うと、PMOSの代わりにPNPトランジスタが、第1導電型のトランジスタとして用いられ、NMOSの代わりにNPNトランジスタが、第2導電型のトランジスタとして用いられている。MOSのソース、ドレイン及びゲートの代わりに、バイポーラトランジスタのエミッタ、コレクタ、及びベースが用いられている。
図5の第2の電源ノードがVccの記号を付され、第1の電源ノードは同じ符号(Vss)の記号を付されている。
図5の回路の動作は図3の回路の動作と同様である。
実施の形態5.
図6は、本発明の実施の形態5の定電流発生回路を示す。図6に示される定電流発生回路は、図2の示される定電流発生回路と類似であり、図2と同じ部材には同じ符号が付されている。図6の定電流発生回路はさらに、PMOS208、NMOS209乃至214、及び負荷回路221乃至224を備えている。
PMOS208は、ゲートがPMOS4のゲートに接続され、ソースが電源ノードVddに接続されており、その結果、PMOS208とPMOS4とでカレントミラー回路が構成される。
NMOS209は、ドレイン及びゲートが、PMOS8のドレインに接続され、ソースがグラウンドに接続されている。NMOS209はPMOS8の負荷回路とみなすことができる。
NMOS211乃至213は、それらのソースがグラウンドに接続され、ゲートがNMOS209のゲートに接続されている。NMOS211乃至213の各々は、NMOS209とともにカレントミラー回路を構成する。負荷回路221乃至223は、それぞれNMOS211乃至213のドレインと電源ノードVddとの間に接続されている。それぞれの負荷回路221、222及び223を流れる電流I211、I212及びI213は、NMOS209を流れる電流I8にそれぞれのカレントミラー回路、即ち、NMOS211及び209で構成されるカレントミラー回路、NMOS212及び209で構成されるカレントミラー回路、NMOS213及び209で構成されるカレントミラー回路のミラー比(n211、n212及びn213)を掛けたものに等しくなるように制御することができる。NMOS209を流れる電流I8は、PMOS4を流れる電流I4にPMOS4及び8で構成されるミラー回路のミラー比n8を掛けたものに等しい。
従って、それぞれの電流I211、I212及びI213は、以下の式で与えられる。
I211 = n8×n211×I4 = n8×n211×Vr/R
I212 = n8×n212×I4 = n8×n212×Vr/R
I213 = n8×n213×I4 = n8×n213×Vr/R
NMOS210は、ドレイン及びゲートがPMOS208のドレインに接続され、ソースがグラウンドに接続されている。NMOS210は、PMOS208の負荷回路とみなすことができる。
NMOS 214は、ソースがグラウンドに接続され、ゲートがNMOS210のゲートに接続されている。NMOS214はNMOS210とともにカレントミラー回路を構成する。負荷回路224がNMOS214のドレインと電源ノードVddの間に接続されている。負荷回路224に流れる電流I214は、NMOS210を流れる電流にNMOS210及び214で構成されるカレントミラー回路のミラー比n214を掛けた値に等しくなるよう制御される。NMOS210を流れる電流I210は、PMOS4を流れる電流I4に、PMOS4及び208で構成されるカレントミラー回路のミラー比n208を掛けた値に等しい。従って、電流I214は、以下の式で与えられる。
I214 = n208×n214×I4 = n208×n214×Vr/R
図6に示される回路においては、複数の負荷回路221乃至224を流れる電流は、PMOS4を流れる電流I4にそれぞれのミラー比を掛けた値に等しくなるように制御され、従って、一定の値に維持される。そして、それぞれの負荷回路を流れる電流相互の関係乃至比は一定に保たれる。
図2の回路の代わりに、図3、図4又は図5の回路を用いることで、図6と類似の回路を構成することができる。
従来の定電流発生回路を示す回路図である。 本発明の実施の形態1の定電流発生回路を示す回路図である。 本発明の実施の形態2の定電流発生回路を示す回路図である。 本発明の実施の形態3の定電流発生回路を示す回路図である。 本発明の実施の形態4の定電流発生回路を示す回路図である。 本発明の実施の形態5の定電流発生回路を示す回路図である。
符号の説明
1a、1b、3、12a、12b、14、18、209、210、211、212、213、214 NMOS、
2a、2b、4、8、11a、11b、13、208 PMOS、
5、15、105、115 基準抵抗、
6、16、106、116 抵抗、
7、17、107、117 キャパシタ、
9、19、109、119、221、222、223、224 負荷回路、
101a、101b、103、112a、112b、114、118 NPNトランジスタ、
102a、102b、104、108、111a、111b、113 PNPトランジスタ。

Claims (8)

  1. 第1の主電極と、第2の主電極と、基準電位が与えられる制御電極とを有する第1の導電型の第1のトランジスタと、
    第1の主電極と、第2の主電極と、内部ノードに接続された制御電極とを有する上記第1の導電型の第2のトランジスタと、
    第1の電源ノードに接続された第1の主電極と、上記第1のトランジスタの上記第2の主電極に接続された第2の主電極と、上記第2のトランジスタの第2の主電極に接続された内部ノードに接続された制御電極とを有する第2の導電型の第3のトランジスタと、
    上記第1の電源ノードに接続された第1の主電極と、上記第2のトランジスタの上記第2の主電極に接続された第2の主電極及び制御電極とを有する上記第2の導電型の第4のトランジスタと、
    第2の電源ノードに接続された第1の主電極と、上記第1及び第2のトランジスタの上記第1の主電極に接続された第2の主電極及び制御電極とを有する上記第1の導電型の第5のトランジスタと、
    上記第1の電源ノードに接続された第1の主電極と、上記内部ノードに接続された第2の主電極と、上記第1のトランジスタの上記第2の主電極に接続された制御電極とを有する上記第2の導電型の第6のトランジスタと、
    上記内部ノードと上記第2の電源ノードとの間に接続された基準抵抗と、
    上記第1の電源ノードに接続された第1の主電極と、負荷回路の一端との接続のための第2の主電極とを有する上記第2の導電型の第7のトランジスタと、
    上記負荷回路の他端は、上記第2の電源ノードに接続され、
    上記第7のトランジスタは、上記第6のトランジスタの上記制御電極に接続されて、上記第6及び第7のトランジスタでカレントミラー回路が構成されている
    ことを特徴とする定電流発生回路。
  2. さらに、上記内部ノードと上記第1のトランジスタの上記第2の主電極の間に接続された、抵抗とキャパシタの直列回路を含む位相補償回路を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の定電流発生回路。
  3. 上記第1の導電型のトランジスタは、pチャンネルMOSFETであり、
    上記第2の導電型のトランジスタは、nチャンネルMOSFETであり、
    上記トランジスタの各々の上記第1の主電極はソースであり、
    上記トランジスタの各々の上記第2の主電極はドレインであり、
    上記トランジスタの各々の上記制御電極はゲートである
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の定電流発生回路。
  4. 上記第1の導電型のトランジスタは、nチャンネルMOSFETであり、
    上記第2の導電型のトランジスタは、pチャンネルMOSFETであり、
    上記トランジスタの各々の上記第1の主電極はソースであり、
    上記トランジスタの各々の上記第2の主電極はドレインであり、
    上記トランジスタの各々の上記制御電極はゲートである
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の定電流発生回路。
  5. 上記第1の導電型のトランジスタは、PNPトランジスタであり、
    上記第2の導電型のトランジスタは、NPNトランジスタであり、
    上記トランジスタの各々の上記第1の主電極はエミッタであり、
    上記トランジスタの各々の上記第2の主電極はコレクタであり、
    上記トランジスタの各々の上記制御電極はベースである
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の定電流発生回路。
  6. 上記第1の導電型のトランジスタは、NPNトランジスタであり、
    上記第2の導電型のトランジスタは、PNPトランジスタであり、
    上記トランジスタの各々の上記第1の主電極はエミッタであり、
    上記トランジスタの各々の上記第2の主電極はコレクタであり、
    上記トランジスタの各々の上記制御電極はベースである
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の定電流発生回路。
  7. 上記第1の電源ノードは、上記第2の電源ノードよりも高電位であることを特徴とする請求項3又は5に記載の定電流発生回路。
  8. 上記第2の電源ノードは、上記第1の電源ノードよりも高電位であることを特徴とする請求項3又は5に記載の定電流発生回路。
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