JP5381934B2 - 自動倉庫 - Google Patents
自動倉庫 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5381934B2 JP5381934B2 JP2010196433A JP2010196433A JP5381934B2 JP 5381934 B2 JP5381934 B2 JP 5381934B2 JP 2010196433 A JP2010196433 A JP 2010196433A JP 2010196433 A JP2010196433 A JP 2010196433A JP 5381934 B2 JP5381934 B2 JP 5381934B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- traveling
- platform
- traveling vehicle
- counterweight
- rack
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Description
引用文献1に示す移載装置は、ラックに沿って水平方向に延びる走行台と、走行台を昇降するための昇降機構と、走行台に沿って走行する走行車と、走行車に置かれた物品を棚へ積み卸しまたは棚に置かれた物品を棚へ積み込むための移載機構とを有している。
また、本願の発明者は、走行台が傾く原因の一つが、走行車が走行台の片側に寄ったときに走行台の重心が左右に大きくずれることであると新たに気が付いた。
この自動倉庫では、昇降機構が走行台を昇降させて、走行車が走行台を走行する。走行車が所定の棚の前に停止すると、次に移載機構が物品を走行車から棚に降ろすまたは物品を棚から走行車に積み込む。
カウンターウェイトが、走行台の延長方向中心を基準に搬送車と対称的に水平移動を行うので、走行車が走行台の中心からずれることに起因する走行台の左右のアンバランスは少なくなる。この結果、走行台の水平度が高くなる。
この自動倉庫では、無端部材が駆動されることで、走行車は走行台上を走行する。また、無端部材によって、カウンターウェイトも移動させられる。つまり、一つの駆動部材によって走行車とカウンターウェイトが対称移動させられており、駆動機構が簡単になっている。なお、カウンターウェイトは、走行台における走行車の走行方向中心を基準に走行車と対称的に水平移動を行うように無端部材に固定されていることが好ましい。
この自動倉庫では、カウンターウェイトは車輪を介して走行台に支持されている。したがって、カウンターウェイトの荷重が走行台に作用しているにも関わらず、走行台からはカウンターウェイトに大きな移動抵抗が作用しない。
以下、図1および図2を用いて、本発明に係る一実施形態としての自動倉庫1を説明する。図1は、本発明の一実施形態としての自動倉庫の概略側面図である。図2は、自動倉庫の概略平面図である。なお、以下の説明で用いる「X方向」は走行車の走行方向であり、「Y方向」は移載機構による物品の移載方向であり、「Z方向」は走行台の昇降方向である。X方向、Y方向およびZ方向は互いに直交している。
ラック2は、第1ラック2Aおよび第2ラック2Bを有している。第1ラック2Aおよび第2ラック2Bは、図1のX方向に延びる通路を挟むようにY方向に並んで配置されている。第1ラック2Aおよび第2ラック2Bは、X方向とZ方向に並んだ複数の棚6から構成されている。
図2を用いて、移載装置3について説明する。
なお、この実施形態では、移載機構13には、スライドフォーク15を走行車9から上方に移動させるためのリフタは設けられていない。
次に、図4を用いて、移載装置3の制御部51について説明する。図4は、移載装置3の制御構成を示すブロック図である。
移載装置3は、さらに、カウンターウェイト61を有している。カウンターウェイト61は、走行車9との間でX方向のバランスを取ることで走行台5の傾きを減らすための機構である。
本実施形態では、走行車9の高さ精度が向上するので、スライドフォーク進入スペースである棚6の隙間43を十分に小さくできる。その結果、自動倉庫1において棚6の段数を多くできる。
上記実施形態は、下記のように表現可能である
自動倉庫1は、ラック2と、走行台5と、昇降機構7と、走行車9と、移載機構13と、カウンターウェイト61とを備えている。ラック2は複数の棚6を有する。走行台5は、ラック2に沿って水平方向に延びて設けられ、上下方向に移動可能である。昇降機構7は、走行台5を昇降させる。走行車9は、走行台5に沿って走行可能である。移載機構13は、走行車9に設けられ、棚6に物品4を移載可能である。カウンターウェイト61は、走行台5のX方向中心C0を基準に走行車9と対称的に水平移動を行う。
前記実施形態ではカウンターウェイト61は牽引ベルトによって走行車9に対して同期するように移動させられていたが、カウンターウェイト61は走行台5のX方向中心C0を基準に走行車9と対称的に水平移動を行いさえすればよいので、前記実施形態には限定されない。
図5に示す第2実施形態では、カウンターウェイト161は、自動走行車になっている。カウンターウェイト161は、走行台5の筐体内部にX方向に移動可能に配置されている。カウンターウェイト161は、主に、ウェイト本体163と、車輪165とを有している。車輪165は、ウェイト本体163の下部に取り付けられ、さらに第2走行面19上に載置されている。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態および変形例は必要に応じて任意に組合せ可能である。
(b)前記実施形態では牽引ベルトは縦方向に掛け回されていたが、牽引ベルトは横方向に掛け回されていてもよい。
(c)前記実施形態では走行車は無端部材によって駆動されていたが、自動走行車であってもよい。
(d)前記実施形態ではカウンターウェイトは走行車と異なる走行面を走行するようになっていたが、同じ走行面を走行するようになっていてもよい。
(e)前記実施形態ではカウンターウェイトには車輪が設けられていたが、車輪を省略してもよい。
(f)前記実施形態では、昇降機構はワイヤを用いていたが、チェーンを用いてもよい。
(g)前記実施形態では昇降機構は一つの昇降モータを採用していたが、昇降台のX方向両端をそれぞれ別に駆動するモータおよび昇降部材を用いてもよい。
2 ラック
3 移載装置
4 物品
5 走行台
6 棚
7 昇降機構
9 走行車
11 走行車駆動機構
13 移載機構
15 スライドフォーク
17 第1走行面
19 第2走行面
21 吊り下げ部
23 昇降モータ
25 プーリ
27 ワイヤ
29 移載モータ
31 車輪
35 走行モータ
37 プーリ(巻回部材)
39 牽引ベルト(無端ベルト)
41 載置部
43 隙間
51 制御部
53 昇降制御部
55 走行制御部
57 移載制御部
61 カウンターウェイト
63 ウェイト本体
65 車輪
67 支柱
69 レベル検出センサ
71 ドグ
161 カウンターウェイト
163 ウェイト本体
165 車輪
167 第2走行モータ
169 第2走行制御部
171 ロータリーエンコーダ
Claims (2)
- 複数の棚を有するラックと、
前記ラックに沿って水平方向に延びて設けられ、上下方向に移動可能な走行台と、
走行台を昇降させる昇降機構と、
前記走行台に沿って走行可能な走行車と、
前記走行車に設けられ、前記棚に物品を移載可能な移載機構と、
前記走行台の延長方向中心を基準に前記走行車と対称的に水平移動を行うカウンターウェイトと、
を備え、
前記カウンターウェイトは、ウェイト本体と、前記ウェイト本体に取り付けられ前記走行台に置かれた車輪とを有している、自動倉庫。 - 前記走行台の延長方向両端に設けられた一対の巻回部材と、
前記一対の巻回部材に巻回された無端部材と、をさらに備え、
前記無端部材に、前記走行車と、前記カウンターウェイトが取り付けられている、請求項1に記載の自動倉庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010196433A JP5381934B2 (ja) | 2010-09-02 | 2010-09-02 | 自動倉庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010196433A JP5381934B2 (ja) | 2010-09-02 | 2010-09-02 | 自動倉庫 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012051697A JP2012051697A (ja) | 2012-03-15 |
JP5381934B2 true JP5381934B2 (ja) | 2014-01-08 |
Family
ID=45905510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010196433A Active JP5381934B2 (ja) | 2010-09-02 | 2010-09-02 | 自動倉庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5381934B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5865614U (ja) * | 1981-10-27 | 1983-05-04 | 赤井電機株式会社 | デイスク再生装置の水平バランス装置 |
JP3185750B2 (ja) * | 1998-04-17 | 2001-07-11 | 村田機械株式会社 | 自動倉庫 |
-
2010
- 2010-09-02 JP JP2010196433A patent/JP5381934B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012051697A (ja) | 2012-03-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101147569B1 (ko) | 물품 운반 장치 | |
JP4844824B2 (ja) | 物品保管設備 | |
JP4978778B2 (ja) | 物品搬送装置 | |
JP2009001406A (ja) | スタッカクレーン | |
JP2007204254A (ja) | スタッカクレーン | |
JP6627677B2 (ja) | 物品収納設備 | |
JP4993201B2 (ja) | 物品搬送装置 | |
JP5381934B2 (ja) | 自動倉庫 | |
JP7379926B2 (ja) | スタッカクレーン | |
JP6749220B2 (ja) | エレベータ式駐車装置とその制御方法 | |
JP3796434B2 (ja) | 立体駐車場における昇降装置 | |
JP4257590B2 (ja) | 昇降式の物品搬送装置 | |
JP5532342B2 (ja) | 物品保管設備 | |
JP6424705B2 (ja) | 搬送車システム | |
JP4883366B2 (ja) | スタッカークレーン | |
JP4329027B2 (ja) | 昇降式の物品移載装置 | |
JPH0912111A (ja) | スタッカークレーンの昇降台の昇降装置 | |
JP2001019119A (ja) | スタッカークレーン | |
JP5857478B2 (ja) | 物品収納設備 | |
JP2021134043A (ja) | コンベヤ | |
JPH06144514A (ja) | 入出庫用搬送装置 | |
JP4389654B2 (ja) | バケット搬送装置のキャリア駆動方法 | |
JP4760798B2 (ja) | スタッカクレーンおよび荷物搬送方法 | |
JPH06179505A (ja) | 搬送及び格納棚装置 | |
JPH0761525A (ja) | 吊下搬送装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130416 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130423 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130523 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130903 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130916 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5381934 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |