JP5369922B2 - 3レベル電力変換装置 - Google Patents

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本発明は、3レベル電力変換装置に適用する直流中間コンデンサの配置方法に関する。
図3に、直流から交流に変換する電力変換回路である3レベルインバータの従来の技術を用いた回路例を示す。1、2、3、4(Cd1〜Cd4)は直並列に接続された大容量の電解コンデンサで、正側電位をPc、負側電位をNc、中点電位をMcとし、通常動作時は直流電圧変動がない平滑化された電圧である。一般に、本直流部を交流電源システムから構成する場合は、図示していないダイオード整流器やPWM(パルス幅変調)整流器を介して構成することが可能である。
5、6がPc側(正極)電位に接続されているIGBTとダイオード、7、8がNc側(負極)電位に接続されているIGBTとダイオードで、これらを3組用いて3相分を構成する。9〜12がMc電位と交流出力端子13と間に接続された双方向スイッチ素子で、ダイオードが逆並列接続されたIGBTを逆直列接続した構成の例で、各相に適用される。本図では、IGBT9とIGBT11はエミッタ共通接続となっているが、コレクタ共通接続による構成、もしくは逆耐圧を有するIGBT(逆阻止形IGBTとも言う)を逆並列接続する構成でも実現できる。
14、15、16が各相の交流出力に接続されたフィルタ用のリアクトル、17が本システムの負荷である。本回路構成とすることで、出力端子13(他相の交流出力端子も同様)には、Pc電位、Nc電位、およびMc電位を出力することが可能となるため、3レベル出力のインバータとなる。図4に出力電圧波形例を示す。2レベル出力のインバータに対して、低次の高調波成分が少ないことが特徴であり、出力フィルタ14〜16の小型化が可能となる。
また本3レベルインバータの直流部を一般的な大容量電解コンデンサで構成する場合、最低限コンデンサを2個直列接続する必要があるが、さらに大容量化を図るためにはコンデンサを並列接続する必要がある。図7に電解コンデンサを2並列2直列(Cd1〜Cd4)接続した構造例を示す。
また、図5に3レベルインバータ用のIGBTモジュール例を、図6にその内部等価回路図を示す。各端子は、Pc電位に接続されるC1端子、Nc電位に接続されるE2端子、中間電位であるMc電位に接続されるM端子、および負荷出力に接続されるU端子となる。
ここで、IGBT駆動用ゲート端子は省略してある。詳細は特許文献3に記載されているので、参照願いたい。
また、図7おいてIGBTモジュール18、19、20と電解コンデンサCd1〜Cd4との配線は、IGBTモジュールの上アーム側のコレクタ端子C1と電解コンデンサCd1、Cd3の正極端子21、22間を接続する導体29と、IGBTモジュールのM端子と直列接続された電解コンデンサの中間接続点間23、24、25、26とを接続する導体30と、IGBTモジュールの下アーム側のエミッタ端子E2と電解コンデンサの負極端子27、28とを接続する導体31から構成される。
一般に、これら各導体は、スイッチング時のサージ電圧を抑制するために、低インダクタンス化を図る必要があり、そのために図7b側面図に示すように絶縁物32、33を挟んだ3層を近接させたラミネート構造とする。
3レベルインバータにおける電解コンデンサの従来の配置と配線例は、特許文献1、特許文献2などに記載されている。
特開平11−89247号公報 特開2009−22062号公報 特開2008−193779号公報 特開2006−304530号公報
図9に、導体29、30、31の配線インダクタンス(Lp、Lm、Ln)に着目して描いた等価回路図を示す。IGBTT1、T3、及び双方向スイッチ素子Tuを内蔵したモジュールと、IGBTT2、T4、及び双方向スイッチ素子Tvを内蔵したモジュールで構成した単相出力3レベルインバータの回路である。
図10〜図13に基づいて、課題を説明する。図10のようにT1とTvが導通状態で図示のような電流34が流れている状態において、T1がターンオフすると、Tuが導通し、電流経路35(図11)に転流する。その際過渡的に、インダクタンスLp、LmにはIGBTの電流変化率(di/dt)に応じて、図11に示す極性の向きに電圧が発生する。
その結果、T1のコレクタ−エミッタ間には最大で式(1)で示される電圧VCE(peak)が印加される。図12にT1ターンオフ時のコレクタ電流(ic)とコレクタエミッタ間電圧(VCE)波形例を示す。
CE(peak)=Ed/2+(Lp+Lm)・di/dt ・・・式(1)
サージ電圧ΔV=(Lp+Lm)・di/dt ・・・式(2)
例えば、数100AクラスのIGBTの場合、そのdi/dtは最大で5000A/μs程度となるため、Lp+Lm=100nHとすると、式(2)によるサージ電圧分ΔVは500Vとなる。
従って、Lp、Lm、あるいはLnの存在により、IGBTターンオフ時のIGBTに印加されるピーク電圧値は、式(1)に基づくため、IGBTチップ及び並列に接続されているFWDチップは電圧耐量が高いものが必要となる。通常、電圧耐量が高いチップは、概ね電圧耐量比例でチップ面積が広くなるため、モジュールの大型化及びコストアップに繋がる。
通常、上記課題を解決するために、図7に示すように配線を3層のラミネート構造にし、極力導体を近接させることにより、 LpとLm間、あるいはLnとLm間の相互インダクタンスLMを大きくし、一巡のインダクタンス値を小さくすることで、サージ電圧の低減を図っている。
図16に示すように、Lp、Lmの両者の相互インダクタンスをLMとすると、電流経路34の一巡のインダクタンス値Ltotは、
tot=Lp+Lm−2LM ・・・式(3)
となる。
ところが、3レベルインバータ回路の動作においては、図13に示すように、T1とT4が導通状態で図示のような電流36が流れている状態において、T1がターンオフするとT3のダイオードが導通し、図14に示すような電流経路37に転流するモード(2レベル動作モード)が発生する。その際過渡的に、インダクタンスLp、LnにはIGBTの電流変化率(di/dt)に応じて、図中の極性の向きに電圧が発生する。
その結果、T1のコレクタ−エミッタ間には最大で、式(4)で示される電圧VCE(peak)が印加される。図15にT1ターンオフ時のコレクタ電流(ic)とコレクタエミッタ間電圧(VCE)波形例を示す。
CE(peak)=Ed+Ltot・di/dt ・・・式(4)
導体29と導体31とが近接構造となっていれば、式(3)と同様、相互インダクタンスの発生で式(4)のLtotは十分小さくなり、VCE(peak)は高くなることはないが、図7の配線構造の場合、区間D1部分は導体29と導体31とはラミネート化されていないため、その区間において自己インダクタンス(図17におけるLn1)が大きくなる課題を有する。その結果、その分サージ電圧が高くなるとともに、さらに図10、11のような3レベル動作時と比べ直流電圧値が高い(コンデンサ2直列分の電圧Edとなる)ため、より高いサージ電圧がターンオフ時にIGBTに印加される。
また、特許文献1などに示されている図8(a)のような高電位側電解コンデンサと低電位側のコンデンサを、IGBTモジュールに対して等距離配置構造とすれば、上記2レベル動作時の自己インダクタンスの増加の課題は解消されるが、大容量化のために電解コンデンサを並列接続する場合、図8(b)のような配置となり、並列接続されている電解コンデンサ間(Cd1とCd3、またはCd2とCd4)で、IGBTモジュール間との配線距離に相違が生じ、並列接続されている電解コンデンサ間の電流アンバランスが生じるという課題を有する。
3レベルインバータにおいて、図13〜15に示すような動作モード(2レベル動作)とする制御方式については特許文献4などに示されている。
本発明の目的は、2レベル動作、3レベル動作に関わらず配線インダクタンスを低減するとともに、並列接続されている電解コンデンサ間の電流アンバランスを解消し、両者の両立化を図るものである
上述の課題を解決するために、第1の発明においては、直流から交流、もしくは交流から直流に変換する電力変換回路であって、直流回路の正極にコレクタが接続されるダイオードが逆並列接続された第1のスイッチ素子と、直流回路の負極にエミッタが接続されるダイオードが逆並列接続された第2のスイッチ素子と、前記第1のスイッチ素子のエミッタと前記第2のスイッチ素子のコレクタの接続点と前記直流回路の中間電位点との間に接続された双方向スイッチ素子と、を備えた回路を1相分とした3レベルの電位を交流出力する電力用変換回路の直流回路における2直列接続されたコンデンサ群の配置と配線方法において、前記コンデンサ群は、スイッチ素子側から低電位側の第1のコンデンサ、高電位側の第2のコンデンサの順に配置され、さらに第1のコンデンサは、スイッチ素子の近傍側が正極端子に、遠方側が負極端子になるように設置し、さらに第2のコンデンサは、スイッチ素子の近傍側が正極端子に、遠方側が負極端子になるように設置し、前記第1のスイッチ素子のコレクタと前記直流回路の正極とを接続する導体と、前記直流回路の中間電位点と前記双方向スイッチ素子を接続する導体と、前記第2のスイッチ素子のエミッタと前記直流回路の負極とを接続する導体とは、絶縁物を挟んで3層を近接させたラミネート配線とする。
第2の発明においては、直流から交流、もしくは交流から直流に変換する電力変換回路であって、直流回路の正極にコレクタが接続されるダイオードが逆並列接続された第1のスイッチ素子と、直流回路の負極にエミッタが接続されるダイオードが逆並列接続された第2のスイッチ素子と、前記第1のスイッチ素子のエミッタと前記第2のスイッチ素子のコレクタの接続点と前記直流回路の中間電位点との間に接続された双方向スイッチ素子と、を備えた回路を1相分とした3レベルの電位を交流出力する電力用変換回路の直流回路における2直列接続されたコンデンサ群の配置と配線方法において、 前記コンデンサ群は、スイッチ素子側から高電位側の第2のコンデンサ、低電位側の第1のコンデンサの順に配置され、さらに第1のコンデンサは、スイッチ素子の近傍側が負極端子に、遠方側が正極端子になるように設置し、さらに第2のコンデンサは、スイッチ素子の近傍側が負極端子に、遠方側が正極端子になるように設置し、前記第1のスイッチ素子のコレクタと前記直流回路の正極とを接続する導体と、前記直流回路の中間電位点と前記双方向スイッチ素子を接続する導体と、前記第2のスイッチ素子のエミッタと前記直流回路の負極とを接続する導体とは、絶縁物を挟んで3層を近接させたラミネート配線とする。
第3の発明においては、前記双方向スイッチ素子は、ダイオードが逆並列接続された半導体スイッチ素子を逆直列接続して構成する。
第4の発明においては、前記双方向スイッチ素子は、逆阻止形半導体スイッチ素子を逆並列接続して構成する。
本発明では、3レベル電力変換回路用半導体モジュールと直並列接続された直流電源としての電解コンデンサの配置を、3レベル電力変換回路の3レベル動作モード及び2レベル動作モードのいずれでも配線インダクタンスが小さくなり、また並列接続される電解コンデンサ間の電流アンバランスが小さくなるような配置としている。その結果、IGBTやIGBTに逆並列に接続された還流ダイオード(FWD)がスイッチングする際に発生するサージ電圧値が低くなり、電圧定格の低いIGBTチップや還流ダイオードチップの適用が可能となり、小型で安価な電力用半導体モジュールを構成することが可能となる。
本発明の第1の実施例を示す構造図である。 本発明の第2の実施例を示す構造図である。 3レベルインバータの回路構成図である。 3レベルインバータ回路の出力電圧波形例である。 3レベル変換回路用半導体モジュールの外形図例である。 3レベル変換回路用半導体モジュールの内部回路図である。 従来の3レベル電力変換装置の第1の構造図例である。 従来の3レベル電力変換装置の第2の構造図例である。 配線インダクタンスに着目した等価回路図(単相分)である。 3レベルの動作モード1を示す回路図である。 3レベルの動作モード2を示す回路図である。 IGBTターンオフ時の電流、電圧波形(3レベル動作時)である。 2レベルの動作モード1を示す回路図である。 2レベルの動作モード2を示す回路図である。 IGBTターンオフ時の電流、電圧波形(2レベル動作時)である。 従来配線構造の等価回路図(3レベル動作時、一相分)である。 従来配線構造の等価回路図(2レベル動作時、一相分)である。
本発明の要点は、3レベル電力変換回路用半導体モジュールと直並列接続された直流電源としての電解コンデンサの配置を、3レベル電力変換回路の3レベル動作モード及び2レベル動作モードのいずれでも配線インダクタンスが小さくなり、また並列接続される電解コンデンサ間の電流アンバランスが小さくなるような配置としている点である。
図1に、本発明の第1の実施例を示す。a)が上面図、b)が側面図である。
図7または図8の従来配線構造例に対して、直流電源としての低電位側の電解コンデンサCd2、Cd4を3レベル変換回路用IGBTモジュール18〜20の近傍側に設置し、さらに電解コンデンサCd2、Cd4の正極端子25、26をIGBTモジュールの近傍側となるように配置する。また、直流電源としての高電位側の電解コンデンサCd1、Cd3はIGBTモジュール18〜20の遠方側に設置し、正極端子21、22はIGBTモジュール18〜20の近傍側となるように配置する。
IGBTモジュール18、19、20と電解コンデンサCd1〜Cd4との配線は、IGBTモジュールの上アーム側のコレクタ端子C1と電解コンデンサCd1、Cd3の正極端子21、22間を接続する導体29と、IGBTモジュールのM端子と直列接続された電解コンデンサの中間接続点間23、24、25、26とを接続する導体30と、IGBTモジュールの下アーム側のエミッタ端子E2と電解コンデンサの負極端子27、28とを接続する導体31から構成される。本構成とすることで、低電位側電解コンデンサの負極端子27、28と高電位側電解コンデンサの正極端子21、22との距離(D2)が短くなるため、2レベル動作時において問題となるIGBTモジュールのC1端子からE2端子までの導体のインダクタンス値を小さくすることが可能となる。
一方、本構成において、3レベル動作時におけるC1端子からM端子、及びM端子からE2端子までの導体のインダクタンス値は、図7の従来方式と同様にほぼラミネート化されているため、従来方式並に低減可能である。
また、並列接続された電解コンデンサCd2とCd4、及びCd1とCd3の各端子からIGBTモジュールまでの配線距離は、ほぼ均等となるため、電流アンバランスは小さく抑えられる。
図2に、本発明の第2の実施例を示す。a)が上面図、b)が側面図である。
図7または図8の従来配線構造例に対して、直流電源としての高電位側の電解コンデンサCd1、Cd3を3レベル変換回路用IGBTモジュール18〜20の近傍側に設置し、さらに電解コンデンサCd1、Cd3の負極端子23、24をIGBTモジュールの近傍側となるように配置する。
また、低電位側の電解コンデンサCd2、Cd4はIGBTモジュールの遠方側に設置し、負極端子27、28はIGBTモジュールの近傍側となるように配置する。IGBTモジュール18、19、20と電解コンデンサCd1〜Cd4との配線は、IGBTモジュールの上アーム側のコレクタ端子C1と電解コンデンサCd1、Cd3の正極端子21、22間を接続する導体29と、IGBTモジュールのM端子と直列接続された電解コンデンサの中間接続点間23、24、25、26とを接続する導体30と、IGBTモジュールの下アーム側のエミッタ端子E2と電解コンデンサの負極端子27、28とを接続する導体31から構成される。
本構成とすることで、低電位側電解コンデンサの負極端子27、28と高電位側電解コンデンサの正極端子21、22との距離(D2)が短くなるため、2レベル動作時において問題となるIGBTモジュールのC1端子からE2端子までの導体のインダクタンス値を小さくすることが可能となる。
一方、本構成において3レベル動作時におけるC1端子からM端子、及びM端子からE2端子までの導体のインダクタンス値は、図7の従来方式と同様にほぼラミネート化されているため、従来方式並に低減可能である。
また、並列接続された電解コンデンサCd1とCd3、及びCd2とCd4の各端子からIGBTモジュールまでの配線距離は、ほぼ均等となるため、電流アンバランスは小さく抑えられる。
尚、上記実施例においては、直流電源から交流を作り出すインバータ回路の例を説明したが、交流電源から直流を作り出すPWMコンバータ回路においても同様に実現可能である。
また、双方向スイッチ素子として、IGBT9とIGBT11はエミッタ共通接続となっているが、コレクタ共通接続による構成、もしくは逆耐圧を有するIGBT(逆阻止形IGBTとも言う)を逆並列接続する構成でも実現できる。
また、コンデンサとして電解コンデンサを用いた例を示したが、フィルムコンデンサ、電気二重コンデンサなどを適用しても同様に実現可能である。
1(Cd1)、2(Cd2)、3(Cd3)、4(Cd4)・・・電解コンデンサ
5、7、9、11、T1〜T4・・・IGBT
6、8、10、12・・・ダイオード 14〜16・・・リアクトル
13・・・交流端子 17・・・負荷
18〜20・・・IGBTモジュール 29〜31・・・導体
Tu、Tv・・・双方向スイッチ

Claims (4)

  1. 直流から交流、もしくは交流から直流に変換する電力変換回路であって、直流回路の正極にコレクタが接続されるダイオードが逆並列接続された第1のスイッチ素子と、直流回路の負極にエミッタが接続されるダイオードが逆並列接続された第2のスイッチ素子と、前記第1のスイッチ素子のエミッタと第2のスイッチ素子のコレクタの接続点と前記直流回路の中間電位点との間に接続された双方向スイッチ素子と、を備えた回路を1相分とした3レベルの電位を交流出力する電力用変換回路の直流回路における2直列接続されたコンデンサ群の配置と配線方法において、
    前記コンデンサ群は、スイッチ素子側から低電位側の第1のコンデンサ、高電位側の第2のコンデンサの順に配置され、さらに第1のコンデンサは、スイッチ素子の近傍側が正極端子に、遠方側が負極端子になるように設置し、さらに第2のコンデンサは、スイッチ素子の近傍側が正極端子に、遠方側が負極端子になるように設置し、前記第1のスイッチ素子のコレクタと前記直流回路の正極とを接続する導体と、前記直流回路の中間電位点と前記双方向スイッチ素子を接続する導体と、前記第2のスイッチ素子のエミッタと前記直流回路の負極とを接続する導体とは、絶縁物を挟んで3層を近接させたラミネート配線とすることを特徴とする3レベル電力変換装置。
  2. 直流から交流、もしくは交流から直流に変換する電力変換回路であって、直流回路の正極にコレクタが接続されるダイオードが逆並列接続された第1のスイッチ素子と、直流回路の負極にエミッタが接続されるダイオードが逆並列接続された第2のスイッチ素子と、前記第1のスイッチ素子のエミッタと第2のスイッチ素子のコレクタの接続点と前記直流回路の中間電位点との間に接続された双方向スイッチ素子と、を備えた回路を1相分とした3レベルの電位を交流出力する電力用変換回路の直流回路における2直列接続されたコンデンサ群の配置と配線方法において、
    前記コンデンサ群は、スイッチ素子側から高電位側の第2のコンデンサ、低電位側の第1のコンデンサの順に配置され、さらに第1のコンデンサは、スイッチ素子の近傍側が負極端子に、遠方側が正極端子になるように設置し、さらに第2のコンデンサは、スイッチ素子の近傍側が負極端子に、遠方側が正極端子になるように設置し、前記第1のスイッチ素子のコレクタと前記直流回路の正極とを接続する導体と、前記直流回路の中間電位点と前記双方向スイッチ素子を接続する導体と、前記第2のスイッチ素子のエミッタと前記直流回路の負極とを接続する導体とは、絶縁物を挟んで3層を近接させたラミネート配線とすることを特徴とする3レベル電力変換装置。
  3. 前記双方向スイッチ素子は、ダイオードが逆並列接続された半導体スイッチ素子を逆直列接続して構成したことを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の3レベル電力変換装置。
  4. 前記双方向スイッチ素子は、逆阻止形半導体スイッチ素子を逆並列接続して構成したことを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の3レベル電力変換装置。
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