JP5368805B2 - 固形粉末化粧料 - Google Patents

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本発明は、粉体と油剤を含有し、水を用いて使用する固形粉末化粧料に関するものであり、更に詳しくは化粧料の取れが良好で、伸び、広がり、密着性に優れ、塗布後に良好な保湿感を有し色移りしない、汗や皮脂に強い化粧持続性に優れた固形粉末化粧料に関するものである。
固形粉末化粧料にはコンパクトケースに収納され使用されるパウダーファンデーション等に代表される化粧料剤型が挙げられる。これらは備付けのスポンジ、ブラシ等の小道具を使用し肌に塗布して使用する。通常、前述した小道具はそのまま使用するのが一般的ではあるが、肌への密着性を高め、使用時の清涼感を得るために上記小道具に水を含ませ使用する水使用専用固形粉末化粧料が上市されている。
しかしながら、従来の水使用専用の固形粉末化粧料は塗布時の清涼感は得られるものの、水が蒸発する際、粉体同士が凝集し、つっぱり感を与えるなどの欠点があった。また従来の水使用専用固形粉末化粧料は、使用に際し、水と粉体を良好に馴染ませるため親水性界面活性剤が配合されているが、親水性界面活性剤を配合すると汗にも馴染んでしまい、化粧持続性という点で十分とは言い難い。
これらの問題点を解決する方法として、フッ素系油剤を配合して、水が揮発する際の粉体同士の凝集力を弱める方法(特許文献1)、シリコーン系油を多量に配合する方法(特許文献2)、シリコーン系ゴム粉体を配合する方法(特許文献3)等が公知である。
しかし、特許文献1のフッ素油剤を配合する方法では肌へのつっぱり感は解消されるものの、水を含ませた小道具への化粧料の移り具合は悪く、肌上に形成される化粧膜の均一性が良好ではなかった。特許文献2のシリコーン系油剤を多量に配合する方法及び、特許文献3のシリコーン系ゴム粉体を配合する方法でも肌上への伸び広がりは良くなるものの、付着力が良好ではないため水が揮発した後、粉っぽくなるなど、化粧の持続性という点においても十分満足させることはできなかった。
化粧持続性を満足させるための技術として、親水性界面活性剤に加えポリビニルアルコール等の親水性皮膜剤を配合する技術(特許文献4)、非シリコーン系界面活性剤とシリコーン系界面活性剤を組合せて配合する技術(特許文献5)等が知られているが、上記親水性皮膜剤を配合する方法では化粧持続性は高められるが、塗布時に親水性皮膜剤が水を抱え込むため伸び広がりが悪く、仕上がった化粧膜の柔軟性に欠けるものであった。非シリコーン系界面活性剤とシリコーン系界面活性剤を組合せる技術では、水と粉体の混和性は良くなるが、汗や皮脂に対しても混和性が高く、化粧崩れの原因となり充分な持続性は得られていない。
特許3213867号公報 特公昭59−36881号公報 特許3666790号公報 特許3590236号公報 特許3860701号公報
このような実状から、小道具へのとれが良好で、肌への伸びがよく、塗布後つっぱり感がなく適度な保湿感を有し、色移りしない化粧持続性に優れた固形粉末化粧料の開発が望まれていた。
本発明者は上記実状に鑑みて検討を重ねた結果、使用時に小道具に水を含ませて使用する固形粉末化粧料に疎水化処理された粉体、シリコーン変性アクリルポリマー、柔軟性球状複合粉末及びHLB10以下の界面活性剤を組合せ、特定量配合することにより、肌への伸びがよく、塗布後つっぱり感がなく適度な保湿感を有し、色移りしない化粧持続性に優れた固形粉末化粧料が得られることを見出した。
すなわち本発明は、次の成分(a)〜(d)
(a)疎水化処理粉末 10〜95重量%
(b)シリコーン変性アクリルポリマー 0.1〜10重量%
(c)平均粒子径1.0〜20μmの柔軟性球状複合粉末 1〜10重量%
(d)HLB5.5以下の界面活性剤 0.01〜2重量%
を含有し、
前記成分(d)は、モノイソステアリン酸ソルビタン、ジイソステアリン酸ソルビタン、トリイソステアリン酸ソルビタン、モノイソステアリン酸ジグリセリル、ジイソステアリン酸ジグリセリル、トリイソステアリン酸ジグリセリル、ポリエーテル変性シリコーンからなる群から選ばれる1種又は2種以上であり圧縮成型によって得られたことを特徴とし、水を用いて使用する固形粉末化粧料である。
本発明の水を用いて使用する固形粉末化粧料は、小道具へのとれが良好で、肌への伸びがよく、塗布後つっぱり感がなく適度な保湿感を有し、色移りせず化粧持続性に優れているという効果を有する。
以下本発明を詳細に説明する。
本発明に用いられる疎水化処理粉末(a)は、シリコーン類、フッ素化合物、金属石鹸、油剤、アシルグルタミン酸塩等の物質にて、公知の方法で疎水化処理された粉体を使用することができる。上記疎水化処理粉末は数多く市販され、汎用されている。疎水化処理の主目的は、分散性向上、官能特性向上、湿潤性向上、粉塵性防止、表面活性抑制等にある。なかでもフッ素化合物処理は撥水・撥油性に特にすぐれ、汗、皮脂による化粧崩れを防止するに最適である。フッ素化合物処理は、フッ素を表面に有することができる処理であれば特に限定されず、化粧品分野で公知の各種方法による処理を適用することができる。例えば、フッ素樹脂、フッ化シランによる表面処理等を挙げることができる。また、異なる処理方法で疎水化処理した粉体を組合わせて使用してもよい。例えば、フッ素化合物処理粉末は、撥水・撥油性に優れる反面、付着力が弱いことから、金属石鹸処理粉末と併用することでその欠点が補えるという点で好ましい効果が得られる。
上記疎水化処理粉末(a)の基材となる粉末としては、特に限定されず、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄等の無機着色顔料、雲母チタン、ベンガラ被覆雲母チタン、酸化チタン被覆ガラスフレーク等の光輝性着色顔料、マイカ、タルク、カオリン、セリサイト、二酸化チタン、酸化亜鉛等の無機粒子等の化粧品において汎用される材料を使用することができる。
上記疎水化処理粉末(a)としては、上述したもののうち、2種以上を併用して使用するものであってもよい。更に疎水化処理を行っていない粉末を上記疎水化処理粉末と併用して使用するものであっても良い。
疎水化処理粉末(a)の含有量は全成分中10〜95%が好ましく、20〜70%がより好ましい。10%を下回ると、化粧持続性が低下するという点で好ましくなく、95%を超えると、成形性が悪くなるという点で好ましくない。
上記シリコーン変性アクリルポリマー(b)は、シリコーンとアクリルの共重合物である。上記成分シリコーン変性アクリルポリマー(b)を添加する目的は、耐水耐油性の向上と、肌上での化粧料塗布膜の密着性を高めることにより、化粧持続性を向上させるものである。
従来、口紅等の原料として用いられるアクリル系の原料は、優れた皮膜形成性を有し、密着性に優れ、色移りを防止し化粧持続性を向上させる効果があるが、反面、皮膜が固くなったり、ベタつきを生じたりという問題があった。上記シリコーン変性アクリルポリマー(b)を使用すると、アクリルの欠点を補うためシリコーンの特性を付加することで耐水・耐油性、透湿性に加え、感触の良さも改善され、これを使用し、かつ、上記(a)(c)(d)といった他の必須成分とともに含有させることで、使用性のよい化粧持続性に優れた化粧料を実現することができるものである。
上記成分(b)は、融点が20℃〜60℃の固形油であることが好ましい。上記成分(b)の市販のものとしてはKP−561P、KP−562P(信越化学工業社)等が挙げられる。上記成分(b)は、成分(b)以外の油剤と併用して化粧料に含有することが好ましい。(b)以外の油剤と併用して含有することにより、のび、広がりのよさ等の良好な使用感を維持したまま、耐油性を向上し、色移り防止、化粧持続性を効果的に上げる点で好ましい。
上記成分(b)の含有量は化粧料の全成分中0.1〜10重量%であり、1.0〜6.0重量%がより好ましい。0.1%を下回ると耐水耐油性が低下するという点で好ましくなく、10%を超えると、のび、広がり等の使用感が悪化するという点で好ましくない。
なお、上述した成分(b)と併用して含有することができる(b)以外の油剤としては、化粧料において汎用される油剤であれば特に限定されず、植物性、動物性、鉱物性等の液状油、ワックス、ペースト状油等の任意のものを1種又は2種以上で使用することができる。上記(b)以外の油剤の含有量は化粧料中の全成分中1.0〜15.0重量%が好ましい。
上記柔軟性球状複合粉末(c)は、柔軟性を有する球状粒子を他の成分と複合して得られた複合粉末である。上記柔軟性を有する球状粒子は、ゴム弾性を有するものであることが好ましい。複合の方法としては、例えば、柔軟性を有する球状粒子の表面を他の成分で被覆処理した被覆処理柔軟性球状複合粒子等を挙げることができる。上記柔軟性球状複合粉末(c)は、粒径が1〜20μmであり、含有量は全成分中1〜10重量%である。粒径が上記範囲外であると、ざらつきを感じるなど、使用感が悪くなるという点で問題を生じる。上記柔軟性球状複合粉末(c)の含有量が上記範囲外であると、小道具へ化粧料を移しとる際、均一に移しとることができなくなるという点で問題を生じる。
上記柔軟性球状複合粉末(c)は、オルガノポリシロキサン球状粉末を母粉末とする複合球状粉末からなる群から選ばれる1種又は2種以上であることが好ましい。例えば、シリコーンゴム表面をシリコーンレジン、酸化チタン、ラウロイルリシン、酸化アルミニウム等で被覆させたものが挙げられる。上記柔軟性球状複合粉末は、単なる架橋型シリコーン粉末等の複合化されていない公知の柔軟性樹脂粒子等に比べ、分散性に富み、密着力が向上する。加えて伸び広がり、塗布後のつっぱり感を緩和する等の官能特性向上効果を有する点で好ましい。
オルガノポリシロキサン球状粉末を母粉末として酸化チタンを被覆したREP−9261
TI、ラウロイルリシン被覆したREP−9289 LL、酸化アルミニウムで被覆したREP−9293 AL(東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社)や、シリコーンレジンで被覆したKSP−100、KSP−101、KSP−105、KSP−300(信越化学工業株式会社)等が挙げられる。
本発明におけるHLB10以下の界面活性剤(d)は、グリフィン法に基づくHLB値が10以下であれば任意のものを使用することができる。好ましくは、モノイソステアリン酸ソルビタン、ジイソステアリン酸ソルビタン、トリイソステアリン酸ソルビタン、モノイソステアリン酸ジグリセリル、ジイソステアリン酸ジグリセリル、トリイソステアリン酸ジグリセリル、ポリエーテル変性シリコーンから選ばれる1種または2種以上を組み合わせて、油剤と混和させて用いることができる。HLB10を超える界面活性剤では、分散性向上及び滑らかなタッチ、瑞々しい質感、フィット感等の官能特性向上に資することができない。また、化粧持続性等の使用性が著しく悪くなる。
HLB10以下の界面活性剤(d)の含有量は化粧料の全成分中の0.01〜2重量%である。0.01重量%を下回ると、水との混和性が悪化し、小道具へ化粧料を移し取り難くなるという点で好ましくなく、2重量%を超えると、化粧持続性が低下する。
本発明の固形粉末化粧料には、上記必須成分に加えて、化粧料分野において一般に用いられる薬効成分、着香剤、清涼剤、紫外線吸収剤、紫外線散乱剤、懸濁剤、安定化剤、湿潤剤、抗酸化剤、pH調整剤、粘度調整剤、着色剤、防腐剤等を配合することができる。
本発明の水使用専用固形粉末化粧料は、例えば化粧下地、ファンデーション、頬紅、アイシャドウ、アイライナー、サンケア製品、ボディ化粧品等の製品への応用が可能である。
以下に、実施例を示して本発明を更に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。なお、配合量はすべて重量%を表す。
実施例に先立ち、本発明で用いた試験法、評価法を説明する。
評価方法1:使用感(水との混和性、とれの良さ、のび・広がり、密着性、つっぱり感がなく保湿感を感じるか)、及び色移り、化粧持続性について
化粧品評価専門パネル20名に実施例および比較例の化粧料を使用してもらい、各項目で各自が以下の基準に従って5段階評価し、化粧料毎に評点を付し、さらに全パネルの評点の平均点を以下の4段階の判断基準に従って判定した。尚、化粧持続性については、化粧料塗布直後の状態と塗布後5時間(日常生活)の状態を比較し、表1の基準で評価した。
(評価基準)
評価結果 : 評点
非常に良好: 5点
良好 : 4点
普通 : 3点
やや不良 : 2点
不良 : 1点
(判定基準)
評点の平均点 : 判定
4.5以上 : ◎
3.5以上〜4.5未満: ○
1.5以上〜3.5未満: △
1.5未満 : ×
(実施例1,2及び比較例1〜5)
表1に示した各原料を用いて以下に示す製法に従って固形粉末化粧料を製造した。
(製法)
A.油剤成分15〜22を75℃に加熱溶解し、均一に分散する。
B.粉末成分1〜14をヘンシェルミキサーで均一に分散する。
C. Bをヘンシェルミキサーで攪拌しながら、Aを添加し、均一分散して化粧料基剤を得る。
D.Cの化粧料基剤を加圧成型しパウダーファンデーションを得た。
Figure 0005368805
表1から明らかなように、本発明のパウダーファンデーションは、水を含ませたスポンジで良好にとれ、その他の官能特性(のび・拡がり、密着性、つっぱり感のなさ)及び色移り、化粧持続性に優れたものであった。
実施例3:コントロールカラー
(1)金属石鹸処理タルク 注12 60.0
(2)金属石鹸処理セリサイト 注13 残量
(3)金属石鹸処理酸化チタン 注14 3.0
(4)未処理酸化鉄 3.7
(5)未処理群青 1.2
(6)柔軟性球状複合粉末 注15 2.0
(7)ナイロンパウダー 2.0
(8)シリコーン変性アクリルポリマー 注16 5.0
(9)パラベン 適量
(10)ジメチコン 3.0
(11)イソノナン酸イソノニル 2.2
(12)オクチルドデカノール 2.2
(13)ジプロピレングリコール 2.2
(14)モノイソステアリン酸ソルビタン 注17 1.0
注12 MI−タルクJA−46R (三好化成社)
注13 MI−セリサイトFSE (三好化成社)
注14 MI−チタンCR−50 (三好化成社)
注15 KSP−300 (信越化学工業社)
注16 KP−561P (信越化学工業社)
注17 NIKKOL SI−10RV (日光ケミカルズ社) ※HLB値 5
(製法)実施例1と同様の方法でコントロールカラーを得た。
参考例4:頬紅
(1)フッ素化合物処理タルク 注18 60.0
(2)フッ素化合物処理マイカ 注19 残量
(3)金属石鹸処理酸化チタン 注20 1.0
(4)未処理赤色226 0.5
(5)未処理酸化鉄 6.3
(6)雲母チタン 4.0
(7)窒化ホウ素 5.0
(8)柔軟性球状複合粉末 注21 6.0
(9)パラベン 適量
(10)シリコーン変性アクリルポリマー 注22 10.0
(11)ジメチコン 2.0
(12)イソノナン酸イソノニル 1.5
(13)オクチルドデカノール 1.5
(14)1.2ペンタジオール 2.0
(15)モノステアリン酸ポリグリセリル 注23 1.0
注18 FOTS−52 TALC JA−46R(大東化成工業社)
注19 FOTS−52 マイカY−3000 (大東化成工業社)
注20 MI−チタンCR−50 (三好化成社)
注21 KSP−100 (信越化学工業社)
注22 KP−561P (信越化学工業社)
注23 MSG−2 (日本エマルジョン社)※HLB値 8
(製法)実施例1と同様の方法で頬紅を得た。上記頬紅は撥水・撥油性に優れ、化粧崩れを生じにくく、同時に付着性においても特に優れた効果を有する。
実施例5:アイシャドウ
(1)シリコーン処理タルク 注24 40.0
(2)シリコーン処理マイカ 注25 残量
(3)未処理酸化鉄 7.2
(4)未処理赤色226 0.2
(5)雲母チタン 20.0
(6)球状シリカ 2.0
(7)柔軟性球状複合粉末 注26 2.0
(8)パラベン 適量
(9)シリコーン変性アクリルポリマー 注27 5.0
(10)ジメチコン 2.0
(11)ミネラルオイル 2.0
(12)1.3ブチレングリコール 2.0
(13)セスキイソステアリン酸ソルビタン 注28 1.0
注24 SA−タルクJA−46R (三好化成社)
注25 SA−マイカM−302 (三好化成社)
注26 REP−9293
AL (東レ・ダウコーニング株式会社)
注27 KP−562P (信越化学工業社)
注28 NIKKOL SI−15RV (日光ケミカルズ社) ※HLB値 4.5
(製法)実施例1と同様の方法で化粧料基剤を得た。
実施例3〜5の化粧料は、水を含ませたスポンジで良好にとれ、その他の官能特性(のび・拡がり、密着性、つっぱり感のなさ)及び色移り、化粧持続性に優れたものであった。
本願発明の水を用いて使用する固形粉末化粧料は、上述したように小道具へのとれが良好で、肌への伸びがよく、塗布後つっぱり感がなく適度な保湿感を有し、頬紅、アイシャドウ、アイライナー、サンケア製品、ボディ化粧品等のメイクアップ化粧料に好適に使用することができる。

Claims (4)

  1. 次の成分(a)〜(d);
    (a)疎水化処理粉末 10〜95重量%
    (b)シリコーン変性アクリルポリマー 0.1〜10重量%
    (c)平均粒子径1.0〜20μmの柔軟性球状複合粉末 1〜10重量%
    (d)HLB5.5以下の界面活性剤 0.01〜2重量%
    を含有し、
    前記成分(d)は、モノイソステアリン酸ソルビタン、ジイソステアリン酸ソルビタン、トリイソステアリン酸ソルビタン、モノイソステアリン酸ジグリセリル、ジイソステアリン酸ジグリセリル、トリイソステアリン酸ジグリセリル、ポリエーテル変性シリコーンからなる群から選ばれる1種又は2種以上であり
    圧縮成型によって得られた
    ことを特徴とする水を用いて使用する固形粉末化粧料。
  2. 前記成分(a)は、フッ素化合物処理粉末である請求項1記載の固形粉末化粧料。
  3. 前記成分(b)は、融点20℃〜60℃の固形油である請求項1又は2記載の固形粉末化粧料。
  4. 前記成分(c)は、オルガノポリシロキサンエラストマー球状粉末を母粉末とする複合球状粉末からなる群から選ばれる1種又は2種以上である請求項1、2又は3記載の固形粉末化粧料。
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