JP5366759B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、相手方コネクタとの未嵌合時におけるコンタクトの保護機構を備えるコネクタに関する。
この種のコネクタとしては、特許文献1に開示されたものがある。特許文献1のコネクタは、相手方コネクタと接続されるコネクタ本体に対して、コネクタ本体のコンタクトを非接続時に覆うための保護カバーを設けてなるものである。
特開2000−171724号公報
特許文献1のコネクタでは、相手方コネクタとの接続インタフェースを構成するコネクタ本体とは別個の部材である保護カバーを用いてコネクタ本体のコンタクトを保護することとしていることから、部品点数が増えてしまい、また外形が大きくなってしまうといった問題がある。
また、特許文献1のコネクタにおいては、例えばその前端に後方に向かう力が加えられると、相手方コネクタとコネクタ本体との非接続時であっても、保護カバーの前端に対して後方に向かう力が加わると、保護カバーが後退しコンタクトが意図せずして露出してしまう恐れがある。
そこで、本発明は、上述した課題を解決すべく、特許文献1のコネクタとは異なる新しい構造のコンタクト保護機構を備えるコネクタを提供することを目的とする。
本発明によれば、第1のコネクタとして、
相手方コネクタと嵌合するコネクタであって、
コンタクトと;
該コンタクトを保持するハウジングと;
前記コンタクトと前記ハウジングとを少なくとも部分的に覆うスライディングシェルであって、前記相手方コネクタと当該コネクタの嵌合時における嵌合位置と前記相手方コネクタと当該コネクタの未嵌合時における位置であって前記ハウジングの前端よりも突出した突出位置との間を少なくとも移動可能となるように前記ハウジングに保持されたスライディングシェルと;
前記未嵌合時において前記突出位置に位置する前記スライディングシェルに係止して、前記スライディングシェルが前記嵌合位置に向かって移動することを防止する係止部と;
前記嵌合時に前記相手方コネクタの一部と接触することにより、前記スライディングシェルに対する前記係止部の係止を解除する係止解除部と;
を備えるコネクタが得られる。
また、本発明によれば、第2のコネクタとして、第1のコネクタであって、
前記スライディングシェルを前記突出位置に向けて付勢する付勢手段を更に備えている
コネクタが得られる。
また、本発明によれば、第3のコネクタとして、第1又は第2のコネクタであって、前記係止部と前記係止解除部との組を複数組備えており、すべての前記係止部による係止が解除されない限り前記スライディングシェルの前記嵌合位置に向かう移動が防止されるコネクタが得られる。
また、本発明によれば、第4のコネクタとして、第1乃至第3のコネクタのいずれかであって、
前記係止部と当該係止部による係止を解除する前記係止解除部とは同一部材に設けられている
コネクタが得られる。
また、本発明によれば、第5のコネクタとして、第1乃至第4のコネクタのいずれかであって、
前記スライディングシェルが前記突出位置よりも前方に移動しないように、前記スライディングシェルの最大突出位置を規定する突出量規定部を更に備えている
コネクタが得られる。
また、本発明によれば、第6のコネクタとして、第5のコネクタであって、
前記スライディングシェルが前記嵌合位置よりも後方に移動しないように前記スライディングシェルの一部を受けるシェルストッパを更に備える
コネクタが得られる。
また、本発明によれば、第7のコネクタとして、第6のコネクタであって、
前記シェルストッパはグランドに接続されており、前記スライディングシェルが前記嵌合位置に位置した際に該スライディングシェルを接地するように構成されている
コネクタが得られる。
また、本発明によれば、第8のコネクタとして、第6又は第7のコネクタであって、
前記スライディングシェルには前縁及び後縁を有する開口部が形成されており、
前記シェルストッパは、前記開口部内に位置する受部を有しており、
前記受部は、前記スライディングシェルが前記嵌合位置よりも後方に移動しないように前記開口部の前記前縁を受けるものであり、
前記受部と前記開口部の前記後縁とは、前記受部が前記開口部の前記後縁を受けることにより前記最大突出位置を規定する前記突出量規定部として機能する
コネクタが得られる。
本発明によれば、コネクタのインタフェースを構成するシェルをスライド可能とし、当該コネクタと相手方コネクタとの未嵌合時にはシェルを嵌合時の状態よりも突出させておくと共に当該シェルの後方移動を係止部によって制限する構成としたことから、コネクタの部品点数の増加をできる限り抑えた上でコネクタを不要に大型化することなく且つ未嵌合時におけるコンタクトの保護を確実なものとすることができる。
本発明の実施の形態によるコネクタ(プラグ)と相手方コネクタ(レセプタクル)とを示す斜視図である。 図1のコネクタにおけるコンタクト保護構造を示す一部断面斜視図である。 図2のコネクタにおけるコンタクト保護構造を示す断面図である。 図2のコネクタにおけるコンタクト保護構造を示す他の断面図である。 図1のプラグとレセプタクルとの嵌合過程を示す一部断面斜視図である。 図5の嵌合過程に続く嵌合過程を示す一部断面斜視図である。 図6の嵌合過程に続く嵌合過程を示す一部断面斜視図である。 図7の嵌合過程に続く嵌合状態を示す一部断面斜視図である。
図1を参照すると、本発明の実施の形態によるコネクタ100は、USB3.0コネクタのように規格化されたプラグタイプのものであり、レセプタクルタイプの相手方コネクタ200と嵌合するものである。コネクタ100にはケーブル300が接続されており、相手方コネクタ200は回路基板400に搭載されている。相手方コネクタ200は、導電性材料からなる複数の相手方コンタクト210と、相手方コンタクト210を保持する絶縁性材料からなる相手方ハウジング220と、相手方ハウジング220をカバーする導電性材料からなる相手方シェル230とを備えている。相手方シェル230の上部には、2つのロック孔232が形成されている。
図1乃至図4に示されるように、コネクタ100は、導電性材料からなる複数のコンタクト110と、コンタクト110を保持する絶縁性材料からなるハウジング120と、±X方向(前後方向:嵌合脱離方向)に沿って移動可能(スライド可能)となるようにハウジング120に支持された導電性材料からなるスライディングシェル130と、スライディングシェル130の位置決めを行うための導電性材料からなるシェルストッパ140と、相手方シェル230とスライディングシェル130との嵌合をロックする導電性材料からなるロック部材150と、導電性材料からなるスプリング(付勢手段)160とを備えている。
特に、図4に示されるように、ハウジング120は、概略、ブロック部122と、そのブロック部122からX方向に沿って(前方に向かって)延びる板状部126とを備えている。ブロック部122にはY方向中央付近に−X方向(後方)に向かって延びる収容穴124が形成されている。本実施の形態においては、収容穴124は上下にそれぞれ1つずつ(計2つ)形成されている。収容穴124には、スプリング160が1つずつ少なくとも部分的に収容されている。
図2乃至図4に示されるように、スライディングシェル130は、相手方シェル230と嵌合する嵌合部131と、嵌合部131の後端131d近傍から+Z方向(上方向)及び−Z方向(下方向)に向かって延びる被押圧部133と、被押圧部133のそれぞれから−X方向(後方)に向かって延びる後延部134とを備えている。嵌合部131は、主としてハウジング120の板状部126をカバーしており、板状部126の上下面上をスライドする。嵌合部131の上部131aには、X方向に沿って延びる2つの収容スリット132が形成されている。被押圧部133の背面には、スプリング160の先端が押し当てられており、そのスプリング160によって被押圧部133は(即ち、スライディングシェル130全体も)+X方向(前方)に向かって押圧されている。後延部134は、ブロック部122の上下面上をスライドする。後延部134のそれぞれには、開口部135が形成されている。本実施の形態においては、後述するように、開口部135の前縁136と後縁137との間のX方向における距離によってスライディングシェル130のX方向における移動可能距離(スライド可能距離)が決まることとなっている。
図2及び図4に示されるように、本実施の形態によるシェルストッパ140は、2つ設けられており、ハウジング120のブロック部122の上下にそれぞれ1つずつ保持されている。シェルストッパ140は、XZ平面内において略コの字形状の断面を有しており、その前端部分である受部142は、対応する後延部134に形成された開口部135内に挿入されブロック部122によって保持されている。
スライディングシェル130は、スプリング160から+X方向に向かう力を受けているが、スライディングシェル130が+X方向に向かって移動していくと開口部135の後縁137に受部142が当接するため、開口部135の後縁137に受部142が当接したときの位置を越えて、スライディングシェル130は突出することができない。即ち、本実施の形態においては、開口部135の後縁137と受部142との当接により、スライディングシェル130の最大突出位置が規定されている。このように、本実施の形態による開口部135の後縁137に受部142とは、スライディングシェル130の最大突出位置を規定する突出量規定部として機能している。
より具体的には、スライディングシェル130は、ハウジング120の板状部126の前端126cよりも+X方向に突出しており、コンタクト110を外部から適切に保護している。このときのスライディングシェル130の位置を「突出位置」という。このことから理解されるように、スプリング160は、スライディングシェル130を突出位置に向けて付勢している。コネクタ100と相手方コネクタ200との未接続時・未嵌合時には、開口部135の後縁137と受部142との当接以外にスプリング160による付勢に抗うものがない。従って、コネクタ100と相手方コネクタ200との未接続時・未嵌合時には、スライディングシェル130は突出位置まで突出している。
一方、スライディングシェル130が−X方向に向かって押し込まれると、開口部135の前縁136をシェルストッパ140の受部142が受けることとなる。従って、それ以上、スライディングシェル130が−X方向に向かって移動することはない。本実施の形態によるスライディングシェル130は、相手方コネクタ200とコネクタ100との嵌合時において、開口部135の前縁136が受部142に当接する位置に位置している。このときのスライディングシェル130の位置を「嵌合位置」という。
即ち、本実施の形態によるスライディングシェル130は、突出位置と嵌合位置との間をX方向に沿って移動可能となるようにハウジング120に支持されている。ここで、突出位置及び嵌合位置は、上述した内容から理解されるように、受部142と開口部135の後縁137や前縁136との位置関係によって決まるものであり、突出位置と嵌合位置との間の距離は、後縁137と前縁136との間の距離によって決まるものである。従って、例えば、後縁137と受部142との位置関係を調整して嵌合位置を決めた後は、所望とする突出量に応じて、開口部135のサイズ(特に、後縁137と前縁136との距離)を定めればよい。なお、本実施の形態においては、スライディングシェル130が嵌合位置にあるとき、スライディングシェル130の前縁がハウジング120の板状部126の前端126cと略一致している。また、本実施の形態によるシェルストッパ140は、図示しない手段によってケーブル300のグランド線と電気的に接続されている。従って、本実施の形態においては、スライディングシェル130は、嵌合位置にあるとき、シェルストッパ140を介してケーブル300のグランド線と電気的に接続される。
特に、本実施の形態における受部142は収容穴124まで達しており、収容穴124内においてはスプリング160の後端が受部142に押し当てられている。即ち、スプリング160は、シェルストッパ140の受部142とスライディングシェル130の被押圧部133との間に挟まれており、両者を電気的に接続している。但し、スプリング160はインダクタンスとして機能してしまうことから、高周波数領域においては無視し得ない影響が出てしまう恐れがあるため、グランドを強化するという観点から、本実施の形態においては嵌合位置にあるスライディングシェル130とシェルストッパ140とを直接接触させることとし、それによって、インダクタンス成分をできるだけ小さくした経路も確保することとしている。
図2及び図3に示されるように、本実施の形態によるロック部材150は2つあり、それぞれ相手方シェル230のロック孔232に係合することによりコネクタ100と相手方コネクタ200との嵌合状態をロックするためのものである。各ロック部材150は、ハウジング120のブロック部122に固定される被固定部152と、被固定部152から+X方向に向かって延びるアーム154と、アーム154の先端に設けられたロック爪156と、アーム154の途中に形成された係止部158とを備えている。ここで、ロック爪156も係止部158もアーム154から+Z方向に向かって突出している。このうち、ロック爪156は、通常状態において、スライディングシェル130の嵌合部131の上部131aに設けられた収容スリット132を通して嵌合部131の外側に突出している。本実施の形態によるアーム154は弾性変形可能なものであることから、その先端に設けられたロック爪156は圧力を受けると押し下げられ、その圧力が解除されると元の位置に復帰することができることとなっている。また、アーム154によって弾性支持されているロック爪156と係止部158が実質的に同一の方向に向いていることから、ロック爪156が押し下げられると、係止部158も下方に移動させられる。
ここで、本実施の形態による係止部158は、スライディングシェル130が突出位置にあるとき、嵌合部131の後端131dの後ろ側に位置している。このため、スライディングシェル130が−X方向に向かって移動しようとしても係止部158が嵌合部131の後端131dに係止することとなり、スライディングシェル130の−X方向への移動を防ぐことができる。上述したようにロック爪156が押し下げられると、係止部158も下方に移動させられるため、スライディングシェル130の嵌合部131の後端131dに対する係止部158の係止が解除される。係止が解除されると、スライディングシェル130は−X方向に沿って移動することができる。このことから理解されるように、ロック爪156は、スライディングシェル130の嵌合部131の後端131dに対する係止部158の係止を解除する係止解除部としても機能する。
本実施の形態においては、2つのロック部材150の双方に係止部158が設けられていることから、それら係止部158によるスライディングシェル130に対する係止が両方とも解除されない限り、スライディングシェル130の−X方向への移動が妨げられる状態(即ち、コンタクト110の保護状態)が保持される。特に、本実施の形態においては、2つのロック爪156のX方向における位置が一致していることから、これらが同時に押し下げられるのは、故意に2つのロック爪156を押し下げ操作した場合を除き、相手方シェル230とスライディングシェル130とが正しく嵌合するときだけである。従って、例えば、相手方シェル230に対してスライディングシェル130が斜めに挿入された場合などには、2つのロック爪156が同時に押し下げられないので、2つの係止部158による係止は解除されない。このように、係止部158と係止解除部(ロック爪156)との組を複数組用意し、相手方シェル230との嵌合状態を考慮して適宜配置することにより、相手方シェル230とスライディングシェル130が正しく嵌合したときのみにスライディングシェル130をスライド可能な状態にすることができる。
上述した構成を備えるコネクタ100と相手方コネクタ200との接続動作について図5乃至図8を更に参照して説明する。
図5に示される状態においては、スライディングシェル130が突出位置に位置しており、係止部158がスライディングシェル130の嵌合部131の後端131dの後側に位置していることから、スライディングシェル130に対して−X方向に向かう力が加えられたとしても、係止部158とスライディングシェル130の後端131dが係止することとになりスライディングシェル130は突出位置から嵌合位置へ向かって移動することができない。即ち、スライディングシェル130によるコンタクト110の保護状態は維持される。
その後、コネクタ100と相手方コネクタ200との嵌合を進めていくと、図6に示されるように、2つのロック爪156が相手方シェル230と同時に接触する。この時点では、まだ係止部158とスライディングシェル130の後端131dとの係止は維持されている。従って、スライディングシェル130の嵌合位置への移動はまだ抑制されたままである。
更に、嵌合工程が適切に進むと、図7に示されるように、相手方シェル230によって2つのロック爪156が同時に押し下げられる。この時点で、係止部158と後端131dとの係止が解除されるため、スライディングシェル130の−X方向への移動が可能となる。
その後、更にコネクタ100を相手方コネクタ200に対して押し込んでいくと、相手方シェル230とスライディングシェル130との摩擦により、シェルストッパ140の受部142がスライディングシェル130の開口部135の前縁136に当接するまでスライディングシェル130が−X方向へ移動し、図8に示されるようにスライディングシェル130は嵌合位置に至る。なお、スライディングシェル130が嵌合位置までくると、ロック爪156はアーム154の弾性力によりロック孔232内に位置することとなる。この際、係止部158は、収容スリット132内に位置することとなるので、ロック爪156によるロック孔232への係合の妨げとなることはない。
以上、本発明の実施の形態について具体的に説明してきたが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、図示されたスプリング160はコイルばねであったが、これに代えて、板ばねを採用してもよいし、その板ばねをスライディングシェル130と一体に形成することとしてもよい。具体的には、例えば、被押圧部133に対してY方向に延びる部位を追加し、それを後方に折り返すことにより板ばねを構成することとし、ハウジング120のブロック部122の前端に当接させることとしてもよい。
また、本実施の形態においては、係止部158とロック爪156(係止解除部)とをロック部材150という同一の部材に設けているが、これらを別部材としてもよい。但し、本実施の形態のように、係止部158とロック爪156(係止解除部)とを同一部材に設けることとした方が部品点数の増加を抑えることができ、またサイズの増加を抑えることもできる。特に、本実施の形態のロック部材150は、規格により元々設けられていたものであるので、それを利用することにより、部品点数の増加を更に抑えることができている。
更に、本実施の形態によるコネクタは、規格化されたものであったが、本発明はそれに制限されるものではない。即ち、本発明は特定の規格に限定されるものではない。
加えて、本実施の形態においては、電気的接続を図る電気コネクタを例として掲げたが、本発明はこれに制限されるものではない。例えば、導電性のコンタクトの電気的接続に加えて光ファイバの接続を行う光電気複合コネクタに本発明の概念を適用することとしてもよい。
100 コネクタ
110 コンタクト
120 ハウジング
122 ブロック部
124 収容穴
126 板状部
126c 前端
130 スライディングシェル
131 嵌合部
131a 上部
131d 後端
132 収容スリット
133 被押圧部
134 後延部
135 開口部
136 前縁
137 後縁
140 シェルストッパ
142 受部
150 ロック部材
152 被固定部
154 アーム
156 ロック爪(係止解除部)
158 係止部
160 スプリング(付勢手段)
200 相手方コネクタ
210 相手方コンタクト
220 相手方ハウジング
230 相手方シェル
232 ロック孔
300 ケーブル
400 回路基板

Claims (8)

  1. 相手方コネクタと嵌合するコネクタであって、
    コンタクトと;
    該コンタクトを保持するハウジングと;
    前記コンタクトと前記ハウジングとを少なくとも部分的に覆うスライディングシェルであって、前記相手方コネクタと当該コネクタの嵌合時における嵌合位置と前記相手方コネクタと当該コネクタの未嵌合時における位置であって前記ハウジングの前端よりも突出した突出位置との間を少なくとも移動可能となるように前記ハウジングに保持されたスライディングシェルと;
    前記未嵌合時において前記突出位置に位置する前記スライディングシェルに係止して、前記スライディングシェルが前記嵌合位置に向かって移動することを防止する係止部と;
    前記嵌合時に前記相手方コネクタの一部と接触することにより、前記スライディングシェルに対する前記係止部の係止を解除する係止解除部と;
    を備えるコネクタ。
  2. 請求項1記載のコネクタであって、
    前記スライディングシェルを前記突出位置に向けて付勢する付勢手段を更に備えている
    コネクタ。
  3. 請求項1又は請求項2記載のコネクタであって、前記係止部と前記係止解除部との組を複数組備えており、すべての前記係止部による係止が解除されない限り前記スライディングシェルの前記嵌合位置に向かう移動が防止されるコネクタ。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のコネクタであって、
    前記係止部と当該係止部による係止を解除する前記係止解除部とは同一部材に設けられている
    コネクタ。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のコネクタであって、
    前記スライディングシェルが前記突出位置よりも前方に移動しないように、前記スライディングシェルの最大突出位置を規定する突出量規定部を更に備えている
    コネクタ。
  6. 請求項5記載のコネクタであって、
    前記スライディングシェルが前記嵌合位置よりも後方に移動しないように前記スライディングシェルの一部を受けるシェルストッパを更に備える
    コネクタ。
  7. 請求項6記載のコネクタであって、
    前記シェルストッパはグランドに接続されており、前記スライディングシェルが前記嵌合位置に位置した際に該スライディングシェルを接地するように構成されている
    コネクタ。
  8. 請求項6又は請求項7記載のコネクタであって、
    前記スライディングシェルには前縁及び後縁を有する開口部が形成されており、
    前記シェルストッパは、前記開口部内に位置する受部を有しており、
    前記受部は、前記スライディングシェルが前記嵌合位置よりも後方に移動しないように前記開口部の前記前縁を受けるものであり、
    前記受部と前記開口部の前記後縁とは、前記受部が前記開口部の前記後縁を受けることにより前記最大突出位置を規定する前記突出量規定部として機能する
    コネクタ。
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