JP5365698B2 - 糸巻取装置 - Google Patents
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Description
以下、図面を参照しつつ、本願発明の第一実施形態に係る糸巻取装置について説明する。オートワインダ1は、図1に示す巻取ユニット2(糸巻取装置)を紙面左右方向に例えば60錘など多数で並べて構成されている。
図1に示すオートワインダ1のオペレータは、給糸ボビンBから紡績糸Yを解舒して、この紡績糸Yを糸解舒補助装置11、ヤーンフィーラ12、ヤーンクリアラ4、アキュムレータ7、ゲート式テンサー25、ワキシング装置26にセットし、巻取ボビンBfに固定する。アキュムレータ7における紡績糸Yの糸道は、図2に示す通りである。即ち、オペレータは、紡績糸Yを、引出センサ54と、吹下ノズル48の糸流路46と、出力軸36の流路44と、巻付アーム29の糸経路28と、に順に通す。この状態で、オペレータは、巻付アーム29の開口43側で紡績糸Yを引き出して、糸貯留ドラム27に例えば5〜20回程度巻き付け、糸貯留ドラム27(曲面部65)と環状部材66との間に通した上で、ゲート式テンサー25及びワキシング装置26にセットする。なお、図2における紡績糸Yは説明の都合上、太く描かれているが、実際には糸貯留ドラム27上には常時、600巻きくらいの紡績糸Yの束が貯留されるようになっている。
この状態で、図9に示すように巻取ユニット2の電源を投入すると(S300)、制御部9は、巻取部5による紡績糸Yの巻取速度Vaが1200m/minとなるように綾振ドラム14の回転を開始させると共に、アキュムレータ7による紡績糸Yの巻付速度Vbが1500m/minとなるように巻付アーム29の回転を開始させる(S310)。すると、図1や図2に示すように、糸貯留ドラム27の外周上に巻き付けられた紡績糸Yの束は、上端から順に巻取部5によって解舒され、綾振ドラム14によって綾振られながらパッケージPに巻き取られていく。
紡績糸Yが図1に示すゲート式テンサー24で糸切れしたとする。この場合、ゲート式テンサー24よりも下流側の紡績糸Yは、すべて糸貯留ドラム27に巻き付けられ、紡績糸Yの糸端は糸貯留ドラム27の下端部34の外周上に巻き付けられた状態となる。これと同時に、ヤーンクリアラ4は糸切れを検出し、制御部9へ糸切れ信号を送信する。図9に示すように制御部9は、ヤーンクリアラ4から糸切れ信号を受信すると(S320:YES)、図10に示す制御フローを実行する(S325)。即ち、制御部9は、図11に示す糸欠乏防止のための制御フロー(詳しくは、後述する。)を公知のマルチタスク技術で並行して実行しつつ(S400)、先ず、巻付アーム29の回転を停止させる(S410)。次に、制御部9は、図6に示す電磁弁52を開状態へと切り替えることで、符号a及びbで示す太線矢印のように、巻付アーム29の糸経路28などに、糸貯留ドラム27側から上側中継ぎパイプ18側へ向かう空気流を形成する(S420)。これと同時に、制御部9は、図5に示す上側中継ぎパイプ18を若干回動させることでクランプ部18cを操作して、吸引口18bを閉塞状態から開放状態へと切り替え、これにより、符号c及びdで示す太線矢印のように、上側中継ぎパイプ18に、吸引口18b側から負圧源20側へ向かう空気流を形成する(S420)。次に、巻付アームモータ制御部61は、巻付アーム29が貯留時とは逆方向に、即ち、図6で平面視で反時計回りに低速で回転するように巻付アームモータ30を制御し(S430)、引出センサ54からの引出検出信号の受信待ち状態となる(S440:NO)。すると、下端部34上に存在する紡績糸Yの糸端は、巻付アーム29の開口43に吸い込まれ、図7に示すように巻付アーム29の糸経路28などを経由して上側中継ぎパイプ18の吸引口18bに至る。このとき、紡績糸Yが引出センサ54を通過するので、引出センサ54は、制御部9に、引出検出信号を送信する。図10に示すように、引出センサ54から引出検出信号を受信すると(S440:YES)、制御部9は、巻付アーム29の低速回転を継続したまま、上側中継ぎパイプ18を若干旋回させることでクランプ部18cを操作して、吸引口18bを開放状態から閉塞状態へと切り替えると共にクランプ部18cによって紡績糸Yをクランプさせ、更に上から下へ向かって上側中継ぎパイプ18を旋回させることで、アキュムレータ7から引き出した紡績糸Yをアキュムレータ7よりも給糸部3側にある糸継部6の糸継実行部17に案内する(S450)。このとき、上側中継ぎパイプ18の旋回によってアキュムレータ7から紡績糸Yが概ね60cm程度、新たに引き出されることとなるが、このときに紡績糸Yがクランプ部18cと糸貯留ドラム27との間で糸切れしないように、制御部9は、上側中継ぎパイプ18の旋回を巻付アーム29の回転と同期させる。上側中継ぎパイプ18による紡績糸Yの糸継実行部17への案内が完了したら(S450)、制御部9は、巻付アーム29の回転を停止させる(S460)。一方で、図1に示す下側中継ぎパイプ19は、上側中継ぎパイプ18と同様に、ヤーンフィーラ12の周辺に存在する紡績糸Yの糸端を吸引捕捉し、この紡績糸Yを糸継実行部17に案内する。そして、アキュムレータ7側の紡績糸Yと給糸部3側の紡績糸Yが糸継実行部17にセットされたら、制御部9は、図4に示すスプライサモータ23を駆動して、糸継実行部17による糸継ぎ作業を実行させる(S470)。そして、制御部9は、図2に示すように巻付アーム29の平面視時計回りの回転を開始させ(S480)、図6の糸切れ状態から図2の通常巻取状態へと復帰する(S490)。なお、このときの巻付アーム29の回転数は、巻付速度Vbが1500m/minとなるように設定される(S480)。
図9に示す通常巻取時において、ヤーンクリアラ4から糸欠点検出信号を受信すると(S330:YES)、制御部9は、図12に示す制御フローを実行する(S335)。即ち、制御部9は、図11に示す糸欠乏防止のための制御フローを公知のマルチタスク技術で並行して実行しつつ(S500)、巻付アーム29の回転を停止させ(S530)、糸切れ時と同様に、電磁弁52や上パイプモータ21を制御して、図6の符号a及びb、c、dで示す太線矢印のように、糸経路28などに空気流を形成する(S540)。次に、巻付アームモータ制御部61は、巻付アーム29が貯留時とは逆方向に、即ち、図6で平面視で反時計回りに低速で回転するように巻付アームモータ30を制御し(S550)、引出センサ54からの引出検出信号の受信待ち状態となる(S560:NO)。すると、下端部34上に存在する紡績糸Yの糸端は、巻付アーム29の開口43に吸い込まれ、図7に示すように巻付アーム29の糸経路28などを経由して上側中継ぎパイプ18の吸引口18bに至る。このとき、紡績糸Yが引出センサ54を通過するので、引出センサ54は、制御部9に、引出検出信号を送信する。図12に示すように、引出センサ54から引出検出信号を受信すると(S560:YES)、引出糸長演算部63は、引出センサ54が紡績糸Yを検出した時点からの、ロータリエンコーダ53によって検出される前記巻付アーム29の回転角度を取得し(S570)、この回転角度に基づいて前記の引出糸長を演算する(S580)。そして、上パイプ制御部64は、糸欠点検出信号から取得した糸欠点の長さと、引出糸長演算部63によって演算された引出糸長と、を比較する(S590)。そして、上パイプ制御部64は、引出糸長が糸欠点長さに到達するまで待機し(S590:NO)、図8に示すように到達したら(S590:YES)、制御部9は、巻付アーム29の低速回転を継続したまま、上側中継ぎパイプ18を若干旋回させることでクランプ部18cを操作して、吸引口18bを開放状態から閉塞状態へと切り替えると共にクランプ部18cによって紡績糸Yをクランプさせ、更に上から下へ向かって上側中継ぎパイプ18を旋回させることで、アキュムレータ7から引き出した紡績糸Yを糸継部6の糸継実行部17に案内する(S600)。図8の符号Y6で示す二点鎖線は、糸欠点のある紡績糸をイメージしたものである。このとき、上側中継ぎパイプ18の旋回によってアキュムレータ7から紡績糸Yが概ね60cm程度、新たに引き出されることとなるが、このときに紡績糸Yがクランプ部18cと糸貯留ドラム27との間で糸切れしないように、制御部9は、上側中継ぎパイプ18の旋回を巻付アーム29の回転と同期させる。上側中継ぎパイプ18による紡績糸Yの糸継実行部17への案内が完了したら(S600)、制御部9は、巻付アーム29の回転を停止させる(S610)。一方で、図1に示す下側中継ぎパイプ19は、上側中継ぎパイプ18と同様に、ヤーンフィーラ12の周辺に存在する紡績糸Yの糸端を吸引捕捉し、この紡績糸Yを糸継実行部17に案内する。そして、アキュムレータ7側の紡績糸Yと給糸部3側の紡績糸Yが糸継実行部17にセットされたら、制御部9は、図4に示すスプライサモータ23を駆動して、糸継実行部17による糸継ぎ作業を実行する(S620)。そして、制御部9は、図2に示すように巻付アーム29の平面視時計回りの回転を開始させ(S630)、図6の糸切れ状態から図2の通常巻取状態へと復帰する(S640)。なお、このときの巻付アーム29の回転数は、巻付速度Vbが1500m/minとなるように設定される(S630)。
ところで、給糸ボビンBが空になったとする。この場合、ゲート式テンサー24よりも下流側の紡績糸Yは、すべて糸貯留ドラム27に巻き付けられ、紡績糸Yの糸端は糸貯留ドラム27の下端部34の外周に巻き付けられた状態となる。これと同時に、ヤーンフィーラ12は制御部9へ空ボビン信号を送信する。図9に示すように制御部9は、ヤーンフィーラ12から空ボビン信号を受信すると(S340:YES)、図13に示す制御フローを実行する(S345)。即ち、制御部9は、図11に示す糸欠乏防止のための制御フローを公知のマルチタスク技術で並行して実行しつつ(S700)、現在の給糸ボビンBを排出して新たな給糸ボビンBをペグ10に装填し、この給糸ボビンBの紡績糸Yを案内し、下側中継ぎパイプ19に捕捉吸引可能な状態としておき(S710)、これと前後して巻付アーム29の回転を停止させる(S720)。次に、制御部9は、糸切れ時と同様に、電磁弁52や上パイプモータ21を制御して、図6の符号a及びb、c、dで示す太線矢印のように、糸経路28などに空気流を形成する(S730)。次に、巻付アームモータ制御部61は、巻付アーム29が貯留時とは逆方向に、即ち、図6で平面視で反時計回りに低速で回転するように巻付アームモータ30を制御し(S740)、引出センサ54からの引出検出信号の受信待ち状態となる(S750:NO)。すると、下端部34上に存在する紡績糸Yの糸端は、巻付アーム29の開口43に吸い込まれ、図7に示すように巻付アーム29の糸経路28などを経由して上側中継ぎパイプ18の吸引口18bに至る。このとき、紡績糸Yが引出センサ54を通過するので、引出センサ54は、制御部9に、引出検出信号を送信する。図13に示すように、引出センサ54から引出検出信号を受信すると(S750:YES)、制御部9は、巻付アーム29の低速回転を継続したまま、上側中継ぎパイプ18を若干旋回させることでクランプ部18cを操作して、吸引口18bを開放状態から閉塞状態へと切り替えると共にクランプ部18cによって紡績糸Yをクランプさせ、更に上から下へ向かって上側中継ぎパイプ18を旋回させることで、アキュムレータ7から引き出した紡績糸Yを糸継部6の糸継実行部17に案内する(S760)。このとき、上側中継ぎパイプ18の旋回によってアキュムレータ7から紡績糸Yが概ね60cm程度、新たに引き出されることとなるが、このときに紡績糸Yがクランプ部18cと糸貯留ドラム27との間で糸切れしないように、制御部9は、上側中継ぎパイプ18の旋回を巻付アーム29の回転と同期させる。上側中継ぎパイプ18による紡績糸Yの糸継実行部17への案内が完了したら(S760)、制御部9は、巻付アーム29の回転を停止させる(S770)。一方で、図1に示す下側中継ぎパイプ19は、上側中継ぎパイプ18と同様に、ヤーンフィーラ12の周辺に存在する紡績糸Yの糸端を吸引捕捉し、この紡績糸Yを糸継実行部17に案内する。そして、アキュムレータ7側の紡績糸Yと給糸部3側の紡績糸Yが糸継実行部17にセットされたら、制御部9は、図4に示すスプライサモータ23を駆動して、糸継実行部17による糸継ぎ作業を実行する(S780)。そして、制御部9は、図2に示すように巻付アーム29の平面視時計回りの回転を開始させ(S790)、図6の糸切れ状態から図2の通常巻取状態へと復帰する(S800)。なお、このときの巻付アーム29の回転数は、巻付速度Vbが1500m/minとなるように設定される(S790)。
Claims (8)
- 給糸ボビンから紡績糸を解舒する給糸部と、
この紡績糸をパッケージとして巻き取る巻取部と、
前記給糸部と前記巻取部との間に設けられ、紡績糸を巻き取って貯留する糸貯留部と、
前記糸貯留部から前記巻取部側に解舒される紡績糸に接触してバルーンを規制するバルーン規制部と、を備え、
前記バルーン規制部は、紡績糸が前記糸貯留部から前記巻取部側に解舒されることで外側に膨らもうとする紡績糸に接触することによって、当該紡績糸に抵抗を付与し、
前記バルーン規制部が、前記糸貯留部から解舒される紡績糸を取り囲むように配置された環状部材によって構成され、
前記環状部材が、弾性材料によって構成されているとともに、前記糸貯留部に接触するように配置されており、
前記糸貯留部から解舒される紡績糸が、前記環状部材と前記糸貯留部とに挟まれていることを特徴とする糸巻取装置。 - 前記環状部材がゴム材料によって構成されていることを特徴とする請求項1に記載の糸巻取装置。
- 前記環状部材が、弾性変形された状態で前記糸貯留部に接触していることにより、少なくともその一部分が、全周にわたって前記糸貯留部と面接触していることを特徴とする請求項1又は2に記載の糸巻取装置。
- 前記糸貯留部の紡績糸の解舒側の端部が、前記糸貯留部から前記巻取部側に向かうにつれ、その中心に向けて縮小する円曲面を有する円曲面形状になっており、
前記環状部材が、外周と内周の半径の差が、厚みよりも大きい環状部材であって、外周と内周との間の部分が、前記糸貯留部の円曲面状となった部分に沿うように弾性変形されていることで、前記糸貯留部の円曲面状となった部分に面接触していることを特徴とする請求項3に記載の糸巻取装置。 - 前記糸貯留部は、回転することによって紡績糸を巻き取って貯留する回転貯留ドラムを備えており、
前記環状部材は、前記回転貯留ドラムよりも径の小さいものであって、引き伸ばされた状態で前記回転貯留ドラムに巻かれていることを特徴とする請求項2に記載の糸巻取装置。 - 前記回転貯留ドラムの、前記環状部材が巻かれている部分よりも紡績糸の解舒側の部分に、前記解舒側ほどその径が大きくなった拡大部が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の糸巻取装置。
- 前記給糸部と前記巻取部との間に設けられ、紡績糸の糸継を行う糸継部と、
前記巻取部による巻取動作、及び、前記糸継部による糸継動作を制御する制御部とをさらに備え、
前記制御部は、前記糸継部による糸継と、前記巻取部による紡績糸の巻取と、同時に行うように制御することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の糸巻取装置。 - 前記給糸部には、給糸ボビンの芯管に被さる規制部材を給糸ボビンからの紡績糸の解舒と連動して下降させることにより、給糸ボビンから紡績糸の解舒を補助する糸解舒補助装置が設けられていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の糸巻取装置。
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