JP5362576B2 - 回転式リクライナー機構 - Google Patents

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Description

この開示は一般にシート技術に関連し、特に、シートに対して背もたれを調節するリクライナー機構の分野に関連している。
この出願は、2006年10月12日に出願された米国仮特許出願番号60/851148号および2007年月5日に出願された米国仮特許出願番号60/878765号の利益を主張しており、それらの内容をここに引用してこの出願に一体化する。
車両用シートとして、一般的に主要な二つのタイプのリクライナー機構が知られている。第一は、(シートベース枠のような)一つの部材と連結または一体に形成された枢支された爪と(背もたれ枠のような)他の部材に連結は一体成形された歯付きセクタギアを使用する爪とセクター式のリクライナー機構である。爪とセクターを、背もたれ枠とシート枠を連結する別なリクライナー機構に一体化することもよく行われている。爪とセクター式リクライナーの多くの公知例が存在する。爪とセクターを、背もたれとシートベース枠を連結する別々のリクライナー機構に一体化することも広く行われている。爪とセクターの多くの公知例が存在している。
第2は、周知の円形状または回転式リクライナー機構である。米国特許第4,143,905;米国特許第5,536,217;米国特許第6,092,874;米国特許第6,805,650など、多くの円形状リクライナー機構の例が存在している。多くの公知の回転式リクライナー機構はカム機構と、通常は歯を有する可動ロック部材を使用している。ロック部材をロック位置に付勢するために、典型的には複数のスプリングとした付勢部材を含むことが公知である。ロック部材を付勢部材の付勢力に抗してアンロック位置に移動させるためにカム機構を操作するために、通常はハンドルのようなアクチュエーターが使用される。このアンロック位置でロック部材の歯が、回転式リクライナーのいずれかの側板に設けられた歯と離合する。
米国特許第4,143,905号
米国特許第5,536,217号
米国特許第6,092,874号
米国特許第6,805,650号
公知の回転式リクライナー機構には、かなりの欠点やリクライナー機構の設計上好ましくない妥協が必要などの不十分さが残っている。既存の回転式リクライナー機構は簡素さや動作効率において十分でなく、比較的に高い操作努力を求められることがあり、操作努力が低い操作機構でも、受け容れがたい程の遊びは「緩み」を有し、製造が困難または高価である。したがって、リクライナー機構、特に回転式リクライナー機構の改良がのぞましい。
開示された一つの実施例は、第二の部材に対して支持された第一のは可動の部材と、第一と第二の部材の位置を互いに対してロックするため第一部材と第二部材の間で可動の一対のロックアーム部材を含む回転式リクライナーに関連している。ロックアーム部材は、ロックアーム部材を移動させる枢動カム部材と、該カム部材と少なくとも一つのロックアーム部材の間に位置した円板状または円筒状部材を使用してロック位置ヘはロック位置から移動される。回転式リクライナー機構はさらに、第一部材と第二部材との相対移動の範囲を決めるための内リング部材を含み、該内リング部材は第一部材または第二部材に設けられている。第一部材と第二部材は、リクライナー機構の移動範囲を制限するため内リング部材の一部と係合する複数の停止部材が形成されている。回転式リクライナー機構はさらに、第一部材と第二部材を保持しリリース部材を入れるための連結部材と、前記カム部材をロック位置に付勢するカム付勢部材を有している。
開示された一つの実施例は、第二の部材はベース板に対して支持された第一のは可動の部材と、第一と第二の部材の位置を互いに対してロックするため第一部材と第二部材の間で可動の一対のロックアーム部材を含む回転式リクライナーに関連している。ロックアーム部材は、枢動カム部材と、該カム部材と少なくとも一つのロックアーム部材の間に位置した円板状部材を使用して移動される。回転式リクライナー機構は、第一部材と第二部材を保持するための連結部材と有しており、該連結部材は、アクチュエーター部材とカム部材を第一の位置に付勢するカム付勢部材を通す通路を有している。回転式リクライナー部材はさらに、カム付勢部材を蓋うキャップ部材を有している。
開示された一つの実施例は、第二部材は基板に対して回転可能に支持された第一部材は可動板と、第一と第二の部材の位置を互いに対してロックするため第一部材と第二部材の間で可動の一対のロックアーム部材とを含む回転式リクライナーに関連している。ロックアーム部材は枢動カム部材を使用してロック位置へ及びロック位置から移動する。回転式リクライナーは第一部材と第二部材を互いに他に付勢する復帰スプリングを有している。復帰スプリングは、第一端と第二端を有しており、回転式リクライナー機構は、さらに、第一部材と第二部材を連結するとともに復帰スプリングの第一端をキャップ部材に係合させるキャップ部材を有している。
ここに開示された一実施例においては、カム付勢部材は一端が連結部材に連結され、他端がカム部材に連結されたコイルスプリングであり、このカム付勢部材は第一と第二の可動部材の内部に位置している。代わりの実施例においては、カム付勢部材は、第一と第二の可動部材のいずれかの外側に位置しており、第一と第二の可動部材の一つと第一と第二可動部材の内部に位置したカム付勢部材との間を結ぶ。他の実施例においては、回転式リクライナー機構は更に第一と第二の可動部材の間に位置したカム案内部材を有している。該カム案内部材はカム付勢部材が移動するとき円板部材と作用する少なくとも一つのカム面を含む。カム案内部材は、第一と第二のいずれかの可動部材に対して固定されていてもよい。
ここに開示された他の実施例は、第二部材は基板に対して回転可能に支持された第一部材または可動板を含む回転式リクライナーに関連している。第一部材は第一と第二のカム通路が一体に形成され、その通路は、第一と第二の部材の位置を互いに対してロックするため第一部材と第二部材の間で可動の一対のロックアーム部材を受け容れている。ロックアーム部材は、枢動カム部材と、該カム部材と少なくとも一つのロックアーム部材との間に位置し円形断面を持つ少なくとも一つの転がり部材とを使用してロック位置にはロック位置から移動される。ロックアーム部材は滞留部と隆起部を有するカム接触面を有している。カム部材は、第一カム面と第二カム面を有する。
この開示における他の実施例においては、第二部材は基板に対して回転可能に支持された第一部材または可動板を含む。ロックアーム部材は、第一と第二の部材の位置を互いに他に対してロックするために第一部材と第二部材の間に移動可能に位置している。ロックアーム部材は枢動カム部材と、カム部材と少なくとも一つのロックアーム部材との間に位置する少なくとも一つの円板状部材とを使用してロック位置へはロック位置から移動される。
ここの開示における一つの実施例においては、円板状部材の運動は、第一部材か第二部材の少なくとも一つに設けられた通路に束縛されている。実施例においては、円板状部材は円筒状部材でその一部は、第一部材か第二部材の少なくとも一つに設けられた通路に束縛されている。さらに特定の実施例では、円板状部材は球状部材でその一部は、第一部材と第二部材の間に束縛されている。
ここの開示における一実施例は、第二部材は基板に対して回転可能に支持された第一部材または稼動部材を有し、第一部材と第二部材との間に移動可能に位置し互いに他の部材に対して位置を固定するためのロックアーム部材を有している。ロックアーム部材はカム部材を使用してロック位置へ、はロック位置から移動される。ロックアーム部材は第一と第二の部材を固定する非直線の弧状軌跡上を移動しうる。
ここに開示された一つの実施例は、第一部材は可動板とそれを回転可能に支持する第二部材は基板を有する回転式リクライナーに関連している。回転式リクライナーは更に、第一部材と第二部材の間に可動に位置し、それら部材の互いに他に対する位置をロックするための爪はロックアーム部材を有している。ロックアーム部材は第一部材のスロット内に位置し、カム部材を使用してロック位置へはロック位置から移動できる。第一部材と第二部材の一つはロックアームと係合する歯付き部を有している。回転式リクライナーは、さらに第一部材と第二部材の相対移動範囲を決めるための内リング部材を有している。一つの実施例では、第一部材と第二部材は、内リングの一部と係合して回転式リクライナーの移動範囲を決める複数の停止部材を有している。一つの実施例では、回転式リクライナー機構はさらに第一板部材と外側の第二板部材の一つに設けられたスロット内に位置する円板状部材を有し、円板状部材は、回転式リクライナー機構の操作が容易になるように、カム部材とロックアームの一つの間で作動するよう位置されている。回転式リクライナー機構はさらにカムに連結された内部部材を有し、内部部材は操作部材を受容する中央通路を有している。内部部材は第一と第二部材を連結するように構成される。回転式リクライナー機構は、第一部材と第二部材の外側に位置するカム復帰スプリングをさらに有している。カム復帰スプリングは内部部材に連結されている。
代わりの実施例においては、回転式リクライナー機構は第一可動部材とこれを回転可能に支持する第二可動部材を有している。回転式リクライナー機構はさらに、第一可動部材と第二可動部材の相互の位置をロックするために、第一可動部材と第二可動部材の間に移動可能に位置するロックアーム部材を有している。ロックアーム部材はカム部材を使用してロック位置へはロック位置から移動される。回転式リクライナー機構は第一可動部材と第二可動部材を連結する中央ブッシュ部材をさらに有している。中央ブッシュ部材は、回転式リクライナー機構を操作する操作部材と係合する内部形成面を有する。回転式リクライナー機構はさらに第一移動部材と第二移動部材の外部に位置するカム復帰部材を有する。カム復帰部材は、コイルスプリングであり、その第一端はカム部材に連結され、その第二端は第一移動部材か第二移動部材の一つに連結されている。特定の実施例においては、リクライナー復帰部材はコイルスプリングであり、その第一端は第一部材に連結され、その他端は固定され、リクライナー復帰部材の第一端が、第一部材を付勢し、これを第二部材に対して第一の方向に回転する。
図1は、この発明の実施例に従う回転式リクライナー機構が使用されている車両の概観図である。
図2は、この発明の実施例に従う回転式リクライナー機構が使用されている車両シートの概観図である。
図3は、回転式リクライナー機構の実施例の概観図である。
図4は、図3に示された回転式リクライナー機構の裏側の概観図である。
図5は、復帰スプリングを取り外した時の、図3に示された回転式リクライナー機構の裏側の概観図である。
図6は、図5の回転式リクライナー機構の部分概観図において、機構内部の詳細を示すために、第一可動部材は可動板を取り外した図である。
図7は、図3に示された回転式リクライナー機構の分解した概観図である。
図8は、この発明に係る回転式リクライナー機構の断面図である。
図9は、図3の回転式リクライナー機構の部分平面図をロック状態において機構内部の詳細を示すために、第一板を部分的に取り外した図である。
図10は、図9の回転式リクライナー機構のロック解除位置の図である。
図11は、図9の回転式リクライナー機構において、ロック部材が完全に退避した位置を示す。
図12は、図3の回転式リクライナー機構の第一板と第二板の部分概観図で、回転式リクライナー機構の移動範囲を決めるための停止部材の詳細をしめす。
図13は、この発明に係る回転式リクライナー機構の部分平面図で、停止部材とリクライナー機構の組立状態の移動限度の詳細を示す。
図14は、他の実施例の回転式リクライー機構の概観図を示す。
図15は、図14の回転式リクライナー機構の部分平面図で、内部を詳細に示すために、第一部材は可動板が取外されている。
図16は、図14の回転式リクライナー機構の分解された概観図である。
図17は、図14の回転式リクライナー機構の部分概観図である。
図18は、図17の回転式リクライナー機構の反対側の概観図である。
図19は、他の実施例に従う回転式リクライナー機構を示す。 図20は図19の実施例に従う回転式リクライナー機構を示す。 図21は図19の実施例に従う回転式リクライナー機構を示す。 図22は図19の実施例に従う回転式リクライナー機構を示す。 図23は図19の実施例に従う回転式リクライナー機構を示す。 図24は図19の実施例に従う回転式リクライナー機構を示す。 図25は図19の実施例に従う回転式リクライナー機構を示す。 図26は図19の実施例に従う回転式リクライナー機構を示す。
図は、車両(例えば、車などの自動車、トラック、SUV,ミニバン、バス、飛行機、ボートなど)において、背もたれを所望位置に解除可能にロックするためのリクライナー機構として使用される構成部品または組み立て済みの実施例をしめす。このリクライナー機構は、広範なサイズ、形、構成により供給され、また種種の実施例に従って、その機能を改善するために、背もたれやシートと共に用いられるアクセサリーを付けては付けないで供給される。この回転式リクライナー機構は車両用シートとして示され、詳述されるが、一部材を他部材に対して解除可能にロックする如何なるタイプの装置と共に使用できる。
図を参照し、特に図1から13を参照して、回転式リクライナー機構10が示される。この回転式リクライナー機構10(図3参照)は、周知のように、背もたれ15とシートベース17を有する車両シート11用として設計されている。背もたれとシートベース(図25参照)との連結のために、この回転式リクライナー機構10は、固定具、カシメ、溶接その他の固定具のために使用される複数の孔を有している。さらに、この回転式リクライナー機構10は、公知のは望ましい方法で車両シート11と一体とされても良いことを理解すべきである。
この回転式リクライナー機構10は、背もたれフレームと連結される第一端14と、周知のように、背もたれ15をシートベース17に関して付勢するために回転式リクライナー機構10に連結された(下に詳述する)第二端16を有する背もたれ復帰スプリング12を有している。背もたれ復帰スプリング12は、適切な材料で作られ、車両シート用として適切なバネ定数を有する時計タイプの巻きバネである。
回転式リクライナー機構10は、この機構の中心線に沿ってシャフト20を有している。このシャフト20は、リクライナー機構を操作(ロック解除)するハンドル部材13と連結される。シャフト20は、第一端22、末端および第二端24を有している。この第一端22は好ましくは、ハンドル部材13と連結するための公知または適切な構造を有するよう設計されている。
図3に示された実施例においては、回転式リクライナー機構10は、該機構を蓋うは収容するキャップ30が連結されている。キャップ30は、中央部に位置する円形通路、はその他の公知の形の通路32を有している。シャフト20の第一端22はこの通路32から延びている。キャップ30はほぼ円形で通路32を収容している。キャップ30の第二部分36は第一部分34から角度を持って延びて、タブとなっている。第二部分36は好ましくは、第一部分34からほぼ直角に延び、背もたれ復帰スプリング12の第一端16を係止するよう設計されている。キャップ30はさらに、これを回転式リクライナー機構に連結するための孔38を有している。
この回転式リクライナー機構10は、第一板部材40と第二板部材60を有している。第一と第二の板部材40,60は好ましくは、高張力鋼から、打ち抜き、成形および/または機械加工など適切な加工により作られる。第一と第二の板部材40,60は、類似の幅と高さおよび比較的小さい高さは厚さを有していて比較的薄い形状をしている。第一板部材40は特定形状の外周と、それぞれが穴18を有する一対の延長部44を有している。同様に、第二板部材60はおよそ丸い外形とそれぞれが穴18を有する一対の延長部64を有している。
第一板部材40は、第二板部材60に対して共通の軸上で回転するように形成されている。第一板部材40は、内リング部材100(図5参照)を利用して第二板部材60に対して回転するように固定されている。内リング部材100は、第二板部材60と関連する、好ましくはそれに固定される第一端102と、シート復帰スプリング12に作用しキャップ30を保持する第二端104とを有している。内リング部材100は、第一端102と第二端104の間に位置し、第一板部材40と位置整合した円板はリング延長部材106を有している。
内リング部材100は、第二端104を成す一対の延長脚部108を有している。各延長脚部108は、所定の円弧長に亘り半径方向に伸び、シャフト20の一部に沿って軸方向に延びる部分円筒部分である。各延長脚部108の端部110には、キャップ30を回転リクライナー機構10の内リング部材100に固定するための、より狭い延長部材112が存在する。各延長部112は好ましくは、キャップ30の通路38に入れられ、次いで、キャップ30を内リング部材100の第一端部104に固定するために機械的に変形されるよう設計されている。キャップ30を内リング100に固定し、連結する方法は、固定具、溶接、かしめなど公知は適切な如何なる装置は方法でもよい。
内リング部材100の第一端102は、第一と第二の板部材40,60(図4参照)を通して延びる一対の延長部材114を有している。各延長部材114はそれぞれが、第二板部材60の通路は穴66を通過したのち、内リング部材100を第二板部材60に機械的に固定するために、変形される。内リング部材100の延長部材114の第二板部材60への固定は、固定具、溶接、かしめなど公知は適切な如何なる装置は方法でもよい。内リング部材100は、このようにして第一と第二の板部材40,60およびキャップ30を固定している。キャップ30は、下に詳述するように回転式リクライナー機構10の内部構成部品の全てを収容している。
特に図6ないし11を参照して、回転式リクライナー機構10は、第一と第二の板部材40,60の内部に位置するカム機構130を有している。このカム機構130はシャフト20と連結されこれにより操作される。カム機構130は、シート背もたれの調節を可能にするように回転式リクライナー機構のロックおよびアンロックを行う。カム機構130は、主ロック部材140および二次ロック部材160を制御するために使用される。特別の目的に合うように、回転式リクライナー機構のロック部材を少なくしたり多くしたり設計することができる。
主ロック部材140は、第一板部材40の内側凹部縁部48に形成された相補形状の歯付きセクター46に係合する歯付きセクター142を有している。同様に、二次ロック部材160は、第一板部材40の内側凹部縁部48に形成された相補形状の歯付きセクター50に係合する歯付きセクター162を有している。第一板部材40の内側凹部縁部48は、歯付きセクター46、50の間に位置する壁部52を有している。この壁部52は、歯付きセクターの半径方向少し内側に位置していることに注意すべきである。歯付きセクター46,50と壁部50の相対的な円弧長は、回転式リクライナー機構の用途に適う適切なリクライナー機構の回転範囲を与えるように選ばれることも注意すべきである。壁部52を除いて360度の移動範囲を与えて回転式リクライナー機構を連続タイプにすることも可能であるが、車両用シートとしては通常は望ましくない。
さらに、図12を特に参照して、主ロック部材140(図12には図示なし)は、主として第二板部材60の凹部はスロット70に位置しており、凹部70は、第二板部材60の面68から延びる第一と第二の延長部72、74により画定されている。第一と第二の延長部72、74は、面68から軸方向および第二板部材60に沿って弧状に半径方向にも延びており、回転式リクライナー機構のいろいろな機能を含ませている。第一と第二の延長部72、74は、二次ロック部材160(図12には図示なし)を受容するために、第二板部材60に凹部はスロット80を形成している。第一と第二の延長部72、74は、構造が極めて類似するよう形成されており、第一延長部72は第二延長部74からほぼ180度回転され対向している。
第二板部材60はさらに、第二板部材60の面68から所定距離延びている複数のパッド76を有している。パッド76は、好適には、カム機構130と第一と第二のロック部材140、160の運動を支えると共に、リクライナー機構の作用が容易に行われるように面68の摩擦を軽減するように位置されている。パッド76は、回転式リクライナー機構と面との干渉を避けるのに十分な最小限の距離だけ面68から伸びているのが好ましい。従って、パッド76は凹部70と80を画定している。
また好ましくは、凹部70と80は、第一と第二のロック部材140、160がそれぞれ該凹部内で互いに自由に動くことを可能にするように、且つ第一と第二のロック部材140、160がぞれぞれ凹部70と80内で拘束されたりロックされたりすることを防止するように設計されている。したがって、この回転式リクライナー機構10は、高い精度の部品を必要とせず、高価な加工が不要であり、しかも頑丈で下記の理由により、比較的低い「チャック」は「遊び」を有している。
第二板部材60は、面68から軸方向に延びて凹部70と連結されたカムピン凹部78をさらに有している。しかし、カムピン凹部78は、軸方向に第一と第二の延長部72、74とは逆方向に延びている。カムピン凹部78は、下に説明されるように、主として半径方向に延びている。
特に図6−12を参照して、主ロック部材140は、延長部72の側壁82を補完する形状にされた第一弧状側壁144を有している。側壁82はさらに凹部70を画定し、この凹部に沿ってロック部材140がカム機構に操作されて移動する。側壁144は、歯付きセクター部142の一端部から延びている。主ロック部材140の第二側壁146は、歯付きセクター部142の第二端部から弧状に延びている。第二延長部74は主ロック部材140の第二側壁146と補完形状の弧状側壁84を有しており、主ロック部材140の行路を制限している。凹部70は主ロック部材140の行路を制限する背壁88により画定されている。主ロック部材140は背壁88と当接するように該壁の補完形状に形成された端壁148を有している。
主ロック部材140と同様に、二次ロック部材160も、第二延長部74の側壁94と補完形状に形成された第一の側壁164を有している。該側壁94は凹部80と、二次ロック部材160の移動行路を画定しており、カム機構130が操作されるとこの行路に沿って二次ロック部材160が移動する。該側壁164は、歯付きセクター162の端位置から延びている。第二ロック部材160の第二側壁166は、歯付きセクター162の第二端から弧状に延びている。第一延長部72は二次ロック部材160の第二側壁166と補完形状に形成された弧状側壁92を有しており、二次ロック部材160が移動する行路を制限している。凹部80は二次ロック部材160の移動行路を制限する背壁98により画定されている。二次ロック部材160は背壁98と当接するように該壁の補完形状に形成された端壁168を有している。
特に図7−8を参照して、カム機構130はカム板部材180と復帰バネ120を有している。復帰バネは、カム板部材180の通路は穴128と連結された第一端122と内リング部材100と連結される第二端124を有している。復帰バネ120は、図7−図11に示されているようにカム板部材180を反時計方向に付勢するようにエネルギを蓄えた巻きスプリングである。シャフト20は内リング部材100の第二端104の延長脚部材108の内部に、同芯状に設けられた復帰バネ120の中央穴を通る。復帰バネ120はキャップ30の下に位置している。
カム板部材180は、比較的一定の厚さを有し、全体的に四角形状であるが主ロック部材と二次ロック部材140,160の作用を与える適切な形状でもよい。カム板部材180は、カム板部材180をシャフト20に連結するために中央に位置した通路は穴182を有している。シャフト20は通路182内に位置し、カム板部材180はダブルD形の通路182を使用してシャフト20に連結されている。シャフト20の回転がカム板部材180の回転になるように該シャフトがカム板部材180に連結されているかぎり、カム板部材180は、固定具、ブラケット、嵌め合わせ溶接など、公知の他の手段によってシャフト20に固定されてもよい。シャフト20は、カム板部材180の通路182に軸方向に挿入され、カム板部材180とキャップ30の間の軸方向位置に制限されている。
特に図9−11を参照して、カム板部材180は四角形状の四つの角の基部に位置する四つの係合周縁面を有している。四角形状は特定の用途に向いた適切な形状に変えることができる。第一係合周面184は約5°から6.5°、好ましくは5.8°のカム角を有し、図9においてほぼ11時位置に示されている。図9において、第一係合面184から時計方向に動いて、カム板部材180は、ほぼ1時の位置に主ロック部材140のカム接触面154と係合する第二係合面186を有している。カム板部材180はさらに二次ロック部材160との係合のために係合部を有している。
カム板部材180は、二次ロック部材160のカム接触面194と係合させるために、好ましくは第一係合面184と同じカム角(異なってもよい)を有する第三の係合面を図9においてほぼ5時の位置に有し、二次ロック部材160のカム接触面194と係合させるために、図9においてほぼ7時に位置する第四の係合面190を有している。
カム機構130はさらに、カム板部材180の第一係合面184と主ロック部材140の側壁84近くのカム接触面154の間に位置した円板はピン部材200を有している。円板部材200は概して円筒状部材で、曲線状特に円形の断面を有している。円板部材200は、回転式リクライナー機構10の梱包に適当な長さだけ該リクライナー機構から軸方向に延びる長さを有しているが、円板部材が同じ機能を果たせるなら特定の用途によって変えられる。円板部材200の第一端は、第一延長部74の側壁84に沿う円板部材の運動と主ロック部材140のカム接触面154の停留部156に沿う円板部材200の運動を制限する凹部68に位置しているのが好ましい。カム接触面154の第一停留部156は側壁146の近くに位置している。カム接触面154は、第一停留部156から中間部159を経て当接面170に至る。この当接面はその先方の隆起部172に至りこの隆起部は先端部において当接部174を有している。
図6と9において良く示されているように、回転式リクライナー機構10は、ロック位置にあり、この位置でシャフト20とカム板部材180はカム復帰バネ120により反時計回りに付勢は位置されている。ロック位置において、主ロック部材140は、カム板部材180の第一および第二係合面184,186、さらに主ロック部材140のカム接触面154の停留部156と第一係合面184の間に位置している円板部材200によりロックされている。シャフト20の中心線Xから延びる半径は円板部材200の中心線と第一係合面184と停留部156の間の接点を通過する。しかしながら、第一係合面は、円板部材200の周縁の曲率に比べてほぼ平坦なので、カム板部材180は、第一係合面184が円板部材200と接しても回転に対する抵抗を生じない。
図10に示されるように、シャフト20を時計方向に回転して、カム機構130が操作されると、カム板部材180は時計方向に回転すると共に、第二係合面186は、主ロック部材140のカム接触面154のタイミング部172に沿い移動し、カム板部材180が当接面174に接し主ロック部材140を動かせるまで移動する。カム板部材180が回転すると、凹部78が円板部材200の角度的移動を防止しているので、第一係合面184は円板部材200に沿い、ついでそれを超えて回転する。第一係合面184は円板部材200から離れるにつれ、円板部材200は凹部内で半径方向に自由に動けるようになり、カム板部材180が当接面174に係合すると、主ロック部材140が動くのを許す。円板部材200が半径方向内方に動くと、主ロック部材140は凹部70内で動き、その行路は側壁82と84により案内され、曲がった行路に沿って動き、主ロック部材140の端壁148が凹部70の端壁88に係合するまで動く。主ロック部材140がロック位置から動くと、該ロック部材140の歯付きセクター部142が第一板部材40の歯付きセクター部46から離れ、第一板部材40を第二板部材60から開放し、第一位置と第二位置の相対位置を復帰バネ12の力に抗して変化させる。
ハンドル13はトルク棒(図示なし)に連結されたモーターのような力付与部材を開放すると、カム復帰スプリング120の力により、シャフト20は反時計方向に回転する。シャフト20が反時計方向に回転すると、カム板部材180は反時計方向に回転し、第一係合面184は円板部材200に押し付けられ、円板部材200を凹部78内で動かせ、側壁84に抗する。円板部材200が側壁84に沿って半径方向外方に動くと、該部材が主ロック部材140を凹部70内で第一板部材40の凹部内部48に向けて側壁82に抗して動かせ、これにより、凹部70内の主ロック部材140の緩みを除去することにより回転式リクライナー機構の「がた」や「緩み」を除去する。
主ロック部材140が解除位置からロック位置に移動すると、歯付きセクター部142は歯付きセクター部46と係合し、第二板部材60の第一板部材40に対する位置をロックする。円板部材200は再びカム接触面154の停留部156に位置せられる。図示されるように、側壁84に対して開かれるよう、第一停留部156と第一係合面184は互いに対して角度を付けるのが好ましい。こうして、カム板部材180は円板部材200を主ロック部材140に対してくさびのように差し込む。カム板部材180が反時計回りに回転すると第二係合面186は再び主ロック部材140のカム接触面154の隆起部174に接し、該ロック部材140を第一板部材40と係合させる。
主ロック部材140と同様に、二次ロック部材160も、二次ロック部材の歯付きセクター162が第一板部材40の歯付きセクター部と係合するロック位置(図9参照)の間の凹部80内で移動する。二次ロック部材160は、カムロック部材180の第三係合面188に対応する第一当接面196を有するカム接触面194を含む。二次ロック部材160は、カム接触面194の一部として第二当接面198をさらに有している。この第二当接面198は、カムロック部材180の第四の係合面に対応する。二次ロック部材160のカム接触面194は、第一当接面196と第二当接面198の間に停留部202を有している。カム板部材180の第四係合面190との係合のために、第二当接面198は、タイミング面204を生じるようにカム接触面194の末端部に向けて延びている。従って、カム板部材180が回転するにつれて、第三係合面188は、二次ロック部材160のカム接触面194の第一当接面196に沿って滑り、停留部202に至る。同時に、カム板部材180の第四係合面190は、第二当接面198に沿って動き、カム接触面194の隆起部206と係合するに至る。カム板部材180の力は、この隆起部206に伝えられ、凹部80内で、背壁98に向け、第一板部材40の歯付きセクター部50から離れるように二次ロック部材160を移動させる。従って、第二ロック部材160は主ロック部材140と共に移動し、第一および第二板部材40,60の相対位置をロックはロック解除し互いに他に対して回転を許す。
カム復帰スプリング120の力によりカム板部材180が反対方向に回転すると、カム板部材180は、二次ロック部材160が凹部80内で、背壁98から離れて歯付きセクター部50に向けて歯付きセクター部162が該セクター部50に係合するまで二次ロック部材160を移動させる。
第一および第二板部材40,60の相対位置は、上述のように、背もたれ復帰スプリング12の力に対して調節されるのが好ましい。さらに、第一および第二板部材40,60の移動行程は、これら板部材の部分円弧凹部に位置した停止部により制限されている。特に、第一板40は、同心の環状凹部58から軸方向に所定距離伸びる内環状部54を有している。内環状部54は、図12に示されるように、互いに反対位置で半径方向に延びる第一および第二のタブ56を有している。タブ56は、リクライナー機構10の行程を制限するために、第二板60のタブと協働する位置を取るように設計される。望ましい場合には、これらのタブを除いて第一板が第二板に対して連続回転するようにできる。
第二板60は、第二板60の第一延長部72から軸方向に延びる弧状の延伸部材106を含む。延伸部材106の外側は、凹部58に対する移動のために該凹部の周囲に対応するまたは適合する外側面を有する。延伸部材106は、半径方向内側に延びる停止部108を有している。延伸部材106の停止部108は、第一板40の内環状部材54の外周に対して移動するために内面を有する。
第二板60は、その第二延伸部74から軸方向に延びる弧状の延伸部材116を更に有しており、半径方向および角度範囲を有しており、延伸部材116の外側部が凹部58に対して動けるよう凹部58の周囲に適合する外側面を有するようになっている。延伸部材116は、半径内方に向けた停止部118を有している。延伸部材116の停止部118は、第一板40の内リング54の外周に対して動けるよう内面を有している。従って、図13に示されているように、回転式リクライナー機構10の行程Gの角度範囲は、タブ56が停止部108、118に係合するときに決められる。図13の角度Gに示されるように、回転式リクライナー機構10の行程範囲を決めるために、第一板と第二板40,60に一体の別な構成をとることも可能である。
特に図14−18を参照すると、回転式リクライナー機構310の別の実施例が示されている。回転式リクライナー機構310は、上記の回転式リクライナー機構10と同様の機能を果たし、上述のリクライナー機構10のカム機構130を有し、上記説明から理解される部品と類似の部品とは別のは追加の特徴を有する。特に、回転式リクライナー機構310は第一および第二板部材340、360を有する。回転式リクライナー機構310は、さらに操作用シャフト320(図示なし)の連結のためのカム機構380を有している。カム機構380は、リクライナー機構10のカム機構130と同様に、回転式リクライナー機構310をロックはアンロックする。従って、カム機構380は、リクライナー機構10の対応部材40、60と同様に、リクライナー機構310の第一可動部材340と第二可動部材360を制御する。
リクライナー機構310のカム機構380はカム板部材480を有し、その作用面は、形と機能においてリクライナー機構10のカム板部材180と同様であり、さらに円板部材500を有し、その作用面は、形と機能においてリクライナー機構10の円板部材200と同様である。リクライナー機構310は、カム復帰スプリング420を使用し、その形や利用はリクライナー機構10の復帰バネ120と異なっている。図14、16、17に示されているように、カム復帰スプリング420はリクライナー機構10内に収納されておらず、カム復帰スプリング420は実質的に第一と第二の板部材340、360の外側に位置している。特に、カム復帰スプリング420は、時計タイプのスプリングであり、第二板部材360の外側にありこれと位置整合している。カム復帰スプリング420の第一は外側端422は、第二板部材360のポスト362に連結は固定されているか、第二板部材360に他の方法で固定されている。カム復帰スプリング420は、カム機構380に連結するため第二端は内側端424を有する。
カム機構380は、第一爪は第一ロック部材440と第二爪は第二ロック部材460を更に有し、これらの部材は、リクライナー機構10の主ロック部材および二次ロック部材140、160にそれぞれに類似した機能と作用をする。リクライナー機構310は、同様に円板部材500を更に有している。円板部材は、第一ロック部材440、第一可動部材340およびカム機構380と作用する実質的に円形の断面を有し、リクライナー機構10と同じように、ロック部材440をロックはアンロックする。カム機構380は、カム板部材480を有している。この部材はリクライナー機構10のカム板部材180と同様の機能特徴を有している。従って、カム板部材480は第一および第二ロック部材440、460と作用して、第一可動部材340を第二可動部材に対してロックするロック位置へとはロック位置からこれらの部材を動かせる。カム板480は、内部部材600と操作部材(例、ロッド、図示なし)との連通のための中央部通路484を有する。
リクライナー機構10に比較してカム機構380は、第一可動部材340と第二可動部材360の間に位置する比較的薄い型板である案内板部材390をさらに有する。さらに詳しくは、案内板部材390は、一方では第二可動部材360とカム板部材480、第一および第二ロック部材440、460と他方では第一可動部材340の間に位置している。案内板部材390は、これを第二可動部材360に対して回転しないよう固定するために、第一および第二切欠き392を有している。切欠き392の他に他の構成が案内板部材390を第二可動部材360に対して固定するために利用できることは理解できるはずである。
案内板部材390は、円板部材500に対して整合し、その一端を受け容れ、リクライナー機構10の円板部材200の運動をカムピン凹部78が決めたように、円板部材500の運動を決める通路は長穴394をさらに有する。カム機構310が長穴とカムピン凹部78の一つは両方を追加的に含むことができることは理解できるはずである。
内部部材600は、リクライナー機構10における内リング部材100と類似の主としてブッシュである。内部部材600は、全体的に中空形状で、ロッド(図示なし)のような操作部材を入れる中央部通路602、キャップ604、カム付勢スプリング420の端部424を入れるための連結構造(長穴や通路、図示なし)を有する主要部606、および一対の有刺突起610を含む。第一板部材340は、第一通路または所定径を有する穴344と第二の所定径を有する第二通路は穴346を有している。第二の穴346は第一の穴344より小さい直径を有し、半径方向に角度を有する面348を形成し、この面に有刺突起610が係合する。内部部材600は第一板部材340を第二板部材360に連結する機能を有し、また、カム付勢スプリング420と連結して、このスプリング420の力をカム板部材480に伝達してリクライナー機構310をロック位置は第一位置へと付勢する。
図19−26を参照して、回転式リクライナー機構の他の実施例710が図示されている。回転式リクライナー機構710は上述の回転式リクライナー機構10および310と同様な機能を果たすが、ここの説明の焦点をあてる独特の代替は追加の構成を有する。構成部品は回転リクライナー機構10および310において説明したのと類似ですでに理解済みである。
特に図19と20を参照して、回転式リクライナー機構710は、背もたれ15をシートベース17に対して付勢する復帰スプリング12と同様の作用をする復帰スプリング712を有する。回転式リクライナー機構710は上ブラケット725と下ブラケット735をも有している。これらブラケットはサブアセンブリ715の反対側に組み付けられている。復帰スプリングは上ブラケット725の組み付け部材の周りに位置している。復帰スプリング712の第一端は下ブラケット735の突起により規制されており、復帰スプリング712の第二端は組み付け部材の切欠きにより上ブラット725に拘束されている。上ブラケット725および下ブラケット735はサブアセンブリ715の反対側に位置している。
図19−22を参照して、一実施例に従うサブアセンブリ715がより詳細に示されている。サブアセンブリ715はブッシュ700(例、プラスチックブッシュ)、カムスプリング820として示されているスプリング、ベース板760として示されている第一板、第一および第二ロック部材840、860(例、爪)、カム板880、二つのピン900、902、案内板790および歯付き板740として示された第二板を含む。ブッシュ700は、カムスプリング820が位置する一対の隆起702を有している。カムスプリング820の第一端は、該隆起の一つにより拘束され、カムスプリング820の第二端はベース板760の突起により拘束されている。図23に示される如く、カムスプリング820はブッシュ700の平坦部とベース板760の間に位置している。
図21と23を参照して、ブッシュ700はベース板760の穴を通りさらにカム板880を通る。ブッシュ700は、ベース板760に対して回転する。ブッシュ700は図21に示されるように一つはそれ以上のキー(回止めキー)付き部分(突起部、隆起面)を有し、この部分がカム板880の穴の内面のキー凹部に係合しカム板880はブッシュ700と共に回転する。ブッシュ700の端部は、ブッシュを歯付き板740に固定するようにされた一つ以上の固定具706(例クリップ、リテーナー)を有している。例えば、図21に示されているように、ブッシュ700は、抜けとめ突起付きスナップイン式突起(例クリスマスツリータイプ固定具)を有していても良い。一つの実施例においては、ブッシュ700はガラス入りナイロンである。他の色々な実施例においては、ブッシュ700は色々な相応の物質から作ることができる。
図21と22に示されるように、カム機構は、二つの円板900、902と作用するカム板880と第一及び第二のロック部材840,860を有し、ブッシュ700とカム機構の回転により回転式リクライナー機構710をロックはアンロックする。さらに、図22に示されているように、ブッシュ700の回転およびそれに伴うカム板880により、第一ロック部材840(同様に第二ロック部材860)がロック位置へはロック位置から移動される。カム板880は第一端882と第二端884を有している。第二端884は第二円板902と第二ロック部材882に、第一端882と同じように作用するので、第一端882の作用について述べる。カム板880の第二端884は同じ作用であると理解してよい。第一端882は第一円板900および第一ロック部材840と作用する第一及び第二カム面886,888を有している。図22に示されているように、カム板880は、反時計方向の最端位置に近い。カム板880は、ベース板760の凹部内に収まり、回転が、壁905、915を含む凹部境界により制限される。カム板880は、その壁部925がベース板760の壁905に当たるまで反時計方向に回転される。この壁は、図22においてほぼ11時の位置である。この位置において、第一カム面886は第一円板900と作用し、該円板は第一ロック部材840と作用し第一ロック部材840の歯付き部分が歯付き板740の歯付き部分に係合し(図22に図示なし)、こうして回転式リクライナー機構710をロックする。
図22に示されているように、一実施例においては、第一ロック部材840がロック位置にあるとき、第一ロック部材840は、接触エリアの歯付き部分付近において、ベース板760の壁905に当たり、間隙エリアの第一円板900付近においては、第一ロック部材840とベース板760の壁905の間には、間隙が存在する。さらに、第一ロック部材840はベース板760の壁915に二つのエリア925,935において接しており、その間には、第一ロック部材840がベース板760の壁に接しないスペースが残されている。
図21、22に示されているように、カム板880はブッシュ700に対して回転しないよう固定されている。カム板880はブッシュ700と共に回転し、それにより制御されており、カム板880を囲むベース板760の曲がった壁945,955によるのではないことを注意すべきである。一実施例によれば、カム板880とベース板760の曲がり壁945、966との間には間隙があり、カム板880はベース板とは独立に回転できる。
第一ロック部材及び第二ロック部材840,860の歯付きセクター部が歯付き板740の歯付きセクター部から離脱させるよう、第一ロック部材840をアンロック位置は離脱位置に動かせるために、例えばシャフトに連結されたハンドル13を操作して、ブッシュ700は時計回り(図22に示されるように)回転される。ブッシュ700の回転により、カム板880は時計回りに回転される。カム板880が更に回転すると、第二カム面888が第一ロック部材840の肩部は壁(隆起部)845に当接し、第一ロック部材840をカム板880と共に動かせ、第一ロック部材840の壁847がベース板760の壁915に作用するに至る。第一カム面886は時計回りに動き、円板900を歯付きセクター部から離れさせ、第一ロック部材840の歯付きセクターが歯付き板740の歯付きセクターから離脱する。第一ロック部材840の壁部847がベース板760の壁部925に至ると、カム機構はアンロック位置になりカム板880は時計回りには回転できなくなる。
図20にもどると、カムスプリング820はその一端がベース板760に拘束され、ブッシュ700の回転、例えばカム機構をアンロックは開放位置に動かせると、カムスプリング820はブッシュ700を付勢し、これを完全ロック位置へと復帰させる。
図21を参照して、案内板790は既述の案内板部材390と類似している。案内板790は、比較的薄い型板部材であり、第一板部材と第二板部材760、740の間に位置している。さらに、詳しく述べると、案内板790は一面では、第二板部材は歯付き板740と、他面では、カム板880、第一及び第二ロック部材840、860、第一及び第二円板円板900、902及び第一板部材760の間に位置している。案内板790は、これを第一板部材760に対し、回転しないよう固定するための切欠き792を有し、回転式リクライナー機構710がロック位置とロック解除位置の間で動くにつれ、第一及び第二円板900、902がその中で動くように形成された穴794を含む。
図24−26を参照して、一実施例に従う回転リクライナー機構710の組立行程を詳細に説明する。最初に、図21に示されているように、サブアセンブリ715の種々の部品が組立られる。次に、上ブラケット725と下ブラケット735がサブアセンブリ715に組み付けられ、図24に見られるように、固定具(図示なし)が穴1001、1002、1003、及び1004に設けられる。一実施例では、固定は、ピンや突起を有し、穴1001−1004に適合すると共に、固定具(ブローチ工具、レーザー溶接等)に対して回転リクライナー機構の部品を位置付ける固定具により実行できる。他のタイプの固定工具も利用可能である。上ブラケット725は歯付き板740を介してサブアセンブリ715に対してレーザー溶接され、下ブラケット735はベース板760を介してサブアセンブリにレーザー溶接される。図24に示されるように、ある実施例では、上ブラケットを歯付き板に溶接するのに、直線状の単一レーザー溶接が使用される。他の実施例では、C型溶接、円形溶接、部分円形溶接、など、他の形の溶接が使用される。さらに、図26に示されるように、C型溶接が直線を部分的に囲むような、組合せ溶接形も使用できる。レーザー溶接部はどのような位置にも使用でき適当な形をとることができる(直線、C−形、円形はそれらの組み合わせ)。
ブッシュ穴内面にキー溝を付けるためにブッシュ700の穴がブローチ加工される。図24に示されるように、ブッシュ700は、始めは円形である。上ブラケットと下ブラケット725,735をレーザー溶接した後、回転式リクライナー機構710は、ブローチ加工機に移動され、そこで、ブッシュ700の穴1002,1003,1004及び1001で固定され、図24に示されるように、ブッシュ700のキー溝形状がブローチにより形成される。組立後固定位置でブッシュ700の穴をブローチ加工することは、伝統的な型成形キー溝付きブッシュを使用するより利点がある。ブッシュ700のキー溝穴は管(例クロストーク管、図示なし)を係合し、シート11の幅を移動し、シートの反対側面にある回転リクライナー機構に係合する。図24に示される穴1002−1004に対してブローチ工具を固定することは、ひとつのシートアセンブリに使用されている互いに対向する回転リクライナー機構の正確な同期を許す。
伝統的な型成形キー溝部を(組立後ブローチ行程によるものに代えて)使用すると、製造行程と組立工程の許容誤差が反対側の回転リクライナー機構がクロストーク管に対して不整合という結果になりシートの機能不全となる(例、一方側のリクライナー機構が開放位置にあるのに他方側のリクライナー機構がクロストーク管に対して不整合の故にロック位置になるというような)。型成形キー溝部付きブッシュも回転式リクライナー機構に使用できることは注意すべきである。
組立後固定位置でブッシュ700の穴をブローチ加工することは、特製の工具例、例えば、クロストーク管を介して、シート両側の回転リクライナー機構の整合を許す特別のキー溝部(例、少なくとも一つの欠け部のある複数のキー溝部)などの必要性を避ける。
ブッシュ700の穴をブローチ加工した後、復帰スプリング712が装着され(図19,20のように)、回転式リクライナー機構710は、穴1003、1004(図24に示す)で固定具を利用し、図25に示されたように背フレーム側板985にレーザー溶接される。
回転式リクライナー機構710は、ベース板760を介して背フレーム側板985にレーザー溶接される。図26のAに示される実施例では、構成部品は四つの位置においてレーザー溶接される。その他の色々な実施例においては、レーザー溶接の数と位置は変化し得る。背フレーム側板985は、その後、クロス部材995に溶接される。既述と同様の行程がシートアセンブリの反対側の組立に利用される。
ここに述べた色々の構成部品のレーザー溶接はその他の方法に勝る利点をもたらす。例えば、レーザー溶接は伝統的な溶接方法に比べて比較的低い温度で行われるため、部品の熱による変形が少なく、回転リクライナー機構及び/はシートアセンブリの構成部品に伝わる熱が少ない。さらに、図24に示され、既述したように、穴1001,1002,1003、及び1004は、色々な時にリクライナー機構の固定に使用されるが、その他の固定点や組合せが他の実施例において可能である。
ここに述べた実施例において示された回転式リクライナー機構の要素の構成と配列は、単に例示である。ここの開示において、本発明のほんの僅かの実施例が詳述されたが、当業者ならば、ここに記載された主題の長所や新規な教示から実質的に逸脱することなく、多くの変形(例、寸法の変更、大きさ、構成、色々な要素の形と寸法比、パラメーターの値、ハードウェアとアクセサリの載置配列、材料の選択、色、方向など)が可能であることを容易に見出せるであろう。例えば、一体的に形成された要素は複数の要素部分として構成可能であり、要素の位置を反対にしたり変化させること、個々の要素の性質、数、位置などは変える事ができる。回転式リクライナー機構の要素及び/はアセンブリは十分な強度と耐用性を持つ広範な種類の材料から、広範な種類の色、組織、及び組み合わせから構成することができる。好ましい実施例、もしくはその他の実施例に対する設計上の、使用条件のは配列の置換、変更、除去が、本発明の範囲から離れることなく能である。
行程は方法のステップの順序は、別の実施例においては、変更は並び替えが可能である。請求項において、ミーンズ・プラス・ファンクションクレームはクレームに記載の機能を果たすように詳述された構成をカバーすることを意図すると共に、構成上均等なものと均等の構成をもカバーすることを意図している。好ましい実施例、もしくはその他の実施例に対する設計上、使用態様は配列上の置換、変更、除去が、本発明の範囲から離れることなく可能である。

Claims (25)

  1. リクライナー機構であって、
    第二部材(60,360,760)に対し回転可能に支持され第一部材(40,340,740)と、
    前記第一部材と前記第二部材の間に移動可能に位置する少なくとも一つのロックアーム部材(140,160,440,460,840,860)であって、ロック位置において前記第一部材と前記第二部材の位置を互いに対してロックするように構成された少なくとも一つのロックアーム部材と、
    前記ロック位置にあるとき、前記少なくとも一つのロックアーム部材とカム部材(180,480,880)との間に位置る少なくとも一つの円板部材(200,500,900,902)
    を有し
    前記第一部材と前記第二部材をロックはロック解除するために、前記カム部材を操作することにより、前記少なくとも一つのロックアーム部材と係合は離脱させ、
    解除位置に移動するとき、前記カム部材が前記ロックアーム部材を移動させるように前記ロックアーム部材の当接面(174,845)に接し、前記円板部材が半径方向内方に自由に移動できるようになる、リクライナー機構。
  2. 前記第一部材(40,340,740)前記第二部材(60,360,760)を固定すると共に、操作部材(20)および前記カム部材(180,480,880)前記ロック位置に付勢するカム付勢部材(120,420,820)を収容する連結部材(100,600,700)に有する、請求項1に記載のリクライナー機構。
  3. 前記カム付勢部材(120)を収納するために、前記連結部材(100)に連結されているキャップ部材(30)に有する、請求項2記載のリクライナー機構。
  4. 前記カム付勢部材(120)が、前記連結部材(100)に連結された第一端(124)と前記カム部材(180)に連結された第二端(122)とを有するコイルスプリングである、請求項2記載のリクライナー機構。
  5. 前記カム付勢部材(120)が、前記第一部材(40)前記第二部材(60)の内部に位置し、前記第一部材と前記第二部材が、前記リクライナー機構の行程の範囲を定めるために互いに係合する複数の停止部材(56,108,118)を有する、請求項2記載のリクライナー機構。
  6. 前記カム付勢部材(420)が、前記第一部材(340)前記第二部材(360)の外部に位置している請求項2記載のリクライナー機構。
  7. 前記第一部材(40,340,740)前記第二部材(60,360,760)の間に位置し且つ前記カム付勢部材(120)が移動すると前記円板部材(200,500,900,902)に作用する少なくとも一つのカム面を有るカム案内部材(72,74,905,915)を更に有する請求項2記載のリクライナー機構。
  8. 前記カム案内部材(72,74,905,915)が、前記第一部材(40,340,740)と前記第二部材(60,360,760)一方に固定されている請求項7記載のリクライナー機構。
  9. 前記第一部材(40,340,740)前記第二部材(60,360,760)を互いに対して付勢する復帰スプリング(12,712)を更に有前記復帰スプリングが第一端(104)と第二端(102)を有し、前記リクライナー機構が更に前記第一部材と前記第二部材を連結するためのキャップ部材(30)を有し、前記復帰スプリングの第一端が前記キャップ部材に係合、請求項2に記載のリクライナー機構。
  10. リクライナー機構であって、
    ベース板(60)に対して回転可能に支持され可動板(40)と、
    前記可動板と前記ベース板の少なくとも一方にある凹部(78)に位置する少なくとも一つの転がり部材(200)と、
    第一カム面(184)と第二カム面(186)を有する第一端を有するカム部材(180)と
    を有
    前記可動板少なくとも一つのロックアーム部材(140,160)を入れるための少なくとも一つのカム通路を有し
    前記少なくとも一つのロックアーム部材前記可動板と前記ベース板の位置を互いに対して固定するために、前記可動板と前記ベース板の間に移動可能に位置
    前記ロックアーム部材カム接触(154)を有し、
    前記カム接触停留部(156)と隆起部(172)を有し
    前記第一カム面と前記第二カム面が前記少なくとも一つの転がり部材及び前記カム接触面と作用し、
    前記少なくとも一つのロックアーム部材が、前記カム部材を操作することによりロック位置へ及びロック位置から移動し、
    解除位置に移動するとき、前記カム部材が前記ロックアーム部材を移動させるように前記ロックアーム部材の当接面(174,845)に接し、前記転がり部材が半径方向内方に自由に移動できるようになる、リクライナー機構。
  11. 前記少なくとも一つの転がり部材(200)が円形断面を有する請求項10に記載のリクライナー機構。
  12. 前記少なくとも一つの転がり部材(200)が円筒形部材を有し、前記円筒形部材の少なくとも一部が前記凹部(78)に拘束される、請求項10に記載のリクライナー機構。
  13. 前記少なくとも一つの転がり部材(200)が球形部材であり、前記球形部材の一部が前記可動板(40)前記ベース板(60)の間に拘束されている請求項10に記載のリクライナー機構。
  14. 前記少なくとも一つのロックアーム部材(140,160)が前記可動板(40)前記ベース板(60)をロックするための非直線、弧状の行路を移動可能である請求項10に記載のリクライナー機構。
  15. 一対のロックアーム部材(140,160)に有する請求項10に記載のリクライナー機構。
  16. リクライナー機構であって
    第二部材(360)に対して回転可能に支持された第一部材(340)と、
    前記第一部材と前記第二部材の位置を互いに対して固定するために前記第一部材と前記第二部材の間に可動に位置する少なくとも一つの爪(440,460)であって、前記第一部材のスロットに位置する爪と
    案内部材(390)のスロット(394)に少なくともその一部が位置る円板(500)であって前記スロット内の前記少なくとも一つの爪の緩みを除去するためにカム(480)前記少なくとも一つの爪の間に操作可能に位置する円板と
    前記カムと連結され、操作部材(320)を受容するための中央部通路(602)を有する内部部材(600)であって前記第一部材と前記第二部材を連結するように構成された内部部材と
    前記第一部材と前記第二部材の外に位置するカム復帰スプリング(420)であって、前記内部部材に連結されたカム復帰スプリングと
    を備え
    前記少なくとも一つの爪は、前記カムを操作することによりロック位置へとはロック位置から移動され
    解除位置に移動するとき、前記カムが前記爪を移動させるように前記爪の当接面に接し、前記円板が半径方向内方に自由に移動できるようになる、リクライナー機構。
  17. 前記第一部材(40)前記第二部材(60)の相対移動の範囲を決めるための内リング部材(100)を更に有する請求項に記載リクライナー機構。
  18. 前記第一部材(40)と前記第二部材(60)が、前記リクライナー機構の行程限界をめるために形成された、前記内リング部材(100)の一部と係合する複数の停止部材(56,108,118)を有する、請求項17に記載リクライナー機構。
  19. 前記第一部材(340)前記第二部材(360)一方が、前記少なくとも一つの爪(440,460)と係合する歯付き部分(46,50)を有する請求項16に記載リクライナー機構。
  20. 前記内部部材が、前記第一部材(340)前記第二部材(360)を連結する中央ブッシュ部材(600)であ前記中央ブッシュ部材が、前記リクライナー機構を操作するための前記操作部材(320)と係合する内部形成面を有、請求項16に記載のリクライナー機構。
  21. 前記第一部材(740)前記第二部材(760)を第一の方向に付勢するリクライナー復帰部材(712)に有する請求項に記載リクライナー機構。
  22. 前記リクライナー復帰部材(712)が、前記第一部材(740)に連結された第一端と固定された第二端とを有するコイルスプリングであり、前記リクライナー復帰部材の第一端が、前記第一部材を付勢してこれを前記第二部材(760)に対して第一の方向に回転させる請求項21に記載リクライナー機構。
  23. 前記カム復帰部材(820)前記カム部材(880)に連結された第一端と前記第一部材(740)前記第二部材(760)一方に連結された第二端とを有するコイルスプリングである、請求項21に記載リクライナー機構。
  24. 前記中央ブッシュ部材(700)に通路を有しており、前記通路が内部キー溝を有する通路となっている請求項20に記載リクライナー機構。
  25. 前記リクライナー機構がフレーム部材にレーザー溶接され、前記レーザー溶接がは直線を部分的に囲む型にされている請求項20に記載リクライナー機構。
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