JP5362127B2 - スクリーン印刷装置のスクレッパ - Google Patents

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Description

本発明は、スクリーン印刷装置のスクレッパに関する。
スクリーン印刷装置では、まずスクリーン版上に供給されたペースト状またはインク状の塗布物をスクレッパによりスクリーン版上に均一にコートする。そして、スキージをスクリーン版上に当接させて移動させる事によって、スクリーン版の下の被印刷物に所定のパターンを印刷する(たとえば、特許文献1、特許文献2参照)。
しかしながら、このようなスクレッパを用いてスクリーン印刷を繰り返し行うと、スクリーン版上においてスクレッパの幅方向の両端からペースト状またはインク状の塗布物がスクレッパの外側に溢れ出てしまう。この原因は、特許文献1によればスクレッパの両端部がスクレッパの進行方向に対して内側に屈折しているだけでは、スクレッパ両端部の塗布物はスクリーン版上において上昇、下降を繰り返すだけであり、スクリーン版の印刷パターン部に寄せられないからである、とされている。
スクレッパの両端から外側に溢れ出た塗布物はスクリーン印刷装置の稼働中に長時間放置されるため、揮発成分が蒸発して粘度が大きく変化する等の原因によって再使用することはできない。このため、スクレッパの両端から塗布物が溢れ出ることは、材料ロスの原因となる。
そこで、この問題を解決すべく、溢れ出る塗布物の量を減少させて材料ロスを減らすことができるスクリーン印刷装置のスクレッパが提案されている(たとえば、特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4参照)。たとえば特許文献1では、上向きの傾斜部を設けた部品をスクレッパの両端に取り付けることでスクレッパの両端から溢れ出る塗布物を減少させようとしている。特許文献2では副スクレッパを設けることでスクレッパの両端から溢れ出る塗布物を減少させようとしている。特許文献3では、個別に形成された部材を所定の隙間を空けて連結することでスクレッパの両端から溢れ出る塗布物を減少させようとしている。特許文献4では、プリスキージを設け、これに副スクレッパの役割を持たせることでスクレッパの両端から溢れ出る塗布物を減少させようとしている。
特開2004−174736号公報 特開2004−160891号公報 特開2005−305909号公報 特開2007−062018号公報
しかしながら、上記特許文献1〜4の技術は、従来のスクレッパやスクリーン印刷装置に新たな部品を設けるという方法による改善であるため、構造上の簡便性に欠け、またコストが増加する、という問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、スクレッパの外側に溢れ出る塗布物を減少させることが可能であり、簡便な構造で安価に実現可能なスクリーン印刷装置のスクレッパを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかるスクリーン印刷装置のスクレッパは、塗布物が供給された平面状のスクリーン版の表面上を所定の方向に摺動することにより前記塗布物を前記スクリーン版の表面にコートするスクリーン印刷装置のスクレッパであって、塗布物と接触する第1接触面が上底より下底が長い台形を呈するスクレッパ中央部と、前記スクレッパ中央部の台形の側辺から前記第1接触面側に屈折して延在して塗布物に接触する第2接触面を有するスクレッパ両端部と、を備え、前記スクレッパ中央部の下底と前記スクレッパ両端部の下辺とが同一平面上にあり、前記第1接触面が前記スクリーン版の表面に対して垂直な状態で前記スクレッパ中央部の下底と前記スクレッパ両端部の下辺とが前記スクリーン版の表面の塗布物に当接して前記スクリーン版の表面上を摺動すること、を特徴とする。
本発明によれば、スクレッパの両端部からスクレッパの外側に溢れ出る塗布物を減少させて塗布物の材料ロスを低減させることができ、簡便な構造で安価に実現可能なスクリーン印刷装置のスクレッパが得られる、という効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1にかかるスクリーン印刷装置のスクレッパの外観を示す斜視図である。 図2は、実施の形態1にかかるスクレッパにおけるスクレッパ両端部で掻き取られた塗布物へ加わる力を模式的に説明する図である。 図3は、従来の一般的なスクレッパの外観を示す斜視図である。 図4は、従来の一般的なスクレッパと特開平4−341846号公報に示された技術とを組み合わせたスクレッパの外観を示す斜視図である。 図5は、実施の形態1にかかるスクレッパにおけるスクレッパ中央部とスクレッパ両端部との境界付近で掻き取られた塗布物へ加わる力を説明する図である。 図6は、スクレッパ12におけるスクレッパ中央部とスクレッパ両端部との境界付近で掻き取られた塗布物へ加わる力を説明する図である。 図7は、本発明の実施の形態2にかかるスクリーン印刷装置のスクレッパの外観を示す斜視図である。
以下に、本発明にかかるスクリーン印刷装置のスクレッパの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は以下の記述に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかるスクリーン印刷装置のスクレッパ1の外観を示す斜視図である。実施の形態1にかかるスクレッパ1は、両端部に設けられたスクレッパ両端部1bが、中央部に設けられたスクレッパ中央部1aと一体に形成されている。すなわち、スクレッパ1は、たとえば1枚のステンレス等の金属板を用いて一体に形成されている。このスクレッパ1は、スクレッパ中央部1aをスクリーン版20に対して垂直にセットした状態で使用される。なお、スクレッパ1の材料は金属に限定されるものではなく、スクレッパとしての機能を得ることができれば、樹脂材料などの他の材料であっても用いることができる。
スクレッパ中央部1aは、裾広がりのハ字形状を形成する2個の側辺と、該各側辺の頂部を結ぶ上底および下底とからなる台形状とされている。すなわち、スクレッパ中央部1aは、上底よりも下底の長さが長い台形状とされている。スクレッパ中央部1aの下底の幅は、スクリーン版20の印刷パターン部20aの幅に対応して形成されている。また、スクレッパ中央部1aの上底には、スクリーン印刷装置にスクレッパ1を取り付けるための図示しないスクレッパホルダへの取付け部1cがスクレッパ中央部1aの面方向において上方に延在して設けられている。スクレッパ中央部1aにおいては、スクレッパ1の進行方向X側の面が、塗布物との接触する面(第1接触面)とされる。また、スクレッパ中央部1aは、スクリーン版20上にセットされる際に、第1接触面がスクリーン版20となす角であるアタック角αが90度とされている。
スクレッパ両端部1bは、スクレッパ中央部1aの各側辺からスクレッパ1の進行方向Xに向かって内側に屈折して、略四角形状を呈する平面状に形成されている。すなわち、スクレッパ両端部1bはスクレッパ中央部1aの台形の側辺から第1接触面側に屈折して延在している。スクレッパ両端部1bにおいては、スクレッパ1の進行方向X側の面が、塗布物との接触する面(第2接触面)とされる。
また、スクレッパ両端部1bは、台形状のスクレッパ中央部1aの各側辺から屈折して設けられているためスクレッパ中央部1aの第1接触面に対して傾きが生じており、上辺から下辺の方向に向かって、スクレッパ1の進行方向Xにおいて後方に傾斜している。したがって、スクレッパ中央部1aの第1接触面をスクリーン版20に対して垂直にセットした場合、スクレッパ両端部1bはスクリーン版20に対して90度以下の傾斜角度を持つ。そして、スクレッパ両端部1bの下辺はスクレッパ1がスクリーン版20上を摺動する際に全領域がスクリーン版20上の塗布物に当接できるようにスクレッパ中央部1aの下底と同一平面上に位置するように設けられている。
このようなスクレッパ1は、スクリーン印刷の際に、スクレッパ中央部1aの第1接触面がスクリーン版20に対して垂直になるように、またスクレッパ中央部1aの上底および下底がスクレッパ1の進行方向Xと直交するようにスクリーン版20上にセットされる。そして、スクレッパ1をスクリーン版20上においてスクレッパ1の進行方向Xに摺動させることにより、スクリーン版20上に供給されたペースト状またはインク状の塗布物がスクリーン版20上に均一にコートされる。このとき、スクレッパ両端部1bの第2接触面が、スクレッパの幅方向において印刷パターン部20aを越える部分の塗布物を掻き取り、スクレッパ1の幅方向においてスクレッパ中央部1aの中央部へ移動させる。ここで、スクレッパの幅方向とは、スクレッパ中央部1aの下底の方向である。
以上のような実施の形態1にかかるスクレッパ1では、スクレッパ両端部1bが台形状のスクレッパ中央部1aの側辺から屈折して延在するため、スクレッパ両端部1bに傾きが生じている。このため、スクレッパ中央部1aの第1接触面をスクリーン版20に対して垂直にセットした場合、スクレッパ両端部1bの第2接触面はスクリーン版20に対して90度以下の傾斜角度を有する。このようなスクレッパ1をスクレッパ1の進行方向Xに摺動させると、スクレッパ中央部1aとスクレッパ両端部1bとの境界付近、およびスクレッパ両端部1bで掻き取られた塗布物には、図2において矢印Yで示すようにスクレッパ1の進行方向Xに対して斜めの力(スクレッパ1の幅方向においてスクレッパ中央部1aへ向かう力)が加わる。このため、スクレッパ両端部1bからスクレッパ1の外側に溢れ出る塗布物を減少させる効果がある。図2は、実施の形態1にかかるスクレッパ1におけるスクレッパ両端部1bで掻き取られた塗布物へ加わる力を模式的に説明する図である。
図3は、従来の一般的なスクレッパ11の外観を示す斜視図である。図3に示されるスクレッパ11は、両端部に設けられた平板状のスクレッパ両端部11bが、中央部に設けられた平板状のスクレッパ中央部11aと一体に形成されている。スクレッパ11では、スクレッパの進行方向X側の面が塗布物との接触面となる。スクレッパ両端部11bは、スクレッパ中央部11aの各側辺からスクレッパ11の進行方向Xに向かって内側に屈折されて、略四角形状を呈する平面状に形成されている。また、スクレッパ中央部11aの上底には、スクリーン印刷装置にスクレッパ11を取り付けるためのスクレッパホルダ(図示せず)への取付け部11cがスクレッパ中央部11aの面方向において上方に延在して設けられている。このスクレッパ11は、スクレッパ中央部11aおよびスクレッパ両端部11bをスクリーン版20に対して垂直にセットした状態で使用される。
また、従来のスクレッパとしては、上述した特許文献1〜4の他に、たとえば特開平4−341846号公報や実開昭62−094036号公報ではスクレッパ中央部が90度以下のアタック角でセットされる例が示されている。
このような従来の一般的なスクレッパ11と特開平4−341846号公報に示されたアタック角を90度以下にする技術とを組み合わせた場合は、図4に示されるような構造のスクレッパ12が得られる。図4は、従来の一般的なスクレッパと特開平4−341846号公報に示された技術とを組み合わせたスクレッパ12の外観を示す斜視図である。このスクレッパ12では、スクレッパ両端部12bがスクリーン版20に対して90度以下の傾斜角度を持つため、スクレッパ両端部12bからスクレッパ12の外側に溢れ出る塗布物を減少させる効果が期待できる。しかしながら、実施の形態1にかかるスクレッパ1とこのスクレッパ12との大きな違いは、スクレッパ中央部とスクレッパ両端部との境界付近で掻き取られた塗布物の挙動にある。
実施の形態1にかかるスクレッパ1とこのスクレッパ12との違いを図5および図6を参照して説明する。図5は、実施の形態1にかかるスクレッパ1におけるスクレッパ中央部1aとスクレッパ両端部1bとの境界付近で掻き取られた塗布物へ加わる力を説明する図である。図6は、スクレッパ12におけるスクレッパ中央部12aとスクレッパ両端部12bとの境界付近で掻き取られた塗布物へ加わる力を説明する図である。
スクレッパ12では、スクレッパ両端部12bで掻き取られた塗布物にはスクレッパの進行方向Xに対して斜めの力が加わる。しかし、スクレッパ中央部12aとスクレッパ両端部12bとの境界付近で掻き取られた塗布物には、図6に矢印Yで示す下向きの力が加わるが横方向の力が加わらない。このため、この領域で掻き取られた塗布物はスクレッパの進行方向Xに対してローリングされながら移動するのみである。すなわち、スクレッパ中央部12aとスクレッパ両端部12bとの境界付近で掻き取られた塗布物は、ローリングされてスクリーン版20上に戻され、再度スクレッパ中央部12aとスクレッパ両端部12bとの境界付近で掻き取られてスクレッパの進行方向Xに移動するのみである。この場合は、スクレッパ12で掻き取られた塗布物の量が増えて来た場合には、塗布物がスクレッパ両端部12bからスクレッパ12の外側に溢れ出ることを防ぎきれない。
これに対して、実施の形態1にかかるスクレッパ1は、台形状のスクレッパ中央部1aと、スクレッパ中央部1aの側辺からスクレッパ1の進行方向Xに向かって内側に屈折して延在するスクレッパ両端部1bとを有している。このため、スクレッパ中央部1aとスクレッパ両端部1bとの境界部分で掻き取られた塗布物には、図6に矢印Yで示すようにスクレッパ1の幅方向においてスクレッパ中央部1aの中央部へ移動させる力が加わる。この力は、塗布物が高く堆積されるにつれて大きくなる。このため、実施の形態1にかかるスクレッパ1では、スクレッパ中央部1aとスクレッパ両端部1bとの境界部分で掻き取られた塗布物をスクレッパ1の幅方向におけるスクレッパ中央部1aの中央部へ移動させる効果は、単に従来のスクレッパ11と特開平4−341846号公報に示された技術とを組み合わせたスクレッパ12よりも大きくなる。すなわち、スクレッパ1では、スクレッパ12と比べてスクレッパ両端部1bからスクレッパ1の外側に溢れ出る塗布物を減少させる効果が大幅に向上している。
上述したように、実施の形態1にかかるスクレッパ1は、台形状のスクレッパ中央部1aと、台形状のスクレッパ中央部1aの側辺からスクレッパ1の進行方向Xに向かって内側に屈折して延在するスクレッパ両端部1bとを有している。これにより、スクレッパ1は、スクレッパ中央部1aとスクレッパ両端部1bとの境界部分で掻き取られた塗布物に対して、スクレッパ1の幅方向においてスクレッパ中央部1aの中央部の方向へ移動させる力を加えることができる。したがって、実施の形態1にかかるスクレッパ1によれば、スクレッパ両端部1bからスクレッパ1の外側に溢れ出る塗布物を確実に減少させることができる。
また、実施の形態1にかかるスクレッパ1は、特許文献1〜4で提案されるように既存の構成に新たな部品を付け加えるのではなく、スクレッパの形状自体を変えて一体形成されている。このため、従来の一般的なスクレッパのようにたとえば1枚の板金から簡便に且つ安価に作製することができる。なお、上述したスクレッパ1の効果を得るためには、塗布物との接触面が上述したような条件を備えればよい。したがって、スクレッパ1の背面側、すなわち、進行方向Xと反対側の面の構成は特に限定されない。
実施の形態2.
図7は、本発明の実施の形態2にかかるスクリーン印刷装置のスクレッパ2の外観を示す斜視図である。実施の形態2にかかるスクレッパ2は、実施の形態1にかかるスクレッパ1を基本構成として、アタック角αが鋭角になるようにスクレッパ中央部2aに傾きを設けた構造とされている。すなわち、実施の形態2にかかるスクレッパ2は、台形状のスクレッパ中央部2aと、スクレッパ中央部2aの側辺からスクレッパ2の進行方向Xに向かって内側に屈折して延在するスクレッパ両端部2bとを有している。また、スクレッパ中央部2aの上底には、スクリーン印刷装置にスクレッパ1を取り付けるための図示しないスクレッパホルダへの取付け部2cが上方に延在して設けられている。そして、スクレッパ中央部2aは、スクリーン版20上にセットされる際に塗布物の接触面がスクリーン版20となす角であるアタック角αが鋭角とされている。
このような実施の形態2にかかるスクレッパ2では、アタック角αが鋭角にされているため掻き取った塗布物がローリングされやすくなり、スクリーン版20に設けられたパターン内への塗布物の充填量が増える。その結果、所望の印刷形状が得られやすいという効果が得られる。
また、実施の形態2にかかるスクレッパ2では、アタック角αが鋭角であってもスクレッパ中央部2aとスクレッパ両端部2bの境界付近およびスクレッパ両端部2bが有する、塗布物をスクレッパ中央部2aへ移動させる効果は実施の形態1にかかるスクレッパ1と変わらない。したがって、実施の形態2にかかるスクレッパ2によれば、実施の形態1にかかるスクレッパ1と同様に、スクレッパ両端部2bからスクレッパ2の外側に溢れ出る塗布物を確実に減少させることができる。
また、実施の形態2にかかるスクレッパ2も、特許文献1〜4で提案されるように既存の構成に新たな部品を付け加えるのではなく、スクレッパの形状自体を変えて一体形成されている。このため、従来の一般的なスクレッパのようにたとえば1枚の板金から簡便に且つ安価に作製することができる。
以上のように、本発明にかかるスクリーン印刷装置のスクレッパは、スクリーン印刷における材料ロスおよびコストの低減に有用である。
1 スクレッパ
1a スクレッパ中央部
1b スクレッパ両端部
1c スクレッパホルダへの取付け部
2 スクレッパ
2a スクレッパ中央部
2b スクレッパ両端部
2c スクレッパホルダへの取付け部
11 スクレッパ
11a スクレッパ中央部
11b スクレッパ両端部
11c スクレッパホルダへの取付け部
12 スクレッパ
12a スクレッパ中央部
12b スクレッパ両端部
20 スクリーン版
20a 印刷パターン部
α アタック角

Claims (4)

  1. 塗布物が供給された平面状のスクリーン版の表面上を所定の方向に摺動することにより前記塗布物を前記スクリーン版の表面にコートするスクリーン印刷装置のスクレッパであって、
    塗布物と接触する第1接触面が上底より下底が長い台形を呈するスクレッパ中央部と、
    前記スクレッパ中央部の台形の側辺から前記第1接触面側に屈折して延在して塗布物に接触する第2接触面を有するスクレッパ両端部と、
    を備え、
    前記スクレッパ中央部の下底と前記スクレッパ両端部の下辺とが同一平面上にあり、
    前記第1接触面が前記スクリーン版の表面に対して垂直な状態で前記スクレッパ中央部の下底と前記スクレッパ両端部の下辺とが前記スクリーン版の表面の前記塗布物に当接して前記スクリーン版の表面上を摺動すること、
    を特徴とするスクリーン印刷装置のスクレッパ。
  2. 一枚の金属板により一体成形されてなること、
    を特徴とする請求項1に記載のスクリーン印刷装置のスクレッパ。
  3. 塗布物が供給された平面状のスクリーン版の表面上を所定の方向に摺動することにより前記塗布物を前記スクリーン版の表面にコートするスクリーン印刷装置のスクレッパであって、
    塗布物と接触する第1接触面が上底より下底が長い台形を呈するスクレッパ中央部と、
    前記スクレッパ中央部の台形の側辺から前記第1接触面側に屈折して延在して塗布物に接触する第2接触面を有するスクレッパ両端部と、
    を備え、
    前記スクレッパ中央部の下底と前記スクレッパ両端部の下辺とが同一平面上にあり、
    前記第1接触面が前記スクリーン版の表面に対して鋭角をなす状態で前記スクレッパ中央部の下底と前記スクレッパ両端部の下辺とが前記スクリーン版の表面の前記塗布物に当接して前記スクリーン版の表面上を摺動すること、
    を特徴とするスクリーン印刷装置のスクレッパ。
  4. 一枚の金属板により一体成形されてなること、
    を特徴とする請求項3に記載のスクリーン印刷装置のスクレッパ。
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