JP2021020344A - スクリーン印刷装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】インクの無駄を抑制しながら、インクの塗布性の向上とインクの掻き取り性の悪化の抑制との両立を図ることが可能なスクリーン印刷装置を提供する。【解決手段】スクリーン印刷装置100は、スクリーン版10上を矢印A方向に移動して、スクリーン版10上のインク30を開口部11a内に充填する塗布スクレーパ21と、塗布スクレーパ21の幅方向の外側に配置され、塗布スクレーパ21が移動することにより塗布スクレーパ21の前記幅方向の両端からはみ出したインク30を幅方向の中央側に向かって移動させる回収スクレーパ22と、開口部11a内に充填されたインク30を被印刷物Wの表面に転写するスキージ23と、を備え、塗布スクレーパ21のアタック角をθ1とし、回収スクレーパ22のアタック角をθ2とした場合、θ1<θ2、0°<θ2≦90°を満たす。【選択図】図2
Description
本発明は、スクリーン版上のインクを開口部内に充填するスクレーパと、開口部内に充填されたインクを被印刷物の表面に転写するスキージと、を備えたスクリーン印刷装置に関する。
従来、スクリーン版上のインクを開口部内に充填するスクレーパと、開口部内に充填されたインクを被印刷物の表面に転写するスキージと、を備えたスクリーン印刷装置が知られている。スクレーパは、インク転写時のスキージの移動方向とは反対方向に移動することによって、スキージによる転写後にスクリーン版上に残ったインクをスキージのスタート位置まで掻き戻しながら、スクリーン版上のインクを開口部内に充填する。このようなスクリーン印刷装置では、スクレーパは、移動方向と直交する方向である幅方向に長く形成されており、スクレーパが移動すると、インクは幅方向の両端に流れる。スクレーパの両端から外側にはみ出したインクは、印刷の際に消費されないので無駄になってしまう。
この不都合を改善するために、スクリーン版上を移動して開口部内にインクを充填する塗布スクレーパと、塗布スクレーパに対して塗布方向とは反対側で、かつ、塗布スクレーパの幅方向の外側に配置される回収スクレーパと、を備えたスクリーン印刷装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。このスクリーン印刷装置では、塗布スクレーパが移動することにより塗布スクレーパの幅方向の両端からはみ出したインクを、回収スクレーパによって回収するとともに幅方向の中央側に向かって移動させることができる。これにより、印刷の際に消費されないインクを減らすことができるので、インクの無駄を抑制することができる。
ところで、粘度の高いインクを用いたり塗布スクレーパの移動速度を速くしたりした場合、開口部へのインクの充填性が悪くなる。この場合、スクリーン版に対する塗布スクレーパのアタック角(塗布スクレーパとスクリーン版との成す角)を小さくすることによって開口部へのインクの充填性を向上させることが可能である。
しかしながら、上記塗布スクレーパおよび回収スクレーパを有するスクリーン印刷装置では、塗布スクレーパのアタック角を小さくすると、回収スクレーパのアタック角も小さくなり、回収スクレーパによるインクの掻き取り性が悪化するという問題点がある。
本発明は、このような点を鑑みてなされたものであり、インクの無駄を抑制しながら、インクの塗布性の向上とインクの掻き取り性の悪化の抑制との両立を図ることが可能なスクリーン印刷装置を提供することを課題とする。
本発明に係るスクリーン印刷装置は、開口部が形成されたスクリーン版上を第1方向に移動して、前記スクリーン版上のインクを前記開口部内に充填する塗布スクレーパと、前記塗布スクレーパに対して前記第1方向とは反対側で、かつ、前記塗布スクレーパの前記第1方向と直交する幅方向の外側に配置され、前記塗布スクレーパが移動することにより前記塗布スクレーパの前記幅方向の両端からはみ出したインクを前記幅方向の中央側に向かって移動させる回収スクレーパと、前記スクリーン版上を前記第1方向とは反対の第2方向に移動して、前記開口部内に充填された前記インクを被印刷物の表面に転写するスキージと、を備え、前記スクリーン版に対する前記塗布スクレーパのアタック角をθ1とし、前記スクリーン版に対する前記回収スクレーパのアタック角をθ2とした場合、θ1<θ2、0°<θ2≦90°を満たす。
本発明のスクリーン印刷装置によれば、前記塗布スクレーパに対して前記第1方向とは反対側で、かつ、前記塗布スクレーパの前記第1方向と直交する幅方向の外側に配置され、前記塗布スクレーパが移動することにより前記塗布スクレーパの前記幅方向の両端からはみ出したインクを前記幅方向の中央側に向かって移動させる回収スクレーパを備える。これにより、塗布スクレーパが第1方向に移動することにより塗布スクレーパの幅方向の両端からはみ出したインクを、回収スクレーパによって回収するとともに幅方向の中央側に向かって移動させることができる。このため、印刷の際に消費されないインクを減らすことができるので、インクの無駄を抑制することができる。
また、前記スクリーン版に対する前記塗布スクレーパのアタック角をθ1とし、前記スクリーン版に対する前記回収スクレーパのアタック角をθ2とした場合、θ1<θ2、0°<θ2≦90°を満たす。すなわち、θ1<θ2とすることによって、開口部へのインクの充填性を向上させるために、スクリーン版に対する塗布スクレーパのアタック角を小さくする場合であっても、回収スクレーパのアタック角を小さくする必要がないので、回収スクレーパによるインクの掻き取り性が悪化するのを抑制することができる。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態によるスクリーン印刷装置について説明する。
図1は、本発明の一実施形態によるスクリーン印刷装置100の概略側面図であり、図2は、本発明の一実施形態によるスクリーン印刷装置100の概略平面図である。なお、理解を容易にするために、平面図においては、保持部25〜27および本体部28を省略している。また、理解を容易にするために、塗布スクレーパ21、回収スクレーパ22およびスキージ23にハッチングを施したり、インク30にハッチングを施したりする場合がある。
図1および図2に示すように、本発明の一実施形態によるスクリーン印刷装置100は、粘弾性流体であるインク30を被印刷物Wに印刷する装置であって、被印刷物Wが載置される印刷台1と、印刷台1の上方に配置されるスクリーン版10と、スクリーン版10上を矢印AA’方向に移動可能な印刷部20と、を含んでいる。
スクリーン版10は、平面視矩形状に形成されており、例えば樹脂繊維からなるメッシュ状のスクリーンマスク11と、スクリーンマスク11の外周部が固定される枠材12と、を含んでいる。スクリーンマスク11には、印刷形状に対応する形状に開口部11aが形成されており、開口部11a以外の領域には、樹脂コーティングなどによる目止めが施されている。なお、本実施形態では、開口部11aは額縁状に形成されている。
スクリーン版10は、スクリーンマスク11と被印刷物Wとの間に所定の隙間が形成される高さ位置に配置されている。印刷時には、スクリーンマスク11は後述するスキージ23によって押圧され撓んで被印刷物Wに押し付けられる。
印刷部20は、スクリーン版10のスクリーンマスク11に接触して矢印AA’方向に移動する塗布スクレーパ21、回収スクレーパ22およびスキージ23を含んでいる。
塗布スクレーパ21は、例えば樹脂やゴムからなるとともに、矢印AA’方向と直交する矢印BB’方向(幅方向)に長い板状に形成されている。塗布スクレーパ21は、スクリーン版10のスクリーンマスク11上を矢印A方向(第1方向)に移動することによって、スクリーンマスク11上のインク30を、均一な厚みに拡げるとともに開口部11a内に充填する。また、塗布スクレーパ21は、スキージ23による転写後にスクリーン版10上に残ったインク30をスキージ23のスタート位置まで戻す。
回収スクレーパ22は、例えば塗布スクレーパ21と同じ材料からなるとともに、塗布スクレーパ21と同じ厚みに形成されている。回収スクレーパ22は、一対設けられているとともに、塗布スクレーパ21に対して矢印A方向とは反対側で、かつ、塗布スクレーパ21の幅方向(矢印BB’方向)の外側に配置されている。なお、回収スクレーパ22は、塗布スクレーパ21から所定の隙間を有して配置されている。
一対の回収スクレーパ22は、矢印BB’方向に対称に形成されている。図3に示すように、回収スクレーパ22は、平面視で移動方向(矢印AA’方向)に対して傾斜する傾斜部22aと、傾斜部22aの内側端から幅方向内側に延びて移動方向に対して垂直な垂直部22bと、によって構成されている。傾斜部22aの先端部(外側端部)は、塗布スクレーパ21よりも幅方向外側(図3の上側)に突出するように配置されている。垂直部22bは、塗布スクレーパ21の外側端(図3の上端)よりも内側に延びるように形成されている。これにより、塗布スクレーパ21が矢印A方向に移動する際に塗布スクレーパ21の両端から幅方向外側にはみ出したインク30は、回収スクレーパ22によって回収される。このとき、インク30は、傾斜部22aおよび垂直部22bと塗布スクレーパ21との隙間を通過しながら幅方向の中央側に向かって移動し、スキージ23の通過領域内に配置される。
なお、傾斜部22aの先端部(外側端部)は、塗布スクレーパ21よりも矢印A方向に突出していることが好ましい。すなわち、図3のL1は、L1>0であることが好ましい。L1>0に構成すれば、回収スクレーパ22によってインク30を回収する際に、傾斜部22aの先端部から外側にインク30がはみ出るのを抑制することが可能である。また、傾斜部22aおよび垂直部22bの矢印A方向の側面の交点P1は、塗布スクレーパ21の外側端よりも幅方向内側に配置されていることが好ましい。すなわち、図3のL2は、L2>0であることが好ましい。L2>0に構成すれば、傾斜部22aで回収したインク30をより早く幅方向の中央側(内側)に向かって移動させることが可能である。また、垂直部22bの内側端は、開口部11aよりも幅方向外側に配置されていてもよい。すなわち、図3のL3は、L3>0であってもよい。
スキージ23は、例えば樹脂やゴムからなるとともに、矢印BB’方向(幅方向)に長い板状に形成されている。スキージ23は、スクリーン版10のスクリーンマスク11を被印刷物Wに押圧しながらスクリーンマスク11上を矢印A’方向(第2方向)に移動することによって、開口部11a内に充填されたインク30を被印刷物Wの表面に転写する。
図1に示すように、印刷部20は、塗布スクレーパ21、回収スクレーパ22およびスキージ23をそれぞれ保持する保持部25、26および27と、保持部25〜27が取り付けられる本体部28と、を含んでいる。本体部28は、駆動機構(図示せず)により、矢印AA’方向に延びるレール(図示せず)に沿って移動可能に構成されている。
保持部25〜27は、本体部28に対して個別に上下方向に移動可能に構成されている。そして、後述するように、本体部28が矢印A方向に移動して開口部11a内にインク30を充填する際には塗布スクレーパ21および回収スクレーパ22のみがスクリーンマスク11に接触され、本体部28が矢印A’方向に移動して開口部11a内に充填されたインク30を被印刷物Wに転写する際にはスキージ23のみがスクリーンマスク11に接触される。なお、保持部25および26は、一体で本体部28に対して上下方向に移動するように構成されていてもよい。
また、保持部25〜27は、本体部28に対する取り付け角度が個別に設定可能に構成されている。本実施形態では、図4に示すように、スクリーン版10に対する塗布スクレーパ21のアタック角をθ1とし、スクリーン版10に対する回収スクレーパ22のアタック角をθ2とした場合、0°<θ1<90°、θ1<θ2、0°<θ2≦90°を満たしている。なお、スクリーン版10に対する塗布スクレーパ21のアタック角とは、塗布スクレーパ21の矢印A方向の側面とスクリーン版10のスクリーンマスク11との成す角度であり、スクリーン版10に対する回収スクレーパ22のアタック角とは、回収スクレーパ22の矢印A方向の側面とスクリーン版10のスクリーンマスク11との成す角度である。
例えば、θ1は、70°±10°に設定され、θ2は、90°に設定される。これにより、開口部11a内へのインク30の充填性を向上させることができるとともに、回収スクレーパ22によるインク30の掻き取り性が悪化するのを抑制することができる。
また、図1に示すように、スクリーン版10に対するスキージ23のアタック角は、0°よりも大きい角度で、90°よりも小さい角度に設定されている。なお、スクリーン版10に対するスキージ23のアタック角とは、スキージ23の矢印A’方向の側面とスクリーン版10のスクリーンマスク11との成す角度である。スクリーン版10に対するスキージ23のアタック角は、90°に設定されていてもよい。
次に、本実施形態のスクリーン印刷装置100を用いた印刷方法について説明する。
まず、被印刷物Wが印刷台1上に載置されるとともに、スクリーン版10のスクリーンマスク11上に所定量のインク30が投入(供給)される。
そして、塗布スクレーパ21および回収スクレーパ22がスクリーンマスク11に接触した状態で矢印A方向に移動される。これにより、図5に示すように、塗布スクレーパ21によって、スクリーンマスク11上のインク30が均一な厚みに拡がるとともに、開口部11a内に充填される。このとき、インク30の一部は、塗布スクレーパ21の幅方向の両端に向かって流れ、両端からはみ出る。すなわち、塗布スクレーパ21の通過領域よりも幅方向外側に移動する。また、このとき、塗布スクレーパ21の両端からはみ出たインク30は、回収スクレーパ22によって、幅方向の中央側(内側)に移動され、スキージ23の通過領域内に配置される。回収スクレーパ22が所定位置に到達すると、塗布スクレーパ21および回収スクレーパ22の矢印A方向への移動が停止される。なお、図5では、塗布スクレーパ21によって均一な厚みに拡がったインクを30aで示し、回収スクレーパ22によって回収されたインクを30bで示している。
その後、塗布スクレーパ21および回収スクレーパ22がスクリーンマスク11から離間するように上方に移動されるとともに、スキージ23がスクリーンマスク11に接触するように下方に移動される。そして、スキージ23がスクリーンマスク11を被印刷物Wに対して押圧した状態で矢印A’方向に移動される。これにより、開口部11a内に充填されたインク30が被印刷物Wの表面に転写される。このとき、図6に示すように、インク30の一部は、スキージ23の幅方向の両端に向かって流れ、両端からはみ出る。すなわち、スキージ23の通過領域よりも幅方向外側に移動する。スキージ23が所定位置に到達すると、スキージ23の矢印A’方向への移動が停止される。
そして、スキージ23がスクリーンマスク11から離間するように上方に移動されるとともに、印刷台1上の被印刷物Wが交換される。
なお、本実施形態の開口部11aのように、開口部11aの開口面積が幅方向に一定ではない場合、上述した印刷動作を繰り返すと、インク30の消費量の多い部分(本実施形態では開口部11aのうち矢印AA’方向に延びる部分)11bにおいてインクかすれが生じる。しかしながら、本実施形態では、回収スクレーパ22の垂直部22bによって、回収したインク30をインク30の消費量の多い部分11bに供給することができるので、インクかすれが生じるのを抑制することができる。
本実施形態では、上記のように、塗布スクレーパ21に対して矢印A方向とは反対側で、かつ、塗布スクレーパ21の幅方向の外側に配置される回収スクレーパ22を備える。これにより、塗布スクレーパ21が矢印A方向に移動することにより塗布スクレーパ21の幅方向の両端からはみ出したインク30を、回収スクレーパ22によって回収するとともに幅方向の中央側に向かって移動させることができる。このため、印刷の際に消費されないインク30を減らすことができるので、インク30の無駄を抑制することができる。
また、塗布スクレーパ21のアタック角をθ1とし、回収スクレーパ22のアタック角をθ2とした場合、θ1<θ2、0°<θ2≦90°を満たす。すなわち、開口部11aへのインク30の充填性を向上させるために、塗布スクレーパ21のアタック角θ1を小さくする場合であっても、回収スクレーパ22のアタック角θ2を小さくする必要がないので、回収スクレーパ22によるインク30の掻き取り性が悪化するのを抑制することができる。したがって、粘度の高いインク30を用いたり、塗布スクレーパ21の移動速度を速くしたりすることができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、上記実施形態では、回収スクレーパ22を図3に示した形状に形成する例について示したが、本発明はこれに限らない。例えば図7に示した本発明の第1変形例のように回収スクレーパ22を形成してもよい。すなわち、回収スクレーパ22を傾斜部22aのみによって形成してもよい。この場合、傾斜部22aを開口部11aの近傍まで延びるように形成してもよい。また、回収スクレーパ22と塗布スクレーパ21との隙間が大きくなるように、傾斜部22aの先端部を、塗布スクレーパ21よりも矢印A’方向に配置してもよい。このように構成すれば、回収スクレーパ22と塗布スクレーパ21との間を通過する際のインク30の流動性を向上させることができるので、より粘度の高いインク30を用いたり、塗布スクレーパ21の移動速度をより速くしたりすることができる。
また、例えば図8に示した本発明の第2変形例のように回収スクレーパ22を形成してもよい。すなわち、回収スクレーパ22に、垂直部22bの内側端から矢印A’方向に延びる壁部22cを設けてもよい。このように構成すれば、回収スクレーパ22により回収されたインク30の幅方向(矢印BB’方向)の位置精度を向上させることができる。
また、例えば図9に示した本発明の第3変形例のように回収スクレーパ22を形成してもよい。すなわち、回収スクレーパ22の垂直部22bを幅方向(矢印BB’方向)の中央側に長くして、インク30を幅方向のより内寄りの位置に配置してもよい。このように構成すれば、例えば、開口部11a内へのインク30の充填性が悪い場合に、塗布スクレーパ21による開口部11a内へのインク30の充填動作を複数回連続して実行することができ、開口部11a内へインク30を充填することができる。
また、上記実施形態では、塗布スクレーパ21は、インク30を開口部11a内に充填する一方、被印刷物Wに転写しない例について示したが、塗布スクレーパ21がインク30を開口部11a内に充填した際に、一部のインク30が被印刷物Wに転写されてもよい。
10:スクリーン版、11a:開口部、21:塗布スクレーパ、22:回収スクレーパ、23:スキージ、30:インク、100:スクリーン印刷装置、W:被印刷物、θ1、θ2:アタック角
Claims (1)
- 開口部が形成されたスクリーン版上を第1方向に移動して、前記スクリーン版上のインクを前記開口部内に充填する塗布スクレーパと、
前記塗布スクレーパに対して前記第1方向とは反対側で、かつ、前記塗布スクレーパの前記第1方向と直交する幅方向の外側に配置され、前記塗布スクレーパが移動することにより前記塗布スクレーパの前記幅方向の両端からはみ出したインクを前記幅方向の中央側に向かって移動させる回収スクレーパと、
前記スクリーン版上を前記第1方向とは反対の第2方向に移動して、前記開口部内に充填された前記インクを被印刷物の表面に転写するスキージと、
を備え、
前記スクリーン版に対する前記塗布スクレーパのアタック角をθ1とし、前記スクリーン版に対する前記回収スクレーパのアタック角をθ2とした場合、θ1<θ2、0°<θ2≦90°を満たすことを特徴とするスクリーン印刷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019137149A JP2021020344A (ja) | 2019-07-25 | 2019-07-25 | スクリーン印刷装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN117908289A (zh) * | 2024-03-19 | 2024-04-19 | 上海隆昇光电新材料有限公司 | Pdlc调光膜电极制作装置、方法及调光膜制作方法 |
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2019
- 2019-07-25 JP JP2019137149A patent/JP2021020344A/ja active Pending
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CN117908289A (zh) * | 2024-03-19 | 2024-04-19 | 上海隆昇光电新材料有限公司 | Pdlc调光膜电极制作装置、方法及调光膜制作方法 |
CN117908289B (zh) * | 2024-03-19 | 2024-05-28 | 上海隆昇光电新材料有限公司 | Pdlc调光膜电极制作装置、方法及调光膜制作方法 |
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