JP5061841B2 - スキージ装置 - Google Patents

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本発明は、転写面に液状材料を転写するスキージ装置に関するものである。
PoP(パーツ・オン・パーツ)実装等において、パーツの電極にフラックスやクリーム半田を付着させるため、転写面に延展したフラックス等に電極を浸して転写する方法が用いられている。フラックス等の付着量は実装品質に深く関係する重要な技術項目であるので、付着量を決定する転写厚はパーツの種類等に応じて厳密に管理する必要がある。従来、転写面にフラックス等を一定の厚さで延展する装置として、転写面に当接する摺接面と転写面との間に隙間を形成する隙間形成面を段違いに設けたスキージを用いて隙間の高さに対応した転写厚でフラックス等を延展する装置が知られている(特許文献1参照)。
特許第3289604号公報
このようなスキージ装置を用いれば、摺接面と隙間形成面との段差によって転写面との間の隙間の高さが決定し、摺接面を転写面に摺動させることで転写面の高低に関係なく一定の転写厚でフラックス等を延展することができるという利点がある。しかしながら、転写厚は予め設定された段差によって一義的に設定されるため、パーツの種類が変更になる等の転写厚の変更が要求される場合には、スキージ自体を対応する段差が設けられたものに交換しなければならない。そのため様々な段差を設けた複数のスキージを製造するための費用や、これを保管しておくための場所、スキージを交換するための時間等が必要となっていた。
そこで本発明は、交換用のスキージを要することなく転写厚を変更することができるスキージ装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載のスキージ装置は、転写面との間に隙間を形成する隙間形成面と前記隙間形成面に対してオフセットされた摺接面を有するスキージと、前記スキージを転写面に対して傾斜させるスキージ傾斜手段、を備え、前記スキージは幅方向に長い断面矩形の本体部を主体とし、前記本体部の下部は厚さ方向において前記隙間形成面と前記隙間形成面に所定の角度をなして連続する斜面とに区画され、前記本体部の幅方向の両端には前記隙間形成面と連続し厚さ方向に延出する前記摺接面が設けられ、前記摺接面を転写面に接触させた状態で前記スキージを傾斜させることにより前記隙間の高さを変更する。
請求項2に記載のスキージ装置は、請求項1に記載のスキージ装置であって、前記摺接面が、前記スキージの傾斜方向において連続する曲面である。
本発明によれば、摺接面を転写面に接触させた状態でスキージを傾斜させることにより隙間形成面と転写面との間の隙間の高さを変更することができるので、スキージを交換することなく転写厚を変更することができる。
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1に本発明の実施の形態のスキージ装置の(a)側面図と(b)正面図を示す。スキージ装置1は、フラックスやクリーム半田等の液状材料を水平な転写面に一定の厚さ(転写厚)で延展する装置であり、スキージ2と、スキージ2を転写面4に対して傾斜させるスキージ傾斜装置と、スキージ2を転写面4に対して付勢するスキージ付勢装置5で構成される。
スキージ2は幅方向に長い断面矩形の本体部6を主体とし、本体部6の下部は厚さ方向(奥行き方向)において、隙間形成面6aと、隙間形成面6aに所定の角度をなして連続する斜面6bとに区画されている。本体部6の幅方向の両端には、隙間形成面6aと連続し、厚さ方向(奥行き方向)に延出する摺接部7が設けられている。スキージ2は、本体部6の上部に設けられた支軸6cを軸支するスキージ付勢装置5によって、隙間形成面6aがスキージ2の幅方向に水平になるように支持されており、支軸6cを支点として回動することで傾斜角θを変えることができる。
スキージ付勢装置5は、転写面4に対して高さ位置が固定された基部5aに鉛直方向に摺動可能に装着された可動部5bをバネ5c等の付勢手段によって下方に付勢し、可動部5bにスキージ2の支軸6cを回動可能に軸支する。ロックナット6dは、支軸6cを固定し、回動を規制する回動固定手段であり、緩めた状態では支軸6cが自由に回動してスキージ2に傾斜角θを付与することができ、締めることで任意の傾斜角θに維持することができる。スキージ2の摺接部7を転写面4に接触させた状態で、図示しない移動手段によってスキージ付勢装置5をスキージ2の厚さ方向(奥行き方向)に転写面4に対して相対的に水平移動させると、スキージ2は摺接部7を転写面4に摺接させながら転写面4上を水平移動し、斜面6b側にあるフラックス等を隙間形成面6aと転写面4との間に形成される隙間から排出し、転写面4に延展する。スキージ2は転写面4側に付勢されているので、多少の凹凸があっても摺接部7は転写面4に追随し、隙間形成面6aと転写面4との間の隙間の高さhは一定に保たれる。
摺接部7には、隙間形成面6aに対しスキージ2の厚さ方向(奥行き方向)、すなわちスキージ2の移動方向にオフセットされた箇所に摺接面7aが設けられている。摺接面7aはスキージ2の傾斜時に転写面4と接触する箇所であり、スキージ2の傾斜時には摺接面7aと転写面4との接触箇所を支点として隙間形成面6aが上下に揺動し、転写面4に対する高さ、すなわち隙間形成面6aと転写面4との間に形成される隙間の高さhが変化する。この高さhによってフラックス等の転写厚が設定されるので、スキージ2の傾斜角θを変更することで転写厚の設定を変更することができる。傾斜角θが0のとき、すなわちスキージ2が傾斜していない状態にあるときには隙間の高さhは0となり、傾斜角θが増大するにしたがって隙間の高さhが増大し、転写厚が厚くなる。摺接面7aはスキージ2の傾斜方向において連続する曲面で形成されているので、スキージ2の傾斜角θを滑らかに変更することができる。
図2に本発明の他の実施の形態のスキージ装置の(a)側面図と(b)正面図を示す。このスキージ装置11はスキージ12の摺接部13が隙間形成面14bと連続しておらず、より上方に設けられている点でスキージ装置1の構成と異なっている。従って、摺接部13は転写面15には摺接せず、摺接部13に相対する位置で転写面15と平行に設けられた摺動面16に摺接する。摺動面16の高さは、スキージ12の傾斜角θが0のときに隙間形成面14bと転写面15との間に形成される隙間の高さhが0となり、傾斜角θが増大するにしたがって隙間の高さhが増大し、転写厚が厚くなるように設定されている。図示しない移動手段によってスキージ付勢装置17をスキージ12の厚さ方向(奥行き方向)にに転写面15に対して相対的に水平移動させると、スキージ12は摺接面13aを摺動面16に摺接させながら転写面15上を水平移動し、斜面14a側にあるフラックス等を隙間形成面14bと転写面15との間に形成される隙間から排出し、転写面15に延展する。
図3に本発明の実施の形態のスキージ傾斜装置の側面図を示す。スキージ傾斜装置は前述したスキージ装置1、11の一部を構成し、スキージ2、12を転写面4、15に対して傾斜させ、任意の傾斜角θを付与するスキージ傾斜手段としての機能を有する。図3(
a)、(b)は偏心カム20をスキージを傾斜させる駆動手段として使用する形態のものであり、スキージ2、12に固定された作用部21の一端に偏心カム20を接触させ、偏心軸22周りに回転させることでスキージ2、12を傾斜させる。図3(c)、(d)はアクチュエータ23をスキージを傾斜させる駆動手段として使用する形態のものであり、スキージ2、12に固定された作用部21の一端に連結させた可動子23aを往復移動させることでスキージ2、12を傾斜させる。
ロックナット6dによって支軸6cを固定することで、スキージ2、12を所望の傾斜角θに維持することができるが、ロックナット6dを用いない場合であっても、偏心カム20を固定したり、アクチュエータ23の駆動を停止することでも所望の傾斜角θに維持することが可能である。
本発明は、摺接面を転写面に接触させた状態でスキージを傾斜させることにより隙間形成面と転写面との間の隙間の高さを変更することができるので、スキージを交換することなく転写厚を変更することができるという効果を奏し、要求される転写厚の異なる様々な部品を扱う実装分野において有用である。
本発明の実施の形態のスキージ装置を示す(a)側面図(b)正面図 本発明の他の実施の形態のスキージ装置を示す(a)側面図(b)正面図 本発明の実施の形態のスキージ傾斜装置を示す側面図
符号の説明
1、11 スキージ装置
2、12 スキージ
4、15 転写面
6a、14b 隙間形成面
7a、13a 摺接面
20 偏心カム
23 アクチュエータ
h 隙間の高さ

Claims (2)

  1. 転写面との間に隙間を形成する隙間形成面と前記隙間形成面に対してオフセットされた摺接面を有するスキージと、前記スキージを転写面に対して傾斜させるスキージ傾斜手段、を備え、
    前記スキージは幅方向に長い断面矩形の本体部を主体とし、前記本体部の下部は厚さ方向において前記隙間形成面と前記隙間形成面に所定の角度をなして連続する斜面とに区画され、前記本体部の幅方向の両端には前記隙間形成面と連続し厚さ方向に延出する前記摺接面が設けられ、
    前記摺接面を転写面に接触させた状態で前記スキージを傾斜させることにより前記隙間の高さを変更するスキージ装置。
  2. 前記摺接面が、前記スキージの傾斜方向において連続する曲面である請求項1に記載のスキージ装置。
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