JP5353436B2 - ブレード保持装置及び該ブレード保持装置を備えた印刷装置 - Google Patents

ブレード保持装置及び該ブレード保持装置を備えた印刷装置 Download PDF

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Description

本発明は、印刷装置にてドクターブレードやスキージブレードを保持するために用いるブレード保持装置、及び、該ブレード保持装置を備えた印刷装置に関するものである。
近年、液晶ディスプレイ等の電極パターン(導電パターン)を所要の基板上に形成する手法として、金属蒸着膜のエッチング等による微細加工に代えて、導電性ペーストを印刷インクとして用いた印刷技術、たとえば、凹版オフセット印刷技術を用いて基板上に電極パターンを印刷して形成する手法が提案されてきている。
この種の電極パターンを形成するための凹版オフセット印刷装置では、使用する版の幅が比較的広いため、該版にインキングするためのインキング装置では、たとえば、500〜600mm等の長尺のドクターブレードを使用することがある。
ところで、紙等に文字や画像を印刷する従来の凹版オフセット印刷に用いるインキング装置では、特に長尺のドクターブレードを精度良く設置することが要求されることはなかったが、上記した如き電極パターンを印刷するためには、非常に精細な印刷パターンの版を用いる必要があるため、該版にインキングを行うためのインキング装置においては、上記従来の紙等に文字や画像を印刷する通常の凹版オフセット印刷を行う場合に比して、長尺のドクターブレードの精密な位置決め(アライメント)を行うことが要求されるようになってきている。
ドクターブレードのアライメント調整機構としては、従来、図5乃至図8に示す如き構成のものが提案されている。
これは、ドクターブレード1とドクターブレードの背面に取り付けられた裏当て2を、一対のホルダー4,5からなるブレード保持具3の各ホルダー4と5の間に挟んで配置し、図5及び図6に示すように、上記一方のホルダー4の長手方向中央部を除く長手方向両側部に所要間隔で設けたボルト孔6に挿通させたホルダー固定ねじ7を、他方のホルダー5のそれぞれ対応する個所に設けてあるねじ穴8にねじ込むことで、上記ブレード保持具3に上記ドクターブレード1及び裏当て2を保持させるようにしてある。
更に、上記ブレード保持具3は、図5及び図7に示すように、各ホルダー4,5の長手方向中間部に穿設してあるねじ挿通孔9に挿通させたホルダー回転ねじ10を、ブレード固定用本体11の前面の幅方向中央部に設けてあるねじ穴12に螺着させることで、該ブレード保持具3を、上記ホルダー回転ねじ10を中心として上下方向に回転(揺動)可能に仮止めするようにしてある。
よって、この状態で、上記ブレード保持具3を、上記ホルダー回転ねじ10を中心として回転させることで、該ブレード保持具3に上記裏当て2と一緒に保持されている上記ドクターブレード1の先端(下端)が図示しない版の表面と平行になるように調整できるようにしてあり、この調整を行った後、図5及び図8に示すように、上記ブレード保持具3の各ホルダー4,5に長手方向所要間隔で穿設してある多数のボルト挿通孔13にそれぞれ挿通させた本体固定ねじ14を、上記ブレード固定用本体11の対応する個所にそれぞれ設けてあるねじ穴15に螺着させて締めることで、上記ドクターブレード1を、裏当て2、ブレード保持具3を介して上記ブレード固定用本体11へ取り付けた構成としてある(たとえば、特許文献1参照)。
なお、印刷装置では、ブレードとして、ドクターブレード以外にスキージブレードも用いることがある。
特開2002−361822号公報
ところが、上記特許文献1に示されたものは、ドクターブレード1を保持するブレード保持具3の長手方向中央部を回転中心として回転させることで、該ドクターブレード1の下端の位置を調整する機構となっているため、該ドクターブレード1の下端を、上記図示しない版の表面に平行になるように位置調整することはできるが、高さ位置の調整を行うことができないため、ドクターブレード1の高さ位置の調整を行うための機構が別途必要とされるという問題がある。
更に、上記ドクターブレード1の高さ位置の調整を別途行う必要があることに起因して、インキング装置にドクターブレード1の昇降を行わせるために設けてある上下移動機構(図示せず)によって上記ドクターブレード1を図示しない版に接触させるときの押し圧調整を行う際に、上記上下移動機構の移動量を再調整する必要が生じる虞が懸念される。
そこで、本発明は、ドクターブレードやスキージブレードの角度調整と高さ位置調整を共に行うことができて、別途高さ位置調整機構を必要としないため、装置構成をシンプルなものとすることができ、更に、保持対象となるブレードのアライメントを行った後に、該保持対象のブレードの版への押し圧調整を行うための上下移動機構の移動量を再調整する必要をなくすことができるブレード保持装置及び該ブレード保持装置を備えた印刷装置を提供しようとするものである。
本発明は、上記課題を解決するために、請求項1に対応して、ドクターブレードを保持するための該ドクターブレードの長手方向に延びているブレードホルダベース及びブレードホルダと、上記ブレードホルダベースの上側に配置する水平板状の上部と該ブレードホルダベースの背面側に配置する垂直板状の下部とを備えて断面逆L字状としたベースブロックを、上記ベースブロックの水平板状の上部と垂直板状の下部が上記ブレードホルダベースの上側と背面側に位置するように配置して、上記ブレードホルダベースの長手方向に間隔を置いた個所に長手方向に直交する厚み方向に貫通させて設けた各ボルト挿通孔に通して先端部を上記ベースブロックに螺合させたブレードホルダベース固定用ボルトで上記ベースブロックにブレードホルダベースを保持、固定させ、且つ、上記ブレードホルダベースに設けたボルト挿通孔の内径を、上記ブレードホルダベース固定用ボルトの外径よりも大きくして、該ボルトの外径とボルト挿通孔の内径との差を、上記ベースブロックに対するブレードホルダベースの上下方向の相対変位ができるように設け、更に、上記ベースブロックにおける水平板状の上部の長手方向に間隔を置いた個所に、下端部を上記ブレードホルダベースの上面に当接させて上記ベースブロックに対する上記ブレードホルダベースの取り付け位置を押し下げるための押し下げボルトと、下端部を上記ブレードホルダベースの上面に取り付けて上記ベースブロックに対する上記ブレードホルダベースの取り付け位置を引き上げるための引き上げ手段を、それぞれ備えてなる構成を有するブレード保持装置とする。
又、請求項2に対応して、スキージブレードを保持するための該スキージブレードの長手方向に延びているブレードホルダベース及びブレードホルダと、上記ブレードホルダベースの上側に配置する水平板状の上部と該ブレードホルダベースの背面側に配置する垂直板状の下部とを備えて断面逆L字状としたベースブロックを、上記ベースブロックの水平板状の上部と垂直板状の下部が上記ブレードホルダベースの上側と背面側に位置するように配置して、上記ブレードホルダベースの長手方向に間隔を置いた個所に長手方向に直交する厚み方向に貫通させて設けた各ボルト挿通孔に通して先端部を上記ベースブロックに螺合させたブレードホルダベース固定用ボルトで上記ベースブロックにブレードホルダベースを保持、固定させ、且つ、上記ブレードホルダベースに設けたボルト挿通孔の内径を、上記ブレードホルダベース固定用ボルトの外径よりも大きくして、該ボルトの外径とボルト挿通孔の内径との差を、上記ベースブロックに対するブレードホルダベースの上下方向の相対変位ができるように設け、更に、上記ベースブロックにおける水平板状の上部の長手方向に間隔を置いた個所に、下端部を上記ブレードホルダベースの上面に当接させて上記ベースブロックに対する上記ブレードホルダベースの取り付け位置を押し下げるための押し下げボルトと、下端部を上記ブレードホルダベースの上面に取り付けて上記ベースブロックに対する上記ブレードホルダベースの取り付け位置を引き上げるための引き上げ手段を、それぞれ備えてなる構成を有するブレード保持装置とする。
更に、上記各構成において、ベースブロックを、ブレードホルダベースの上側に配置する水平板状の上部と、該ブレードホルダベースの背面側に配置する垂直板状の下部を備えた断面逆L字状とし、且つ上記ベースブロックにおける水平板状の上部の長手方向間隔を置いた個所に上下方向にタップ穴を貫通させて設けて、該各タップ穴に押し下げボルトをそれぞれ螺着させて、該各押し下げボルトの下端部を上記ブレードホルダベースの上面に当接させ、更に、引き上げ手段を、引き上げボルトとして、上記ベースブロックにおける水平板状の上部の長手方向間隔を置いた個所に上下方向に穿設したボルト挿通孔に挿通させて、下端部をブレードホルダベースの上面の対応する個所に設けたタップ穴に螺着させるようにした構成とする。
同様に、上記各構成において、ベースブロックを、ブレードホルダベースの上側に配置する水平板状の上部と、該ブレードホルダベースの背面側に配置する垂直板状の下部を備えた断面逆L字状とし、且つ上記ベースブロックにおける水平板状の上部の長手方向間隔を置いた個所に上下方向にタップ穴を貫通させて設けて、該各タップ穴に押し下げボルトをそれぞれ螺着させて、該各押し下げボルトの下端部を上記ブレードホルダベースの上面に当接させ、更に、引き上げ手段を、ブレードホルダベースの長手方向間隔を置いた個所に上向きの力を常時付勢するようにする引上用ばねとし、且つ該引上用ばねにて上記ブレードホルダベースの所定個所に上向きの力を付勢するときの反力を上記ベースブロックにおける水平板状の上部の長手方向間隔を置いた個所に受けるようにした構成とする。
更に又、請求項5に対応して、上記いずれかの構成のブレード保持装置を備えてなる構成を有する印刷装置とする。
本発明によれば、以下のような優れた効果を発揮する。
(1)ドクターブレードを保持するための該ドクターブレードの長手方向に延びているブレードホルダベース及びブレードホルダと、上記ブレードホルダベースの上側に配置する水平板状の上部と該ブレードホルダベースの背面側に配置する垂直板状の下部とを備えて断面逆L字状としたベースブロックを、上記ベースブロックの水平板状の上部と垂直板状の下部が上記ブレードホルダベースの上側と背面側に位置するように配置して、上記ブレードホルダベースの長手方向に間隔を置いた個所に長手方向に直交する厚み方向に貫通させて設けた各ボルト挿通孔に通して先端部を上記ベースブロックに螺合させたブレードホルダベース固定用ボルトで上記ベースブロックにブレードホルダベースを保持、固定させ、且つ、上記ブレードホルダベースに設けたボルト挿通孔の内径を、上記ブレードホルダベース固定用ボルトの外径よりも大きくして、該ボルトの外径とボルト挿通孔の内径との差を、上記ベースブロックに対するブレードホルダベースの上下方向の相対変位ができるように設け、更に、上記ベースブロックにおける水平板状の上部の長手方向に間隔を置いた個所に、下端部を上記ブレードホルダベースの上面に当接させて上記ベースブロックに対する上記ブレードホルダベースの取り付け位置を押し下げるための押し下げボルトと、下端部を上記ブレードホルダベースの上面に取り付けて上記ベースブロックに対する上記ブレードホルダベースの取り付け位置を引き上げるための引き上げ手段を、それぞれ備えてなる構成を有するブレード保持装置としてあるので、ベースブロックの幅方向に設けてある各押し下げボルトと各引き上げ手段により、上記ベースブロックに対するブレードホルダベースの取付高さ位置の調整と、幅方向の取付角度を調整することができる。よって、上記ブレードホルダベースとブレードホルダとの間に挟持させてある、ドクターブレードの高さ位置調整と、角度調整の双方を実施することができる。
(2)しかも、上記ドクターブレードの高さ位置調整機構を別途必要としないため、装置構成をシンプルなものとすることができる。更には、ドクターブレードの上記高さ位置調整と角度調整を行った後に、インキング装置におけるドクターブレードの版への押し圧調整を行うための上下移動機構の移動量の再調整を不要にすることが可能になる。
(3)スキージブレードを保持するためのブレードホルダベース及びブレードホルダと、上記ブレードホルダベースをブレードホルダベース固定用ボルトを介して保持、固定するためのベースブロックを備え、更に、上記ベースブロックの長手方向所要間隔の所要個所に、上記ブレードホルダベースの該ベースブロックに対する相対的な取り付け位置を押し下げるための押し下げボルトと、上記ブレードホルダベースの該ベースブロックに対する相対的な取り付け位置を引き上げるための引き上げ手段を、それぞれ備えてなる構成を有するブレード保持装置とすることにより、ドクターブレードに代えてスキージブレードを保持対象として、上記(1)(2)と同様の効果を得ることができる。
(4)ベースブロックを、ブレードホルダベースの上側に配置する水平板状の上部と、該ブレードホルダベースの背面側に配置する垂直板状の下部を備えた断面逆L字状とし、且つ上記ベースブロックにおける水平板状の上部の長手方向間隔を置いた個所に上下方向にタップ穴を貫通させて設けて、該各タップ穴に押し下げボルトをそれぞれ螺着させて、該各押し下げボルトの下端部を上記ブレードホルダベースの上面に当接させ、更に、引き上げ手段を、引き上げボルトとして、上記ベースブロックにおける水平板状の上部の長手方向間隔を置いた個所に上下方向に穿設したボルト挿通孔に挿通させて、下端部をブレードホルダベースの上面の対応する個所に設けたタップ穴に螺着させるようにした構成とすることにより、上記(1)(2)(3)の効果を得るブレード保持装置の装置構成を容易に実現できる。
(5)ベースブロックを、ブレードホルダベースの上側に配置する水平板状の上部と、該ブレードホルダベースの背面側に配置する垂直板状の下部を備えた断面逆L字状とし、且つ上記ベースブロックにおける水平板状の上部の長手方向間隔を置いた個所に上下方向にタップ穴を貫通させて設けて、該各タップ穴に押し下げボルトをそれぞれ螺着させて、該各押し下げボルトの下端部を上記ブレードホルダベースの上面に当接させ、更に、引き上げ手段を、ブレードホルダベースの長手方向所要間隔個所に上向きの力を常時付勢するようにする引上用ばねとし、且つ該引上用ばねにて上記ブレードホルダベースの所定個所に上向きの力を付勢するときの反力を上記ベースブロックにおける水平板状の上部の長手方向間隔を置いた個所に受けるようにした構成とすることにより、上記(1)(2)(3)の効果を得るブレード保持装置の装置構成を容易に実現でき、更に、押し下げボルトの操作のみで、ベースブロックに対するブレードホルダベースの取付高さ位置の調整と、幅方向の取付角度を調整して、保持対象となるドクターブレードやスキージブレードの高さ位置調整と、角度調整の双方を実施することができる。
(6)上記いずれかの構成のブレード保持装置を備えてなる構成を有する印刷装置とすることにより、印刷作業開始前のドクターブレード及び又はスキージブレードの取り付けや位置調整に要する手間及び時間を削減することができる。
本発明のブレード保持装置の実施の一形態を示す概略正面図である。 図1の保持装置のA−A方向矢視図である。 図1の保持装置のB−B方向矢視図である。 本発明の実施の他の形態を示す概略正面図である。 従来提案されているドクターブレードのアライメント調整機構を示す概略正面図である。 図5のC−C方向矢視図である。 図5のD−D方向矢視図である。 図5のE−E方向矢視図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図3は本発明のブレード保持装置の実施の一形態として、保持対象をドクターブレードとする場合の適用例を示すもので、以下のようにしてある。
すなわち、上記本発明のブレード保持装置は、ドクターブレード1と裏当て2を一緒に挟んで保持するためのブレードホルダベース16及びブレードホルダ17と、上記ドクターブレード1及び裏当て2を上記ブレードホルダベース16ごと保持、固定するためのベースブロック18を備え、更に、上記ベースブロック18に対する上記ブレードホルダベース16の相対的な取り付け位置を押し下げるための押し下げボルト19と、該ベースブロック18に対する上記ブレードホルダベース16の相対的な取り付け位置を引き上げるための引き上げ手段としての引き上げボルト20を、それぞれ長手方向の両端寄り個所を含む複数個所に備えてなる構成とする。
詳述すると、上記ブレードホルダベース16は、側面形状を、下部前面側に上記ブレードホルダ17を嵌合させるための切欠き部(段差部)16aを備えた逆L字形状とすると共に、上記ドクターブレード1の長さ寸法よりもやや長い寸法で左右方向に延びる構成としてある。
上記ブレードホルダ17は、上記ブレードホルダベース16の前面の切欠き部16aに嵌合する側面形状を有する平板状とし、且つ上記ブレードホルダベース16と同様に左右方向に延びる構成としてある。
更に、上記ブレードホルダ17の長手方向所要間隔個所には、前後方向に貫通させてボルト挿通孔21がそれぞれ穿設してあると共に、上記ブレードホルダベース16の切欠き部16aが設けてある下部における上記ブレードホルダ17の各ボルト挿通孔21とそれぞれ対応する長手方向所要間隔個所には、前後方向に貫通するねじ穴22がそれぞれ設けてある。これにより、上記ブレードホルダベース16の切欠き部16aの前面と、その前方に配したブレードホルダ17との間に、上記ドクターブレード1と裏当て2の上部を挟んだ状態にて、上記ブレードホルダ17の各ボルト挿通孔21に挿通させたブレード固定用ボルト23を、上記ブレードホルダベース16の下部に設けてあるそれぞれ対応するねじ穴22に螺着させて締めることで、該ブレードホルダベース16と上記ブレードホルダ17との間に、上記ドクターブレード1と裏当て2の上部を狭持して固定できるようにしてある。
更に又、上記ブレードホルダベース16の上部における長手方向所要間隔個所には、前後方向に貫通するボルト挿通孔24が穿設してある。なお、該各ボルト挿通孔24は、その内径が、後述するブレードホルダベース固定用ボルト25の外径よりも所要寸法大きくなるようにしてあるものとする。
更には、上記ブレードホルダベース16の上面における長手方向所要個所、たとえば、長手方向両側寄りの2個所に、上記引き上げボルト20を上方より螺着させるための上下方向のタップ穴(ねじ穴)26が設けてある。
上記ベースブロック18は、上記ブレードホルダベース16の上側に配置する水平板状の上部18aと、該ブレードホルダベース16の背面側に配置する垂直板状の下部18bとを一体に備えた断面逆L字状とし、且つ上記ブレードホルダベース16と同様に左右方向に延びる構成としてある。
更に、上記ベースブロック18の下部18bにおける上記ブレードホルダベース16の上部に穿設した各ボルト挿通孔24とそれぞれ対応する長手方向所要間隔の所定個所には、前後方向のねじ穴27が設けてある。これにより、上記ブレードホルダベース16の各ボルト挿通孔24に前側より挿通させる各ブレードホルダベース固定用ボルト25を、上記ベースブロック18の下部18bに設けてある対応するねじ穴27にそれぞれ螺着させることで、上記ブレードホルダベース16を、上記ベースブロック18に各ブレードホルダベース固定用ボルト25を介して保持させると共に、この状態では、上記ブレードホルダベース16を、該ブレードホルダベース16の各ボルト挿通孔24の内面と、該各ボルト挿通孔24に挿通させたブレードホルダベース固定用ボルト25の外面との隙間の分だけ変位させることができるようにしてあり、更に、上記各ブレードホルダベース固定用ボルト25を、上記ベースブロック18の対応するねじ穴27にそれぞれ締め込むことで、上記ブレードホルダベース16を、上記ベースブロック18に固定できるようにしてある。
更に又、上記ベースブロック18の上部18aにおける上記ブレードホルダベース16の上面に設けた各タップ穴26とそれぞれ対応する長手方向の所定個所には、上下方向に貫通するボルト挿通孔28が穿設してあると共に、該ベースブロック18の上部18aにおける上記各ボルト挿通孔28と干渉しない長手方向所要間隔個所に、上下方向に貫通するタップ穴(ねじ穴)29がそれぞれ設けてある。上記ベースブロック18の上部18aに設けた各ボルト挿通孔28には、上方より引き上げボルト20をそれぞれ挿通させると共に、該各引き上げボルト20の下端部を、上記ブレードホルダベース16の上面に設けてあるタップ穴26にそれぞれ螺着させるようにしてある。又、上記ベースブロック18の上部18aに設けた各タップ穴29には、上方より押し下げボルト19をそれぞれ螺着させて、該各押し下げボルト19を、その下端部が上記ブレードホルダベース16の上面に突き当たるまで、対応するタップ穴29にそれぞれねじ込むことができるようにした構成としてある。
30は上記ベースブロック18を、図示しないインキング装置のドクターブレード1の昇降を行わせるための上下移動機構へ接続するための接続部材である。
以上の構成としてある本発明のブレード保持装置を使用する場合は、先ず、上記ブレードホルダベース16の切欠き部16aとブレードホルダ17との間にドクターブレード1と裏当て2を挟んで配置した状態にて、ブレードホルダ17のボルト挿通孔21に前方より挿通させたブレード固定用ボルト23を、上記ブレードホルダベース16の切欠き部16aに設けてある各ねじ穴22に螺着させて締めることで、上記ドクターブレード1をブレードホルダベース16とブレードホルダ17に挟持させて固定する。
次に、上記ブレードホルダベース16を、上記ベースブロック18の下部18bの前方に配置した状態で、該ブレードホルダベース16のボルト挿通孔24に前方より挿通させたブレードホルダベース固定用ボルト25を、上記ベースブロック18のねじ穴27に螺着させて、該ブレードホルダベース16を上記ベースブロック18に仮固定する。
次いで、上記ベースブロック18の上部18aに設けてある各タップ穴29に、上方より押し下げボルト19をそれぞれ螺着させると共に、該ベースブロック18の上部18aに設けてある各ボルト挿通孔28に上方より挿通させた各引き上げボルト20の下端部を、上記ブレードホルダベース16の上面に設けてある各タップ穴に26にそれぞれ螺着させる。この際、上記各押し下げボルト19の下端(先端)が上記ブレードホルダベース16の上面に突き当たるようにさせると共に、上記各引き上げボルト20の首下部が上記ベースブロック18の上面における各ボルト挿通孔28の周縁部にそれぞれ接触するようにさせる。
この状態で、上記ベースブロック18に対する上記ドクターブレード1の相対的な配置を下げたい場合は、上記引き上げボルト20を上記ブレードホルダベース16のタップ穴26より所要量緩めてから、上記押し下げボルト19を上記ベースブロック18のタップ穴29に締め込むようにする。これにより、上記ベースブロック18に対する上記ブレードホルダベース16の取付位置が下がるため、該ブレードホルダベース16に固定してある上記ドクターブレード1の位置が下げられるようになる。
一方、上記ベースブロック18に対する上記ドクターブレード1の相対的な配置を上げたい場合は、上記押し下げボルト19を上記ベースブロック18のタップ穴29より所要量緩めてから、上記引き上げボルト20を上記ブレードホルダベース16のタップ穴26に締め込むようにする。これにより、上記ベースブロック18に対する上記ブレードホルダベース16の取付位置が上がるため、該ブレードホルダベース16に固定してある上記ドクターブレード1の位置が上げられるようになる。
更に、上記ベースブロック18及びブレードホルダベース16の長手方向に複数設けてある各ボルト挿通孔28及びタップ穴26の部分の各引き上げボルト20と、上記ベースブロック18の長手方向に所要間隔で複数設けてある各タップ穴29の部分の押し下げボルト19で、それぞれ対応するタップ穴26,29への締め込み量を変化させることで、上記ベースブロック18に対する上記ブレードホルダベース16の取り付け角度を変化させて、該ブレードホルダベース16に固定してある上記ドクターブレード1の長手方向の傾きが調整されるようになる。
したがって、上記した各押し下げボルト19と各引き上げボルト20の操作を適宜行うことにより、上記ベースブロック18に対する上記ドクターブレード1の取付高さ位置及び取付角度を、所望する所定の取付高さ位置及び取付角度に合わせた後、上記ブレードホルダベース固定用ボルト25を、上記ベースブロック18の対応するねじ穴に27にそれぞれ締め込むことで、上記所定の取付高さ位置及び取付角度に配置された状態のドクターブレード1が、上記ブレードホルダベース16ごと上記ベースブロック18に固定されるようになる。
このように、本発明のブレード保持装置によれば、ベースブロック18にブレードホルダベース16及びブレードホルダ17を介して固定するドクターブレード1の高さ位置調整と、角度調整の双方を実施することができる。よって、別途高さ位置調整機構を必要としないため、装置構成をシンプルなものとすることができる。更に、ドクターブレード1の上記高さ位置調整と角度調整を行った後に、図示しないインキング装置におけるドクターブレード1の版への押し圧調整を行うための上下移動機構の移動量の再調整は不要にすることが可能となる。
次に、図4は本発明の実施の他の形態として、図1乃至図3の実施の形態の応用例を示すもので、図1乃至図3に示したと同様の構成において、ベースブロック18に対するブレードホルダベース16の相対的な取付位置を引き上げるための引き上げ手段として、引き上げボルト20を用いる構成に代えて、ベースブロック18に反力を受けてブレードホルダベース16に上向きの力を常時付勢する引上用のばね31を用いる構成としたものである。
具体的には、上記ブレードホルダベース16の上面における各押し下げボルト19の当接個所と干渉しない長手方向所要個所、たとえば、長手方向両側寄りの2個所に、鉛直方向に所要寸法延び、且つ上端部をねじ山が刻設された雄ねじ部(図示せず)としてなるシャフト32の下端部を取り付ける。
一方、上記ベースブロック18の上部18aにおける上記ブレードホルダベース16に設けた上記各シャフト32と対応する個所には、該各シャフト32を挿通させるためのシャフト挿通孔33をそれぞれ穿設する。
更に、上記ブレードホルダベース16の各シャフト32を、上記ベースブロック18の各シャフト挿通孔33に下方より挿通させると共に、該各シャフト挿通孔33の上側に突出する上記各シャフト32の上部の外周に、皿ばねやコイルばねとしてある上記引上用ばね31をそれぞれ嵌め、該各引上用ばね31の上方からナット34を上記各シャフト32の上端部の雄ねじ部にそれぞれ螺着させると共に、該各ナット34を締めることで、該各ナット34と上記ベースブロック18の上面における上記各シャフト挿通孔33の周縁部との間で上記各引上用ばね31を所要量圧縮し、この圧縮された各引上用ばね31の復元力により、上記ベースブロック18の上面における上記各シャフト挿通孔33の周縁部に反力を受けた状態で、上記ナット34とシャフト32を介して上記ブレードホルダベース16に上向きの力を常に付勢できるようにした構成とする。
その他の構成は図1乃至図3に示したものと同様であり、同一のものには同一の符号が付してある。
本実施の形態のブレード保持装置を使用する場合は、図1乃至図3に示した実施の形態と同様にブレードホルダベース16とブレードホルダ17によりドクターブレード1と裏当て2を挟持させた状態にて、上記ブレードホルダベース16の各シャフト32を、ベースブロック18の対応するシャフト挿通孔33に下方より挿通させるようにしながら該ブレードホルダベース16をベースブロック18の下部18bの前方に配置し、この状態で、該ブレードホルダベース16のボルト挿通孔24に前方より挿通させたブレードホルダベース固定用ボルト25を、上記ベースブロック18のねじ穴27に螺着させて、該ブレードホルダベース16を上記ベースブロック18に仮固定する。
次いで、上記ベースブロック18の上部18aに設けてある各タップ穴29に、上方より押し下げボルト19をそれぞれ螺着させると共に、上記ベースブロック18の各シャフト挿通孔33の上側に突出する上記ブレードベースホルダ16の各シャフト32に、上記したように引上用ばね31とナット34をそれぞれ取り付けて、該各引上用ばね31の復元力により、上記ブレードホルダベース16に上向きの力を付勢するようにしておく。
この状態で、上記ベースブロック18に対する上記ドクターブレード1の相対的な配置を下げたい場合は、上記押し下げボルト19を上記ベースブロック18のタップ穴29に締め込むようにすることで、上記各引上用ばね31により上記ブレードホルダベース16に作用させている上向きの力に抗して上記ブレードホルダベース16の位置を押し下げることができるため、該ブレードホルダベース16に固定してある上記ドクターブレード1の位置が下げられるようになる。
一方、上記ベースブロック18に対する上記ドクターブレード1の相対的な配置を上げたい場合は、上記押し下げボルト19を上記ベースブロック18のタップ穴29より所要量緩めることで、上記各引上用ばね31により上記ブレードホルダベース16に作用させている上向きの力を利用して上記ブレードホルダベース16の位置を引き上げることができるため、該ブレードホルダベース16に固定してある上記ドクターブレード1の位置が上げられるようになる。
したがって、上記した各押し下げボルト19の締め込み又は緩める操作を適宜行うことにより、上記ベースブロック18に対する上記ドクターブレード1の取付高さ位置及び取付角度を、所望する所定の取付高さ位置及び取付角度に一致するよう調整できる。よって、その後は、図1乃至図3に示したものと同様に、上記ブレードホルダベース固定用ボルト25を、上記ベースブロック18の対応するねじ穴に27にそれぞれ締め込むことで、上記所定の取付高さ位置及び取付角度に配置された状態のドクターブレード1が、上記ブレードホルダベース16ごと上記ベースブロック18に固定されるようになる。
このように、本実施の形態によっても、上記実施の形態と同様の効果を得ることができる。
上記各実施の形態は、いずれも保持対象をドクターブレード1とした場合について示したが、ドクターブレード1に代えて、スキージブレードを保持対象とした構成としてもよい。
かかる構成とすれば、スキージブレードを、高さ位置調整と、角度調整可能に固定することができるようになるため、この場合にも、別途高さ位置調整機構を不要にできて、ブレード保持装置の装置構成をシンプルなものとすることができるという効果や、スキージブレードの上記高さ位置調整と角度調整を行った後に、図示しない版への上記スキージブレードの押し圧調整を行うための上下移動機構の移動量の再調整は不要にすることができるという効果を得ることができる。
更に、上記ドクターブレード1を保持した本発明のブレード保持装置及び又は上記スキージブレードを保持した本発明のブレード保持装置を備えてなる構成を有する本発明の印刷装置を形成することにより、印刷作業開始前の上記ドクターブレード1及び又はスキージブレードの取り付けや位置調整に要する手間及び時間を削減できる効果が期待できる。
なお、本発明は上記実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明のブレード保持装置における上記ブレードホルダベース16の切欠き部16aとブレードホルダ17との間にドクターブレード1と裏当て2を挟持させて固定させるために用いるブレード固定ボルト23の本数や配置は、上記ブレードホルダベース16やブレードホルダ17の長手方向寸法に応じて適宜変更してよい。よって、上記ブレードホルダベース16の切欠き部16aに設けるねじ穴22と、ブレードホルダ17に設けるボルト挿通孔21の数や配置も、上記ブレード固定ボルト23の本数や配置に合わせて適宜変更してよい。
又、上記ベースブロック18に対する上記ブレードホルダベース16の相対的な取り付け位置を押し下げるための押し下げボルト19の本数や配置は、該ベースブロック18やブレードホルダベース16の長手方向寸法に応じて適宜変更してよい。よって、上記ベースブロック18の上部18aに設ける押し下げボルト19用のタップ穴29の数や配置も、上記押し下げボルト19の本数や配置に合わせて適宜変更してよい。
図1乃至図3の実施の形態において、ベースブロック18に対するブレードホルダベース16の相対的な取り付け位置を引き上げるための引き上げボルト20は、該ベースブロック18やブレードホルダベース16の長手方向寸法に応じて本数を増加させてもよい。よって、上記ベースブロック18の上部18aに設ける引き上げボルト20用のボルト挿通孔28や、ブレードホルダベース16の上面に設ける引き上げボルト20用のタップ穴26の数や配置も、上記引き上げボルト20の本数に合わせて適宜変更してよい。
図4の実施の形態において、ベースブロック18に対するブレードホルダベース16の相対的な取り付け位置を引き上げるための引上用ばね31の数は、該ベースブロック18やブレードホルダベース16の長手方向寸法に応じて増加させてもよい。更に、ベースブロック18に反力を受けた状態でブレードホルダベース16に上向きの力を常に付勢することができるようにしてあれば、引上用ばね31はコイルばねや皿ばね以外のばねを用いるようにしてもよく、更には、引上用ばね31の上記ベースブロック18やブレードホルダベース16への取り付け形式は、図4に示した以外の任意の取り付け方を採用してもよい。
本発明のブレード保持装置は、ドクターブレード1やスキージブレードの高さ位置調整と角度調整が望まれるものであれば、いかなる形式の印刷装置におけるドクターブレード1やスキージブレードの保持に適用してもよい。
本発明の印刷装置は、ドクターブレード1及び又はスキージブレードをブレード保持装置を介して保持するようにしてある印刷装置であれば、いかなる印刷形式のものであってもよい。
その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得ることは勿論である。
1 ドクターブレード
2 裏当て
16 ブレードホルダベース
17 ブレードホルダ
18 ベースブロック
18a 上部
18b 下部
19 押し下げボルト
20 引き上げボルト(引き上げ手段)
25 ブレードホルダベース固定用ボルト
26 タップ穴
28 ボルト挿通孔
29 タップ穴
31 引上用ばね

Claims (5)

  1. ドクターブレードを保持するための該ドクターブレードの長手方向に延びているブレードホルダベース及びブレードホルダと、上記ブレードホルダベースの上側に配置する水平板状の上部と該ブレードホルダベースの背面側に配置する垂直板状の下部とを備えて断面逆L字状としたベースブロックを、上記ベースブロックの水平板状の上部と垂直板状の下部が上記ブレードホルダベースの上側と背面側に位置するように配置して、上記ブレードホルダベースの長手方向に間隔を置いた個所に長手方向に直交する厚み方向に貫通させて設けた各ボルト挿通孔に通して先端部を上記ベースブロックに螺合させたブレードホルダベース固定用ボルトで上記ベースブロックにブレードホルダベースを保持、固定させ、且つ、上記ブレードホルダベースに設けたボルト挿通孔の内径を、上記ブレードホルダベース固定用ボルトの外径よりも大きくして、該ボルトの外径とボルト挿通孔の内径との差を、上記ベースブロックに対するブレードホルダベースの上下方向の相対変位ができるように設け、更に、上記ベースブロックにおける水平板状の上部の長手方向に間隔を置いた個所に、下端部を上記ブレードホルダベースの上面に当接させて上記ベースブロックに対する上記ブレードホルダベースの取り付け位置を押し下げるための押し下げボルトと、下端部を上記ブレードホルダベースの上面に取り付けて上記ベースブロックに対する上記ブレードホルダベースの取り付け位置を引き上げるための引き上げ手段を、それぞれ備えてなる構成を有することを特徴とするブレード保持装置。
  2. スキージブレードを保持するための該スキージブレードの長手方向に延びているブレードホルダベース及びブレードホルダと、上記ブレードホルダベースの上側に配置する水平板状の上部と該ブレードホルダベースの背面側に配置する垂直板状の下部とを備えて断面逆L字状としたベースブロックを、上記ベースブロックの水平板状の上部と垂直板状の下部が上記ブレードホルダベースの上側と背面側に位置するように配置して、上記ブレードホルダベースの長手方向に間隔を置いた個所に長手方向に直交する厚み方向に貫通させて設けた各ボルト挿通孔に通して先端部を上記ベースブロックに螺合させたブレードホルダベース固定用ボルトで上記ベースブロックにブレードホルダベースを保持、固定させ、且つ、上記ブレードホルダベースに設けたボルト挿通孔の内径を、上記ブレードホルダベース固定用ボルトの外径よりも大きくして、該ボルトの外径とボルト挿通孔の内径との差を、上記ベースブロックに対するブレードホルダベースの上下方向の相対変位ができるように設け、更に、上記ベースブロックにおける水平板状の上部の長手方向に間隔を置いた個所に、下端部を上記ブレードホルダベースの上面に当接させて上記ベースブロックに対する上記ブレードホルダベースの取り付け位置を押し下げるための押し下げボルトと、下端部を上記ブレードホルダベースの上面に取り付けて上記ベースブロックに対する上記ブレードホルダベースの取り付け位置を引き上げるための引き上げ手段を、それぞれ備えてなる構成を有することを特徴とするブレード保持装置。
  3. レードホルダベースの上側に配置する水平板状の上部と、該ブレードホルダベースの背面側に配置する垂直板状の下部を備えた断面逆L字状としてあるベースブロックにおける上記水平板状の上部の長手方向に間隔を置いた個所に上下方向にタップ穴を貫通させて設けて、該各タップ穴に押し下げボルトをそれぞれ螺着させて、該各押し下げボルトの下端部を上記ブレードホルダベースの上面に当接させ、更に、引き上げ手段を、引き上げボルトとして、上記ベースブロックにおける水平板状の上部の長手方向に間隔を置いた個所に上下方向に穿設したボルト挿通孔に挿通させて、下端部をブレードホルダベースの上面の対応する個所に設けたタップ穴に螺着させるようにした請求項1又は2記載のブレード保持装置。
  4. レードホルダベースの上側に配置する水平板状の上部と、該ブレードホルダベースの背面側に配置する垂直板状の下部を備えた断面逆L字状としてあるベースブロックにおける上記水平板状の上部の長手方向に間隔を置いた個所に上下方向にタップ穴を貫通させて設けて、該各タップ穴に押し下げボルトをそれぞれ螺着させて、該各押し下げボルトの下端部を上記ブレードホルダベースの上面に当接させ、更に、引き上げ手段を、ブレードホルダベースの長手方向に間隔を置いた個所に上向きの力を常時付勢するようにする引上用ばねとし、且つ該引上用ばねにて上記ブレードホルダベースの所定個所に上向きの力を付勢するときの反力を上記ベースブロックにおける水平板状の上部の長手方向に間隔を置いた個所に受けるようにした請求項1又は2記載のブレード保持装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載のブレード保持装置を備えてなる構成を有することを特徴とする印刷装置。
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