JP2006095803A - グラビア印刷機および積層セラミック電子部品の製造方法 - Google Patents

グラビア印刷機および積層セラミック電子部品の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 厚み精度に優れた導電性ペースト膜をグラビア印刷によって形成することができる、グラビア印刷機を提供する。
【解決手段】 グラビアロール2の周面上に形成される画線部13において、印刷方向土手21とせき止め方向土手22,23とによって区画される複数個のセル24を形成する。印刷方向土手21は、画線部13において実質的に連続して延び、せき止め方向土手22,23には、印刷方向15に隣り合うセル24間を連通状態とするための切欠き25,26が設けられる。画線部13の幅方向中央部に位置するせき止め方向土手23は、これが交わる印刷方向土手21から、印刷方向15側とは逆側の斜め方向に延びるように設けられる。
【選択図】 図4

Description

この発明は、グラビア印刷機およびこれを用いて実施される積層セラミック電子部品の製造方法に関するもので、特に、グラビア印刷によって形成されるペースト膜の厚み精度を向上させるための技術に関するものである。
積層セラミックコンデンサのような積層セラミック電子部品を製造するため、たとえば、内部電極となる導電性ペースト膜をセラミックグリーンシート上に形成する工程が実施される。この導電性ペースト膜によって与えられる内部電極は、高いパターン精度を有していることが要求される。この要求を満たし得る技術として、グラビア印刷が注目されている(たとえば、特許文献1および2参照)。
特許文献1では、グラビア印刷によって形成されたペースト膜の外周部分での厚みを均一化することを目的として、グラビアロールの周面上に形成される、印刷ペーストが付与される画線部において形成される複数個のセルについて、外周部におけるセルの開口面積を、中央部におけるセルの開口面積よりも小さくし、かつ、外周部におけるセルの深さを、中央部におけるセルの深さよりも浅くしたものが記載されている。
特許文献2では、グラビア印刷によって形成されたペースト膜の厚みを調整することを目的として、複数個のセルの各々に、大きさの異なる突起を設け、各セルに充填される印刷ペーストの量を異ならせることが記載されている。
しかしながら、特許文献1および2に記載のものでは、いずれも、画線部に形成される複数個のセルは互いに独立しているため、印刷時において、隣り合うセル間での印刷ペーストの流動が生じ得ない。また、印刷時において、被印刷シートがグラビアロールから離れるときの印刷ペーストのいわゆる糸引きが、一定の方向ではなくランダムに生じる。これらのことから、印刷されたペースト膜の表面に凹凸が発生しやすい。
特に、特許文献1および2に記載のものにおいて、印刷ペーストとして、導電性ペーストのような金属コンテントが高く、それゆえ高粘度のものが用いられるとき、ペースト膜表面に発生する凹凸がより大きくなり、また、発生した凹凸が平滑化されにくい。
また、特許文献2に記載のものでは、セル内に突起が設けられているため、この突起の部分での印刷ペーストの塗布厚みが薄くなりやすく、そのため、ペースト膜の表面において、より大きな凹凸が生じやすい。
次に、特許文献1および2に記載のものでは、いずれも、前述したように、複数個のセルは互いに独立しているため、画線部全体の面積に対する印刷ペーストを保持し得る領域(すなわち、セルの開口部分)の面積の比率が比較的低い。そのため、印刷によって形成しようとするペースト膜の厚みをそれほど厚くすることができない。特に、特許文献2に記載のものでは、セル内に突起が設けられているため、セルの開口部分の面積がより狭くなるため、ペースト膜の厚みがより薄くなりやすい。
さらに、特許文献1に記載のグラビアロールを製造するにあたっては、次のような問題に遭遇する。グラビアロールの画線部は、一般的にエッチング方式によって作製される。このとき、セルの深さを変えるためには、たとえばエッチング時間やエッチング液の濃度を変化させるが、それに応じて、サイドエッチング量も変化する。その結果、セルを区画する土手の幅が不所望にも変化してしまうという弊害を招く。土手の幅が変化した場合には、ペースト膜の厚みも変化してしまうからである。
そこで、土手の幅を変化させることなく、エッチングの深さのみを変えるための条件出しに、多くの労力が必要となってくる。特に、積層セラミック電子部品の内部電極を形成するための導電性ペーストのように、製品毎に、あるいは導電性ペーストのロット毎に、塗布厚みの変更が必要な場合には、上述した労力は膨大なものとなってしまう。
なお、ペースト膜の厚みを調整するため、印刷ペーストの粘度を変えることも一手段である。しかしながら、導電性ペーストのような機能性ペーストでは、粘度が変化することにより、特性も変化するため、このような厚み調整方法を単純に採用することは必ずしも得策ではない。
特開平9−76459号公報 特開平11−42764号公報
そこで、この発明の目的は、上述のような問題を解決し得る、グラビア印刷機およびこれを用いて実施される積層セラミック電子部品の製造方法を提供しようとすることである。
この発明は、ペースト膜を被印刷シート上にグラビア印刷によって形成するためのグラビア印刷機にまず向けられる。
このグラビア印刷機は、ペースト膜を与える印刷ペーストが付与される画線部をその周面上に形成しているグラビアロールを備えている。
画線部は、複数個のセルによって構成され、これらセルは、印刷方向に対して略平行方向に延びる複数本の印刷方向土手と印刷方向土手に沿う印刷ペーストの流動をせき止める方向に延びる複数本のせき止め方向土手とによって区画されるものを含み、印刷方向土手は、画線部における印刷始端から印刷終端に至るまで実質的に連続して延びるように設けられ、せき止め方向土手には、印刷方向に隣り合うセル間を連通状態とするための切欠きが設けられている。
このような構成を備えるグラビア印刷機において、前述した技術的課題を解決するため、この発明の第1の局面では、せき止め方向土手は、これが交わる印刷方向土手から、印刷方向側とは逆側の斜め方向に延びる部分を有するものを含むことを特徴としている。
上述の第1の局面において、せき止め方向土手は、画線部の印刷方向から見た幅方向端部では、これが交わる印刷方向土手に対して略直角方向に延びるように設けられ、画線部の印刷方向から見た幅方向中央部では、これが交わる印刷方向土手から、印刷方向側とは逆側の斜め方向に延びる部分を有することが好ましい。
この発明の第2の局面では、せき止め方向土手は、これが交わる印刷方向土手から、印刷方向側の斜め方向に延びる部分を有するものを含むことを特徴としている。
上述の第2の局面において、せき止め方向土手は、画線部の印刷方向から見た幅方向中央部では、これが交わる印刷方向土手に対して略直角方向に延びるように設けられ、画線部の印刷方向から見た幅方向端部では、これが交わる印刷方向土手から、印刷方向側の斜め方向に延びる部分を有することが好ましい。
この発明の第3の局面では、せき止め方向土手は、これが交わる印刷方向土手から、印刷方向側の斜め方向に延びる部分を有する第1のせき止め方向土手、および印刷方向側とは逆側の斜め方向に延びる部分を有する第2のせき止め方向土手を含むことを特徴としている。
上述の第3の局面において、第1のせき止め方向土手は、画線部の印刷方向から見た幅方向端部に配置され、第2のせき止め方向土手は、画線部の印刷方向から見た幅方向中央部に配置されることが好ましい。
この発明は、また、上述のようなグラビア印刷機を用いて実施される積層セラミック電子部品の製造方法にも向けられる。この発明に係る積層セラミック電子部品の製造方法は、印刷ペーストとして導電性ペーストが用いられ、被印刷シートとしてのセラミックグリーンシートまたはキャリアフィルム上に、ペースト膜としての内部電極となる導電性ペースト膜を形成する工程を備えることを特徴としている。
この発明に係るグラビア印刷機によれば、まず、グラビアロールの周面上に形成される画線部には、複数本の印刷方向土手が実質的に連続して延びるように設けられ、また、せき止め方向土手には、印刷方向に隣り合うセル間を連通状態とするための切欠きが設けられているので、印刷時において、印刷ペーストの流れを円滑なものとすることができる。その結果、ペースト膜の表面での平滑性を向上させることができる。
また、この発明に係るグラビア印刷機によれば、せき止め方向土手の延びる方向を変えることによって、ペースト膜の厚みを容易に変えることができる。このような作用効果は、ペースト膜全体としての厚みの調整を可能にするとともに、ペースト膜の厚みの均一化にも寄与する。
より具体的には、この発明の第1の局面によれば、せき止め方向土手は、これが交わる印刷方向土手から印刷方向側とは逆側の斜め方向に延びる部分を有するものを含んでいるので、このようなせき止め方向土手にあっては、印刷時において、被印刷シートへとこれから転写されようとする印刷ペーストがセル内に多く溜められる状況がもたらされ、結果として、印刷されたペーストをより厚くすることができる。そのため、たとえ粘度の低い印刷ペーストであっても、比較的厚いペースト膜を形成することができる。
上述の第1の局面において、画線部の印刷方向から見た幅方向端部では、せき止め方向土手は、これが交わる印刷方向土手に対して略直角方向に延びるように設けられ、画線部の印刷方向から見た幅方向中央部では、せき止め方向土手は、これが交わる印刷方向土手から、印刷方向側とは逆側の斜め方向に延びる部分を有していると、ペースト膜の周縁部での厚みが中央部よりも厚くなる、いわゆる「サドル現象」を生じさせにくくすることができる。
この発明の第2の局面では、せき止め方向土手は、これが交わる印刷方向土手から、印刷方向側の斜め方向に延びる部分を有するものを含んでいるので、このようなせき止め方向土手にあっては、印刷時において、被印刷シート上へとこれから転写されようとする印刷ペーストがセル内に溜まりにくい状況がもたらされ、結果として、印刷されたペースト膜をより薄くすることができる。そのため、たとえ粘度の高い印刷ペーストであっても、ペースト膜を比較的薄くすることが容易である。
上述の第2の局面において、画線部の印刷方向から見た幅方向中央部では、せき止め方向土手は、これが交わる印刷方向土手に対して略直角方向に延びるように設けられ、画線部の印刷方向から見た幅方向端部では、せき止め方向土手は、これが交わる印刷方向土手から、印刷方向側の斜め方向に延びる部分を有していると、前述した「サドル現象」を生じさせにくくすることができる。
この発明の第3の局面によれば、せき止め方向土手は、これが交わる印刷方向土手から、印刷方向側とは逆側の斜め方向に延びる部分を有する第1のせき止め方向土手、および印刷方向側の斜め方向に延びる部分を有する第2のせき止め方向土手を含んでいるので、第1のせき止め方向土手と第2のせき止め方向土手との各々の分布状態を選ぶことにより、1個の画線部内で比較的広いコントロール幅でかつ比較的高い自由度をもってペースト膜の厚みを調整することができる。そのため、ペースト膜の厚みの均一化をより容易に達成することができる。
上述の第3の局面において、第1のせき止め方向土手が、画線部の印刷方向から見た幅方向中央部に配置され、第2のせき止め方向土手が、画線部の印刷方向から見た幅方向端部に配置されると、「サドル現象」をより効果的に解消することができる。
また、この発明に係るグラビア印刷機によれば、グラビアロールの画線部に設けられた各セルの深さを変えることなく、ペースト膜の厚みを調整することができる。したがって、グラビアロールの製造にあたって、たとえばエッチング条件を変えるなどの煩雑な手間やその条件出しのための煩雑な作業が不要となるので、グラビアロールの作製コストを低くすることができる。
以上のようなことから、この発明に係るグラビア印刷機は、通常のグラビア印刷において適用される印刷用インクに比べて粘度が高く、また、通常のグラビア印刷において形成されるインク膜より厚くなる、たとえば導電性ペーストを印刷する場合に有利に適用される。すなわち、印刷ペーストとして導電性ペーストが用いられ、ペースト膜が、積層電子部品の内部電極となる導電性ペースト膜であるとき、この発明に係るグラビア印刷機が特に有利に適用される。
それゆえ、この発明に係る積層セラミック電子部品の製造方法によれば、この発明に係るグラビア印刷機を用いて内部電極となる導電性ペースト膜を形成するようにしているので、平滑で厚みの均一な導電性ペースト膜を得ることができる。したがって、製造された積層セラミック電子部品において、特性のばらつきを抑えることができ、また、ショート不良を引き起こしたり、絶縁抵抗不良を引き起こしたりすることを防止でき、それゆえ、良好な品質の積層セラミック電子部品を、高い歩留まりをもって製造することができる。
図1は、この発明の第1の実施形態によるグラビア印刷機1を概略的に示す正面図である。
グラビア印刷機1は、グラビアロール2と、グラビアロール2に対して、被印刷シート3を挟んで対向する圧胴4とを備えている。これらグラビアロール2および圧胴4は、それぞれ、矢印5および6方向に回転し、それによって、被印刷シート3は矢印7方向へ搬送される。なお、グラビア平版印刷機の場合のように、圧胴を備えないグラビア印刷機もあり得る。
グラビア印刷機1は、たとえば積層セラミックコンデンサのような積層セラミック電子部品を製造するために用いられるものである。より特定的には、グラビア印刷機1は、積層セラミック電子部品に備える積層構造物の一部をなすパターニングされた層となるべきペースト膜を被印刷シート3上にグラビア印刷によって形成するために用いられる。より具体的には、図2に示すように、セラミックグリーンシート8上に、パターニングされた内部電極となるべき導電性ペースト膜9がグラビア印刷によって形成される。
セラミックグリーンシート8は、図2に示すように、キャリアフィルム10によって裏打ちされた状態にある。したがって、図1に示した被印刷シート3は、このようにキャリアフィルム10によって裏打ちされたセラミックグリーンシート8である。
グラビアロール2は、図1に示すように、タンク11内に収容された導電性ペースト12内に浸漬され、それによって、グラビアロール2の周面上に形成された複数個の画線部13(その一部が概略的に図示されている。)に導電性ペースト12が付与される。画線部13の詳細については、後述する。なお、グラビアロール2への導電性ペースト12の供給は、導電性ペースト12をグラビアロール2に向かって射出するなどの方法によってもよい。グラビアロール2の周面上の余分な導電性ペースト12は、ドクターブレード14によって掻き取られる。
画線部13は、その代表的なもののみが図3に概略的に図示されているように、図2に示した導電性ペースト膜9のパターンに対応するパターンを有している。この実施形態では、画線部13の長手方向がグラビアロール2の周方向に向くようにされている。
図4は、1個の画線部13を拡大して示す、グラビアロール2の周面の展開図である。図4において、印刷方向が矢印15で示されているが、この印刷方向15は、図1に示した矢印5に対応している。
より詳細には、画線部13の図4における上端側が印刷始端側であり、下端側が印刷終端側である。したがって、印刷工程において、画線部13の、被印刷シート3に接触する領域は、図4における上端側から下端側へとその位置を変える。また、この実施形態では、ドクターブレード14による、グラビアロール2の周面上での導電性ペースト12の掻き取り方向は、上述した印刷方向15と同じである。
画線部13には、印刷方向15に対して略平行方向に延びる複数本の印刷方向土手21と印刷方向土手21に沿う導電性ペースト12の流動をせき止める方向に延びる複数本のせき止め方向土手22および23とが設けられる。そして、印刷方向土手21とせき止め方向土手22および23とによって区画された、複数個のセル24が形成される。
なお、上述のように、印刷方向土手21の延びる方向が印刷方向15に対して略平行方向であるとしたのは、印刷方向15に対して±5度程度の許容範囲があるためである。
上述した印刷方向土手21は、画線部13における印刷始端から印刷終端に至るまで実質的に連続して延びるように設けられている。なお、印刷方向土手21が実質的に連続して延びるとは、印刷方向土手21が、わずかであれば、途中で数箇所途切れていてもよいことを意味している。
せき止め方向土手22および23は、印刷方向15に見て、画線部13の幅方向端部に位置する第1のせき止め方向土手22と、画線部13の幅方向中央部に位置する第2のせき止め方向土手23とに分類される。
せき止め方向土手22および23には、印刷方向15に隣り合うセル24間を連通状態とするための切欠き25および26がそれぞれ設けられている。第1のせき止め方向土手22に設けられる切欠き25は、画線部13の側縁に接するように位置している。他方、第2のせき止め方向土手23に設けられる切欠き26は、各セル24の対角線方向に対向する2つの角の部分に位置している。
後者の第2のせき止め方向土手23について、切欠き26の位置を上述のように選ぶことにより、グラビアロール2の周面上の余分な導電性ペースト12をドクターブレード14によって掻き取ったときに、不所望にも、各セル24内に留めるべき導電性ペースト12まで掻き出してしまい、そのため、導電性ペースト膜9が部分的に薄くなってしまうことを有利に防止することができる。
印刷方向土手21とせき止め方向土手22および23の各々とは、互いに交差する交差部分27を形成しているが、印刷方向土手21の各側に位置するせき止め方向土手22および23のうちの2本のものが1個の交差部分27に集合せず、図4に示すように、交差部分27は、「y」または「T」字状をなすようにされることが好ましい。これによって、各セル24が与える開口部の分布状態に関して、より均一化を図ることができ、印刷された導電性ペースト膜9の表面の平滑化に寄与させることができる。
また、画線部13の周縁部にあっては、印刷方向土手21ならびにせき止め方向土手22および23は、その幅をより広くすることが好ましい。これによって、「サドル現象」をより生じさせにくくすることができる。
さらに、第1の実施形態の特徴として、第1のせき止め方向土手22は、これが交わる印刷方向土手21に対して略直角方向に延びるように設けられ、他方、第2のせき止め方向土手23については、これが交わる印刷方向土手21から、印刷方向15側とは逆側の斜め方向に延びるように設けられている。
上述のような構成が採用されることにより、図5および図6を参照して以下に説明するような作用効果が奏される。図5および図6は、図4に示した画線部13の幅方向中央部の一部をさらに拡大して示す図である。特に、図5には、ドクターブレード14によって余分な導電性ペースト12を掻き取る際に生じる導電性ペースト12の流れが矢印28および29によって示されている。図6では、印刷工程中に生じる導電性ペースト12の流れが矢印30および31によって示されている。
図5において、矢印15は、前述したように、印刷方向を示すものであるが、この矢印15は、ドクターブレード14による、グラビアロール2の周面上での導電性ペースト12の掻き取り方向を示すものでもある。
図5に示すように、矢印15方向にドクターブレード14による掻き取りが行なわれると、グラビアロール2の周面上の画線部13において、矢印28で示すような導電性ペースト12の流動が生じる。このとき、第2のせき止め方向土手23については、前述したように、これが交わる印刷方向土手21から、矢印15の方向側とは逆側の斜め方向に延びるように設けられているので、矢印28で示すように流動する導電性ペースト12の一部は、矢印29で示すように、第2のせき止め方向土手23と印刷方向土手21とによって挟まれた領域32へと導かれ、ここに溜まる傾向がある。その結果、各セル24への導電性ペースト12の充填量が比較的多くなり、導電性ペースト膜9の厚みの増大をもたらす。
他方、図5では図示しないが、印刷方向15から見た幅方向端部に位置される第1のせき止め方向土手22は、印刷方向土手21に対して略直角方向に延びるように設けられているため、上述の第2のせき止め方向土手23の場合に生じたような導電性ペースト12の充填量の増大はそれほど生じない。
次に、印刷工程では、図1に示すように、グラビアロール2に対して、被印刷シート3を挟んで対向する圧胴4の弾性によって、グラビアロール2の周面上にある導電性ペースト12は、印刷方向15に向かって後方へ押しやられる。このとき、図6において矢印30で示すように、導電性ペースト12は、画線部13内で流動する。ここで、第2のせき止め方向土手23については、前述したように、これが交わる印刷方向土手21から、印刷方向15側とは逆側の斜め方向に延びるように設けられているので、導電性ペースト12の一部は、矢印31で示すように、第2のせき止め方向土手23と印刷方向土手21とによって挟まれた領域32内へと導かれる。その結果、被印刷シート3への導電性ペースト12の転写量が多くなり、形成された導電性ペースト膜9の厚みの増大がもたらされる。
他方、画線部13の幅方向端部では、第1のせき止め方向土手22が、印刷方向土手21に対して略直角方向に延びるように設けられているので、上述のような第2のせき止め方向土手23の場合に生じたような導電性ペースト12の転写量の増大はそれほど生じない。
以上のようなことから、この実施形態によれば、図5に示したドクターブレード14による掻き取り時の導電性ペースト12の挙動および図6に示した印刷工程時の導電性ペースト12の挙動の相乗効果が奏されるので、比較的広いコントロール範囲を得ることができる。そして、この実施形態によれば、画線部13の幅方向中央部に対応する部分において、導電性ペースト膜9をより厚く形成することが可能となり、結果として、「サドル現象」を生じさせにくくすることができる。
また、上述の場合において、第2のせき止め方向土手23が、印刷方向土手21に対して交わる角度を変更することにより、画線部13の幅方向中央部に対応する導電性ペースト膜9の厚みをコントロールすることができる。
上述した第1の実施形態において、一例として、画線部13の中央部に位置する第2のせき止め方向土手および印刷方向土手21の各幅は、5〜20μmとされ、切欠き25および26の各々の間隔は、20〜40μmとされ、第2のせき止め方向土手23と印刷方向土手21とが交わる角度は、30〜60度とされ、各セル24の深さは、その中央部において、23μmとされる。また、使用される導電性ペースト12の粘度は、0.1〜40Pa・sとされ、印刷速度は、15m/分とされる。
図7は、この発明の第2の実施形態を説明するための図4に相当する図である。図7において、図4に示した要素に相当する要素には同様の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
第2の実施形態では、画線部13の幅方向中央部に位置する第2のせき止め方向土手23の向きが、第1の実施形態の場合とは異なっている。すなわち、第2の実施形態では、第2のせき止め方向土手23は、これが交わる印刷方向土手21から、印刷方向15側の斜め方向に延びている。その他の構成については、第1の実施形態の場合と実質的に同様である。
上述のような構成が採用されることにより、第2の実施形態では、図8および図9を参照して以下に説明するような作用効果が奏される。図8および図9は、それぞれ、前述した図5および図6に対応するもので、図7に示した画線部13の幅方向中央部の一部をさらに拡大して示す図である。
まず、図8を参照して、矢印15方向にドクターブレード14による導電性ペースト12の掻き取りが行なわれると、グラビアロール2の周面上の画線部13内において、導電性ペースト12は、矢印34で示すように流動する。このとき、第2のせき止め方向土手23については、前述したように、これが交わる印刷方向土手21から、矢印15方向側の斜め方向に延びているので、第2のせき止め方向土手23と印刷方向土手21とによって挟まれた領域38では、矢印35で示すように、導電性ペースト12が掻き出される。その結果、セル24への導電性ペースト12の充填量が少なくなり、それに応じて、導電性ペースト膜9の厚みが薄くなる。
次に、印刷工程を実施している間、図9において矢印36で示すように、導電性ペースト12は、流動する。このとき、第2のせき止め方向土手23は、前述したように、これが交わる印刷方向土手21から、印刷方向15側の斜め方向に延びているので、第2のせき止め方向土手23と印刷方向土手21とによって挟まれた領域38からは、矢印37で示すように、導電性ペースト12が排出される傾向がある。その結果、セル24から被印刷シート3へと転写される導電性ペースト12の量が減少し、それに応じて、導電性ペースト膜9の厚みが薄くなる。
この実施形態においても、掻き取り方向と印刷方向とが同じ矢印15方向であるので、図8に示した作用と図9に示した作用との相乗効果が期待でき、導電性ペースト膜9のコントロール範囲を広げることができる。
図10は、この発明の第3の実施形態を説明するための図4に相当する図である。図10において、図4に示した要素に相当する要素には同様の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
図10に示した第3の実施形態では、画線部13の幅方向端部に位置する第1のせき止め方向土手22は、これが交わる印刷方向土手21から、印刷方向15側の斜め方向に延びていて、他方、画線部13の幅方向中央部に位置する第2のせき止め方向土手23は、これが交わる印刷方向土手21に対して略直角方向に延びるように設けられている。
この第3の実施形態によれば、第1のせき止め方向土手22が導電性ペースト膜9の厚みをより薄くするように作用するので、「サドル現象」をより効果的に生じさせにくくすることができる。
図11は、この発明の第4の実施形態を説明するための図4に相当する図である。図11において、図4に示した要素に相当する要素には同様の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
図11に示した第4の実施形態では、画線部13の幅方向端部に位置する第1のせき止め方向土手22は、これが交わる印刷方向土手21から、印刷方向15側の斜め方向に延びている。他方、画線部13の幅方向中央部に位置する第2のせき止め方向土手23は、これが交わる印刷方向土手21から、印刷方向15側とは逆側の斜め方向に延びている。
この第4の実施形態によれば、導電性ペースト膜9を薄くするように作用する第1のせき止め方向土手22と導電性ペースト膜9を厚くするように作用する第2のせき止め方向土手23との双方を備えるので、導電性ペースト膜9の厚みに関して比較的広いコントロール幅を得ることができる。また、上述のような第1のせき止め方向土手22が、画線部13の幅方向端部に配置され、第2のせき止め方向土手23が、幅方向中央部に配置されているので、「サドル現象」をより効果的に解消することができる。
以下の説明おいて参照する図12ないし図15は、画線部13の一部を拡大して示すものであるが、これらの図面を参照して説明する第5ないし第8の実施形態の各々は、前述した第1ないし第4の実施形態の各々についての変形例として適用することができる。
図12ないし図15には、前述の実施形態における印刷方向土手21に対応する印刷方向土手41の一部、ならびに前述の実施形態におけるせき止め方向土手22または23に対応しかつ印刷方向土手41に関連して設けられるせき止め方向土手42が図示されている。
図12に示した第5の実施形態では、印刷方向土手41とせき止め方向土手42とが互いに交差する角の部分に、丸みによる面取り43が形成され、また、せき止め方向土手42の先端部にも、丸みによる面取り44が形成されている。
図13に示した第6の実施形態では、印刷方向土手41とせき止め方向土手42とが互いに交差する角の部分に、斜面による面取り45が形成され、また、せき止め方向土手42の先端部にも、斜面による面取り46が形成されている。
これら図12および図13にそれぞれ示した第5および第6の実施形態によれば、隣り合うセル47間での導電性ペースト12の流れがより円滑に生じ、また、糸引きについても、より円滑に生じるようにすることができるので、印刷された導電性ペースト膜の平滑性の向上に寄与する。また、画線部の清掃を容易にするという効果も期待できる。
図14に示した第7の実施形態では、せき止め方向土手42は、屈曲した形状を有している。そして、せき止め方向土手42は、これが交わる印刷方向土手41から、印刷方向側または印刷方向側とは逆側の斜め方向に延びる部分を、その先端部においてのみ有している。
図15に示した第8の実施形態では、せき止め方向土手42は、全体として湾曲した形状を有している。そして、せき止め方向土手42は、これが交わる印刷方向土手41から、印刷方向側または印刷方向と逆側の斜め方向に延びる部分を、上述の湾曲した形状によって与えている。
以上、この発明を図示した実施形態に関連して説明したが、この発明の範囲内において、その他、種々の変形例が可能である。
たとえば、1個の画線部内において、印刷方向土手間の間隔、せき止め方向土手間の間隔およびせき止め方向土手の角度は、場所によって異ならされてもよい。
また、図示の実施形態では、被印刷シート3が、キャリアフィルム10によって裏打ちされたセラミックグリーンシート8であり、導電性ペースト膜9がセラミックグリーンシート8上に形成されたが、たとえばキャリアフィルム10のような樹脂シートのみを被印刷シート3として用い、この樹脂シート上に導電性ペースト膜を形成するようにしてもよい。この場合には、樹脂シート上に形成された導電性ペースト膜は、その後の工程において、セラミックグリーンシート8上に転写されたり、あるいは、導電性ペースト膜が形成された樹脂シートをキャリアフィルムとして、その上でセラミックグリーンシートが成形されることになる。
また、図示の実施形態では、グラビア印刷によって形成されるペースト膜が導電性ペースト膜9であったが、たとえば、セラミックスラリーのようなペースト状のものからなる膜であってもよい。より具体的には、たとえば積層セラミックコンデンサなどにおいて、内部電極の厚みによる段差を吸収するため、内部電極が形成されない領域に段差吸収用のセラミック層が形成されることがあるが、このようなセラミック層となるべきセラミックスラリーからなるペースト膜を形成しようとする場合にも、この発明を適用することができる。
この発明の第1の実施形態によるグラビア印刷機1を概略的に示す正面図である。 図1に示したグラビア印刷機1によって、被印刷シート3としてのキャリアフィルム10によって裏打ちされたセラミックグリーンシート8上に導電性ペースト膜9が形成された状態を示す断面図である。 図1に示したグラビアロール2を単独で示す斜視図である。 図3に示した1個の画線部13を拡大して示す、グラビアロール2の周面の展開図である。 ドクターブレード14による掻き取りによって生じる導電性ペースト12の流れを説明するためのもので、図4に示した画線部13の幅方向中央部の一部をさらに拡大して示す図である。 印刷工程中に生じる導電性ペースト12の流れを説明するためのもので、図4に示した画線部13の幅方向中央部の一部をさらに拡大して示す図である。 この発明の第2の実施形態を説明するための図4に相当する図である。 ドクターブレード14による掻き取りによって生じる導電性ペースト12の流れを説明するためのもので、図7に示した画線部13の幅方向中央部の一部をさらに拡大して示す図である。 印刷工程中に生じる導電性ペースト12の流れを説明するためのもので、図7に示した画線部13の幅方向中央部の一部をさらに拡大して示す図である。 この発明の第3の実施形態を説明するための図4に相当する図である。 この発明の第4の実施形態を説明するための図4に相当する図である。 この発明の第5の実施形態を説明するためのものであり、印刷方向土手41およびそれに関連するせき止め方向土手42を拡大して示す図である。 この発明の第6の実施形態を説明するためのもので、印刷方向土手41の一部およびそれに関連するせき止め方向土手42を拡大して示す図である。 この発明の第7の実施形態を説明するためのもので、印刷方向土手41の一部およびそれに関連するせき止め方向土手42を拡大して示す図である。 この発明の第8の実施形態を説明するためのもので、印刷方向土手41の一部およびそれに関連するせき止め方向土手42を拡大して示す図である。
符号の説明
1 グラビア印刷機
2 グラビアロール
3 被印刷シート
8 セラミックグリーンシート
9 導電性ペースト膜
12 導電性ペースト
13 画線部
15 印刷方向または掻き取り方向を示す矢印
21,41 印刷方向土手
22,23,42 せき止め方向土手
24,47 セル
25,26 切欠き

Claims (7)

  1. ペースト膜を被印刷シート上にグラビア印刷によって形成するためのグラビア印刷機であり、
    前記ペースト膜を与える印刷ペーストが付与される画線部をその周面上に形成しているグラビアロールを備え、
    前記画線部は、複数個のセルによって構成され、
    前記セルは、印刷方向に対して略平行方向に延びる複数本の印刷方向土手と前記印刷方向土手に沿う前記印刷ペーストの流動をせき止める方向に延びる複数本のせき止め方向土手とによって区画されるものを含み、
    前記印刷方向土手は、前記画線部における印刷始端から印刷終端に至るまで実質的に連続して延びるように設けられ、
    前記せき止め方向土手には、印刷方向に隣り合う前記セル間を連通状態とするための切欠きが設けられ、
    前記せき止め方向土手は、これが交わる前記印刷方向土手から、印刷方向側とは逆側の斜め方向に延びる部分を有するものを含む、
    グラビア印刷機。
  2. 前記せき止め方向土手は、前記画線部の印刷方向から見た幅方向端部では、これが交わる前記印刷方向土手に対して略直角方向に延びるように設けられ、前記画線部の印刷方向から見た幅方向中央部では、これが交わる前記印刷方向土手から、印刷方向側とは逆側の斜め方向に延びる部分を有する、請求項1に記載のグラビア印刷機。
  3. ペースト膜を被印刷シート上にグラビア印刷によって形成するためのグラビア印刷機であり、
    前記ペースト膜を与える印刷ペーストが付与される画線部をその周面上に形成しているグラビアロールを備え、
    前記画線部は、複数個のセルによって構成され、
    前記セルは、印刷方向に対して略平行方向に延びる複数本の印刷方向土手と前記印刷方向土手に沿う前記印刷ペーストの流動をせき止める方向に延びる複数本のせき止め方向土手とによって区画されるものを含み、
    前記印刷方向土手は、前記画線部における印刷始端から印刷終端に至るまで実質的に連続して延びるように設けられ、
    前記せき止め方向土手には、印刷方向に隣り合う前記セル間を連通状態とするための切欠きが設けられ、
    前記せき止め方向土手は、これが交わる前記印刷方向土手から、印刷方向側の斜め方向に延びる部分を有するものを含む、
    グラビア印刷機。
  4. 前記せき止め方向土手は、前記画線部の印刷方向から見た幅方向中央部では、これが交わる前記印刷方向土手に対して略直角方向に延びるように設けられ、前記画線部の印刷方向から見た幅方向端部では、これが交わる前記印刷方向土手から、印刷方向側の斜め方向に延びる部分を有する、請求項3に記載のグラビア印刷機。
  5. ペースト膜を被印刷シート上にグラビア印刷によって形成するためのグラビア印刷機であり、
    前記ペースト膜を与える印刷ペーストが付与される画線部をその周面上に形成しているグラビアロールを備え、
    前記画線部は、複数個のセルによって構成され、
    前記セルは、印刷方向に対して略平行方向に延びる複数本の印刷方向土手と前記印刷方向土手に沿う前記印刷ペーストの流動をせき止める方向に延びる複数本のせき止め方向土手とによって区画されるものを含み、
    前記印刷方向土手は、前記画線部における印刷始端から印刷終端に至るまで実質的に連続して延びるように設けられ、
    前記せき止め方向土手には、印刷方向に隣り合う前記セル間を連通状態とするための切欠きが設けられ、
    前記せき止め方向土手は、これが交わる前記印刷方向土手から、印刷方向側の斜め方向に延びる部分を有する第1のせき止め方向土手、および印刷方向側とは逆側の斜め方向に延びる部分を有する第2のせき止め方向土手を含む、
    グラビア印刷機。
  6. 前記第1のせき止め方向土手は、前記画線部の印刷方向から見た幅方向端部に配置され、前記第2のせき止め方向土手は、前記画線部の印刷方向から見た幅方向中央部に配置される、請求項5に記載のグラビア印刷機。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載のグラビア印刷機を用いて実施されるものであり、前記印刷ペーストとして導電性ペーストが用いられ、前記被印刷シートとしてのセラミックグリーンシートまたはキャリアフィルム上に、前記ペースト膜としての内部電極となる導電性ペースト膜を形成する工程を備える、積層セラミック電子部品の製造方法。
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