JP4012990B2 - グラビアロール、グラビア印刷機および積層セラミック電子部品の製造方法 - Google Patents

グラビアロール、グラビア印刷機および積層セラミック電子部品の製造方法 Download PDF

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Description

この発明は、グラビアロール、グラビア印刷機およびこれを用いて実施される積層セラミック電子部品の製造方法に関するもので、特に、グラビア印刷によって形成されるペースト膜の輪郭精度を向上させるための技術に関するものである。
積層セラミックコンデンサのような積層セラミック電子部品を製造するため、たとえば、内部電極となる導電性ペースト膜をセラミックグリーンシート上に形成する工程が実施される。この導電性ペースト膜によって与えられる内部電極は、高いパターン精度を有していることが要求される。この要求を満たし得る技術として、グラビア印刷が注目されている(たとえば、特許文献1および2参照)。
特許文献1では、グラビア印刷によって形成されたペースト膜の外周部分での厚みを均一化することを目的として、グラビアロールの周面上に形成される、印刷ペーストが付与される画線部において形成される複数個のセルについて、外周部におけるセルの開口面積を、中央部におけるセルの開口面積よりも小さくし、かつ、外周部におけるセルの深さを、中央部におけるセルの深さよりも浅くしたものが記載されている。
しかしながら、特許文献1に記載のものを適用したグラビア印刷によってペースト膜を形成した場合、特に比較的広い面積のペースト膜を形成した場合、ペースト膜の周縁形状において凹凸が生じやすい。
その原因として考えられるのは、第1に、画線部に形成される各セルが互いに独立しているため、印刷時において、特に印刷方向への隣り合うセル間での印刷ペーストの流動が生じにくく、画線部の中央部に位置していた比較的多量の印刷ペーストが印刷方向とは垂直方向へ流動し、それが画線部の輪郭の外側にまではみ出してくるからである。
第2に、たとえば導電性ペーストのような粘度の比較的高い印刷ペーストを用いた場合、このような印刷ペーストのレベリング性や濡れ広がり性が良好でないため、印刷時において、印刷ペーストが画線部の輪郭の外側にはみ出したとき、印刷ペーストに表面張力が働いたとしても、上述のはみ出しが十分に修正されるには至らないからである。
上述した問題をある程度解決し得るものとして、特許文献2に記載されたものがある。
特許文献2では、複数個のセルを互いに区画する土手が画線部の周縁にまで届かないように、すなわち、画線部の周縁に沿って位置するセルを互いに区画する土手に、画線部の周縁部によって一辺が規定される切欠きを形成するようにしたものが記載されている。
特許文献2に記載のものによれば、ペースト膜の周縁形状において生じ得る凹凸の度合いを低減することができる。なぜなら、画線部の周縁に沿って位置する複数個のセル間での印刷ペーストの流動が切欠きを通して生じ、前述した特許文献1に記載のものにおいて遭遇した問題の第1の原因についてはある程度取り除くことができるからである。
しかしながら、前述した問題の第2の原因については、これを単純には取り除くことができない。すなわち、印刷ペーストとして、導電性ペーストのような粘度の比較的高いものを用いる限り、この第2の原因を取り除くことは困難である。その結果、グラビア印刷によってペースト膜を形成した場合、ペースト膜の周縁形状において凹凸が生じることを完全に防止することは困難である。
なお、特許文献1に記載のように、画線部において形成される複数個のセルについて、外周部におけるセルの深さを、中央部におけるセルの深さよりも浅くすることは、上述したペースト膜の周縁形状での凹凸の度合いをより小さくする効果がある。しかしながら、このようにセルの深さを外周部と中央部とで変えるためには、たとえばエッチングの回数を変えるなどの対策が必要となり、そのため、グラビアロールの製造コストの増大につながり、好ましくない。
特開平9−76459号公報 特開平6−316174号公報
そこで、この発明の目的は、コストの上昇を招くことなく、上述したようなペースト膜の周縁形状における凹凸の問題に対応できる、すなわち、この凹凸の度合いをより低減することができる、グラビアロール、グラビア印刷機およびこれを用いて実施される積層セラミック電子部品の製造方法を提供しようとすることである。
本件発明者は、ペースト膜の周縁形状における凹凸に関して、次のような知見を得て、この発明をなすに至ったのである。
ペースト膜の周縁形状における凹凸は、画線部の周縁に沿って位置する複数個のセルを互いに区画する土手の位置と対応している。すなわち、ペースト膜の周縁形状は、画線部の周縁部にある土手の位置において凹部となり、土手間において凸部となっている。また、ペースト膜の周縁形状における凹凸は、ペースト膜の、印刷方向に対して垂直方向に延びる端縁においてよりも、印刷方向に平行な側縁において生じやすい。
このような知見に基づいて提案されたこの発明は、次のような構成を有している。
この発明は、積層セラミック電子部品に備える積層構造物の一部をなすパターニングされた内部電極またはセラミック層となるべきペースト膜を被印刷シート上にグラビア印刷によって形成するためのグラビア印刷機にまず向けられる。
このグラビア印刷機は、ペースト膜を与える導電性ペーストまたはセラミックスラリーからなる印刷ペーストが付与される画線部をその周面上に形成しているグラビアロールを備えている。画線部には、略印刷方向に延びる印刷方向土手と印刷方向土手に対して略垂直方向に延びる垂直方向土手とが設けられるとともに、印刷方向土手と垂直方向土手とによって区画された、複数個のセルが形成される。
このような構成を備えるグラビア印刷機において、前述した技術的課題を解決するため、次のような構成を備えることを特徴としている。
すなわち、複数個のセルを、画線部の、印刷方向に平行な側縁に沿って位置する側縁セルと、それ以外の中央セルとに分類したとき、印刷方向に隣り合う複数個の側縁セルを互いに区画する複数本の垂直方向土手間の配列ピッチは、印刷方向に隣り合う複数個の中央セルを互いに区画する複数本の垂直方向土手間の配列ピッチより短くされることを特徴としている。
複数個の側縁セルを互いに区画する複数本の垂直方向土手は、印刷方向に隣り合う側縁セル間を連通状態とするため、画線部の側縁によって一辺が規定される切欠きを形成しており、この切欠きの開口幅は、垂直方向土手の幅より大きくされていることが好ましい。
印刷方向土手は、画線部における印刷始端近傍から印刷終端近傍に至るまで連続して延びるように設けられていることが好ましい。なお、印刷方向土手が印刷始端近傍から印刷終端近傍に至るまで連続して延びるとは、たとえば印刷始端や印刷終端において溝が形成されていてもよいことを意味している。
複数個の中央セルを互いに区画する複数本の垂直方向土手は、印刷方向に隣り合う中央セル間を連通状態とするため、切欠きを形成しており、この切欠きの開口幅は、垂直方向土手の幅より大きくされていることが好ましい。
上述の場合において、中央セル間を連通状態とするための切欠きは、印刷方向土手の一方側辺によって一辺が規定されるように形成され、それによって、中央セルを互いに区画する印刷方向土手と垂直方向土手とは、垂直方向土手が印刷方向土手に対して貫通せずにT字状に交差するT字交差部分を形成しており、さらに、印刷方向に関して互いに隣り合う切欠きは、各中央セルの対角線方向に対向する2つの角の部分に位置していることが好ましい。
の発明は、また、上述のようなグラビア印刷機を用いて内部電極またはセラミック層となるべきペースト膜を形成する工程が実施される、積層セラミック電子部品の製造方法にも向けられる。
この発明に係る積層セラミック電子部品の製造方法において、グラビア印刷は、内部電極となる導電性ペースト膜を形成するために用いられることが好ましい。すなわち、前述した印刷ペーストとして導電性ペーストが用いられ、印刷ペーストによって形成されるペースト膜は、内部電極となる導電性ペースト膜であることが好ましい。
上述の場合、前述の被印刷シートは、好ましくは、セラミックグリーンシートである。また、被印刷シートは、キャリアフィルムのような樹脂シートであってもよい。
この発明は、さらに、積層セラミック電子部品に備える積層構造物の一部をなすパターニングされた内部電極またはセラミック層となるべきペースト膜を被印刷シート上にグラビア印刷によって形成するためのグラビア印刷機に備える、グラビアロールにも向けられる。この発明に係るグラビアロールは、ペースト膜を与える導電性ペーストまたはセラミックスラリーからなる印刷ペーストが付与される画線部をその周面上に形成しており、画線部には、略印刷方向に延びる印刷方向土手と印刷方向土手に対して略垂直方向に延びる垂直方向土手とが設けられるとともに、印刷方向土手と垂直方向土手とによって区画された、複数個のセルが形成され、複数個のセルは、画線部の、印刷方向に平行な側縁に沿って位置する側縁セルと、それ以外の中央セルとに分類され、印刷方向に隣り合う複数個の側縁セルを互いに区画する複数本の垂直方向土手間の配列ピッチは、印刷方向に隣り合う複数個の中央セルを互いに区画する複数本の垂直方向土手間の配列ピッチより短くされていることを特徴としている。
以上のように、この発明に係るグラビア印刷機によれば、側縁セルを互いに区画する複数本の垂直方向土手間の配列ピッチが、中央セルを互いに区画する複数本の垂直方向土手間の配列ピッチより短くされているので、ペースト膜の周縁形状における凸部の突出度合いを小さくすることができる。
これは、印刷されたペースト膜の周縁形状における凹凸における隣り合う凹部間または凸部間の間隔が短くなるためであるとともに、印刷ペーストの表面張力が、側縁セルを互いに区画する複数本の垂直方向土手を起点として、ペースト膜の周縁形状における凸部の突出度合いを小さくするように働くためであると考えられる。また、各側縁セルに充填される印刷ペーストの量を比較的少なくすることができることも、ペースト膜の周縁形状における凸部の突出度合いを小さくすることに寄与していると考えられる。
したがって、隣り合う凹部間または凸部間の間隔、およびペースト膜の周縁形状における凸部の突出度合いを、印刷ペーストに働く表面張力の作用で凹凸が十分に平坦化され得る程度に留めることができる。その結果、この発明によれば、ペースト膜の周縁形状において生じ得る凹凸の度合いを低減することができ、ペースト膜の輪郭精度を高めることができる。
一般的に、グラビア印刷を適用してペースト膜を形成した場合、ペースト膜の周縁部が中央部よりも厚くなる、いわゆる「サドル現象」が生じやすい。このような「サドル現象」が生じた導電性ペースト膜を用いて積層セラミック電子部品を製造した場合、ショート不良や構造欠陥を招くことがある。前述したように、側縁セルを互いに区画する複数本の垂直方向土手間の配列ピッチが短くされることは、このような「サドル現象」を抑制することに対しても効果がある。
また、この発明によれば、ペースト膜の輪郭形状の精度を高めるため、各画線部に形成される複数個のセルの各々の深さを特に変える必要がない。それゆえ、グラビアロールの製造コストの上昇を招くことはない。
この発明に係るグラビア印刷機において、側縁セルを互いに区画する垂直方向土手は、印刷方向に隣り合う側縁セル間を連通状態とするため、画線部の側縁によって一辺が規定される切欠きを形成しており、さらに、この切欠きの開口幅が、垂直方向土手の幅より大きくされていると、画線部の側縁に沿う印刷ペーストの流動を生じやすくすることができる。
そのため、印刷ペーストの粘度が比較的高くても、複数個の側縁セル間でばらつくことなく、各側縁セルに印刷ペーストを充填することが容易になる。また、印刷時において、画線部の側縁に沿う印刷ペーストの糸引きを円滑な状態で生じさせることができる。これらのことは、ペースト膜の周縁形状における凹凸をより低減させるように作用する。
印刷方向土手が、画線部における印刷始端近傍から印刷終端近傍に至るまで連続して延びるように設けられていると、印刷ペーストは印刷方向土手によって囲まれた範囲でのみ印刷方向に流動し得るため、ペースト膜の表面における凹凸の発生を抑制することができるとともに、ペースト膜の周縁形状における凹凸をより低減させることにも寄与させることができる。
複数個の中央セルを互いに区画する複数本の垂直方向土手が、印刷方向に隣り合う中央セル間を連通状態とするため、切欠きを形成しており、この切欠きの開口幅が、垂直方向土手の幅より大きくされていると、画線部の中央部においても、印刷ペーストの流動を良好に生じさせることができる。
したがって、画線部の中央部においても、中央セル間でばらつくことなく、各中央セルに印刷ペーストを充填することができるとともに、印刷時においては、画線部の中央部において、印刷ペーストの糸引きを円滑な状態で生じさせることができるので、印刷によって形成されるペースト膜の表面の凹凸を小さくすることができるとともに、ペースト膜の周縁形状における凹凸をより低減させることにも寄与させることができる。
上述の場合において、中央セル間を連通状態とするための切欠きが、印刷方向土手の一方側辺によって一辺が規定されるように形成され、それによって、中央セルを互いに区画する印刷方向土手と垂直方向土手とは、垂直方向土手が印刷方向土手に対して貫通せずにT字状に交差するT字交差部分を形成しており、さらに、印刷方向に関して互いに隣り合う切欠きが、各中央セルの対角線方向に対向する2つの角の部分に位置していると、各セルが与える開口部の分布状態に関して、より均一化を図ることができる。このことも、グラビア印刷によって形成されるペースト膜の表面の凹凸を小さくするように作用する。
また、上述のように、印刷方向に関して互いに隣り合う切欠きが、各中央セルの対角線方向に対向する2つの角の部分に位置していると、グラビアロールの周面上の余分な印刷ペーストをブレードによって掻き取ったときに、不所望にも、各中央セル内に留まるべき印刷ペーストまで掻き出してしまい、そのため、ペースト膜が部分的に薄くなってしまうことを有利に防止することができる。
以上のようなことから、上述のグラビア印刷機を積層セラミック電子部品の製造に適用すれば、得られた積層電子部品の特性を安定なものとすることができるとともに、不良品の発生を抑制でき、製造の歩留まりを向上させることができる。
特に、この発明に係るグラビア印刷機によって、積層セラミック電子部品に備える内部電極となる導電性ペースト膜を形成するようにすれば、導電性ペースト膜のパターン精度を向上させることができるので、得られた積層セラミック電子部品において、内部電極の寸法のばらつきが大きくなったり、内部電極の周囲のギャップ寸法のばらつきが大きくなったり、たとえば積層セラミックコンデンサの場合には静電容量のばらつきが大きくなったりするといった不良を防止することができ、さらには、ショート不良を引き起こしたり、絶縁抵抗不良を引き起こしたりすることを防止することができる。
図1は、この発明の第1の実施形態によるグラビア印刷機1を概略的に示す正面図である。
グラビア印刷機1は、グラビアロール2と、グラビアロール2に対して、被印刷シート3を挟んで対向する圧胴4とを備えている。これらグラビアロール2および圧胴4は、それぞれ、矢印5および6方向に回転し、それによって、被印刷シート3は矢印7方向へ搬送される。なお、グラビア平版印刷機の場合のように、圧胴を備えないグラビア印刷機もあり得る。
グラビア印刷機1は、たとえば積層セラミックコンデンサのような積層セラミック電子部品を製造するために用いられるものである。より特定的には、グラビア印刷機1は、積層セラミック電子部品に備える積層構造物の一部をなすパターニングされた層となるべきペースト膜を被印刷シート3上にグラビア印刷によって形成するために用いられる。より具体的には、図2に示すように、セラミックグリーンシート8上に、パターニングされた内部電極となるべき導電性ペースト膜9がグラビア印刷によって形成される。
セラミックグリーンシート8は、図2に示すように、キャリアフィルム10によって裏打ちされた状態にある。したがって、図1に示した被印刷シート3は、このようにキャリアフィルム10によって裏打ちされたセラミックグリーンシート8である。
グラビアロール2は、図1に示すように、タンク11内に収容された導電性ペースト12内に浸漬され、それによって、グラビアロール2の周面上に形成された複数個の画線部13(その一部が概略的に図示されている。)に導電性ペースト12が付与される。画線部13の詳細については、後述する。なお、グラビアロール2への導電性ペースト12の供給は、導電性ペースト12をグラビアロール2に向かって射出するなどの方法によってもよい。グラビアロール2の周面上の余分な導電性ペースト12は、ドクターブレード14によって掻き取られる。
画線部13は、その代表的なもののみが図3に概略的に図示されているように、図2に示した導電性ペースト膜9のパターンに対応するパターンを有している。この実施形態では、画線部13の長手方向がグラビアロール2の周方向に向くようにされている。
図4は、1個の画線部13を拡大して示す、グラビアロール2の周面の展開図である。図4において、印刷方向が矢印で示されているが、この印刷方向は、図1に示した矢印5に対応している。より詳細には、画線部13の図4における上端側が印刷始端側であり、下端側が印刷終端側である。したがって、印刷工程において、画線部13の、被印刷シート3に接触する領域は、図4における上端側から下端側へとその位置を変える。
画線部13には、印刷方向に延びる複数本の印刷方向土手15と印刷方向土手15に対して垂直方向に延びる複数本の垂直方向土手16および17とが設けられている。ここで、垂直方向土手16および17は、画線部13の、印刷方向に平行な側縁18の近傍に位置する垂直方向土手16と、それ以外の中央部に位置する垂直方向土手17とに分類される。
また、画線部13には、上述の側縁18近傍の垂直方向土手16と印刷方向土手15とによって区画された、複数個の側縁セル19が形成され、また、中央部の垂直方向土手17と印刷方向土手15とによって区画された、複数個の中央セル20が形成される。したがって、側縁セル19は、画線部13の、側縁18に沿って位置していて、側縁セル19以外のセルが、中央セル20ということになる。
図5は、図4に示した画線部13の一部をさらに拡大して示す図である。
図5によく示されているように、印刷方向に隣り合う複数個の側縁セル19を互いに区画する複数本の垂直方向土手16間の配列ピッチAは、印刷方向に隣り合う複数個の中央セル20を互いに区画する複数本の垂直方向土手17間の配列ピッチBより短くされている。
複数個の側縁セル19を互いに区画する複数本の垂直方向土手16は、印刷方向に隣り合う側縁セル19間を連通状態とするため、画線部13の側縁18によって一辺が規定される切欠き21を形成しており、この切欠き21の開口幅Cは、垂直方向土手16の幅Dより大きくされている。
また、複数個の中央セル20を互いに区画する複数本の垂直方向土手17は、印刷方向に隣り合う中央セル20間を連通状態とするため、切欠き22を形成しており、この切欠き22の開口幅Eは、垂直方向土手17の幅Fより大きくされている。
上述の切欠き22は、印刷方向土手15の一方側辺に沿って一辺が規定されるように形成され、それによって、中央セル20を互いに区画する印刷方向土手15と垂直方向土手17とは、垂直方向土手17が印刷方向土手15に対して貫通せずにT字状に交差するT字交差部分23を形成している。
また、印刷方向に関して互いに隣り合う切欠き22は、各中央セル20の対角線方向に対向する2つの角の部分に位置している。
さらに、図4によく示されているように、印刷方向土手15は、画線部13において印刷始端近傍から印刷終端近傍に至るまで連続して延びている。
図5には、印刷時に生じる印刷ペーストとしての導電性ペースト12の流動または糸引きの状態が、破線の矢印24および25によって示されている。
図5を参照して、印刷始端から印刷終端に至るまで実質的に連続して延びるように設けられている印刷方向土手15と垂直方向土手17に設けられた切欠き22との作用により、画線部13の中央部における導電性ペースト12の流動または糸引きは、破線の矢印25で示すように、実質的に印刷方向に沿ってのみ生じる。そのため、画線部13の側縁18近傍にあっては、中央部での導電性ペースト12の流動または糸引きの影響を実質的に受けない。
したがって、画線部13の側縁18近傍にあっては、破線の矢印24で示すような流動または糸引き、さらには転写およびレベリングといった導電性ペースト12の挙動は、そこに存在する導電性ペースト12のみによって支配される。そのため、印刷された導電性ペースト膜9についての画線部13の側縁18によって与えられる周縁形状および表面の凹凸(厚みのばらつき)が、画線部13の側縁18近傍に存在する導電性ペースト12のみによって決まることになる。その結果、形成された導電性ペースト膜9についての周縁形状の精度を高めることができるとともに、表面での凹凸の発生を抑制することができる。
また、この発明の特徴的構成として、側縁セル19を区画する垂直方向土手16間の配列ピッチAが、中央セル20を区画する垂直方向土手17間の配列ピッチBより狭くされているので、導電性ペースト膜9の周縁形状において生じ得る凹凸における凹部間または凸部間の間隔を狭くすることができるとともに、凸部の突出度合いを小さくすることができ、これらは、導電性ペースト12に働く表面張力の作用で凹凸が十分に平坦化され得る程度に留めることができる。したがって、導電性ペースト膜9の周縁形状において生じ得る凹凸の度合いを低減することができ、上述した周縁形状の精度のさらなる向上に寄与する。
また、側縁セル19を区画する垂直方向土手16の配列ピッチAを、中央セル20を区画する垂直方向土手17の配列ピッチBより短くすることは、前述した「サドル現象」の抑制にも効果がある。
なお、側縁セル9を区画する垂直方向土手16の配列ピッチAは、図示した実施形態では、中央セル20を区画する垂直方向土手17の配列ピッチBの1/2であったが、好ましくは、2/3〜1/3の範囲内に選ばれる。
また、垂直方向土手16および17にそれぞれ形成される切欠き21および22の開口幅CおよびEは、垂直方向土手16および17の幅DおよびFより大きくされているため、粘度の比較的高い導電性ペースト12であっても、セル19および20内に導電性ペースト12を充填し、余分な導電性ペースト12をドクターブレード14によって掻き取ったときに、切欠き21および22を通して導電性ペースト12を円滑に流動させることができる。そのため、セル19および20の各々での導電性ペースト12の充填量が均一になり、印刷された導電性ペースト膜9の表面での凹凸の発生を抑制することができる。
また、印刷時の糸引きは、図5に示した矢印24および25で示すように、切欠き21および22を通して生じるので、前述したように、切欠き21および22の開口幅CおよびEが比較的広い方が好ましい。
また、中央セル20を互いに区画する印刷方向土手15と垂直方向土手17とは、垂直方向土手17が印刷方向土手15に対して貫通せずにT字交差部分23を形成しているので、中央セル20の各々が与える開口部分の分布状態に関して、より均一化を図ることができる。このことも、印刷された導電性ペースト膜9の表面の平滑化に寄与する。
また、中央セル20において設けられる切欠き22について、印刷方向に関して互いに隣り合う切欠き22は、各中央セル20の対角線方向に対向する2つの角の部分に位置しているので、グラビアロール2の周面上の余分な導電性ペースト12をドクターブレード14によって掻き取ったときに、不所望にも、各中央セル20内に留まるべき導電性ペースト12まで掻き出してしまい、そのため、導電性ペースト膜9が部分的に薄くなってしまうことを有利に防止することができる。
以上のような構成を有するグラビア印刷機1によって導電性ペースト膜9を形成すれば、この導電性ペースト膜9を、全面にわたって平滑なものとし、かつ外周の輪郭の直線性において優れたものとすることができる。
以上のように、グラビア印刷機1を用いて、図2に示すような導電性ペースト9が形成されたセラミックグリーンシート8が得られた後、複数のセラミックグリーンシート8が積層されかつ圧着され、必要に応じてカットされ、次いで焼成されることによって、積層セラミック電子部品のための部品本体となる積層構造物が得られる。この積層構造物において、前述した導電性ペースト膜9は、内部電極を構成する。次に、必要に応じて、積層構造物の外表面上に外部電極等が形成されることによって、所望の積層セラミック電子部品が完成される。
このような積層セラミック電子部品において、前述したように、導電性ペースト膜9は全体にわたって平滑であり、かつ周縁形状において高い精度を有しているため、内部電極の寸法のばらつきが大きくなったり、内部電極の周囲のギャップ寸法のばらつきが大きくなったり、たとえば積層セラミックコンデンサの場合には静電容量のばらつきが大きくなったりするといった不良を防止することができ、さらには、ショート不良や絶縁抵抗不良などの不都合がもたらされることを防止することができる。
図6、図7および図8は、それぞれ、この発明の第2、第3および第4の実施形態を説明するための図5に相当する図である。図6ないし図8において、図5に示した要素に相当する要素には同様の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
図6ないし図8には、画線部13の中央部が図示されている。これら図6ないし図8に示した第2ないし第4の実施形態は、中央セル20を区画する垂直方向土手17に設けられる切欠き22の位置についての変形例を与えるものである。
図6に示した第2の実施形態では、各印刷方向土手15の一方および他方側辺の双方の各々によって一辺が規定されるように、切欠き22が設けられている。したがって、垂直方向土手17と印刷方向土手15とは互いに交差していない。
図7に示した第3の実施形態では、垂直方向土手17に設けられる切欠き22は、一方の印刷方向土手15側に片寄った位置、隣り合う印刷方向土手15間の中央位置、他方の印刷方向土手15側に片寄った位置、隣り合う印刷方向土手15間の中央位置、一方の印刷方向土手15側に片寄った位置、というように、印刷方向に見たとき、順次、その位置が変更されている。
図8に示した第4の実施形態では、垂直方向土手17には、隣り合う印刷方向土手15間の中央位置に切欠き22が設けられている。
以上、この発明を図示した実施形態に関連して説明したが、この発明の範囲内において、その他、種々の変形例が可能である。
たとえば、図示の実施形態では、画線部13は、その形状が長方形であったが、グラビア印刷によって形成されるべき導電性ペースト膜9のパターンに応じて、画線部の形状を任意に変更することができる。
また、図示の実施形態では、被印刷シート3が、キャリアフィルム10によって裏打ちされたセラミックグリーンシート8であり、導電性ペースト膜9がセラミックグリーンシート8上に形成されたが、たとえばキャリアフィルム10のような樹脂シートのみを被印刷シート3として用い、この樹脂シート上に導電性ペースト膜9を形成するようにしてもよい。この場合には、樹脂シート上に形成された導電性ペースト膜9は、その後の工程において、セラミックグリーンシート8上に転写されることになる。
また、図示の実施形態では、グラビア印刷によって形成されるペースト膜が導電性ペースト膜9であったが、たとえば、セラミックスラリーのようなペースト状のものからなる膜であってもよい。より具体的には、たとえば積層セラミックコンデンサなどにおいて、内部電極の厚みによる段差を吸収するため、内部電極が形成されない領域に段差吸収用のセラミック層が形成されることがあるが、このようなセラミック層となるべきセラミックスラリーからなるペースト膜を形成しようとする場合にも、この発明を適用することができる。
この発明の第1の実施形態によるグラビア印刷機1を概略的に示す正面図である。 図1に示したグラビア印刷機1によって、被印刷シート3としてのキャリアフィルム10によって裏打ちされたセラミックグリーンシート8上に導電性ペースト膜9が形成された状態を示す断面図である。 図1に示したグラビアロール2を単独で示す斜視図である。 図3に示した1個の画線部13を拡大して示す、グラビアロール2の周面の展開図である。 図4に示した画線部13の一部をさらに拡大して示す図である。 この発明の第2の実施形態を説明するための図5の一部に相当する図である。 この発明の第3の実施形態を説明するための図5に相当する図である。 この発明の第4の実施形態を説明するための図5に相当する図である。
符号の説明
1 グラビア印刷機
2 グラビアロール
3 被印刷シート
8 セラミックグリーンシート
9 導電性ペースト膜
12 導電性ペースト
13 画線部
15 印刷方向土手
16 垂直方向土手
17 セル
18 側縁
19 側縁セル
20 中央セル
21,22 切欠き
23 T字交差部分
A,B 配列ピッチ
C,E 開口幅
D,F 幅

Claims (9)

  1. 積層セラミック電子部品に備える積層構造物の一部をなすパターニングされた内部電極またはセラミック層となるべきペースト膜を被印刷シート上にグラビア印刷によって形成するためのグラビア印刷機であり、
    前記ペースト膜を与える導電性ペーストまたはセラミックスラリーからなる印刷ペーストが付与される画線部をその周面上に形成しているグラビアロールを備え、
    前記画線部には、略印刷方向に延びる印刷方向土手と前記印刷方向土手に対して略垂直方向に延びる垂直方向土手とが設けられるとともに、前記印刷方向土手と前記垂直方向土手とによって区画された、複数個のセルが形成され、
    複数個の前記セルは、前記画線部の、印刷方向に平行な側縁に沿って位置する側縁セルと、それ以外の中央セルとに分類され、
    印刷方向に隣り合う複数個の前記側縁セルを互いに区画する複数本の前記垂直方向土手間の配列ピッチは、印刷方向に隣り合う複数個の前記中央セルを互いに区画する複数本の前記垂直方向土手間の配列ピッチより短くされている、
    グラビア印刷機。
  2. 複数個の前記側縁セルを互いに区画する複数本の前記垂直方向土手は、印刷方向に隣り合う前記側縁セル間を連通状態とするため、前記画線部の前記側縁によって一辺が規定される切欠きを形成しており、当該切欠きの開口幅は、前記垂直方向土手の幅より大きくされている、請求項1に記載のグラビア印刷機。
  3. 前記印刷方向土手は、前記画線部における印刷始端近傍から印刷終端近傍に至るまで連続して延びるように設けられている、請求項1または2に記載のグラビア印刷機。
  4. 複数個の前記中央セルを互いに区画する複数本の前記垂直方向土手は、印刷方向に隣り合う前記中央セル間を連通状態とするため、切欠きを形成しており、当該切欠きの開口幅は、前記垂直方向土手の幅より大きくされている、請求項1ないし3のいずれかに記載のグラビア印刷機。
  5. 前記中央セル間を連通状態とするための前記切欠きは、前記印刷方向土手の一方側辺によって一辺が規定されるように形成され、それによって、前記中央セルを互いに区画する前記印刷方向土手と前記垂直方向土手とは、前記垂直方向土手が前記印刷方向土手に対して貫通せずにT字状に交差するT字交差部分を形成しており、さらに、印刷方向に関して互いに隣り合う前記切欠きは、各前記中央セルの対角線方向に対向する2つの角の部分に位置している、請求項4に記載のグラビア印刷機。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載のグラビア印刷機を用いて前記内部電極またはセラミック層となるべき前記ペースト膜を形成する工程が実施される、積層セラミック電子部品の製造方法。
  7. 前記被印刷シートは、セラミックグリーンシートである、請求項に記載の積層セラミック電子部品の製造方法。
  8. 前記被印刷シートは、樹脂シートである、請求項に記載の積層セラミック電子部品の製造方法。
  9. 積層セラミック電子部品に備える積層構造物の一部をなすパターニングされた内部電極またはセラミック層となるべきペースト膜を被印刷シート上にグラビア印刷によって形成するためのグラビア印刷機に備える、グラビアロールであって、
    前記ペースト膜を与える導電性ペーストまたはセラミックスラリーからなる印刷ペーストが付与される画線部をその周面上に形成しており、
    前記画線部には、略印刷方向に延びる印刷方向土手と前記印刷方向土手に対して略垂直方向に延びる垂直方向土手とが設けられるとともに、前記印刷方向土手と前記垂直方向土手とによって区画された、複数個のセルが形成され、
    複数個の前記セルは、前記画線部の、印刷方向に平行な側縁に沿って位置する側縁セルと、それ以外の中央セルとに分類され、
    印刷方向に隣り合う複数個の前記側縁セルを互いに区画する複数本の前記垂直方向土手間の配列ピッチは、印刷方向に隣り合う複数個の前記中央セルを互いに区画する複数本の前記垂直方向土手間の配列ピッチより短くされている、
    グラビアロール。
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