JP5361205B2 - 警報器 - Google Patents
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(2)本発明に係る警報器において、監視領域の異常を示す音声メッセージに係る音声データのビットレートは、他の音声データのビットレートよりも大きくしたものである。
(3)本発明に係る警報器において、機器の正常を示す音声メッセージに係る音声データのビットレートは、他の音声データのビットレートよりも大きくしたものである。
(4)本発明に係る警報器において、監視領域の異常を示す音声メッセージに係る音声データのビットレートと機器の正常を示す音声メッセージに係る音声データのビットレートは、共に他の音声データのビットレートよりも大きくしたものである。
また、ユーザは、スイッチの操作による点検入力により、機器の正常・異常を確認でき、また機器の正常時においては、機器が正常であることを確認した後に、さらにスイッチの長押し操作によって引き続き点検入力を継続するだけで、監視領域の異常を示す音声メッセージが正常に出力されるかどうかを確認することができる。
従来は、機器の正常を示す音声メッセージとして、監視領域の異常を示す音声メッセージを出力していたが、この音声メッセージとは別に、機器の正常を示す音声メッセージを出力するので、機器が正常であることをユーザがわかりやすい。ここで、従来よりも、機器の正常を示す音声メッセージを追加した分だけ、データとして必要なメモリ容量が増えてしまうが、機器の正常を示す音声メッセージの音声データを、監視領域の異常を示す音声メッセージの音声データよりも小さい値のビットレートを用いて音声データメモリに格納すれば、メモリの増加を必要最小限とすることができる。
また、スイッチの長押し操作による所定時間以上の点検入力がなければ、つまり通常のスイッチ操作による点検入力により、機器の正常・異常を確認する際には、正常時に正常を示す音声メッセージのみが出力されるため、機器が正常であることを確認できるとともに、スピーカへの電力供給時間を短縮できて、消費電力を削減でき、省エネ効果が得られる。
(2)本発明に係る警報器によれば、重要度が高く(緊急性の高い)、高品質および明瞭性が要求される監視領域の異常を示す音声メッセージは、大きい値のビットレートを用いた音声データとする一方、重要度が高くなく(緊急性が高くなく)音質にさほどこだわらなくてもよい他の音声メッセージは、小さい値のビットレートを用いた音声データとしているので、大きい値のビットレートを用いて全ての音声データを格納していた従来に比べて、必要なメモリ容量を減らすことができるとともに、監視領域に異常があった場合には、そのことを明確に報知することができる。
(3)本発明に係る警報器において、推定される使用頻度が高く、高品質および明瞭性が要求される機器の正常を示す音声メッセージは、大きい値のビットレートを用いた音声データとする一方、推定される使用頻度が高くなく、音質にさほどこだわらなくてもよい他の音声メッセージは、小さい値のビットレートを用いた音声データとしている。
機器の点検は1ヶ月程度の周期で行われることが推奨されている。このため、機器の正常を示す音声メッセージは、使用頻度が大きいことが考えられる。したがって、機器の正常を示す音声メッセージを、大きい値のビットレートを用いた音声データとする。これにより、機器の正常を示す音声メッセージを、高品質および明瞭なものとして出力することができ、機器が正常にあることを明確に報知することができる。
(4)本発明に係る警報器によれば、重要度が高く(緊急性の高い)、高品質および明瞭性が要求される監視領域の異常を示す音声メッセージと、推定される使用頻度が高く、高品質および明瞭性が要求される機器の正常を示す音声メッセージとを、共に大きい値のビットレートを用いた音声データとする一方、重要度(緊急性)や推定される使用頻度が高くなく、音質にさほどこだわらなくてもよい他の音声メッセージは、小さい値のビットレートを用いた音声データとしているので、大きい値のビットレートを用いて全ての音声データを格納していた従来に比べて、必要なメモリ容量を減らすことができるとともに、監視領域に異常があった場合や、点検時に機器が正常な状態にある場合には、そのことを明確に報知することができる。
ここで、機器正常音声データd「ピッ 正常です」は、火災音声データa「ウー ウー カンカンカン 火事です 火事です」よりも短いフレーズの音声データであり、また機器正常音声データd「ピッ 正常です」は一例であり、機器が正常に動作しているのがユーザにわかりやすい音声であれば、それ以外の音声データとしてもよい。
また、ステップS311にてスイッチ8から入力があったと判定されれば、次に断線フラグがセットされているか否かをみて(ステップS312)、断線フラグがセットされていれば、故障音声「ピッピッピッ 故障です 販売店に連絡して下さい」を1回出力するための処理をし(ステップS313)、処理を終了する(メインフローチャートのステップS4にすすむ)。
また、ステップS312にて断線フラグがセットされていないと判定されれば、次に電圧低下フラグがセットされているか否かをみて(ステップS314)、電圧低下フラグがセットされていれば、電池切れ音声「ピッ 電池切れです 販売店に連絡して下さい」を1回出力するための処理をし(ステップS315)、処理を終了する(メインフローチャートのステップS4にすすむ)。
また、ステップS314にて電圧低下フラグがセットされていないと判定されれば、次に3秒間タイマのカウントが開始されているか否かをみて(ステップS316)、3秒間タイマのカウントが開始されていなければ、正常音声「ピッ 正常です」を1回出力するための処理をしてから(ステップS317)、3秒間タイマのカウントを開始する(ステップS318)。次いで、3秒経過したか否かをみて(ステップS319)、3秒経過していなければ、ステップS311に戻り、3秒経過していれば、火災音声「ウー ウー カンカンカン 火事です 火事です」を1回出力するための処理をしてから(ステップS320)、3秒間タイマカウンタをクリアし(ステップS321)、ステップS311に戻る。また、ステップS316にて3秒間タイマのカウントが開始されていると判定されれば、ステップS318に飛ぶ。
このように、スイッチ入力判定処理においては、正常の場合は、正常であることをスイッチ8から入力がある度に何度でも知らせ得るようにする。したがって、火災状態でなく、火災報知器が正常な状態にあると判定されると、正常であることを示す正常音声が出力され、その音声出力によって正常であることが確認でき、故障あるいは電池切れと判定されると、故障あるいは電池切れを示す故障音声や電池切れ音声が出力されるので、その音声出力で異常であることが確認できる。
そして、火災音声「ウー ウー カンカンカン 火事です 火事です」を確認したいときだけスイッチ8を長押しすればよく、通常のスイッチ操作による点検入力により、機器の正常・異常を確認する際には、正常時に正常音声「ピッ 正常です」のみが出力されるため、点検入力時に通常出力される音声のフレーズを短くでき(従来は点検入力時に通常出力される音声として前記火災音声を出力していた)、その分、スピーカ11への電力供給時間を短縮できて、消費電力を削減でき、省エネ効果が得られる。
また、ステップS411にて火災が発生していると判定されれば、火災フラグをセット(ステップS413)し、処理を終了する(つまり図2のメインフローチャートのステップS5の断線監視処理にすすむ)。
また、ステップS511にて火災フラグがセットされていないと判定されれば、次にサーミスタ6の電圧値を取り込んで断線しているか否かが判断される(ステップS512)。すなわちサーミスタ6の出力が0Vか否かをみることで、断線しているか否かが判断され、断線していなければ、断線フラグをクリアし(ステップS513)、処理を終了する(メインフローチャートのステップS6の電池電圧低下監視処理にすすむ)。
また、ステップS512にて断線していると判定されれば、断線フラグをセットし(ステップS514)、処理を終了する(メインフローチャートのステップS6の電池電圧低下監視処理にすすむ)。
また、ステップS611にて火災フラグがセットされていないと判定されれば、次に電池1の電圧が所定の電圧値以下(この場合は、低下レベル以下、例えば5V以下)に低下したか否かをみて(ステップS612)、5V以下に低下していなければ、電池電圧低下フラグがセットされているか否かをみて(ステップS613)、電池電圧低下フラグがセットされていなければ、処理を終了する(メインフローチャートのステップS7の監視結果出力処理にすすむ)。
また、ステップS613にて電池電圧低下フラグがセットされていると判定されれば、電池電圧低下フラグをクリアして(ステップS614)、処理を終了する(メインフローチャートのステップS7の監視結果出力処理にすすむ)。
また、ステップS612にて電池1の電圧が5V以下に低下していると判定されれば、電池電圧低下フラグがセットされているか否かをみて(ステップS615)、電池電圧低下フラグがセットされていれば、処理を終了する(メインフローチャートのステップS7の監視結果出力処理にすすむ)。
また、ステップS615にて電池電圧低下フラグがセットされていないと判定されれば、電池電圧低下フラグをセットし(ステップS616)、処理を終了する(メインフローチャートのステップS7の監視結果出力処理にすすむ)。
また、ステップS711にて火災フラグがセットされていないと判定されれば、断線フラグがセットされているか否かをみて(ステップS713)、断線フラグがセットされていなければ、次に電池電圧低下フラグがセットされているか否かをみて(ステップS714)、電池電圧低下フラグもセットされていなければ、処理を終了する(メインフローチャートのステップS3に戻る)。
また、ステップS713にて断線フラグがセットされていると判定されれば、警報音「ピッピッピッ」を50秒周期で出力するように設定し(ステップS715)、処理を終了する(メインフローチャートのステップS3に戻る)。
また、ステップS714にて電池電圧低下フラグがセットされていると判定されれば、警報音「ピッ」を50秒周期で出力するように設定し(ステップS716)、処理を終了する(メインフローチャートのステップS3に戻る)。
2 電源監視回路(機器状態検出部)
5 火災検出部(異常検出部)
6 サーミスタ
8 スイッチ
11 スピーカ
12 マイクロコンピュータ(音声制御回路)
15 音声合成回路
15a 音声データメモリ
a〜f 音声データ
L1〜L6 音声データの選択信号
Claims (4)
- 監視領域の異常を検出する異常検出部と、
機器の正常または異常を検出する機器状態検出部と、
前記監視領域の異常および前記機器の正常または異常を示す音声メッセージに係り、該音声メッセージの重要度または推定される使用頻度に応じて異なるビットレートにより作成された音声データを格納した音声データメモリと、
前記音声データを合成して前記音声メッセージを出力する音声合成回路と、
前記音声メッセージを監視領域に出力するスピーカと、
監視領域の異常および機器の正常または異常を示す音声データの選択信号を、音声合成回路に出力する音声制御回路と、
スイッチと、を備え、
前記音声制御回路は、前記スイッチの操作による点検入力時に、前記機器状態検出部の検出結果に基づき、機器の正常または異常を判断し、機器が異常であれば、機器の異常を示す音声データの選択信号を前記音声合成回路に出力し、機器が正常であれば、まず機器の正常を示す音声データの選択信号を前記音声合成回路に出力するとともに、このとき連続して前記スイッチの長押し操作による所定時間以上の点検入力があれば、前記機器の正常を示す音声データの選択信号の出力に続けて、監視領域の異常を示す音声データの選択信号を前記音声合成回路に出力し、一方、前記スイッチの長押し操作による所定時間以上の点検入力がなければ、前記機器の正常を示す音声データの選択信号の出力に続けて、監視領域の異常を示す音声データの選択信号を前記音声合成回路に出力しないことを特徴とする警報器。 - 監視領域の異常を示す音声メッセージに係る音声データのビットレートを、他の音声データのビットレートよりも大きくしたことを特徴とする請求項1記載の警報器。
- 機器の正常を示す音声メッセージに係る音声データのビットレートを、他の音声データのビットレートよりも大きくしたことを特徴とする請求項1記載の警報器。
- 監視領域の異常を示す音声メッセージに係る音声データのビットレートと機器の正常を示す音声メッセージに係る音声データのビットレートを、共に他の音声データのビットレートよりも大きくしたことを特徴とする請求項1記載の警報器。
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