JP5359336B2 - D/a変換器 - Google Patents

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本発明は、デジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換器に関する。
従来のPWM(Pulse Width Modulation)方式のD/A変換器は、分解能を上げると変換周期が長くなり、結果として積分器の時定数が大きくなる(応答速度の低下)という問題があった。PWM方式では、変換周期/基本クロックでD/A変換の分解能が制約されるという欠点がある。例えば、1(MHz)のクロックで動作する回路で16ビット分解能のPWMを実施するには、カウンタで216までカウントする必要があり、この際の変換周期(PWMによって得られるパルス信号の周期)は約65(ms)となる。つまり、このような長い変換周期を有するパルス信号を積分してリップルを減衰させるには、極めて大きな時定数の積分器が必要となる。なお、このようなPWM方式のD/A変換器においてリップルの発生を解決する技術は、下記特許文献1及び2に開示されている。
特開2001−57519号公報 実開平6−13231号公報
上記のように、PWM方式のD/A変換器では、高分解能化と高速応答化との間でトレードオフが発生する。文献のような方式を極限まで進めるとデルタシグマ方式のD/A変換器に行き着くが、このデルタシグマ方式は、信号変化点の数が被変換データによって大きく変動し、精度保証するには充分に高速な回路が必要となる。
このように、PWM方式は、高分解能(例えば16ビット以上の分解能)を実現する場合には応答速度の観点から不利であるが、8ビット程度の比較的低い分解能で良い場合には、D/A変換器を簡便な回路で構成できるという利点がある。一方、デルタシグマ方式は、積分器の時定数の選び方次第で高分解能を実現できるという利点があるが、精度保証するには充分に高速な回路が必要となるという問題がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、簡便な構成で高分解能と高速応答とを両立することの可能なD/A変換器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様によるD/A変換器は、入力データに応じたパルス幅を有するパルス信号を生成するパルス信号生成部と、前記パルス信号を積分することで前記入力データに応じたアナログ信号を生成する積分部とを備えるD/A変換器において、前記パルス信号生成部は、前記入力データの上位ビットデータをパルス幅変調することで得られる上位ビットパルス信号と、前記入力データの下位ビットデータをデルタシグマ変調することで得られるビット圧縮信号とを時分割で選択することにより加算することで前記パルス信号を生成することを特徴とする。
また、第1の態様によるD/A変換器において、前記パルス信号生成部は、前記入力データを上位ビットデータと下位ビットデータに分割するデータ分割部と、前記上位ビットデータをパルス幅変調することで前記上位ビットパルス信号を生成するパルス幅変調部と、前記下位ビットデータをデルタシグマ変調することで前記ビット圧縮信号を生成するデルタシグマ変調部と、前記上位ビットパルス信号と前記ビット圧縮信号とを時分割で選択することにより加算することで前記パルス信号を生成する信号加算部とを備えることを特徴とする。
また、第1の態様によるD/A変換器において、前記パルス幅変調部は、前記基本クロック及び当該基本クロックの2Np倍(Npは前記上位ビットデータのビット数)の周期を有する変換クロックを基に、1基本クロック単位でパルス幅が変化すると共に前記変換クロックと同一周期を有し、且つパルスの前または後に1基本クロック分の空き領域を有する前記上位ビットパルス信号を生成し、前記デルタシグマ変調部は、前記変換クロックに同期して前記ビット圧縮信号を生成し、前記信号加算部は、前記基本クロック及び前記変換クロックを基に、前記パルス幅変調部の出力と前記デルタシグマ変調部の出力とをスイッチングすることにより、前記ビット圧縮信号を前記上位ビットパルス信号の空き領域に挿入することを特徴とする。
さらに、本発明の第2の態様によるD/A変換器は、入力データに応じたパルス幅を有するパルス信号を生成するパルス信号生成部と、前記パルス信号を積分することで前記入力データに応じたアナログ信号を生成する積分部とを備えるD/A変換器において、前記パルス信号生成部は、前記入力データの下位ビットデータをデルタシグマ変調することで得られるビット圧縮信号と、前記入力データの上位ビットデータとを加算することで得られる加算データをパルス幅変調することで前記パルス信号を生成することを特徴とする。
また、第2の態様によるD/A変換器において、前記パルス信号生成部は、前記入力データを上位ビットデータと下位ビットデータに分割するデータ分割部と、前記下位ビットデータをデルタシグマ変調することで前記ビット圧縮信号を生成するデルタシグマ変調部と、前記上位ビットデータと前記ビット圧縮信号とを加算した結果を加算データとして出力するデータ加算部と、前記加算データをパルス幅変調することで前記パルス信号を生成するパルス幅変調部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、PWM方式の利点、つまりD/A変換器を簡便な回路で構成できるという利点と、デルタシグマ方式の利点、つまり積分器の時定数の選び方次第で高分解能を実現できるという利点とを兼ね備えたD/A変換器を実現することが可能である。
本発明の第1実施形態に係るD/A変換器1の構成ブロック図である。 D/A変換器1の動作を表すタイミングチャートである。 D/A変換器1のデルタシグマ変調器23の動作を表す真理値表である。 本発明の第2実施形態に係るD/A変換器1Aの構成ブロック図である。 D/A変換器1Aの動作を表すタイミングチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、第1実施形態に係るD/A変換器1の構成ブロック図である。この図1に示すように、第1実施形態に係るD/A変換器1は、パルス信号生成器2、積分器3及び分周器4から構成されている。このように構成されたD/A変換器1は、外部入力される基本クロックCLo(周波数fo、周期To=1/fo)に同期して動作し、入力データ(デジタルデータ)Dinをアナログ信号Aoutに変換して出力するものである。なお、本実施形態では、説明の便宜上、入力データDinのビット数Niを5ビットと想定して説明する。つまり、本実施形態に係るD/A変換器1は、5ビットの分解能(分解能2=32)を有している。
パルス信号生成器2は、入力データDinに応じたパルス幅を有するパルス信号Poutを生成するものであり、より詳細には入力データDinの上位ビットデータDpをパルス幅変調することで得られる上位ビットパルス信号Spと、入力データDinの下位ビットデータDsをデルタシグマ変調することで得られる1ビット信号(ビット圧縮信号)Ssとを時間領域で加算することで、上記パルス信号Poutを生成する。このようなパルス信号生成器2は、データ分割器21、パルス幅変調器22、デルタシグマ変調器23及び信号加算器24から構成されている。
データ分割器21は、分周器4から入力される変換クロックCL1に同期して、入力データDinをビット数Npの上位ビットデータDpと、ビット数Nsの下位ビットデータDsとに分割し、上位ビットデータDpをパルス幅変調器22に出力すると共に、下位ビットデータDsをデルタシグマ変調器23に出力する。本実施形態では、入力データDinの上位3ビット(Np=3)を上位ビットデータDpとし、下位2ビット(Ns=2)を下位ビットデータDsとする場合を想定して説明する。また、変換クロックCL1とは、D/A変換器1の変換周期Tcを規定する信号であり、基本クロックCLoの2Np倍の周期を有する信号である。つまり、変換クロックCL1の周期(変換周期Tc)は、上位ビットデータDpのビット数Npで決定付けられ、Tc=To×2Np=To×8で表される。
パルス幅変調器22は、上位ビットデータDpをパルス幅変調することで、上位ビットデータDpに応じたパルス幅を有する上位ビットパルス信号Spを生成して信号加算器24の第1入力端子24aに出力する。具体的には、このパルス幅変調器22は、基本クロックCLo及び変換クロックCL1を基に、1基本クロック単位(To単位)でパルス幅が変化すると共に変換クロックCL1と同一周期(To×8)を有し、且つパルスの前(本実施形態では変換クロックCL1の立ち上がりタイミングとパルスの立ち上がりタイミングとの間)に1基本クロック分の空き領域を有するパルス無しからT×7までのパルス幅の上位ビットパルス信号Spを生成する。
デルタシグマ変調器23は、下位ビットデータDsをデルタシグマ変調することで1ビット信号Ssを生成するものであり、加算回路23a及び遅延回路23bから構成されている。これら加算回路23a及び遅延回路23bは、変換クロックCL1に同期して動作するものである。加算回路23aは、下位ビットデータDsと遅延回路23bの出力データ(2ビット)とを加算し、その加算データSumを遅延回路23bに出力すると共に、桁上りの発生結果を示すキャリー信号を1ビット信号Ssとして信号加算器24の第2入力端子24bに出力する。遅延回路23bは、加算回路23aから入力される加算データSumを1変換クロック分(1Tc分)遅延させて加算回路23aに出力する。
信号加算器24は、パルス幅変調器22から入力される上位ビットパルス信号Spと、デルタシグマ変調器23から入力される1ビット信号Ssとを時間領域で加算することでパルス信号Poutを生成する。詳細には、この信号加算器24は、第1入力端子24a、第2入力端子24b及び出力端子24cを有する3端子スイッチング回路であり、基本クロックCLo及び変換クロックCL1を基に、第1入力端子24aに入力される上位ビットパルス信号Spと、第2入力端子24bに入力される1ビット信号Ssとをスイッチングして、1ビット信号Ssを上位ビットパルス信号Spの空き領域に挿入することによりパルス信号Poutを生成し、出力端子24cからパルス信号Poutを積分器3に出力する。
積分器3は、信号加算器24から入力されるパルス信号Poutを不完全積分することで、入力データDinに応じたアナログ信号Aoutを生成して外部に出力する。この積分器3は、RC回路等のアナログ・ローパス・フィルタによって構成されている。分周器4は、基本クロックCLoを上位ビットデータDpのビット数Npに応じて分周することで基本クロックCLoの2Np倍の周期(変換周期Tc=To×8)を有する変換クロックCL1を生成して、データ分割器21、パルス幅変調器22、デルタシグマ変調器23及び信号加算器24に出力する。
次に、上記のように構成されたD/A変換器1によるデジタル/アナログ変換動作について、図2及び図3を参照して説明する。なお、以下では、入力データDinとして「01101」がD/A変換器1に入力された場合(つまりデータ分割器21によって、入力データDinは上位ビットデータDp=「011」と、下位ビットデータDs=「01」とに分割される)を想定して説明する。
図2は、基本クロックCLoと、変換クロックCL1と、上位ビットパルス信号Spと、1ビット信号Ssと、信号加算器24のスイッチング状態及びパルス信号Poutとの時間的関係を表すタイミングチャートである。また、図3は、デルタシグマ変調器23に下位ビットデータDs=「01」が入力された場合の、加算回路23aの出力(加算データSum、1ビット信号Ss(キャリー信号))と、遅延回路23bの出力との時間変化を変換周期Tc毎に表した真理値表である。
図2において、時刻t1をデジタル/アナログ変換動作の開始時刻とし、時刻t2を時刻t1から1変換周期(1Tc=To×8)が経過した時刻とし、時刻t3を時刻t1から2変換周期(2Tc=To×16)が経過した時刻とし、時刻t4を時刻t1から3変換周期(3Tc=To×24)が経過した時刻とし、また、時刻t5を時刻t1から4変換周期(4Tc=To×32)が経過した時刻とする。
<時刻t1〜t2の動作>
まず、時刻t1において、データ分割器21は、変換クロックCL1の立ち上がりに同期して、入力データDin=「01101」を上位ビットデータDp=「011」と、下位ビットデータDs=「01」とに分割し、上位ビットデータDpをパルス幅変調器22に出力すると共に、下位ビットデータDsをデルタシグマ変調器23に出力する。
パルス幅変調器22は、基本クロックCLoに同期して、上位ビットデータDp=「011=‘3’」に応じたパルス幅、つまり3基本クロック分(To×3)に相当するパルス幅を有する上位ビットパルス信号Spを生成するが、この際、変換クロックCL1の立ち上がりタイミング(時刻t1)とパルスの立ち上がりタイミング(時刻t11)との間に1基本クロック(1To)分の空き領域を設ける。
一方、図3に示すように、デルタシグマ変調器23の遅延回路23bの出力初期値を「00」とすると、加算回路23aの出力(加算データSum)は下位ビットデータDs=「01」と遅延回路23bの出力との加算値であるので、加算データSum=「01」となり、1ビット信号Ss(キャリー信号)は「0」となる。つまり、図2に示すように、時刻t1〜t2の期間において、デルタシグマ変調器23から出力される1ビット信号Ssはローレベルとなる。
信号加算器24は、基本クロックCLo及び変換クロックCL1を基に、上述した空き領域に相当する時刻t1〜t11の期間では第2入力端子24bを選択することで1ビット信号Ssをパルス信号Poutとして積分器3に出力し、時刻t11〜t2の期間では第1入力端子24aを選択することで上位ビットパルス信号Spをパルス信号Poutとして積分器3に出力する。つまり、時刻t1〜t2の期間において、信号加算器24から出力されるパルス信号Poutは、上位ビットパルス信号Spと同一波形となる。
<時刻t2〜t3の動作>
時刻t2において、データ分割器21は、前回の変換周期と同様に、変換クロックCL1の立ち上がりに同期して、上位ビットデータDp=「011」をパルス幅変調器22に出力すると共に、下位ビットデータDs=「01」をデルタシグマ変調器23に出力する。
パルス幅変調器22は、前回の変換周期と同様に、基本クロックCLoに同期して、3基本クロック分に相当するパルス幅を有する上位ビットパルス信号Spを生成するが、この際、変換クロックCL1の立ち上がりタイミング(時刻t2)とパルスの立ち上がりタイミング(時刻t21)との間に1基本クロック分の空き領域を設ける。
一方、図3に示すように、時刻t2〜t3の期間では、デルタシグマ変調器23の遅延回路23bの出力は「01」であるので、下位ビットデータDs=「01」と遅延回路23bの出力との加算値である加算データSumは「10」となり、1ビット信号Ss(キャリー信号)は「0」となる。つまり、図2に示すように、時刻t2〜t3の期間において、デルタシグマ変調器23から出力される1ビット信号Ssはローレベルの状態を維持する。
信号加算器24は、前回の変換周期と同様に、基本クロックCLo及び変換クロックCL1を基に、上述した空き領域に相当する時刻t2〜t21の期間では1ビット信号Ssをパルス信号Poutとして積分器3に出力し、時刻t21〜t3の期間では上位ビットパルス信号Spをパルス信号Poutとして積分器3に出力する。つまり、時刻t2〜t3の期間においても、信号加算器24から出力されるパルス信号Poutは、上位ビットパルス信号Spと同一波形となる。
<時刻t3〜t4の動作>
時刻t3において、データ分割器21は、前回の変換周期と同様に、変換クロックCL1の立ち上がりに同期して、上位ビットデータDp=「011」をパルス幅変調器22に出力すると共に、下位ビットデータDs=「01」をデルタシグマ変調器23に出力する。
パルス幅変調器22は、前回の変換周期と同様に、基本クロックCLoに同期して、3基本クロック分に相当するパルス幅を有する上位ビットパルス信号Spを生成するが、この際、変換クロックCL1の立ち上がりタイミング(時刻t3)とパルスの立ち上がりタイミング(時刻t31)との間に1基本クロック分の空き領域を設ける。
一方、図3に示すように、時刻t3〜t4の期間では、デルタシグマ変調器23の遅延回路23bの出力は「10」であるので、下位ビットデータDs=「01」と遅延回路23bの出力との加算値である加算データSumは「11」となり、1ビット信号Ss(キャリー信号)は「0」となる。つまり、図2に示すように、時刻t3〜t4の期間において、デルタシグマ変調器23から出力される1ビット信号Ssはローレベルの状態を維持する。
信号加算器24は、基本クロックCLo及び変換クロックCL1を基に、上述した空き領域に相当する時刻t3〜t31の期間では1ビット信号Ssをパルス信号Poutとして積分器3に出力し、時刻t31〜t4の期間では上位ビットパルス信号Spをパルス信号Poutとして積分器3に出力する。つまり、時刻t3〜t4の期間においても、信号加算器24から出力されるパルス信号Poutは、上位ビットパルス信号Spと同一波形となる。
<時刻t4〜t5の動作>
時刻t4において、データ分割器21は、前回の変換周期と同様に、変換クロックCL1の立ち上がりに同期して、上位ビットデータDp=「011」をパルス幅変調器22に出力すると共に、下位ビットデータDs=「01」をデルタシグマ変調器23に出力する。
パルス幅変調器22は、前回の変換周期と同様に、基本クロックCLoに同期して、3基本クロック分に相当するパルス幅を有する上位ビットパルス信号Spを生成するが、この際、変換クロックCL1の立ち上がりタイミング(時刻t4)とパルスの立ち上がりタイミング(時刻t41)との間に1基本クロック分の空き領域を設ける。
一方、図3に示すように、時刻t4〜t5の期間では、デルタシグマ変調器23の遅延回路23bの出力は「11」であるので、下位ビットデータDs=「01」と遅延回路23bの出力との加算値である加算データSumは「00」となり、桁上りが発生して1ビット信号Ss(キャリー信号)は「1」となる。つまり、図2に示すように、時刻t4〜t5の期間において、デルタシグマ変調器23から出力される1ビット信号Ssはハイレベルに遷移する。
信号加算器24は、基本クロックCLo及び変換クロックCL1を基に、上述した空き領域に相当する時刻t4〜t41の期間では1ビット信号Ssをパルス信号Poutとして積分器3に出力し、時刻t41〜t5の期間では上位ビットパルス信号Spをパルス信号Poutとして積分器3に出力する。つまり、時刻t4〜t5の期間において、信号加算器24から出力されるパルス信号Poutのパルス幅は、4基本クロック分(To×4)となる。
以上の動作説明からわかるように、パルス幅変調器22が負担するビット数は入力データDinの上位3ビットであり、その変換周期Tcは8基本クロック分(To×8)、分解能は2=8となるが、4変換周期(4Tc)に広げて分解能を見ると、D/A変換器1は2Ni=2=32の分解能を有していることがわかる。すなわち、入力データDinをパルス幅変調器22とデルタシグマ変調器23とに割り振ることで互いの負担するビット数を軽減し、それらの出力信号を加算することにより、PWM方式の利点、つまり高精度・高速応答のD/A変換器を簡便な回路で構成できるという利点と、デルタシグマ方式の利点、つまり積分器の時定数の選び方次第で高分解能を実現できるという利点(負担するビット数が少ないので精度保証するための高速な回路が必要とならない)とを兼ね備えたD/A変換器1を実現することができる。
このように、本実施形態によれば、簡便な構成で高分解能と高速応答とを両立することの可能なD/A変換器1を実現することが可能である。この効果は、入力データDinのビット数が大きい程、つまりD/A変換器1に求められる分解能が大きい程、顕著に得ることができる。
〔第2実施形態〕
続いて、第2実施形態に係るD/A変換器1Aについて説明する。上述した第1実施形態のD/A変換器1は、入力データDinの上位ビットデータDpをパルス幅変調することで得られる上位ビットパルス信号Spと、入力データDinの下位ビットデータDsをデルタシグマ変調することで得られる1ビット信号Ssとを時間領域で加算することで、入力データDinに応じたパルス信号Poutを生成する構成を採用したものであった。
これに対して、第2実施形態のD/A変換器1Aは、入力データDinの下位ビットデータDsをデルタシグマ変調することで得られる1ビット信号Ssと、入力データDinの上位ビットデータDpとを数値領域で加算することで得られる加算データDpsをパルス幅変調することでパルス信号Poutを生成する構成を採用したものである。従って、第2実施形態のD/A変換器1Aと第1実施形態のD/A変換器1とで異なる点は、パルス信号生成器2の内部構成だけであるので、以下では異なる点に着目して説明し、同様の構成要素には同一符号を付して説明を省略する。
図4は、第2実施形態に係るD/A変換器1Aの構成ブロック図である。この図4に示すように、第2実施形態に係るD/A変換器1Aは、パルス信号生成器2A、積分器3及び分周器4から構成されている。このように構成されたD/A変換器1Aは、外部入力される基本クロックCLoに同期して動作し、入力データDinをアナログ信号Aoutに変換して出力するものである。なお、第1実施形態と同様に、入力データDinのビット数Niを5ビットと想定して説明する。
パルス信号生成器2Aは、入力データDinに応じたパルス幅を有するパルス信号Poutを生成するものであり、より詳細には入力データDinの下位ビットデータDsをデルタシグマ変調することで得られる1ビット信号Ssと、入力データDinの上位ビットデータDpとを数値領域で加算することで得られる加算データDpsをパルス幅変調することでパルス信号Poutを生成する。このようなパルス信号生成器2Aは、データ分割器31、デルタシグマ変調器32、データ加算器33及びパルス幅変調器34から構成されている。
データ分割器31は、分周器4から入力される変換クロックCL1に同期して、入力データDinをビット数Np(上位3ビット)の上位ビットデータDpと、ビット数Ns(下位2ビット)の下位ビットデータDsとに分割し、上位ビットデータDpをデータ加算器33に出力すると共に、下位ビットデータDsをデルタシグマ変調器32に出力する。
デルタシグマ変調器32は、変換クロックCL1に同期して、下位ビットデータDsをデルタシグマ変調することで1ビット信号Ssを生成し、その1ビット信号Ssをデータ加算器33に出力する。なお、デルタシグマ変調器32の内部構成は、第1実施形態のデルタシグマ変調器23と同様なので説明を省略する。
データ加算器33は、変換クロックCL1に同期して、データ分割器31から入力される上位ビットデータDpと、デルタシグマ変調器32から入力される1ビット信号Ssとを数値領域で加算した結果を加算データDpsとしてパルス幅変調器34に出力する。パルス幅変調器34は、データ加算器33から入力される加算データDpsをパルス幅変調することで、加算データDpsに応じたパルス幅を有するパルス信号Poutを生成して積分器3に出力する。具体的には、このパルス幅変調器34は、基本クロックCLo及び変換クロックCL1を基に、1基本クロック単位(To単位)でパルス幅が変化すると共に変換クロックCL1と同一周期(To×8)を有するパルス信号Poutを生成する。
次に、上記のように構成されたD/A変換器1Aによるデジタル/アナログ変換動作について、図5を参照して説明する。なお、以下では、第1実施形態と同様に、入力データDinとして「01101」がD/A変換器1に入力された場合(つまりデータ分割器21Aによって、入力データDinは上位ビットデータDp=「011」と、下位ビットデータDs=「01」とに分割される)を想定して説明する。
図5は、基本クロックCLoと、変換クロックCL1と、デルタシグマ変調器32から出力される1ビット信号Ssと、データ加算器33から出力される加算データDpsと、パルス幅変調器34から出力されるパルス信号Poutとの時間的関係を表すタイミングチャートである。また、図5において、時刻t1をデジタル/アナログ変換動作の開始時刻とし、時刻t2を時刻t1から1変換周期(1Tc=To×8)が経過した時刻とし、時刻t3を時刻t1から2変換周期(2Tc=To×16)が経過した時刻とし、時刻t4を時刻t1から3変換周期(3Tc=To×24)が経過した時刻とし、また、時刻t5を時刻t1から4変換周期(4Tc=To×32)が経過した時刻とする。
<時刻t1〜t2の動作>
まず、時刻t1において、データ分割器31は、変換クロックCL1の立ち上がりに同期して、入力データDin=「01101」を上位ビットデータDp=「011」と、下位ビットデータDs=「01」とに分割し、上位ビットデータDpをデータ加算器33に出力すると共に、下位ビットデータDsをデルタシグマ変調器32に出力する。
デルタシグマ変調器32の動作は第1実施形態のデルタシグマ変調器23と同様であるので、時刻t1〜t2の期間において、デルタシグマ変調器32から出力される1ビット信号Ssはローレベル(「0」)となる。また、データ加算器33は、変換クロックCL1の立ち上がりに同期して、データ分割器31から入力される上位ビットデータDpと、デルタシグマ変調器32から入力される1ビット信号Ssとを数値領域で加算し、その結果を加算データDpsとしてパルス幅変調器34に出力する。つまり、時刻t1〜t2の期間において、加算データDpsは「011」+「0」=「0011」となる。
パルス幅変調器34は、基本クロックCLo及び変換クロックCL1に同期して、加算データDps=「0011=‘3’」に応じたパルス幅、つまり3基本クロック分(To×3)に相当するパルス幅を有するパルス信号Poutを生成して積分器3に出力する。この際、第1実施形態とは異なり、変換クロックCL1の立ち上がりタイミング(時刻t1)とパルスの立ち上がりタイミングとは一致している。
<時刻t2〜t3の動作>
時刻t2において、データ分割器31は、前回の変換周期と同様に、変換クロックCL1の立ち上がりに同期して、入力データDin=「01101」を上位ビットデータDp=「011」と、下位ビットデータDs=「01」とに分割し、上位ビットデータDpをデータ加算器33に出力すると共に、下位ビットデータDsをデルタシグマ変調器32に出力する。
デルタシグマ変調器32の動作は第1実施形態のデルタシグマ変調器23と同様であるので、時刻t2〜t3の期間において、デルタシグマ変調器32から出力される1ビット信号Ssはローレベル(「0」)となる。また、データ加算器33は、変換クロックCL1の立ち上がりに同期して、データ分割器31から入力される上位ビットデータDpと、デルタシグマ変調器32から入力される1ビット信号Ssとを数値領域で加算し、その結果を加算データDpsとしてパルス幅変調器34に出力する。つまり、時刻t2〜t3の期間においても、加算データDpsは「011」+「0」=「0011」となる。
パルス幅変調器34は、前回の変換周期と同様に、基本クロックCLo及び変換クロックCL1に同期して、加算データDps=「0011=‘3’」に応じたパルス幅、つまり3基本クロック分に相当するパルス幅を有するパルス信号Poutを生成して積分器3に出力する。
<時刻t3〜t4の動作>
時刻t3において、データ分割器31は、前回の変換周期と同様に、変換クロックCL1の立ち上がりに同期して、入力データDin=「01101」を上位ビットデータDp=「011」と、下位ビットデータDs=「01」とに分割し、上位ビットデータDpをデータ加算器33に出力すると共に、下位ビットデータDsをデルタシグマ変調器32に出力する。
デルタシグマ変調器32の動作は第1実施形態のデルタシグマ変調器23と同様であるので、時刻t3〜t4の期間において、デルタシグマ変調器32から出力される1ビット信号Ssはローレベル(「0」)となる。また、データ加算器33は、変換クロックCL1の立ち上がりに同期して、データ分割器31から入力される上位ビットデータDpと、デルタシグマ変調器32から入力される1ビット信号Ssとを数値領域で加算し、その結果を加算データDpsとしてパルス幅変調器34に出力する。つまり、時刻t3〜t4の期間においても、加算データDpsは「011」+「0」=「0011」となる。
パルス幅変調器34は、前回の変換周期と同様に、基本クロックCLo及び変換クロックCL1に同期して、加算データDps=「0011=‘3’」に応じたパルス幅、つまり3基本クロック分に相当するパルス幅を有するパルス信号Poutを生成して積分器3に出力する。
<時刻t4〜t5の動作>
時刻t4において、データ分割器31は、前回の変換周期と同様に、変換クロックCL1の立ち上がりに同期して、入力データDin=「01101」を上位ビットデータDp=「011」と、下位ビットデータDs=「01」とに分割し、上位ビットデータDpをデータ加算器33に出力すると共に、下位ビットデータDsをデルタシグマ変調器32に出力する。
デルタシグマ変調器32の動作は第1実施形態のデルタシグマ変調器23と同様であるので、時刻t4〜t5の期間において、デルタシグマ変調器32から出力される1ビット信号Ssはハイレベル(「1」)となる。また、データ加算器33は、変換クロックCL1の立ち上がりに同期して、データ分割器31から入力される上位ビットデータDpと、デルタシグマ変調器32から入力される1ビット信号Ssとを数値領域で加算し、その結果を加算データDpsとしてパルス幅変調器34に出力する。つまり、時刻t4〜t5の期間において、加算データDpsは「011」+「1」=「0100」となる。
パルス幅変調器34は、基本クロックCLo及び変換クロックCL1に同期して、加算データDps=「0100=‘4’」に応じたパルス幅、つまり4基本クロック分(To×4)に相当するパルス幅を有するパルス信号Poutを生成して積分器3に出力する。
このように、4変換周期(4Tc)におけるパルス信号Poutの波形を見ると、第1実施形態と同様の波形が得られることがわかる。すなわち、第2実施形態のD/A変換器1Aの構成によっても、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。また、第2実施形態のD/A変換器1Aでは、第1実施形態のように、変換クロックCL1の立ち上がりタイミングとパルスの立ち上がりタイミングとの間に1基本クロック分の空き領域を設けたり、その空き領域に1ビット信号Ssを挿入するためのスイッチング動作を行う必要がないため、回路構成を簡略化することができ、コスト削減を図ることができるという効果を奏する。
なお、本発明は上記実施形態に限定されず、以下のような変形例が考えられる。
(1)上記第1実施形態では、パルスの前(変換クロックCL1の立ち上がりタイミングとパルスの立ち上がりタイミングとの間)に1基本クロック分の空き領域を設ける場合を例示して説明したが、パルスの後、つまりパルスの立ち下り後に1基本クロック分の空き領域を設け、その空き領域に1ビット信号Ssが挿入されるように信号加算器24を動作させても良い。
(2)上記第1及び第2実施形態では、入力データDinを5ビットと想定し、上位3ビットを上位ビットデータDpに割り振り、下位2ビットを下位ビットデータDsに割り振った場合を例示して説明したが、それら上位ビットデータDp及び下位ビットデータDsに割り振るビット数の比率は、入力データDinのビット数、D/A変換器1、1Aに求められる分解能及び変換速度、積分器3に設定すべき時定数などに応じて適宜設定すれば良い。
(3)上記第1及び第2実施形態では、多ビットデータ列(下位ビットデータDs)を1ビット信号に変換する手段として、デルタシグマ変調器23、32を用いた場合を例示して説明したが、これに限らず、多ビットデータ列を1ビット信号に変換可能であれば、他の手段を採用しても良い。また、デルタシグマ変調器23、32は、必ずしも1ビット信号のビット圧縮信号を生成するものでなくても良く、多ビットのビット圧縮信号を生成するものでも良い。
1、1A…D/A変換器、2、2A…パルス信号生成器、3…積分器、4…分周器、21、31…データ分割器、22、34…パルス幅変調器、23、32…デルタシグマ変調器、24…信号加算器、33…データ加算器、23a…加算回路、23b…遅延回路

Claims (3)

  1. 入力データに応じたパルス幅を有するパルス信号を生成するパルス信号生成部と、前記パルス信号を積分することで前記入力データに応じたアナログ信号を生成する積分部とを備えるD/A変換器において、
    前記パルス信号生成部は、前記入力データの上位ビットデータをパルス幅変調することで得られる上位ビットパルス信号と、前記入力データの下位ビットデータをデルタシグマ変調することで得られるビット圧縮信号とを時分割で選択することにより加算することで前記パルス信号を生成することを特徴とするD/A変換器。
  2. 前記パルス信号生成部は、
    前記入力データを上位ビットデータと下位ビットデータに分割するデータ分割部と、
    前記上位ビットデータをパルス幅変調することで前記上位ビットパルス信号を生成するパルス幅変調部と、
    前記下位ビットデータをデルタシグマ変調することで前記ビット圧縮信号を生成するデルタシグマ変調部と、
    前記上位ビットパルス信号と前記ビット圧縮信号とを時分割で選択することにより加算することで前記パルス信号を生成する信号加算部と
    を備えることを特徴とする請求項1記載のD/A変換器。
  3. 前記パルス幅変調部は、前記基本クロック及び当該基本クロックの2Np倍(Npは前記上位ビットデータのビット数)の周期を有する変換クロックを基に、1基本クロック単位でパルス幅が変化すると共に前記変換クロックと同一周期を有し、且つパルスの前または後に1基本クロック分の空き領域を有する前記上位ビットパルス信号を生成し、
    前記デルタシグマ変調部は、前記変換クロックに同期して前記ビット圧縮信号を生成し、
    前記信号加算部は、前記基本クロック及び前記変換クロックを基に、前記パルス幅変調部の出力と前記デルタシグマ変調部の出力とをスイッチングすることにより、前記ビット圧縮信号を前記上位ビットパルス信号の空き領域に挿入する
    ことを特徴とする請求項2記載のD/A変換器
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