JP5749372B2 - アナログディザリングを用いる時間/デジタル変換 - Google Patents

アナログディザリングを用いる時間/デジタル変換 Download PDF

Info

Publication number
JP5749372B2
JP5749372B2 JP2014088494A JP2014088494A JP5749372B2 JP 5749372 B2 JP5749372 B2 JP 5749372B2 JP 2014088494 A JP2014088494 A JP 2014088494A JP 2014088494 A JP2014088494 A JP 2014088494A JP 5749372 B2 JP5749372 B2 JP 5749372B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
dithering
digital
supply voltage
tdc
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014088494A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014217064A (ja
Inventor
カナル デービッド
カナル デービッド
ドロルム ジュリアン
ドロルム ジュリアン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Kasei EMD Corp
Original Assignee
Asahi Kasei EMD Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kasei EMD Corp filed Critical Asahi Kasei EMD Corp
Publication of JP2014217064A publication Critical patent/JP2014217064A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5749372B2 publication Critical patent/JP5749372B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/12Analogue/digital converters
    • H03M1/20Increasing resolution using an n bit system to obtain n + m bits
    • H03M1/201Increasing resolution using an n bit system to obtain n + m bits by dithering
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04FTIME-INTERVAL MEASURING
    • G04F10/00Apparatus for measuring unknown time intervals by electric means
    • G04F10/005Time-to-digital converters [TDC]
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/08Details of the phase-locked loop
    • H03L7/085Details of the phase-locked loop concerning mainly the frequency- or phase-detection arrangement including the filtering or amplification of its output signal
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/08Details of the phase-locked loop
    • H03L7/085Details of the phase-locked loop concerning mainly the frequency- or phase-detection arrangement including the filtering or amplification of its output signal
    • H03L7/093Details of the phase-locked loop concerning mainly the frequency- or phase-detection arrangement including the filtering or amplification of its output signal using special filtering or amplification characteristics in the loop
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/16Indirect frequency synthesis, i.e. generating a desired one of a number of predetermined frequencies using a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/18Indirect frequency synthesis, i.e. generating a desired one of a number of predetermined frequencies using a frequency- or phase-locked loop using a frequency divider or counter in the loop

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)

Description

本発明は、一般に、時間/デジタル変換のための装置および方法に関し、より具体的には、時間/デジタル変換器のためのディザリング技術に関する。
このセクションで述べられる手法は、追求することが可能ではあったが、必ずしも以前に考えられた、または追求されたことのある手法ではない。したがって、本明細書で別段示されない限り、本セクションで述べられる手法は、本出願の特許請求の範囲に対する先行技術ではなく、本セクションに含めることによって先行技術であると認められるものでもない。
時間/デジタル変換器(TDC:Time−to−Digital Convertor)は、2つの事象の間の時間間隔、すなわち開始事象と停止事象との間の時間を測定し、それをデジタル(バイナリコード)に変換するために、一般に使用される電子装置である。
TDCは、回路設計業界ではますます普及しており、今日では、様々な信号処理システムを設計するためにますます多くの用途で使用されている。たとえば、TDCは、周波数シンセサイザなどで使用される、オールデジタルフェーズロックループ(ADPLL:All Digital Phase−Locked Loop)において、位相検出器として働くことができる。他の用途は、TDCベースのアナログ/デジタル変換器(ADC:Analog−to−Digital Convertor)を含む。
時間/デジタル変換が、まず時間間隔を電圧に変換し、次いでこの電圧を従来のADCによってデジタル化することによって行われるという従来の手法に基づいて、元来のアナログで実現されるものに比べて、完全なデジタルによる解決手法は、はるかにロバストである。
たとえば、カウンタベースのTDCのような、完全なデジタルによる解決手法の動作の原理は、時間間隔を量子化するための最善の解決策はその間隔中に収まる基準クロックのサイクルをカウントすることである、という考えに依拠する。しかし、測定すべき間隔は、基準クロック信号に対して完全に非同期である開始信号と停止信号とによって規定される。これは、時間間隔の開始時と終了時に測定誤差を生じさせる。測定精度は、クロック周波数をより高くすることによって、高めることができる。しかし、クロック周波数を高くすると、そのクロック信号を発生させて処理するために、電力消費が増加することになる。
したがって、上記のカウンタベースのTDCに対する代替えとして、デジタルディレイライン(delay−line)を使用する。そのようなデジタルディレイラインベースのTDCでは、開始信号は、直列に接続されるロジックゲートなど、カスケードされた遅延素子の連なりを含むディレイライン中に送られる。したがって、開始信号は、ディレイラインに沿って遅延し、それぞれの遅延素子は、開始信号の遅延バージョンを発生させる。停止信号の到着時に、開始信号の遅延バージョンが並行してサンプルされる。次いで、温度計コード/バイナリコードエンコーダが、サンプルの群によって規定される温度計コードからバイナリコードの、TDC出力値を発生させる。ラッチまたはフリップフロップのどちらかをサンプリング素子として使用することができる。したがって、その解決手法は、連なっている遅延素子の遅延に依存する。
そのようなTDCからの全ノイズは、その限定的な解決手法から生じる量子化ノイズと、そのロジックゲートが遷移する毎に加えられるアナログジッタとの和である。
いくつかの用途では、量子化ノイズ電力が高周波に向かって除去されるように、ノイズシェーピング(noise shaping)技術を使用することが可能である。これは、デジタルPLLの場合、特に適している。この場合、ノイズ動作は、理想的にはアナログジッタ源のみに限定される。
しかし、ある量子化ノイズは、ノイズシェーピングが不完全であるために、なお低周波において現れる恐れがある。
図1のスペクトル図で示されるように(図1はPLLのオフセット周波数fの関数として、VCOの出力における出力パワーL(f)を例示する)、これは、デジタルPLL中で使用されるとき、出力スペクトル上の突出部11をもたらすことになる恐れがある。
そのような問題を回避し、ノイズシェーピング性能を最適化するために、ディザリング技術を使用することができる。
取りうる解決策は、TDCエンコーダの出力においてデジタルノイズを加えることである。このノイズは、疑似乱数発生器によって発生することができる。しかし、この解決策の予想される欠点は、加えられたノイズが、TDCの固有のアナログ性能より著しく強くなる恐れがあることである。
本発明は、ディザリングを用いて時間/デジタル変換を行うための代替えの解決策を提供することを目的とする。
基本的に、提案する解決策は、あらゆるディレイラインベースの時間/デジタル変換メカニズムは、時間差を、開始信号が停止信号の生じるまでそれを通って伝搬するロジックゲートに起因する伝搬遅延の数として表現することに存する、という所見に基づくものである。しばしば、TDCは、その伝搬遅延が供給電圧に対して依存性を示すロジックゲートから構築される。これは、少なくとも標準ロジックゲートが使用されるときの場合である。したがって、供給電圧を変調することは、同時に変換ゲインを変調し、かつ、ディザリングを変換メカニズム中に導入することになる。
したがって、本発明の第1の態様は、第1の信号のアクティブエッジと第2の信号のアクティブエッジとの間の時間間隔をバイナリコードに変換するための、アナログディザリングを用いて時間/デジタル変換装置に関するものであり、
Q個のカスケードされた遅延素子の配列であって、それぞれが、供給電圧に対して依存性を示す伝搬遅延を有し、前記配列は、入力において第1の信号を受け取る、Q個のカスケードされた遅延素子の配列と、
第2の信号のアクティブエッジに応答して、Q個の遅延素子の個別の出力をサンプリングすることによってQ個のサンプル値を発生させるように適合されたQ個のサンプリング要素の群と、
Q個のサンプリング値からバイナリコードを発生されるように適合されたエンコーダと、
を有する時間/デジタル変換器(TDC)と、
デジタルドメイン中でディザリング信号を発生させるように適合されたデジタルのディザリング信号発生器と、
ディザリング信号について、TDCの遅延素子の供給電圧を発生させるように適合された供給電圧発生器と、
を有するディザリング装置と、を含む。
本発明の第2の態様は、時間/デジタル変換器(TDC)を使用して第1の信号のアクティブエッジと第2の信号のアクティブエッジとの間の時間間隔をバイナリコードに変換するための、アナログディザリングを用いる時間/デジタル変換の方法に関するものであり、時間/デジタル変換器(TDC)は、
Q個のカスケードされた遅延素子の配列であって、それぞれが、供給電圧に対して依存性を示す伝搬遅延を有し、前記配列は、入力において第1の信号を受け取る、Q個のカスケードされた遅延素子の配列と、
第2の信号のアクティブエッジに応答して、Q個の遅延素子の個別の出力をサンプリングすることによって、Q個のサンプル値を発生させるように適合されたQ個のサンプリング要素の群と、
Q個のサンプル値からバイナリコードを発生させるように適合されたエンコーダと、を有し、
前記方法は、
デジタルドメイン中でディザリング信号を発生させるステップと、
ディザリング信号について、TDCの遅延素子の供給電圧を発生させるステップと、を含む。
上述の第1の信号は、変換すべきタイミング情報を伝える信号(または信号の群)であり、本明細書では開始信号と言う。第2の信号は、第1の信号と第2の信号との遅延差を保持させて、時間/デジタル変換を起動するように適合されたサンプリング信号であり、本明細書では停止信号と言う。
したがって、提案するディザリングは、たとえば、1または複数の周期的な波形、たとえば三角波信号のデジタル値を加算することによって、デジタルドメイン中で構築される供給電圧変調に依拠する。
ディザリングは、デジタル的に発生し制御されるが、アナログドメイン中で、すなわち、それらの供給電圧の変調の結果として生じる遅延素子の伝搬遅延の変動を通じて追加される。したがって、それは新しい量子化およびエイリアシングのノイズを導入しないが、デジタルドメイン中で追加されるディザリングは、新しい量子化およびエイリアシングのノイズを導入することになる。
本発明の第3の態様は、フェーズロックループ(PLL)ベースの周波数シンセサイザに関するものであり、このフェーズロックループ(PLL)ベースの周波数シンセサイザは、第1の態様によるアナログディザリングを用いる時間/デジタル変換装置を含む位相/周波数検出器(PFD:Phase/Frequency Detector)を有する。
過剰な量子化ノイズが存在する場合、PLLのオフセット周波数の関数としてPLLのVCOの出力で、出力パワーを例示するスペクトル図である。 TDCの概略ブロック図である。 図2のTDCの開始信号の遅延バージョンの群を示すタイミング図である。 提案する実施形態による時間/デジタル変換装置の概略ブロック図である。 図4の装置によって発生する変調したTDC電源のタイミング図である。 提案する実施形態による時間/デジタル変換方法のステップを例示するフローチャートである。 図4の時間/デジタル変換装置を使用する、PLLベースの周波数シンセサイザの概略ブロック図である。
本発明の実施形態は、添付の図面の図において、例として示され、これに限定されるものではない。添付の図面の図においては、同様の参照番号は、同様の要素を示す。
以下の記述および図面では、開始信号および停止信号のアクティブエッジは、立ち上がりエッジであり、したがって信号は、HIGHロジック状態で活動状態であり、LOWロジック状態では非活動状態であると仮定することにする。
図2を参照すると、本発明の実施例を適用可能な時間/デジタル変換器(TDC)20の一例の概略回路図が示されている。図示されているTDCは、タップドディレイライン構造21に基づき、そこで開始信号が送られる。開始信号は、変換すべき時間情報を伝える信号である。
タップドディレイライン21は、Q個の遅延素子またはセルを含み、それぞれが基本遅延時間τを導入する。たとえば、この遅延素子は、直列でカスケードされるロジックゲートG〜Gである。ロジックゲートG〜Gは、この用途に適した任意のタイプのもの、たとえば、適宜、配置されるパスゲート、インバータ、バッファ、NANDゲート、またはNORゲートとすることができる。
いくつかのTDCシステムはディレイラインに基づくものではないが、本明細書に述べられる新機軸の原理は、Q個の遅延素子の配列部を含み、それぞれが基本遅延時間τを導入するという範囲において、それらのTDCシステムに適用可能であることを理解されたい。
ディレイラインを通じて伝搬するとき、開始信号は遅延する。より正確には、Q個までの開始信号の遅延バージョンを発生させることができる。TDCは、Q個のサンプリング要素S〜Sをさらに含み、それらは、遅延素子G〜Gの出力に個別に接続される。示される実施例では、サンプリング要素S〜Sは、フリップフロップ、たとえばD−フリップフロップである。しかし、この具体的な用途に適した任意の他の装置、たとえばD−ラッチなどのラッチのようなサンプリング要素として使用することができることを理解されたい。
サンプリング要素S〜Sは、停止信号の立ち上がりエッジ時に、ディレイラインの状態をサンプリングするように適合される。別の言い方をすれば、サンプリングプロセスは、停止信号が生じた時点で、ディレイラインの遅延素子の状態HIGHまたはLOWを保持させる。停止信号は、開始信号と停止信号との遅延値を保持させて、時間/デジタル変換を起動するように適合されたサンプリング信号として使用される。
いくつかの用途では、停止信号のアクティブエッジは、多数のフリップフロップを駆動し、十分に駆動能力をもたらすために、バッファツリー(buffer−tree、図示せず)が使用されうる。
停止信号のアクティブエッジが生じたとき、開始信号は、遅延素子のラインを通って伝搬しており、一定の数k個の遅延素子の分だけ遅延している(ただしk≦Qである)。ディレイラインの状態は、停止信号のアクティブエッジの到着時にサンプリングされる。その結果フリップフロップS〜Sの出力は、停止信号でサンプリングされる。停止信号は、すべてのフリップフロップ出力をラッチする。
図3のタイミング図に示されるように、開始信号のアクティブエッジと停止信号のアクティブエッジとの間の時間間隔ΔTは、HIGH値中でサンプリングされたフリップフロップの数kに比例する。
これは、温度計コードを与える。というのは、開始信号が既に通過したすべての遅延素子が、対応するサンプリング要素の出力においてHIGH値を与え、これに対して、開始信号がまだ通過していないすべての遅延素子が、LOW値を与えるからである。この温度計コード中でHIGHからLOWに遷移する位置は、開始信号と停止信号との間に渡る時間間隔ΔTの間に、開始信号がどこまで遠くに伝搬することができたのかを示す。したがって、この遷移は、時間間隔ΔTのための測定単位になる。別の言い方をすれば、時間間隔ΔTの測定は、停止信号の到着時にHIGH出力を有するサンプリング要素すべての数に関連付けられる。
TDCは、最終的に、入力においてサンプリング要素S〜SのQ個の出力を受け取り、出力から、所与の数P個のビットによるバイナリコードTDC_outputをもたらす温度計コード/バイナリコード変換器22を含む。このバイナリコードは、開始信号と停止信号との間の時間間隔ΔTを表すTDC出力値である。
通常、TDCは、遅延素子、たとえばロジックゲートG〜Gから構築され、その伝搬遅延は、それらの供給電圧VDDに対して実質的な依存性を示し、提案する解決策の実施形態は、ディザリング信号によって当該供給電圧を変調するという考えに依拠する。任意のディレイラインベースのTDCの動作の原理が、開始信号と停止信号との間の時間差を、ゲートによって導入される伝搬遅延の数として表現することに在ると仮定すれば、それらの供給電圧を変調すると、それらの変換ゲインを変調することになる。よって、アナログディザリング信号は、時間/デジタル変換メカニズム中に効率的な方法で導入される。
供給電圧変調は、デジタルドメイン中で、たとえば1または複数の周期的な波形、たとえば三角波信号のデジタル値を加算することによって行われる。
図4の回路図を参照すると、提案する実施形態による時間/デジタル変換装置は、図2とともに上述した標準TDC20と、ディザリング装置30とを含みうる。
ディザリング装置30は、たとえば、三角波信号TS1およびTS2をそれぞれ発生させるように適合された、少なくとも2つのデジタル発生器41および42を備えるディザリング信号発生器40を含む。三角波信号は、本実施形態の目的のためには、周期的な波形の適当な実施例である。というのは、それらは、デジタルドメイン中で発生させるのが容易であるからである。それらは、デジタル値を格納したルックアップテーブルから発生させることができる。しかし、三角波信号の代わりに、またはそれに加えて、任意の他の周期的な波形を使用しうることを理解されたい。
いくつかの実施形態では、周期的な波形TS1およびTS2の振幅および基本周波数は、プログラム可能とすることができる。
図4に示すディザリング信号発生器40は、デジタル加算回路または加算器43をさらに含み、デジタル加算回路または加算器43は、信号TS1およびTS2の個別のデジタル値を加算して、これらの加算から得られたデジタルのディザリング信号DSを出力するように適合される。
信号TS1およびTS2のような周期的な波形をより多くそれぞれ発生させるために、発生器41および42のような発生器をより多く使用することができ、それら信号は、その目的のために、追加の入力を有する加算器43中で加算されることは、当業者であれば、理解されるであろう。また、他のタイプの周期的な信号発生器、たとえば正弦波信号発生器、方形波信号発生器などを使用しうることもまた、理解されるであろう。
ディザリング信号DSは、たとえば、限定されたレンジのデジタル/アナログ変換器(DAC)44を含むTDC供給電圧発生器50に入力され、デジタル/アナログ変換器(DAC)44の後には低域通過フィルタ(LPF)45および電力段または電力増幅器(PA:Power Amplifier)46が続く。発生器50は、インピーダンスを十分に低くして、供給電圧TDC_supplyを発生するように適合される。いくつかの実施形態では、LPF45は、プログラム可能となっていてもよい。
TDC_supply電圧は、低域通過フィルタでフィルタリングされ、アナログの変換されたディザリング信号DSに対して、供給電圧VDDから電力増幅器46によって発生する。それは、(通常の)供給電圧VDDの代わりに、TDC20のための供給電圧として使用される。したがって、それは、遅延素子G〜Gによって導入される遅延の変調を生じさせるTDC供給電圧変調を通じて、ディザリングを時間/デジタル変換メカニズム中に供給する。別の言い方をすれば、提案するディザリング技術は、時間/デジタル変換ゲインを変化させることによってノイズを導入する。
このディザリング技術によって追加されるノイズ電力は、制限される制御可能な周波数範囲および電力を有しうる。これは、たとえば、加算器43中に加えられる信号TS1およびTS2のような周期的な波形の数、周波数、および/または振幅を制御することによって、達成されうる。別の言い方をすれば、シェーピングすることができ、それによって、TDC性能の劣化を避けることのできる電力周波数スペクトルを有するディザリングが追加される。
提案する実施形態に係るディザリングは、デジタル的に制御されるが、アナログドメイン中で、すなわち低域通過フィルタでフィルタリングされることにより、連続波として追加されることを理解されたい。したがって、それは、新しい量子化およびエイリアシングのノイズ源を導入しないが、デジタルドメインで加えられる場合、ディザリングは、ノイズ源を導入することになる。
図5のタイミング図で示されるように、三角波信号TS1およびTS2にそれぞれ付随する2つのトーンの組み合わせが、より低い周波数でのビートを生成する。TDC_supply電圧の特定の形状は、時間/デジタル変換装置が周波数シンセサイザ中で使用される時、フラクショナルN型デルタ/シグマ(fractional−N delta−sigma)変調パターンと相関を有さず、したがって不要な相互変調トーンを発生させない。
さらに、装置が周波数シンセサイザ中で使用されるとき、三角波信号の周波数は、PLL帯域幅の外部に入るように選択されうる。それによってPLLループフィルタリングから利益を得られる。
他の用途においては、供給電圧変調は、デジタルドメイン中ではその後に除去されうるディザリングを提供する。
図6のフローチャートを参照すると、本方法は、
デジタルドメイン中でディザリング信号DSを発生させるステップ61と、
ディザリング信号に対して、TDCのデジタルディレイラインの遅延素子の供給電圧TDC_supplyを発生させるステップ62とを含む。
ディザリング信号は、デジタルドメイン中で、2つの周期的な波形TS1とTS2との和、またはこれらのような信号のより多くの和として発生させることができる。
いくつかの実施形態では、周期的な波形の振幅および/または基本周波数は、プログラム可能である。
たとえば、ディザリング信号は、周期的な波形の個別のデジタル値を加算することによって発生させることができる。
一実施例では、周期的な波形は、三角波信号とすることができる。
TDC供給電圧発生器のデジタルディレイラインの遅延素子の供給電圧を発生するステップは、
ディザリング信号をデジタル/アナログ変換するステップと、
アナログに変換したディザリング信号を低域通過フィルタでフィルタリングするステップと、
低域通過フィルタでフィルタリングしたアナログの変換したディザリング信号に対して、TDC供給電圧を発生するステップと、を含んでいてもよい。
一実施形態では、アナログに変換したディザリング信号を低域通過フィルタでフィルタリングするステップは、プログラム可能な低域通過フィルタを使用して実行される。
上述した時間/デジタル変換の仕組みは、広範な電子装置において使用することができる。たとえば、それは、たとえばフラクショナルフェーズロックループ(PLL)の原理によって動作する周波数シンセサイザにおいて見られるように、位相/周波数検出器(PFD)回路中で使用することができる。
周波数シンセサイザは、用途に依存する周波数範囲のいずれをも発生させるように適合された電子システムである。それらは、携帯電話のための送受信器、無線通信基地局、衛星受信機、GPSシステムおよび様々な他の電子用途を含む、多くの現代の装置において見られる。
図7の回路ブロック図を参照すると、PLLベースの周波数シンセサイザの基本要素および構成は、次の通りである。
これらの要素は、PFD回路73を含み、それは、2つの入力信号の位相を比較するように適合され、かつ、これらの位相の間の差に比例する誤差信号を生成する。誤差信号は、LPF74中において低域通過フィルタでフィルタリングされて、出力周波数foutを生成する電圧制御による発振器(VCO)75を駆動するために使用される。出力周波数foutは、周波数分周器76を通じてPFDの1つの入力に送られて戻されて、ネガティブフィードバックループを生成する。周波数分周器76は、出力周波数foutを所与の数Nによって分周するように適合され、それによってPFDの入力において周波数を供給する。もし、周波数fout/Nが上または下に変位した場合、位相誤差信号は、それぞれ減少、または増加することになり、したがってVCOの出力周波数foutを反対方向に駆動し、それによって誤差を減少させる。したがって、出力は、N倍である他の入力における周波数にロックされる。この他の入力は、基準周波数fREFと呼ばれる固定周波数を受け取る。基準周波数fREFは、非常に安定した公称周波数fを発生させる水晶発振器71から、通常、公称周波数fをMによって分周されるように適合された周波数分周器72を通じて得ることができ、したがって、fREF=f/Mである。
複数の周波数を発生させる周波数シンセサイザの能力は、出力とフィードバック入力との間に配置される周波数分周器76を制御するデジタル入力、すなわち分周ファクタNに起因する。分周ファクタNは、分数とすることもできる。
実施形態によれば、PFDは、上記に述べられたような、すなわちその供給電圧が図4に示されるような供給電圧発生器50によって発生する標準TDC20を有する時間/デジタル変換装置を含む。TDC20の供給電圧によって、電圧が当該TDCの遅延素子に給電され、その伝搬遅延が当該供給電圧に対して依存性を示すことを理解されたい。
一実施形態では、TDC20に入力される開始信号は、基準周波数fREFにおける信号であり、停止信号は、分周された周波数fout/NにおけるPLLフィードバック信号である。
本開示の別の態様は、前述したように、アナログディザリングを用いて時間/デジタル変換の方法に関し、開始信号のアクティブエッジと停止信号のアクティブエッジとの間の時間間隔を、ディレイラインベースのTDCを使用して、バイナリコードに変換する方法である。
「備える(comprise)」、「含む(include)」、「組み込む(incorporate)」、「含む(contain)」、「である(is)」および「有する(have)」などの表現は、本記述およびその関連する特許請求の範囲を読み取るとき、非排他的なように解釈すべきである、すなわち存在するものと明白にまた規定されていない他のアイテムまたは構成要素を認めるように解釈すべきである。単数としての参照は、また、複数として参照するとして、そしてその逆としても解釈すべきである。
現時点で、本発明の好ましい実施形態と考えられるものを例示し述べてきたが、当業者は、本発明の真の範囲から逸脱せずに、様々な他の変形を行うことができ、同等物に置き換えることができることが理解されるであろう。さらに、具体的な状況を本発明の教示に適合させるために、本明細書に述べられた中心の発明の概念から逸脱せずに、多くの変形を行うことができる。さらにまた、本発明の実施形態は、上記に述べられた特徴をすべて含まなくてもよい。したがって、本発明は、開示した具体的な実施形態に限定すべきでなく、しかも本発明は、添付の特許請求の範囲内に含まれる、すべての実施形態を含むと意図される。
当業者であれば、ロジックブロックの間の境界が単に例示的であり、代替的実施形態は、ロジックブロックまたは回路要素を単に融合させることができる、または様々なロジックブロックまたは回路要素に対して、代替えの機能性分解を課すことができることは、理解できるであろう。たとえば、図4に示されている回路図の実施例において、低域通過フィルタ45および電力段46は、別々の機能ブロックとして描かれている。しかし、当業者であれば、単一の増幅器およびインテグレータの段、たとえば、適宜選択されるゲインを有する演算増幅器ベースのインテグレータが、両方の機能を同時に果たしうることが理解できるであろう。
さらに、当業者は、本発明の範囲から逸脱せずに、本記述で開示した様々なパラメータを修正することができ、開示した、および/または請求する様々な実施形態を組み合わすことができ、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲だけによって規定されることを容易に理解されるはずである。
20 時間/デジタル変換器(TDC)
30 ディザリング装置
40 ディザリング信号発生器
41、42 デジタル発生器
43 デジタル加算回路
44 デジタル/アナログ変換器(DAC)
45 低域通過フィルタ(LPF)
46 電力段
50 供給電圧発生器
71 水晶発振器
72 周波数分周器
73 PFD回路
74 LPF
75 発振器(VCO)
76 周波数分周器
〜G 遅延素子
〜S フリップフロップ

Claims (17)

  1. 第1の信号のアクティブエッジと第2の信号のアクティブエッジとの間の時間間隔をバイナリコードに変換するための、アナログディザリングを用いる時間/デジタル変換装置において、
    時間/デジタル変換器(TDC)であって、
    Q個のカスケードされた遅延素子の配列であって、それぞれが、前記遅延素子の電源への供給電圧に対して依存性を示す伝搬遅延を有し、前記配列は入力で前記第1の信号を受け取る、Q個のカスケードされた遅延素子の配列と、
    第2の信号の前記アクティブエッジに応答して、前記Q個の遅延素子の個別の出力をサンプリングすることによって、Q個のサンプル値を発生させるように適合されたQ個のサンプリング要素の群と、
    前記Q個のサンプル値から前記バイナリコードを発生させるように適合されたエンコーダと、を有する、TDCと、
    ディザリング装置であって、
    ジタルドメイン中でディザリング信号を発生させるように適合されたデジタルのディザリング信号発生器と、
    前記ディザリング信号について、前記TDCの前記遅延素子の前記供給電圧を発生させるように適合された供給電圧発生器と、を有するディザリング装置と、
    を含むことを特徴とする時間/デジタル変換装置。
  2. 前記ディザリング信号発生器は、前記デジタルドメイン中で少なくとも2つの周期的な波形の和として、前記ディザリング信号を発生させるように適合されることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記周期的な波形の振幅または基本周波数は、プログラム可能であることを特徴とする請求項2に記載の装置。
  4. 前記ディザリング信号発生器は、
    前記周期的な波形のデジタル値をそれぞれ供給するように適合されたデジタル発生器と、
    前記周期的な波形の個別のデジタル値を加算することによって、前記ディザリング信号を発生させるように適合されたデジタル加算回路と、
    を含むことを特徴とする請求項2または3に記載の装置。
  5. 前記周期的な波形は、三角波信号であることを特徴とする請求項2から4のいずれか一項に記載の装置。
  6. 前記供給電圧発生器は、
    前記ディザリング信号発生器に結合され、前記ディザリング信号を受け取るためのデジタル/アナログ変換器(DAC)と、
    前記DACに結合され、前記アナログ変換されたディザリング信号を受け取るための低域通過フィルタと、
    前記低域通過フィルタに結合された電力段であって、前記低域通過フィルタでフィルタリングされアナログ変換されたディザリング信号について、前記供給電圧を発生させるように適合された電力段と、
    を含むことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の装置。
  7. 前記低域通過フィルタは、プログラム可能であることを特徴とする請求項6に記載の装置。
  8. 時間/デジタル変換器(TDC)を使用して第1の信号のアクティブエッジと第2の信号のアクティブエッジとの間の時間間隔をバイナリコードに変換するための、アナログディザリングを用いる時間/デジタル変換の方法において、
    前記TDCは、
    Q個のカスケードされた遅延素子の配列であって、それぞれが、前記遅延素子の電源への供給電圧に対して依存性を示す伝搬遅延を有し、前記配列は、入力で前記第1の信号を受け取る、Q個のカスケードされた遅延素子の配列と、
    前記第2の信号の前記アクティブエッジに応答して、前記Q個の遅延素子の個別の出力をサンプリングすることによって、Q個のサンプル値を発生させるように適合されたQ個のサンプリング要素の群と、
    前記Q個のサンプル値から前記バイナリコードを発生させるように適合されたエンコーダと、
    を有し、
    前記方法は、
    ジタルドメイン中でディザリング信号を発生させるステップと、
    前記ディザリング信号について、前記TDCの前記遅延素子の前記供給電圧を発生させるステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  9. 前記ディザリング信号は、前記デジタルドメイン中で少なくとも2つの周期的な波形の和として発生することを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 前記周期的な波形の振幅または基本周波数は、プログラム可能であることを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 前記ディザリング信号は、前記周期的な波形の個別のデジタル値を加算することによって発生することを特徴とする請求項9または10に記載の方法。
  12. 前記周期的な波形は、三角波信号であることを特徴とする請求項9から11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記TDCの前記遅延素子の前記供給電圧を発生させるステップは、
    前記ディザリング信号をデジタル/アナログ変換するステップと、
    前記アナログ変換されたディザリング信号を低域通過フィルタでフィルタリングするステップと、
    前記低域通過フィルタでフィルタリングされアナログ変換されたディザリング信号について、前記供給電圧を発生させるステップと、
    を含むことを特徴とする請求項8から12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記アナログ変換されたディザリング信号を低域通過フィルタでフィルタリングするステップは、プログラム可能な低域通過フィルタを使用して実行されることを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 請求項1から7のいずれか一項に記載のアナログディザリングを用いる時間/デジタル変換装置を含む位相/周波数検出器回路を有するフェーズロックループベースの周波数シンセサイザ。
  16. 前記遅延素子は、その伝搬遅延が前記供給電圧に対して依存性を示すロジックゲートから構築されることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の装置。
  17. 前記遅延素子は、その伝搬遅延が前記供給電圧に対して依存性を示すロジックゲートから構築されることを特徴とする請求項8から14のいずれか一項に記載の方法。
JP2014088494A 2013-04-24 2014-04-22 アナログディザリングを用いる時間/デジタル変換 Active JP5749372B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP13305539.2A EP2796945A1 (en) 2013-04-24 2013-04-24 Time-to-digital conversion with analog dithering
EP13305539.2 2013-04-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014217064A JP2014217064A (ja) 2014-11-17
JP5749372B2 true JP5749372B2 (ja) 2015-07-15

Family

ID=48444283

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014088494A Active JP5749372B2 (ja) 2013-04-24 2014-04-22 アナログディザリングを用いる時間/デジタル変換

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8963750B2 (ja)
EP (1) EP2796945A1 (ja)
JP (1) JP5749372B2 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8976053B1 (en) * 2013-10-04 2015-03-10 Amlogic Co., Ltd. Method and apparatus for Vernier ring time to digital converter with self-delay ratio calibration
US9529336B2 (en) 2015-02-25 2016-12-27 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Analog to digital converter compatible with image sensor readout
TWI565244B (zh) * 2015-03-19 2017-01-01 禾瑞亞科技股份有限公司 電源產生電路、頻率產生電路與頻率控制系統
KR20160123708A (ko) * 2015-04-17 2016-10-26 에스케이하이닉스 주식회사 이미지 센싱 장치
US9976924B2 (en) * 2015-04-20 2018-05-22 Infineon Technologies Ag System and method for a MEMS sensor
US10454483B2 (en) * 2016-10-24 2019-10-22 Analog Devices, Inc. Open loop oscillator time-to-digital conversion
US10768580B2 (en) * 2017-03-02 2020-09-08 Intel IP Corporation Time-to-digital converter, digital phase-locked loop, method for operating a time-to-digital converter, and method for a digital phase-locked loop
JP2021052258A (ja) 2019-09-24 2021-04-01 セイコーエプソン株式会社 回路装置、物理量測定装置、電子機器及び移動体
TWI733415B (zh) * 2020-04-16 2021-07-11 瑞昱半導體股份有限公司 鎖相迴路裝置與時脈產生方法
WO2021223872A1 (en) * 2020-05-07 2021-11-11 Advantest Corporation A measurement unit configured to provide a measurement result value using calculated second values
WO2021223871A1 (en) * 2020-05-07 2021-11-11 Advantest Corporation A measurement unit configured to provide a measurement result value

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2599634Y2 (ja) * 1993-04-01 1999-09-13 株式会社アドバンテスト ディザー回路付きad変換回路
JPH07281668A (ja) * 1994-04-13 1995-10-27 Roland Corp 波形発生装置
JP2000183741A (ja) * 1998-12-15 2000-06-30 Fuji Electric Co Ltd Ad変換回路
JP4008200B2 (ja) * 2001-01-16 2007-11-14 株式会社デンソー フィルタ機能を有する信号レベル検出方法及び装置
US7205924B2 (en) * 2004-11-18 2007-04-17 Texas Instruments Incorporated Circuit for high-resolution phase detection in a digital RF processor
US7570182B2 (en) * 2006-09-15 2009-08-04 Texas Instruments Incorporated Adaptive spectral noise shaping to improve time to digital converter quantization resolution using dithering
FR2912572A1 (fr) * 2007-02-08 2008-08-15 St Microelectronics Sa Procede d'ajout d'un bruit aleatoire dans un circuit convertisseur temps-numerique et circuits pour mettre en oeuvre le procede
US20120244824A1 (en) * 2007-02-12 2012-09-27 Texas Instruments Incorporated Minimization of rms phase error in a phase locked loop by dithering of a frequency reference
US8045670B2 (en) * 2007-06-22 2011-10-25 Texas Instruments Incorporated Interpolative all-digital phase locked loop
US7746256B2 (en) * 2007-10-05 2010-06-29 Infineon Technologies Ag Analog to digital conversion using irregular sampling
US8054116B2 (en) * 2008-01-23 2011-11-08 Qualcomm Incorporated Threshold dithering for time-to-digital converters
EP2194646B1 (en) * 2008-12-04 2013-01-02 STMicroelectronics Srl Method of improving noise characteristics of an ADPLL and a relative ADPLL
JP5452263B2 (ja) * 2010-02-04 2014-03-26 オリンパス株式会社 データ処理方法および固体撮像装置
JP2011253964A (ja) * 2010-06-02 2011-12-15 Sumitomo Electric Ind Ltd 半導体レーザ装置、および、半導体レーザ装置の試験方法
US8198929B2 (en) * 2010-08-31 2012-06-12 Intel Corporation Dynamic element matching for time-to-digital converters
JP5472243B2 (ja) * 2011-09-20 2014-04-16 株式会社デンソー Ad変換装置
US8618967B2 (en) * 2012-03-30 2013-12-31 Broadcom Corporation Systems, circuits, and methods for a sigma-delta based time to digital converter
US8552767B1 (en) * 2012-03-30 2013-10-08 Broadcom Corporation Systems, circuits, and methods for a digital frequency synthesizer

Also Published As

Publication number Publication date
EP2796945A1 (en) 2014-10-29
JP2014217064A (ja) 2014-11-17
US20140320324A1 (en) 2014-10-30
US8963750B2 (en) 2015-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5749372B2 (ja) アナログディザリングを用いる時間/デジタル変換
US9989928B2 (en) Time-to-digital converter
US9337852B2 (en) Removing deterministic phase errors from fractional-N PLLs
KR101228395B1 (ko) 자기-정정 위상-디지털 전달 함수를 갖는 위상-동기 루프
US7425874B2 (en) All-digital phase-locked loop for a digital pulse-width modulator
US7733151B1 (en) Operating clock generation system and method for audio applications
US8198929B2 (en) Dynamic element matching for time-to-digital converters
US6396313B1 (en) Noise-shaped digital frequency synthesis
US8456344B1 (en) Method and apparatus for generating a target frequency having an over-sampled data rate using a system clock having a different frequency
US8242941B2 (en) Pulse modulation A/D-converter with feedback
US8395428B2 (en) Reference clock sampling digital PLL
KR101935832B1 (ko) 신호의 듀티비 조절 장치
JP2012039551A (ja) Pll周波数シンセサイザ、無線通信装置およびpll周波数シンセサイザの制御方法
KR20150145360A (ko) 미세 다중 샘플링 시간-디지털 변환기를 이용한 올-디지털 위상 잠금 루프 및 그 동작 방법
US9509320B2 (en) Feedback loop frequency synthesizer device
JP2011097269A (ja) アナログデジタル変換器
Ye et al. Reduced complexity MASH delta–sigma modulator
EP2818946A1 (en) Low quantization noise time-to-digital conversion
KR101300828B1 (ko) Sar 기법을 이용한 타임-투-디지털 컨버터 및 그 방법
Ameur et al. Design and FPGA-based multi-channel, low phase-jitter ADPLL for audio data converter
Temporiti et al. Insights into wideband fractional all-digital PLLs for RF applications
Gui et al. The effects of flying-adder clocks on digital-to-analog converters
Sotiriadis All-digital frequency and clock synthesis architectures from a signals and systems perspective, current state and future directions
Zhou et al. A spur-reduction Delta-Sigma Modulator with efficient dithering for fractional frequency synthesizer
Basetas et al. Comparison of Two All-Digital Frequency Synthesizers with a Jitter Removal Circuit

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150205

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150210

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150327

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150421

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150513

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5749372

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350