JP5723325B2 - クロック変調回路 - Google Patents
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Description
このような構成により、マスタクロックに変調をかけ、マスタクロックの周波数の整数倍の周波数に発生していた電磁不要輻射のピークをその発生していた周波数の上下に拡散し、電磁不要輻射のピークを低減することができる。例えば、遅延ゲートのチェーンからアップダウンカウンタなどを用いて周期的に出力クロックを選択することで、アップダウンカウンタ1周期にあたる周波数を搬送波として、周波数変調により電磁不要輻射ノイズは、その搬送波周波数帯域へ拡散することができる。
図2は、乱数発生器により出力クロックを選択した場合のタイミングチャートを説明するための図である。図2は、例として8段カスケード接続した遅延回路で、遅延回路からクロック信号CLKD[0]〜CLKD[7]が出力されている。図2では、クロック信号CLK[7]の立下りタイミング毎にクロック信号CLKD[0]〜CLKD[7]から1つ選択され、出力クロックCLK_OUTとして出力される。図中のT_HはH区間のパルス幅、T_LはL区間のパルス幅を表し、D1〜D7はCLKD[1]〜CLKD[7]におけるCLKD[0]からの遅延時間を表す。
また、クロック変調器をデジタルシステムで用いた場合、回路動作においてパルス幅が短くなるとセットアップ/ホールドタイミングの制約条件が厳しくなる。例えば、入力信号のHとLパルス幅のデューティ比が50%で、遅延回路の最終段までの遅延時間をT_H/2とした場合、最小パルス幅はT_L/2となり、これは回路の動作周波数を2倍で動作させる場合のセットアップ/ホールドタイミングの制約条件と等価であるといえる。そのため、回路をより高速に動作させなければならなくなり消費電力の増加につながる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記クロック部(400)が、基準となる所定の信号を分周した複数のクロック信号を生成する分周器(410)と、ランダムな制御信号を生成する乱数発生回路(430)と、前記ランダムな制御信号にしたがい、前記分周器(410)からの複数のクロック信号の中から1つのクロック信号を選択して前記周期制御信号として出力するマルチプレクサ(420)とを備えていることを特徴とする。(図4;実施例1)
また、請求項5に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記マルチキャリアランダム選択モジュール(300)は、アップダウンカウンタ(321)とデコーダ(322)とから構成された第2のスイッチ制御部(320)を備えていることを特徴とする。(図7;実施例2)
図3は、本発明に係るクロック変調回路の一実施形態を説明するためのブロック図で、図中符号100は多位相クロック生成器、200はクロックセレクタ、300はマルチキャリアランダム選択モジュールを示している。
本発明のクロック変調回路は、多位相クロック生成器100と、この多位相クロック生成器100に接続されたクロックセレクタ200と、このクロックセレクタ200に接続されたマルチキャリアランダム選択モジュール300とを備えている。
本発明のクロック変調回路は、任意の信号CLK_CTLからCLKD[7:0]を一巡する周期を複数生成し、乱数発生器を用いて生成した複数の周期から一巡する周期を動的にランダムに切り替えるようにしたものである。
マルチキャリアランダム選択モジュール300は、制御信号の一巡する周期をコントロールする周期制御信号を生成するクロック部400を備えている。
図5は、図3に示したマルチキャリアランダム選択モジュールが出力する制御信号のタイミングチャートを示す図である。この図5のSW[7:0]のタイミングチャートに示すように、制御信号SW[7:0]を、SW[0]、SW[1]、…、SW[6]、SW[7]、SW[7]、SW[6]、…、SW[1]、SW[0]、…、の順にHにしていき、この過程が繰り返される。このとき、制御信号SW[7:0]は常に一つの信号のみがH、残りの7つの信号がLとなり、いずれかが同時にHになることがないように切り替えられる。クロック部400は、分周期410とマルチプレクサ420と乱数発生回路430から構成される。クロック部400は、図3で示した任意の信号CLK_CTL(図4では、CLKD[7]を使用している)から、制御信号SW[7:0]の一巡する周期をコントロールするCLK_SWを生成する。
スイッチ制御部320は、3ビットアップダウンカウンタ321と3to8ビットデコーダ322とから構成され、CLK_SW信号に同期して駆動される。3ビットアップダウンカウンタの出力信号CNT[2:0]から3to8ビットデコーダを介してクロックセレクタ200の制御信号SW[7:0]を生成する。
図9は、図3に示した本発明に係るクロック変調回路の実施形態による出力クロック信号CLK_OUTのタイミングチャートを示す図である。本実施形態では、クロック信号CLKD[7:0]は、制御信号SW[7:0]にしたがって、CLKD[0]、CLKD[1]、…、CLKD[6]、CLKD[7]、CLKD[7]、CLKD[6]、…、CLKD[1]、CLKD[0]、…、の順に順番に選択される。そのため、出力CLK_OUTのL区間のパルス幅は、CLKD[6]からCLKD[7]に切り替えられる場合はT_L+(D7−D6)となり、CLKD[7]からCLKD[6]に切り替えられる場合はT_L―(D7−D6)となる。これを一般化すると、L区間のパルス幅の最小値は、T_L−(Dn+1−Dn)、n:1以上の自然数、で表される。これは、入力クロック信号のL区間のパルス幅から遅延回路1つ分の遅延時間を引いた値であり、図2で示した乱数を用いて選択された場合のL区間のパルス幅と比較して、パルス幅を長くすることができる。そのため、回路のセットアップ/ホールドタイミングの制約条件を抑えることができ、消費電力の増加を抑制することができる。
200 クロックセレクタ
300 マルチキャリアランダム選択モジュール
310 スイッチ制御部
320 スイッチ制御部
321 アップダウンカウンタ
322 デコーダ
400 クロック部
410 分周器
420 マルチプレクサ
430 乱数発生回路
Claims (5)
- 入力クロックを遅延させて位相の異なる複数のクロック信号を生成する多位相クロック生成器と、
制御信号を出力するマルチキャリアランダム選択モジュールと、
該マルチキャリアランダム選択モジュールからの前記制御信号にしたがって、前記多位相クロック生成器により発生された前記複数のクロック信号の中から一つのクロック信号を順番で選択した後に、該選択した順番とは逆の順番で前記クロック信号をさらに選択し、これらの選択を所定の周期で繰り返して、該選択したクロック信号を出力信号として出力するクロックセレクタとを備え、
前記マルチキャリアランダム選択モジュールは、前記周期をランダムに切り替えることを特徴とするクロック変調回路。 - 前記マルチキャリアランダム選択モジュールが、前記周期をコントロールする周期制御信号を生成するクロック部と、前記周期制御信号に基づき前記制御信号を生成するスイッチ制御部と、を備えていることを特徴とする請求項1に記載のクロック変調回路。
- 前記クロック部が、
基準となる所定の信号を分周した複数のクロック信号を生成する分周器と、ランダムな制御信号を生成する乱数発生回路と、前記ランダムな制御信号にしたがい、前記分周器からの複数のクロック信号の中から1つのクロック信号を選択して前記周期制御信号として出力するマルチプレクサとを備えていることを特徴とする請求項2に記載のクロック変調回路。 - 前記マルチキャリアランダム選択モジュールが、シフトレジスタを環状に接続して構成された第1のスイッチ制御部を備えていることを特徴とする請求項2に記載のクロック変調回路。
- 前記マルチキャリアランダム選択モジュールが、アップダウンカウンタとデコーダとから構成された第2のスイッチ制御部を備えていることを特徴とする請求項2に記載のクロック変調回路。
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