JP5358246B2 - 車両側部確認用ミラー構造 - Google Patents
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Description
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さらには、補助ミラーをドア開口部の上縁に設けたので、ドアの開閉状態にかかわりなく、乗員は車室から車体の外側部の周辺を十分に確認することができる。つまり、乗員は降車しようとしてドアを開けるときに、補助ミラーを目視することによって、車体の外側部の状況を容易に且つ確実に、確認することができる。このため、乗員がドアを開けるときに、ドアが車外の障害物(特に、ガラス窓部よりも下方に有る物)に当たることを防止することができる。
さらには、補助ミラーを車室に配置したので、補助ミラーの鏡面の汚れを抑制するとともに、車両の走行中における空気抵抗を抑制することができる。空気抵抗が抑制されることによって、燃費を高めることができる。しかも、補助ミラーは、車室においてドア開口部に臨んでいる。このため、ドアを開けることによって、補助ミラーの鏡面を清掃し易い状態にすることができる。
図1は、車両10に補助ミラー50を備えたことを示している。図2は、車両10に対する補助ミラー50の位置関係を上から見た状態で示している。図1及び図2に示すように、車両10は、例えば一般的な4ドア式乗用車であって、且つ、ステアリングハンドル11を右側に配置した右ハンドル車である。なお、車両10は2ドア車であってもよく、また、左ハンドル車であってもよい。以下の説明においては、図1及び図2に示す4ドア車で且つ右ハンドル車を例示する。
先ず、図7(a)に示すように、取付部54に鏡面部材51を設けた状態の補助ミラー50を準備する。
実施例1では、図4に示すように、ドア開口部24とドア33との間をシールするためのシール部材40が、ドア開口部24の上縁24aにおけるフランジ部26に嵌め込まれている。補助ミラー50の取付部54は、フランジ部26とシール部材40との間に挟み込まれることによって、ドア開口部24に取り付けられる。このように、シール部材40の弾性力を利用することにより、シール部材40とフランジ部26との間に取付部を挟み込んで、ドア開口部24の上縁24aに補助ミラー50を簡単に取付けることができる。しかも、補助ミラー50の取付構造を、簡単な構成にすることができる。
さらには、補助ミラー70の取付部74を、アシストグリップ61と共にグリップ設置部64,64に取付けることによって、取付部74の取付け剛性を一層高めることができる。このため、車両10の走行振動による、補助ミラー70の位置ズレを一層防止することができるとともに、補助ミラー70の振動を極力抑制することができる。
実施例3の車両側部確認用ミラー構造は、鏡面部材71(鏡本体71)が凹面鏡からなることを特徴とする。他の構成については、上記図8〜図11に示す実施例2と同様の構成であり、説明を省略する。実施例3の車両側部確認用ミラー構造の作用、効果は上記実施例2と同様である。
実施例4の車両側部確認用ミラー構造は、格納式のアシストグリップ61の位置に補助ミラー70を設けたことを特徴とする。鏡面部材71(鏡本体71)は、凸面鏡や凹面鏡からなる。実施例4の車両側部確認用ミラー構造は、上記図8〜図11に示す実施例2と同様の構成であり、説明を省略する。実施例4は実施例2と同様の作用・効果を有する。
実施例5の車両側部確認用ミラー構造は、上記実施例3の変形例である。実施例5の車体20は、車室12内へ展開するエアバッグ81を有したエアバッグ装置80を、ドア開口部24の上縁24aに設けたものである。このエアバッグ装置80は、例えば、エアバッグ81(サイドカーテンエアバッグ81)がドア33の内壁面に沿って車室12内へ展開する、サイドカーテンエアバッグ装置である。このようなエアバッグ装置80は、ドア開口部24の上縁24aにおいて、ルーフ27における車室12側の面27aとルーフライニング28との間の、空間部に配置される。
また、実施例1において、鏡面部材51は、ホルダ53を廃止して、鏡本体52だけによって構成してもよい。その場合には、鏡本体52を取付部54に直接に設けることになる。
また、鏡面部材51(鏡本体52)及び鏡面部材71(鏡本体71)は、凹面鏡形状及び凸面鏡形状を有する凹凸面鏡であってもよい。
Claims (6)
- 上部にガラス窓部を備えたドアと、このドアによって開閉されるドア開口部を側部に備えた車体と、この車体に配置した補助ミラーとを有し、
この補助ミラーは、前記車体の外周囲を前記ガラス窓部を通して車室から視認するべく、この車室において前記ドア開口部の上縁に設けられ、
前記ドア開口部の上縁には、この上縁に沿ってフランジ部が形成され、
このフランジ部には、前記ドア開口部と前記ドアとの間をシールするためのシール部材が、前記フランジ部の先端から嵌め込まれることで、取り付けられ、
前記補助ミラーは、前記車体の外周囲の像を写す鏡面部材と、この鏡面部材を取り付けるための取付部とを有しており、
この取付部は、前記フランジ部と前記シール部材との間に挟み込まれることで、前記ドア開口部に取り付けられていることを特徴とした車両側部確認用ミラー構造。 - 前記フランジ部、前記シール部材及び前記取付部の全てが、前記上縁の延び方向に、それぞれ同一断面に形成されることで、前記取付部は、前記フランジ部及び前記シール部材の延び方向に沿って変位可能に構成されていることを特徴とした請求項1記載の車両側部確認用ミラー構造。
- 前記車体は、ルーフにおける車室側の面を覆うルーフライニングを備え、
このルーフライニングの側部における縁部は、前記フランジの面に重ね合わせられて取り付けられ、
前記シール部材は、前記フランジ部と前記ルーフライニングの縁部の両方に嵌め込まれることで、取り付けられ、
前記取付部は、前記フランジ部と前記シール部材との間、及び、前記ルーフライニングの縁部と前記シール部材との間の、両方に挟み込まれることで、前記ドア開口部に取り付けられ、
前記鏡面部材は、前記ルーフライニングの縁部及び前記シール部材の、それぞれ少なくとも一部を覆うように位置していることを特徴とした請求項1又は請求項2記載の車両側部確認用ミラー構造。 - 前記車体は、ルーフにおける車室側の面を覆うルーフライニングを備え、
このルーフライニングの側部における縁部は、前記フランジ部の面に重ね合わせられて取り付けられ、
前記シール部材は、前記フランジ部と前記ルーフライニングの縁部の両方に嵌め込まれることで、取り付けられ、
前記取付部は、前記フランジ部と前記シール部材との間、及び、前記ルーフライニングの縁部と前記シール部材との間の、両方に挟み込まれることで、前記ドア開口部に取り付けられ、この取付部分から、前記ルーフライニングにおける前記車室側の面に沿って、車幅中心側へ延び、その先端部に前記鏡面部材が設けられていることを特徴とした請求項1又は請求項2記載の車両側部確認用ミラー構造。 - 前記取付部は、樹脂材料によって構成されていることを特徴とした請求項1から請求項4までのいずれか1項記載の車両側部確認用ミラー構造。
- 前記ドア開口部の上縁には、前記車室内へ展開するエアバッグを有したエアバッグ装置が設けられており、
前記補助ミラーは、展開した前記エアバッグが干渉しない位置に設けられていることを特徴とした請求項1記載の車両側部確認用ミラー構造。
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