JP5356513B2 - ターボブロア - Google Patents

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Description

本発明はターボブロアに関し、より詳しくは、駆動時に発生する軸方向荷重と半径方向荷重を最小化することができるターボブロアに関する。
ターボブロアは、少ない体積で高い出力を得るために高速回転体を使用する。高速回転体は、駆動方式によって高速モータに直結する直接駆動方式と、回転速度を増加させるギヤ増速機を通じて一般モータに連結する間接駆動方式に分類される。
直接駆動方式の高速回転体は、通常、空気ベアリング(air bearing)によって支持される。ところが、空気ベアリングは部品の耐久性が高くないため、長期間(例えば3年以上)の使用に多くの制約が伴う。
間接駆動方式に使用される通常のギヤ増速機は、モータ軸に固定されるブルギヤと、高速回転体に設置されて、ブルギヤと噛み合うピニオンギヤとで形成される。ところが、ギヤ増速機を備えたターボブロアは、その作用時に高速回転体とブルギヤに半径方向荷重と軸方向荷重が発生するので、これを減少させるための構造改善が要求される。
また、ギヤ増速機を備えたターボブロアは、ブルギヤとピニオンギヤを内蔵するギヤボックスを使用するようになるが、ギヤボックスをターボ機械に組み立てるためには、ギヤボックス自体を水平に分割するだけでなく、このギヤの軸を支持するベアリングも水平に分割して製作しなければならない。
このようにギヤボックスを分割して製作する場合、製作上の精密度が問題になり、ターボ機械を組み立てた後に、高速回転のためにギヤ軸を調心(centering)する場合、組み立ての精密度を図るのが困難である。また、部品数が増えて製作費用が増加する。
間接駆動方式のターボブロアは、潤滑油を供給するためにオイルポンプを備えなければならないので、部品数が増加する。また、従来はブルギヤとモータ軸が焼き嵌めによって固定されているので、ブルギヤの歯の摩耗などによってブルギヤを交替する必要がある時、ブルギヤの分解と組立が難しいという問題点がある。
韓国特許登録第10−0723040号
本発明の目的は、高速回転体及びブルギヤに作用する軸方向荷重と半径方向荷重を最小化することができるターボブロアを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、ターボブロア内にオイル循環構造を形成して、潤滑油の供給のためのオイルポンプを設置しなくても、高速回転体に潤滑油を循環させて供給することができるターボブロアを提供することにある。
さらに、本発明の他の目的は、高速回転体、ブルギヤ、及びモータの組立と分解を簡便に行うことができるターボブロアを提供することにある。
本発明の一実施形態に係るターボブロアは、i)モータ軸を備えたモータ、ii)モータ軸に締結されたブルギヤと、ブルギヤと噛み合うピニオンギヤとを内蔵するギヤハウジング、iii)外周面にピニオンギヤが形成された回転軸と、回転軸の一端に結合されるインペラと、回転軸、ピニオンギヤ、及び少なくとも一つの第1複合ベアリングを内蔵し、ピニオンギヤが露出するように一部が切開された回転体ハウジングとを含み、ギヤハウジングに一部分が内蔵されて結合される高速回転体、及びiv)インペラを囲みながら圧縮された空気を排出するスクロール部を含む。
第1複合ベアリングは、i)滑りベアリングブロックとボールベアリングブロックを一体に備えた複合ベアリングブロック、ii)回転軸の外周面に形成され、滑りベアリングブロックに内蔵されて、滑りベアリングブロックと共に滑りベアリングを構成する滑りベアリング軸、及びiii)ボールベアリングブロックに内蔵されるボールベアリングを含むことができる。
第1複合ベアリングはピニオンギヤの両側に位置し、滑りベアリングの設定ギャップはボールベアリングの設定ギャップより大きくすることができる。滑りベアリング軸は、その表面に油膜形成のための複数のオイル溝と複数のテーパ溝を傾斜するように形成し、滑りベアリングブロックは、その内面のうちのブルギヤに向かう部分に側圧緩衝溝を形成して、ブルギヤによる側圧を吸収することができる。
高速回転体はインペラに向かう回転体ハウジングの端部にベントホールを形成し、ピニオンギヤはヘリカルギヤ形状に形成され、ヘリカルギヤの方向は回転軸の回転時に回転軸がインペラ方向の反対方向に引かれる力が発生するように設定される。
ギヤハウジングは、その内壁面にブルギヤの一部を囲みながら複数のオイルガイド溝を備えた円弧状のガイドカバーを形成し、その内側上部にガイドカバーの端部と連結されるオイルボックスを形成することができる。
ギヤハウジングは、その内部にオイル管を形成して、オイルボックスに収集された潤滑油を第1複合ベアリングで供給し、オイル管の一端はオイルボックスに形成されたオイル排出口と連結され、オイル管の他の一端は第1複合ベアリングに形成されたオイル供給口と連結される。
回転体ハウジングは油蒸気を排出するための蒸気排出口を形成し、ターボブロアは蒸気排出口及びオイルボックスと連結される油蒸気冷却器をさらに含むことができる。油蒸気冷却器は、蒸気排出口に排出された油蒸気を凝縮させて、オイルボックスに供給することができる。
ギヤハウジングはその下部にオイル貯蔵槽を形成し、オイル貯蔵槽はその側壁に上下に一対のホールを形成し、ギヤハウジングは、一対のホールを連通させた連通管と、連通管に設けられた制御バルブをさらに含むことができる。
ブルギヤはモータ軸に直接締結され、ギヤハウジングはモータに向かう側面にブルギヤの直径より大きい開口部を有する結合面を形成し、結合面はモータに結合することができる。
本発明の一実施形態に係る高速回転体は、i)ブルギヤと噛み合うピニオンギヤが外周面に形成された回転軸、ii)回転軸の一端に結合されるインペラ、iii)ピニオンギヤの両側に設けられる一対の第1複合ベアリング、及びiv)回転軸、ピニオンギヤ、及び一対の第1複合ベアリングを内蔵し、ピニオンギヤが露出するように一部が切開された回転体ハウジングを含む。
一対の第1複合ベアリングそれぞれは、i)滑りベアリングブロックとボールベアリングブロックを一体に備えた複合ベアリングブロック、ii)回転軸の外周面に形成され、滑りベアリングブロックに内蔵されて、滑りベアリングブロックと共に滑りベアリングを構成する滑りベアリング軸、及びiii)ボールベアリングブロックに内蔵されるボールベアリングを含むことができる。
滑りベアリングの設定ギャップはボールベアリングの設定ギャップより大きく、滑りベアリング軸はその表面に油膜を形成するための複数のオイル溝と複数のテーパ溝を傾斜するように形成し、滑りベアリングブロックはその内面にブルギヤによる側圧を吸収するために、側圧が及ぼす方向の反対方向に側圧緩衝溝を形成することができる。
本発明の他の一実施形態に係るターボブロアは、i)モータ軸を備えたモータ、ii)モータ軸に着脱可能に結合され、その中心に固定軸を設置するための中空を形成するブルギヤ、iii)固定軸とブルギヤとの間に設置され、モータ軸と平行する方向に沿って隣接するテーパローラベアリングとボールベアリングを備えた第2複合ベアリング、及びiv)外周面にブルギヤと噛み合うピニオンギヤが形成された回転軸と、回転軸の一端に結合されるインペラとを備えた高速回転体を含む。
ターボブロアは、i)モータに締結され、モータ軸を支持するモータカバー、及びii)ブルギヤとピニオンギヤを内蔵し、モータカバーと締結される側面にブルギヤの直径より大きい直径の開口部を形成したギヤハウジングをさらに含むことができる。
モータ軸はブルギヤに向かう端部の外周面にフランジを形成し、ブルギヤはブルギヤとフランジを貫く複数の結合ボルトによってモータ軸に締結され、ギヤハウジングは複数の結合ボルトのうちのいずれか一つの結合ボルトと対向する部位に開口部を形成することができる。モータカバーはモータに向かって凸状に形成されたリセスを備えて、リセスに高速回転体の一部を収容することができる。
高速回転体は、i)ピニオンギヤの両側に配置される一対の第1複合ベアリング、及びii)回転軸と一対の第1複合ベアリングを内蔵し、ギヤハウジングに組み立てられて、ギヤハウジングの内部でピニオンギヤを露出させるために部分切開された回転体ハウジングをさらに含むことができる。
第1複合ベアリングそれぞれは、i)滑りベアリングブロックとボールベアリングブロックを一体に備えた複合ベアリングブロック、ii)回転軸の外周面に形成され、滑りベアリングブロックに内蔵されて、滑りベアリングブロックと共に滑りベアリングを構成する滑りベアリング軸、及びiii)ボールベアリングブロックに内蔵されるボールベアリングを含むことができる。
滑りベアリングの設定ギャップはボールベアリングの設定ギャップより大きく、滑りベアリング軸はその表面に油膜形成のための複数のオイル溝と複数のテーパ溝を傾斜するように形成することができる。
ギヤハウジングは、その内壁面にブルギヤの一部を囲む円弧状のガイドカバー、及びブルギヤの側面外側に位置する階段状の突出部を形成し、突出部はギヤハウジングとモータカバーの組立体内部に臨時貯蔵槽を形成することができる。
ガイドカバーは、その内面にブルギヤの回転方向に沿って長く連結された複数のオイルガイド溝を形成することができる。ギヤハウジングは、臨時貯蔵槽が形成された部位に第1貫通口を形成し、ギヤハウジングの外部で第1貫通口と固定軸とを連結する第1オイル管をさらに含むことができる。
固定軸はギヤハウジングに締結され、固定軸はその内部にオイル口を形成し、固定軸とモータ軸との間に流路が形成されてオイル口に供給された潤滑油を第2複合ベアリングに案内できる。
突出部はその下端に第2貫通口を形成し、ギヤハウジングは回転体ハウジングと接触する部分に第3貫通口を形成し、ギヤハウジングの内部で第1貫通口と第3貫通口とを連結する第2オイル管をさらに含むことができる。
回転体ハウジングは、その内部に一対の第1複合ベアリングのうちのインペラ側の第1複合ベアリングと第3貫通口とを連結するオイル流路を形成し、その外部で一対の第1複合ベアリングのうちのインペラ反対側の第1複合ベアリングとオイル流路とを連結する第3オイル管をさらに含むことができる。
高速回転体は、インペラ側の第1複合ベアリングとインペラとの間に位置する支持体をさらに含み、支持体と回転体ハウジングはオイル排出口を形成し、回転体ハウジングは、その外部でオイル排出口とギヤハウジングとを連結して潤滑油を回収する第4オイル管をさらに含むことができる。
ターボブロアは、i)モータ軸の外周面にブルギヤと遠くなる方向に沿って平行に設けられたベアリング及びシーリング部材と、ii)シーリング部材とモータカバーの内部とを連結してシーリング部材に到達した潤滑油を回収する第5オイル管をさらに含むことができる。
本発明の他の一実施形態に係るターボブロアは、i)モータ軸を備え、モータカバーと組立てられるモータ、ii)モータ軸に着脱可能に結合され、その中心に固定軸を設置するための中空を形成するブルギヤ、iii)外周面にブルギヤと噛み合うピニオンギヤが形成された回転軸と、回転軸の一端に結合されるインペラと、回転軸を支持する少なくとも一つの第1複合ベアリングと、回転軸と第1複合ベアリングを内蔵し、ピニオンギヤが露出するように部分切開された回転体ハウジングとを含む高速回転体、iv)固定軸とブルギヤとの間に設置され、モータ軸と平行する方向に沿って隣接するテーパローラベアリングとボールベアリングを備えた第2複合ベアリング、v)ブルギヤとピニオンギヤを内蔵し、モータカバーと締結される側面にブルギヤの直径より大きい直径の開口部を形成したギヤハウジング、及びvi)インペラを囲みながら圧縮された空気を排出するスクロール部を含む。
本発明によれば、複合ベアリングを採用して、高速回転体およびブルギヤの軸方向荷重と半径方向荷重を全て吸収し、一体型複合ベアリングブロックを使用して高精密度の組み立てを提供するようになってターボブロア分野で幅広い応用が可能である。
本発明によれば、効率的な潤滑油提供システムを提供して、オイルポンプを使用しなくても長期的に安定した運転ができるターボブロアを提供することができる。
本発明によれば、従来のようにブルギヤに動力を伝達するためのブルギヤ回転軸を使用しなくてもブルギヤに動力を伝達でき、少量の部品を使用しても経済的であるとともに寿命が長いターボブロアを提供することができる。
本発明によれば、ブルギヤの交替や補修作業が必要な時に高速回転体とブルギヤおよびモータを容易に組立分解することができる。
本発明の第1実施形態に係るターボブロアの正面図である。 図1に示したターボブロアの左側面図面である。 図1に示したターボブロアのうちのギヤハウジングをインペラ側から見た斜視図である。 図1に示したターボブロアのうちのギヤハウジングをモータ側から見た斜視図である。 図1に示したターボブロアのうちの高速回転体を示す断面図である。 図1に示したターボブロアの回転軸を示す正面図である。 図1に示したターボブロアのうちのギヤハウジングの正断面図と側断面図、及び高速回転体の断面図を利用して潤滑油循環システムを示す概略図である。 本発明の第2実施形態に係るターボブロアの平面図である。 図8に示したターボブロアのうちのモータ軸とブルギヤをA方向から見た断面図である。 図9の部分拡大図である。 図8に示したターボブロアのうちのギヤハウジングとブルギヤの部分を示す部分拡大図である。 図8に示したターボブロアのうちのモータカバーをB方向から見た斜視図である。 図8に示したターボブロアのうちのギヤハウジングをC方向から見た斜視図である。 図13のI−I線に沿った断面図である。 図13に示したギヤハウジングをD方向から見た正面図である。 図8に示したターボブロアをC方向から見た正面図である。 図8のターボブロアをB方向から見た右側面図である。 図8に示したターボブロアのうちの高速回転体を示す正面図である。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施形態について本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者が容易に実施できるように詳細に説明する。
本発明は、種々の異なる形態に実現でき、ここで説明する実施形態に限られない。
図1は、本発明の第1実施形態に係るターボブロア100の正面図であって、高速回転体20部分を切断して示した。図2は、図1に示したターボブロア100の左側面図である。
図1及び図2に示したように、第1実施形態のターボブロア100は、支持台10、モータ11、ギヤハウジング12、及びスクロール部13を含む。支持台10の上にモータ11とギヤハウジング12が固定され、ギヤハウジング12の内部に後述する高速回転体20の一部分が位置する。
第1実施形態のターボブロア100において、モータ11に結合されたモータ軸14と高速回転体20の回転軸21は直結せずに、偏心して位置する。即ち、モータ軸14にはブルギヤ15が直接締結され、回転軸21にはピニオンギヤ16が形成されており、ブルギヤ15とピニオンギヤ16とが噛み合ってモータ11の動力を増速して、高速回転体20を駆動する。
第1実施形態においては、上述した動力伝達構造を採用することによって、従来の増速用ギヤボックスでブルギヤを支持するブルギヤ軸を除去することができ、モータとギヤボックスとの間をシーリングすべき問題も解決することと共に、部品数を減らせるので、製造原価を低くすることができる。
このように、ブルギヤ15をモータ軸14に直接締結するために、図3及び図4に示したように、ギヤハウジング12を一体に製作し、モータ11と締結されるギヤハウジング12の一側面をブルギヤ15の直径より大きくオープンさせた形態に製作する。これと共に、モータ11にはギヤハウジング13を締結するためのブラケット17が設けられる。
図3は、図1に示したターボブロア100のギヤハウジング12をインペラ22側から見た斜視図であり、図4は、図1に示したターボブロア100のギヤハウジング12をモータ11側から見た斜視図である。
図3における図面符号121は、高速回転体20及びスクロール部13をギヤハウジング12に締結するための第1結合面である。図4における図面符号122は、ギヤハウジング12自体をモータ11のブラケット17に締結するための第2結合面である。
ギヤハウジング12の第1、2結合面121、122に高速回転体20やモータ11のブラケット17を締結する方法は、ボルトとナットなど一般的な機械的結合方法を用いることができる。そして、第1、2結合面121、122にはギヤハウジング12の外部と内部を遮断して内部を密閉させるためのゴムパッドなどのような一般的なシーリング装置が提供され、結合方法とシーリング装置は通常的なものであるので、これに対する詳細な説明は省略する。
上述したギヤハウジング12を提供することによって、組立時にモータ軸14に直径の大きいブルギヤを最初に組み立て、ギヤハウジング12の第2結合面122をモータ11のブラケット17に組み立てて、その後にギヤハウジング12の第1結合面121に高速回転体20とスクロール部13を順次に組み立てることができる。
以下、図5を参照して高速回転体20について詳細に説明する。図5は、図1に示したターボブロア100のうちの高速回転体20を示す断面図であって、点線部分は第1複合ベアリング26だけを示す分解図である。
図5に示したように、高速回転体20は、回転軸21と、回転軸21を内蔵する回転体ハウジング23と、滑りベアリング24とボールベアリング25が一体に形成された一対の第1複合ベアリング26と、回転軸21の一端に結合されるインペラ22とを含む。
回転体ハウジング23は、全体的に円筒形に形成され、通常の高速回転体に使用される分割式とは異なるように一体式に製作される。回転体ハウジング23は、回転軸21に形成されたピニオンギヤ16が位置する部分で部分切開されて、ピニオンギヤ16が回転体ハウジング23の外部に露出するようにする。このように露出したピニオンギヤ16がギヤハウジング12内部のブルギヤ15と噛み合う。
また、回転体ハウジング23の中間の部分にフランジ27が形成され、このフランジ27に複数の締結孔271が形成されていて、回転体ハウジング23をギヤハウジング12の第1結合面121上に組み立てるようにする。また、回転体ハウジング23は後述する第1複合ベアリング26に潤滑油を供給して排出するための複数のホールを形成する。このホールに対しては後述する。
回転軸21に形成されたピニオンギヤ16を中心として、ピニオンギヤ16の両側に第1複合ベアリング26が位置する。第1複合ベアリング26は、一つの複合ベアリングブロック28の内部に滑りベアリング軸241とボールベアリング25が共に設けられた構成からなる。
図5の点線部分に示したように、第1複合ベアリング26は、複合ベアリングブロック28と、滑りベアリング軸241と、ボールベアリング25とを含む。複合ベアリングブロック28は、滑りベアリングブロック281とボールベアリングブロック282を一体に備える。滑りベアリング軸241は回転軸21の外周面に形成され、滑りベアリングブロック281に内蔵されて、滑りベアリングブロック281と共に滑りベアリング24を構成する。ボールベアリング25はボールベアリングブロック282に内蔵される。ボールベアリング25は、低速運転時に荷重を直接支持するボール251と、このボール251を囲む外輪252及び内輪253を含む。
図5の点線で示した部分において、図面符号261は複合ベアリングブロック28と回転体ハウジング23との間に締結される環を示し、図面符号262はボールベアリング25を複合ベアリングブロック28に締結するための締結環を示す。そして、図面符号263は複合ベアリングブロック28を回転軸21に固定するためのナットを示す。
第1実施形態のターボブロア100で高速回転体20に第1複合ベアリング26を使用する理由は、次の通りである。
もし、高速回転体に滑りベアリングだけを使用する場合、高速回転によって形成される油圧で高い荷重を支持することができるが、高速回転でない起動や停止または低速運転時に滑りベアリングブロックと回転軸が直接接触をする。このために、起動が難しいだけでなく、摩擦による発熱と摩耗問題が発生し、この問題を解決するためにはオイルポンプを用いて強制的に潤滑をさせなければならない。
これとは反対に、もし、高速回転体にボールベアリングだけを使用する場合、起動や停止または低速運転時に摩擦問題を解決することができ、オイルポンプなしに加圧されない潤滑油だけを供給してもよいという長所があるが、高速回転時にボールベアリングが高い荷重を担当するようになるので、耐久性が低下するという短所がある。
したがって、第1実施形態のターボブロア100は、高速回転体20に滑りベアリング24とボールベアリング25で構成された第1複合ベアリング26を備えることにより、このような問題を全て解決することができる。
このように、高速回転体20に第1複合ベアリング26を適用することにより、構造的に回転軸21と複合ベアリングブロック28はボールベアリング25によって直接接触しないようになる。
したがって、ターボブロア100は、初期の低速駆動時にボールベアリング25によって高速回転体20の駆動を支持し、高速駆動時に滑りベアリング24によって高速回転体20の駆動を支持することができる。
上述した第1複合ベアリング26の構造により、高速回転体20が駆動をする場合、運転領域(回転速度)によって荷重支持作用が自動的に変更される。
これのために、滑りベアリング24の設定ギャップはボールベアリング25の設定ギャップより大きく形成される。ここで、滑りベアリング24の設定ギャップとは、滑りベアリングブロック281の内面の直径と滑りベアリング軸241直径との差を意味し、ボールベアリング25の設定ギャップとは、外輪252の内径と内輪253の外径との差でボール251の直径の制限値を意味する。
設定ギャップに対する差を例に挙げて説明すると、滑りベアリング24の設定ギャップが0.2mmの場合、ボールベアリング25の設定ギャップは0.1mmでありうる。
高速回転体20が駆動する時、第1複合ベアリング26で運転領域(回転速度)によって荷重支持作用が自動的に変更される原理は、本出願人の韓国特許登録第10−0723040号で開示したベアリング組立体のそれと同一なので、その詳細な説明は省略する。
一方、第1実施形態において、第1複合ベアリング26の滑りベアリング24は、別途のオイルポンプを設置せずに、油膜を形成することができる。以下、図6を参照して、利点について説明する。
図6は、図1に示したターボブロア100の回転軸21を示す正面図であって、回転軸21の左側面図と右側面図を共に示している。
図6を参照すると、回転軸21に形成された滑りベアリング軸241の表面には、オイルを供給するための複数のオイル溝242と複数のテーパ溝243が形成される。オイル溝242とテーパ溝243は回転軸21の方向に傾斜するように形成される。ピニオンギヤ16の一側に位置するオイル溝242及びテーパ溝243の傾斜方向は、ピニオンギヤ16の他の一側に位置するオイル溝242及びテーパ溝243の傾斜方向と反対になる。また、各テーパ溝243はオイル溝242と接触する部分が深く、オイル溝242と遠くなる方向に深さが小さくなるように形成される。
このように滑りベアリング軸241の表面に形成されたオイル溝242はオイルを供給する役割を果たし、テーパ溝243はオイル溝242に供給されたオイルに圧力を生成させて、油膜を形成する役割を果たす。したがって、オイル溝242とテーパ溝243は回転軸21の回転時にオイルポンプのような役割を果たす。
つまり、回転軸21を高速に回転させると、回転方向に楔効果が誘発され、遠心力によって一部のオイルが滑りベアリング24に高圧を形成する。その結果、回転軸21が浮上しながら滑りベアリングブロック281から分離され、回転軸21は浮上した状態で高速回転が可能になる。この状態で回転軸21が高速回転をすれば、ボールベアリング25はベアリングとして役割を果たさないようになるので(即ち、回転軸21と接触しないようになるので)、結局、高速回転体20の寿命を延長させることができる。
したがって、ターボブロア100は、第1複合ベアリング26に潤滑油だけを供給すれば、オイルポンプを設置しなくても、高速回転による摩擦と潤滑油加圧の問題を全て解決することができる。
一方、ターボブロア100は、ブルギヤ15とピニオンギヤ16によって回転軸21の回転速度を増速させる構造であるので、必然的にギヤ駆動による側圧が発生する。このような側圧は、通常、直径の大きいブルギヤ15側から直径の小さいピニオンギヤ16側に作用し、側圧が作用する実質的な方向は、回転軸21中心の垂直線に対して直角方向である3時方向ではなく、それより下方の約5時方向に作用するようになる。
したがって、回転軸21のピニオンギヤ16に作用する側圧を緩衝させられる手段を適用しなければならない。これのために、滑りベアリングブロック281の内面に側圧緩衝溝29(図5の点線部分参照)が形成される。側圧緩衝溝29は、滑りベアリングブロック281の内面のうちのブルギヤ15に向かう部分(側圧が及ぼす方向の反対方向)に形成される。側圧緩衝溝29の長さと深さは、高速回転体20の仕様に応じて荷重計算によって決められる。側圧緩衝溝29は180°以下の円弧形に形成することができる。
複合ベアリングブロック28のうちの側圧緩衝溝29が形成された部分には油膜が形成されず、その反対側、即ち、側圧が及ぼす側にだけ油膜が形成される。したがって、ブルギヤ15による側圧を解消して円滑な高速回転が可能になる。
以上は、高速回転体20の半径方向荷重を解消する方法について説明した。しかし、高速回転体20が高速に回転する時、インペラ22の入口とインペラ22出口に作用する圧力の差により、高速回転体20には軸方向荷重が作用するようになる。したがって、以下に、高速回転体20に及ぼす軸方向荷重を解消する方法について説明する。
高速回転体20で回転軸21の一側(図5を基準として左側)にインペラ22が設けられる。
この場合、インペラ22の入口に負圧(−)が形成され、インペラ22の出口に正圧(+)が形成される。したがって、回転軸21を基準としてインペラ22が設けられた方向(図5の左側)に軸方向荷重が発生する。
軸方向荷重を解消するために、第1実施形態においては、i)インペラ22に向かう回転体ハウジング23の端部にベントホール231を形成し、ii)回転軸21に形成されたピニオンギヤ16のヘリカルギヤの方向を調節し、iii)複合ベアリングブロック28にボールベアリング25を設ける。
回転体ハウジング23のベントホール231により、インペラ22の後方に形成された正圧(+)を除去する。ピニオンギヤ16はヘリカルギヤの形状に形成される。ヘリカルギヤの方向は、回転軸21の回転時に回転軸21がインペラ22の方向の反対方向(図5の右側)に引かれる力が発生するように設定されて、軸方向荷重を解消する。必要の時、ボールベアリング25の基本的な軸方向荷重の支持力で軸方向荷重を緩和させる。
次に、ターボブロア100の潤滑油循環システムについて、図7を参照して説明する。潤滑油循環システムは、オイルポンプを使用せずに、高速回転体20に潤滑油を循環供給する役割を果たす。
図7は、図1に示したターボブロア100のうちのギヤハウジング12の正断面図と側断面図、及び高速回転体20の断面図を利用して、潤滑油循環システムを示す概略図である。
図7を参照すると、ギヤハウジング12の内壁面にブルギヤ15を囲むガイドカバー30が形成される。ガイドカバー30には複数のオイルガイド溝301が形成される。また、ギヤハウジング12の内側上部にはガイドカバー30の端部と連結されるオイルボックス31が形成される。
したがって、ブルギヤ15が回転すれば、ギヤハウジング12の下部のオイル貯蔵槽32にある潤滑油が、ブルギヤ15のギヤ歯によって飛散しながらガイドカバー30とオイルガイド溝301に沿って移動し、重力によってオイルボックス31に落下してオイルボックス31に収集される。この時、ブルギヤ15の表面に残っている潤滑油は、ブルギヤ15とピニオンギヤ16が接触する瞬間、ブルギヤ15とピニオンギヤ16を潤滑させる作用をする。
オイルボックス31に収集された潤滑油は、重力によってオイル排出口311に一部が排出されて、オイル管に沿って高速回転体20の回転体ハウジング23に形成されたオイル供給口232に供給される。
回転体ハウジング23のオイル供給口232に供給された潤滑油は二つの方向に分かれて、少量はボールベアリング25に供給され、大部分は滑りベアリング24に供給される。滑りベアリング24に供給された潤滑油は、回転軸21が高速に回転すれば、滑りベアリング軸241に形成されたテーパ溝243によって加圧された油膜を形成して回転軸21を支持する。滑りベアリング24に使用された潤滑油は、供給された方向と反対方向に移動し、ピニオンギヤ16を露出させるための回転体ハウジング23の切開部分に排出されて、ギヤハウジング12の下部のオイル貯蔵槽32に落下する。
一方、高速回転体20が高速に回転すれば、第1複合ベアリング26に供給された潤滑油は蒸発しながら油蒸気を生成し得る。
油蒸気は、回転体ハウジング23のフランジ27を中心としてギヤハウジング12の内部とギヤハウジング12の外部に排出される。ギヤハウジング12の内部に排出される油蒸気は、潤滑油の循環構造によって第1複合ベアリング26にさらに供給されるので特別な問題がないが、ギヤハウジング12の外部に排出される油蒸気の場合、後続処理が必要である。
第1複合ベアリング26の内部からインペラ22に向かってギヤハウジング12の外部に排出された油蒸気において、その一部は凝縮し、残った一部は蒸気状態を維持する。凝縮した潤滑油は回収口233を通じてオイル貯蔵槽32のオイル回収口33に回収される。そして、蒸気状態の油蒸気は蒸気排出口234を通じて排出された後、油蒸気冷却器34で凝縮し、オイルボックス31の凝縮油供給口35を通じてオイルボックス31に再供給される。
このように凝縮油供給口35を通じてオイルボックス31に供給された潤滑油は、オイル管36を通じてオイル貯蔵槽32に回収され、オイルボックス31に残存する微量の油蒸気はオイルボックス31の排気口37を通じて外部に排出される。ここで、オイルボックス31には、上部が開放されて、内部に通孔が形成された隔壁38が設けられる。したがって、オイルボックス31は、ガイドカバー30とオイルガイド溝301によって収集された潤滑油と、油蒸気冷却器34から供給された凝縮した潤滑油とを概略的に分離して、臨時で保存することができる。
一方、ギヤハウジング12を密閉して形成されたオイル貯蔵槽32には潤滑油が保存されており、オイル貯蔵槽32の側壁には上下にホールが形成されている。そして、このホールを連通させた連通管には制御バルブ39が設けられる。したがって、制御バルブ39を調節してオイル貯蔵槽32に高速回転体20の駆動に必要な適正量の潤滑油を維持することができる。
これをより詳細に説明すれば、高速回転体20が最初駆動する時に、潤滑油の飛散を考慮して多くの潤滑油が必要であるが、もし制御バルブ39を閉めればオイル貯蔵槽32の潤滑油は枯渇する。したがって、制御バルブ39に供給される潤滑油の量を適切に制御すれば、高速回転体20の駆動に必要な量ほどの潤滑油を維持することができる。
図7における図面符号40は、ベントホール231と連通してインペラ22の前後に及ぼす圧力差を調節するための圧力調整バルブを示す。
図8は、本発明の第2実施形態に係るターボブロア110の部分切開平面図である。上述した第1実施形態と同一の部材に対しては、同一の図面符号を付けて説明する。
図8を参照すると、第2実施形態のターボブロア110は、モータ軸14、ブルギヤ15、高速回転体20、及び第2複合ベアリング42を含む。
モータ軸14は、モータ11に結合して、モータ11の作動時に高速に回転する。ブルギヤ15は、モータ軸14に着脱可能に結合し、その中心に固定軸41と第2複合ベアリング42が位置する中空を形成する。高速回転体20は、ブルギヤ15と噛み合うピニオンギヤ16が形成された回転軸21、及び回転軸21の一端に結合されるインペラ22を含む。
ターボブロア110は、モータカバー43、ギヤハウジング120、インレットガイドベイン44、及びスクロール部13をさらに含む。モータカバー43はインペラ22に向かうモータ11の前方に締結され、ギヤハウジング120はインペラ22に向かうモータカバー43の前方に締結される。モータカバー43とギヤハウジング120の組立体の内部には、モータ軸14とブルギヤ15全体、及び高速回転体20の一部が位置する。インレットガイドベイン44は吸入流路に設置されて、インペラ22に流入される気体の流量を調節する。
モータ11の作動によってモータ軸14が回転すれば、ブルギヤ15とピニオンギヤ16が回転しながらモータ11の動力を増速して、高速回転体20を駆動させる。したがって、吸入流路を通じて外部気体が回転するインペラ22に流入し、インペラ22を通過しながら加速及び圧縮され、圧縮された気体がディフューザ通路を経てスクロール部13に排出される。図8において、気体の流入方向と排出方向を矢印で示した。
上述したターボブロア110の作動過程で、ブルギヤ15には、ブルギヤ15自体の荷重と、ピニオンギヤ16がブルギヤ15を押し付ける力により、半径方向荷重が発生し、ブルギヤ15とピニオンギヤ16のヘリカル形状によって軸方向荷重も発生する。次に説明する第2複合ベアリング42がドルギヤ15の内部でブルギヤ15を支持することにより、ブルギヤ15に作用する半径方向荷重と軸方向荷重を効果的に減少させる。
図9は、図8に示したターボブロア110のうちのモータ軸14とブルギヤ15をA方向から見た断面図であり、図10は、図9の部分拡大図である。
図9及び図10を参照すると、第2複合ベアリング42は、固定軸41とブルギヤ15との間でモータ軸14と平行する方向に沿って設けられるテーパローラベアリング45とボールベアリング46とを含む。テーパローラベアリング45は、傾いた方向に嵌合されたローラ451と、ローラ451を囲む内輪452及び外輪453を含む。ボールベアリング46は、ボール461と、ボール461を囲む内輪462及び外輪463を含む。内輪462は固定軸41に嵌合されて、外輪463はブルギヤ15に結合する。
テーパローラベアリング45は、ブルギヤ15に作用する半径方向荷重と軸方向荷重を同時に減少させ、ボールベアリング46はブルギヤ15に作用する半径方向荷重をもう一度減少させる。したがって、第2実施形態のターボブロア110は、第2複合ベアリング42を通じてブルギヤ15に作用する半径方向荷重と軸方向荷重を最小化する。その結果、ブルギヤ15の位置移動による騒音発生、ブルギヤ15の折損、及びモータ軸14の変形を予防することができる。
固定軸41は、固定ブロック47とボルト48を利用してギヤハウジング120に締結され、その中心がモータ軸14の中心と一致するように位置する。固定軸41の内部には固定軸41と平行する方向に沿って第2複合ベアリング42に潤滑油を供給するためのオイル口411が形成される。この時、固定軸41とモータ軸14との間に所定の間隔が存在して、潤滑油を第2複合ベアリング42に案内する流路を形成する。
一方、モータ軸14はブルギヤ15と重畳せず、ブルギヤ15に向かうモータ軸14の端部の外周面にフランジ141が固定される。ブルギヤ15は、ブルギヤ15とフランジ141を貫く複数の結合ボルト49を利用した機械的な結合方法によってモータ軸14に締結できる。この場合、ブルギヤ15は、焼き嵌めのような永久的な結合でない、着脱可能な方式でモータ軸14に結合されるので、ブルギヤ15の交替や補修作業が必要の時、ブルギヤ15とモータ軸14の組立と分解を容易に行うことができる。
図11は、図8に示したターボブロア110のうちのギヤハウジング120とブルギヤ15部分を示す部分拡大図である。
図11を参照すると、ギヤハウジング120は、複数の結合ボルト49のうちのいずれか一つの結合ボルト49と対向する部位に開口部123を形成する。この開口部123を通じて工具(図示せず)を入れて結合ボルト49を分離することができる。即ち、工具を利用して結合ボルト49を分離した後、手作業でブルギヤ15を回して他の結合ボルト49を開口部123の位置に置いた後、さらに工具を入れて結合ボルト49を分離する。このような過程を繰り返して複数の結合ボルト49を全て分離することができる。
結合ボルト49が全て除去されたブルギヤ15は第2複合ベアリング42によって支持されており、この状態でギヤハウジング120とモータカバー43を分離させれば、モータ11及びモータ軸14をブルギヤ15及びギヤハウジング120から容易に分解することができる。
第2実施形態のターボブロア110における高速回転体20及び第1複合ベアリング26の構成と機能は、上述した第1実施形態と同一なので、詳細な説明は省略する。
次に、モータカバー43とギヤハウジング120の形状について説明する。
図12は、図8に示したターボブロア110のうちのモータカバー43をB方向から見た斜視図である。
図8及び図12を参照すると、モータカバー43はモータ軸14を収容する中空431を形成し、中空431の周りに沿ってモータ11に締結される第3結合面432を形成する。また、モータカバー43にはモータ11に向かって凸状に形成されたリセス50が備えられて、モータカバー43とギヤハウジング120の組立体の内部空間をモータ11側に拡大させる。
ターボブロア110の容量が大きくなるほど、回転軸21の長さが拡大するので、回転軸21を収容する空間が要求される。第2実施形態のターボブロア110は、モータカバー43にリセス50を形成することにより、高速回転体20のうちのインペラ22の反対側部位をリセス50に収容できるので、大型の高速回転体20も容易に設置できる。
図13は、図8に示したターボブロア110のうちのギヤハウジング120をC方向から見た斜視図であり、図14は、図13のI−I線に沿った断面図である。
図13及び図14を参照すると、ギヤハウジング120は、モータカバー43に締結される側をブルギヤ15の直径より大きく開放させた形態に構成される。即ち、ギヤハウジング120は、ブルギヤ15の固定軸41と高速回転体20を収容するための2つの中空を形成する垂直壁51と、垂直壁51の周縁からモータカバー43に向かって拡張される側壁52を含み、モータカバー43に締結される側が全て開放された形態に構成される。
したがって、図8に示したように、ブルギヤ15とモータ軸41を組み立てて、ブルギヤ15を囲むようにギヤハウジング120をモータカバー43に締結した後、ギヤハウジング120に固定軸41と高速回転体20を組み立てて、回転体ハウジング23にスクロール部13を順次に組み立てられる。分解は上述した組立順序と反対に行われる。ブルギヤ15とモータ軸14の着脱可能な結合構造及び一側が大きく開放されたギヤハウジング120の形状により、ターボブロア110の組立と分解を簡便に行うことができる。
次に、第2実施形態に係るターボブロア110の潤滑油循環システムについて説明する。
図15は、図13に示したギヤハウジング120をD方向から見た正面図である。
図14及び図15を参照すると、ギヤハウジング120の垂直壁51の内面にはブルギヤ15の一部を囲む略円弧状のガイドカバー30が形成される。ガイドカバー30は、垂直壁51の内面からモータカバー43に向かって突出したもので、その幅(w1、図14参照)はギヤハウジング120の側壁52の幅(w2、図14参照)と一致する。ガイドカバー30は、ブルギヤ15の直径より大きい内径を有するように形成されて、ブルギヤ15と距離を有して位置する。
図15において、ブルギヤ15の回転方向は反時計方向であり、ガイドカバー30は、図15を基準として約4/4分面が切開された形状となる。ガイドカバー30の内面にはブルギヤ15の回転方向に沿ってオイルガイド溝301が形成される。このようなオイルガイド溝301はモータ軸14と平行する方向に沿って互いに距離を有して複数具備される(図14参照)。
そして、ギヤハウジング120の垂直壁51の内面の上部、即ち、ブルギヤ15の側面外側に階段状の突出部53が形成される。突出部53は、側壁52に向かって低くなる段差を形成する。突出部53の一端は側壁52に連結され、他の一端は図15を基準として水平及び垂直方向に沿ってガイドカバー30の上側端部と距離を有して位置する。突出部53の幅はガイドカバー30の幅と同一である。
上述したギヤハウジング120をモータカバー43に締結すれば、側壁52とガイドカバー30及び突出部53がモータカバー43に密着しながら、所定の内部空間を形成する。即ち、ギヤハウジング120とモータカバー43の組立体の下部にオイル貯蔵槽32が形成され、ブルギヤ15とガイドカバー30との間にオイル流路が形成され、突出部53の上に潤滑油を収集し、収集された潤滑油をさらに循環させる臨時貯蔵槽54が形成される。
したがって、ブルギヤ15が回転すれば、オイル貯蔵槽32にある潤滑油がブルギヤ15のギヤ歯によって飛散しながら、ガイドカバー30に形成されたオイルガイド溝301に沿って行くが、重力によって突出部53の上に落下して臨時貯蔵槽54に収集される。臨時貯蔵槽54に収集された潤滑油は、次に説明する循環構造によってブルギヤ15の第2複合ベアリング42及び高速回転体20の第1複合ベアリング26に供給される。
上述したギヤハウジング120の構造において、ガイドカバー30及び突出部53はギヤハウジング120と一体に形成される。したがって、別途のオイル貯蔵槽と臨時貯蔵槽を製作した後、これをギヤハウジングの内部に組み立てる面倒さを避けることができ、ギヤハウジング120とモータカバー43を気密状態で締結することによって、オイル貯蔵槽32と臨時貯蔵槽54を容易に形成することができる。
図16は、図8に示したターボブロア100をC方向から見た正面図であって、ギヤハウジング120の外面一部を点線内側に示した。
図15及び図16を参照すると、ギヤハウジング120の垂直壁51の外部には臨時貯蔵槽54とブルギヤ15の固定軸41とを連結する第1オイル管55が設けられる。即ち、ギヤハウジング120の垂直壁51には臨時貯蔵槽54に該当する位置に第1貫通口56が形成され、第1オイル管55の一端が第1貫通口56に連結される。そして、第1オイル管55の他の一端は固定軸41に形成されたオイル口411と連結される。
図9において、固定軸41に連結された第1オイル管55の一部を点線で示した。図9を参照すると、第1オイル管55は臨時貯蔵槽54に収集された潤滑油を固定軸41のオイル口411に提供し、オイル口411に提供された潤滑油は、ボールベアリング46とテーパローラベアリング45を順次に経て第2複合ベアリング42を潤滑させる。その後、潤滑油はさらにオイル貯蔵槽32に落下してオイル貯蔵槽32に収集される。
図17は、図8のターボブロア110をB方向から見た右側面図であって、モータカバー43の一部を切開してギヤハウジング120の内部を示した。図18は、図8に示したターボブロア110のうちの高速回転体20を示す正面図である。
図17及び図18を参照すると、ギヤハウジング120の垂直壁51の内部には臨時貯蔵槽54に収集された潤滑油を高速回転体20に伝達するための第2オイル管57が設けられる。このために突出部53の下端に第2貫通口58が形成され、第2オイル管57の一端が第2貫通口58に連結される。そして、回転体ハウジング23と重畳するギヤハウジング120の垂直壁51部位に第3貫通口59が形成され、第2オイル管57の他の一端が第3貫通口59に連結される。
そして、回転体ハウジング23の内部には、一対の第1複合ベアリング26のうちのインペラ22側の第1複合ベアリング26(図18を基準として左側の第1複合ベアリング26)と第3貫通口59とを連結するオイル流路60が形成される。また、回転体ハウジング23の外部にはインペラ22の反対側の第1複合ベアリング26(図18を基準として右側の第1複合ベアリング26)とオイル流路60とを連結する第3オイル管61が設けられる。
したがって、臨時貯蔵槽54に収集された潤滑油は第2オイル管57を通じて高速回転体20に提供され、供給された潤滑油は、オイル流路60と第3オイル管61を通じて、インペラ22側の第1複合ベアリング26とインペラ22の反対側の第1複合ベアリング26とに分けて供給される。
インペラ22側の第1複合ベアリング26に提供された潤滑油は、滑りベアリング24とボールベアリング25を順次に経てこれらベアリングを潤滑させる。この時、ボールベアリング25とインペラ22との間に位置する支持体62、及びこれを囲む回転体ハウジング23部位に潤滑口63が形成され、回転体ハウジング23の外部で第4オイル管64が潤滑口63とギヤハウジング120とを連結するように設けられる。したがって、使用された潤滑油は第4オイル管64を通じてギヤハウジング120に流入して、オイル貯蔵槽32に収集される。
また、第3オイル管61を通じてインペラ22の反対側の第1複合ベアリング26に提供された潤滑油は、滑りベアリング24とボールベアリング25に供給されて、これらベアリングを潤滑させ、使用された潤滑油は回転体ハウジング23の中でピニオンギヤ16を露出させるために形成された切開の部分を通じて落下して、オイル貯蔵槽32に収集される。
さらに図9を参照すると、モータ軸14の外周面にはブルギヤ15と遠くなる方向に沿ってベアリング65とシーリング部材66が平行に設けられる。ブルギヤ15が回転する過程で、モータ軸14に向かっても潤滑油が高速に飛散するので、飛散した潤滑油を利用してベアリング65を十分に潤滑させることができる。シーリング部材66には第5オイル管67が設置されて、ベアリング65を通過してシーリング部材66に到達した潤滑油をオイル貯蔵槽32に回収する。
このように、第2実施形態のターボブロア110は、潤滑油供給のための別途のオイルポンプを設置しなくても、ブルギヤ15の第2複合ベアリング42と高速回転体20の第1複合ベアリング26に潤滑油を循環させて供給することができる。したがって、潤滑油の供給構造を単純化して部品数を減らすことができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されず、特許請求の範囲、発明の詳細な説明、及び添付した図面の範囲内で多様に変形して実施することが可能であり、これも本発明の範囲に属するのは当然である。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]モータ軸を備えたモータ;前記モータ軸に締結されたブルギヤと、前記ブルギヤと噛み合うピニオンギヤとを内蔵するギヤハウジング;外周面に前記ピニオンギヤが形成された回転軸と、前記回転軸の一端に結合されるインペラと、前記回転軸、前記ピニオンギヤ、及び少なくとも一つの第1複合ベアリングを内蔵し、前記ピニオンギヤが露出するように一部が切開された回転体ハウジングとを含み、前記ギヤハウジングに一部分が内蔵されて結合される高速回転体;及び前記インペラを囲みながら圧縮された空気を排出するスクロール部を含むターボブロア。
[2]前記第1複合ベアリングは、滑りベアリングブロックとボールベアリングブロックを一体に備えた複合ベアリングブロック;前記回転軸の外周面に形成され、前記滑りベアリングブロックに内蔵されて、前記滑りベアリングブロックと共に滑りベアリングを構成する滑りベアリング軸;及び前記ボールベアリングブロックに内蔵されるボールベアリングを含む、[1]に記載の請求項ターボブロア。
[3]前記第1複合ベアリングは前記ピニオンギヤの両側に位置し、前記滑りベアリングの設定ギャップが前記ボールベアリングの設定ギャップより大きい、[2]に記載のターボブロア。
[4]前記滑りベアリング軸は、その表面に油膜形成のための複数のオイル溝と複数のテーパ溝を傾斜するように形成し、前記滑りベアリングブロックは、その内面のうちの前記ブルギヤに向かう部分に側圧緩衝溝を形成して、前記ブルギヤによる側圧を吸収する、[3]に記載のターボブロア。
[5]前記高速回転体は、前記インペラに向かう前記回転体ハウジングの端部にベントホールを形成し、前記ピニオンギヤはヘリカルギヤ形状に形成され、前記ヘリカルギヤの方向は、前記回転軸の回転時に前記回転軸が前記インペラ方向の反対方向に引かれる力が発生するように設定される、[4]に記載のターボブロア。
[6]前記ギヤハウジングは、その内壁面に前記ブルギヤの一部を囲みながら複数のオイルガイド溝を備えた円弧状のガイドカバーを形成し、その内側上部に前記ガイドカバーの端部と連結されるオイルボックスを形成する、[1]〜[5]のいずれかに記載のターボブロア。
[7]前記ギヤハウジングは、その内部にオイル管を形成して、前記オイルボックスに収集された潤滑油を前記第1複合ベアリングに供給し、前記オイル管の一端は前記オイルボックスに形成されたオイル排出口と連結し、前記オイル管の他の一端は前記第1複合ベアリングに形成されたオイル供給口と連結する、[6]に記載のターボブロア。
[8]前記回転体ハウジングは油蒸気を排出するための蒸気排出口を形成し、前記ターボブロアは前記蒸気排出口及び前記オイルボックスと連結される油蒸気冷却器をさらに含み、前記油蒸気冷却器は前記蒸気排出口に排出された油蒸気を凝縮させて前記オイルボックスに供給する、[7]に記載のターボブロア。
[9]前記ギヤハウジングはその下部にオイル貯蔵槽を形成し、前記オイル貯蔵槽はその側壁に上下に一対のホールを形成し、前記ギヤハウジングは前記一対のホールを連通させた連通管と、前記連通管に設けられた制御バルブをさらに含む、[8]に記載のターボブロア。
[10]前記ブルギヤは前記モータ軸に直接締結され、前記ギヤハウジングは前記モータに向かう側面に前記ブルギヤの直径より大きい開口部を有する結合面を形成し、前記結合面が前記モータに結合される、[6]に記載のターボブロア。
[11]前記ブルギヤは前記モータ軸に直接締結され、前記ギヤハウジングは前記モータに向かう側面に前記ブルギヤの直径より大きい開口部を有する結合面を形成し、前記結合面が前記モータに結合される、[7]〜[9]のいずれか一項に記載のターボブロア。
[12]ブルギヤと噛み合うピニオンギヤが外周面に形成された回転軸;前記回転軸の一端に結合されるインペラ;前記ピニオンギヤの両側に設けられる一対の第1複合ベアリング;及び前記回転軸、前記ピニオンギヤ、及び前記一対の第1複合ベアリングを内蔵し、前記ピニオンギヤが露出するように一部が切開された回転体ハウジングを含む高速回転体。
[13]前記一対の第1複合ベアリングそれぞれは、滑りベアリングブロックとボールベアリングブロックを一体に備えた複合ベアリングブロック;前記回転軸の外周面に形成され、前記滑りベアリングブロックに内蔵されて、前記滑りベアリングブロックと共に滑りベアリングを構成する滑りベアリング軸;及び前記ボールベアリングブロックに内蔵されるボールベアリングを含む、[12]に記載の高速回転体。
[14]前記滑りベアリングの設定ギャップは前記ボールベアリングの設定ギャップより大きく、前記滑りベアリング軸は、その表面に油膜形成のための複数のオイル溝と複数のテーパ溝を傾斜するように形成し、前記滑りベアリングブロックは、その内面に前記ブルギヤによる側圧を吸収するために、前記側圧が及ぼす方向の反対方向に側圧緩衝溝を形成する、[13]に記載の高速回転体。
[15]モータ軸を備えたモータ;前記モータ軸に着脱可能に結合され、その中心に固定軸を設置するための中空を形成するブルギヤ;前記固定軸と前記ブルギヤとの間に設置され、前記モータ軸と平行する方向に沿って隣接するテーパローラベアリングとボールベアリングを備えた第2複合ベアリング;及び外周面に前記ブルギヤと噛み合うピニオンギヤが形成された回転軸と、前記回転軸の一端に結合されるインペラとを備えた高速回転体を含むターボブロア。
[16]前記ターボブロアは、前記モータに締結され、前記モータ軸を支持するモータカバー;及び前記ブルギヤと前記ピニオンギヤを内蔵し、前記モータカバーと締結される側面に前記ブルギヤの直径より大きい直径の開口部を形成したギヤハウジングをさらに含む、[15]に記載のターボブロア。
[17]前記モータ軸は前記ブルギヤに向かう端部の外周面にフランジを形成し、前記ブルギヤは前記ブルギヤと前記フランジを貫く複数の結合ボルトによって前記モータ軸に締結され、前記ギヤハウジングは前記複数の結合ボルトのうちのいずれか一つの結合ボルトと対向する部位に開口部を形成する、[16]に記載のターボブロア。
[18]前記モータカバーは、前記モータに向かって凸状に形成されたリセスを備えて、前記リセスに前記高速回転体の一部を収容する、[16]に記載のターボブロア。
[19]前記高速回転体は、前記ピニオンギヤの両側に配置される一対の第1複合ベアリング;及び前記回転軸と前記一対の第1複合ベアリングを内蔵し、前記ギヤハウジングに組み立てられて、前記ギヤハウジングの内部で前記ピニオンギヤを露出させるために部分切開された回転体ハウジングをさらに含む、[16]〜[18]のいずれかに記載のターボブロア。
[20]前記第1複合ベアリングそれぞれは、滑りベアリングブロックとボールベアリングブロックを一体に備えた複合ベアリングブロック;前記回転軸の外周面に形成され、前記滑りベアリングブロックに内蔵されて、前記滑りベアリングブロックと共に滑りベアリングを構成する滑りベアリング軸;及び前記ボールベアリングブロックに内蔵されるボールベアリングを含む、[19]に記載のターボブロア。
[21]前記滑りベアリングの設定ギャップは前記ボールベアリングの設定ギャップより大きく、前記滑りベアリング軸は、その表面に油膜形成のための複数のオイル溝と複数のテーパ溝を傾斜するように形成する、[20]に記載のターボブロア。
[22]前記ギヤハウジングは、その内壁面に前記ブルギヤの一部を囲む円弧状のガイドカバー、及び前記ブルギヤの側面外側に位置する階段状の突出部を形成し、前記突出部が前記ギヤハウジングと前記モータカバーの組立体内部に臨時貯蔵槽を形成する、[19]に記載のターボブロア。
[23]前記ガイドカバーは、その内面に前記ブルギヤの回転方向に沿って長く連結された複数のオイルガイド溝を形成する、[22]に記載のターボブロア。
[24]前記ギヤハウジングは、前記臨時貯蔵槽が形成された部位に第1貫通口を形成し、前記ギヤハウジングの外部で前記第1貫通口と前記固定軸とを連結する第1オイル管をさらに含む、[22]に記載のターボブロア。
[25]前記固定軸は前記ギヤハウジングに締結され、前記固定軸はその内部にオイル口を形成し、前記固定軸と前記モータ軸との間に流路が形成されて、前記オイル口に供給された潤滑油を前記第2複合ベアリングに案内する、[24]に記載のターボブロア。
[26]前記突出部はその下端に第2貫通口を形成し、前記ギヤハウジングは前記回転体ハウジングと接触する部分に第3貫通口を形成し、前記ギヤハウジングの内部で前記第1貫通口と前記第3貫通口とを連結する第2オイル管をさらに含む、[22]に記載のターボブロア。
[27]前記回転体ハウジングは、その内部に前記一対の第1複合ベアリングのうちの前記インペラ側の第1複合ベアリングと前記第3貫通口とを連結するオイル流路を形成し、その外部で前記一対の第1複合ベアリングのうちの前記インペラ反対側の第1複合ベアリングと前記オイル流路とを連結する第3オイル管をさらに含む、[26]に記載のターボブロア。
[28]前記高速回転体は、前記インペラ側の第1複合ベアリングと前記インペラとの間に位置する支持体をさらに含み、前記支持体と前記回転体ハウジングはオイル排出口を形成し、前記回転体ハウジングは、その外部で前記オイル排出口と前記ギヤハウジングとを連結して潤滑油を回収する第4オイル管をさらに含む、[27]に記載のターボブロア。
[29]前記ターボブロアは、前記モータ軸の外周面に前記ブルギヤと遠くなる方向に沿って平行に設けられたベアリング及びシーリング部材と;前記シーリング部材と前記モータカバーの内部とを連結して、前記シーリング部材に到達した潤滑油を回収する第5オイル管をさらに含む、[25]に記載のターボブロア。
[30]モータ軸を備え、モータカバーと組み立てられるモータ;前記モータ軸に着脱可能に結合され、その中心に固定軸を設置するための中空を形成するブルギヤ;外周面に前記ブルギヤと噛み合うピニオンギヤが形成された回転軸と、前記回転軸の一端に結合されるインペラと、前記回転軸を支持する少なくとも一つの第1複合ベアリングと、前記回転軸及び前記第1複合ベアリングを内蔵し、前記ピニオンギヤが露出するように部分切開された回転体ハウジングとを含む高速回転体;前記固定軸と前記ブルギヤとの間に設置され、前記モータ軸と平行する方向に沿って隣接するテーパローラベアリングとボールベアリングを備えた第2複合ベアリング;前記ブルギヤと前記ピニオンギヤを内蔵し、前記モータカバーと締結される側面に前記ブルギヤの直径より大きい直径の開口部を形成したギヤハウジング;及び前記インペラを囲みながら圧縮された空気を排出するスクロール部
を含むターボブロア。

10…支持台、11…モータ、12…ギヤハウジング、13…スクロール部、14…モータ軸、15…ブルギヤ、20…高速回転体、22…インペラ、24…滑りベアリング、25…ボールベアリング、32…オイル貯蔵槽、26、42…第1、2複合ベアリング、41…固定軸、47…固定ブロック、48…ボルト、60…オイル流路、55、57、61、64、67…第1、2、3、4、5オイル管、65…ベアリング、66…シーリング部材、100、110…ターボブロア。

Claims (21)

  1. モータ軸を備えたモータ;
    前記モータ軸に締結されたブルギヤと、前記ブルギヤと噛み合うピニオンギヤとを内蔵するギヤハウジング;
    外周面に前記ピニオンギヤが形成された回転軸と、前記回転軸の一端に結合されるインペラと、前記回転軸、前記ピニオンギヤ、及び第1複合ベアリングを内蔵し、前記ピニオンギヤが露出するように一部が切開された回転体ハウジングとを含み、前記ギヤハウジングに一部分が内蔵されて結合される高速回転体;及び
    前記インペラを囲みながら圧縮された空気を排出するスクロール部を含み、
    前記第1複合ベアリングは滑りベアリングとボールベアリングを含み、前記ピニオンギヤの両側に位置し、前記滑りベアリングの設定ギャップが前記ボールベアリングの設定ギャップより大きいターボブロア。
  2. 前記第1複合ベアリングは、
    滑りベアリングブロックとボールベアリングブロックを一体に備えた複合ベアリングブロック;及び
    前記回転軸の外周面に形成され、前記滑りベアリングブロックに内蔵されて、前記滑りベアリングブロックと共に前記滑りベアリングを構成する滑りベアリング軸を含み、
    前記ボールベアリングは前記ボールベアリングブロックに内蔵される、請求項1に記載のターボブロア。
  3. 前記滑りベアリング軸は、その表面に油膜形成のための複数のオイル溝と複数のテーパ溝を傾斜するように形成し、前記滑りベアリングブロックは、その内面のうちの前記ブルギヤに向かう部分に側圧緩衝溝を形成して、前記ブルギヤによる側圧を吸収する、請求項に記載のターボブロア。
  4. 前記高速回転体は、前記インペラに向かう前記回転体ハウジングの端部にベントホールを形成し、前記ピニオンギヤはヘリカルギヤ形状に形成され、前記ヘリカルギヤの方向は、前記回転軸の回転時に前記回転軸が前記インペラ方向の反対方向に引かれる力が発生するように設定される、請求項に記載のターボブロア。
  5. 前記ギヤハウジングは、その内壁面に前記ブルギヤの一部を囲みながら複数のオイルガイド溝を備えた円弧状のガイドカバーを形成し、その内側上部に前記ガイドカバーの端部と連結されるオイルボックスを形成する、請求項1〜のいずれか一項に記載のターボブロア。
  6. 前記ギヤハウジングは、その内部にオイル管を形成して、前記オイルボックスに収集された潤滑油を前記第1複合ベアリングに供給し、前記オイル管の一端は前記オイルボックスに形成されたオイル排出口と連結し、前記オイル管の他の一端は前記第1複合ベアリングに形成されたオイル供給口と連結する、請求項に記載のターボブロア。
  7. 前記回転体ハウジングは油蒸気を排出するための蒸気排出口を形成し、前記ターボブロアは前記蒸気排出口及び前記オイルボックスと連結される油蒸気冷却器をさらに含み、前記油蒸気冷却器は前記蒸気排出口に排出された油蒸気を凝縮させて前記オイルボックスに供給する、請求項に記載のターボブロア。
  8. 前記ギヤハウジングはその下部にオイル貯蔵槽を形成し、前記オイル貯蔵槽はその側壁に上下に一対のホールを形成し、前記ギヤハウジングは前記一対のホールを連通させた連通管と、前記連通管に設けられた制御バルブをさらに含む、請求項に記載のターボブロア。
  9. 前記ブルギヤは前記モータ軸に直接締結され、前記ギヤハウジングは前記モータに向かう側面に前記ブルギヤの直径より大きい開口部を有する結合面を形成し、前記結合面が前記モータに結合される、請求項に記載のターボブロア。
  10. 前記ブルギヤはその中心に固定軸を設置するための中空を形成し、前記固定軸と前記ブルギヤとの間に前記モータ軸と平行する方向に沿って隣接するテーパローラベアリングとボールベアリングを備えた第2複合ベアリングが設けられる、請求項1〜4のいずれか一項に記載の高速回転体を含むターボブロア。
  11. 前記モータ軸は、
    前記モータに締結されモータカバーによって支持され、
    前記ギヤハウジングは前記モータカバーと締結される側面に前記ブルギヤの直径より大きい直径の開口部を形成する、請求項10に記載のターボブロア。
  12. 前記モータ軸は前記ブルギヤに向かう端部の外周面にフランジを形成し、前記ブルギヤは前記ブルギヤと前記フランジを貫く複数の結合ボルトによって前記モータ軸に締結され、前記ギヤハウジングは前記複数の結合ボルトのうちのいずれか一つの結合ボルトと対向する部位に開口部を形成する、請求項11に記載のターボブロア。
  13. 前記モータカバーは、前記モータに向かって凸状に形成されたリセスを備えて、前記リセスに前記高速回転体の一部を収容する、請求項11に記載のターボブロア。
  14. 前記ギヤハウジングは、その内壁面に前記ブルギヤの一部を囲む円弧状のガイドカバー、及び前記ブルギヤの側面外側に位置する階段状の突出部を形成し、前記突出部が前記ギヤハウジングと前記モータカバーの組立体内部に臨時貯蔵槽を形成する、請求項11に記載のターボブロア。
  15. 前記ガイドカバーは、その内面に前記ブルギヤの回転方向に沿って長く連結された複数のオイルガイド溝を形成する、請求項14に記載のターボブロア。
  16. 前記ギヤハウジングは、前記臨時貯蔵槽が形成された部位に第1貫通口を形成し、前記ギヤハウジングの外部で前記第1貫通口と前記固定軸とを連結する第1オイル管をさらに含む、請求項14に記載のターボブロア。
  17. 前記固定軸は前記ギヤハウジングに締結され、前記固定軸はその内部にオイル口を形成し、前記固定軸と前記モータ軸との間に流路が形成されて、前記オイル口に供給された潤滑油を前記第2複合ベアリングに案内する、請求項16に記載のターボブロア。
  18. 前記突出部はその下端に第2貫通口を形成し、前記ギヤハウジングは前記回転体ハウジングと接触する部分に第3貫通口を形成し、前記ギヤハウジングの内部で前記第1貫通口と前記第3貫通口とを連結する第2オイル管をさらに含む、請求項14に記載のターボブロア。
  19. 前記回転体ハウジングは、その内部に前記一対の第1複合ベアリングのうちの前記インペラ側の第1複合ベアリングと前記第3貫通口とを連結するオイル流路を形成し、その外部で前記一対の第1複合ベアリングのうちの前記インペラ反対側の第1複合ベアリングと前記オイル流路とを連結する第3オイル管をさらに含む、請求項18に記載のターボブロア。
  20. 前記高速回転体は、前記インペラ側の第1複合ベアリングと前記インペラとの間に位置する支持体をさらに含み、前記支持体と前記回転体ハウジングはオイル排出口を形成し、前記回転体ハウジングは、その外部で前記オイル排出口と前記ギヤハウジングとを連結して潤滑油を回収する第4オイル管をさらに含む、請求項19に記載のターボブロア。
  21. 前記ターボブロアは、
    前記モータ軸の外周面に前記ブルギヤと遠くなる方向に沿って平行に設けられたベアリング及びシーリング部材と;
    前記シーリング部材と前記モータカバーの内部とを連結して、前記シーリング部材に到達した潤滑油を回収する第5オイル管
    をさらに含む、請求項17に記載のターボブロア。
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